"VITORIA"クラブワールドカップ
アカデミーコーチ 酒井 直樹
悲願のJ1リーグ優勝を果たした12月3日から早や10日間が経ちました。
余韻に浸る暇もないまますでにクラブワールドカップが始まっています。
ご存知の通り12月8日初戦のオークランドシティー(ニュージーランド)で2-0。続く11日モンテレイ(メキシコ)に1-1PK4-3と壮絶な死闘を制した柏レイソルは見事ベスト4という偉業を成し遂げました。
そして明日の準決勝を迎え撃つ相手は"キング"の愛称で有名なペレやカズが在籍していたことで知られるサントスFC(ブラジル)です。メンバーには現役ブラジル代表のネイマールやガンソといった強者揃いです。
我が柏レイソルのネルシーニョ監督やレアンドロ・ドミンゲス選手、ジョルジ・ワグネル選手といったブラジル出身の面々は特別気合が入る相手に違いありません!どんなパフォーマンスを魅せてくれるか非常に楽しみです。
ところでクラブワールドカップの前身はトヨタカップというネーミングで広く知られていますが・・・ご存知ですよね?
各大陸王者が集いトーナメント形式で世界一を決めるクラブワールドカップとは異なり、トヨタカップはヨーロッパ大陸王者vs南米大陸王者の一発勝負で世界一を決めるものでした。
そこで・・・
トヨタカップ名シーンベスト3
第3位 第11回1990年 ACミラン3vs0オリンピア
ルート・フリット、フランク・ライカールト、マルコ・ファンバステン率いるACミランの全盛期。オランダトリオのコンビネーションは衝撃的だった!
第2位 第13回1992年 バルセロナ1vs2サンパウロ
開始早々にストイチコフの左足から放たれた一撃必殺シュートは凄かった!対してライー、ミューレルの類まれなテクニックに魅了された一戦。ちなみにその憧れだったストイチコフ、ミューレルと柏レイソルで共にプレーした自分はとても幸運である。
第1位 第6回1985年 ユベントス2vs2PK4-2アルヘンチノス・ジュニアーズ
トヨタカップ=ミッシェル・プラティニ=幻のゴール!と自分の中では語り継いでいる程である。胸トラップから相手の頭上をループでかわし左足ボレーシュート!「なぜオフサイドなんだ!」と未だに納得がいっていないのは自分だけではないのでは?
以上が勝手ながらわたくしのトヨタカップ名シーンベスト3でした・・・
唯一世界を観れる機会のトヨタカップ。小さい頃から夢の大舞台。
明日柏レイソルは準決勝でサントスと対戦しますがここまできたら是非観てみたい!
12月18日19:30キックオフ(日産スタジアム)
"柏レイソルvsFCバルセロナ"
はやる気持ちを抑えて・・・皆さん祈りましょう!!!
「頼むみんな!」
"VITORIA"