2006年4月27日

第74回

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いやはや慣れって恐ろしい。しばらく過密な試合スケジュールだったので、なんか1週間も試合が無いと長?く感じますなぁ。そ?なんです!早く試合が見たいんです!んで、徳島戦の次は待望の休み節。そろそろ故障者も復帰してくるかな?ブラジルトリオは是非とも見たいですな。これが機能すれば第2クールは「柏は別格。引き分けられれば御の字だ!」ぐらいのチームになるかも。怪我人が全員復帰したら独走態勢再突入も不可能ではない!もう期待しちゃいます。おっと、その前に徳島戦だ・・・油断大敵なんです。

まず敵を知らねば!ヴォルティスって渦って意味なんですね。初めて知りましたよ。こう言っちゃあ失礼ですが徳島ってイメージが希薄でした。自分の人生で何の係わり合いも無かったし阿波踊りぐらいしかイメージが沸かなかったですよ。でもこれからは違いますよ、しっかり認知しましたよ徳島を!

Jリーグってこれだから面白い。もしJリーグがなければ磐田市を知ることは無かったでしょうなぁ・・・最初は「ばんだ」って読みましたからね。柏、市原、鹿島あたりも全国区的には似たような感じだったかも。

もっとJチームが増えれば楽しいですな。しかも柏のライバルになれば尚更楽しい。できれば近所で中規模な街がいい。「おらがチーム」精神が強烈なほど面白いワケですよ。ヘルス船橋、ミッキー浦安、タイガー葛飾、千代田エンペラーとか・・・いくらでもできますな。いやマジでJ3含めて60チームは欲しいですよ。隣町とスポーツで張り合う!町内会同士の喧嘩神輿みたいに張り合う なかなか健全な娯楽だと思うんです。

先日、歌手の石原千宝美さんのレコーディングにお邪魔した。雑談中に愛媛出身と発覚し「愛媛?もしかして愛媛FCファン?」と尋ねると「そうなんですよ?FM愛媛で応援番組持ってるんですよ?」だそうだ。なんだJ2仲間じゃないか?と盛り上がるも話が噛み合わない。何故だ!よくよく聞いてみると試合は1回も見てないそうだ。番組内で各選手に電話インタビューするらしく「みんな素朴で良い人達なんですよ!」と人間性のファンみたいだ。サッカーのルールはよく知らないが応援する気持ちは本物だそうだ。まあキッカケなんてそんなもんだ。なんでもいいのである。

石原「早く試合を見たいな?と思ってるんですが・・・今は東京なんで愛媛まで応援に行けないんですよ」ナルホド・・・「まあ、とりあえず日立台に来たまえ!柏来たコトある?」石原「えと・・・丸井かな?なんかのビルの前で歌ったことあります。人多いですよね柏」うむ、柏を知らない人は大体こんな反応だ。「千葉と言えば落花生」って先入観でもあるのか、まず駅前の賑わいにビックリする。でも近くに田畑もあって、その落差にまたビックリする。まだまだ全国区じゃあないな柏は!町田には負けないぞ!

2006年4月24日

第73回

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2006年4月22日ロスタイム、レイソルサポ歓喜の歌が津軽海峡を渡る!日本中が感動の嵐に包まれ、レイソルロードの信号機は黄色点滅で喜びを表現!そして我が家TV前でも嫁は椅子から転落寸前、両拳を何度も振り上げた自分の肩が少し痛い。息子は隣の部屋でTVゲーム中・・・「どうしたの??また負けたの?」なんてイヤミな小学生だ。しかし今日は許そう!それほど気分が良いのである。

ロスタイムでの逆転勝ちが、これ程に気持ち良いとは!さすがに今日はダメかも・・・なんて思ってたから嬉しさは「ドン!さらに倍!」である。近年レイソルにとってロスタイムとは恐怖の時間帯。幾度と無く落胆させられた時間帯。「なぜロスタイムに・・・ギギギ」の時間帯であった。しかしこれからは違うのだ。歴史は繰り返さないのだ!しかも今回は若い2人の活躍。怪我人地獄で一筋の光。いや怪我人地獄だからこそ登場してきた2人だ。レイソル新時代が垣間見える!

将太は冷静だった。忠成は熱かった!どう予想しても不利な条件しかないこの試合・・・よく勝ってくれました!主軸のディエゴがいても3連敗、さらに出場停止で絶体絶命。さらに岡山負傷で万事休すなのに劇的勝利。ほんと勝負ってワカランね。でも運じゃないヨ。気迫で勝ったヨ。

TVを見ていて気になったことは・・・アナウンサーが試合中に「3連敗中のレイソル」を言い過ぎである。しつこいのである。そのたび心にグサーッと来る。レイソルサポの心は繊細なガラス細工であるゆえ、事実とはいえ気を遣ってくださいな。あとロスタイムで将太がDFからボールを奪った時「鈴木が行った?!これはどうゆうことだ??ゴ??ル!」とアナが叫んだ。「どうゆことだ」とはどうゆうことだ!そんな不思議なコトなのか?

その後、余裕の気分で神戸対ヴェルディー戦を斜め見する。すると解説者がJ2順位表を見ながら「レイソルの成績はでき過ぎですね」と言い放った。でき過ぎとは失礼な!そんなに弱いのかレイソルは!と言いたいトコだが・・・故障者で1チーム作れる状況だからなぁレイソル。はたから見れば驚異で羨望の順位かも。でもね、勝ったから何を言われても気にならないんだがな?!ウヒョ?!

さてさて次節は徳島。選手と監督は油断するワケもないんだが、自分としては「もしかして弱い相手?勝てる確立90%以上?」なんて淡い期待を抱いてしまう。しかしね、そう思ってて山形に負けたんです。でも多分勝つでしょ次節は!そんな気がするな。でも毎試合そんな気がしてるんだが・・・まあ勝てるでしょ!でもな・・・(くり返し)

2006年4月21日

第72回

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昨日、汐留の日テレで音楽番組の収録があった。作曲家5人が出演したんだが、楽屋でサッカー話になった。5人全員がJリーグに傾倒している。レイソル、レッズ、ガンバ、アビスパ、コンサドーレ・・・応援するチームはバラバラで、いつ殴り合いが始まってもおかしくない!しかし全員大人なので楽しくお話。

自分が一番年上で、しかもJ2降格元年ってコトで皆さん気を遣って発言してくれる。浦和サポの浅田氏がニコニコ顔で「大変ですねレイソルさん、選手抜けちゃって。まあウチも一回落ちてますから、ハハハ!」余裕だ!王者の発言だ。しかもチーム名に敬称を付けるあたり、かなり修羅場をくぐっていると見た!他サポとの衝突回避の「さん」付けである。

「そういえば柏さんとも少しありましたからね・・・」何のことが分からない「そうでしたっけ? 自分はコアサポって程じゃあないんですよ」浅田氏「ああ僕もコアじゃあないですけどね。FC東京ともあったなぁ・・・」何があったかワカランが相当入れ込んでいるのは間違いない。浅田氏「知ってます?浦和の応援って世界ベスト10に入ってるんですよ!」いや、確かにスゴイです。認めます。自分「でもね、柏の応援もナカナカ楽しいんですよ」浅田氏「もちろん知ってますよ!」うう、認めてくれてありがとう!

浅田氏は本当にレッズが好きで楽しそうである。現状で柏の応援は楽しさと苦行が同居してる。浅田氏も現在は楽しそうだがレッズだって一回落ちてる。柏だって来年は・・・浅田氏「来年またやりましょうよ!」もちろんだ。待ってて下さいよ!

札幌サポは富樫氏だ。敵だ!リアル敵だ!富樫氏「札幌はね、ちょっと野球に押されてるんですよ・・・」なるほど日ハムか。東京在住で札幌を応援するのも大変だが、野球も敵なんて大変だ。熱中度は浅田氏の20%ぐらいか。

結局みんな出身地のクラブを応援してるんだが、自分と浅田氏が入れ込み度が高かった。ホームゲームを観戦できる場所に居住しているのがポイントなのか?いずれにせよ40歳前後の男5人が無作為に集まったら全員Jリーグファンって・・・いい時代ですな。

んで、日テレの廊下をウロウロしてたら「河合さん!お待ちしておりました」キャンドゥー礒葉子氏のマネージャーだった。礒さんも何かの収録で偶然にも遭遇した。礒「どうですかレイソル?連敗ですよね」自分「ダ、ダメですね最近・・・ヤバイです」と、暗い雰囲気。礒さん、なかなか日立台には来れないようだが、来る気はマンマンだった。

ところで「ボランティアEYES」なるレイソルボランティアスタッフの広報誌3月号フルカラー8ページ!を読んだ。いや、拝読させて頂きました。日立台でボランティアの方に「読んでみたい!」とお願いしたら郵送してくれたのである。ありがとう御座います。誌面はノブリンのインタビュー、活動報告、会長挨拶など・・・ボランティア活動はパワフルだ!ってのが誌面から伝わってくる。

以前日立台で「ボランティアは大変だが、やりがいがある。楽しいですよ!」と語ってくれた女性もパワフルだった。会長挨拶には「今日スタジアムに来てよかった。また来たい!と思ってもらえるよう私達も頑張りましょう」とある。これを無償でしてるのか! ただただ感謝です。なんか自分が自堕落な人間に思えてきた。それにしても、いろんな人が日立台に集っている・・・深いなレイソル!

さて札幌戦。ディエゴ抜きか・・・怖いよ?恐ろしいよ?!しかし何が起こるかわからないのがレイソル。う?ん、こんなに早くレイソルの意外性に頼る日が来るとは。どんな戦術で行くのか全然ワカランが、スカパーで応援しまっす!無心で応援しまっす!

2006年4月20日

第71回

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「ま、またか!」帰宅後即座にスカパーのスイッチを入れた時、すでに0?1で山形に先制されていた。嫁と二人で椅子に座り観戦。余裕の勝利で楽しいひと時・・・と思っていたのに0?2に、そして遂に0?3にまで・・・嫁がウルサイ。横で文句ばかり言っている「もう?ダメじゃん!全然だめじゃん!」

こんな時、自分は無口になる。「あ?シュートも打てないじゃん!も?!」分かってる!分かってるんだよ!仕方ないんだろ!俺だって悔しいのさ。でも言葉にならないのさ。やっと搾り出した言葉が「なんか普通に弱いな・・・レイソル」とても首位と最下位の試合には見えないのであった。

他会場の結果を調べる。3連敗だが暫定首位だ。自分「あれれ?まだ首位だよ?どうなってるんだJ2は!アハハッ」2人で笑う。むなしく笑う。嫁も「なんか複雑だよね、こんなに不調なのに首位なんて」まったくだ。こんな空虚な首位があっていいのか!落ち込むべきか、喜ぶべきか・・・まあ喜べるハズもなく去年の心理状態が思い出される。

どんな国に住んでても金持ちでも貧乏でも、人間の幸せの量は一定と聞いたことがある。他人から見て幸せそうでも実は不幸だったり、その逆も同様だ。6連勝で第1クールの幸せは終わりだったんだろうか?確かに天にも昇る幸福感だったが、この3連敗でプラマイゼロです。もう完璧に幸せと不幸せのバランス取れてます。いや、6連勝の幸福が消えそうです・・・ハァ、もう落ち込むのはヤメよう!気持ちの入れ替えだ。

しかしだ・・・もしかしたら自分は不幸体質なのでは?って疑問が浮上する。レイソルの記憶で鮮明に思い出されるのは、数年前の国立で優勝をかけた鹿島戦、甲府のバレー、駒場での7失点・・・なんか悔しい思い出ばっかりだ。どうなってるんだ自分の脳みそ。

不幸検索能力が高いのか幸せメモリー回路が壊れてるのか。いや前向きに考えたい。「幸せ一定」の法則が正しいなら、今後とてつもない幸福がやってくる。イヤな記憶を消し去るほどの幸福が。J1昇格、リーグ制覇、日立台改修・・・あとは何だ?ま、次節札幌戦はその第一歩としたいのであります。

2006年4月17日

第70回

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神戸戦である。いつもなら自分が「次節は大事!見所いっぱい!日立台に行こうぜ!」と家族を鼓舞して出陣するんだが、この神戸戦は違った。嫁が自ら「絶対観に行く。連敗はできないよね!」なんて何故か気合入ってた。子供の用事が昼過ぎまであったので「先に行ってて。後から2人で電車で行くから。多分ギリギリ間に合う!」と、ノリノリギャルのようであった。

嗚呼それなのに・・・イカンよ連敗、これはイカン。しかも地味?な試合展開で盛り上がりもほぼ無し。イヤ?な流れですよ。しかし我が家族のレイソルに対する集中は切れてない。嫁は早速「次節の山形には絶対勝てるでしょ!」と何の分析も情報も無いのに言い切る。何を根拠に絶対?と思いつつ自分も調子に乗って「ほぼ大丈夫だろ!山形は最下位だしな!」と答える。しかし相手が最下位だから勝てる根拠は全く無い!微塵も無い!しかも初勝利ゲットで調子も上向きの山形だ。む、胸が苦しい。心に暗雲が・・・頼むから勝って!

試合終了後、まだパソコンで速報を打ち込んでいる横井氏のトコへ。渋いよ、顔が渋い!カッコイイ渋いじゃなくて、苦虫を潰したような渋い顔。自分「なんかダメですね。何でですかね?手詰まりって感じで・・・怪我人が多いからですかね?」横井「いや、実は連勝中のメンバーとスタメンほぼ同じなんですけどね…」それを聞いてショック倍増。怪我人復帰→強くなるって図式が成り立たないじゃない!横井「恐らく柏を相当研究してきてますね。ディエゴを3人で囲んだり…」なるほど、情報戦で負けたってこと?研究されるのは首位の宿命か。

帰宅途中、近所の姉の家に寄る。日立台から徒歩10分に住むワリにはレイソルに興味薄な姉である。でも一応今日が試合ってことは知ってたようだ。姉「どうだった?」く、負けた日に限って聞いて来る・・・敗戦を伝えると「ウッソ?負けたの?だって強いんでしょ今年は」さらに連敗を伝えると「エエ?ッ?強いのに連敗するんだ?ヘェ?」ダメだ。レイソルに関しては話が噛み合わない。姉のパソコンをのぞいてみた。うお!ブラウザのお気に入りにレイソル公式が無いじゃないか。これは正しいパソコンではない!そ?っとリンクに追加する・・・う?ん、地味な広報活動である。

それにしても神戸の三浦アツ選手。鬼か!レイソルは得点できないどころか、好機も作れない。後半になるとイライラしてきましたよ。柏のチャンスを全て三浦選手が潰してるように見えてきて、だんだん憎たらしく見えてきて・・・「アツの顔は般若の面かよ!」って思いましたよ。あ、コレは褒め言葉です。技術と経験が違いましたね三浦選手は。ホント敵に回すとイヤですな・・・レイソルの選手にも、あの老獪さを学んで欲しいと感じた土曜日でありました。

2006年4月14日

第69回

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ランドセルにレイ君が!これはスゴイことですよ。フォトギャラ見てビックリの大金星だと思うのですよ。相当地元に根付いて信頼を得てないとできない芸当では?だって公立の小学生が、一企業のシンボルマークを背負うワケですからね。レイ君はランドセルにふさわしいと認められたのですよ!チームカラーが黄色だったのも幸運。これはデカイ。相当効いてる。それにしても、このアイデア考えた人は天才!レイソルの地盤固めに抜かりは無い!

どのクラブでもこのランドセルカバーは羨ましいと見た。だって地元の小学1年生全員が未来のサポーター候補。どんな広告よりも効果絶大。でも他のクラブが現実させるのは難しそう。仮に東京ヴェルディがランドセルカバーにヴェルディ君を付けるとしたら・・・まずFC東京との競合って問題がある。次にどの範囲の小学生なのかって問題。東京都全ての小学生ってのは非現実的だし、じゃあ調布だけでいいのか?ってことにもなる。あと一番の難問は色。ランドセルカバーに緑は無理そう。じゃあ黄色にヴェルディ君ってのはどうなの?ってなる。とすると・・・実現の可能性が高いクラブはジェフだ!千葉と市原市の小学生がジェフィ・ユニティを背負う日が来るのか?

さて神戸です。三浦アツ選手怖いです。去年の日立台でのクルクル回るプレーが焼きついてます。敵に回すと本当にイヤな選手。勝ってくれ、勝ってくれ。ちなみに昨日の夕飯はチキンカレー。前節は柏餅にやられたんで、縁起担ぎに神戸牛の混入を企てた。神戸牛は高価なので100グラムだけでも・・・と思ったがスーパーでは「売ってなかった」そうだ。本当に売ってなかったのか?100グラムだけ買うのが恥かしかったのかもしれない・・・まあいい、実力で勝つ!

2006年4月11日

第68回

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桜満開、雨も上がって「横浜の日立台」こと三ツ沢球技場は絶好のサッカー観戦日和なのである。コンビニでオニギリ6個、烏龍茶、不二家ルックチョコを仕込む。綺麗な芝生、まぶしい太陽、ちょっとピクニック気分で幸せだ。

さて、アウェイゴール裏の柏サポは・・・なんと昨年のマリノス戦より多いじゃないか!コール音量も相当でかくなってるし。聴感上、横浜FCより3デジベルでかい。音量が2倍ってワケだ。これで勝ってくれれば言うことなし!素晴らしき哉、我が人生!なんだが・・・人生イイことばかりじゃないですな。

「いつか負ける日は来る」と分かっていても、なんで今日なのさ?!こんな天気いいのに・・・と、ヒジョーに我侭な自分である。ホント勝手なのである。しかし「この敗戦を明日への糧とせよ!」なんて思える余裕がまだある。結果、次節神戸戦の重要度はさらに増した。もしも連敗したら気分は奈落の底へと・・・のるかそるか、まさにクライマックス!テレビ朝日に「絶対に負けられない試合」って何回言うのさ!なんて文句言えなくなってきた。いやホント、連敗は無し!絶対無し!お願いしまっす。こんな調子で40試合か・・・心臓が悲鳴を上げそうだ。

嫁はこの日、ディエゴが気に入ったようである。試合中何度も「ディエゴあんなに頑張ってるのに?!なんでゴールできない?!」と嘆いていた。自分はカズダンスが脳裏に焼きついてしまった・・・それが悔しい。得点されて相手選手が喜ぶシーンは気分良くないモンだが、それがカズダンスで効果倍増だ。オマケに夜のニュースで流しやがって?!クッ・・・間が悪いぞ。しばらく後を引きそうだ。

んで日曜日、息子の地域サッカークラブの「父親の部」に初参加してみた。「いつでも気軽にどうぞ。初心者も歓迎ですよ」と誘われて「サッカーへの造詣を深めてやる!これでレイソル観戦も視点が変わるぜ!」なんて意気揚々と出陣した。さてグラウンドに到着すると・・・サッカー素人は自分だけであった。現役の中学生、高校生、元Jリーガーの外人までいる。

まずはパス練習だ。元Jリーガーの外人と組む。ちょ!想像以上のパススピード!そっと蹴ってくれてるのに自分には臨界点ギリギリである。その後ミニゲーム、フルコートで20分ハーフ・・・キツイ!息は上がるし、後半は膝が笑い出す。当然だがボールは足に付かないし、まともに蹴れやしない。でもみんな優しいのである。パスカットすると「ナイスディー!」ボテボテのキックでも「ナイスシュー!」とか言ってくれる。もうね、日本サッカー界の末席に着いた気分。帰り際「楽しかったですよぉ?!難しいけど」と言うと「息子さんにイロイロ教えてもらってくださいね!」だそうだ。練習含めて2時間半、来週も行く! 神戸に勝って気分良く行く!

2006年4月 6日

第67回

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「VIPルームへ潜入せよ!」愛媛戦キックオフ30分前、ふと思い立った。後学のためにも一度は見ておくべきだ。華やかな上流階級の世界を!柏の社交場、現代の鹿鳴館を!そこでは、どんな御仁が、どんな姿勢で、どのように観戦しているのだろうか?

早速、本部室横のVIPルーム直通エレベーター入り口に佇むレイソル女子社員にお願いしてみた「あの・・・少しだけ、VIPルーム見学させてくれませんか?」「ええ、もちろん!」優しいレイソル女史は笑顔で快諾してくれた。2人でエレベーターに乗り込み、4階ボタンを押す。密室での会話。

自分「今日勝つと、6連勝ですね」
女史「ですよ?!調子良くて怖いくらいですよ?!あ?今日負けたらどうしよう!」
自分「わかる!なんで?ってタイミングで負けたりしますからね、レイソルは・・・」
女史「・・・ですね?」扉が開いた。

「いらっしゃいませ!」うお!いきなり深々とお辞儀をされた。真黄のツーピースに身を包んだ女性接待係が5名。容姿もさることながら、立ち振る舞いが凛としている!SOGOデパートばりのお出迎えである。「あ、いや、見学です・・・えへへ」いきなり卑屈になる自分が悲しい。ボロスニーカー、ジャンパー、首にタオルの自分にも笑顔で接してくれる彼女達に、接待の真髄を見た。こいつぁ?プロだ。

空調の効いた室内にはスピーカーから小音量でスタジアムの音声が流れ、落ち着いた雰囲気。ピッチまでの距離はあるが全てを一望できる。大声で喋る人は皆無で、背広姿の男性が多く「レイソルスポンサー企業の方々です」と接待嬢。ハハ?ッ!頭が高い!スポンサー様である!10歩下がって壁際から観察することに。

む、座席には御弁当とビールが・・・「あの飲み物はタダですか?」「無料で御座います」「何杯でも?」「ハイ」うう・・・こんな質問、我ながらセコイ。無料で当然である。スポンサー料はよく知らないが何百万円に違いない。浴びるほど飲んで下さい!いや、飲むべきだ。配膳台の御弁当を見てみる。う、エビチリ!フカヒレ!中華だ。当然である。スポンサー料はよく知らないが(以下同文)。

この日は100名がここで観戦予定だそうだ。多い日だと200名以上のVIPがここを訪れるとか。試合開始15分前。そろそろ戻るか・・・うん、いい社会勉強になった。

さあ試合だ。ジリジリする展開で「まさか!」の不安がつのる。やっぱJ2は侮れない。底が見えない恐ろしいリーグだ!だが毎試合違った面白さがある。それにしてもディエゴだ。なんか全然疲れてないように見える。北嶋が心配だ。試合後ピッチに仰向けに・・・疲れてる?勝利は嬉しいが、次節横浜戦が心配になってきた。相手は休み明けでベスト状態。コチラは疲労ピーク状態。首位なのに満身創痍って気分である。ノブリンはこの難局をどう乗り切るのか?う?ん、毎試合がクライマックスですな!

余談だが、夜中に帰宅すると嫁が「ねえ、夜のニュースで一言もJ2に触れなかったよ!ヒドくない?」とブツブツ。フフフ・・・ニュースやらないで普通。やったら喜ぶ。このスタンスで行こうぜよ!それがJ2道だもの!

2006年4月 4日

第66回

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こ、これは本当に強いのでは?5連勝ですよ・・・うひゃ?!友人が「前期は23勝1分でいけそうですね!負ける気がしないっす!」と冗談混じりでメールしてきた。フフ?ン、相当嬉しいんだな!しかし先は長い、冷静になろうぜ!なんて思いながら今後の対戦表を眺めると・・・負ける気がしねぇ?! 20勝1敗3分ぐらいなら不可能じゃない気がしてきた。

ヴェルディー戦の逆転勝利を見て、今年のレイソルは強いと確信した。だって現状で怪我人が11人!もいるのに首位ですよ。彼等が復帰してきたら負ける要素が無い!しかも何気にJ2最多得点なのに、ノブリンは「あとは決定力」とか言ってたような・・・これ以上強くする気ですな!鬼だ!サッカー番長だ!

しかしね、もし23勝1分が実現したら、シーズン後半は特例ってコトでJ1早期復帰をリーグに申請する。何をバカな!と当然却下されるが、スポーツ紙の3面を飾るのは間違いない。これはメディア戦略なのだ。J2にスポットを当てる意味もある。他チームの怒りは買うが、遠慮は無用である!と、驕り高ぶってみました・・・ウハハ!

さて、因縁のヴェルディー戦はスカパー観戦。およよ?TVからはレイソルサポのコールしか聞こえないですよ!いやいや流石ですな。いやホント、みんなパワーあるワ。中継は日テレ制作らしく、終始ヴェルディー視点で「去年、降格決定した日立台の黄色い声援は決して忘れない!」みたいなヴェルディー選手のコメントも紹介されてる。そうなのか!決して忘れないのか!う?ん、光栄です。自分はバレー6点が忘れられんです・・・ハイ。

それにしても最高の土曜日でしたよ。3回もゴールの絶頂感を堪能できた。頂上決戦、ラモス氏、大野キャプテン、警告カード乱舞と、ネタに事欠かない高テンションの試合。絶頂感も別次元である。ジーっと黙って観ていて、突如「ぐぁっ!よっしゃ?!!!」と最大音量で叫ぶんで「お父さん! ビックリするじゃん!」と息子からは苦情が。ふ、まだまだ子供だ。観戦の緩急つーものが分かってない。試合をジックリ見ながら腹の底にエネルギーを充填。そして一挙に放出!これが自分のスタイル。ふ、イケテル。問題はエネルギーが放出できない場合だ。それが精神を不安定にして「レイソルに裏切られた!」とウジウジさせる。

んで、3点目のフランサのアシストは異常。「ああ、パスミス・・・」と思った次の瞬間、点が入った。なんですかアレは!フランサがフル稼働したら、どうなるんだ。嫁に「ちょっと!今の見た?なんかフランサだけ時間軸が違うって感じしない?すげぇよ!」と言うと「あれ??ちゃんと走ってるね。ディフェンスもしてるし」ふ、節穴かオマエの目は!去年の「初登場→自ら退場」のイメージをひきずってるようだ。

その後、自分は仕事に戻ったんだが、嫁は名古屋戦と翌日のガンバ戦も観てたらしく「今年はね、J1ではガンバを応援しよ!」と宣言。明神、加地、西野監督あたりに親近感があるらしい。その気持ちも分かるが、自分は甲府を応援するね。なんかイイね甲府は!来年はJ1で雪辱だね。

ところで、礒葉子氏からメールが来たんです。要約すると「いつもレイソルのHPを拝見しています。ご承知の通りキャンドゥレイソルは終了しましたが、レイソルを応援する気持ちは終わったわけではありません。またスタジアムでお会いしましょう!」とのこと。う?ん、今後はどこで応援するんだろう。記者席?メインかバックか・・・ゴール裏?ま、まさか上半身ハダカですか!冗談です・・・許してください。