2005年10月31日

第31回

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「日立台は精神鍛錬道場なのか?」

土曜日、レイソルロードの帰り道でそう思った。土屋のヘッドが決まった瞬間は最高だったが、終わってみれば16位。情けないやら、腹立たしいやら・・・怒涛の3連敗で心が苦しい。重い足取りの中、自問自答が続く。

「今日の試合っぷりを見てると、最悪で自動降格か→いや、次はきっとやってくれる。自力はあるさ→しかし最近は裏切られる確率高いし、そもそも自力って?→でも残り5試合中2つは勝てるだろ→勝てる根拠は?→明神?増田?がいれば→いた試合全部勝ったのか?→最初に戻る」

ああ、ウジウジ人間である。精神が疲弊していくのを感じる。この試練を乗り切るには禅僧並みの精神力が必要。嫁がフイに言う。「J2になっても応援するの?」おおお!なんてことを!それを言うか。その口が言うか!フザケンジャナイヨ!落ちるワケがない!ん?何か?落ちたら応援しないのか?そんなもんか?やっぱ東京生まれだな!柏に思い入れなんてこれっぽっちも無い!キモチ全然ワカッテナイヨ!

と、約2秒間思考して「ん?応援するよ」サラリと答える。ふ?アブナイ、危うく嫁に八つ当たりするところだ。「俺はね、一人でも応援するよ」と勝手にふてくされて、嫁と息子の反応を見る。無言だ・・・なんか言え!「はんのうがない、ただのしかばねのようだ」ドラクエが頭をよぎる。

帰宅後、スポーツニュースは見ない。当然だ、心のケアだ、見れるワケがない。嫁「柏、崖っぷちってTVで言ってたよ」んなこたぁ分かってる。嫁「ヴェルディの選手、頭抱えて突っ伏してたよ」ええ?ホント?そうだろうなぁ。2人で少し盛り上がる・・・ああ、最低だ!下位チームの落胆ぶりを心の拠り所にしてるようじゃあ。1週間前の公式HPトップ写真「俺たちの声は届いているか」の横断幕を思い出す。この気持ちが、選手、監督、フロントに届いていると信じたい。

チーム内にはあきらめムード、不穏な空気も流れてるとの報道もあるが、信じてたまるか。面白可笑しく、大げさに書いていると解釈した。ん?横井氏の広報日記見ると違うじゃない!あきらめムードは無い! あたりまえ!それにしても・・・ホント大丈夫なのか、レイソル。それを考え始めると精神鍛錬無限ループ・・・とりあえず、近所の神社にお参りに行くことにした。