第464回
黄色く染まった日立台に久しぶりに見参だ!「拙者、幸せにて候」と思わず呟きたくなるような、ちばぎんカップであった。穏かな小春日和、レイソルの勝利、なんか選手が沢山出てきた・・・と盛りだくさん。う?ん、レイソルがそこにある幸せを堪能した日曜日だった。
キックオフ15分前、日立台に到着するとスタンドは既に菜の花畑状態だった。スタッフによると、近年ちばぎんカップの人気が上昇してるらしく、チケットが足りないようだ。いや、ホントは客席数が足りないのだが、その話題は置いといて・・・
スタンドを見回してみると意外にジェフサポが多い。去年、降格危機を乗り越えて気合が入っているようだ。そんな時ってサポは熱くなりますな。8?12位より14?16位近辺のが燃え上がるとはコレ如何だが、レイソルサポには「ワカル。痛いほどわかります」って事象なのである。
なんと15回目ですよちばぎんカップ。
人間だったらもう高校生。お小遣いも10万円から30万円にアップです。
ところで「ちばぎん全部見てる!」ってサポにはまだ出会ってない。いるかな?
さあ試合開始だ。なんか懐かしいなぁ試合。序盤、レイソルはまだ調整中なのかな?って感じだった。観客も「今年のレイソルどんな感じ?」って様子見の雰囲気。でもミノルがズバ?ッと決めたんです。おお、やっぱ今年もミノルなのか!大満足の日立台。そう、今年も日立台の躍動が始まったのだ。
しかしサッカーである。元レイソル谷澤選手に個人技で決められ、ハァ・・・ですよ。やっぱ今年も歓喜と溜息の繰り返しなのか!それはサッカーの宿命であり、避けることは出来ない。しかし理想的割合ってのがある。ズバリ歓喜と溜息は7対3がよい。これがサッカー黄金比なのである。今年はそれで行こうよレイソル!などと考えながらハーフタイムへ。
超絶足技のパフォーマー軍団。こんな上手いのにJの選手じゃないんです!
TV収録中。ジェフのマスコットは夫婦なんだろうか?
数でも負けられん!レイ君にも王妃が必要な時期が来たようだ。
後半開始、レイソルタイムがやって来た。まずは栗澤が「よくそこに居たぜ!」って感じでゴール。ふむ、今年は栗澤か!そして続けざまにポポからチュンソンで得点。う?ん、やっぱ今年もポポ・チュンソンなのか!そして選手がドンドン入れ替わる。うむ、いろいろ試してるんだな。今年は誰なんだ?!
ってな感じで、ゴールも沢山、選手も沢山でジェフに勝利。なんとなく「今年はいいんじゃないか?」と予感させた。だってフランサは相変わらずだし、石川も大津も超積極的。そして近藤も今年は怪我しない!これで大谷とアルセウが戻ったら・・・「レイソル、なんて強い子なの!」ですよ。
勝利ダンスは浩太が「じゃあやりますか・・・」とヌルっと音頭とり。
そのテンションの低さが意外に楽しいのである。
試合終了後、本部室へ出向いて「今年もよろしく」とスタッフに挨拶。今年こそ、今年こそ勝ちまくりましょうよ皆の衆?皆の衆?!そして、ふと横を見ると小見さんが居るじゃないですか。よ?し早速情報を仕入れるぜ。
河合「あの?古賀の怪我は・・・どうです?」
小見「ああ、全治2時間だよ。まあ近藤も試したかったみたいだしな、フフ」
ホッ・・・安堵?!よかった、ホントよかった。気になって気になって・・・いきなり暗雲立ち込めるのかよレイソル!なんてチョット落ち込んでたんですよ。
河合「MVPは浩太なんですね」
小見「うん、ちゃんと見てるね。得点した3人は俺か?なんてドキドキしてたろ!ハハ!」
ナルホド、見る人が見れば今日のMVPは浩太なんですな。いや?全然判りませんでした。スタンドが黄色い!とかフランサの靴が破れてる!とかに気をとられちゃって・・・もっとサッカーを見る眼を養わなければ!
帰り道のレイソルロードでは、レイソルサポが話しながら歩いている。「今年のレイソルなかなかイイかも」「思ったよりよかったね?」と良い感触の人々が9割以上・・・間違いない!ってな感じで今年もよろしく頼むぜレイソル戦士よ、日立台よ!