2018年6月 2日

感情

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こんにちは。

早いもので新シーズンが始まって半年が経ちました。

同じ1年ではありますが、歳を重ねるにつれて時が流れていくスピードが早いと感じるようになってきている気がして不思議な感覚です。
学生時代、苦手だった教科の授業は永遠と感じていたのにも関わらず、同じ時間でも好きな教科の授業や休み時間は一瞬で過ぎてしまっていた。
それを思い返すと、有難いことに今、凝縮された濃く充実した日々を過ごせているのだといえますね。

さて、今年度はU-15と週2回、小学校1年生のスクールサポートを担当させて頂いています。

U-15の選手たちは、顔つきや醸し出す雰囲気が徐々にではありますが、大人に近づいているなと感じさられることがあります。
普段、嫌でも自分との内側と向き合わなければいけない環境(中学生年代最高学年・練習・試合・進路など)に身をおいているせいか、自分の言動を気にしたり、振り返ったり、反省したりを繰り返しながら、現在の自分なりにできる最大限で自分と向き合っているなと感じることが増えてきている気がします。

一方で小学1年生はとにかく自由で自分の感情に素直。みんな元気一杯です。
好きなものは好き。
嫌いなものは嫌い。
いいものはいい。
悪いものは悪い。
などを内側に溜めず自分が感じた感情を全てを外側に放出できる純粋さを子供達は持っているのだと改めて学ばされました。

そんな彼らを見ていると、自分の感情を自分自身が感じることができて素直に表現できることはとても素晴らしいことだと思うと同時に底しれないパワーを秘めているなと考えさせられます。

なぜか。

子供達、試合に勝ったり、できなかったことができたり、褒められたりすると嬉しいという感情を爆発させて、もっともっと!とより先程より高みを目指そうとしたり、先程より力強いパワーを発揮しようとするのです。
逆に、負けたり、できなかったりすると悔しくて挫けてしまう時もありますが、さらに強く立ち向かっていく瞬間があり、その結果、試合に勝ったり、できたりすると、さっきまで落ち込んでた君はどこいったんだ!というくらい嬉しさを爆発させ、より力強くパワーを発揮しようとします。

というように、自分の感情を自分自身で感じることができて、素直に表現していくことは、成長する上で実は大切なことなんだなと。

うまくなりたい。試合に勝ちたい。良い成績を取りたい。知らない世界を知りたい。
昨日の自分より少しでも良くなりたい。
そしてその感情を他の誰かと共有・共感できた時にどんな感情が芽生えるのか。

今年度も残り半分。

個々として、そしてチームとして感情を爆発し力強く成長していけるよう、凝縮された濃い時間を全員で過ごしていきたいと思います。

担当:飯塚 浩一郎