2021J1リーグ 第33節 vs 浦和レッズ at 埼スタ

12月中旬の寒さだという
だがそれがなんだと言うのだ
今夜も柏の飛び地・HUB浜松町店は熱く燃え上がる
我らが太陽王・柏レイソルと共に熱く燃え上がる
我々に寒さなど関係ない
今夜のお天気ニュースで
「浜松町はまるで8月のタヒチのようでした」
と伝えられるだろう・・・ハ～ハッハッハ！

さあ勝つぞ！と燃え盛るオレ(試合前)

HUB店内は混んでいた
やはり浜松町、平日の夜だと仕事帰りの勤め人が多い
レッズサポは・・・いないぞ！
やはり浜松町は柏の勢力圏内なんだな
さあキックオフだ！ピッピ～！

(中略)

飲水タイム
スコアは浦和 3-0 柏
ガッツリ負けている
アナウンサー「なんと前半の飲水タイムでレッズ3得点です！」
うん、知ってます・・・知ってるので言わなくていいです
まあでもアナウンサーは状況を伝えるのが仕事、仕方ないか
むしろ「前半の飲水タイムでレイソル3失点です！」
と言わないだけ気を使ってくれてるのだろう

それにしても店内が静かだ
空気が冷え切ってタヒチどころか12月のシベリアだ
シベリア寒気団の生まれ故郷だ
このままだと・・・凍死！
さあ盛り返すぞ！

32分、サビオのナイスヘッド決まる！
キタァ～！店内が若干盛り上がる！
いいぞ！シベリアから稚内ぐらいに気温が上昇
前半で1点差まで詰め寄ればなんとかなる
そらいけぇぇぇ！

しかし45分、前半終了間際・・・再び失点で浦和 4-1 柏
店内の空気が再び低下中
稚内から北上して12月の樺太になって前半終了
ふぅ・・・寒い・・・ワンワン！(樺太犬)

お願いです！追いつきますように！とハーフタイム祈りの時間

後半開始
3点差を後半でひっくり返せるか？
すぐ横の若者レイソルサポが友達と話している
「全然まだまだ行ける！引き分けの可能性は十分ある！」
なんて強いメンタルの持ち主だろう
こ～ゆ～のを鋼のメンタルと言うのだろう
オレも欲しい！オリハルコンのメンタル！

しかし若者の願いはレイソルに届かず再び失点
店内の空気はいよいよ冬の北極圏状態に
オイ！あれは何だ？
鳥だ！飛行機だ！いや・・・オーロラだ！

なんてこった
今期で一番出来の悪い試合だと思う
店内の全レイソルサポが溜息をついている
レイソルサポも楽じゃないな・・・

だがここまでくると感覚がマヒしてくる
そして本能的に精神が回避行動を始める
つまり目の前の事象を忘れようとする
そしてレイソル大敗の心の傷の治療を始める

まあこんなコトもあるさ・・・
サッカーってこんな感じだよ・・・
そもそも全勝できるワケないんだよ・・・
勝つときもあれば負ける時もあるのさ・・・
最終的に残留してればイイ・・・
一敗ぐらいでクヨクヨするなよ・・・

ピッピッピ～！試合終了
痛い一敗だが、すでに心の傷の修復は完了してる
心が全然苦しくない！
次、勝てばいいんだ！
そうだ、だから強く生きるんだ！

レイソルを応援するとは心の修行なのである
いや、レイソルに限らない
サッカーチームを応援するとは心を鍛えるコトなのだ
これぐらいでくじけてはイケない
オレの心はすでに次節に向かっている
必ず勝つ！その喜びは敗戦の傷を癒してくれる
よし、今のうちに御礼を言っておこう
勝利をありがとう！柏レイソル！ゴ～ゴ～レ・イ・ソォ！