本日の担当：横井孝佳

すみません、昨日種蔵嬢が今年最後の広報日記と宣言しましたが、投稿してしまいます。

選手の動向などをお知らせしたいのですが、諸般の事情により、まだ発表できません。現時点の見込みでは、年明けになってしまいそうです。今か今かとお待ちになっている皆様、大変申し訳ございません。
先ほどニュースのコーナーに、今年のトップページ写真を一覧掲載したものをアップしました。今年もあと24時間と少し。何か年末らしい企画はないかと考え、思いつきまして。結果的にレイソル最悪の年となった2005年。一刻も早く忘れてしまいたい気持ちもあるのですが、「未来という家は過去の礎の上に築かれる」と申します。今私が考えたんですけど。いずれにしても、今年を振り返り、来年への糧とするのは有意義なことと思い、作製してみました。
改めて見返すと、暗たんたる気持ちになってきます。来年こそは、眺めて気持ちが明るくなるような写真で埋め尽くしたいものです。

ところで、一昨日私が書いた日記に紛らわしい点があるので、補足させていただきます。
クラブハウスの選手名入りステッカーをはがすという部分ですが、これは移籍する選手のみでなく、全員の分をはがしてしまうのです。基本的に背番号順に並んでいるものですから、来季の始動日前に、改めて全員のロッカー、郵便箱などを指定しなおすのです。言葉が足りず、ご迷惑をおかけしました。
また、スーパーで名前を呼ばれるシチュエーションとして、迷子になったときがあるのでは、というご指摘メールを頂戴しました。確かにそうですね。田舎育ちなもので、子どもが迷子になるようなスーパーをよく知らないのです。失礼しました。

それでは皆様、来年は力をあわせ、良い一年にいたしましょう。良いお年をお迎えくださいませ。

本日の担当：種蔵里美

レイソルのクラブ事務所は本日が仕事納め。スタジアム内外の大掃除を済ませ、先程、すべてのスケジュールが終了しました。

激動の、そしてあまりにもいろんな出来事があった一年でした。
正直、シーズン終了以後は「前を向こう」と未来に向けてのスタートを切り、この一年間を振り返る余裕はありませんでした。
「こんなにいろんなことがあった一年はこれまでなかったよね」とは長くレイソルに在籍するスタッフの言葉ですが、後々「大事な一年だった」と振り返ることのできるよう、来年を収穫の一年に変えることのできるよう、邁進していきたいと思います。

さて、広報日記は、明日３０日から１月５日までの期間をお休みとさせていただきます。楽しみにしていただいている方々、申し訳ありません。なお、サッカー界に年末年始はありませんので、選手の動向など、お知らせがある際には、速やかにこちらのＨＰでお知らせさせていただきます。
最後になりましたが、今年一年間、レイソルに関わってくださったすべての方々、ともにこの一年の想いを共有しレイソルを支えてくださった皆様、ありがとうございました。どうか、よいお年をお迎えください。

本日の担当：横井孝佳

退院した近藤選手が事務所を訪ねてくれました。まだ脚に負荷をかけられないそうで、松葉杖を慎重に突きながら、職員に声をかけて回っていました。飯田広報の報告どおり、リハビリ中の永田選手を上回る美白ぶりでしたが、元気そうで安心しました。
入れ替え戦第2戦の終了後、ホーム側ロッカールームの前で、プレスの方々を前にしながら人目をはばからず号泣していた近藤選手を思い出します。「中に入ろう」と促したのですが、しゃくり上げてその場を動けない。レイソルへの愛情、自分がピッチに立てない悔しさ、彼が感じているであろう心情を思うと、こちらも胸が詰まるような苦しさを覚えました。
近藤選手のメッセージ、もうご覧になりましたか。レイソルを思う気持ちと、サッカーへの渇望、皆さんへの感謝があふれた素晴らしいメッセージだと思います。一日も、いや数時間でも早い復帰を願っています。自分でも言ってますけど、このケガを乗越えた近藤選手はプレーヤーとしても人間としても一回りも二回りも大きくなっているはず。今から期待しています。

チームは今日から完全にオフとなり、クラブハウスはしんと静まり返っていました（それでも何人か、自主トレに訪れていましたけど）。いつも掃除などのメンテナンスをお願いしている業者の方が、ロッカールームや玄関の郵便箱に貼られた選手名入りのステッカーをはがしていて、そのリムーバーの匂いがやけにやるせなくて。皆さんに早く選手の契約動向をお知らせしたいのですが、もう少し、お待ちください。

最後にご報告を。ピント選手の赤ちゃんの名前が、「飛弦」に決まったそうです。ひげんくん。種蔵嬢が聞いたところでは、「スーパーで名前を呼ばれたとき、ほかの人が振り向かないような名前が良かった」そうなのですが。病院とかならともかく、スーパーで名前呼ばれるシチュエーションって何だろう…。

本日の担当：種蔵里美

永井俊太選手のレイソル復帰が正式に決定しました。
昨日はクラブハウスにも顔を見せ、中澤選手との久しぶりの同期コンビぶりを見せつけてくれていました。今季Ｊ２リーグ４４試合中４２試合出場という、今のレイソルにはない、たくましい経験を引っさげての復帰。来年はプロ６年目。遠慮なくチームを引っ張っていってほしいと思います。
年内、自主トレ最終日となった今日。午前中には明神選手がランニング、玉田選手がリハビリに訪れていました。午後すぎには波戸・土屋・加藤・谷澤各選手が登場。一度引き揚げた明神選手も「ミニゲームに誘われた」と戻り、賑やかにトレーニングを行っていました。
さて、長いこと入院生活を送っていた近藤選手も明日退院することが決まりました。本日所用で近藤選手の病室を訪れて戻ってきた飯田広報は「一段と白くなってたよ」と開口一番に報告してくれました。近藤選手が、退院に際してみなさんへのメッセージを用意しているようですので、明日ＨＰにアップさせていただきます。

本日の担当：横井孝佳

ついに2005年ラストの週に突入してしまいました。めまぐるしく日々が過ぎ、曜日や日付の感覚がマヒして、12月はあと20日くらい残っているような気がしていました。あと数日しかない……呆然としています。
ここに来て、選手の移籍なども活発化。本日、田ノ上選手のマリノス移籍と、山根巌選手の加入を発表いたしました。山根選手はまだ会っていないので、どんな方なのかわからないのですが、石崎サッカーの申し子である由。大分トリニータでJ1昇格に貢献しながら、監督を追うように川崎フロンターレに移籍したという経歴を見ても、それがよくわかります。初めてJ2という舞台で戦うレイソルにとって、J2リーグ165試合出場という経験は大きくものを言うはず。期待が高まります。
そして、田ノ上選手は強豪マリノスへ。正直、むちゃくちゃうれしいです。岡田監督は以前から、田ノ上選手の能力を買っていたとのこと。長居で行われたトライアウトでの出来も良かったらしく、ある関係者の方は「ダントツで光っていた」と評価したとか。競争は激しいでしょうが、ぜひライバルに打ち勝ち、レギュラーの座を掴んでほしい。こんなことを言うと叱られますが、レイソルを見返すつもりで頑張ってほしいと切に願っています。

ところで、今日は少し寝不足気味です。昨晩（というか今日未明）、GET SPORTSの玉田選手ドキュメンタリーを見ていたもので。ご覧になりましたか？　放送されない地区にお住まいの方から「なぜ放送しないのだ」とお叱りも受けましたが、こればかりは…。テレビ朝日さんにご要望をお願いします。私からも言っておきます。
肝心の内容ですが、恥ずかしながら少々涙ぐんでしまいました。特に最後の「タマダケイジ」コールの場面では…。今朝、室内練習場で玉田選手に会ったとき、「いや?泣いたよ！」と告げたら「ウソ！　泣ける内容だったの？」と意外そうでした。本人は見ていないそうです。今日もリハビリの予定が入っていたから、夜更かしはできなかったのでしょう。
というわけで、この日記をご愛読いただいている担当Dの片山さん、DVD送ってあげてください。

本日の担当：種蔵里美

本日は波戸選手が日立柏サッカー場のピッチでランニングを行っていました。
クリスマス、そして日曜ということもあってクラブハウスに顔を出す選手は少なかったようです。年内の自主トレ期間も２７日までですから、明日からの２日間は最後の自主トレにあらわれる選手が増えるかもしれませんね。ロッカールームの整理もそれぞれ行わなくてはいけませんから。
フロント事務所は通常月曜日がお休みなのですが、明日に限っては営業日となります。ということで、明日も広報日記を書こうと思っています。
せっかくパスワードを入れてログインしていただいたのに、今日はネタに乏しく、そしてまた短くなってしまいました。本当にすみません。明日はネタを探してみます！

本日の担当：横井孝佳

本日、クラブを訪ねていただいた方から「いつも広報日記読んでます。最近短いですね」と言われて恐縮することしきり。オフになるとネタがなくなるもので…。申し訳ございません。
クリスマスイブの今日も、何人かの選手が自主トレに来ていました。スタジアムのピッチを、薩川選手と波戸選手が何周も走っていたのが印象的。薩川選手の今後はまだ未定ですが、「体動かしとかないと調子狂うから」と汗を拭きながら話してくれました。
その他にもクラブハウスで大谷選手や矢野貴章選手、中澤選手に遭遇。矢野貴章選手は、プライベートショットを撮影して、CDに焼いて持ってきてくれました。 Jアウォーズの時にお願いしておいたのです。ありがとう貴章くん!!　この写真は本日のキメクル「デイリーレイソル」に早速アップしました。まだ何枚かありますので、明日以降の「デイリーレイソル」も貴章くんのプライベート写真で行きます。お楽しみに！
話は変わりますが、明日の「CanDo!　レイソル」の放送時間が変更となりましたのでご注意ください。CanDoに出演経験のある育成のコーチが集って、今季のレイソルを振り返っています。収録の最中に石崎監督就任が決定し、私が息を切らしながら収録現場で報告するという臨場感あふれるVTR（笑）。ぜひご覧ください。
また明日25日の深夜（日付上は26日）、テレビ朝日系「GET SPORTS」にて玉田選手の密着ドキュメントが放映されます。テレビ朝日の片山ディレクター（熱い男）が半年間玉田選手に密着。疲労骨折の入院中や入れ替え戦後など、他のメディアが取材出来なかったシーンも入っているはずです。ぜひぜひご覧ください。

本日の担当：種蔵里美

クリスマスを含む３連休ということもあり、どこも混んでいましたね。お休みをいただいて柏の駅前に出たのですが、どこも人でいっぱいでした。
今日は事務所は休業日、そしてチームもオフですが、チーム統括部は休み返上で契約更改などに臨んでいます。
例年、このオフの期間から開幕までの３ヶ月間が一年のなかで一番忙しい時期。契約更改はもちろんのこと、新体制の準備、キャンプの調整、スケジューリング、高校サッカーの視察、など待っていてはくれない大事な仕事が山積みです。
シーズン中によく「いつ休んでいるんですか？」と聞かれるのですが、我々広報グループもこの開幕前が一番忙しい時期。シーズンが始まると、リズムが出来てくるのできちんと定期的に休めているのです。いまは、これから本格的に始まるイヤーブックや会見準備などのために、いまのうちから栄養ドリンク飲んでたくさん眠って体力を蓄えとこう・・・という心境です。

本日の担当：横井孝佳

本日、パッパラー河合さんがクラブ事務所にお見えになりました。改めてご紹介するまでもなく、大人気コラム「パッパラー河合の檄！レイソル日記」を執筆していただいているパッパラーさん。先日の日記にお書きになっていた通り、暮れのご挨拶にいらしていただいたわけです。パッパラーさん、ロナウドやベッカムの移籍情報がなく申し訳ございません。カステラ美味しゅうございました。
19 日と20日に新宿コマ劇場で行われた爆風スランプの復活ライブ、無茶苦茶行きたかったんですが、竹本GM就任に際してのプレス対応や、Jリーグアウォーズのアテンドなどで時間がとれませんでした。社交辞令じゃなく、ホントに行きたかったんですよ。多感な中学生のころ、シチズンのCMで「うわさに、なりたい」を聞いて以来のファンだったんですから…。あのCMのコピーは確か、「二人で橋を渡ろう」とかいうものだったと記憶しております。年齢がバレますね。
今日も何名かの選手が自主トレに来ていました。玉田選手、中澤選手、平山選手らを見かけましたが、時間がバラバラなためなかなか会う機会がありません。原則として、自主トレの時間は午後2時までと決まっています。ただし、明日以降の週末は、クラブハウスに顔を出す選手が減るかもしれません。クリスマスですからね。皆様もよいクリスマスを。

本日の担当：種蔵里美

サッカーマガジンのチームコーナーでいくら探しても「柏レイソル」がなく、Ｊ２コーナーに小さな「柏レイソル」コーナーを見つけました。悔しいですが、Ｊ２になると一気に露出が減り、ニュースにも滅多には登場しなくなってしまいます。来年は、いやもう今から、このＨＰでのチーム情報をもっと見直さなくてはいけません。もっと充実させ、あらたなことにチャレンジしていく必要があると痛感しています。

さて本日、来季の新監督が石崎信弘氏に決定しました。
午後３時すぎに石崎新監督がクラブハウスを訪れて仮契約を結び、ＨＰでの発表＋メルマガ配信、次いでプレス発表となりました。プレスの方々の取材にも応じたのですが、明るく気さくな方でした。
来季のスタッフ体制はこれからの発表となりますが、現在行われている選手契約更改のなかで来季構想についての具体的な話し合いが行われ、少しでも早く皆様に選手の動向をお伝えして安心していただきたいと思います。

オフ期間である今週。今日の日立柏サッカー場では、リハビリ組の玉田・中澤両選手、波戸選手がランニングをしていました。リハビリ組は表情も明るく、順調にメニューをこなしています。

本日の担当：横井孝佳

Jリーグアウォーズの会場、横浜アリーナでこの日記を書いております。このアウォーズがJ1チームとして参加するイベントとしてはラスト。来年2月のプレスカンファレンスからはJ2組に入ることになります。
会う人会う人、「残念だったね」「惜しかったね」と慰めてくれるのはありがたいのですが、はっきり言ってもう完全に前を向いています。この試練をチャンスと捉え、Jリーグナンバーワンのクラブを目指して生まれ変わろうとしているんですから。確かに悔しいし、憐憫の入った目で見られる（自意識過剰？）のは屈辱ですが、臥薪嘗胆、この悔しさを糧に代えて、1年でのJ1復帰と「真に皆様から愛されるレイソル」への改革を目指すのみです。うつむいてはいられません。
レイソルからは小林亮選手、矢野貴章選手、小林祐三選手が参加しました。3人とも初めてのアウォーズ、先ほど別れたときには疲れた表情をしていましたが、それなりに楽しんでもいたようです。いつかガンバのように、チーム全員で来ることを誓いつつ。

話は変わりますが、ピント選手に待望の赤ちゃんが産まれたそうです。美男美女のパパとママですから、きっと可愛い子に違いない。クラブに連れてきてくれるのはまだまだ先の話でしょうが、その日が楽しみです。

本日の担当：種蔵里美

ＦＩＦＡクラブワールドチャンピオンシップトヨタカップジャパン２００５も無事終わり、本日朝、柏に戻りました。名古屋、そして横浜会場を担当したこの２週間。前々から決まっていた割り当てに、入れ替え戦の準備・対応で途中クラブに戻していただきながら、来日会見・公式練習・試合日のメディア対応などをさせていただきました。国の誇りとともに多数のメディア、サポーターを引き連れて日本に乗り込んできた６クラブ。試合毎に、敗れたチームの選手たちが見せる深い落胆があの日のレイソルの悔しさと重なり、また勝利を収めたチームの一体感に『こういう舞台にたどり着けるクラブでありたい』と感じる日々でした。

さてレイソルでは本日朝１０時から、今季最後の全体ミーティングが行われ、トップページでもお知らせした通り、来季のフロント体制について選手・スタッフに発表が行われました。チームはこれで来月中旬までオフ期間に入ります。しばらくは自主トレ期間となり、本日のミーティング後も１０数名の選手たちがランニングなどで汗を流していました。
ＧＭ就任を受け、竹本氏も記者の方々の取材に応じました。９７年に現在の東京ヴェルディ１９６９で強化を担当して以来のフロント入りに、「チームを第一に考えることのできる選手の集団に変えていきたい。『レイソル愛』『レイソルを１年でＪ１に戻すんだ』という強い気持ちを持った選手たちとともに、Ｊ１昇格という目標を成し遂げたい」と語りました。
この一年、ヘッドコーチとしてクラブの良い部分も悪い部分も見てきた竹本ＧＭ。「今年一年で若手が育った部分もある。この力を引き上げたいし、レイソルでの豊富な経験と熱いハートを持った選手たちをベースに刺激を加えていく。まずは明日から始まる契約更改のなかで実際の選手の生の声を聞き、こちらから伝えたいこともきちんと伝えていきたい」。来季の監督、スタッフの人選に関しては、なるべく早い段階で皆様にお知らせできるよう、全力を尽くしているとコメントしていました。
２００５年シーズンの日程終了、オフ突入とともに、２００６年の準備が急ピッチで進められています。

本日の担当：飯田正吾

昨日の対Ｇ大阪戦（天皇杯）の敗戦により、今シーズンの柏レイソルの全日程が終了しました。サポーターの皆様には、今シーズンも最後まで多くのご声援頂きました。本当に有難うございました。残念ながら、来シーズンはＪ２での戦いとなりますが、クラブは2005年12月10日の対甲府戦の、屈辱的な大敗を絶対に忘れることなく、これをクラブ変革のチャンスと捉え、絶対に変わっていきます。今クラブでは、フロントの改革、選手・スタッフの契約、監督人選など、様々な問題の早期解決に向けて取り組んでおります。遅いとお叱りを受けると思いますが、ぜひ、早い段階でサポーターの皆様にご報告できるようにしていきたいと思っております。
最後になりますが、レイソルは必ず１年でJ１復帰いたします。これからもレイソルを見守っていただけるよう、宜しくお願いします。

本日の担当：横井孝佳

神戸でガンバ大阪と対戦した天皇杯5回戦。レイソルは2度のリードを守れず、3-5の敗戦。速報を打ち込みながら「大阪のクリスマスイブも悪くないな」と思い始めていたら、終盤に3失点。やはりガンバは甘くないですね。
竹本監督代行は「サポーターを熱くさせる試合をしよう」と呼びかけて、試合に入ったそうです。その通り、前半から豊富な運動量でガンバと互角に渡り合い、スリリングなゲームを展開してくれました。いろいろな意味で悔しさが募る神戸の夕暮れでございます。
2 ゴールをあげた鈴木選手は、トップページにも掲載したように笑顔はなし。結果的に負けたことと、「もう少し早く、リーグ戦で貢献できていたら」と思うと悔しい、と。気持ちは痛いほど分かりますが、来季につながるゴールと切り換えて、来年は心機一転頑張ってほしいと切に思います。

さて、これでレイソルの今季日程は全て終了となりました。今後の練習スケジュールは未定です。明日日曜日はオフ、その後ミーティングを行うはずですが、それ以降は決定していません。決まり次第、ホームページ等でお知らせいたします。

本日の担当：横井孝佳

広報日記の更新が遅れて申し訳ございません。遠征先の神戸に来ても仕事が追いかけてきて…。でも頑張らねば、です。明日はるばるこちらまで応援に来てくださる方のためにも。
チームは午後の新幹線で神戸入り。今は港に近い某ホテルに滞在しています。この時間は皆寝ているはず。本日の日記では、遠征時の過ごし方をご紹介いたしましょう。
選手たちには原則的に、一人一部屋ずつあてがわれます。ホテルの部屋には冷蔵庫があって、ドリンクが予め入っていたりしますが、遠征の時は鍵がかけられています。試合の前日に炭酸飲料とか飲みすぎてはいけませんからね。
食事は宴会場にバイキング形式で用意されます。夕食、そして午後9時半ごろには夜食が用意されます。夕食と夜食の間には、大抵ミーティングを行って、翌日の対戦相手のこと、戦術などを確認します。
翌朝はめいめいで朝食を摂り、午前9時ごろに集まってストレッチなどで体をほぐします。明日は午後1時キックオフですから、この場合昼食は摂らず、午前中に軽食を摂って試合に備えます。
そしてキックオフの1時間半前に会場入り。アップを行って、キックオフの時間を待つのです。
ちなみに広報はこの間、ほとんど選手たちに会うことはありません。前日ならばまだ皆リラックスしていますが、徐々にコンセントレーションを高めていきますから、余計なストレスを与えたくないのです。よって、同じホテルに泊まっていますが、全く別行動をとっています。だから選手の様子をご報告しようにもネタがなく、このような内容になった次第。
さあ、明日は天皇杯ガンバ戦。相手はリーグチャンピオンですが、当たって砕けろのスピリットで精一杯実力を発揮してほしいと思います。9月には勝ってるんですから、全力で当たれば勝利を掴めるはずと信じています。

余談ですが、種蔵広報が最近広報日記をサボっているとのご指摘を受けたのでご説明を。種蔵女史は現在、トヨタカップのお手伝いに借り出されて出張中です。彼女は日本語と英語とスペイン語のトリリンガルですから、各国のメディア相手に重宝されているようです。標準語と三河弁のバイリンガルである私もかないません。

本日の担当：横井孝佳

天皇杯を週末に控えて、今日は非公開で紅白戦などを行いました。指示を出す竹本監督代行は昨年までガンバのコーチを務めた経験を持っていますから、その内容は具体的なものでした。
昨日飯田広報も記したように、選手の表情が明るくなってきたのは期待が持てる要素です。モチベーションの維持が難しいのは承知の上で、リーグチャンピオンのガンバを倒し、自信に繋げたいところです。
さて、リハビリ組選手の動向を最近お伝えしていませんでしたので、ここでお知らせします。中澤選手は非常に元気そうです。最近ではランニングも始めています。玉田選手は激しい運動は行っていませんが、歩くことは普通にできるため、通常の生活には支障がないそうです。はたから見ている分にはケガを負っているようには見えません。
近藤選手は入れ替え戦の時に一時退院したものの、まだクラブハウスには姿を現していません。クラブハウスの駐車場に停めたままになっている近藤選手の車を見るたび、気がかりなのです。ボンネットに舞い落ちる落ち葉が日に日に溜まり、ワイパーの周りに積もっています。この間、サービス精神を発揮し落ち葉を取ってあげようとしたら、盗難防止ブザーがけたたましく鳴り渡って困りました…。

本日の担当：飯田正吾

竹本監督代行による２日目の練習が行われました。何か、心に引っかかるものはあるのかも知れませんが、選手の表情が今までより良く感じられました。
さて、毎年、この時期に思うことがあります。何でこの時期に天皇杯があるのかと。いくら、契約期間が来年の１月３１日までとは言え、契約通達が年内となるため、天皇杯でのモチベーションは選手個々によって相当違い、難しい大会になります。特に、今年のレイソルはモチベーションはかなり低いように感じますが、反対に、リーグチャンピオン（G大阪）とレイソルとの差は何なのか？天皇杯の戦いで本当の自分達の力を確かめるチャンスと感じている選手が多くいます。決してモチベーションの低い試合ではなく、『やってやる』という気持ちが伝わってきてます。ぜひ、天皇杯では選手としての意地を見せてくれることを期待します。

本日の担当：横井孝佳

昨日は久しぶりにお休みをいただきました。リーグ戦終盤から激動の毎日、今日ばかりはサッカーを忘れたい…。あてもなく上野駅へ。数時間後、私は日本海で吹雪に煙る水平線を見つめておりました。鉛色の空と海、荒れ狂う波しぶきと風に舞う越冬カモメ。まさに演歌の世界。しかし立ち尽くす私の脳裏によぎるのは選手たちの顔、顔、顔。あぁ、忘れられやしないんだ！　どんなに辛かろうが苦しかろうが、今がレイソルの正念場なんだ！　頑張ろう！

とレイソル愛を再確認して本日出社すると、早野監督辞任のニュース。監督はわれわれ社員の前で挨拶をした後、選手全員を集めてのミーティングで、別れの言葉を述べられました。
「今までオーダーを聞いてくれて感謝している。こんなときだからこそ、一つになって天皇杯に臨んでください。短い間だったが、ありがとう」と。
結果的にJ2降格という最悪の事態に陥りましたが、監督が苦悩している姿を間近に見ていただけに、胸にこみ上げるものがありました。私がレイソルの広報として赴任した翌日が早野監督就任の日であり、1年半の思い出がよみがえったりもして。

その後の練習から、竹本監督代行が指揮を執りました。今日は2日間の休み明けとあって、1時間半ほどしっかりと汗を流しました。
竹本監督代行は選手たちに、「J2降格が決まり、契約更改の時期でもあり、今は難しいときだが、だからこそグラウンドに出たら、サッカーのこと、ガンバのこと、天皇杯のことを考えて、ピッチ上では楽しみながらやろう」と挨拶。「入れ替え戦でのサポーターの応援、すごかったじゃないか。サポーターたちに、天皇杯の勝利で感謝の念を伝えよう」とも。
練習終了後は選手たちが自発的に「天皇杯、勝ってやろうぜ！」と話し合うシーンも見られました。確かにモチベーションの維持が難しいガンバ戦、しかしリーグチャンピオンに勝って、来季への弾みをつけたい。選手たちも徐々に前向きになっているように見受けられました。

本日の担当：飯田正吾

まず、このような結果になってしまい、これまで応援下さったサポーターの皆さんにお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
甲府との入れ替え戦では、2-6という屈辱的な敗退でＪ２降格が決定し、これがレイソルなのかと疑ってしまいましたが、これが現実だと受け止めるしかないです。試合後の選手のコメントからも、『問題』と言うことばを何度も聞きました。選手が戦う前にこのような『問題』を感じ、ピッチに立たせていたクラブとして責任を痛感しております。これから、選手は契約交渉になります。選手が『問題』と言っていることが、改善されていかなければ、レイソルを去っていく選手もいるはずです。何がなんでも、クラブは選手に対し誠意を持って、愛情を持って、『問題』の解決に向けて、交渉していかなくてはいけないと感じております。
最後になりますが、残念ながら、来シーズンはＪ２での戦いとなります。本当にクラブが変わらなければ、Ｊ２での戦いも同じことが繰り返されます。必ず、新しいレイソルに生まれ変わるようやっていきます。

本日の担当：横井孝佳

これからの自分の人生で、12月10日は決して忘れられない日となりました。今日の全てを、空の青さや枯れかかった芝や夕陽や、ハーフタイム中も止まなかったサポーターの皆さんのコール、レイソルのぶざまなサッカー、ヴァンフォーレのはつらつとしたサッカー、それらの全てを、毎年思い出すのでしょう。愛するレイソルがJ2に降格した日として。
加えて今日この日を、レイソルが生まれ変わるきっかけとなった日として、クラブ史に刻まなければなりません。残留がかかったこの試合で、あれほどぶざまな戦いをしてしまったチーム、その原因は選手、スタッフ、我々社員、すなわちクラブ全体にあります。こんな大事な試合で足が止まってしまうチームにしてしまった責任を、クラブスタッフの一人として痛切に感じています。ヒラ広報の身でも出来ることは絶対にあったはずなのに。
最悪の事態を招いてしまったその上で、「これからもレイソルにご声援を」などとはとても申せません。生まれ変わったレイソルにご声援をお送りください。レイソルは徹底的に変わらなければならない。どのクラブよりもファン・サポーターを大切にし、地域の人々に愛され、所属する選手たちが誇りを持てるクラブに変わらなければ。“危機感”が “危機”として形を成した今、変わらなければJ2でも苦戦は必至です。少し時間をいただきたいのですが、その青写真を必ず皆様にご提示します。

本日の担当：種蔵里美

一日の仕事の最後に、と考えているとどうしても広報日記をアップするのが遅くなってしまいます。明日の入れ替え戦の準備を一時中断し、書かせていただきます。
当初は１４時から予定されていた本日の非公開練習は１１時に変更となりました。明日は１５時からのデーゲーム。練習後から試合までの時間を選手たちがゆっくりと過ごせるように配慮した変更でした。試合前日にしてはいつもよりも長い練習となった今日。明日のフォーメーションや全体の流れを、１時間半ほど入念に確認しあいました。１点ビハインドでの後半戦。点を取り、勝ちにいくしか道は残されていません。「うちは勝つだけ。落ち込んでいない。勝てば次につながる」と矢野貴章選手は力強く話しました。
　
ここで皆様にひとつお詫びを申し上げなければいけません。７日分（時間に正確に言うと８日）の広報日記で横井広報が「明日の２１時までにサポーターズヴォイスをお送り下さい」とお願いをさせていただきました。夜中の１時の更新であったために日付が変わっていることに気付かず、８日の２１時のつもりで書かせていただきました。ヴィトーリアには、「間に合いますか？？載せて下さい！」と本日の朝頂戴したコメントまでを掲載しました。
本日の２１時前、続々と届くメールを確認し「もしや・・・」と日付が変わっていることを確認した次第です。大変申し訳ありませんが、本日の２１時までにいただいたサポーターズヴォイスは、明日の午前中に公式ＨＰ上でご紹介させていただきます。ヴィトーリアに掲載することができず、申し訳ありません。
遡ること２週間前。リーグ戦最終節のヴィトーリアには、レイソルにかかわる全ての人々が一丸にという想いを込め、全選手のコメントを掲載しました。そして、通常は試合会場ロッカールームに数部置いているヴィトーリアを、全席に置きました。
今回のヴィトーリアにも皆さんの想いが、あふれるくらい詰まっています。明日の試合でも、ヴィトーリアを全席に置き、選手たちを迎えるつもりです。必ずや、チームの力になります。

本日の担当：飯田正吾

入れ替え戦の初戦を１?２で敗れてしまいました。正直、甲府の攻撃は単純ではあるものの、徹底したスタイルで、守備する側には守りずらいチームであることは感じました。このスタイルは、前線の選手と２列目の選手に相当なスタミナが必要です。甲府の場合も、前半は脅威を感じましたが、後半頃になってくると半減してくることが分かりました。恐らく、甲府のスタミナの問題でもありますが、レイソルが攻撃の人数を増やし、反対に攻撃を仕掛け、前線からプレッシャーをかけていった為ではないかと。そうなんです、やはりレイソルは、ヴェルディ戦のように、前線からのプレッシャーで、相手よりも走り回り、積極的に攻撃を仕掛けていくことが必要です。もう、ここまで来てしまったのです。得点を取るしかありません。明後日の試合では、ぜひレイソルの本当の強さを見せてくれることを期待します。そして、サポーターの皆さんに、日立台のホームの凄さを甲府イレブンに見せつけて下さい。お願いします。最後になりますが、昨日も平日にも係わらず、甲府に１０００人近くのレイソルサポーターの皆さんが応援に駆けつけてくれました。
本当にありがとうございました。選手もアウェーの試合で競技場に着いた瞬間に、サポーターの姿を見るとパワーが沸いてくると言ってました。ぜひ、今度もホームでパワーを与えて下さい。

本日の担当：横井孝佳

90分ハーフで行われる入れ替え戦は、ヴァンフォーレに1点のリードを許して折り返しました。ハーフタイムは2日間です。レイソルイレブンは後半、必ず巻き返し、逆転ゴールをあげてくれるはずです。

と、考えています。土曜日に日立台で歓喜の瞬間を迎えられることを信じて。

甲府の小瀬スタジアム近くのファミレスから書いています。これから柏へ戻り、マッチデープログラム『ヴィトーリア』の編集作業を行わねばなりません。
昨年と同様、入れ替え戦第2戦のヴィトーリアは号外として、無料で配布いたします。いつもは限られたスペースゆえに一部しかご掲載できていない「サポーターズ・ヴォイス」ですが、今回はお送りいただいた全てのヴォイスを、掲載させていただきます。皆様のご声援で1ページを埋め尽くし、応援ムードを盛り上げ、選手を激励するためです。お送りいただく数によっては、文字の大きさがかなり小さくなってしまうかもしれませんが・・・。
皆様、J1残留が確定するまで、どうかレイソルにご声援をお送りください。「サポーターズ・ヴォイス」は、当ホームページの「お問い合わせ・ご意見メールフォーム」からお送りください。匿名も可です。ありったけの応援メールを、お待ちしております。なお、印刷の関係で、明日の夜9時を締め切りとさせていただきます。

停電の影響で日帰り出来なくなってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。非常に心配しています。また、上半身裸で応援してくださっていた皆さん、風邪を引かれませんように。冷たい雨の中で最高の応援をしてくださった皆さんに、心からお礼を申し上げます。また、本日アクセスが集中したため、速報のアップが非常に遅く、またコメント数も少なくなったことをお詫び申し上げます。

本日の担当：横井孝佳

すみません、いつの間にか寝てしまい、広報日記のアップが非常に遅くなってしまいました。

ホームページトップおよびフォトギャラリーでもお伝えしたとおり、昨日の朝7時半に柏を発ったチームは、途中渋滞に巻き込まれながらも午前中には山梨県内の宿舎入り。八王子の手前の石川パーキングエリアに着いたのが10時半ごろでしたから、都内の渋滞を抜けるのに3時間かかったわけです。しかし選手たちは皆眠っていたため、「それほど長時間とは思わなかった」らしいです。
練習会場となった韮崎中央公園芝生広場では、午前中にヴァンフォーレ甲府の練習も行われていました。こちらは完全公開だったようで、複数のプレスの方から「甲府は公開、柏は非公開だと、また比較されるよ。『余裕しゃくしゃくの甲府とピリピリムードの柏』って」とご忠告を受けましたが、仕方ありません。相手は相手、うちはうち。入れ替え戦の相手が甲府に決まってからは何かと比較されており、レイソルが悪役のような扱われ方をしています。マスコミの皆さんは判官びいきが好きですから、J2側にエールを送りたくなるのでしょうか。こうなったらヒールらしく、無慈悲に完勝してやりたいところ。
練習開始時刻はまだ太陽が出ており、思ったよりも暖かい天候でした。しかし終わる頃に太陽が南アルプスに隠れると途端に気温が下がり、同時に八ヶ岳から吹き降ろす風も強くなって、あっという間に厳寒状態。選手たちは屋外の練習場で着替えていましたが「何これ、あり得ねー!!」と叫ぶほどの寒さでした。ナイターで行われる明日（今日ですね）の試合はいかばかりか。ですから皆さん、出来るだけ温かくしてお越しください。
練習後、宿舎でミーティングが行われ、甲府対策を確認しました。が、相手の特徴を頭に入れることももちろん重要ですが、ここまで来たら気持ちの問題が大きい。相手には失うものはありませんから、当たって砕けろの心意気でぶつかってくるでしょう。レイソルはJ1残留への強い気持ちを持って、キックオフ直後から相手を圧倒してほしい。そうすれば、相手の気持ちがくじけてきます。
こちらへいらっしゃる皆さん、ご声援よろしくお願いします。J1の応援がどれだけすごいか、山梨の皆さんに見せ付けましょう。私もPCの速報で、J1クラブの広報サービスのレベルを見せ付けられればと。PHSの電波だけが心配なのですが。

本日の担当：横井孝佳

昨日、連絡不行き届きにより広報日記がアップされなかったことをお詫び申し上げます。お待ちになっていた方、何度もアクセスをされたのではないでしょうか。本当に申し訳ございません。

午後2時から非公開練習を行った今日。水曜日の入れ替え戦第1戦に備えて、ヴァンフォーレを想定した紅白戦を行いました。決戦を明後日に控え、選手たちのコンセントレーションも高まってきたように見受けられます。
トレーニング終了後、プレス各社の囲み取材（クラブハウスから出てくる選手やスタッフをランダムに捕まえて話を聞く取材）に立ち会いました。早野監督は「山梨で雪？『雪降って地固まる』と行きたいな」と。ラモスコーチは「冗談じゃないヨ！　甲府を甘く見たらアカン！」となぜか関西弁で一喝。明神主将は「相手のカウンターをケアしつつ、積極的に攻めてこちらが主導権を握りたい」と意欲。永田選手は「初めての相手なので十分に注意して、でも自信をもって戦いたい」と語ってくれました。
チームは明日早朝に柏を発ち、お昼前に宿舎入り。その後山梨県内で最終調整を行うことになりました。明日は私も現地入りし、フォトギャラリーと広報日記で決戦直前のチームの模様をお届けします。ただし非公開練習なので、練習内容等は限られてしまいますが…。レイソルオーレも、広島遠征時に続き私が電話でお知らせすることになります。どうかよろしくお願い申し上げます。

本日の担当：横井孝佳

近くて遠いカシマスタジアム。大勢のサポーターの方々に応援に駆けつけていただきましたが、リーグ最終戦に不甲斐ない戦いをしてしまい、誠に申し訳ございません。
手を抜いていい戦いなどあるわけがありません。もうリーグ戦の順位は確定しているから。そんな考えを微塵でも持っていたら、この先何年経っても低迷から抜け出せない。だが・・・水曜日に入れ替え戦を控えて、テンションを保つのが難しかったのかもしれません。それができない故のこの順位なのかもしれませんが・・・。全く不甲斐ない、今日のゲームでした。

救いは、テキスト実況にも書いたように、柳澤選手のプレーでしょうか。奇しくも故郷の茨城がデビューの地となりました。年代別の代表などで大舞台を経験しているせいか、アウェーの、しかも相手の優勝がかかる試合に出場したにもかかわらず、堂々としたプレーぶりでした。視野の広さ、局面局面でのチョイスの正確さ、足もとのうまさ、パスの正確さ・・・。本人曰く「もっと出来たはず」らしいのですが、なかなかどうして。上々のデビューだったのではないでしょうか。
トップページのイメージフォトにも使わせてもらいました。タイトルは「苦いデビュー戦」としましたが、今日の大敗の責任は彼にはありません。しかし、試合にやぶれ、自身のプレーにも納得できなかったためか、ロッカールームでは落ち込んでいました。それでも、「デビューおめでとう」と声をかけると、赤いほっぺたをほころばせて「ありがとうございます」と返してくれました。ああ、初々しいなあ、とこちらも敗戦のショックを一瞬忘れてほころんでしまいました。

そして。既に皆さんご存知の通り、入れ替え戦の相手が甲府に決定しました。長谷川太郎選手、杉山新選手と、レイソルに縁のある選手も在籍しているクラブです。広報の鷹野さんはいい人です。しかしそれとこれとは別。決して負けるわけにはいきません。明日、第2戦のチケットが後援会先行販売されます。皆さん、この愛すべきスタジアムをレイソルイエローで埋めてください。第1戦ももちろん勝利を目指す。そして第2戦では、プレーでも、サポーターの声援でも、われわれスタッフのゲーム運営でも。J1のレベルを見せ付けてやりましょう。

本日の担当：飯田正吾

明日に控えたＪリーグ最終節。巷では、優勝争いの５チームの話題で盛り上がっています。
そんな中、レイソルでは翌週に控えた入れ替え戦の重要な時期に、戦力外選手の通達がありました。毎年、この時期に戦力外になる選手を身近に接していると、やるせない気持ちがこみ上げてきます。私はこの光景をもう１0年も見てきました。最初のころは、よく会社で泣いていたものです。選手の評価というよりも、一人の仲間が居なくなるという寂しさだけで泣いていたことを思い出します。今でも、そのような選手と接すると、こみ上げてくるものがあります。私たち広報は、選手の評価、査定についてはわかりません。今までも、契約について『なんで』と思うようなことや『そうだな』と納得することもありました。でも、この１０年間で感じたことは、こんなに回りが騒いでいても、一番冷静に受け止めているのは本人なんだと。そんな選手の態度に何度助けられたことか。『プロである以上、契約した時からいつかは０円提示がある。それを覚悟で契約をしている』。過去、そんな事を言っていた選手もいました。プロである以上・・・。その言葉のように、私たちフロントは、去っていく選手の気持ちを無駄にすることなく、もっともっとプロのクラブチームとしての自覚と責任を持って仕事をしていかなくてはと強く感じてます。

本日の担当：横井孝佳

広報日記をアップするのが、こんなに遅い時間になってしまったことをお詫び申し上げます。
1年で最もつらく、憂鬱な一日がまもなく終わります。
来る者がいれば、去る者もいる。それがプロの宿命であると頭で理解していても、やるせなさが募ります。「仕方ない。慣れるしかない」と、自身も０円提示を受け取った経験がある某T氏に諭されましたが、やり切れない。昨年も同様の内容を広報日記に書いた覚えがあります。己の成長のなさに呆れるとともに、無力感を覚えます。
クラブハウスで会った薩さんは、淋しげな笑顔で「お別れだよ」と。咄嗟に何も言い返せず、遠ざかっていく背中に「またどっかのスタジアムで会えるよ」と声をかけたのですが。
今は、皆どうか現役を続けて、レイソルを見返す活躍をしてほしいと、そればかりを願っています。
先ほどまで、皆様からお寄せいただいたご意見のメールを読んでいました。明日、社内に回覧させます。