2009年9月21日

第543回

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惜しい!1点のリードを守りきれなかった。それにしても佐藤寿人選手が怖かった。何ですかアノ俊敏性は!よくぞ1失点で抑えたとも言える。その強い広島から勝ち点1ゲットしたことでヨシとしたい。そう自分に言い聞かせております。

そして念願の15位浮上はならず。現実は甘くないっす!でも「負けないレイソルがある限り大丈夫」とウチの母親も太鼓判を押してます。昔の人はこんな時、急がば回れ、急いては事をし損じる、ローマは1日にして成らず、と言ったもんです。でも勝てた試合だったかも・・・父さんそれは言わない約束で(以下略)

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ふぅ・・・並みの精神力じゃレイソルサポはできないんだぜ!

第26節vs広島戦である。勝てば降格圏脱出、しかも大型連休、しかも快晴でレイソルロードを歩く足取りも軽い。嫁も「今日の試合は見逃せないの、ムキ?ッ!」と鼻息荒く横を歩いている。すると突然「こんなのあるんだ?」と指差す。


「売上金の1部はレイソル強化資金となります」
初めて見た!これが全国に100万台設置されれば・・・

久々に満員の日立台は絶景だ。試合前にはゴール裏が拡声器で「今日は負けてくれ」と広島サポに懇願。当然ブーイングで拒否する広島サポ。このやりとりに興奮した「なし坊」の頭部が万有引力に負けるアクシデント発生。日立台どよめくも、見て見ぬフリの優しさを発揮する。

さあ試合開始だ。暑い!気温27.3度でも直射日光がハンパない。スタッフによると「ピッチ上はもっと暑い」そうだ。こりゃ?消耗戦か?と思いきや、いきなり広島に2回も決定的チャンス到来。佐藤選手の飛び出しが異常に速くパクドンが振り切られる!シュート動作も速い!

「こりゃヤラレタ・・・」と覚悟するも2本とも枠を外れラッキー!レイソルもミノルシュートで応戦するもゴールを割れない。それでも徐々にレイソルDFは広島の猛攻に慣れてきて、試合が落ち着きだした。河合「この展開、今日は1-0で決まるぜ!」と嫁に大胆予想を披露して0-0で前半終了。

ハーフタイムは御馴染みの柏リープスが登場し汗だくで踊る。なし坊も頭部を気にしつつ、その横でハシャいでいる。相変わらず快晴で体感温度は30度越、選手はキツそうだが・・・勝て?!

後半開始だ。散発的にチャンスはあるものの、なかなか攻められないレイソル。広島が怖いんで、守備重視も仕方なしって感じだ。そんな時に重要なのがセットプレーだが、ここでツキまくりの村神様が登場だ!ポポがコーナーキック、群がる選手達、ボールは何故か村上の腹に当たり、コロコロとゴールへ。

よっしゃ?!流石いつもツイてる村上だぜ、湧き上がる日立台。その後レイソルは守備を固めつつもスキあらば得点だぜと、いたって普通の展開。そして残り7分、もしかしたら勝てるかも・・・ここまで耐えてきた菅野とDF陣だが、ゴール前の混戦からフイに弾丸シュートがゴール隅に突き刺さる。あああ・・・菅野も反応できなかった。あれを蹴られたら止めるのは無理だと思われる。

オラ?日立台で勝ちて?んだ!と最後の踏ん張りを見せるレイソルだが、そのまま引き分けで試合終了。ガッカリしつつも勝ち点1を褒め称える日立台。そう、このスタイルを貫けば残留するハズ!あと8試合もあるしな!との思いである。

さあ帰ろう。レイソルロードは黄色と紫でギューギューだ。嫁は「勝てないね、日立台で」と不満顔。確かに今期は大分に勝っただけだが、もうそんなコトはどうでもいい。残り試合アウェー全勝、ホーム全引き分けで残留でも全然OKなのだ。そう、現在は残留が最重要ミッションなのである。

駅前通りに辿り着き「まちおか」で御菓子を買う嫁。日立台から現実への切り替えが早い。さて次は大分戦だ。最下位とはいえ、最近は盛り返してるようで油断大敵な対戦相手。結局、安心できる相手なんて居ないってコトですな。あむ、あと8試合だ・・・絶対に・・・頼むぜレイソル?!