第403回
なんか、全然勝てないス!ええ、選手達が一生懸命走っているのは、よ?くわかります。一番勝ちたいのは選手達だろうってのも感じます。しかし、以前感じた「お、レイソル強くなったなぁ!」って感覚が最近は無いんです。
昨日のFC東京戦はサッカー素人の自分から見ても、連携が悪かったり、1対1の局面で負けたり、プレスがかからないとか・・・試合中に感じたワケです。だから負けた瞬間の「ギャ?負けた?!」って感覚が小さかったんです。
だってギリギリの競い合いで負けたって感じじゃないんですよ。ホイッスルの瞬間感じたのは「う?ん、弱くなっちまった・・・強いレイソルはどこへ?あうあう・・・」なんですよ。FCサポを除く日立台全員が迷路をさまよっている状態ですな。
昨日、日立台に到着したのはキックオフ5分後。なにせゲリラ豪雨で柏駅はパニック状態。タクシーは長蛇の列だし、バスも「1時間はかかります!」とアナウンスしている。一人なら日立台までダッシュなんだが、嫁に「日立台まで走れよ!」と命令出来るワケもなし。万策尽きて「間に合わねぇ!」と号泣寸前にレイソルサポの車に便乗させて頂きまして・・・ラッキー!
日立台に到着すると、まだ0?0だ。よ?し観戦開始だ。近年の日立台のピッチは水捌けが悪い。所々に水溜りがあり、ボールが転がるのか止まるのかが予測不可能状態。両チームともな、かなか攻めの形を作れず前半終了。
ハーフタイムに本部室で小見さんに遭遇。「なんかピリっとしないゲームですね」と話しかけると、「このピッチ状態だとね・・・こりゃ?選手達もイライラしてるよ。あ?ん、してるね!」とのこと。強風の中、バトミントンをしている感じだろうか。
ハーフタイムショーのなし坊。北京五輪のショーより断然コッチだな!
さあ後半開始だ。チーム状態が良くない時の勝ち点3は復活のきっかけとなる。FC東京も決して良好な状態とは言えない。が、点を取ったのはFC。相手シュートは藏川の足に当たり軌道が変わってゴールへ。
大喜びのFCサポ・・・見たくねぇ!喜んでる敵サポは見たくないのだ!世の中で一番見たくないのは歓喜する敵サポなのだ。しかし味スタゴール裏で見るより、日立台だと百倍は感動的だろう。まあ今日は許すことにしよう。
さあ同点だ、いや逆転だ!とレイソル戦士は奮起してるハズなんだが全然攻められない。シュートまで持っていけない。こ、これは・・・重症なのか?多分重症だ。結局、ほとんどレイソルの見せ場はなく試合終了。
終了の瞬間、バックスタンドの半分は席を立った。敗戦の余韻は味わいたくないのだ。
ふむ、この敗戦は忘れたい・・・しかし忘れるハズもなく、ドヨ?ンと沈んだ心でレイソルロードを歩く。近くのレイソルサポが「この6試合で勝ち点3か・・・」とボソっと呟いた。その横ではFCサポが携帯をいじりながら「おお7位だよ!首位との差は9だよ!」とハイテンション。勝ち点差は1なのに、この落差。やぱっり勝利ってスゴイな。
さあ切り替え・・・って、もう簡単にはできないでしょう。でも応援しますよ!ガンガンに応援しますよ。衰弱しているレイソルを応援するのは得意なんです!
そう、レイソルは上を目指すのが得意なんですよ。2005年の降格時をドロ船に例えるなら、現在はまだまだ「イージス巡洋艦きりしま」ぐらいですよ。落ち込む必要は無い!まあ落ち込んでますけど・・・よ?し、応援するぞ!