第163回
正月休みでスキーに行きまして、帰ってきたら岡山完全移籍じゃないすか!ハァ?良かったです。仮に来期レイソルが成績不振で不穏な空気が漂っても岡山がなんとかしてくれそう・・・とかヘンな期待。
正月なんでCD「太陽は燃えている」のこぼれ話を。ま、別に正月じゃなくてもいいんですけど。音楽メディアがCDに切り替わる以前、レコード時代の洋楽LPには、よく解説書&歌詞和訳が付属してまして、それが輸入盤に対して日本盤唯一の利点でしたな。コイツの問題点は歌詞の和訳がイマイチだったこと。
今でも覚えているトンデモ訳はカーペンターズ「イエスタデイ・ワンスモア」の和訳。♪Every shalalala, every Oh-uh-oh-oh still shines?の部分が「すべてのシャララとウォーウォーが輝いてる!」と訳されていた。当時中学生の自分でさえ、なんだコレ?もうちょっと詩的に訳せよ?!と思ったのである。
和訳で面白いのはアメリカ人スポーツ選手のインタビュー。プロスポーツ大国だからか、絶対に最初から「面白いこと言ってやる!」って狙ってる感じ。たとえば、バスケの神様ジョーダンに対して
「ヤツの跳躍力はハンパじゃない。コートにゴム鞠が居るのかと思ったよ!」
「ヤツのシュート見たかい?リングに磁石が付いてるかと思ったよ!」
イチローのレーザービーム返球に対して
「すげぇビームさ!オレは(ビームに)洗濯物を干そうかと思ったよ!」
「見たかい?あのビーム!次の試合からサングラスが必要さ!」
本当にアメリカ人はこんなに陽気なのか?それとも陽気風に和訳されているのか。大リーグ好きの友人に言わせると「ヤツらは常にジョークを考えてる」んだそうだ。
Jリーグでは優等生風な受け答えが推奨されているのだろうか?試合後のインタビューは
「そうですね、自分達のサッカーができてよかったです」
「応援ありがとう御座います。次は結果を出したいですね」
90%こんな感じではなかろうか。イヤじゃないけど、もう少し陽気なバージョンがいいなぁ。冗談ぐらいじゃあ怒られませんよ!
こぼれ話を書くつもりが脱線しました。
1、太陽は燃えている 曲中で使用した各種コールは7月頃に何度かゴール裏とML前で収録した。エンジニアは「ゴール裏水鉄砲を持ってるよ!機材濡れるよ!」と機材を守るのに必死である。彼とは過去何度かゴール裏で観戦したが、端っこだったからなぁ・・・端と真ん中じゃあ全然違うと説明しておけばよかった。サンプラザ中野にデモを聞かせたら、彼はランナーのような歌モノを想像していたらしく「歌が少ない・・・」と相当ションボリしたようである。ただし今はお気に入りとのこと。
2、柏マイラブ アッキーの歌入れ。「じゃあもう一回録ろうか」と何度歌っても同じ歌だった。コイツは相当自宅で歌い込んでいたようである。その数日前「キー合わせ」の為、仮歌を収録した。それを聞いたアッキー「私の歌ってこんななの?大丈夫ですかね?」とかなり自分の歌唱力を心配していた。んで猛練習してきたんだと思う。すごい根性す!バンドをやっているアッキーの妹さんがコーラス参加しているが、ポルトガル語の部分はスタジオミュージシャン。歌詞は種蔵さんにお願いした。
wow?Me gusta REYSOL (メ グスタ レイソル)I like REYSOL
es todo en mi vida REYSOL(エス トド エン ミ ビダ レイソル)REYSOL is everything in my life
と歌っている。種蔵さんに「他のパターンありますか?」と聞くと「イヤ、これでいいです。気に入ってますから!」とのことで・・・意思の強い人です!
3、グローリーオブレイソル ナオト君、当たり前ですがレイソルに思い入れありまくりで、歌入れの時「歌えて光栄だ!」を連発してました。間奏の部分、15秒だけど自由に歌って下さいと言うと「南米の雰囲気を出すんだ!」とボーカルブースで2時間程歌いまくり。さて冒頭「ようこそイエローワールドへ!」のナレーション、デーモン閣下?と勘違いする人が多いようですがナラさんです。スタジオでは「イケてる!」と最高に盛り上がったんですが「あれは・・・どうゆうこと?」という人が多いんで悲しいですハイ。
はあ、長くなってしまうのでコレくらいにしておきます。