第1132回
「よっしゃ?！」の一言が叫べなかった。最後まで叫べない。だからと言って「あああ、ヤバイ?！」の悲鳴もない。とうとう最後までなかった。連戦＆気温31度ってのは、ここまでサッカーの活力を奪うのである。まあ当然か。
まあでも、なんとかアウェーで勝ち点１を確保した。よしよし･･･と言いたいトコだが順位は11位へ後退。う?ん、もどかしい･･･5位まで勝ち点差は「4」ですよ、たったのヨンなんですよ！この混戦状態を抜け出して、酷暑も乗り切りたい。
短いのもイイっす。寿司屋の大将っぽく、よりキャラが強くなってオーケー！
J1第20節vs大分トリニータはアウェー、大分銀行ドーム。オレは夕方6時55分、柏駅構内を柏西口HUBに向かって歩いていた。通行人の目がボーッと中空を睨んでいる。黙って暑さに耐えているのだろう。今まさに夏の頂点！
暑さには強いと自負していたオレでさえ「アッチィ、アッチィ、アッチィ、アツイィィ?！」と3分ごとに言わざるを得ない状況。レイソルの試合があるってのに・・・これじゃ困るよ気象庁！HUBは満員だった。入りきれないお客さんは店外のモニターで･･･アッチィ?！
さあキックオフだ。総力戦！と銘打って大分市民が大挙して押し寄せていた。スタジアム全体からの「レイソルに勝つ！」圧力がスゴイ。オマケに芝は荒れ放題らしく、気温は31度を超えている。キ?ビシイィィ?！(財津一郎風)
明らかに両チームとも動きが緩慢だ。前半、髪を切った工藤ちゃんが誰かに似てるなぁ･･･宝寿司の梅さんかな？とか考える余裕があった。それぐらい試合展開が地味だった。前半15分、すでに足が動かない状態だ。
後半も同じ。解説者は「常に大分ペースで試合が動いている」と言ってるが･･･そう？そ?は見えない。お互いにヘロヘロにしか見えない。結局、惜しいシーンが、お互い1回ぐらいづつ。菅野のナイスセーブが2本ぐらい。で、0-0で試合終了。
いつも思うが、上位に勝つ難易度と、最下位の大分に勝つ難易度が変わらない気がする。Ｊリーグは最下位だって、すんごく弱いワケじゃない。力が拮抗したリーグ。ふぅ･･･やっぱりＪリーグの順位はアテにならない。
さあ帰ろう。終わった瞬間、HUB店内はガラ?ンとなっていた。本来なら勝利の余韻を味わいつつ、ジュースを飲んで、8位だ?！とか騒いでる時間なのだが・・・柏駅はまだ暑かった。通行人がボーッと中空を睨んで･･･あれ？なんかさっき見たな。暑くて混乱している。勝ってスッキリしようぜ！次は勝?つ！ゴ?ゴ?レ・イ・ソ！
