2008年12月 6日

第436回

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本年度のレイソル最終戦は、残留争い、優勝争い、ACL出場権、賞金圏内順位、すべてに関係ない最終戦だが最高に盛り上がるぜ!と強引に思い込むのがレイソルサポ現神人と昔から言い伝えられている。

ワタクシとしては、ドキドキしたり、イライラしたり、怒ったり、悲しんだりと、まさに人間らしい喜怒哀楽を提供してくれた1年に、感謝を込めて観戦しようと思うのである。

昨日は、友人の浦和サポから面白い話を聞いた。イギリスの学者が「なぜ人々はサッカーに熱狂するのか?」と題して論文を発表したそうだ。人々はサッカーに何を求めているのか?その答えは衝撃的なものだった。そう、人々の欲しているモノとは、

「失望」

だそうである。W杯で優勝するのは1チームのみ。そしてリーグ戦で優勝するのも1チームで、その他大勢のチームは敗者となる。つまり90%以上のチームは敗者なのである。故に応援する者にとっては喜びより失望の機会が断然多い。

しかし人々は「多分優勝はしないだろうな・・・」なんてウスウス思いながらも熱狂する。結論から言うと、失望→悔しい→次は勝つ!今度こそ!→脳内活性化する→明日への活力ってコトらしい。よくワカランが、人々は失望をエネルギーに変える。だから人々は無意識に失望を欲していると、この学者は言いたいらしい。


浦和サポ自身、今期の成績には失望している様子だった。贅沢だよな・・・

こんな珍説に信憑性は無い!と思いたい。要するに、それ程サッカー応援には苦悩が付き物ってコトなのだろう。あの天上クラブの浦和サポでさえ「今年はダメダメです・・・」と悩んでいるのだ。

そして、レイソルも最終戦を前にして新監督が決まっていない。どうすりゃいいのさ!アレックスの替わりには誰がくるのか?ロビンソンGKコーチはどうして・・・と不安のタネは尽きない。グダグダ言っても始まらないが、言いたいのである。新体制が見えない中での最終戦、天皇杯、不安だ!ウジウジ・・・

しかしあえて言おう、この状況も楽しみたい!不安がらずにワクワクする!より良くなる為の、より強くなる為の新体制が待っているのだ。そうだ、そうに決まってるよ?!強引ですか?ちょっと寝不足で混乱してきた・・・さあ明日の、いや今日の神戸戦に向けて寝るとしよう。