2012年7月10日

第969回

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敗戦で傷ついた心は、勝利以外では簡単には癒えないのである。土曜日に勝利するまで時間がある。これでは陰鬱な一週間を過ごすことになる。そうだ、気分転換をはかろう!ふいに『ハタメグミさんデザイン オリジナルステッカー』をゲットしようと思い立った。

以前、『ハタメグミさんデザイン エコバック』をゲットしそこねた。その時の1000ポイントが全て残っている。ステッカーは30ポイントで1枚だから33枚ゲットできる計算だ。それだけあれば、いつでも好きな場所に貼れるぞ!泣いた子供に「ほら、オジサンがステッカーをあげよう」なんてコトもできる。よ?し、スッテッカーセレブになるぞ!

そう思い立ったのは夜中の3時半だった。でも関係ない。街のホットステーション・ローソンは、こんな願いも叶えてくれるだろう、ありがとうローソン。3時40分、徒歩でローソンへ行く。客は誰もいない。よし好都合だ、Loppiを独占できるぞ!

ポンタカードをカードリーダーで読み込ませ・・・あれ?読み込まない。もう一回。むむ?読み込まないぞ、何故だ!何度やっても結果は同じ。店員さんは・・・すごく疲れた顔をしている。もしかしたら鳥栖サポかもしれない。そっとしておこう。

Lowson01.jpg
ローソンの制服って、ハレンチ学園のパラソル先生に似て・・・ないッス!

画面を見ると、こんな時は「お客様、お問い合わせ電話」を使えと書いてある。Loppiの受話器が自動的にコールセンターに繋がるようだ。さすが街のホットステーションだぜ!心配りに涙が出る。プルル、プルル・・・出ないな。プルル・・・ガチャ。出た!電話の向こうから女性の声。

「お電話ありがとう御座います。ただいま電話が大変に混みあっております。もう一度かけるか、そのままお待ちください」と案内が流れた。俺は動揺した。「混みあってる?夜中の3時50分なのに?まあでも・・・少し待つか」

1分待ったらループして「ただいま混みあって?」が流れた。あと1分待つか・・・そして再び「お電話、ありがとう?」が流れた。俺は急に確信した。嘘だ!今は絶対に混んでない!店舗は24時間営業だが、電話応対は昼間だけなのだああぁ!ま、当たり前か。

結果、心の傷は癒えなかった。いや、逆に治りかけたカサブタを剥がす行為だった。あれれ?スッテッカー2000枚限定なのか!もう無理かもしれない。うぎゃ?!ブルータスおまえもか!唐突だが、清水に勝つぞゴ?ゴ?レ・イ・ソ!