やりたいことに没頭できる。
担当：前嶋
こんにちは。
最近、家に帰ってテレビをつけると悲しいニュースばかり目にする気がします。
御嶽山の噴火のニュースはあまりの衝撃だけに留まらず、現在でもなおその噴煙の映像を見るとその規模の大きさを痛感させられます。
先日の台風18号では私の実家の周りは大規模に浸水し、土砂崩れで東海道線は塞がれた状態になっていました。
広島市での土砂崩れも記憶に新しく、どの自然災害もそのニュースの衝撃だけでなく、生還した方々のインタビューやライブでの中継から見える光景が、家に帰ってテレビをつけると流れています。
３年半前、東日本大震災の後には、サッカーができている喜びを誰もが感じていました。
遺憾の想いが募り、涙を流してチャリティマッチを観戦している人もいました。
あの揺れを感じて、恐怖し、こうして自分の好きなことに没頭できる今がありがたいと思っていました。
台風１８号が過ぎ去り、台風一過の秋晴れとなった先日の練習前のグランドには、小さな小枝が散らばっていました。
ユースの選手が小枝を拾えば、練習は問題なくでき、被害も特に無く台風は過ぎました。
ただ同じときに私のフェイスブックの中では浸水してサッカーどころか家がめちゃくちゃになっている友人の写真が何件載っていたか。
今日、日本全国の被災地で、災害を乗り越えて今を生きている人と、
今日、日本全国で、自分の大好きなサッカーにのめり込んで今を生きている人と、
一体どちらが多いのでしょう。
自分がやりたいことに没頭できる時間なんて、誰もが与えてもらえるわけではない気がします。
きっと明日も大好きなサッカーができます。
でももし明日サッカーが奪われてしまったら、どれだけ悲しいか。
"夢はサッカー選手です"
そう言える今、感謝して没頭しましょう。
