2009年4月 5日

第478回

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第4節大宮戦は、またしても?!引き分けである。しかし古賀ちゃんのロスタイム同点ヘッドが決まって引き分けた瞬間、最高に幸せだった事実。なんか「これは最高の引き分け。満足だ!」と思わせてしまう、引き分け魔力に取り憑かれてます。

しかも「J1初の珍記録!柏、開幕4戦連続ドロー」なんて大記録も打ち立てたぜ。どうだマネできまい!そして勝ち点を見れば「4」と寂しいが、3位でも「7」なので勝ち点差は僅かに「3」である。要するにACL出場は目と鼻の先だぜ!ファ?ハハハァ!まあ18位との勝ち点差も「3」だが・・・レイソルは上しか見ないんだぜ!

昨日は柏駅からタクシーに飛び乗り、日立台に到着したのはキックオフ10分前。何度見ても夜の日立台は美しく、世界遺産登録間近との噂も納得だ。そしてピッチの芝生も今日は勝つぜと囁いている。しかし・・・ピッチ上に見慣れない人物が。あれは誰だ?


日立台で桜色の服を着るとは、セレッソの回し者か!
おそらく、お花見デー仕様のレイ君だろうが・・・
そろそろ品種改良で黄色い桜を作る時が来たようだ。

ポツポツと雨が落ち始めて試合開始だ。大宮の応援が元気だ。NACK5スタジアムも素晴らしいし、日立台のアウェーゴール裏はかぶりつきだし、ホント素敵なJリーグ生活を送られている大宮サポであります。でも勝つよ、へへへ。

そして前半30分に試合が動いた。祐三が2枚目のイエローを貰って退場。メインスタンドから見た感じでは「そりゃね?よ?!厳しくてもファールだけでしょ」である。こんな時、文句を言っても始まらないと判っていても「そりゃね?よ?!」と言いたい。これから60分、数的不利な戦いか・・・頭来た!もう勝つしかねぇ!

過去、数的不利でも勝利したJリーグの試合が頭の中でグルグル廻る。うん、ありえる。そんな事例が沢山あるんだよ!と自分に言い聞かせる。すると、フランサがぁ!前線でボールを奪ってキーパーと1対1。そして冷静に蹴りこんで先制だ。まさかの期待通りの展開だ。勝てる!いける!と日立台沸騰中。

よし、このまま何事もなく試合終われ!いや、今すぐ終われ!でも今終わったら没収試合で再試合か・・・困ったな。なんて考えてたら4分後、FKを決められて同点に・・・アイタタ。厳しいですよ現実は。この頃から隣で嫁が「今のさ、そもそもFKだった?なんか審判贔屓してる!」と文句を言い出す。ひいき?い?や、それは違うな。

審判は公平である。でも当然だがミスジャッジもする。それがレイソルに有利に働くか、不利となるかで全然印象が変わるのである。嫁はソコがわかってないのだ!でも今日はレイソルに不利に働いてるので・・・頭キタ?!ふぅ、審判の技術向上を祈るばかりである。

ハーフタイム、雨が本格的になってきた。今日は数的不利にもかかわらず互角の戦いをしている。雨の悪影響も無いようだ。よ?し、気を取り直して後半開始だ。

しかし、大宮の攻めが続く。もう90%は大宮が攻めている。一人少ないってのはキツイのぉ・・・そんなこんなで残り時間も僅か。う?ん引き分けか、まあ今日は仕方ないかと思ったら、ドスンと残り2分で逆転された・・・あああ!ロスタイムは4分だ。

この時、日立台の大半が負けを覚悟しただろう。実際、席を立つ人もいた。時計を見つめる。あと3分、2分、1分、30秒。ああ負けるのか。そろそろ最後のプレーだなと思ったその時・・・本日のハイライトキタ?!

ポポがゴール前にクロスを入れる。2人が反対サイドに走り込んでいる・・・そしてヘッドドンピシャで決まった?!誰だ?え?古賀?古賀ちゃんなの?なんでそこにいるのさ!エスパーなの?そうなの?沸きかえる日立台。そして試合終了のホイッスル。やった?勝った!いや・・・引き分けた!


引き分けでも歓喜の日立台を廻るレイソル戦士達。
あの逆境で耐えて、耐えて、追いついて・・・
そりゃ?割れんばかりの拍手も起きますよ!

さあ帰ろう。雨の上がったレイソルロードを嫁と歩く。結局、試合中だけ降ったのかよ!母親に今から帰るよと電話をすると「負けて残念だったね」と言っている。最後までテキスト速報を見る根性が無かったようだ。

河合「それにしても気分がいいな。今日はイイもん見たよ!」
嫁「だね。得した気分だね!でも勝ち点4だね・・・しかも暫定でしょ」
河合「だな・・・(チッ)」

え?い、今日はあの劇的古賀ちゃんヘッドを喜べばいいんだよ!心配はその後だ。周りを歩く大宮サポはどんな心境なんだろう?チラチラと顔を観察すると、結構楽しそうな表情だ。勝ち点6だと余裕だな・・・ああ羨ましい。さあ次は勝とう!引き分け記録も作ったし、その勢いで快勝しようぜ!