2009年2月 9日

第459回

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2009年度の試合日程が発表された。日立台開幕は第2節までオアズケで、少しだけ悔しい。前向きに「美味しいものはとっておく!」と考えることもできるが、最後に美味しいモノを頂く・・・って作戦は42年前の苦い記憶が蘇る。

あれは幼稚園入学祝い、子供数人でカレーを食べた時のこと。当時はまだまだ肉が貴重な食材で「よ?し最後に肉を食うぜ!肉を堪能してやる!」と河合少年は思い立った。ご飯、人参、ジャガイモを平らげ、皿の中央には光り輝く高級食材、豚コマ肉数切れが鎮座し、さあ食べてチョーダイとテラテラしていた。

しかしである!さあ食うぞと思った刹那、斜め前に座っていた女の子が「あれ?お肉嫌いなんだね?!」と言いながら、電光石火の箸使いでマイ豚肉をパクリ食べてしまったのである。「ハゥポァ!」と声にならない奇声を上げて悔しがった遠い日の出来事である。

そして教訓を得た。美味いものは先に食え!開幕戦は日立台で!なんか無理があるな、この展開・・・まあでも開幕戦が山形とか、大分とかの遠隔地じゃなくてよかったです。等々力ならば、馳せ参じることが容易であります。

ところで、息子が日立サンローッカーズの試合を見に行き、サインボールをゲットしてきた。日立台でもレイソル選手が試合前にサインボールを客席に投げている。いままで欲しいと思わなかったが、息子のボールを見たら急に欲しくなってきた。

しかしだ・・・鬼の形相でサインボールに飛びつく48歳の男性は、どうみても見栄えのいいもんじゃない。子供がワ?ワ?、女の子がキャーキャー言いながらボールを獲るから微笑ましいのだ。


日立台で、こんなワタクシを見かけたら、
「大人気ないですよ!」と注意してください。

うむ、やはりサインボールは諦めるしかないか。そういえば、友人サポが「ボク、随分前にサインボールゲットしましたよ!」と言っていた・・・彼から貰おう!彼は社会人だ、問題ないだろう・・・フフフ。

選手がボールを投げ入れる行為と似たような事例がある。ロックコンサートなどで、ギタリストが客席にピックを投げるのである。すると、女の子がキャ?なんて言いながらピックをゲットして持ち帰るのである。

ある日、このワタクシも客席にピックを投げ入れたことがある。カッコつけたい年頃だったんですな。そしてコンサート終了後、客席警備のお兄さんがツカツカと近寄ってきて、こう言った。

「あの?客席にピックが落ちてましたよ。河合さんのですよね?」

と、ピックを差し出すのである。ク・・・誰も拾わないのか!キャ?とか言いながら奪い合わないのか!そんなもんか!世の中そんなものか?!と激しく動揺した。しかし内心の乱れを表情に出さず、「あ、ありがと?」と警備のお兄さんからピックを受け取った。それ以来、ピックは投げてない。

ええ、レイソル選手のサインボールは皆欲しがりますよ。どんどん投げてください!