こんにちは。
ドイツ遠征の10、11、12日目の様子をまとめて更新します。
10日目は午前は、FC Beyernのトップチームの練習見学に行きました。今週は代表Aマッチが世界各国で行われる為に、代表に召集されていない選手のみの練習になりました。代表選手は居ませんが、パス練習などではボールを蹴る時の音が常に低く、ボールが芝の上を低く速く走ります。若手選手が多いのですが、ここでも基礎が徹底されている事がプロへの第一歩だという事を思い知らされます。午後はTSV 1860MuenchenというトップチームがBundesliga2部のチームとの試合。相変わらず相手のプレッシャーに苦しみましたが、今日は試合に勝つ事が出来ました!
そして11日目は、午前中に市内観光と買物を行い、午後は再びFC Beyernの練習見学。一番お土産を買い込んでいたのは原田佳和。帰りの荷物が多過ぎて、仲間に荷物を分担してスーツケースに入れてもらっていました。
本当は、Dachau(ダッハウ)という場所にあるナチスがユダヤ人を強制的に収容した場所を訪れ、歴史を学ぶ機会を設けたかったのですが、バスの手配の関係で残念ながら行けずにいました。ただ、今は我々スタッフも含め選手も、生きて行けるのが「当たり前」という前提で平和に生きていますが、そうならなかった過去もあったという事を知って欲しかったのです。
そして、12日目の今日、我々は帰国の途に着きます。色々なハプニングもありましたが、今回のドイツ遠征を境に人間的にも、いちフットボーラーとしても更なるレベルアップを期待して、ブログを終了したいと思います。
最後に。帰りの空港でたまたま出くわした元ドイツ代表との3ショツトを1枚。
写真の左に写る中村は、街で購入した新品グローブにサインをしてもらい、このグローブは「使用しない」との事で、記念にとって置くとの事です。