2007年10月 7日

第275回

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やっぱりアレですな、悔しさってのは「もしかしたら勝てたかもしれない!」って思いがあると倍増されますなぁ・・・フランサのゴールが決まって、よしイケル!そこから突き落とされたんで、かなりヘコんでます。パソコンのモニター前で相当落ち込んでます、エエ。


ガンバ娘さん達。どう?日立台いいでしょ?なごむでしょ?

秋晴れの日立台、試合開始1時間前。アウェーのガンバ女性サポがメインコンコース階段で食事してくつろいでいた。イイネ、平和でいい。これが日立台のいいところ。南米とかイタリアとかじゃ、こうはいかない・・・と聞いている。オマケに勝ち点まで持って帰りやがって!コノヤロ!チクショー!シクシク・・・

今日は気合が入っている。前節名古屋戦の3割り増しぐらいで勝ちたい気分である。ひしめく報道陣、群れをなすTVカメラ。注目度抜群の試合で負けるなんてイヤだ、絶対にイヤだ。ワタクシのプロスポーツ美意識が許さないのである!

試合開始だ。バレーすげぇ!DFが二人ついててもシュートまでもっていく。もう怖すぎですワ。5回は「ヒィ?!」と悲鳴を上げた。試合後にスタッフも「ありゃ?すげぇ!お呼びじゃない!リーガでもプレミアでもいってくれ!」と言っていた。全く同感です。

でも祐三もスゲェ!バレーは抑えたじゃないか!石川も頑張ってた。ポストに2回当たったけど抑えたじゃないか。しかしレイソルはペースをつかめないまま終わった前半だった。

後半開始。レイソル、攻めの形が見えてきた感じだ。そしてフランサのワールドゴール!もう美しさ満点のゴールだったが・・・勝ってれば今期最高ゴールの称号を得たに違いない。

リードされたガンバは、ここから本気をだしたのか?レイソルのパスは繋がらず、ず?っとガンバが攻める。まあ前半も相当ガンバが攻めていたが・・・そしてヘッドを決められ、PKも決められた。その後レイソルは、ほとんど攻めの形を作れず、ガンバに上手く時間を使われ試合終了。

確かにガンバは強かった。そしてレイソルの力不足も感じたが、絶対的な力量の差があるとは思えなかった。でも失点の仕方が悔しい。防げたと思えてしょうがないのだ。だから悔しさ2倍なのだ!仕方ない・・・これを来年に生かそう!いや、次節に生かそう、糧にしよう!次は絶対に抑えて欲しいと願うのであります。

試合終了後、挨拶をするレイソルの選手。暖かく声援を送る観客。そう、懸命に選手が戦ったのは判っている。だから余計に悔しい。ピッチを歩く選手達が皆、悔しそうな顔をしているように見えて、まだまだ成長途中だぜレイソルは!これから、もっともっと強くなる!と思えて少しホッとした。

余談だが、皆が悔しそうにしている、まさにその時、谷澤だけ楽しそうに笑っていた。さすが谷澤!異次元だなと思った。そうだそうだ、暗くなる必要は全然ないぜ!次節からまた、ガツンガツンといこう!

と、今なら言えるが、試合直後は「ツライ・・・この気分で2週間はツライ。ああ、なんでワザワザツライ思いをするのだ!でも幸せはこの3倍はあるし・・・え?い!え?い!」と30分は葛藤しましたね。本部室のスタッフも「顔で笑って心で泣いて」の見本市みたいでした。

さあ帰ろう。レイソルロードは大混雑。ガンバサポの顔が上気している。あ?悔しい。しかしサッカーってスゴイですなぁ・・・大人を本気にさせてしまう。家に帰ると母親がお出迎え。

母親「残念だったね。でも解説の人が褒めてたよ、レイソルも頑張ってたって・・・」
自分「うれしくねぇ?!褒められても全然うれしくねぇ?!」
息子「負けてもダイジョーブ!まだ5位だよ!」
母親「だよね?でもね、ホントに褒めてたよ。レイソルのこと」
自分「だから・・・うれしくねぇ?!」

我ながら大人気ない対応である。親孝行はレイソル勝利の日にすることに・・・

ところで、試合前に嬉しいことがあった。元広報横井氏が藏川選手と立ち話をしていて、横井「あ、河合さん、クラです」と紹介してもらったのである。あのクラである!目の前である!終始笑顔のナイスガイである!

自分「あの?怪我は大丈夫ですか?」
藏川「ええ、今は体つくりをしてます。もう全然痛くないんですよ!」
河合「はぁ・・・痛くない・・・それはよかった・・・ですねぇ・・・」

自分は少し緊張していたのである。
「よう!クラ!」と言える無法者になってみたいものだ。

さてと、録画したモロモロのニュースは見ないで寝よう。今日見るのは無理。
さあ、明日からTOP3への再挑戦がはじまる!