第866回
CWC初戦、豊田スタジアムに行ってきた。FIFAアンセム(テーマ曲)が轟音で鳴り響くなか、レイソル戦士達が登場する。なんとゆう光景!なんといゆう出世!これは夢か幻か!感動だ・・・目がウルウルだぜ!
平日で名古屋開催の難条件だが現地に行けたサポは、レイソル世界デビューを生で見られて大ラッキーだ。なんだろうこの感覚。大事に育てた胡蝶蘭が開花したような、7年間地中で育ったカブト虫が飛び立つような・・・これはレイソル「ハレの日」だ!
ひとり立ち上がって「ウォ?!」で浮きまくった。半径50m以内にレイサポなし!
かといって周囲はオークランドサポってワケでもない・・・誰なんだ君達はぁ?!
CWCレイソル世界デビュー戦は豊田スタジアム。レイソルにとって初めての国際戦はJ王者としてJリーグの威信をかけての参戦だ。負けたら全Jサポから非難されること間違いなし!勝たねばならぬ!用賀を1時に出発し、東名高速を走って豊田スタに5時半に到着。
席はバックスタンド正面10列目で最高の席だ。試合開始まで2時間、まだ誰もいないガラガラ状態だぜファ?ハハ!腰を下ろすと・・・ヒャ?!椅子がヒーター入りで暖かい。さすが5000円の席!6時過ぎ、周囲に人が来はじめるが柏サポでもないし、Jサポですらない雰囲気だ。みんなレイソルサポになっちゃえよ?!
試合前のセレモニーではクラブ名が書かれた巨大風船が登場。レイソル風船の横にバルセロナ風船がああぁぁ・・・!そして音玉が鳴る。音量デカすぎです。そしてFIFAアンセムにのってレイソル戦士が登場だ!なんとゆう晴れ舞台!この場面を決して忘れない!豊スタに来てよかった。
上下黄色のCWCバージョンユニでキックオフ。審判は外国人だし、オークランドシティー(以下AC)も全員外国人でパッと見、プレミアっぽくて強そうだ。レイソル、最初は様子見なのか緊張してるのか静かな入り。でも10分もたつとレイソルペースに。柏強ぇ?です!
先制点は37分レイソル。タナ順がクルっと廻りながら切れ込んで、角度のないとこからニアにズドンのワールドクラス。日テレでは「日本代表柏レイソル田中、見事先制点!」と叫んでいる。タナ順・・・プレミア移籍は勘弁してくれ!
この時点でレイソルが明らかに力量が上だなと確信した。それにしてもバックスタンドの静けさである。周囲は満席状態だが、タナ順ゴールの瞬間も「ふ?ん」って感じ。立ち上がって両手を上げるオレを全員が凝視。なになに?なんか悪いコトした?
その3分後、工藤がコーナーからのこぼれ球をズドン。最終節浦和戦の前半のような圧倒的強さだぜレイソル。相変わらず周囲はシーンとしているが、開き直ってタオマフをブン廻す。日テレでは「ん?ゴール裏が歌ってるのは宇宙戦艦ヤマトですよ!」とアナウンサー。そうなんです、一緒に歌おう!アナタも今日からレイソル国民。
これは勝ったなと思いながら後半へ。すると突如、白煙が発生した。すわ、火事か?それとも川沿いで野焼き?ビックリしたが霧だった。何のアトラクションだよ!豊スタは魔境かよ!後半はレイソルも疲れた様子。多分、疲労が溜まってる。年を取ると寝ても疲れがとれないんですよ・・・それはオレだろ!
後席の女子大生二人組が面白い。
A子「ちょっと!田中順也ってイケメンだよ!」B子「どれ・・・ホントだ、ジュンヤ?!」
A子「10番は注目だよ!」B子「レアンドロ・・・イケメンなの?」A子「MVPだよ!」
A子「ちょっと!増嶋ってのもイケメンだよ!」B子「えええ・・・あ、ホントだ」
二人の会話は選手がイケメンかどうか。まあオレが女子バレーを見る感覚か。
さすがに試合終盤はACが攻め込んでくる。でも菅野が鬼セーブ連発スゲ?ノ!友達が居ないから練習時間が多いんだね・・・冗談ですスミマセン!でも彼女も居ないからクリスマスも練習だよね・・・冗談ですスミマセン!そして酒井の怪我を心配してたら試合が終わってた。よしよし、Jの威信を守ったぜ。
さあ帰ろう。試合後、豊田駅近所の駐車場まで歩く。
トヨタスタロードは幸せロード。途中、20歳女子4人組C?F子と話をした。
C子「大阪から来ました!橋本が好きなんです・・・エヘヘ!」
D子「私は茨田!」E子「私は大谷なんです」 河合「タナ順じゃないの?」
ABC子「私達はイケメンには騙されないんです!」 河合「ナルホド・・・」
やはり女の子が集まると賑やかだ。彼女達は年に2?3回、大阪から日立台に来るらしい。これが女子力ってヤツか。もう柏に移住してしまえ!ところでF子さんは誰が好きなんだろ?聞き忘れたが、まさか飯田正吾キャプテン?いつの話だよ!
次は11日、北中米代表モンテレイ。メキシコ名物といったらアレしかないぜアミーゴ!よし、次も勝ったな。さあ世界の頂点へ!ゴ?ゴ?レ・イ・ソ!