スペイン遠征6日目
担当:Matsubara
オラ!
U-13スペイン遠征も今日が実質最終日となります。
今日の午前中はマドリッド市内観光、午後はサンティアゴ・ベルナベウツアーです。
市内観光ではスペインの王宮を見学しました。
王宮周辺の広場には大道芸人がいて、選手たちは興味津々。
記念撮影で大忙しでした。
王宮見学の次はお楽しみのお土産タイム。
スリや置き引きが多発していると聞き、スタッフ一同心配をしていましたが何事もなく楽しい買い物ができたようです。
90分間の自由時間を終えた選手たちは、たくさんのお土産を抱えていました。
ご家族、ご友人の皆さん、期待していて下さいね!
午後はレアルマドリーのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウを見学しました。
見学料金は大人16ユーロ(約1600円)。
平日にも関わらずチケット販売所には行列ができていました。
バルセロナのホームスタジアム、カンプノウ見学は大人20ユーロ程度で、1日平均5000人が訪れるそうです。
ピーク時には、なんと1日10000人が訪れるとのことです。
その収入だけで日本のプロサッカークラブの入場料収入を超えるのは間違いないはずです。
サンティアゴ・ベルナベウツアーもカンプノウに負けないくらいの人気なのでしょう。
スタジアムに入ると、スタンドの高さと急傾斜に圧倒されました。
スタンドの最上段付近から下を眺めるとピッチに吸い込まれそうになりました。
次にピッチサイドからスタンドを眺めました。
まさに壁のようでした。
写真におさめようと試みましたが、あまりの大きさで全体を写せません。
監督や控え選手が座るベンチでも記念撮影をしました。
私も本革の高級シートからピッチを眺めるモウリーニョ監督の心境になってみましたが、ベンチの位置が低いのでピッチは非常に見辛かったです。
スタジアム内にあるレアルの歴史博物館も見学しました。
昨日、アトレチコマドリー博物館のトロフィーの数に圧倒されましたが、レアルマドリーは別格でした。
たくさんありすぎて、一つ一つのタイトルが持っているはずの重みを忘れてしまいそうでした。
試合をしていない時ですらこれだけの感動が味わえるスタジアム。
試合を観たらどんな感動が味わえるのか…。
ちなみに年間シートは順番待ちの状況で簡単には買えないそうです。
なにしろサンティアゴ・ベルナベウとカンプノウの年間シートは、不動産にも例えられるのですから!
見学ツアーを終えると、スタッフ陣はアトレチコマドリー下部組織のトレーニングを視察しました。
人工芝ピッチ2面と天然芝ピッチ3面に古めかしいクラブハウスという施設は、レアルマドリーと比べるとかなり見劣りします。
しかし、そこで行われていたトレーニングはどこにも見劣りしないものでした。
小学6年生から高校2年生までの各カテゴリーのトレーニングを視察しましたが、どのカテゴリーのトレーニングも非常に合理的でした。
本当に息つく暇もなく、あっという間に90分間のトレーニングが進んでいきました。
レイソルとアトレチコの6年生同士を比較すると、現段階では我々も決して負けていないと感じました。
しかし、トレーニングを見ていると、1年、2年と経過するうちに置いていかれてしまう危機感を感じました。
常に世界との距離感を肌で感じながらトレーニングに励みたいと思います。
いよいよ明日は帰国です。
太陽と青空とオレンジの国とのお別れは寂しい気もしますが、帰国して久しぶりに仲間たちとトレーニングするのが楽しみです。
今遠征での刺激をみんなで共有できるよう頑張ります!
チャオ!