2008年7月18日

第388回

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踏みましたね、ええ。何を踏んだかって?と薄氷ですよ。勝っても負けてもおかしくなかった第17節大宮戦。こ?ゆ?試合に勝てるってのがデカイんですよ?ウヒャヒャヒャヒャ?!と浮かれております。勝ち点も予定通り、順位も3位でACLの可能性が!と夢旅行中です。

さあ行くぜ日立台!とママチャリを漕いでレイソルロードを走る。そう、昨日は嫁も息子も学校なので一人観戦である。ならば久々に阿鼻叫喚の日立台ゴール裏に行ってみるか。ゴール裏で応援するのは一年半ぶりぐらいなので、乳母日傘で育った自分の心と体は、アノ過酷な環境に耐えられるのか・・・さあ行くぜ!


ゴール裏からの眺め。こっち側で得点してくれ?!反対側だとなぁ・・・


なんてオシャレな観戦スタイル!これぞレイソルサポ女子軍団。

上画像のように目の前の女の子は裸足で臨戦態勢。勢いが違うね10代の人は・・・いや20代?まあいいんだが、問題は履いているスパッツだ。なんと黄黒のレイソル仕様だ。これはイイ!こ?ゆ?のをレイソリスタで売れば人気商品間違いなし。

さあ試合開始だ。普段メインで見てるので、反対側エンドライン付近が・・・何やってるかワカンネ?!でもレイソルが攻め込んでくると、これぞ日本最高の観戦環境!まるで自分に攻めてくるようなドドド迫力なのである。さっきまで上品に「今日は勝って頂きたいわね?オホホ!」なんて話してた淑女も「グァシ?ワレイソ?!」と咆哮中。これがゴール裏マジックだ!

前半は大宮ペースか。遥か彼方に菅野のナイスセーブを何度か確認。レイソルも攻めようや!するとポポ→大谷ヘッド→ポスト直撃なんて惜しいシーン。頭を抱える大谷キャプテン。あれが入って100万ドルの笑顔が炸裂すれば、目の前の裸足女子サポは「ギャポォ!」とか言いながら失神してるハズ。

さあ後半開始だ。菅野の後姿・・・後光がさした後頭部を45分間眺めるワケだ。大宮が攻めてくる。もう確実に1点!ってシーンがあったが何故かボールは枠を外れる。よしツイテル!う?ん、この展開は1点勝負だな。そして大宮は秘密兵器ラフリッチ選手を投入。金持ちで乱暴者かよ!と全員でつっ込み中。

後半はレイソルの攻めが反対側でよく見えない。よし、ディフェンスを堪能するぜ!祐三も近藤もラフリッチ選手を押さえ込んでいる。金持ちで乱暴者には自由にさせないぜ!って感じでしょうか。レイソルは達ちゃんを投入して活性化を図る。すると反対側でフランサゴール!見えた、見えたよ!フワっとしたシュートが。

さあロスタイムは3分だ。守れ守れ守れ!ハラハラする間もなく、今日は危なげなく3分を守りきった。よし勝った。3位だ!ACLだ!え?気が早い?そうですか・・・


混沌のゴール裏勝利ダンスを撮影。空中の水鉄砲弾道が見えるだろうか?
もう気分は従軍カメラマンであります。

試合後、本部室へ行くと皆がニコニコ顔。スタジアムDJ今井さんは「ロスタイムは尻がムズムズするんですよ、ヘヘヘッ!」と微妙なネタを披露して幸せそうである。竹本GMに話しかけてみた。

河合「こんな、内容100点とは言えない試合で勝てるのがデカイんですよね?」
竹本「その通りだね」
河合「やっぱり!勉強になるなぁ・・・」
竹本「近藤も試合慣れしてない状況だったしね」

やはり試合に出ないと試合勘は養われない。当たり前か。五輪期間はミノル、達ちゃんの出場機会も増えるだろう。楽しみだなぁ・・・どんどんレイソルが強くなってしまう?!


ふむふむ、余は満足である。次はヴェルディーだ。強そうなんだな・・・コレがぁ!

さて嫁にも報告の電話だ。
河合「勝ったよ?!」 嫁「見てたよ」 河合「あっそう」 嫁「大宮に初勝利なんだね」 河合「え?冗談はよし子さんだよ!」 嫁「だってそう言ってるよ」 河合「そっか・・・対戦自体が少ないのか。ところでフランサのシュートどうだった?」 嫁「スカパーの人が『ホント、フランサは動かないですね』って言ったら得点して、おかしかったよ」 河合「何言ってんだ!それがフランサなの!」 嫁「言ったのはスカパーの人だよ!」 河合「あ、スミマセン・・・」

イカンイカン・・・家庭崩壊する前に電話を切る。さあ帰ろうと思ったら本部室モニターで「スカパー!アフターゲームショー」をやっている。大谷キャプテンが生出演だするようだ。よし見てから帰ろう。


出てる出てる!キャプテン出てる。神妙な顔つきであります。
数メートル先に本物が居るのに、電波は宇宙の衛星に飛んで再び戻る。神秘だ!

もう10時近い。さあ帰ろう。レイソルロードをママチャリで進むと、もう誰も歩いていない。でも全然さみしくない。だって勝利で胸が一杯なんだもん!と少女気取のオヤジであります。さあ次も勝つぞ?!