ドキドキ、ハラハラ、アセアセ・・・か、勝ったよ！ついにレイソルが鹿島スタジアムで鹿島に勝った。これは歴史だ。レイソル史の新たな１ページだ。試合後「もう十回以上もココに足を運んで・・・やっと勝った！」と感激するサポ多数。

2年分の集中力を消費して、1年分の冷や汗をかいた試合だった。おそらく前半パクドンの退場は計算済みだろう。後半は集中して1点を守れとのパクドンからのメッセージ・・・のワケないだろ！まあでも集中が途切れないとはレイソルのコトだぜ！

試合終了直後、菅野とシジマールコーチが物凄い勢いで抱擁してた。
レイソル変人トップ３の菅野が大喜びしている。ホントに嬉しいんだな！

J1第28節vs鹿島アントラーズは、アウェー鹿島スタジアム。レイソルはこの地でリーグ戦未勝利。15年間勝ってないってスゴイ・・・すごい悔しいッス先輩！でも今年は優勝争いもしてるし、そろそろ勝てるだろ？と、ゴール裏は黄色く染まった。

前半開始。ボール支配は圧倒的に鹿島だった。やっぱり強いな。でもさ、でもでもでも！この壁を乗り越えなきゃだぜ柏レイソル。しかし試合は4対１の割合で鹿島が攻めてるイメージ。う?ん、レイソルにほとんどチャンスがねぇ！

そして31分。それは唐突にやってきた。鹿島名物モツ煮込みを食うヒマもない電光石火のショーﾄカウンター！茨田がパスカット→タナ順→レドミ→工藤シュート→ゴルゴルゴール！この間わずか5秒！今年はコレで満足だよオマエさんって気分になった。

しかし罠が待っていた。42分パクドンが2枚目のイエローで退場。想像だが主審は12分に出した、1枚目のイエローを忘れていたのでは？しかし出したカードは引っ込められない。主審は「後半埋め合わせするよレイソルさん・・・」と考え、前半は鹿島寄り、後半はレイソル寄りの笛となった・・・想像ですが！

後半開始。、守りに徹するレイソルとシュート練習状態の鹿島。数的不利の状況で45分間も守りきれるのもだろうか？しかも相手は鹿島。しかし今期最高の集中を見せるレイソルは鹿島の攻撃をすべて撥ね返す。全国の受験生諸君！この集中力を見習いたまえ。

増嶋が守備を頑張ってる。中島もヨンハも頼もしい。レイソルが耐える。守って耐える。鹿島が焦りだす。レイソル揺るがない！そしてロスタイムは4分。レドミとワグネルがコーナー付近で徹底的に鹿島る。鹿島スタでレイソルが鹿島ルとは最高じゃないか！2011年は良い年だなぁ・・・

ピ・ピ・ピーッ！勝った！初めて勝った！体に電気が走る感覚。これが歴史の証人になるってコトか。鹿島スタに来たのは2回目だが、10回以上足を運んだサポも多いだろう。彼等の感激は、高級ウニに神戸牛をのせ、ファアグラとキャビアで仕上げたゴージャスな・・・不味そうだなオイ！

さあ帰ろう。車内で友人達と「清水勝ったよ！注文通りじゃ?ん」と盛り上がる。よし、あとは浦和さんヨロシク！しかし浦和さんは負けたようだ・・・浦和さん・・・！

さてさて、次は天皇杯か。相手は栃木ウーヴァFC。申し訳ないが、よく知らないクラブだ。でもネル監督は全力で行くんだろうな。なんか段々わかってきたぞネルシーニョ監督が。おし、次も勝とうぜゴ?ゴ?レ・イ・ソ！