「グレてやる!」彼の目からは、今にも涙が零れ落ちそうだった。
そして怒気に震えた心の叫び・・・
「ぐぁらっぁどぉぉ?!」
と意味不明の言葉と発し、彼は日立台から走り去った。
勝利を信じて徹夜で作ったゲーフラ、ダンマクは置き去りだ。
真面目で温厚な彼に何が起こったのか・・・(続く)
こんな小説を書きたい気分なワケです。
我慢の時と判っているが・・・そんな気分なワケで。
Jリーグやっぱり甘くねぇ!と思わざるをえない敗戦でした。前半はしっかり守って「今日は勝てる!」と思ったんですけどね。あと16試合か。うむ、昨日は「レイソル体制整わず」で織り込み済み敗戦、計算通りってコトにして・・・気持ち切り替え完了!
第18節ガンバ戦は心配していた空模様はセーフ。でも湿気ビンビンのジメジメである。しかし河西社長直々の監督交代アナウンスもあり、試合前の日立台は異様な期待感に満たされていた。この感覚は久々だぜ。今日は勝てる!と思ったんです・・・
試合直前ガンバ応援席には見事な夕焼け。
「空も泣いた!ガンバ無念!」ってタイトル予定だったのに・・・
さあ試合開始だ。井原監督采配や如何に?素人目には守備重視って感じだ。シッカリ守ってスキを突いてあわよくば得点。ふ?む、いい感じだ。レイソルに足りなかったのはコレだった!と思い始めた。ガンバの調子もさほど上がらず、0-0で前半終了。
「勝てるかも!」と日立台の空気も華やいで後半開始。しかし間もなくPKを取られる。菅野の怒り方を見て「これは誤審に違いない!あ?ツイてない!」と思った。しかしTVを見ていた人は「あれはPKで妥当かも・・・」と言っていた。しかしスタジアムで、そんなことは判らない。「この判定のせいで負けたらどうする!」とイライラ・・・
そして10分後には例のアッサリ失点で2?0に。昨日はレイソルにイエローカードが次々と出され、選手達もイライラしてるようだった。そこに、あのPK判定。そして追加点で元気がなくなったように見えた。もちろん選手達は声を出して最後まで戦っていた。しかしプロでも人間、内心ガックリするのは当然か。
試合はそのまま終了し、勝ち点を稼げず痛い敗戦。終了直前には祐三が判定に不服でイエロー、そして退場。審判になのか自分になのかは判らないが、やっぱりイライラしている。ふぅ・・・なんか良くない状態だ。でも日立台に詰め掛けた人々は諦めてない!
AR前で挨拶。みんな拍手で励ましてる。
レイソル戦士よ、踏ん張りどころだぜ!
バクスタ正面前でも拍手。まだまだ諦めてない!
みんな太陽戦士の復活を待ってる。
AL前でも敗戦直後なのに怒涛の大声援。
みんな期待してる。頼むぜレイソル。
日立台にいる全員がツライ状況だがゴール裏でも声援。
諦めない!って意思がある。それを昨日は明確に感じた。
できるのは声援を送ることと、ML、メイン前でも声援と拍手。
みんなの危機感と、敗戦に耐える心をヒシヒシと感じた。
この日の日立台は満員だった。みんなが勝利を期待していた。しかし負けた。みんなツライ。17位から逃げられない。でも選手達が1周する間、拍手を送り続けた日立台。「もう来ねぇよ!」とグチも言いたいが、声援を送る。まだ残留に間に合う!だから頑張れ!の意思表示。
楽しそうに歩くガンバサポ。その間をすり抜けレイソルロードを嫁と歩く。敗戦の日はレイソル号外を受け取る気がしないが嫁は楽しそうに受け取っている・・・なんちゅ?精神力や!女性の平均寿命が長いワケだ。
さてさて、次の試合はすぐ。さあ敗戦を忘れるぞ!そして勝つ!あ・・・鹿島か・・・しかもアウェーか・・・たしか鹿島スタでの戦績は・・・関係ねぇ!勝ちてぇ!頼むぜ、かすぃ?わレイソォ?!