2009年3月30日

第476回

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ナビスコ杯Bグループ第2節、フクダ電子アリーナに行ってきた。「うむ、また引き分けか。でも大津のゴールも見れたし・・・まあ満足だ!」と、既に引き分け慣れしております。体がすんなりと引き分けを受け入れます。引き分けが優しい絹の肌着のように体に馴染んで・・・それじゃダメだってば!

久々のフクアリである。蘇我駅に到着して歩き出すと、なんか・・・店舗が増えて、街が発展している気がする!こんな時代に伸び行く蘇我恐るべしだ。フクアリが見えてくると、その右側に工場が見える。いつも気になるのだが、稼動してるのだろうか?


生コン工場かな?昭和の名残なのか、でも秘密基地のような、近未来のような。
近くで見ると、なんか廃墟マニアが喜びそうな雰囲気。


♪ナビ?スコのBGMとか、本日も用意周到なゴール裏。
フクアリは声援が倍加されて聞こえる。迫力!

レイソルスタメンはフランサ、菅野と通常仕様。へぇ?そうなんだ・・・てっきりナビスコはガラっと変えてくると思ってた。さあ連勝だぜ!と試合開始。う?ん、なんか連携がチグハグな印象である。まだ試行錯誤期間なのだろうか、監督が変わるってこうゆうことかな。

なんて見てたら、レイソルの天敵である新居選手にやられた。オフサイドかな?と思ったが副審は旗を上げずゴール。レイソルDF陣もオフサイドと思ったのか、新居選手を見守る感じで対応できず・・・2時間正座!あ?ゆ?のは試合後、監督に怒られるのだろうか?謎です。

その後、ミノルや大津がシュートを放つ。でも前半終了まで、なんとなく両チームともピリっとしない感じである。それにしても寒い。気温は11度だが海風がフクアリに吹き付けるのか、それ以上に寒く感じるのだ。

ハーフタイム、本部室に行ってみた。みんな寒がっている。
河合「いつも思うんですが、ゴール裏の裸族は寒くないんですかね?」
スタッフ「それがね・・・寒くないらしいよ。ホラ、跳んでるから」
河合「でも、寒いでしょ?だって寒いんだから!」
スタッフ「それがね・・・寒くないんだってさ。若いってスゴイよ」
そういえば自分も札幌雪祭りのステージで、Tシャツ一枚だったな。そんなもんか。

この試合、なんとかなるのでは?なんて漠然と考えながら後半開始だ。だって最近はリードされても追いつけるレイソルだし、「まだ予選の第2節だ」なんて精神的余裕が楽観的考えを生むのだろうか。ヌルい!ほんと甘ちゃんなワタクシであります。

しかし、なかなか突破口が見えてこない。そして高橋監督、一気にフランサ、ポポを交代。2人同時とは、いや?なんか新鮮です。すると、にわかに活気付くレイソルの攻撃。さあ、いよいよ本日のハイライトがやって参りました。

キタ?!大津の強烈なミドルがドカ?ンですよ!ビシ?っとスゲェ弾道であります。イイ!ノリノリですな大津。希望の星が出現した気分であります。そんな新人が現れると、みんな触発されてチームも活性化しますな。「オレも目立つぞ!」って感じでヨロシクです。

ラスト10分はレイソルが押してた。押してもダメなら押してみな!の勢いだったが、得点には至らず。そして「引き分け!」である。ふぅ・・・寒いよ。完璧に体が冷え切ってしまった。フクアリめ!また来るよ。ホント、いいスタジアムだ。


帰り際に「これで70億円か。コストパフォーマンス最強だ!」と、しばし眺める。
それにしても、日産スタジアム建築費の約10分の一でコレが建つとは!
あああ・・・新生日立台を早く、早く見たい。
よし、景気回復だ!給付金を一気に使い切るぞ!

蘇我駅で京葉線のホームで電車を待つ。そしてレイソルサポもジェフサポも「まあ、今日はこんなもんかな?」って顔をして電車に乗り込む。車内は暖かい。ああ幸せだ・・・しかも座れた!よし、ツイてる!これじゃ?次は勝つな。頼むぜレイソル!