イタリア遠征3日目
担当:松本
あいにくの小雨に早速朝ランニングは妥協し(笑)今日は散歩からスタート!
午前は軽めでもない練習をこなし、午後には地元チームとの練習試合です。
今日の練習試合の相手はここポルティノーネの地元チームであるU.S.BRUGNERA。前半6点(白川4、伊藤1、安西1)、後半6点(広瀬2、新井1、大野1、白川1)の12点、相手シュートは0本に抑え完勝です。ただ、まだまだ課題も多い試合となりました。
さて話は変わりますが、皆さんはイタリアと言えば何を想像しますか?僕は「ジェントルマン」、つまり紳士的な姿を思い浮かべます。
ピシッとスーツを着こなす姿、レストランで上品に食事をする姿などなど。
変な格好はつけなくてもいいが、そういう紳士的な部分は是非とも真似し、格好つけてもらいたいものです。
食事の際にも、靴ひもを結ばないが為に中途半端に靴が脱げていたり、肘をついたり、貧乏揺すりをしたり。
とても紳士的な姿とは程遠い姿が目立ちます。
かつて工藤や酒井が参加した2008ビジャ・レアル国際大会で、現在のアヤックス監督(フランク・デ・ブール)がその当時率いてたアヤックスユースの選手は、となりのテーブルで全ての選手がポロシャツをズボンの中に入れ、全く同じ服装で統一し、靴ひもを結び、食事のマナーもきちんとわきまえており、上品に食事を採りながら楽しそうに会話していて、そのあまりの紳士的な姿に当時、ものすごい衝撃を受けたものです。勿論我々柏レイソルも、マナーをわきまえた姿を披露してましたが、彼らの集団としての姿に、大変感心したものです。
彼らとて、意識をすれば上品な振る舞いが出来るはず。先ずは身だしなみや、格好から。遠征の残りの期間、少しでもジェントルマンらしい振る舞いが出来るような働きがけをしていきたいと思います。
さて今日は窪田匡輔、渡辺康平、熊川翔の3名からコメントをもらいました。3人の写真が無くて申し訳ありませんが、この遠征で初となる失態(パスポート入りのバックを無くし、青ざめた姿で探し回り、結局は部屋の床にあった)を犯した窪田が代表して写真に収まりましたので、彼だけ写真を取りました。ちなみに窪田は卓球の平野美宇選手にそっくりなのです(笑)
窪田:
−この度の失態について
−この度は皆さんにご迷惑をおかけしました。命が無くなると思いました。
−親御さんへは
−今回の遠征にかかった費用分の経験をしてきたいと思います。
−平野美宇選手に一言
−・・・・・(ややこちらを睨んでおります)
渡辺:
−今大会への意気込みを
−かつてこの大会はU15日本代表が参加し優勝しているので、僕らも優勝し、強いチーム=レイソルと思ってもらいたい。
−親御さんへのは
−・・・・・(頭をかかえ考え込み、返答がありませんでした(笑))
熊川:
−今回の遠征では何を心がけたい?
−今回の遠征では、色々なものを吸収し、ピッチ外でも自分が今何をしなければならないかを考えて行動出来るようになりたいです。
−親御さんへは
−・・・・・(頭をかかえ考え込み、返答がありませんでした(笑))
みんな、感謝はしているようですが、なかなか素直には口に出せない様子です。しかし帰国後、少しでも成長した姿を見せれる様に我々スタッフも努力します!
明日は午前中にセリエAのウディネーゼのスタジアム見学、午後はカタールのチームである「ASPIRE」と練習試合、を行う予定です。
最後に。
この遠征のコーディネーターの方が3名います。山崎さん、星野さん、吉川さん。この3名のうち常に2名の方が帯同してくれ、何から何までサポートして頂いております。
残りの期間も沢山ご迷惑をおかけすると思いますが、宜しくお願い致します!