2009年6月 7日

第506回

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「暑さのせいか(プレーが)雑いですね?!」スカパー解説者談
1-1の引き分けに終わったナビスコ杯vs山形戦。最も衝撃的だったのはこの解説者の言い回しだ。何本かクロスがズレたりパスミスが続いて、この言葉が飛び出した。これは新機軸だぜ!サッカー業界ってのは奥が深い。

まあでも、今日は小林ヨッシーに実戦で馴染んでもらい、浩太も村上も復活の手応えを感じてもらい、チームの錬度を高める!って目的は果たせたと思う。でも古賀ちゃんの怪我がスゲェ?心配です。かなり痛そうだった・・・リーグ戦までには治れ!治れ?!


別にスカパーが嫌いってワケじゃないです。大好きですよ。
それほどザツいの衝撃度が高かったってだけで・・・ハイ。

日本晴れの日曜日。午前中は息子の運動会撮影に駆り出された。何故ビデオ撮影の役目は父親なのか!責任者出て来い!ふと時計を見ると12時半である。ヤバイヤバイ・・・遅くとも試合開始10分前にはTVの前に居たい。

俺「そろそろ帰るワ」
嫁「え?午後もクラス対抗リレーあるよ。何か用事あるの?」
俺「いや、1時からナビスコ杯の中継があるんだ・・・」
嫁「え・・・?!あっそう、わかった」

嫁は明らかに、あきれ顔をしている。息子の運動会とレイソル、どっちが大事なのか?って眼で睨んでいるように思えた。その眼光たるや野生のベンガルトラのごとしである。しかし日頃の行いが良いせいか「レイソル見るな」とまで言わない。プレッシャーで追い詰める作戦だろう。

この山形戦は二度と無い試合なんだぜ!いや、そもそも運動会とレイソルを天秤にかけるな!これじゃ「資本主義と饅頭、あなたはドッチが好き?」と同じである。なんて議論してるヒマもないので「スマンスマン!」と早足で帰宅した。

さあ試合だぜ。おお、今日は雄太の出番か。小林ヨッシーも山崎も先発だ。うむ、リーグ戦まで残された時間は少ないからな。スカパーが「小林兄弟対決!」と煽りながらキックオフ。序盤は山形のペースらしい。自分の目には互角なんだが解説者がそう言ってた。

先制点はレイソルだった。2試合連続でチュンソンの得点だ。これで勢いに乗ってくれれば・・・いや、乗れ!乗るんだチュンソン?!「山形のペースだったのに得点はレイソル。怖いですねサッカーは」と解説者。どうしても、そうしたいようだが勝つのはレイソルだぜ!

さてさて小林ヨッシーはどうかな?素人目には「なんとなくチームが落ち着いてるかな?」ぐらいしかわからない。しかしレイソル戦士達は「普通に上手い!」と言ってるそうだ。じゃあ上手いんだろう。よし、これでレイソルのレベルが上がった!守備力が3上がった!攻撃力が2上がった!落ち着きの魔法を覚えた!

今日は勝つなと思っていたら、古賀ちゃんが怪我で交代する。ヤバイ!そして前半ロスタイムに失点。やっぱり甘くないなぁ・・・相手のシュートも上手かったんだがアッという間に失点した。少しずつ漠然とした不安が増大する・・・俺は芥川か!

いやまだまだだぜ!と後半開始。例によってレイソル戦士は頑張っているがパスが繋がらなかったり、クロスの精度を欠いたりで決定的チャンスが訪れない。ピッチレポーターが「暑いです。刺すような陽射しです!」と言っている。なるほど選手の動きが鈍くなってきた。

ラスト10分、山形は相当バテていたがレイソルの体力には余力があった。攻める、レイソルがグイグイ攻める。勝った!体力では確実に勝った!しかし、解説者「最後の精度が問題ですね」ってコトで決定的チャンスを作れずに試合終了。

でも悪いことばかりじゃない。浩太が復帰した!村上も復帰した!大谷もフル出場問題なし!よしよし、着実に怪我人が戻ってきてる。コバヨッシーもニコニコ顔で馴染めそうだ。レイソル三歩前進したって感じか。次に二歩下がらずに前進が肝要である。

リーグ戦再開まで残すところ1試合。もうザツいとは言わせてはならない。ツヨい!ウマい!スゴい!の三連呼でお願いします。いけ?レイソォ?!