2006年4月20日

第71回

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「ま、またか!」帰宅後即座にスカパーのスイッチを入れた時、すでに0?1で山形に先制されていた。嫁と二人で椅子に座り観戦。余裕の勝利で楽しいひと時・・・と思っていたのに0?2に、そして遂に0?3にまで・・・嫁がウルサイ。横で文句ばかり言っている「もう?ダメじゃん!全然だめじゃん!」

こんな時、自分は無口になる。「あ?シュートも打てないじゃん!も?!」分かってる!分かってるんだよ!仕方ないんだろ!俺だって悔しいのさ。でも言葉にならないのさ。やっと搾り出した言葉が「なんか普通に弱いな・・・レイソル」とても首位と最下位の試合には見えないのであった。

他会場の結果を調べる。3連敗だが暫定首位だ。自分「あれれ?まだ首位だよ?どうなってるんだJ2は!アハハッ」2人で笑う。むなしく笑う。嫁も「なんか複雑だよね、こんなに不調なのに首位なんて」まったくだ。こんな空虚な首位があっていいのか!落ち込むべきか、喜ぶべきか・・・まあ喜べるハズもなく去年の心理状態が思い出される。

どんな国に住んでても金持ちでも貧乏でも、人間の幸せの量は一定と聞いたことがある。他人から見て幸せそうでも実は不幸だったり、その逆も同様だ。6連勝で第1クールの幸せは終わりだったんだろうか?確かに天にも昇る幸福感だったが、この3連敗でプラマイゼロです。もう完璧に幸せと不幸せのバランス取れてます。いや、6連勝の幸福が消えそうです・・・ハァ、もう落ち込むのはヤメよう!気持ちの入れ替えだ。

しかしだ・・・もしかしたら自分は不幸体質なのでは?って疑問が浮上する。レイソルの記憶で鮮明に思い出されるのは、数年前の国立で優勝をかけた鹿島戦、甲府のバレー、駒場での7失点・・・なんか悔しい思い出ばっかりだ。どうなってるんだ自分の脳みそ。

不幸検索能力が高いのか幸せメモリー回路が壊れてるのか。いや前向きに考えたい。「幸せ一定」の法則が正しいなら、今後とてつもない幸福がやってくる。イヤな記憶を消し去るほどの幸福が。J1昇格、リーグ制覇、日立台改修・・・あとは何だ?ま、次節札幌戦はその第一歩としたいのであります。