第531回
もどかしいんだぜ!またもや1人少ない相手にリードされ、でもギリギリで追いつき、すわ逆転か!で試合終了ですよ。その瞬間ヘナヘナ?と敗戦気分で座り込みましたね。相当ヘコんだけど周囲のサポ達は「引き分けたことを評価!」とか「負けなかったのでヨシ!」って前向き。オレもまだまだ修行が足りんの?!
勝ち点差を見れば、確かに残留可能な範囲内。そうだ、ここでヘコんじゃいけないのだ!そう思い直したが、帰宅するなり嫁が「惜しかったね、勝てたね、痛いね」攻撃するんで、再び落ち込んだぜ。
第23節vs横浜Fマリノス戦は国立開催。銀座線外苑前駅は神宮プロ野球とバレーボールとレイソルが重なって大混雑。バレーと野球は降格がないから気楽なもんだぜ!と戦闘モードで青山門に到着。埼スタ勝利のゲンを担いでゴール裏へ。
試合前には、あのウサイン・ボルトもベルリンから駆け付け、ひと盛り上がり。そしてHITACHI DAY恒例の「♪この?木なんの木気になる木?」を斉唱後、さあ勝つぜ!と堂々のキックオフである。
序盤は両チームとも「失点だけはイヤ!」の思いからか様子見の展開。お互いスキを見つけてはワ?ワ?と攻め込むも決定機はナシ。国立のゴール裏からだと逆サイドで何が起こっているかイマイチ判らず、眼前の自陣ゴールも危なげなく守り、静かに前半終了。
さあ後半開始だ。こりゃ?1点が遠い試合になりそうだ。すると58分、遥か彼方で突進する山瀬選手と止めに入った祐三がもつれ合いゴロゴロ転がる。「祐三にイエローか・・・」と思いきや山瀬選手にレッドカード。あれ?よく見えないけどラッキー!
数的優位で勢いづくレイソル。しかし何回もあった決定機を決められない。相手に引かれると打破するのが難しい。数的優位も考え物だぜ!
そして74分、悪夢がやって来る。マリノスは1人少ないのに小宮山選手がドリブルで突破、また突破、そして先制点を挙げる。こりゃ?一体どうゆうことだ!死ぬほど盛り上がるマリノスサポ、どん底気分のレイソルサポ。
でも十分逆転可能な時間帯なんだぜ!相手は1人少ないんだぜ!とレイソル猛攻を仕掛けるも亀さん状態で穴熊状態のマリノスゴールを割れない。さすがに「もうダメかもしれん・・・」そう思ったら、87分マリノスゴール前のワ?ワ?状態から、コロコロとボールが敵ゴールに入った。やった!
ロスタイムも含めて残りは5分。怒涛の攻めのレイソル。日立社員様とレイソルサポが一丸となって大声援を送る。ここで得点すれば真夏の夜の夢だったが、現実は甘くないね・・・そのまま引き分けで試合終了。
さあ帰ろう。試合終了時間がプロ野球と重なったようで電車は超満員である。マリノスサポと体を密着させて電車に揺られる。マリサポがジッ?と黄色いタオマフを見ている。自分もジ?ッとYFMと印刷されたマリノスグッズの鞄を見る。反応がない・・・お互いに抜け殻だ。汗が流れる・・・微妙な空気が車内を支配する。
混沌の銀座線。これでも秩序が保たれるのが日本のいいところ!
巨人ファンは上機嫌だった。勝ったのかな?降格ないしな・・・
これで残り11試合だが、少なくとも6勝したい。残留ラインが勝ち点40だとすると6勝4敗1分以上の成績が必要だ。全然無理じゃない!全力で応援するしかない。とりあえず京都戦は・・・エネルギー充填の為、今は考えないことにしよう。