2007年5月24日

第216回

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ナビスコ杯予選の最終戦である。マリノスに快勝!しかし予選敗退。胸躍る試合展開もよかった!でも予選突破ならず。喜ぶのか悔しがるのか、さあドッチだ?決まっている!ヒジョーに悔しい。

例えるなら・・・古本屋で買った推理小説の最終章に「コイツが犯人→」ってイタズラ書きをされてたような、チョモランマ登頂成功直前に天候悪化で無念の下山のような、50キロ競歩ゴール直前に「走ってたね、失格」って言われるような、要するに「あと一歩」感覚の最大値ですな。

でも今日の試合を観れてよかった。後半17分頃に「今日の試合を観たオレは人生の勝利者である!」と確信した。それ程、選手達はシャカリキ感にあふれていた。そして、あと一つ確信したことがある。それは「谷澤に近づくとアブナイ!」ってコトである。谷澤に絡む相手選手が次々とファールを取られ、イエローをもらい、怒り、退場していく。こんなシーンを何度見たことか・・・

そう、谷澤はピッチの海を浮遊する機雷である。触ると危ない!ちょっと触れると被害甚大だ。もう「人間機雷-ヤザ28号」の称号を与えたい。この機雷能力で日本代表まで駆け上がれ!

さてさて、この日はキックオフ3分前に客席に到着。スタメンを見ると・・・本気だ!4?0で予選突破、勝つ気満々のメンバーだ。フランサもベンチにいる。休みじゃない!でもさ、4?0は狙ってできるモンじゃないっしょ?と試合開始。


本部室のお菓子も増量。ナビスコも本気出してきた!

開始直後はマリノスに攻め込まれるものの、デレデレ?って感じでオウンゴール。何がなんだかワカランかったが、やったラッキー!と、1?0で前半終了。う?ん、後半3得点が最低条件かぁ・・・まあ、なくは無いな!よ?し、頑張ろう。

すると後半開始2分、達ちゃんゴール。これは・・・イケルかも!ゴール後にボールをセンターサークルまでダッシュで運ぶレイソルの選手。むむむ、マジで本気だ。ふと気が付くと日立台が、満員の時よりアツ?い雰囲気。これはナンだ?4?0が見えてきた、達ちゃん復活、阿部嵩の活躍、様々な要素が絡まりあって・・・

そして小宮山選手が退場、フランサ投入、魔法かけまくりで期待度が頂点に達した時、藏川ゴール。なんかもう「こりゃ?4?0いくだろ!」って空気が充満し、人間機雷もフル稼働。

しかし得点できない。そして運命のロスタイム、ドゥンビアが1対1で放ったシュートはポストに弾かれる・・・グワッ!さよならナビスコ・・・オレオは美味しいよ。

アレが入っていれば予選突破!と、お嘆きの御同輩諸君、自分なりに逃げ道を考えた。

・もう少し右に打てば入ったのか?否、多分GKに弾かれた
・そもそもドゥンビアしかあのボールに追いつけない。ドゥンビア以外はシュート打てない
・ドゥンビアはスピードMAX状態。あれがベストシュート。切り返し、ループは不可能
・よって、ポストに弾かれたのは必然である。入る道理がなかったのである
・そう考えれば悔しさもやわらぐ・・・ワケないんです。3日は引きずるな?

試合後、本部室へ行くと、場の空気が混乱中である。
河合「あれ入ってれば、予選抜けしたんですね・・・ハァ?ァ?!」
社員A「オレね、あの瞬間、ピッチに転がりそうになったよ」
宮本主務「クォ?ああ・・・ク?ああ!」と悔しさを全身から噴出しながら登場。
大重さん「うにゃ?もうね・・・惜しいッス!イヤァ・・・」と顔が上気してる。
飯田さん「・・・・」下を向いている。
辻上さん「ウチは連敗しなくなったなぁ・・・そこがイイな」と冷静に分析中。
DJ今井さん「マイクのスイッチ入れちゃいましたよ!ゴッ・・・まで出ましたね」

いや?ホント残念でした。今日は悔しさを胸に寝ます。日立台でいい夢を見ましたよ・・・成就しなかったけど。でも、こんな時でもノブリンは、冷静に次の一手を考えてるんでしょうな。いや?頼りになります。