第414回
第27節国立決戦、敵は川崎フロンターレだ。勝つ予定だったのに・・・信じられない光景が!なんと目の前で5回も失点シーンを見てしまった。HITACHIデーなのに5回もですよ!流石にボコボコにへこんでます。「歓喜の鼻血を流しながら」家路につく予定が急遽「血の涙を滲ませながら」に変更です。
さあ今日は、今日こそは勝ってくれ!そろそろ勝たないと残留争いに巻き込まれるぜ!と国立に到着したのは6時前。チケット売り場は長蛇の列だった。日立デーだから招待券の引き換えとかかな?なんて観察してると、普通に当日券を購入してる人達だ。人気じゃないか柏レイソル!
左のチケット売り場の列、ホントはズ?ッと続いてますよ。ホントですよ!
バックスタンドからゴール裏に菜の花畑が出現だ!この時は、まだ幸せ状態。
もう違和感無し。どう見てもホーム!圧倒的に勝った!と、まだ幸せ状態。
仕上げは人文字だぜ!最高だ!と、このあとの悪夢も知らず、まだ幸せ状態。
さあ試合開始だ?!の30秒後、ポーンとレイソルゴール前にボールが放り込まれる。ああ、微妙な感じだな。でも普通に対応すれば大丈夫だろう・・・と思ったら失点ですよ。開始42秒ですよ。鄭大世選手が上手いのか、DF対応の失敗なのか。まあ失敗なんだろう、だって鄭大世選手とは初対決じゃないし・・・まあ気を取り直して逆転だぜ!と、この時はまだ気持ちの余裕があった。
しかし、ここからが悪夢の始まりだった。あれよあれよと前半で4失点。川崎攻撃陣に翻弄されまくり。明らかに川崎が上手い。それともレイソルDF陣が崩壊してるのか。今日は意気上がる川崎サポを見てもイラっとこない。それほど「どうしたんだよレイソル!」の気持ちが強いのだ。
すっかり意気消沈の自分だったが、ゴール裏コールは大声のまま。なんとゆう精神力!この声援を聞いて奮起しなけりゃレイソル戦士じゃない!後半に期待・・・でも4点差か・・・でも奮起してくれ!とハーフタイム。
栗澤とミノルが交代して後半開始。ピッチに出てきたレイソル戦士の表情を見ると「暗いかな?」と思った。まさか心が折れてるんじゃ?と心配したが急にレイソルが積極的に攻め出した!よし、心は折れてないぞ!多分一番心が折れてたのはワタシなんでしょう。
そして後半10分、ミノル執念のゴール!10分で1点、40分なら4点・・・フ、そんなバカな。と思ったら10分後に藏川執念のゴール!いけるかも!もしかしたら追いつけるかも!と本日の国立競技場、最高の盛り上がりをみせる。
しかし時間と現実は残酷である。無情にも刻々と時計は90分に近づく。そして最後に駄目押し5点目を取られ試合終了。イカン・・・これはイカン。残留争いに突入したと言っていい。もう切り替えた。絶対に残留するんだ!
しかし・・・すっかり弱くなってしまったレイソル、シーズン当初の面影は全く無い。川崎の攻撃が電光石火なんで、余計にレイソルが遅く感じた。でも希望もある。後半はミノルが入ったせいなのか、妙に活性化していた。
弱いレイソルを応援するのは全然イヤじゃないんですよ。強くなれ、もっと頑張れと応援できる。でも段々と弱くなってるのを見るのはツライです。もちろん選手が懸命にプレーしてるのは判ってます。でもまた強くなれる!絶対になれると信じてますよ!あと8試合、まだまだいける!いけるよ!ウアァア?!ギャ?!
ええ、取り乱しました・・・だってね、既に柏サポは精神修業の段階に入ってます。国立からの帰宅時、地下鉄に乗りました。もうギューギューに混んでましたね。そしてつり革につかまったんですよ。すると隣から楽しそうな笑い声。なんとゆう悪夢!女性川崎サポ2人組が横のつり革につかまってるじゃないですか!
サポ「今日はスッキリした?!」
河合(ん?グェ!川崎サポ!まいったなぁ・・・)
サポ「だってさ、こんな勝ち方久々じゃない?フフフ」
河合(だろうな。ふぅ・・・この電車は地獄かよ!)
サポ「順位見てみよ?!」→携帯を操作
河合(順位か・・・何もかも懐かしい)
もうね、ほんの10分間ですけど無心の境地でつり革を掴んでましたね。そして帰宅すると息子が「負けたね。見てたよ」すると嫁も便乗して「42秒で失点だね」ときたもんだ。ここも地獄かよ!家も地獄なのかよ!いたわりの言葉を知らない家族なのかよ!
いや、まだまだですよ。ここからレイソルの逆襲が始まるんです。弱く見せてるのは罠です。まあいわゆる相手を油断させるトラップですよ。ここから怒涛の8連勝への布石ですな。スンマセン、言ってみたかったんです。さあ頑張るぞ?!