待ってました?日立台での大爆勝！薬師丸ひろ子じゃなくても「カ・イ・カ・ン」と言いたくなる快勝だ。おかげで不況も残留争いも一瞬だけ忘れたぜ！これは覚醒である。ついにレイソルが目覚めたのである。遅すぎた？そんなことは無い。レイソルが大輪の花を咲かせる第一歩をしるした記念日だ！

そして、この勝利で切れかけてた残留への細い糸が、少し太くなった。折れかけてた心にも火がついた。レイソル・・・ふふ、罪なクラブだぜ！きいろい色の憎いヤツだぜ！

土俵際いっぱいだが、それがなんだ！
この状況を楽しんでこそレイソルサポ！キツイがな！

第31節vs清水戦、日立台は勝利に飢えたサポで満員だった。清水サポもサンバのリズムで盛り上がる日立台。試合前、本部室に行くとロッテ小宮山さんがデ?ンと鎮座されておられた。河合「今後の御予定は？」小宮山「解説とレイソルの応援ですよ！」と語る小宮山さんの目が本気だった。

今日こそ勝たねば降格なんだぜ！と殺気立つ日立台・・・と思いきや清水時代のチームメイトからキタジに花束贈呈セレモニー、キタジの御子息も登場等々で妙に和やかな雰囲気で、さあキックオフだ。

ピー！と試合開始の笛が鳴った。そして目の前に現れたモノは・・・ボールがレイソル戦士の間を自由自在に行き交い、圧倒的にピッチを支配しているレイソルの姿である！なんかレイソルの全てが機能している感じで、スゲェ！って感じである。

ルーキーの橋本がイイ！そしてペルーの至宝、澤が効いてる！これでこそ至宝であり、秘宝では断じてないのだ。「でもフイに先制されたりするんでしょ・・・」なんて考えたワタシが馬鹿だった。前半25分、大谷があれよあれよと一人で突進して先制ゴールだ。

「でも逆転されるの？」なんて思ったオレは悪い人。36分には超厳しい体勢からの大津シュートがゴールに突き刺さり2-0だ。今年のレイソルはここから崩れたりしたのだが・・・全然大丈夫じゃね?か！レイソルしか攻めてないのか？と錯覚する勢いで前半終了。

後半もレイソル支配は変わらなかった。これが優勝争いvs残留争いの試合なのか？圧倒的じゃないか我が軍は！62分には澤のパスカットからフランサゴール！それにしてもフランサシュートが上手すぎる。遠目からだがラボーナ風シュートだった・・・なんだそりゃ！

3-0か、よし勝ったな今日は。しかし日立台祭りは終わらない。82分にフランサの駄目押し追加点。4-0か、もっと早くこんな試合してくれやホンマ！と嬉しいグチを言う間もなく、キタジゴールで日立台は絶頂領域へ。これや、これが見たかったんや！と関西弁が飛び出した頃に試合終了。

強豪エスパルス相手に、これほどの試合ができる。これがレイソルの真の姿である。なぜ今まで隠していたのか！これからは真の姿でヨロシクと、試合後にピッチを一周する選手達に拍手の嵐。しかしキタジも大谷も「浮かれてられない！」と真剣な面持ちである。

いつもより報道陣が多目だったのは残留争いのせいか？
負けてたまるか！それにしても昨日の日立台は桃源郷だった。

残り試合を「全部勝ちます！」とヒーローインタビューでキャプテンが言っていた。3連勝か・・・可能な気がしてきたぜよ。3連勝して運を天に任せる。その話、乗りましたよキャプテン！

家に向かうレイソルロードは浮かれロードである。周囲レイソルサポの話し声がデカいのである。この道が華やいだのは久しぶりだ。久々に現地観戦した嫁の顔が、そして友人サポの顔も上気している。

河合「オレ的には今日のMVP、澤だね！ついに至宝だね！」
友人「そうすか。大谷もよかったスよ！」
嫁「はぁ・・・なんかワタシさ、いい日に来たよね」
河合「だな。なんか満ち足りた気分だよ・・・やっぱ日立台だな」

と、幸せ気分で新潟戦まで2週間だ。長期間、浮かれていられるのが嬉しい。まあ実際は1週間前からヤキモキしだして、3日前から苦しんで、前日に気持ち悪くなるのは既定路線。よし、それまで久々に録画を見ながら再度浮かれることにするぜ！