2011年9月19日

スペイン遠征5日目

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担当:Matsubara

オラ!

今日は国際大会の3位決定戦と決勝戦を観戦しました。

3位決定戦はレアルマドリー対ストックホルム(スウェーデン)でした。

どちらも強烈なインパクトは感じませんでしたが、基本を大切にして非常に丁寧にプレーしていました。

結果は2対2の同点で、PK戦の末レアルが勝利しました。

決勝戦は地元アトレチコ・マドリー対バルセロナの対戦でした。

前評判では激しいプレッシャーとずば抜けた身体能力をもつアタッカーを有するアトレチコが優位と言われていました。

しかし、試合が始まってみると立ち上がりからバルセロナが圧倒する展開となりましな。

バルセロナの代名詞といえば「ポゼッション」と「プレッシング」です。

この試合では素晴らしい予測に基づいた連動したプレッシングが光りました。

アトレチコを自陣に押し込め、完全に主導権を握っていました。

また、バルセロナの選手たちは激しいプレッシャーを受けても決して慌てることなくプレーしていました。

常日頃から「ポゼッション」と「プレッシング」がセットになっていることがうかがいしれました。

結局バルセロナが3対0で完勝し、優勝しました。

現状では、あらゆる部分で世界の頂上には届かないことを痛感しました。

でも、決して届かない頂きではないとも感じました。

バルセロナのスタメンには2人の韓国人選手がいました。

大会MVPには、その韓国人選手が選ばれました。

どちらの選手も身体的には日本人と何らかわりありません。

隣国である韓国の選手に刺激を受けて、我々も世界の頂きへチャレンジしようと本気で思っています。

表彰式には元レアル・マドリーのジダン選手が出席していました。

選手たちは大興奮して記念撮影をしてもらいました。

1998年生まれの選手たちがどれだけジダン選手を知っているのかは疑問が残りますが…。

夕方からはビセンテ・カルデロンスタジアムでアトレチコ・マドリー対ラシン・サンタンデールのリーグ戦を観に行きました。

スタジアムに併設されたアトレチコの歴史博物館には、これまで獲得したトロフィーがずらりと並んでいました。

さすが1903年に創設された名門クラブ、歴史の重みと伝統を感じました。

キックオフを向かえるとスタンドを埋め尽くしたアトレチコサポーターの大声援に圧倒されました。

老若男女、あらゆる世代の人がスタジアムに集い一喜一憂している姿に、スペインにおけるサッカーの位置付けを感じました。

本当に素晴らしい雰囲気でした。

試合は4対0でアトレチコが圧勝しました。

スタンドで観戦したレイソルの選手は何を感じたのでしょうか。

日本に戻ってからの彼らの取り組みが楽しみです。

明日はマドリッド市内の観光です。

明後日はいよいよ帰国です。

スペイン遠征もあと少しで終わりですが、最後までたくさんのことを吸収できるようにしたいと思います。


チャオ!