2005年12月12日

第41回

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とうとう、その瞬間が来た・・・来てしまった。

「日立台の奇跡」なんて淡い期待もあった。甘かった。そんなモノは存在しなかった。後半30分過ぎからは降格を覚悟し、心の整理をしながら、心を平静に保ちながら観戦していた。レイソルが負けているとスグに帰りたがる息子が相変わらず「もう帰ろうよ」を連発する。「この試合は最後まで見届けるんだよ!」このシーンを焼き付けておく。レイソルの情けなさを、長年応援してきたモノが崩壊する様を・・・絶対に忘れるもんか!

なんか感傷的になってた。最期を看取る気分か。ボロボロのレイソルと黄色いスタンドの対比。なんか込み上げてきたが、ボーっと見続けていた。終了のホイッスルが鳴り、ガックリくるかと思ったが、その瞬間は何故か冷静だった。「これじゃあ降格して当たり前だ。落ちるべくして落ちたのだ」と。この入れ替え戦だけが調子悪いワケじゃないんだ。2年間、J2の影に怯えながら応援してきた。常に降格危機状態だった。もう心の準備はできていたのだ。

試合後、6回もバレー選手のゴールをアナウンスしたDJナラさんを訪ねた。無口なDJだった。うつろな目をしていた。レイソルロードを歩くと、甲府サポ達の顔が上気している。ニッコリ笑いかけて「おめでとう」の一言でもかけてあげれば柏サポのポイントアップ!と思ったが、コチラは親子で黄色いまま。彼等は気を遣って目を合わせないようにしてるようだ。何人も甲府サポを見かけたが絶対にコチラを正視しない。自分はそんなに不穏な空気を発していたのだろうか? 

実家に戻ると母が「どうしちゃったのレイソル?かわいそうで見てられなかったよ・・・」心配そうに見つめられた。レイソルと自分、どっちを心配してるのかワカランが、いたわりの言葉が続く。自分はそんなに死んだ顔していたのだろうか?

夜中に帰宅後、ヴィートリアのメッセージを読む。同じ心境だった人達がこんなにいる。みんなレイソルが好きなんだよなぁ・・・と、空虚な心が少し癒される。WEB記事をチラチラと見るが、まだ読むとチョットつらい心理状態なので就寝。

さて・・・J2だ!今日からJ1への道がはじまる!切り替え早いな?自分。まだ陰鬱な気分は多少残るが、心は上向き始めた。唐突だが・・・「レイソルしか見えない!」あたりまえだ!柏そごうが好きだ。柏高島屋が好きだ。そして柏レイソルが好きなのだ。だからツライのだ。しかし、何故こうなってしまったのか・・・その分析から始めるか?飯田氏の日記には「問題」解決とある。人事?選手?自分はとりあえず「破れ窓の理論」で、レイソル日記バナーの「激」と「檄」の文字違いの修正だ!