2008年3月20日

U-18 スペイン遠征 大会初日

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 初戦は、ノルウェーのヴァレレンガ(プロチームの下部組織)。相手スタッフに聞いたところ、U?18代表が5名いるとのこと。昨日、ホテル近くのスーパーで相手選手にあったが、ノルウェーのイメージどおり・・・デカイ。体つきもよく、ヨーロッパ人の成長のはやさ、サイズには驚かされるばかりである。

3月19日 10:00
両チームが整列し挨拶をする姿は、まさに大人と子供。大丈夫か?

不安をよそに、結果は、2?0で勝利。予選リーグ突破に向け良いスタートがきれた。

   ヴァレレンガ  攻撃
    
 立ち上がりは、ロングボール多用でくるだろうという予想に反し、DF4枚とボランチで丁寧につないできた。そこからサイドに展開し、俊足のサイドMFが何度もアタックしてきた。中央にはツインタワー(190と185cm)が待ち構え、何度かピンチを作られる場面もあった。
 後半は、負けていることもありパワープレーが多くなってきた。セカンドボールを拾われ、押し込まれる時間帯もあった。

        守備
 レイソルがボールを保持している時には、2トップとサイドのMFが高い位置からハイプレッシャーをかけてきた。しかし、前線とDFラインが連動せず、中盤にスペースがうまれていた。
 失点後、4?4?2から4?2?3?1で中盤を厚くし対応してきた。


   レイソル  攻撃

大きく強い相手選手に対し、良いポジショニングと速くボールを動かすことで攻撃を組み立てた。特に、相手が前がかりになった時には、中盤で数的優位をつくり高い位置まで運び、そこから、4枚のDFラインを何度も突破できた。(2得点とも完全に崩しての形)

       守備

 スピードある選手の対応がよくなかったが、ゲームの中で修正していき、後半は殆ど仕事をさせなかった。
 大きなFWに対しては、そこに良いボールが出ないようMFの規制が出来ていたことと、DFラインの予測の良さで対応できていた。


 明日は、予選リーグ残り2試合、地元スペインのクラブチームと対戦する。
何の情報も無い為、いかにはやく相手の戦い方・特徴をみぬき、攻略できるかが大事になる。
 海外チームと対戦できる機会はあまり無い。予選リーグを突破し、より高いレベルのチーム(アヤックス・エスパニョール・ブラジル代表など)と対戦できるよう、良い内容・結果を求め明日も、頑張ります。

                                U?18 ワタナベ