第392回
昨日の京都戦は引き分けだったが、教訓を得ましたよ。それは「人生、すべて自分の希望が叶うワケではない!」である。真夏の日立台、ライトに照らし出された芝生と黄色スタンド。レイソルサポにとっては桃源郷に等しいこの最高の舞台で勝って欲しかった。しかしそれが叶わぬのも、また人生である!ってコト。
でもね、考えたんですよ。何故その最高の舞台で勝つと嬉しいのか?それは敗戦と引き分けの悔しさを知ってるからだ。即ち、喜びとは悔しさとの対比ですな。もしリーグ戦全勝だったら嬉しくも悔しくも面白くもなんともないんです。だから昨日の引き分けも、次の勝利歓喜への土台となるのだ!とは言ってみたものの・・・やっぱ悔しい。
昨日、柏駅から徒歩で日立台に向ったのは試合開始30分前。楽勝で間に合うハズが・・・あ、歩けねぇ!真っ直ぐに歩けねぇ!柏祭りの人出が凄くて、駅前通りが朝8時半の上野?秋葉原間、山の手線状態である。道路混雑率238%である。
しかし悠長なことは言ってられない。汗だくでギリギリ日立台に到着。故にゴール裏渾身のネタ、C3POは見ることが出来なかった。高校一年から30年間、スターウォーズファンなのになぁ・・・
さあ試合開始だ。久々にキタジがスタメンだ。しかし即失点・・・ぐぁ!しかし即、ミノルが頭でゴール。これは乱打戦の予感。すると間もなく再び失点・・・ぐはぁ!そしてレイソルも反撃に転ずる。今日は両チームともノーガード戦法なのか!
それにしても京都はフェルナンジーニョ&柳沢選手が効いてる。怖いじゃね?か!オマケに元レイソルの中谷選手もグングン攻め込んでくる。あんな積極性をレイソルでは見なかった気がするんだが・・・京都コワイ。でも乱打戦だったら、まだまだ勝機はあるぜ!とハーフタイム。
ハーフタイムショーの流北太鼓。これは撮るしかない!と、撮影開始。
しかし中央の女性が30秒に一回しか叩かないので、この一枚は渾身の一枚。
さあ後半開始だ。なんとなく逆転できる気がする。昨日はホントにそう思えたのだが、なかなか点は入らない。そしてゴール前混戦で近藤が負傷。顔を抑えてるので大丈夫かな?と思いきや交代。えええ?顔を抑えてるのに交代って・・・心配だ。
そして遂に時は来た。そう、キタジのナイス同点ゴールが炸裂したのだ。それまで結構、キタジは転ばされていて「キタジ・・・大丈夫なのか!足痛いのかな?」との心配を吹き飛ばすゴール。そしてキタジは「どうだ!見たか!」とばかりに胸をボンボンと叩く。もう鬼の形相で叩く。カッコええのう・・・なんかキタジの人生が透けて見えるゴールシーンだった。いいもん見た!
結局、後半はレイソルが押し気味に試合を進めるも、逆転には至らず引き分け。う?ん、勝てた気もするが、負けてもおかしくはない・・・まあサッカーはそんな試合が多い。「人生、すべて自分の希望が叶うワケではない!」ってコトか。まあ次の浦和に勝てばいいのさ!
・ミノルに躍動感があった。いいね?!
・柳沢選手に決められた1点、菅野は悔しくて眠れないだろう・・・
・スカパー録画忘れた・・・こんな時は再放送4回ってのが嬉しい。
惜しい引き分で、日立台のライトも寂しそうに見えた。やっぱり悔しいな。
帰りのレイソルロードは混雑しているが活気がない。勝った日は道全体から高揚感が伝わるんだけどなぁ・・・嫁も息子も沈んでいる。仕方ない、景気付けに焼肉でも食うか!と遅い夕飯。息子は高級国産牛肉をバンバン注文する・・・もっと経済観念を教育せねばなるまい!
さあ、次は浦和だ。当然だが簡単に勝てるワケがない。でも勝ちたい・・・勝ちたいよぉぉぉ!