2007年6月21日

第226回

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

全柏サポが沈黙する水曜日となってしまった。ロスタイム、最後のワンプレーでの失点。ディフェンス陣は耐えに耐えた。だから余計に痛い・・・とてつもなく痛い。自分に例えると16万円落としたぐらい痛い。終了後、2分間動けない衝撃。選手の必死さが伝わってきた。そして悔しさもビシビシと伝わってきた。

試合後、歓喜の鹿島陣営&鹿島サポを「ギギギッ・・・」と眺める。悔しい、悔しい!なんか今年最大に悔しい。仕方ない・・・自分もあの立場なら歓喜しますワ。しかし目の前で、日立台で敵様の歓喜の図はキツイ。息子の目もうつろで、見ていて切ない。んで、本日一番落ち込んだのは多分この人達ですね → もう、カワイソウです!
次の鹿島戦は絶対に勝たねば!そしてノシを付けてお返しだ!

日立台に到着したのは午後6時半。いつも以上の日立台の雰囲気に気付いた。JRA大使のポニーのせいなのか?いや違う。この試合にかける意気込みが、サポの顔色、スタッフの顔色、鹿島サポの熱気から伝わってくる。スタジアム全体が高揚していた。

キックオフ。やっぱ鹿島は強い。要所要所で上手くて、なんか洗練されてる感じだ。こりゃ?楽に勝てないなと思ってるうちにフランサ退場。ここからゲームは終了まで防戦一方。レイソルも攻めにいったが数的不利が効いた。

このゲーム、主審がひとつのキーポイントだった。まず最初に気になったのはアルセウ。何度か主審と睨み合ってる様子。不良の睨み合いか!ってぐらいギンギンだった。主審も人間だから感情がある。イエローを一枚もらった後もアルセウが不服そうでヒヤヒヤしたが、爆発したのはフランサだった。指を立てた行為でイエロー。中指なのか人差し指なのかは問題じゃないんだろう。主審の逆鱗に触れたワケだ。そして2枚目のイエローにつながった。

フランサが怒ってるんだから、相当ナニなのかな?って思いもある。フランサもう少し我慢して?!って思いもある。しかし祐三がイエローを貰った時点で「ええ?そりゃないよ!こりゃ怒るよ!」に変わった。実際、祐三のジャッジには柏ベンチ総出で抗議していた。審判に抗議は御法度ではないハズ。まあ怒る時は怒りましょう!

でも敗因は別です。それとコレとは別の話です。やっぱね、得点できないから・・・と思うワケです。戦術は判らないです。ノブリンに全てを託しております。自分は全力で応援するのみであります。敵は己の中にあり!敵は三ツ沢にあり!きっと三ツ沢ではやってくれる。勝ってくれる!もうね、ブワァーッと得点して気持ち良い週末にしたいのであります。

さて、帰りの電車内では数人の柏サポと徹底議論。
A氏「こう考えたら?引き分けと思った瞬間に負けたワケで、失った勝ち点は1だけ。勝ったと思った瞬間に同点弾だと、失う勝ち点は2でしょ?ほら・・・半分ですんだ!」
河合「ソレダ!なんか気分が晴々と・・・しないよ!でも前向きでイイ!」
B氏「いや?開幕ダッシュしていて良かったス。あれがなかったら・・・」
河合「ウン、あれでプラス50、最近の停滞でマイナス50、プラマイゼロ!再出発だ!」

なんて話してたら気も紛れましたよ。しかし、すぐ隣の席に鹿島サポが一人無言でズーッと座っていたんです。しばらくすると下車したんですが・・・

C氏「鹿島サポ、聞いてたのかな?ずっとメールしてたね」
河合「いや、オレも気になってたんだよね。あまりにも無反応で」
B氏「あの無反応さが逆に不自然でしたね・・・きっとダンボ状態ですよ!」

実に不思議な人物であった。自分なら確実に別車両に移動する。車内はガラガラなんですからね。ハッ!も、もしかして・・・鹿島サポを装った探偵で、あの数人の中の誰かをマークしていた?それにしては目立ちすぎだな。探偵失格!