2008年11月30日

第435回

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ノブリン「ワシが居なくなれば、レイソルはもっと強くなります!」
レイソルを去る最後の挨拶で、こうサラっと言ってしまう石崎監督。いや?シャレが効いてて最高、ハイセンスすぎますよ。おかげで、大分に敗戦した痛みも少しだけ和らいだ。ノブリンが現在でも過去在籍したクラブから慕われてる理由が判った気がするんです。


最後の挨拶は、報道陣もスゲェー人数。最初は真面目に話していたが、この後
「Yes we can ! Yes we can ! Yes we can ! 」連呼の異次元ワールドに突入!

「ノブリンすげぇ!」だって、監督の去り際は罵声と怒号に包まれて・・・ってイメージがあったので、サポと握手しながら日立台を1周するノブリンを凝視してしまった。日立台全員で、石崎監督を眺めて3年間を確認しあってた時間。とても不思議な時間だった。これはなかなか味わえるモンじゃないです。


試合前、本部室からトリニータベンチ。ベンチ入りできなかった選手のユニが。

さあ今年最後の日立台だぜ!と試合前に本部室へ行く。ナラさんの実況席前に大分ベンチがあるんだが、ナラ「これじゃあ今日はTVモニターが頼りですね」だそうだ。ふむ、大分本気だな!でも負けねぇ!と意気込んでたら河西社長を発見!よ?し早速挨拶だ。

河合「社長!日立製作所、1890億円の黒字おめでとう御座います!」
社長「フフ・・・良く御存知で。でもあれは荒利です。しかも通年じゃないんですよ」
河合「しかし、この不況下、メデタイ数字です!」
社長「ええまあ・・・大丈夫です、改修のコト忘れてないですから」

よし、改修プレッシャー作戦第一弾終了だ。予定では第50弾まであるんだぜ。そんなこんなで日立台千秋楽、試合開始だ。事前情報では「石さんに勝利を!」とレイソル戦士も気合十分らしい。

前半はレイソルの時間帯が多目だった。古賀ちゃんの決定的ヘッドもあったが、惜しくもハズれる。確かに大分は強かったが、あ?ゆ?のが入ってれば違った展開に・・・まあ「たられば」言い出したらキリないけど、決定機に決める!って大事ですな。

「レイソル、気合入りすぎじゃない?」と誰かが言った。そうなのか?だとすると、普段の力が出せてないってコトになる。そこらへん、コントロールできれば試合巧者ってなるんだろう。まだまだレイソルは強くなれる!と前向きに解釈。


ハーフタイムに湖北台河童太鼓。25年前、湖北台の漫画喫茶に行った記憶蘇る。

さあ後半開始。イマイチ両チームとも決め手に欠く展開である。審判の基準も、あやふや感があってイマイチだった。そして先制したのはトリニータ。歓喜のあまり、ベンチからピッチへ飛び出す大分選手を見て、少しイラっとする心の狭いワタクシです。

そして3分後に大分追加点で、歓喜のトリニータサポ。ええ、堪能してくださいよ日立台を!ハァ悔しい。レイソルも何とか得点したいんだが、何かが噛み合わない。やっぱり大分のが試合巧者ってコトなのか。そのまま終了のホイッスル。ふぅ・・・天皇杯に賭けよう!と思っちゃうワタクシです。

試合には負けたが、誰一人席を立たない。じ?っと、大谷キャプテンと石崎監督の挨拶を待っている。みんなレイソルが好きなんだよな?ウンウン、自分もそうだ。キャプテン、来年もお願いします。監督も変わるし、キャプテン重要ですよ!自分が女性ならキャプテンみたいな人、逃がしません!関係ない?そうですか。

眼前に広がる2008年最後の日立台。何故か2005年、早野監督時代の殺伐とした最終戦が思い出される。あの時代があったから今がある。そして未来もある。と、感傷的になるワタクシ。こうして日立台とサポの心にに歴史が刻まれていく。だから早く改修しないと・・・関係ない?そうですか。

帰りのレイソルロード、今年もこれで最後。はやく来年こないかなぁ・・・あとは神戸戦と天皇杯か。友人サポは元旦国立用にベンチコートを購入するようだ。さて、最終戦はHUBにでも行ってサポ友との交友を深めるか!応援も楽しいが、それもまた楽しいのである。