2009年6月21日

第510回

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勝てなかった・・・負けましたね完璧に。昨日はFC東京がとてつもなく強く感じたのである。いや、レイソルがマックス弱体化してるのかも。試合に負けた時は、いつもなら「クッソ?勝てたのになぁ?!惜しいぜ!グギ?!」と悔しがる。しかし昨日は違った。ジーッと見つめてボーッとしてた。

つまり惜しい負けに見えなかった。例によって先制された。それは良くないんだが、いつもなら後半巻き返した。しかしそれもない。勝てなくともガムシャラに走ったり・・・それもない。皆が一生懸命プレーしている。皆が勝って欲しいと願っている。でも出口が無い。迷路だ。

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レイソルのこと考え出すと「う?ん・・・ああ・・・ウムム」となります。
サッカーに興味の無い友人に言わせると「それも楽しいんだろ!」だそうだ。
確かに喉元過ぎればって言葉もあるが、現在は喉元に異物が滞在中だ。

中断期間明けの日立台は絶好のサッカー日和であった。第14節FC東京戦はレイソル反撃開始の予定日である。ゴール裏の出し物も面白いし、客席もキレイに埋まってる。うむ、最高の夜だ!


サラリーマン仕様レイ君もこの時点では元気だった。
客席と芝生の様がキレイだ・・・日立台には蹴球美がある。

ゴール裏の「長いプレシーズンでしたが・・・今日が本当の開幕だ!」で緊張もほぐれ、さあさあ!生まれ変わったレイソルを見せてもらうぜとキックオフ。うん、いい雰囲気だ。日立台はこれじゃないとな。しかし開始早々9分に先制点を奪われる・・・え?

「ふ・・・こんなの既定路線!想定済みよ!いやダメだろ・・・でも反撃はこれからだぜ!」と気合を入れ直して逆転だぜ。しかしその10分後に追加点を許す。え?いかん、あっさり失点癖が治ってない。いや、まだまだ!ここから反撃が既定路線だ。なんとか1点差で折り返したいと願う日立台だが、そのまま前半終了。

さあ後半だ!と気合を入れてるスキに3失点目・・・え?奈落だ!奈落の底に落ちて・・・行く前に反撃だろ!まだ45分あるじゃないか。ところがドッコイ、昨日のレイソルは反撃もままならなかった。動きも緩慢に見えるし、運動量もFCに負けている感じだ。

FC東京は3点リードで余裕の試合運び。そのペースに付き合ってしまったレイソル。本当なら「うお?!逆転するぜ?!ドドド!」のハズなのに全てが噛み合って無い。レイソル戦士が頑張ってるのは、よ?く判る。でもこれは・・・どうゆうことだ!と悶々としている内に残り10分だ。

ここは日立台、ホームグラウンドである。意地でも1点は取るぜ!と最後の猛攻開始かと思いきや、それもなかった。無いどころじゃなく、逆に最後の10分はFC東京のが元気があったぐらいだ。そして、ほとんど見せ場も無く試合終了。日立台でこれは・・・イカン!

試合後、日立台を廻る選手達。「泣くな!」とスタンドから叫ぶ声。「祐三が泣いてるのかな?」と勝手に思ってしまった。未確認だが友人曰く「チュンソン泣いてました・・・」らしい。ホント、その悔しさを力にして欲しい。多分レイソル全戦士が悔しい・・・いや悔しくないとおかしい!このままじゃ終われないんだぜ!

帰り道のレイソルロードは哀愁ロードだ。誰もが肩を落としてトボトボと歩いている。寒くも暑くも無いのだけが救いかな・・・ふと、前を歩く男性サポ達の話し声が聞こえた。

「17位か・・・実力通りだ!」

そんなハズねぇ?!!!!と思いたい。でもそうなのかも・・・でもそんなハズねぇ!早足で男性サポを追い抜いた時、チラっと彼の顔を見た。本当に悲しそうな顔をしていた。
ホントに。

さ、次勝とうぜよ!自分は友人サポ4人と午前様でグチを言い合って切り替えは完了した。
したと言ったらしたのだよ!あと20試合もあるんだぜ!
クヨクヨしてるヒマなんてないんだぜ!
ああそうさ17位さ!それがどうした。関係ねぇ!開き直りが肝心だぜ!
そうさ勝てないさ!17位さ!でも次勝つのさ!まだまだ終わりじゃねぇ!ゆけ?!