2012年4月 6日

イタリア遠征4日目

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担当:松本

早朝ランニングが億劫になってきた事を察してか、今日は朝から本格的な雨模様となりました。
朝9時からバスに揺られて1時間。我々はウディネーゼのホームスタジアム「Friuli」の見学に行きました。ウディネーゼというクラブは1896年に設立された古豪で、スタジアムの収容人数は41825人とされています。
本来はセリエAの練習見学を組み込みたかったのですが、セリエAは予め練習時間が告知されてない為にバスの手配が出来ません。そして、大会運営サイドからの行動制限もされており、よって今日は、唯一許可の許された「スタジアム見学」のみとなりました。

「カメラを意識しないで下さいよ!」と言っても、昔からの癖なのか!?カメラを意識せずにはいられない監督をパシャリ!そしてセリエAといえばこのビニールの伸縮可能な通路の写真です。

午後にはカタールの「ASPIRE」というチームと試合です。コーチングスタッフが全員イギリス人(一人、どうみても日本人だろ!という方も居ましたが(笑))で、なんとスタッフが6名とレイソルの倍です。
試合では相手に主導権を握らせず、前半6分に伊藤、18分に白川が得点し、2対0で勝利しました。

夜はようやくゆっくりと選手と過ごす時間も出来て、チームミーティングを行いました。
選手に「今のチームは理想のチームか?」と聞くと、勿論誰一人手を上げません。出来るだけ選手から話を聞いて、お互いの考え方を擦り合わせていく為の時間を過ごしました。

今日は印南和博(写真中央)、トム・クルーズ改め廣瀬太我(右)、住田裕二(左)の3名からコメントをもらいました。
印南:
−ミーティングを終えて、チームがより良くなるためには何が必要?
−1つの目標に向かって、何かあればお互いで話をしあって、進んでいきたい。今は話をしあうって事が少なく、バラバラになってる部分も多いので、みんなで道を外れないようにしていきたいです。
−親御さんへは?
−お父さんお母さんのお陰でレイソルでサッカーが出来ているので、すごく感謝しています。恩返しする為にも、絶対にプロになりたいです。その為にもチームで問題があればこれからは自分から話をしていきたいと思います。

トム:
−ミーティングを終えての感想は?
−なかなか自分から人に意見を言ったり、知らない人に積極的に話かけたりするのが苦手だったけど、ブラジルのチームの選手とかに積極的にコミュニケーションをとっていきたいです。あと、チームで一発芸をする機会がまたあったら、質を高めていきたいです。
−親御さんへは?
−親に、少しでも高いレベル(ステージ)でサッカーをしている姿を見せてあげたいです。

住田:
−ミーティングを終えての感想は?
−知らない人とコミュニケーションを取る事を自分は積極的に出来ていたので良かったと思います。
チームで問題点があれば、積極的に意見を言っていきたいです。
−親御さんへは?
−いつもサポートしてくれている事に感謝しています。僕は酒井(宏樹)選手みたいな選手になる為に努力します。その為にはより基本技術の質を高めていきたいと思います。

明日は午前中に地元チームと練習試合、午後はこの「ポルティノーネ」の街の中心部の観光を行い、夕方から大会のセレモニーに参加します。大会は明後日から始まります。

チームが更に団結しあい、良い内容、良い結果が出せる様に。また、日本の、レイソルの価値を高められる様な紳士的な姿を披露出来る様に努めていきたいと思います。