第547回
またもや日立台で勝てなかったぜウラウラ?!残り6試合でレイソルはまさに死線をさまよう状態にあるが、もう厳しいとかツライとか苦しいとか泣き言は口にしないぜ!なぜならソレを言い出したら3日間徹夜しても時間が足りないからだ!
そう、このギリギリの残留争いを積極的に堪能してやる。消化試合ほどツマらないものはない。残り試合全て、540分全てが神経ピリピリの総力戦なのだ。これほど濃密でスリル満載の時間が人生で何度ある?この緊張感こそがJの醍醐味なんだぜ!ファ?ハッハ!
泣いてませんとも!強がってませんとも!
言えることはただひとつ、残り6試合を全力で行く!
第28節vs磐田戦は雨の上がった日立台、今日は勝てる気がする!サックスブルーに染まるアウェーゴール裏を見て「勝ち点3を献上しに静岡から・・・なんて優しい人達だ!」と試合前は思ってた。レイソルは守備の要パクドン出場停止が不安要素。でも祐三と近藤が何とかしてくれるだろ!と淡い期待を抱いてキックオフだ。
滑り出しは順調。先制さえすればもらったね、この試合。よっしゃ?!なんて思ってたら13分に先制された。しかも意外にアッサリと・・・ワーキャー言ってるヒマもなかった。「よ?し、7連勝するぜ!」なんて夢から醒める瞬間である。
2点目とられたらアウトな気がするので前半中には追いつきたい。すると41分、フランサがこぼれ球を角度のないところから押し込む。うめぇ!勝てるかもしれん!夢が再び膨らみだしてハーフタイム。
本部室で大分vs山形の引き分けを確認する。最高の結果じゃないが、まあまあか・・・勝ちたい!勝って差を1に縮めたい。よ?し残留が見えてきたぜと後半開始。
やはり磐田は強い。攻めが速くて確実である。ってかイグノ・前田両選手で簡単にチャンスを作る。それでも残り10分までは押したり引いたりのせめぎあい。そして82分、フイに失点・・・あれ?夢が!夢が?!
でも山形は引き分けだ。なんとか追いつけば差は広がらないぜと盛り上がる日立台。しかし1点が遠い、遠すぎる。そして無情のホイッスル。大歓声のジュビロサポを見たくない!5秒で席を立つ。日立台で喜ぶ敵サポを見れるほど心は広くないんだぜ。
悲しみのレイソルロードをとぼとぼ歩く。朝日新聞速報のタイトルを覗き込むと「痛っ!」だった。貰わん!絶対に貰わん!今年、速報を手にしたのは1回だけか・・・友人は「勝ち点差3も4も同じだよ、得失点差を考えればね」と慰めてくれた。
今丁度、TVで大宮vsガンバを放送している。ガンバ頑張れ!あと6試合ある。十分に残留可能なんだよね・・・そう、可能なんだよ!すると友人から「ファン感に来てます。ほのぼのしてて良い雰囲気です!」とメール。レイソルを堪能してるな、羨ましいぜ!オレも残留争いを、ギリギリの死線を堪能してやる!