2007年5月18日

メイクドラマな予感

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本日の担当:桜林 舞

本日も日立柏サッカー場のスタジアムでのトレーニング。フロントオフィスから選手たちが練習している姿が見えるのが不思議です。「観客で埋まっていない日立台でサッカーをやるっていうのが不思議」と大谷選手。あぁ、なるほど!U-22からの帰国組や別メニューから合流した岡山選手などを加え、練習の人数が「多いナー」と感じました。中谷選手も、リハビリメニューを終えた後にスタジアムをランニングしていました。石川選手が古邊フィジカルコーチに「苦しゅうない」状態だったことはフォトギャラの通り☆

最後まで練習をしていた北嶋選手、パイロン(赤い三角コーン)を肩に持ち、ふれあいゾーンでファン対応。長谷川選手や柳澤選手、大河原選手など、積極的に練習ツールの片付けを手伝ってくれる若手組が多数見受けられますが、北嶋選手などのベテラン組も「やるよ、俺。」といわんばかりに気軽にスタッフを助けてくれるのがレイソルらしいところなのでしょうか。ベテラン勢とてこのような対応。レイソルの雰囲気がサイコーなわけですね。

「多様な攻撃の形をとることができればガンバにも負けないと思う。自分も得点にからみたいですし、チュンソンやミノルがのっていることに刺激を受けますね。この流れにのりたいと思います」と鈴木選手。「ガンバを強いけど、やってみないとわからないですよね」と菅沼選手。「(U-22香港戦の先制点について)いい球がきてよかったです。(レッズとガンバの試合をビデオで見て)ガンバファンになりました。みょうさん(明神選手)もいるし、すごく楽しみです。」と李選手。

「(リーグ最小失点を問われて)レイソルは守備のサッカーをしているわけではないですけどね。やっぱり古賀ちゃんとドゥーが前にいるのが大きいのかな。でも前線からみんな守備をしてくれていますからね。自分だけの力ではないと思います。勝ち点45が目標なので、正直現在順位とかチームの成績とかはあまりこだわりはありませんでしたけど、ドゥーが代表候補合宿に呼ばれて、やっぱりチームが好調だといろんな効果があるわけで、いい刺激になっています。」と南選手。「みょうさん(明神選手)との試合、楽しみです。まさか敵と味方で戦うとは思ってもいませんでしたが。」とかつてミスターレイソルと呼ばれた選手との対戦を楽しみにしている様子でした。ガンバ戦に関しては「引かないで真っ向勝負をしたい。いずれにしても、いい試合をしたいですね。いい形の立ち上がりをして、ピンチでもその時間を凌いで、僅差のゲームに持ち込みたい。エスパルスの不敗神話も止めたし、万博での不敗神話も止めたいですね」と気持ちは万全。守護神の強い意志がレイソルを象徴しているといえましょう。

「先発負けなしだねー」と記者さんに問われた菅沼選手。U-22がらみで先発出場できなかった浦和戦と甲府戦以外はリーグ戦9試合先発出場。なんと6勝3分!ナビスコカップの2先発を加えても7勝4分。ま・さ・に、負けなしのミノルーニー先発不敗神話です!しかし、リーグ戦6勝3分だよ、の言葉を聞いて「3分けかー」とどこまでも欲張りの様子。ロッカーの整理をして、4足のスパイクを水道水で磨きつつの問答でした。

そして「マグノはバカうまいよ!」とガンバに賛辞を贈る石崎監督。U-22組の先発出場を問われて「どーじゃろなー」と述べつつも「でも二人ともびっくりするほどピンピンしてるんじゃもん。出たくて出たくてしゃーないみたいじゃ」と目を細めていました。采配はいかに!?

昇格1年目。J1の下から2番目のレイソルが昨年度3位のガンバに挑む。レッズ戦の時もそうでしたが、「強豪に胸を借ります」なんていう言葉は露とも聞かれず。不遜な態度というより挑戦者の心意気なのでしょう。最終的な結果うんぬんよりも「自分達のサッカーをどこまで突き通すことができるのか。それが最強のガンバに通用するのかどうなのか」。臨む選手たちが皆、これだけワクワクしているのですから、見る側が面白くないはずがありません。毎試合負ける気がしていませんが、今回の高揚感はリーグ戦12節中1番だと声高に宣言します!明日のガンバ戦@万博は13時キックオフ。メイクドラマを魅せるのはレイソルだ!!!


そうそう、本日宮本拓マネージャーがめでたく30歳の誕生日を迎えました。いつもサプライズバースデーをセッティングする宮本マネが、サプライズなバースデーをセッティングされていました。「人生で初めて卵爆弾を浴びました。とてもうれしかったです」とは本人の弁。レイソルのお約束、でした。ふふふ。