第321回
先日のサポカン終了後の出来事だ。楽屋口でダラ?っとしていると、彼方から歩いてくるではないか・・・石崎監督、ノブリンがぁ!これは緊張する。ヒジョーに緊張する。何か言わなくてはならない。なんて言おう?
「こんにちは」 帰り際だし、違うな。
「お疲れ様?!」 なれなれしい。
「よお!元気ィ??」 殴られる。
「ノブリン・・・好きです!」 誤解される。
「さようなら」 なんか寂しい。
「頑張ってください」 普通だがこれか?
と、脳味噌フル回転で考えた。そしてノブリンが目の前に。
そして咄嗟に出た言葉は、
河合「お疲れ様です。あの・・・今年は・・・優勝お願いします!」
あああ、言ってしまった。何たる素人丸出し!まあ確かにド素人なんだが、「優勝お願い」ってのは、いかがなものか。なんか適当に「今年は中盤の底がキーポイントですか?」とか訳知り顔で言えばよかったのか?いや、これでいいのだ。ヘタにサッカーを語って馬脚を現すよりマシである。するとノブリンは答えた。
石崎「いやいや?ッ!プレッシャーかけんで下さいよ?!」
おお、その表情!ピンときましたよ。監督は様々な人と出会い、そして声を掛けられる。おそらく何度も「今年は優勝ですか?」なんて聞かれたに違いない。自然に「優勝」の言葉をスッと横に素通りさせた感じである。
そりゃそうだ。「もちろん優勝しますよぉ?!」なんて答えられるワケがない。そんな言葉をポロっとこぼした翌日には「優勝狙う!石崎レイソル!」なんて書かれちゃうのだ。大変です監督さんの気遣いは。
さてさて、これから開幕までが長いです。長いと言えば岡山選手からのメッセージですが、律儀さが文面から伝わってきますなぁ・・・ええ、オカがレイソルに残したモノは消えないです。
選手がチームを去るとき、引退する時、いろんな想いがあるんですね・・・そしてオカのように徹底的に語ったり、黙して語らなかったり、様々です。う?ん、なんか「生き様!」って言葉が浮かんできます。
ところで、ホントに寒いんだがどうしよう?そのわりには、楽しみにしていた雪も降らない。柏一小に通っていた頃、一度だけ大雪で休校になった。嬉しかったなぁ・・・雪じゃなくて休校が。日立台に大雪が降って練習中止になったら「ヤッタ?!休みだ?!」と真っ先に喜ぶのは・・・巌だろうか。ええ、なんとなくです。