2007年10月31日

修繕修復

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担当:大重正人

昨日、ピッチ脇を歩いていると、黒こしょうのような粒粒がブワっっと巻かれているのに気づきました。

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これはなんだろう??と思って、今朝、ピッチ管理をされている職員さんに聞いてみました。「それは、肥料なんですよ」。少し前に当ブログにも書きましたが、ただいま冬芝を養生中。芝生にたくさん養分を与えて成長をうながそうとしているそうです。大雨に見舞われた神戸戦でピッチもかなり傷んでいます。週末には日立台での天皇杯4回戦、Honda戦が待っています。写真のようにはがれた部分に砂を巻いて、その上から芝生をあてがい、また緑一面のピッチへ修繕作業が進んでいくわけです。

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そして、チームも修正です。石崎監督は、トレーニングの最中に何度か選手を呼び集めていました。9対9対9。赤・青・黄のチームに分かれ、赤が守備なら、青&黄がパス回し。青がパスミスすれば、赤&黄が攻撃側へと入れ替わる。攻守がめまぐるしく入れ替わるだけでなく、敵味方も入れ替わる。しかも狭いコートに27人も入っているので、素早い判断が必要です。

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「早く判断しないと奪われる。パスを受けるときの体の向きを考えて」など、トレーニングの「意図」を何度か説明するシーンが見られました。外から見る分には、監督の中でまだ納得いかないところがあったのでしょうか。細かい技術や意識の部分で細かい修正を図っている様子でした。週末の天皇杯でこれまでの築いてきたサッカーを取り戻せるよう、今日は長めの一部練習が続きました。

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そして練習後。なにやらグラウンドの片隅に、ユニフォームを着せられたFK練習用の人形が。。。「タクちゃん、よく考えたねぇ?」と選手たちもざわざわ寄ってきます。そのわけは、「日立台短信」にて。様子がわかるように写真も追加しましたので、ぜひご覧下さい。

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話は戻って、朝一番。今日はあの三浦泰年さんが日立台にいらっしゃいました。練習を最後まで見学される中、いろんな訪問者が三浦さんのもとへ。読売クラブ時代から旧知の竹本GM&小見ディレクター、日本代表で一緒だった大津トレーナー、静岡学園の後輩となる南キャプテンなど、がっちり握手してお話されていました。

そして午後の取材。三浦泰年さんと古賀選手、サッカーダイジェスト誌のインタビュー対談です。2人にはいろいろな共通点が。移籍してからの苦労話、竹本GM&小見ディレクターとのつながり、福岡でプレーした三浦さんと福岡生まれの古賀選手、兄弟Jリーガー対決で力が入りすぎてしまった話etc、、、真剣なサッカーの話あり、笑いありの楽しい時間でしたよ。11月中旬の発売をお楽しみに!

2007年10月30日

スネスネレイくん

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担当:桜林 舞

オフ明けでございます。

午後練習前に神戸戦を振り返るチームミーティング。「鹿島が勝ったことによって『TOP3』の目は消えてしまった。しかし、起きたことを真摯に受け止めていかないと、個人の成長、チームの成長はない。神戸戦はたいへんもったいない試合だったが、それを糧にしていこう。今回の経験を次につなげて、なにがおきてもチームがばらばらにならない強さをもって行こう」と石さんは総括しました。


午後練習は6色のカラフルなビブスがピッチを舞っていました。合計6色。黄色とオレンジ、赤と青がリバーシブルになっているんですよ。知ってました?ピンクと緑は単色ビブスなのだそうです。4対4や10対10などミニコートやハーフコートでのボール練習、シュート練習など、さまざまなバリエーションの練習が咲き乱れておりました。

【色とりどりの日立台】
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10対10では、左サイドからゴール前に切り込んでの「ミノルゾーン」から切れの良いミノルシュート。スズタツさんが右足を振りぬいた強烈なシュートをキリがみごとに弾き、そのこぼれ球をジャンボさんがすかさずシュート!キリ、悔しそうでした。。。そして、一昨日の大宮戦でゴールを挙げた池元選手も、フリーで受けてキーパーカトゥーくんと1対1。「うんめーなー」と宮本マネが呟いてしまうほど、ゴール左隅ギリギリへのすばらしいシュートを決めていました!

本日、自動販売機前に佇んでいたのはタニくん。「シュート練習、負けました・・・」とみんなにジュースを購入しながら、いつものオオタニ・スマイル。

午後練習後は古賀選手がJリーグサッカーキング、大島選手が朝日れすかの取材対応。社員食堂『ピアノ』のある建物の1階(通称:ピアノ1階)に「メディアルーム」と呼ばれる報道対応部屋がありまして。その片隅に、背景用の大判レイソルフラッグやレイソルグッズ、資料用のイヤーブックやファンズガイドがおいてあるのですが、取材途中にふと目をやると、誰のいたずらか、レイくんが、、、拗ねていました。その隣のレイソルベアは両手にミニフラッグを持ち応援しています。ちょっとかわいかったので、写真をぱちり。

【左足を組んだレイくんと応援レイソルベア】
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午前練習後、石さんがDVDプレーヤーを片手にトレーニングルームに消えて行きました。ランニングをしながら何を鑑賞していたのか尋ねると「ホンダの試合。あとJFLのほかのチームと」。

リーグ戦も大事ですが、今週末は天皇杯。気持ちを切り替えて臨みましょう!

2007年10月29日

「大宮公園」が「NACK5」に

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担当:大重正人

行ってきました、新スタジアム「NACK5スタジアム大宮」。記者さんに聞きましたが、あのマラドーナもプレーしたという大宮公園、あのジュニーニョ・パウリスタのサインが壁に残されていた大宮公園、あの大空翼君が初めてドライブシュートを放った大宮公園が美しくリニューアルされました。やっぱり新しいって気持ちいいですね?

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竹本GMをはじめ、スタッフさんとスタジアムを眺めながら話をしました。今のNACK5スタジアムを見ながら、日立台が将来こんな風になったらいいなぁと夢を膨らませます。ものすごい雨に遭った昨日を思い返しながら「やっぱり屋根は絶対いるよね」とか、「ゴール裏の2階席、椅子席もあっていいですよね」とか、バックスタンドの「NACK5」という椅子文字を見て、日立台なら「REYSOL」かなぁとか。。。話は尽きません。個人的にはスタンド席の色がレイソルイエローになると、一面黄色で美しいだろうなぁとか思ってしまいます。

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そんな新スタジアムの「こけら落とし」の「こけら落とし」にお招きいただいたわけです。開始早々はボールをしっかり動かし、ゲームを支配しますが、徐々に押し返されて、前半32分に先制点を許してしまいます。

後半からはメンバーを次々と入れ替えて、反撃に移ります。後半13分、最終ラインの近藤選手が前に飛び出してうまいパスカット。そのまま前線に持ち上がりカウンター。右サイドに張り出した大久保選手へ送ると、ドリブルからから中央へ折り返す。それを待ち構えていた池元選手が右足で巻くようにシュート!これがネットを鮮やかに揺らして同点となります。その後は阿部吉、ドゥンビア選手らスピードある選手に、菅沼、池元選手らが絡んで攻撃をしかけますが、惜しくもゴールならず。1-1のドローとなりました。

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試合後の池元選手です。「シュート決められて良かったです。ジャンボさん(大久保選手)のようなタイプとはプレーしやすいし、いいパスをくれました。でも仕事ができたのはあの場面だけ。もっといいプレーをしないといけない」と嬉しさもありましたが、反省する気持も忘れていません。

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そして、2度目の捻挫から実戦復帰を果たした近藤選手です。「やっぱり試合は楽しいね☆」の第一声。「75分ぐらいプレーできました。ヤナギと組んだのはほとんどなかったから、最初は難しかったけど、少しずつ良くなりました。フィードとかミスが多かったし、まだまだ。でも積極的に狙っていけたし、周りをしっかり見てプレーできたことは良かった」。

プレー自体は、いつも質の高いプレーを念頭においている近藤選手ですから満足はしていないでしょうが、まずはゲームに復帰できたことに安堵していて、にこやかな表情でした。ガンバ戦の負傷の痛みがなかなかとれず、治ったと思ったらもう一度捻挫。。。2度目にやってしまった時は相当に落ち込んで苦しかったという話を聞きました。でも我慢に我慢を重ねたリハビリが実り、無事に今日の試合を終えることができたのは、チームとしても本当に喜ばしいこと。

「新しいスタジアムはいいね?サッカー専用だし。でも、やっぱり日立台が一番でしょ!!」。確か後半戦が始まってから日立台のゴール裏のど真ん中に、「3」の弾幕が掲げられています。サポーターも近藤選手本人も、待ち望んでいる日立台復帰の日をお楽しみに。

最後に、日曜日の練習時間告知に誤りがございました。日曜日ということもあり、選手とのふれあいを楽しみにされて来場された方に深くお詫び申し上げます。内部連絡をいま一度確認して、このようなことのないように取り組んでまいります。まことに申し訳ございませんでした。

2007年10月27日

Return to our TOUGHNESS!!!

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担当:桜林 舞

まず最初に、本日悪天候の中、ご来場いただきました8,947名のサポーターの皆様にお礼を申し上げます。寒い中、いつもどおりの熱い応援、ありがとうございました。

【戦い抜いたレイソルイレブン】
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台風の影響で雨が降り注ぎ、ピッチのコンディションはかなりの水含み。

【「レイソル湖」の表現が飛び出すほど、水しぶきがあがります】
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【日立台2得点目を上げた太田選手もこのケブリよう】
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アウェイサイドからも「サッカーやらせてくれよ!」という切実な声が聞こえてきました。
しかし、試合が開催されている以上、それもサッカー。
両チームとも同じ条件下です。

泣いても笑っても怒っても、「4連敗」となったことは、事実。
「これをいい試練と思って、みんなで乗り越えよう!」と昨日、石さんは言いました。
選手も、スタッフも、そしてサポーターの皆さんも、気落ちしている暇はありません。

今日は、もっと強いレイソルに向かっていくための通過点。
今季初の4連敗も、もっと強いレイソルに向かっていくための一過程。

「挑戦?進化し続けるタフネス?」とレイソルはシーズン当初に掲げました。

もう一度、原点に立ちかえって。

残り4試合。
昨季J1復帰への道で鍛えられたタフネスを、
今こそ進化し続けましょう。


最後に、本日はこの天候で、レイソルホームパーティー「ハロウィンデー」の催しを一部変更し、「ふれあいタイム」もメインスタンドコンコースの混雑状態からお客様の安全を確保できないと判断し中止とさせていただきました。改めてお詫び申しあげます。

今季初の試みであった「ハロウィンデー」。
壁紙やデコレーションなどお披露目できなかったことは非常に残念です。。。

【ハロウィンデーの壁紙とハロウィン特別バージョンのレイくん】
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小学生以下のお客様先着300名にプレゼントさせていただいた「 ぺろぺろキャンディー」。こちらは当初の予想をよりも早いペースで配布が終了してしまい、お手元に届かなかったお子様もいらっしゃったようですね。お手元に届かなかったお子様にお詫び申しあげるとともに、この天候時にも多くのお子様にご来場いただけたことに心から感謝を申し上げます。

本日、日立台にお越しいただいたすべての皆様。
暖かくして、しっかり眠って、風邪などを引かれませんよう。
次節のご来場、そして熱い応援を、引き続きよろしくお願いします!

2007年10月26日

危機感

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担当:大重正人

話は昨日に戻りますが、、、練習を終えた選手たちが、ピッチ上に自然と輪を作って話し込んでいました。そして今朝も練習前に、南選手と石崎監督が話し込んでいました。いつもなら週末のみ試合が組まれている場合は、試合前日の練習はミニゲームが和気あいあいと行われます。しかし今日は、時間は短いながらも、10対10のゲーム形式練習が行われました。

緊張感と危機感。今日のトレーニングは特に張り詰めた空気が漂っていました。自分たちのサッカーは何たるか。前線から激しくボールに寄せ、フィールドプレイヤー10人一丸となってプレスをかける。泥臭く、諦めずに、追いかける。「今までやってきたことをもう一度立ち返ってしっかりやろう。ウチのプレスは全員が協力して動かないと機能しない。ボールサイドとは逆サイドの選手も含めて。今は3連敗中だけど、これをいい試練だと捉えて、強くなるために全員で乗り越えよう。」

石崎監督の言葉もいつも以上に重く厳しいものでした。明日は冷たい雨に見舞われる予報、天からの試練にも打ち勝つ、心技体の強さを見せて欲しい!

サポーターの皆様、明日は連敗も台風も吹き飛ばすような力いっぱいの声援をよろしくお願い致します。「明日は絶対勝つ!」選手もサポーターもスタッフもフロントも心をひとつにして、絶対に勝ちましょう!!!

2007年10月25日

心と身体、健やかに

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担当:桜林 舞

今日も秋晴れの日立台。ウォーミングアップのちセットプレー練習。のち、試合二日前でしたが、珍しくミニゲーム。赤と黄が3-3でPKにもつれ込む大熱戦。

黄組が決め。赤組がはずして、黄チーム勝利!恒例の罰走。スタートラインに並ぶ選手たちが、我先にとゴールに向かおうとします。が、石さんのホイッスルが鳴る前にフライングする選手が続出!!
『(笛を)くわえるだけだからな、動くなよ。』
それでもフライングする選手たち。。。
それを見かねて
『おいっ!動くなーゆーとろーがー!!!』
と叫ぶ石さんの姿が見受けられました。

ピッチを少し遠目から覗くと、見慣れない選手のシルエットが。。。いや、髪形が変わると「ん?あれは誰だろう?」と毎回目をこする羽目になるのですが、短めに髪を切って若々しくなった感のある山根選手と、ふわっとウェービーにボリュームアップして雰囲気の変わった藏川選手でした。二人ともお似合いです☆

【髪型を変えて気分転換?山根選手と藏川選手】
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山根選手は本日取材が入っていたので、取材のために髪を切ったのかしらと尋ねたところ、「いや、昨日しか時間なかったんよ」とのこと。フレッシュな山根選手が臨んだ取材は「自分に合ったポジションについて」。センターフォワードから石崎監督との出会いでボランチに転向した山根選手ならではのインタビューでした。「石崎監督あってのボランチ・山根巌ってことですね」との問いに、「まちがいないね!」と間髪いれずに即答。石崎監督との太い絆を改めて感じた次第です。こちらは12月6日発売の「ジュニアサッカーを応援しよう!vol.7」に掲載予定です。お楽しみに。

そして、10月11日(木)から始まった介護予防事業「心と身体の健康維持増進プログラム」は全3回の運動プログラムの最終回を迎えました。3回目ということもあり、本日はスタジアムのピッチで赤いパイロンをおいてのドリブル練習やPKシュート体験も。最後参加者全員での記念撮影会。天気もよく、気持ちよい汗をかいていただいたことでしょう。

【介護予防事業、全体記念撮影】
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運動プログラム終了後は、お昼ごはんを食べてから閉会式が行われました。

【4階のロイヤルルームにて運動プログラム閉会式】
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参加者の皆様には集合写真の入ったフォトフレームと近藤育成・普及部トレーナーによる「自宅でできる簡単エクササイズ指南」が手渡されました。

【3時間前にとった集合写真をフォトフレームに入れてプレゼント。色とりどりです☆】
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【レイソルオリジナル「自宅でできる簡単エクササイズ」。図解で説明してあり、とても分かりやすいです☆】
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運動プログラムは今日で終了でしたが、お時間の許す方には27日の神戸戦の試合観戦がセットになっています。「スタジアムでサッカーを見るのは初めてなので、いまからすごい楽しみにしているの」と参加者のご婦人方。試合前にはサッカーのルール説明や応援の仕方などレクチャーするスタジアムツアーも予定されています。少しお天気が悪いようですが、日立台を楽しんで帰ってもらえると嬉しいですね!

最後に訂正です。
10月24日に発売されたJリーグサッカーキング12月号に「柏レイソルバイブル」という10ページにわたる企画が掲載されております。その中の全選手の私服大公開のページにて、平山選手の娘さんのお名前が間違っておりました。正しくは「紋苗子(もなこ)ちゃん」でした。

2007年10月24日

女子中学生と、戦う男たち

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担当:大重正人

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今朝方。すばらしい秋空。事務所の窓も全開ですがすがしい朝を迎える中、突然聞こえた聞きなれない女の子たちの若い歓声。「気持ちいい!寝転がっても全然芝生が服に付かないよ?」ピッチに出てみると、職業体験に訪れた中学生の皆さんが日立台の芝生に一同感動しているところでした。その後も週末のヴィッセル戦で使用する報道用のビブスをたたんだりと、いろいろお手伝いいただきました。

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その彼女たちが食い入るように見つめていたのは、やはりトレーニングに励む選手たち。楽しく、そして真剣に。これぞ戦う男の姿です。今日のゴールキーパー練習は、ピッチではなく砂というか土の上。假谷エクイップメントスタッフが丁寧にならした即席ビーチでしょうか。そこでGK4人衆がジャンプしたり、ステップしながら、ロビンソンコーチのボールを抑える練習。

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練習が進むにつれて選手たちの息が乱れ、最終的にはこの様子↓
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練習着を泥だらけにして、力を振り絞る桐畑選手でした!絵になる男です!

その後、女子生徒さん達が熱いまなざしを送るのは、、、
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李忠成選手でした。ヴィッセル戦の中継で流れるインタビューの取材です。TBSの新井麻希アナの質問に答えています。神戸戦への意気込み、五輪代表での経験、サポーターに混じって応援したときの思いなど、チュンソン選手らしい熱いコメントを残してくれました。最後はサポーターへのメッセージを送り、「ハイ、OKです!」の声で無事終了。終わるや否や「オレ、いつも言葉の前に『まっ、』って言っちゃうんです。絶対、テレビで司会とかできないよ?」。

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でも、テレビカメラの前でもあれだけ堂々と話せることはすばらしいことです。ゴール後のパフォーマンスも、サポーターのみなさんと喜びを分かち合いたいという思いから自然と出るものだそうです。「みんながとても喜んでくれるから」。常にスタンドやテレビの向こうで応援してくれる方へ捧げるゴールとパフォーマンス。3連敗で迎える神戸戦へ向けて燃える男チュンソンはやっぱり頼もしい! ミーティングでは「この状況をどうやって打破するか、これは自分達で乗り越えるしかない。これをクリアできれば、また一回り大きくなれる」と石崎監督の熱弁が振るわれました。自分たちは挑戦者。受けて立つんじゃなくて、向かっていく姿勢。絶対勝つんだという戦う気持ち。

みなさんも選手と一緒に戦いましょう!その熱い思い、選手を後押しする激励をマッチデープログラムのサポーターズボイス宛にお送り下さい。たくさんのメッセージ、お待ちしています!
koho@reysol.co.jp

2007年10月23日

癒し系レイソル

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担当:桜林 舞

今日は本当にいい天気でした。
暑すぎず、寒すぎず、これぞ秋!という気候。
空も高くて、お休みの日ならピクニックに行きたくなるような。

そんな中、本日も2部練習。

午前練習終わりに、チバテレビ「ライジングレイソル」の取材を受けた大谷選手。「ペンもお箸も左手なんです。ご飯食べるとき隣の人に肘があたるので嫌がられるんですよ」と左利きの苦労を語ってくれました。

【サインと一言をしたためる大谷選手。左ききです】
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そして、こちらは午後練習の最初のウォーミングアップ風景。
鬼になった選手が、列の最後尾の選手にタッチするというゲームです。最前列の選手と鬼になった選手のガチンコバトルが勃発していました!

【むかでのように一列になって】
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【最前列の近藤選手。鬼の阿部吉朗選手をブロックします】
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【みんないい笑顔です☆】
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【おたけびをあげる最前列アルセウ選手に、「やりずらいよぅ」と鬼の小林祐三選手】
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【鬼が最前列に捕らえられてしまいました。トムとジェリーみたいです。パンゾウくんの手が歌舞伎役者のよう。】
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そしてゲーム形式の練習のあとには、自主トレーニング。
誰が言い出しっぺか、本日はPK合戦。

左サイドでクロスを再三あげていた平山選手。練習後に「なに飲む?」と選手に声をかけながら、自動販売機でジュースを何本か購入の様子。「PK合戦に負けてしまいました…」と残念な表情。勝利の美ジュースの味は格別なことでしょう。


そしてPK合戦終了後、北嶋選手と桐畑選手が1対1でPK練習。そこに通りかかった古賀選手。ゴールキーパーに興味を持った模様で、桐畑選手の代わりにGKを務めます。

キッカー・キタジvsGK・コガちゃん、同級生コンビのPK戦。
果たして、結果は。。。
キタジ勝利!
危なげなく!!
FWの意地を見せました!!!
止められなかった古賀選手、「これを止めるなんてありえないわ!」とゴールキーパーというポジションに賞賛を贈ります。

そして桐畑選手に「見本見せて」と今度は立場を交代。
キッカー・コガちゃんvsGK・キリ、ウイイレも真っ青なレアカードのPK戦。
果たして、結果は。。。
コガちゃん勝利!
危なげなく!!
先輩の意地を見せました!!!

その後、キタジさんと古賀さんが再三キッカーを務めるも、すべからくネットが揺れる、揺れる、揺れる。「あ、俺、マジやばいわ」とグラウンドから立ち上がれない桐畑選手の姿が見受けられました。

以下、選手コメント

古賀選手コメント
「あれはキリの調子が悪すぎました」

桐畑選手コメント
「先輩を立てるのは、後輩の基本です。チームの雰囲気を良くするために日夜奮闘しています」

・・・。
頑張れっ!キリくん!!


そして、クラブハウス前には懐かしいオレンジの車の姿が。

【宮本マネの愛車ビートル復帰。お祝いの赤コーンが飾られてキュートさ倍増】
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今日もレイソルは癒し系、というお話。
めでたし、めでたし。

2007年10月22日

プレーできる喜びを感じて

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担当:大重正人

朝8時。熊本のホテルを出発し、9時10分の飛行機で羽田空港へ。11時前に無事着陸し、レイソルバスで正午ごろに帰柏。昨日の苦しかったゲームの疲れは肉体的にも精神的にも抜けていないでしょうが、それでもまた日は昇る。落ち込んではいられません。先発出場した選手たちは、着いて早々12時半ごろからリカバリー。軽いランニングやストレッチで身体を動かしました。

今日は14時半から湘南ベルマーレとの練習試合が組まれていました。予定ではスタジアム開催でしたが、週末に神戸戦を控えており、芝生を保護する目的で急遽練習場での実施に変更させていただきました。椅子席をご用意できず、立ち見や地面にお座りいただくこととなりご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。それでも日曜日ということもあり、大変多くの方が来場くださいまして、ありがとうございました!!

さて、その試合には、熊本から戻ったばかりの、佐藤、藏川、北嶋、平山、小林祐選手は先発。さらにドゥンビア選手も途中出場するなど、厳しい移動もなんのその。昨日の鬱憤を晴らす動きを見せてくれました。

前半は、ロスタイムのセットプレーから隙を突かれて先制点を許しましたが「攻守の切り替えも、サイドチェンジも素早くできている。あとはシュート。フィニッシュをきちんと枠に飛ばそう」と石川健太郎コーチがハーフタイムにゲキ。すると、その言葉どおりに後半戦はゴールラッシュとなります。

まずは佐藤選手のクロスを相手GKがこぼしてオウンゴールに。さらに鈴木達也選手が相手ボールを奪うと一気のカウンター。アラウージョ選手がフォローしてクロスを入れると、走りこんだ鈴木選手がゴール。さらにダメ押し点は、藏川選手の右クロスを大久保選手がニアサイドで足で押し込んで3点目。得点もさることながら、鈴木選手をはじめ懸命にボールを追いかけ、サイドを基点とした素早い攻撃。大分戦のショックを振り払うような鮮やかな逆転ゲームに、救われたような思いでした。

この試合、石舘靖樹選手が左サイドバックとして出場。サテライトリーグでの肩脱臼、さらに復帰してすぐに肉離れを負ってしまい、今季は試合どころか練習すらままならない苦しい日々が続きました。「90分出場できてどうだった?」と声をかけると「5ヶ月ぶりのフル出場だったから、最後の10分は特にきつかったです。守備でかなり体力を使ってしまいました。本当はもっと攻撃にも絡みたかったです。そこがこれからの課題ですね。でもこれを継続していけばよくなると思います」。とその表情は、やっぱり充足感に満ちていて、さわやかな笑顔で答えてくれました。危険な守備のシーンでも身体を張ったタックルを見せ、また持ち前の左足のパスは今日も正確でさすがと思わせる技術。さあこれからが勝負ですね。今日出場したほかの選手たちもゲームメンバーを脅かすようなアピールして、競争することが個人にとってもチームにとっても成長に繋がります。今季初の3連敗。月曜日はオフ、火曜から本当に正念場の一週間となります!!

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2007年10月20日

悔しさに震える熊本の夜

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担当:大重正人

物事がうまく進まないとき、人はなにか理由を探します。どうしてダメなのか、どうして勝てないのか。サッカーの勝負にはいろんなファクターがあって、つい外的な要因を求めてしまいます。試合が終わってから2時間近くたちますが、なかなか整理できません。監督会見やミックスゾーンで談話をメモしていても、熊本の寒さと悔しさからか、なんだか手が震えているというか動かない感じでした。

石崎監督の共同記者会見。J1で凌ぎを削る中で、「自分たちは前からプレッシングをかけてボールを奪う」という貫くべきサッカーのスタイル、矜持やプライドが炎のように燃え立っているように感じました。うまくいかないとき、そうやって自分たちの内側に立ち返ることが大切だと思います。何かのせいにしても仕方ないこと。でも、今は素直にそう整理できませんが…

今日は本当に悔しいです。でも、その悔しさを一旦は胸にしまいこんでいたのが、サポーターのみなさんでした。今日の試合後のあいさつ、拍手による激励は遠く記者席から見ていても胸に伝わるものがありました。この悔しさは、絶対に来週の日立台で返しましょう!5倍返しぐらいで!

明日は、日立台でトレーニングマッチ湘南戦です。キックオフは14時半、メインスタンドは12時頃開放予定です。明日は午後一番ぐらいに帰柏予定です。それでは、また明日から「キリカエ」です。

2007年10月19日

「アイシテル、レイソル」

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担当:桜林 舞

久しぶりです。
なにが?って。

練習の立会いも、
取材の立会いも、
練習見学に来られたサポーターの皆さんと顔を合わせるのも。

昨日まで広報研修会で缶詰だったので、
日立台に朝からいるのは2日ぶり。
なんだか、朝から、とても新鮮でした。

午前中からフロントオフィスには「ボンッ。ボンッ」と花火のような音がこだましていました。
朝っぱらから花火が打ちあがっているはずもなく、ひょいとスタジアムを垣間見ると、GK練習が行われていました。ロビンソンコーチが蹴ったボールをGKがキャッチ。「ジュウニバーン」とロビンソンコーチが日本語でいうと「12」の数字が貼られた人型やミニゴールにスローイングやキックで命中させるというもの。先日から取り入れられた新メニューです。

標的に当たってガッツポーズの水谷選手。
標的にわずかばかり逸れて悔しそうな桐畑選手。

「ジュウゴバーン」
『ボーン(ボールが飛ぶ音)』
「ジュウサンバーン」
『ボーン』
「キュウバーン」
『ボーン』
と数字が読み上げられるのとボールが弾かれる音を祝詞のように聞きながら、
「あー、今日も平和だなぁ、日立台」
と思ってしまったわけです。


そして、恒例ミニゲームが行われているグラウンドへ急ぐと、
まさにゲームは白熱中。

まず思ったのは、「ん、なんか人数多くない?」。
といっても全34人の選手の人数が増えるはずはなく。。。
U-22の李選手と小林祐選手もカタールから15時間の大移動を終えて合流。
負傷者リストに名前を連ねていた、あの選手やこの選手も合流。
うれしいことですね。


そして思ったのは、「レイソルってこんなに元気だったかしら?」。
ワイワイ、キャーキャーとえらい賑わい!
すっごい声が出ていて、木の葉舞い散る秋の日立台に響きまくりでした。

本日のミニゲーム、紅組のブルーノ選手が中盤で前線で大活躍!
2得点を決めて、紅組を勝利へ導きました!!!
「今日のMVPはブルーノだな」と声が選手たちの間であがる中、
「アイシテル、ブルーノ!」と叫んでいた佐藤選手。

【ブルーノ&ユッキー】
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黄組が一列に並び、レディーゴー!
フィニッシュラインでストップ。
タムさんの判定は「ヤザワ?」。
「なんで?」と崩れ落ちる谷澤選手に、
「あぶね?」と心底嬉しそうな古賀選手。
ヤザワールド全快のなごみ系一発芸はフォトギャラで。

「ここまできたら相手が誰でも関係ないから」
と応える石崎監督の囲みの取材に立会いながら、
「研修お疲れ様でした?」なんて、
サポーターの方に声をかけられながら
やっぱりしみじみと思ってしまいました。

「あー、今日も平和だなぁ、レイソル」。

昨日までの広報研修会で、
他クラブの広報さんと延々尽きぬ広報談義。
「これってどうなの?」
「それが知りたいわけよ!」
「あー、やっぱ一緒だね。」
「そういう方法もありなのね!」

正解は一つではない。
というより正解があるかどうかも分からないけど、
よりよいクラブ広報のあり方を、
あーでもない、こーでもないと議論し続ける
それぞれの根底にあるのは
それぞれの「クラブ愛」。

J31クラブの全広報さんとお話できたわけではないないですけど、
Jリーグを構成する他の広報さんの話を聞いて、
「負けてらんないな」と。
というか「負けないぞ」というか。

と、同時に、この素晴らしい仲間たちと、
張り合いつつ、協力して、Jリーグを盛り立てていけたらいいなと。


んで、久しぶりの日立台。
今日はいつも以上に感じてしまったわけです。
「好きだなぁ、レイソル」。

。。。
改めて言葉にすると、こっ恥ずかしいんですけど。
しみじみと。
そんな感じで。


大分の広報さんに
「悪いけど、勝点3いただきますからね」
と声をかけましたらば、
「いやいや、今回はあげられませんから?」
と言われました。

「クラブ愛」も負けませんが、
「リーグ戦」も負けませんよ!

「可能性がある以上は本気でTOP3を狙っていく」と石さんも言っています。

熊本の地にて、勝点3を手にしに参りませう。
明日は19:30キックオフ@KKウィングです!

2007年10月18日

本日のフラッシュ

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担当:大重正人

本日は広報研修会2日目。昨日に引き続きJリーグハウスにはせ参じ、ほかのクラブの広報さんと「緊急時のメディア対応」について、講義を受けました。緊急時というのは、言い換えれば、不祥事です。テーマは選手の「飲酒運転」と「情報漏えい」。飲酒運転の厳罰化やIT情報化社会の促進など、時勢に合わせたテーマです。選ばれた他クラブの4名が模擬会見やテレビインタビューなどの実習を受け、そのやりとりを講師の方の指導を聞いてまいりました。

マスコミ(世間)がどのような情報を求めているのか、たとえば、いつ、どこで、だれが、何、なぜ、いかに、という「5W1H」でシンプルに伝える。簡単な言葉でゆっくり話す。姿勢を正し記者の目を見る。。。といったテクニックや手法をご指導いただきました。そして、一番大事なのは「クラブの姿勢を誠実に伝えること」。言葉はもちろん、表情や声の大きさや話し方によって、相手に伝わる「印象」がまったく異なってきます。つまりは、コミュニケーションの基本ですよね。しかし、これが簡単にできそうで、実は難しい。広報はチームの顔、チームの声。仕事や役割の重大さを改めて痛感しました。

そしてもうひとつ。このような「緊急事態」は本質的に絶対にあってはならないこと。日々のクラブ経営や運営、安全管理など、柏レイソルとして日々の取り組みを怠ってはいけないということです。ただどんな準備をしていても、いつ何が起こるかわかりません。チーム一同、気を引き締めていきましょう!!

残念ながら、今日も練習は見られず。。。なので、本日のフラッシュです!!

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午後2時ごろ、日立台に帰ると、体育館はあふれんばかりの元気な雰囲気。介護予防事業の第2回で、前回よりも参加者が増えて25名が参加。お互いに向かい合って、サッカーボールをパスしたり、バスケットゴールを狙ってのフリースローなど、今日も楽しく身体を動かしていただけたことと思います。

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こちらは、男子中学生7名が職業体験にお越しくださいました。スタジアムや事務所の中で、スタッフ業務に触れ、落ち葉拾いなど、貴重な経験をしていただけたことでしょう。

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最後は笑顔2連発!まずは菅沼実選手です。NHK「スポーツタイム」のテレビ取材で「一芸に秀でた選手の技を伝える企画。菅沼選手のプレーについての「ある秘密」を解剖し、データを交えて分析する内容です。取材には立ち会えなかったので、どんな内容かは私も楽しみです!土曜日夜、午後10時30分?55分の間で放送です!

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そして、石さんスマイル☆ 本日、石崎信弘監督が来季も続投することが正式に決定しました。契約延長というのは、山形時代以来とのことです。「2年間続けて作ってきたチームで、来年も戦えるというのは本当にうれしいこと。でもやっぱり、一番大きいのはサポーターの存在よ。チームが苦しいときもグッとこらえて、応援し続けてくれたからね」。1年でJ1に復帰し、勝ち点45をクリアして、、、優勝争いできるチームになること。われらが石さん、リーグ戦は今年残り6試合、天皇杯があって、そして2008年シーズン。これからも挑戦し、成長をつづける石崎レイソルへの熱い熱いご支援を宜しくお願いいたします!!

2007年10月17日

Jリーグ広報研修会1日目

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担当:桜林 舞

本日は「2007 Jリーグ広報研修会」に大重広報と参加しています。
なので、「練習風景などは宮本主務に託してきました(大重広報談)」です。
よろしくお願いします。宮本主務!

御茶ノ水にあるJFAハウス9階にJリーグ事務局があります。
入口はこんな感じ。

【ようこそ、Jリーグへ!】
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※一般の方は1階のサッカーミュージアムまで入ることができますので、是非一度足をお運びください。


【研修用資料】
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J31クラブ広報担当者が勢ぞろい。準加盟クラブの方もいれると総勢60名前後でしょうか。
講師の方から広報の理論やケーススタディを学びました。
いろいろと考えさせられます。

【休憩中の広報担当者のみなさま。携帯電話が手放せません】
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11時から行われた広報研修会。
久し振りの座学でいつもとは違う疲労を感じています。
いろいろと書きたいことはあるのですが、これから懇親会です。
短めで失礼します。
いろいろと他の広報の方に教えていただいてきます!

本日は山根さんのブログ風で締めてみたいと思います。

でわ。

2007年10月16日

レイソルの強み

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担当:大重正人

さかのぼること、日曜日。サテライトリーグの仙台戦が行われる1時間前です。ボランティアスタッフさんの活動を報告する会報誌の取材を、僭越ながら受けさせていただきました。ホームゲームに来場されたとき、ブルーのポロシャツを来てお仕事されている方々を見た記憶があるかと思います。ゲートやスタンドでの案内や、皆さんお楽しみの選手ふれあいタイムなど、日頃から試合の運営をお手伝いいただいております。もちろんレイソル愛に基づく自主的な活動、まさに「無償の愛」でしょうか。この場をお借りして、日頃のみなさまの活動に感謝申し上げます。まことにありがとうございます。

試合前のベンチに座って、お話をしたのですが、スタッフが入れ替わり立ち替わりやってきては、ニヤニヤして冷やかしの眼差しを残していくので、恥ずかしいやら腹立たしいやら。それでも、一生懸命考えてくださったいろいろな質問を聞いて「取材を受ける選手って、こんな感じで改めてタイヘンだ?」など思いながら、自分なりに頑張って答えました。そのなかで、「レイソルの一番いいところは?」といった感じの質問がありました。「年齢に関係なく、選手みんな仲良く、雰囲気がとてもいいことです」。今日は、それを改めて感じた午後の練習でした。

ウォームアップを終えて、石崎監督は選手たちを二組に分けて、ビブスを着せます。いつものミニゲームぐらいのコートで全員が参加。しかしエンドラインをボールが通過すれば全てゴールにカウントするというところが、いつものミニゲームと違うところ。ラインを通過したかどうかをスタッフが判定するのですが、ゴールかどうか微妙な判定には、両チームの選手が同じように手を挙げて猛アピール。自然と選手たちの声が大きくなり、熱くエキサイト!!

その後は、チームが輪になって手をつないで、リフティング競争。カントクが「先に30回行ったほうが勝ち。足だけでな」と合図すると、ピンクチームがミスする中、黙々とブルーチームが数を重ねて勝利。ピンクチームには、その場ジャンプの罰ゲームでした。

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やはりそこには、雰囲気を良くしようとする石崎監督のトレーニング方法があります。ゲーム性のあるシンプルな競争で、互いを競わせる対抗戦にする。選手たちは本当に負けず嫌いですから、どんな勝負だって勝ちたい!負けるのはカンベン!だからこそ熱くなるし、元気なエネルギーが放出されてピッチ上はおおいに盛り上がります。「練習は厳しいけど、いかに飽きさせずに、楽しくやるか」。選手それぞれが本来持っている明るさに、石崎監督の信条とモットーがいっしょになって、レイソルらしい楽しい雰囲気が醸し出されているのです。

しかし、その後は戦術的なトレーニングで厳しい監督の声が響いていました。ボールを奪ったところで、いかに早くシンプルに正確にシュートまで持ち込むか。この2試合でミスが続いた課題を克服するため。日立台のナビスコカップ、マリノス戦。キレイなパスが回って、最後は鈴木達也選手が左足で決めたようなゴールをもう一度見せてほしい!!

さて最後に、今日の練習場は曇り空。夏過ぎて、一気に冬将軍が来たような「寒さ」。凍えて唇を震わせながら取材している記者さんもいるほど。そのなか、フランサ選手は、今日も純白のノースリーブ!? やはり何もかも超越しているキングでした。
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2007年10月14日

サテライト仙台戦@日立台

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担当:桜林 舞

曇空の下、サテライトAグループ第17日目が行われました。昨日のジェフ千葉との練習試合も大勢の方にお越しいただきましたが、本日も、気温が20度を切る肌寒い天候にもかかわらず2,300名を超えるサポーターの皆さんが日立台のメインスタンドを埋め尽くしてくれました。

【満員御礼のメインスタンド。柏はもちろん仙台サポさんも熱い!!!】
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本日は負傷明けの藏川選手が90分フル出場。藏川選手は「(ずっとリハビリだったので)身体が重いんですよ。もう少し絞らないと」と、全体練習の後に20分のランニングを自身に課していました。後半22分にも藏川選手が起点となって、アラウージョ選手、池元選手、北嶋選手(おしくもゴール上にわずかに反れてしまいましたが・・・)とゴールに繋がるシーンがありました。右サイドを惜しげもなくかけ上がる姿も健在。次節リーグ戦に照準を定めて、順調に調整中というところでしょう。

グループ優勝がかかったこの試合。前半14分にPKを取られ1失点、その直後の前半15分のセットプレーから2失点目を喫します。全体的にはレイソルもシュートチャンスを作れていましたが、早い段階でのこの2失点が響き、結果的には2-0で仙台に黒星となりました。残念ですが、この経験値を今後に活かして、さらなる強さを身に着けて参りましょう。

ちなみに、サテライトリーグ第17日終了時点の結果は以下の通り。
1 鹿島 勝点17  5勝 2分 1敗 16得点 8失点 得失点差 + 8
2 柏  勝点15  5勝 0分 3敗 16得点 10失点 得失点差+ 6
3 札幌 勝点10 3勝 1分 4敗 13得点 13失点 得失点差 0
4 仙台 勝点 9 2勝 3分 2敗 10得点 11失点 - 1
5 千葉 勝点 2  0勝 2分 5敗 6得点 19失点 -13

あとは、第18日目が 10/28 (日) に千葉 vs 仙台@成田が行われて、サテライトAグループの全日程が終了となります。11月に入るとリーグ戦は佳境に、そして天皇杯も始まります。シーズン終了までまだまだ楽しみがいっぱいです。

こちらは少し番外編。

【試合前に話をする菅沼選手と田ノ上選手】
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2年前まで8年間レイソルに在籍していた田ノ上選手は、試合終了後も選手やスタッフと交流していました。フロントオフィスにも顔を出していただいて。あいにく本日フロントの方は休業日だったのでお目当てのスタッフに会えなかったようですが。。。驚いたのは、仙台のチームバス前の人だかり!仙台サポさんに囲まれているのかなぁと思ったら、いわんや柏サポの皆さんに囲まれてレイソルの玄関でニコヤカに写真やサインに応じてくれていました。移籍後もこうしてふれあい励ましてくれるサポーターの方が大勢いるというのはたぶん田ノ上選手のお人柄なのでしょう。試合後の微笑ましいひとときでした。

明日はチームオフ。本日来場された方もされなかった方も、急に寒くなっているこの気候の中風邪など引かないようにお気をつけください。そして、週明け、また気持ちを切り替えて、来るべき勝負に備えましょう。

2007年10月13日

主力激突!ジェフ戦

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担当:大重正人

今週は国際Aマッチデー。代表戦が組まれる代わりに、日本だけでなく世界各国もリーグ戦はお休みです。日本ではナビスコカップの準決勝第2レグが行われるなか、柏レイソルは、ジェフ千葉さんとの練習試合が組まれました。ともにナビスコカップは敗退。来週のリーグ戦まで間隔が空くだけに、試合勘を損なわないよう主力選手が大挙先発。相手の話をしてはなんですが、羽生選手、佐藤選手、山岸選手、レイナウド選手などお馴染みの選手ばかり。両軍ともにたいへん豪華な布陣で、観戦に来られた方にとっては無料でおトク感たっぷりの試合になったのではないでしょうか。

前半はレイソルの攻勢に見えました。右サイドバックの小林亮選手が持ち上がると「2対1を作れ!」という石崎監督の指示通りに、太田選手とのコンビネーションで右サイドから攻めあがります。前半16分のコーナーキックのチャンス、ファーサイドで古賀選手が頭で折り返すと、北嶋選手が待ってましたとばかりに頭で押し込んで先制!先週のサテライトゲームでは惜しいゴールチャンスを逃しただけに、北嶋選手本人も監督スタッフもサポーターにとって待望のゴール。「古賀がいいボールを返してくれたから。同級生ホットラインでゴールできました」と満面の笑顔でした。

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さらに後半も大久保選手が前線で身体を張って、PKのチャンスを得ると、永井選手が落ち着いてゴールし、2点のリードを奪います。しかし、メンバーを少しずつ入れ替えていく中でだんだんとボールを奪われるシーンが目立ち、残りわずかのところで連続失点してドローとなりました。

これは前半もそうでしたが、連動的にすばらしいプレスをかけてボールを奪い、さあ攻撃へ。前を向いてパスなりドリブルで前進して、さあこれが通ればラストパス!というところで惜しいパスミスがあって、シュートを打つまでに至れません。すごくいい形で奪っただけに、シュートへ持ち込めないことが残念無念。先日戦ったガンバは、そういう場面で落ちついてパスをつなげる。だからシュートチャンスが増えるし、だからこそあの順位にいられるのでしょう。この課題をクリアしないとTOP3への道は開かれません。選手たちもそれを強く意識していることでしょうし、日々の練習で努力あるのみです!

今日は、後半5分から藏川洋平選手が出場。スタンドから大きな拍手で迎えられました。クラらしい右サイドから果敢なオーバーラップで攻めあがり、クロスを上げるなどさすがのプレーを見せてくれましたが、、、「まだまだですね」とプレーの精度には納得がいかない様子。それでも「やっぱりゲームはいいっすね☆」と久しぶりの対外試合を無事に戦い、復帰への第1ステージをクリアしたことについては、安堵の表情を見せてくれました。あと1週間あります。復帰に向けてオールドルーキーが再発進です!!

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話は試合前に戻ります。ジャパンブルーのシャツを着た方たちと、レイソル&ジェフの選手たちで記念撮影を行いました。昨日のHPでも告知いたしましたが、CPサッカー(脳性まひ7人制)日本代表のみなさんが来場されたのです。日立台の臨場感というか、スタンドとピッチの近さに感動され、試合後にはピッチでボールを楽しそうに蹴る姿も。両チームの選手が日の丸にサインを書き入れ、世界を目指して戦う同じフットボーラーとしてエールの交換です。

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今日のスタンドでもチラシが配られましたが、「CPサッカー日本代表応援プロジェクト実行委員会」の活動がホームページでも見られます。たとえばCPサッカーって、7人制の場合、ピッチの大きさは70×50mで、ゴールの大きさは5×2mだとか、いろいろ興味深く新しく知ることばかりです。11月5日から遥か遠くブラジルで世界選手権を戦い、好成績を収めれば北京パラリンピックへの出場が叶います。その活動に興味をもたれた方、ぜひ応援したいという方は、http://www.dcns.ne.jp/~cpsoccer/supportpj/index.htmをご覧下さい!

そして明日も日立台でゲームです。サテライトリーグ最終戦、vs仙台戦が午後2時から行われます。無料ですのでぜひご来場いただき、勝てばグループ優勝が決まる一戦に大きなご声援をよろしくお願い致します。

2007年10月12日

ラインを引いて、準備万端

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担当:桜林 舞

ひさびさに午前練習のみということもあってか、今日はなんだかゆったりした日でした。選手もなんだか和みモード。とはいえ、「そこ通したらダメだぞ。もっと絞って、自分の前を通せ!」「スピード載りすぎてボールコントロールできてないぞ。パスしてシンプルにでて行けばチャンスが広がるぞ」と石崎監督は今日も練習に気を抜きません。

【にこやかにクールダウン、CBコンビ】
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今週末はリーグ戦はありませんが、レイソルでは練習試合(10/13、vsジェフ千葉)とサテライト試合(10/14、vs仙台)が行われます。2試合とも日立柏サッカー場です。

今朝ほどのスタッフミーティングで、この両試合ともスタジアムで行うことが決まりました。2試合連続でスタジアムで行うと芝が傷むのでは?と心配するスタッフもおりましたが、石崎監督の「別にいいじゃろ。(次のホームゲームまで)2週間空くんだし」という鶴の一声で即決定とあいなりました。

サポーターの方からも「よかった。スタジアムでやるのね。早めにきて席とりしなくていいわね?」と好評の様子。選手もスタジアムの方が気持ちよくできるでしょうし、結果オーライですね。よかった、よかった。

午前練習後に、エクウィップメントの假谷さんが明日の準備を始めていました。

【白い粉に水を混ぜる假谷エクウィップメント】
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昔、小学校の校庭に引かれる白いラインは粉の石灰でしたが、石灰だとスライディングした時に火傷してしまうので、石灰ではないのだそうです。水と混ぜてどろどろの状態になったパウダーをライン引き用の器具に移し変えます。


こちらはスタジアム。スタジアムの運営を行ってくださるスタッフさんがまっすぐラインを引くために、まずは補助線を引きます。今回はガンバ戦の時のラインが薄く残っているので、その跡に沿って、杭を打ち、長い紐をピンと張ります。

【テクニカルエリアの破線に沿って丁寧に補助線を】
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【補助線に沿って、いざ、ライン引き】
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【手元の操作で、霧吹きのようにラインが噴出】
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【きれいにラインが引けました!】
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公式戦は毎試合前に引きなおします。今回は明後日がサテライトですね。全部のラインを引き終わるまでに、大体2時間?3時間ほど要するとのことです。結構時間がかかりますね!それだけ時間をかけて引いたラインですが、雨が降らなければ結構持つとのこと。あとは芝の伸び具合と刈り具合に寄るそうですよ。

準備は万端。明日、明後日の試合が楽しみですね。
明日の午前練習は中止となりました。午後はジェフ千葉との練習試合。14時キックオフです。12時開場予定で、バックスタンドを開放しますので、お友達をお誘いの上、日立台にお越しください。

2007年10月11日

ハッスルシニア!

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担当:大重正人

今日はあまりグラウンドに出向くことができず、お伝えできることも少なめですが、、、いろいろと会議等ありまして、慌しい日でした。それでも、午前中はなんとか練習を見ようとグラウンドへカメラ片手に出かけました。

選手たちは古邊塾のフィジカルトレーニング中。「ガンバ戦は衝撃的だった」とショックの様子だった古邊コーチですが、選手たちに見本を見せながらの指導が続きます。「これはジャンプして、降りたらすぐダッシュ!ヘディングして着地したときをイメージして!」と漠然と身体を動かすのではなく、脳細胞にも意識付けするように。「パンゾーは、練習のときからしっかりイメージできている」と、李忠成選手とドバイへ飛んで不在の小林祐三選手を好例に挙げていました。小林祐三選手については、来週木曜発売予定の朝日新聞千葉県版の「Jの風」にて、古邊コーチの言葉を実証するような「考える祐三選手」の話をご紹介したいと思います。

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そして最後は。選手が向かい合い、攻撃側の選手が左右にフェイントを入れ、守備側の選手がそれに振られないように喰らいつき、最後はダッシュする練習。ちょうど列の最後で人数が余ってしまった大谷選手と古邊コーチがマンツーマン。向かい合う2人の距離が近いなか、古邊コーチが醸し出す独特の表情と俊敏な動きに「気持ち悪いよ?」と軽いヤジが。。。「冗談じゃなくて、間合いを詰めないと抜かれるぞ」と、身体を張った熱血指導に選手たちも懸命についていってました。

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その脇をランニングしていたのが、近藤選手と荒川トレーナー。1周600mの練習場外回りを、「最初3分で走るから。予定より速すぎるよ」と戻ってきた荒川トレーナーは汗だくの状態。それでも近藤選手は30分間かけて、平然と走り続けていました。「今のところは順調だよ」とトレーナーも笑顔の様子。藏川選手や山根選手も含め復帰へ向けて、少しずつ順調に進んでいるようで安心です!

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午後は体育館へ。介護予防事業「心と身体の健康維持増進プログラム」の模様を撮影しました。柏市在住の65歳以上の19名の方が来場され、音楽に合わせて、元気に身体を動かしていらっしゃいました。こう言うと失礼かもしれませんが、おじいちゃん、おばあちゃんが楽しそうに笑顔で運動している姿は、大変ほほえましく、レイソルグッズを身につけた方も2人おられて、何か大きな元気をもらったような気持ちになれました。

「日立台で試合を見たことがない」という方も半数以上でしたが、こういう機会からご年配の方にもレイソルを知っていただき、末永く応援していただけるようなイベントをこれからも実施していきたいと思います。その模様はホームページの「フロントスタッフブログ」でもご紹介していますので、どうぞご覧下さい!

2007年10月10日

五感で味わう日立台

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担当:桜林 舞

春先は「あら、こんなところに桜の樹があったのね」と思うものですが、この時期になると「おや、こんなところに金木犀が植わっていたのね」と同じように思いますね。正面玄関を入ってゆるやかな坂を登りきったあたりにありますので、日立台見学の際には目だけでなく、鼻も利かせてお楽しみくださいね。

そんなすこし肌寒い位のすがすがしいこれぞ秋!という気候の中、2日間のオフが明け、今日の2部練習はいつも通りにみっちりと行われました。

【練習意図を説明する石崎監督と聞き入る選手たち】
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午前練習後のチームミーティングではガンバ戦の反省会。
こちらもいつもどおりの石崎監督の檄が飛びます。
「今回はガンバとがっぷり四つで戦えた。ガンバの強さ、良さを目の当たりにすることができた。現在勝点は、4位の清水に4点差、3位の鹿島に8点差。厳しい状況ではあるが、可能性がある以上目標を諦めてはダメだと思う。われわれの目標はもっと上にある。近い将来優勝争いできるチームにあるという大きな目標が。そのために『TOP3』という今季の新目標がある。残り6試合、来年につなげるために、常に上を見て戦って行こう」。

そして「次節まで2週間ある。ケガや疲れのある人は今が直すチャンス」と、負傷している選手には無理をしないようにと語りかけていました。リーグも終盤戦。どのチームも選手の疲労は蓄積されているはずです。レイソルでもここのところコンスタンスに負傷リリースを出しておりますね。プロ選手ですから無理をしないといけない場面も多いとは思いますが、ケガを直すことも練習と同じ位重要なこと。ここは焦らず、無理せず、しっかりと休養をとってもらいたいですね。

午後練習最初に行われたフィジテクでは5チーム対抗。赤、黄、緑、青、ピンクのビブスに分かれて真剣勝負。負傷明けの蔵川選手と石舘選手が全体練習に合流。ガシガシと体を寄せて合流直後とは思えないガチンコ勝負が繰り広げられました。

【4対4の罰トレを行ったチームグリーン、中央で倒れている谷澤選手に要注目】
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本日より、李選手と小林祐三選手はU?22合宿に合流。18日に戻ってくる予定です。「しっかり鍛えられてきます!」と旅立っていきました。耳を澄ませてカタールからの朗報にも期待です!

2007年10月 7日

激戦終わって、また激戦

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担当:大重正人

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「東総」だけに「遠そう」という言葉が今週何回か耳に入ってきましたが。。。柏から車で約2時間の千葉県旭市。「千葉県総合スポーツセンター東総運動場」という立派なスタジアムがあるとはまったく存じ上げませんでした。今日はサテライトリーグのアウェイ、ジェフ千葉戦に行って参りました。さあ、到着してパソコンを開いて、ネットつないで!!と思っていたら、まったく電波が届きません。ノートパソコンを片手に、陸上トラックをさまよっていると、水谷&桐畑のGKコンビが「立ちながらパソコン持って、かっこいいね?」と声をかけてくれましたが、何のことはなく電波難民となっていただけです。というわけで、LIVEテキスト速報を楽しみにされていた方には、ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。

さて今日の試合。前半は相手のフィードからピンチを作られる場面がありましたが、後半は一転してレイソルのペース。やはり運動量で上回るレイソル。中央から右サイドへ、谷澤選手、佐藤選手、鈴木選手らが再三えぐってクロス!ここに北嶋選手や大久保選手が飛び込んで、押し気味に進めると、迎えた後半32分。左ショートコーナーで佐藤選手のクロスを中央で谷澤選手がヘディングシュート!!これが唯一の得点となり、完封勝利でした。

これでサテライトリーグAグループ(札幌、仙台、鹿島、柏、千葉)は、1位の鹿島が全8試合を終えて5勝2分1敗の勝点17。レイソルはこれで残り1試合、5勝2敗で勝点15。つまり来週10月14日(日)の仙台戦で勝てば、Aグループ優勝となります。指揮を執った石川コーチも「ここまで来たら、来週も勝つよ!」と力強いガッツポーズ。「オレが現役のときはたしか2回は優勝したよ。昔は大阪に行ったりして、もっと大がかりだったよ」と昔を懐かしんでいました。

スタンド観戦の古邊コーチの試合後。「フィジカルが全然まだまだ!昨日も今日も。とくにガンバ戦は衝撃だったからね」。レイソルのプレッシングサッカーを見てきて、私は勝手に「フィジカル」=「走力&運動量」と思い込んでいましたが、ガンバはフィジカルコンタクトがとても強く、その面でもまだまだと痛感させられたとのことでした。確かに、走るだけではボールは奪えません。最終的には相手との1対1のぶつかりあいで勝たなければ。。。今日も険しい表情の古邊アニキでした。

試合後の選手たちです。後半出場の大久保選手。「自分が入って、流れは変えられたと思う。右サイドの達也とかがたくさんクロスを入れてくれたので、そこに飛び込んでいけるように待っていた。守備面でも要求されることは多いなか、やっぱりFWとして点を取ることも大切。その中でリーグ戦に出られるように頑張りたい」。

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シャワーを浴びて、ドリンクの自動販売機でコインを入れる大島選手。通りかかった飯塚浩一郎選手を呼び止めて、ジュースをご馳走していました。「さすが、ユースの先輩!」と声をかけると、笑顔で応えてくれました。2人はレイソルユースの先輩後輩です。「自転車乗ってると、大島さんはよく声をかけてくれます」という飯塚選手は2年ぶりの公式戦。と言っていました。「試合で組んだのは初めて」という中、若きディフェンダーコンビが力を合わせ、しっかりと身体を張って、無失点に抑えました。

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古邊コーチから「今日の一番の収穫は、“北嶋秀朗90分チャレンジマッチ”ができたこと」と評価された北嶋選手です。「攻撃でも守備でも90分間最後まで走ることができました。ヒザも特に問題ありません。あとはシュートやプレーの精度を上げることです!」。右クロスをフリーで受けた絶好のシュートチャンス、惜しくもトラップが足下に入りすぎてゴールがならなかった場面がありました。誰もがキタジのゴールを待っています。その期待を意気に感じて、絶対にやってくれるはずです!!!

ガンバ戦、フランサ選手のファンタスティックゴールは、間違いなく今季のベストゴール集のひとつに入るはずです。あんなすばらしいゴールを見ることができて、スタンドが一体となってあふれ返る幸福感を感じられて、まさに日立台劇場、最高の瞬間がそこにありました。だからこそ、勝ちたかった。今季は残り6試合。2週間のインターバル、リベンジのチャンスが待ち遠しいけど、しっかりと刃を研ぎ澄ますための時間。月曜と火曜は連休で身体と心を休めて、水曜日からまた厳しいトレーニングが始まります!

2007年10月 6日

「強さ」vs「怖さ」

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担当:桜林 舞

「『ガンバの強さ』と『レイソルの怖さ』がぶつかりあった、いい試合でしたね」。
試合終了後にメディアの方に、そう声をかけられました。
「こんな戦いをずっとできるんですから、レイソルを見たくなるわけです」とも。

前半を0-0で折り返し、後半51分に先制点を得て、守備の陣形を整えているところで返されてしまった64分の播戸選手のヘディング。まだレイソルに流れがあった時間帯だっただけに残念な失点でした。そしてその3分後には小林亮選手に対する厳しすぎるイエローでPKから2点目を返されます。74分、李選手、菅沼選手、太田選手を平山選手、佐藤選手、鈴木選手に、同時に3人交代するという、攻撃的なカードを切った石崎監督。残り時間の攻防も得点には至らず。結果は1-2の黒星。

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「前半0-0で抑えれば後半押し込めるという、うちの得意な流れだったのですが。。。切り替えていきたいと思います」センターバックの一角、石川選手。

「TOP下の2人をマークするようにと言われていて、最初はうまくできなかった。頭からうまくできるようになっていかないと。ガンバはミスも少ないし、やることがはっきりしている。うちもやることは決まっているがミスが多かった。これの試合を糧にいい方向に持っていきたい。」と永井選手。

「ミノル、タニ、オオタと自分のところでもっと起点をつくることができれば、フランサもフリーになるし、もっとフランサの良さを活かせると思う。フランサが動ければ、両サイドの自分たちがフリーになるチャンスもできるし。そういう良い循環をつくっていくことが、自分たちのこれからの課題だと思います」と小林亮選手。

「先制点を挙げて、その流れの中で追加点を奪えなかったのが痛かった。イージーなミスが目立つし、そこを改善していかなければもっと強いチームにはなれない」と石崎監督。

ピッチを降りる選手たちにはサポーターの皆様の「次があるぞ!頑張れ!!」の言葉がなによりも大きく響いたことと思います。毎回、毎回、今日が最高の応援だ!と感じ入りますが、今日も最高の応援でした!サポーターの期待を胸に、敗戦の悔しさを胸に、でもあのガンバに善戦できたということを誇りに持って、より「強い」より「怖い」チームになっていきましょう!!!

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最後に、本日10時からユースのグラウンドで行われた第1回関東ユースサッカーリーグ(U-15)の話をさせていただきます。柏レイソルU-15 vs 三菱養和のこの試合は、柏レイソルジュニア(現U-12)に所属し、卒業後、三菱養和に加入した故・矢作選手の追悼試合でもありました。試合に先立って、追悼セレモニーが行われ、黙祷が捧げられ、ご両親に柏レイソルジュニア所属時のユニフォームなどが手渡されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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試合の結果は2-1で柏レイソルU-15の勝利!現在2勝1分1敗で明後日の試合にコマを進めたとのことです。若き戦士の健闘にもご注目ください。

2007年10月 5日

得るものしかないガンバ戦

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担当:桜林 舞

明日はガンバ戦。通常のスカパー中継に加えて、NHK総合で放映されます。地上波全国生中継ですよ。日立台の試合をNHK総合が放送するのは1999年の4月10日の磐田戦以来、実に8年ぶりということですね。8年前は0-1で敗戦でしたが、果たして今回はどうでしょうか。

NHK総合さんは前日設営で準備万端。毎試合お世話になっているスカパーのピッチMCの脇本カオルさんが「そんなにNHK、NHKと言わないで」とほっぺたを膨らませていました。スカパーさんは毎試合お世話になっていますからあれですけど、地上波で放送ってやはりすごいことですよね。土曜日の昼下がり、ちょっとテレビをつけてみたら、柏レイソルvsガンバ大阪戦@日立台。サッカーを日頃はみない人もこの機会にJリーグの、柏レイソルの面白さを知ってもらえるとうれしいですね。


今日の午前中は試合前恒例のミニゲーム。

【ミニゲーム、黄色チームのゴール前には厚い壁が】
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【圧勝した黄色チームの面々をハイタッチで迎える大谷選手】
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罰ゲームはジャンボ大久保選手。ゴールラインの手前、50センチほどで罰走をストップ。ゴールラインを間違えたようです。そして「じゃ、やります。イノキ」とさらりと一発芸をこなします。「ご唱和ください!いち、にー、サンダーバード」とサンダーバードと叫ぶと同時に両手を広げて着地。「阿藤海」「台風」に続くこの新ネタに、一同文句なしの大拍手。石崎監督も転げまわっていました。すんなりと演じたこの一発芸に「ジャンボ、それやりたかったんでしょ?」の疑惑が。「まぁね?」とまんざらでも無い様子の大久保選手。まさに、「テンション芸」職人!!!

【すんなりと罰ゲームを行うジャンボ大久保選手】
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地上波での放送だからといって、選手たちのすることに変わりはありません。メディアの方がNHK総合で放送なんだって?と炊きつけても選手たちは「そうらしいですね?」となかなかあっさりしていました。石さんも「普段やっているサッカーを見てもらえればいいんじゃ」と飄々としたもの。見どころは?の問いには「うちのDFがどれだけG大阪の攻撃に耐えられるかじゃないの。強い相手だから、先制点を取られると辛いと思うよ。試合の入り方が重要じゃね」とDF陣に期待を寄せていました。「でもうちは失うものはなんもないから。向こうの方がプレッシャーがかかっているんじゃないのかな」と対戦そのものが楽しみでならない様子でした。

そして、本日16時にはU-22日本代表の発表が行われました。李選手と小林祐選手は、ガンバ戦の取材とあいまって、メディア陣に囲まれていました。

【髪が明るくなった李選手】
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【髪が赤くなった小林祐選手】
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カタールも楽しみですけれど、その前にガンバ戦。
「名古屋戦を忘れるような試合にしたい」と李選手。
「古賀さんが欠場しても、18人が一丸となって戦えばガンバ戦もきっと勝てると思う」と小林祐三選手。

リーグタイ記録の15完封試合まであと1試合。「名古屋戦の前には『新記録を前にしてどうですか』って散々聞かれたのに、ガンバ戦だと誰も聞かないんだよね?」と南選手が呟いていたそうです。そんなメディアの思惑を裏切って、ぎゃふんと言わせてみようではありませんか!

そう、ガンバ戦では、失うものはなにもありません。
正々堂々と戦って、全国の視聴者に日立台劇場の魅力を思う存分伝えてしまいましょう!!!
得るものしかないガンバ戦は、16時キックオフ!

※ガンバ戦も満員御礼。当日券もありませんので、ご了承ください。

2007年10月 4日

いろいろと今日の出来事

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担当:大重正人

今日のトレーニング、ガンバ戦へ向けての紅白戦はスタジアムで行われました。スタジアム1階の事務所でパソコン作業をしていると、円陣から気合を入れて散っていく選手の声が響いてきました。美しくよみがえった新緑のピッチ、黄色いウェアを着た選手たちがトレーニングしている風景をオフィスから見られるチームなんて、ほとんどないのではと思います。日立台には、スタジアム、事務所、練習グラウンド、クラブハウス、食堂、ユースの施設とすべてが揃っていて、改めて最高の環境だと感じた朝でした。

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ウォームアップでは、佐藤由紀彦選手が今日も活気付けてくれました。3人一組で組んだ大久保、太田両選手を相手に、「いいよ?、ジャンボ!」とか「ナイス、オオタ」と、何気ない一言ですが、元気付ける声です。北嶋選手もそうですが、ベテランが自ら率先して活気ある雰囲気をつくりチームを鼓舞する。先日の宮本主務ブログで、監督がリザーブメンバーや、ウォームアップする時にいてほしい選手を大切にしているという話がありました。もちろん、どの選手も先発イレブンを目指して日々努力しているわけですが、監督から期待される役割に対して、期待以上に応えてくれる選手。それが頼りがいのある2人のような選手であり、グッドプレイヤーたるゆえんでしょう。

今日は午前練習で終了。その頃、選手の駐車場に仮設スタジオが作られました。専門誌Jリーグサッカーキングの取材で、10ページほどの「柏レイソル完全読本」という大特集のコーナーで、選手の私服撮影が行われたのです。マッサージや食事を終えて、家路につく選手たちを待ち構えて、撮影会。この足下は誰でしょう??

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カーキ色の細身のパンツに、同じカラーのPORTERの小さめのバッグがステキです☆ レイソル有数のオシャレさんとして知られるこの選手をはじめ、全選手の私服姿が一同に見られる予定です。そのほかにも、キタジ×シュンタの市船OB対談、選手自らによるアンケートで、筋トレKINGやいじられKINGを決める「レイソルのKINGを探せ」など、もりだくさんの大特集です。10月24日ごろ発売予定のサッカーキングをどうぞお楽しみに。

そして今週末のガンバ戦、チャリティーオークションは、阿部嵩、石舘選手のグッズです。が、、、阿部嵩選手は疲労骨折により、今月1日に足の甲の骨折部分をボルトで固定するオペを受け、まだ入院中。「さあ、どうしよう」と思案していたところ、たまたま食堂から出てくる石舘選手が!まずは自分のスパイクをロッカーから取り出し、「ちょっと待ってください」と評判のキレイ好きを発揮して、スパイクの汚れを落としてくれました。

そして、2人が寮の同部屋だったので、「シュウくんも出品なんだけど」と相談すると、すぐに快く電話をかけてくれました。嵩選手から何を出品するかを聞いて、ロッカーから青いスパイクを手際よく用意。「病院なのに、メチャメチャ大声でしたよ!」と、術後とはいえ、とても元気な様子の嵩選手だったそうです。「シュウがいないから、一人で2LDKの部屋に住むのは広すぎて。最近いつも、ひとり晩飯なんです。シュウがいないと、ヒマです」と若干寂しげに(?)、相棒の帰りを待ちわびている様子でした。

嵩選手は土曜日には退院予定、石舘選手も肉離れがほぼ治り、ボールを使ったフィジカルメニューにまで復帰しています。嵩選手は復帰まで2ヵ月ぐらいかかりそうですが、お互いに早くスパイクを履いて、ピッチを駆ける日を待ち望んでいることでしょう。さあ、明日はガンバ戦へ向けた最後の調整。決戦まであと2日!

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そして最後に、、、昨日に古賀選手の出場停止の処分が1試合と発表されました。多くの方が「2試合出場停止」と覚悟されていたようで胸をなでおろしていることと思います。
規定では「同じ大会で、同じ種類の出場停止処分を受けた場合、出場停止処分は2倍となる」とあります。古賀選手の場合は、、、

前回退場処分となった4月21日の甲府戦は、イエロー×2=退場
今回退場処分となった9月29日の名古屋戦は、レッド×1=退場

つまり、退場の仕方が異なりますね。なので今回の処分は、前回の退場の繰り返しではなく、今回のレッドカードを受けるに至った反則の内容のみを、Jリーグ規律委員会が懲罰基準に照らして審議した結果、相手チームの決定的な得点の機会を阻止したことにより「著しい反則行為」に相当すると判定し、『1試合』の出場停止に相当する、と決定されたわけです。仮にその反則が審判侮辱や乱暴行為などによるものであれば2試合になったりします。
というわけで、古賀選手は大分戦から出場可能となります。

以上、大重がお伝えしました。

2007年10月 3日

2人のバースデー

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担当:桜林 舞

「芝がきれいだね?」。
フロントオフィスからはスタジアムのピッチが見えます。昨日の広報日記でも触れていますが、夏芝から冬芝にチェンジしている真っ最中の日立台。今日は芝刈りが行われていました。グリーンのじゅうたんの右半分はまだ伸びている芝、左半分は整形された後の芝。今週末の大舞台に向けて、ピッチの準備もばっちりのようです。

【ハーフ&ハーフ】
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午後練前に行われたチームミーティング。「ガンバは1位奪取に向けて勝点3を並みならぬ気持ちでとりにくるだろう。こっちは負けても失うものはない。挑戦者の気持ちを忘れずに100%の力を出し切るために残りの3日間調整していこう」
ガンバ戦だからといって特別に気負うということもなく、いつもと同じ石崎監督でした。それよりも監督が強調していたのは「日立台はホーム。(相手がどこであれ)ホームで負けるということは許されない。ホームでは負けないということを意識して臨もう」というもの。ガンバ大阪という強豪チームを日立台で迎えられることに特別な気持ちを注いでいるようでした。


そして今日は2人の選手のバースデー!24歳の近藤選手と23歳の谷澤選手です。

【サポーターからプレゼントを受け取り笑顔&照れている近藤選手&谷澤選手】
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近藤選手は現在別メニュー調整中。本日の午後はグラウンドで軽くウォーキング、のち紅白戦をしばし観戦。のち筋トレルームへと向かいました。合流の日に向けて、今は地道にリハビリに励む日々です。でも「今日も室内トレーニングだったら会えないと思ってたけど、会えてよかったわー」と顔なじみのサポーターさんからプレゼントを受け取ると、はにかみながらも自然と笑顔がこぼれていました。

そして谷澤選手も「28」を胸に刻んだレイくんがあしらわれた特製のケーキを受け取って、いつも以上の照れ笑い。「決ーめてくれ!やざわ(ハート)」と書かれたチョコレートボードがとてもキュート!すごいですね!!

【特製「28」のレイくんバースデーケーキ】
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そしてこちらはリハビリ組。順調に回復しつつあります。

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大河原選手はポタポタと汗をたらしながら、「キツイっす」肩で息をしていました。でも「今日はフルベさん練習で、明日から合流できそうです」と笑顔で応えてくれました。

肌寒い日々が続きますが、体調を崩さないように、ガンバ戦を迎えましょう♪

2007年10月 2日

打倒ガンバ!!

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担当:大重正人

オフ明けの火曜日、練習場へ向かう途中でした。

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あまりにきれいに生え揃った鮮やかな芝生。まさに緑のじゅうたんです。思わずシャッターを切ってしまいました。10月に入ったところ、そろそろ冬芝にチェンジする時期。4、5cmぐらいにまっすぐ伸びていました。芝生を管理されている方に聞いたところ「先週蒔いた冬芝の種がこの雨で一斉に芽を出して、一気に成長したんですよ」とのこと。週末のガンバ戦へ向けて金曜日に刈り取るかどうか決めるそうですが、芝刈り機を使うと芝生が寝てしまうようです。今週末の大一番へ向けて、ここは熟練の技術と判断で、最高に美しい舞台を整えてくれることでしょう。

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そのガンバ戦は、民放のNHK総合で、10月6日土曜日、午後4時から生中継されます。今季予定されているJ1リーグのライブは2試合のみ!その1試合がこの日立台なんです!もちろんこれまで長らくスタジアムで応援してくださっているサポーター、スカパーで視聴されているサポーターの方もいらっしゃいますが、これまでレイソルの試合を観る機会がほとんどなかった方にレイソルを見てもらえるビッグチャンス。レイソルのすばらしいサッカー、熱い声援を送り続ける黄色いサポーター、選手とサポーターが一体となった日立台。このすばらしい劇空間を日本全国に知らしめようではないですか!

そのNHK中継スタッフの方が朝9時から日立台に来られ、石崎監督にインタビュー。5月19日、アウェイ万博でのガンバ戦。監督は1-2で敗れた一戦のリベンジを期し、口調はいつもどおりでしたが、相当に熱い闘志を感じさせてくれました。その思いは、午後のミーティングでも選手たちに伝えられました。

TOP3目標発表のときと同じように、ホワイトボードに書かれた文字で、具体的な説明です。今季リーグ戦で負けた7試合の内容です。

「敗れた7試合中、4試合が退場者を出している」
「11対11で戦った試合は3試合しか負けていない。それだけの力があるんだから」

前節、古賀選手が残念無念な一発レッドを受けてしまったことをチーム全体の反省として、話が進められました。「危ない場面でもできるだけファウルしない。手を使わない。服を引っ張らない。それでも抜かれたら南がファインセーブしてくれる。南の独壇場を潰すなよ!」と最後は軽く笑わせてくれましたが、でもまさにその通りです。すばらしい守護神がウチにはいるのですから。

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その後の戦術練習。レギュラー組と戦うチームに、古賀選手の姿がありました。もちろん出場停止となった弊害はあまりにも大きいです。しかし他の選手にとっては試合に出られるかもしれないチャンス。さらに、紅白戦で戦う攻撃陣にとっては、これ以上ない「腕」ならぬ「脚」試しの相手。

そして、この日センターバックでコンビを組んだ大島選手にとっても、すばらしい時間となったようです。「古賀さんは、プレー中にすごく細かいことでも褒めてくれるんです。プレーはもちろんですが、精神的にもすごく安定していて、とても頼れるスゴイ人です!」。以前に大河原選手も同じようなことを。普段は一緒にプレーする機会の少ない若いDFにとって、かけがえのない時間となるはずです。日々時間は過ぎていきますが、けっして無駄にすることはできません。チームのために、自分のために、今できることを懸命にやり遂げる今日の選手たちでした。

最後にガンバ戦マッチデープログラム「Vitoria」のサポーターズヴォイスに声援をお寄せください。10月4日午前中まで募集しております。

koho@reysol.co.jp