2007年2月28日

ポリバレント!

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担当:大重 正人

今日で2月も終わりです。今月のレイソルは鹿児島キャンプに始まり、2月16日に帰柏。その2日後に雨のちばぎんカップで劇勝。練習試合を挟みながら10日間のトレーニングを経て、厳しい真冬を実りある収穫の時期にすることができたことでしょう。

その2月最終日、法政大学との練習試合が行われました。昨日の練習後、取材陣に囲まれた石崎監督は「明日の試合は、いろんな組み合わせを試してみます」と話してみましたが、今日のメンバー構成はまさにその言葉どおり。これまで見たこともないようなサプライズもあって、興味深い一戦となりました。

試合開始後、まず際立ったのが阿部吉朗選手。ドリブル突破など攻撃ではもちろん、守備でもガツンと当たってボールを奪うなど、大学生相手に格の違いを見せつけて幾度もチャンスを作り出しました。昨日のインタビューに立ち会った際、「最近、集団でボールを奪うことが楽しくなってきた」と話し、監督の思惑にまんまとハマってしまったようですが、それが形になったのが、前半30分でした。

左サイドで小林亮、鈴木、阿部吉の3選手で相手を囲んでボールを奪取します。そのボールを阿部吉選手がドリブルで持ち込み、右サイドへきれいなサイドチェンジ。それを受けた菅沼選手が、アウトにかけた難しいシュートを決めたシーンです。高い位置でボールを奪い、すばやく逆サイドへ展開して、シュートへ持ち込む。石崎監督の意図するところが体現された大変に美しいゴールでした。

今日は、2列目に並んだ菅沼選手が2得点、鈴木、阿部吉選手も1点ずつと活躍。監督は「いつもと違うポジションで使ったが、それぞれに応じた役割を果たせていた」と及第点をつけていました。今日もトップ下に入ったマルシオ・アラウージョ選手については、「今日は、永井と達也と組んだので、永井とゲームを作りつつ、達也を生かすように指示した。昨日の練習では、(山根)巌とアルセウと組ませたから、センターフォワードに近い位置で飛び出すようにさせた」と、日々いろんな組み合わせを試しながら、それぞれに違った役割や課題を与えてテストしているそうです。開幕戦のトップ下は誰なのか…石崎監督はいったいどの選手を起用するのでしょうか???

さて、後半戦。少し遅れてグラウンドに到着した私の目に、信じられない光景が。なんと岡山選手がセンターフォワードの位置にいるではないですか!? FW陣に故障者が多かったり、長谷川悠選手が代表候補キャンプに行ったりと、選手が少なかったこともありますが、これはまさにサプライズ! 序盤はポストプレーでシンプルに捌いて周りを活かすプレー。しかし徐々に元FWの血が騒いだのか、前線でボールを呼ぶ声が響き、迎えた25分。これまたいつもと違う右ハーフに入った藏川選手のクロスを、ニアからファーに流れながらのヘディングシュートを決めました。「これは秘密兵器やなぁ」とは試合後に上機嫌の岡山選手でした。

ひとつのポジションだけにとらわれずに、さまざまなポジションをこなせる「ポリバレント」な選手が増えれば増えるほど、策士石崎の智略はさらに引き立つことでしょう!今日は一味も二味も違うレイソルサッカーでした。

↓こちらまでマッチデープログラムの応援メッセージお待ちしております!
koho@reysol.co.jp

2007年2月28日

息つく暇も

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本日の担当:桜林 舞

2連戦となった練習試合も終わり、OFFを1日挟んで本日は午前、午後と2部練習で行われました。練習内容はといいますと、試合明けということもありフィジカルトレーニングを行ったのはフォトギャラリーにアップされている通りです。ゴムチューブダッシュもなんだか鹿児島キャンプを思い出してしまいますね。鹿児島キャンプもついこの間のような気がしますが、柏に帰ってきてまだ11日目なのです!その間にアラウージョ選手の合流があり、忠成選手はU-22の合宿へ、ちばぎんカップがあり、山形戦があり、大宮戦があり、ほんとに開幕前は息つく暇もありません。

大宮戦は練習試合にもかかわらず2,000名近くのサポーターの方々がこられたということで、今年のレイソルへの期待の高さをひしひしと感じております。といっても日曜日の大宮戦、わたくしは見ることが出来ませんでした。といいますのも、ちばテレビで放送されておりますRising Reysolに出演のためです。Rising Reysolは直前収録なので、広報スタッフは16時ごろにテレビ局に入って準備いたします。ご覧いただきましたサポーターの皆様はご存知かと思いますが、わたくしド緊張しておりまして。。。「口からなんか別のもの出すんじゃないかと思ったよ(笑)」と先輩スタッフの方に大笑いされました。いやー、あれでも大分落ち着き気味になった方なんですけど。。。初めてのことはやっぱりどうしたらよいのか分からないものですね。ホントお恥ずかしい。次回は少し緊張も解けるといいのですが。。。今しばらく温かい目で見ていただければと思います。

今日は取材が立て込んでおりまして、朝日れすかさんのアルセウ選手の取材に始まり、大谷選手・石川選手が柏市長に招待チケット寄贈のご報告に行ったり、午後は開幕戦に併せて準備中のMDP(マッチデープログラム)ヴィトーリアの取材を行ったり。ちなみに今年1号目のMDPのPickHimUpでは柏に新加入した○○選手が!(開幕時のお楽しみです♪)そして、ぴあトークバトルへ向かう岡山選手を見送り、bayFMのレイソルオーレに出演する南選手に帯同いたしました。南選手は、チームの話はもちろん、花粉症で苦しんでいることや雛祭りが近いこともあり「(娘さんのために雛人形を飾っているので)息子が壊さないか心配です」など、日立台のスタジアムDJでもあるナラヨシタカさんとならではのトークに花が咲いていました。

明日は開幕前最後の練習試合。14時から、レイソルVS法政大学@練習グラウンド(野球場)、です。石崎監督は「いつものポジションと違う(ポジション)をやってもらおうと思っている」とお話されておりました。アラウージョ選手に関しても「(本日の練習ではトップ下で)よく出来ていた。吸収が早いのでこれからに期待」と述べつつ「練習で出来たからと言って、本番でうまく行くとは限らんけど」と。でも「練習で出来ないものは、本番でもできんやろ」というのが監督の口癖ですから、まだ10日ほどしか経っていない中でアラウージョ選手が良い方向に進んでいることは間違いないようです。明日の練習試合も、楽しみですね。

さて、最後に、ヴィトーリアNo.104が開幕日に発行されます。例年恒例のようですが、サポーターズボイスを募集いたします!お問い合わせご意見メールフォームから投稿をお願いします。ペンネームもOKです。レイソルへの熱き思いをお待ちしております!

2007年2月26日

期待と課題と光明と

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本日の担当:横井孝佳

いよいよ開幕まであと1週間。リーグ戦に向けて最後のテストマッチ(水曜日に法政大学との練習試合が組まれましたが、開幕に向けてのシミュレーションより調整の意味合いが強くなると思われます)、大宮アルディージャとの練習試合を行いました。結果は、ニュースのページでお知らせしたとおりスコアレスドロー。光明と課題、双方が見えた一戦でした。

この試合の注目点のひとつは、マルシオ・アラウージョ選手が実戦でどんなプレーをするのか。これは石さんも断言していたことです。今日はトップ下の位置で65分プレーしました。キレのあるドリブル、労を惜しまず守備をする姿勢、惜しくもセーブされましたが枠を捉えたミドルシュートなど、随所に光るモノを見せてくれましたが、総じていえば「まだまだこれから」といったところ。
何しろまだ、チームに合流して1週間しか経っていないのですから。なおかつ、初めてブラジル国外でプレーするんですから。Jのサッカー、レイソルのサッカーに馴染むまでには時間が掛かります。「アラウージョを開幕から? わからん。今日の試合より、ちばぎんカップの後半のほうが(チームは)機能しとった。これから1週間(練習を)やって、様子を見る。今日のアラウージョは『見ただけ』じゃから。見てみんと改善点もわからんから」と試合後の石さん。
チームへの合流が遅くなり、開幕には間に合わないかもしれませんが、それでも「彼の力が必要」だと判断したからこそ獲得した選手です。「既にブラジルで2試合やってきた。コンディションはいい」とアラウージョ選手本人が話すとおり、身体は出来ていますから、あとはどれだけ早くフィットできるか、です。

今日の試合で最大の収穫は、アルセウ選手がフィットしてきたことでしょう。
以前にも記しましたが、鹿児島での初期のトレーニングマッチでは「大丈夫かいな」と不安になるほど息の合っていなかったアルセウ選手。しかし試合をこなすごとにチームに馴染み、今日の後半途中からは1ボランチでプレー。危なげなく守備をこなしました。日本のサッカーを理解しアジャストしてきたのが、はたから見ていてもよくわかります。「アルセウについては目途が立った」と石さんも合格点を与えていました。
圧巻は後半に2度あったフリーキック。前評判どおりの強烈なキックを見せてくれました。アルセウ選手が助走するため後ずさりすると、スタンドがざわついて。そして右足から放たれる弾丸シュートには「おおぉぉぉ」とどよめきが。アルセウ砲は間違いなく、今季のレイソル名物になるでしょう。

チーム全体としては、「ボールを奪ったら、すばやく相手のゴールを目指す」という速攻のみならず、ポゼッションから崩す、という意識が浸透してきたことが収穫。大宮が「リトリートしてカウンター」という戦術をとってきたためもありますが、レイソルがボールを保持する時間のほうが圧倒的に長かったと思います。
ただし、相手の守備陣形が整ったその前でのパス回しは出来ていても、そこから崩してフィニッシュ、という展開があまり見られなかったことは課題。「(ポゼッションしていて)どこからスピードアップするか、ハッキリしてない。キープしてるだけじゃ点は取れない。まだまだ」と不満顔の石さんでした。

守備については、格段に安定しました。後半の終了間際にきわどいカウンターアタックを喰らいましたが、セットプレー以外でひやりとしたのはそれくらい。近藤選手を中心に、じつに頼もしい壁をつくっていました。
なお、前半終了間際に退いた古賀選手。削られて右足首を負傷したようです。
「『痺れた』言うから交代させた」と石さん。古賀選手本人は「いや、やろうと思えば出来たんですけどね。痺れて感覚がなくなっちゃって」。自ら交代の意思を示したわけではないものの、古賀選手が『感覚がない』『マヒした』と言っているから、周りの選手が心配してベンチに伝えた、というのが真相であるようです。試合後のクラブハウスで「『マヒした』なんて言ってないよ」と古賀選手が釈明?すると、近藤選手や藏川選手が一斉に「い・っ・て・た」と突っ込んでましたから。試合後には少し足を引きずっていましたが、日も暮れる頃には普通に歩いてました。たぶん大丈夫でしょう。

2年ぶりのJ1。しかも以前とはまったく異なる顔ぶれ、戦術。外国人は2人がJ初体験ですし、チームの主軸は20代前半の若手選手たち。正直、不安もあります。しかしそれ以上に、期待感、ワクワク感が強くありませんか? このチームは成長途上なのです。どこまで行けるか、どこまで伸びるか。今は完成形ではないにしても、可能性で言えばJ1でも一番ではないかと、ひいき目抜きに感じるのです。

大丈夫。現状でもJでナンバーワンのプレーヤーがいます。今年のフランサ選手はちょっとヤバイです。来日以来最高のコンディションを維持し、今日もキレキレのプレーを連発。なおかつ、石さんに心酔し、そのサッカーを体現しようと努力していることでは今、チームで一番かもしれません。

それにしても、フランサが日本の、しかも二部リーグでプレーしていたなんて、のちのち伝説になるんだろうなあ。先日、欧州チャンピオンズリーグの「レバークーゼン対レアルマドリッド」戦のDVDを見ながら、心底そう思いました。彼の存在、それ自体が光明です。

2007年2月24日

テストマッチ2連戦

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担当:大重正人

今日の午前中は、今年になって初めてとなるイエローハウスが開かれました。サポーターの方をお招きして、クラブフロントスタッフとの意見交換会です。私は練習試合に来られたモンテディオ山形さんの対応で参加することができませんでしたが、あとから事業部の河原マネージャーから「キャンプ中のモバイルレイソル、褒めていただいたよ」とうれしいお言葉。モバイルの方も皆様から注目していただき、引き続きシーズンが始まっても、よりよりコンテンツをお届けしたいと思います。

早いものですねぇ…2007年Jリーグ開幕まであと1週間!昨日のプレスカンファレンス、そして今日は、国立競技場でゼロックススーパーカップが行われ、その足音がどんどん大きくなっていきます。そのゼロックスカップではガンバ大阪が浦和レッズを4-0と圧倒。レイソルからガンバへレンタル移籍している中澤聡太選手も後半43分からの出場でしたが、新天地でさらなる飛躍を求めてがんばっている姿を見せてくれました。レイソルも早く大舞台に立てる日が来ることを願うばかりです。

昨日の桜林広報日記でも触れていましたが、今週末はテストマッチ2連戦。今日はモンテディオ山形を招いて、14時から試合が行われました。まず驚いたのが、サポーターの数の多さ! 大重が日立台に来てから1ヶ月強経ちますが、間違いなく一番の人手でした。私もグラウンドの周りから試合の模様を見ようと歩いてみましたが、どこを歩いても人の壁、壁、壁。結局、前が見えず、グラウンドまで下りることになってしまいました。

試合は、残念ながら1対4の敗戦。風下にたった前半に2失点。後半開始早々に岡山選手が得意のセットプレーで追撃のゴールを挙げましたが、その後も続いたレイソルのいい時間帯に追加点を挙げられず、逆に主力組を並べた山形に2点を追加されてしまいました。昨年は4試合で1勝3敗。ホーム日立台で1対3、アウェイでも0対3と敗れたことを思い出された方も多いでしょう。サッカーというのは本当に刻一刻と流れが変わり、天国と地獄が入れ替わる恐ろしさがあります。これを良い反省材料として、今後に繋げてほしいものです。

明日は日立台サッカー場を使用して、J開幕前最後となるJクラブとのテストマッチ、大宮アルディージャ戦です。練習試合ですから、もちろん無料です。こんな機会はめったにありませんから、ぜひ日立台にお越しいただいて、レイソル戦士を応援してください!それでは、また。。。

2007年2月23日

全620試合

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本日の担当:桜林 舞

本日はJリーグプレスカンファレンス(略してプレカン)が都内のホテルで行われました。われわれ広報スタッフも、午前練習を覗く時間もなく、慌しく準備のために会場へと向かいました。Jリーグの31クラブからは、監督と選手一名に参加いただくことになっておりまして、我らが柏レイソルからは石崎監督とキャプテン南選手にクラブを代表してご出席いただきました。石崎監督と南選手は午前練習を終えてからの会場入り。昨日のキックオフパーティーに引き続いての出席となってしまいましたが、お二人とも疲れをこちらに感じさせる様子も見せず(実際はお疲れであったことと思いますが)にこやかにメディアの方々に対応されておいででした。

15:30より始まったプレカン第一部では、ジョンカビラ氏の司会のもとで、オープニングムービーが迫力あるサウンドとともに映し出され、ラストには、Jリーグ発足15年目となる今年リニューアルされたキャッチフレーズ「Will Be(なる、実現する)」の文字。そして、クラブスローガンがバックモニターに映し出される中、各クラブの監督が登場。キャンプで日に焼けた石崎監督がより頼もしく映し出されておりました!監督の紹介の後には、各クラブを代表した選手の入場。南選手はゴールキーパーのファーストユニフォームに身を包み、華やかな舞台に堂々の入場。選手紹介は開幕戦の組み合わせごと行われ、間近に迫ったJリーグの開幕を否が応にも意識させられます。そののち、鬼武チェアマンから、イレブンミリオン(4年後の2010年にはJリーグへの年間総入場者数1,100万人を目指すというもの)の説明が行われました。

そののち第二部が行われ、各クラブの個別ブースによる自由取材に突入。メディアの方々も昨年を上回る800名であったとのことで、会場は大賑わい。特に石崎監督への注目度は、すごいの一言。第二部が終了する18時まで2時間半、水も口にする時間も無く立ちっぱなしの話っぱなし!メディアの列が途切れることがありませんでした。そんな中でも「しゃべるの好きだからいいんよ、わし」とおしゃってくださる石崎監督。J1でリスタートするという話題性ももちろんですが、この人柄がメディアの方々をも引き付けて離さないということを改めて実感いたしました。

南選手ももちろん取材ラッシュ。ようやく一息つかれてイスに座られたら時、イスに座っていても顔が私の目線より上にあることに気づきました。練習を覗いたり、取材に立ち会ったりすることは今までもあったのですが、こうして横に並ぶことはあまりなかったので思わず「本当に背が高いんですね」と呟いてしまった次第です。「2年連続でキャプテンをされることになっていかがですか、という質問が多いのですか」とお伺いすると、意外にも「背番号を21に変えられたのはどうしてですか、という質問が多いんです!」というご返答。メディアには、南選手がどうしても21番にしてくださいと言ったので、と書かれることが多いエピソードですが、ご本人いわく「いや、結構気軽に21番にしてくださいよ?、といったんですけど、本当に21番になるとはね?、びっくりしました(笑)」というのが真相のようです。もちろん最終的な背番号の決定の前には、南選手に21番でよいかという承諾のやりとりがあったとのことで、ルーキーナンバーで新たな気持ちで臨む今期であることに変わりはないようです。ロビンソンGKコーチのハードトレーニングについて伺うと「ご覧の通り、キツイですよ!」とのこと。「でもアスリートは基本的にMッ気があるので」と厳しいトレーニングもまんざらでもないというか、むしろ充実感がみなぎっているようでした。

一般用には3月上旬発売の柏レイソルオフィシャルイヤーブック2007も飛ぶようにお持ちいただきました。J1、J2合わせて全620試合の戦いの火蓋が切られる日は、もうすぐですね。

さて、明日14時からは日立台で山形との練習試合(練習グラウンド予定)、明後日は同じく14時より大宮との練習試合(スタジアム予定)が行われます。(本日は隣のブースの山形の広報の方、二つ隣のブースの大宮の広報の方にも「よろしくお願いします」とご挨拶をいただきました。)
一般にも公開しておりますので、お時間がありましたら是非お立ち寄りください。

2007年2月22日

復活しました

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本日の担当:横井孝佳

皆様、ご心配いただいて大変申し訳ございませんでした。何人もの方から「大丈夫ですか?」と激励のお言葉を頂戴いたしまして、まことにありがとうございます。シーズン初めのこんな大事な時期に風邪で寝込むとは……クラブスタッフ失格です。万が一選手にうつしでもしたら。本当に申し訳ございません。

昨日は一日お休みをいただいて、誇張なく20時間寝ました。おかげさまで昨年からの寝不足が、一気に解消できました。今朝起きたら、携帯に数々の留守電が…。重ね重ね申し訳ございません。

今日出社して、献本していただいているコミックを読んでいたら、「シーズン開幕前の激務で広報倒れる」という、まるで昨日の私を見越していたかのようなエピソードが…。いや、講談社「モーニング」誌で連載されている「GIANT KILLING」というマンガなんですけど。このマンガ、連載開始前の企画段階から、取材にご協力させていただいているのです。作画資料用の写真なども撮っていただいているため、読んでいると「あ!これウチのクラブハウスだ!!」とか「これまんま日立台だ!」というシーンの連続。レイソルサポーターなら楽しめること請け合いですよ。ストーリーに出てくるエピソードもとってもリアル。ぜひお手にとってご覧ください。

閑話休題。今朝起きたら、昨晩のU-22代表戦が終わった時間帯にスポーツ紙の記者さんから多くの留守電が入っていました(といいますか、代表戦を見逃したことに愕然…)。すわ、忠成選手が初の代表戦で点を取ったかな!?と近所のコンビニで新聞を買いまくったのですが、無得点だったのですね。残念。
しかし、反町監督の信頼も得ているようですし、まだまだチャンスはあるはず。あの類まれな得点感覚、特に相手GKを数年へこませそうな絶妙なループシュートを、ぜひ代表の舞台で見たい。ハートの強い忠成選手のことですから、皆さんの期待が大きければ大きいほど燃えるはずです。期待しています。

さて、本日はタクブログにもあったように、日頃お世話になっているホームタウン関係者の方々やスポンサーの方々、地元プレス関係者の方々をお招きして、新チームをご紹介する「キックオフパーティー」を開催いたしました。
サッカーに集中しているとつい忘れてしまいがちですが、クラブがじつに多くの、さまざまな方々に支えられて存在していることを、選手たちも実感できたはずです。もちろん、サポーターの皆さんに支えていただいていることは、ホームゲームを見れば一目瞭然なのですけど。
そして明日は、Jリーグのプレスカンファレンスが都内のホテルで開催されます。各クラブの監督、代表選手が一同に会し、ほとんどのスポーツメディア関係者も集う一大イベントです。広報にとっても、シーズン前の重要なイベントで、第二部のクラブブースコーナーは各クラブ広報による装飾が競われます。今年のレイソルブースは、刷り上ったばかりのポスターで飾り付けますよ。
このポスター、早く皆さんにお見せしたい! 担当のファンサービス課熊谷、河原と相談し、これまでとは路線変更したのです。いや、かつての路線に戻ったというほうが正確かも。2人の選手をフィーチャーし、撮り下ろし写真で構成したのです。そう、「完全封鎖」や「前線突破」の頃のイメージに近いんです。ぜひお楽しみに。

そういえば。タクブログを見て、モバイルレイソルの広告に自身の姿がなかったことを岡山選手が気にしていたと知りました。今日、「オカ、あれはね…」と声を掛けたら「いやいや、わかっとるって、横井さん。ネタやから気にせんといて」と笑っていました。が、多分本心では気にしているはず。
モバイルレイソルの広告は、大谷選手のみバージョンと岡山選手のみバージョンの2つ、作成したのです。雑誌用のA4サイズ(とそれを縮小したB5サイズ)は、昨年末の岡山選手の去就がはっきりしない頃に誂えたので、大谷選手のみバージョンとなった次第です。第一、HPのモバイルレイソル告知ページには、岡山選手のみが写っていますよ。全く他意はないです。誤解だよ、オカ。

その岡山選手が出演する、「ぴあトークバトル スポーツ快楽主義 どうなる!?2007Jリーグ」が、2月27日(火)にJFAハウスに併設されている日本サッカーミュージアムで開催されます。岡山選手の爆笑トークが聞けること間違いなし。お時間のある方はぜひお越しください。

2007年2月21日

素晴らしき仲間たち

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担当:大重正人

忘れかけていた寒さが戻った昨日とは一転、今日の日立台はふたたび暖かい陽気に包まれました。午前中はフィジカルトレーニング、午後は戦術練習という流れは今日も同様です。特に戦術練習では、古賀&近藤のセンターバックコンビを中心にきれいなバックラインを形成し、その前でボランチやサイドの選手がどんどん前にプレッシャーをかける動きが繰り返し行われました。

今日も小さめのピッチで7対7や11対11。浅いラインを敷いて狭いゾーンに選手が密集するなか、ブラジル人トリオの個人技は、やはり独特のものがあります。トップのフランサに、中盤のアルセウと、新加入のマルシオ・アラウージョ。3選手がポジションを変えながら、流動的に絡みあうコンビネーション。まさに魅惑のトライアングルです。ボールを奪うための守備から、どう攻撃につなげるか。コンビネーションは日に日に高まっているように感じました。

昼休みには、サッカーダイジェストさんの取材対応。1978年生まれの同級生、北嶋選手と古賀選手の対談企画でした。ともに高校サッカーのスターで、高校2年生の時に対戦したという思い出の話に。ダイジェストさんが当時の雑誌を見せてくれ、2人も思わず見入っていました。北嶋選手は今と変わらぬ面影がありましたが、古賀選手は髭をたくわえた精悍なマスクからは想像もできない若さ。それから10年を経て、同じチームで戦うことになるとは、やはり何かの運命でつながっていたのでしょう。北嶋選手は、心から古賀選手の加入を喜んでいる様子でした。

日が暮れてからは、サポーターの皆様からホームページやモバイルからお寄せいただいたメールに目を通しながら、桜林広報とともにプリントアウトしていきました。キャンプもあって、少々たまってしまっていたのですが、400通以上の全選手分をまとめ終わりました。本当にレイソルを、選手を愛して下さっている気持ちが伝わり、早く選手のもとへ届けたい一心です。明日、責任を持って選手のみなさんにお届けします。その一枚一枚のメッセージが、選手を奮い立たせるパワーになることでしょう。

最後に、激務が続いて風邪でダウンした横井広報様。今日はゆっくりお休みできましたでしょうか。サポーターの方に「今日、横井さんは??」と聞かれて答えると、みなさん心配されていましたよ。明日は、キックオフパーティという大事なイベントもあります。全快をお祈りして、今日の締めとさせていただきます。ありがとうございました。

2007年2月20日

ウロポロ体験

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本日の担当:桜林 舞

2月18日(日)に行われたちばぎんカップは(公式戦ではないものの)昨年11月26日(日)に行われたコンサドーレ札幌戦以来となる日立台でのホームゲームとなりました。ピッチのコンディションが良くない中で2-1で快勝したことはみなさまのご周知の通り。翌日の新聞各紙には、「J1復帰 柏逆転勝ち(読売)」「決勝アシスト フランサ復調(ニッカン)」「柏 会心の勝利(千葉日報)」「柏、予想以上の仕上がり(エルゴラッソ)」の見出しが躍っていました!

しかし、それを上回る紙面スペースで取り上げられていたのがU-22合宿初日の紅白戦。「李 存在感(読売)」「李忠成 日本人初得点(スポニチ)」「李 初「ただなり」弾(ニッカン)」李忠成 日本人帰化初ゴール(ニッカン)」「李2発!!先発アピール(報知)」「李忠成・2発(サンスポ)」「李 名刺代わりの2発(デイリー)」の文字。そして本日も「平山!!カレン!!李!! 3トップで秒殺弾(スポニチ)」。日本代表への関心の高さを思い知るとともに、そのニュースの中に李忠成選手の名前を見ない日がないのは本当にうれしいですね。新聞のスクラップを作る手も軽やかになるというものです。

さて、昨日のチームオフ日を経て、本日は9時半から午前練習が、15時からは午後練習が行われました。かなり寒くともすれば小雨でも降りそうな天候の中、凍えながらサポーターの方々も見学されていました。午後練習を始める前には、チームミーティングが行われ、わたしたち広報スタッフも同席させていただきました。「他のチームでも(広報スタッフにチームミーティングを)公開しているところはないんじゃないかな」と横井広報。「聞いてもらっといた方が、チームの方向性が見えて広報しやすいじゃろ。」と石崎監督。「秘密にしておくことはないのですか」と伺うと、「なんもないよ。」と即答。「(リリースしていることを全部踏まえて)そんでかかってこいってもんじゃ。その方がおもしろいじゃろ」と頼もしい発言をいただきました。

話がそれました。チームミーティングですね。平川テクニカルスタッフにより編集されたちばぎんカップの映像を見ながら石崎監督がスクリーンを前にポインターで示しながら解説。宮本主務も触れておいででしたが、指摘が実に明朗明快。たぶん選手であれば感覚や体で理解していることだと思いますが、わたくしのようなサッカーの専門家ではないものがおぼろげながら見ている試合の中のキーポイントを、言葉であぶりだしていくのです。シンプルに、だからこそ力強く。自分では形にならなかったものが「これがそうじゃろ」と指し示される快感。チームミーティング初参加の大重広報とわたくしにとって、目からウロコがポロポロと落ちるウロポロ体験となりました。石崎サッカーへの洞察を少しでも高めて試合速報やその他の広報に深みを反映していければと思います。

チームミーティング後には、その解説を踏まえた上でのトレーニング。通常より4分1の大きさのピッチ上で8対8で行う紅白のミニゲーム。石崎監督の目指すプレッシングサッカーのプレスがかかっている状態を実際に作り出し、実践してもらおうというもの。まぁ、実際のゲームではありえない密集度なのですが、手を抜く選手もおらず冷たい空気の中、汗を吹き出してボールを追っていました。

「開幕ではいいスタートを切りたい。あと2週間が大切。」とミーティングを締めくくった石崎監督。本当の戦いはこれから、です。

2007年2月18日

初めての

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本日の担当:横井孝佳

ペルシャいや大重くん、「黄発進」を「こうはっしん(好発進)」と一発で読める人は少ないと思いますよ。

クリックで現れる別ウィンドウの本文を読めば、意図するところはおわかりいただけると思いますが。彼にとっては初めてのトップページ画像&コピー作成、わたくしには想像もつかないセンスを披露してくれました。

今季レイソル初の有料観客試合となったちばぎんカップ、われわれ広報スタッフにとっても初めて尽くしのゲームでした。大重にとっては初めてのテキスト速報。今季は原則、彼に担当してもらいます。最初はアタフタしたみたいですが、すぐに慣れます。初めてにしては素晴らしかったですよね?皆さん。

わたくしは初めて監督会見司会を担当。アウェイチーム監督のお名前を間違えたりしたら一大事です。スタジアムに向かう車の中から、「あまるあまるあまる…」と念仏のように呟いておりました。お父様の名前と混同したらいけませんからね。素直に「オシム監督」とお呼びすればいいじゃないか、と気づいたのは会見が終わった後でした。

そしてもうひとつ、初めてハーフタイムコメントを作成しました。
前半が終わって選手たちが引き上げたロッカールーム。石さんの言葉を拾ってコメントを作成するわけですが、聞いていて背中がゾクゾクしました。問題点を的確に指摘し、改善策を与え、気持ちを鼓舞する。

僕なんか客観的にみて「あ、これはいけるな」という手応えが、今日とか凄いあって。

……言いたいことはタクちゃんが全部書いていたので以下省略。それにしても、いつもハーフタイムのロッカールームを経験しているタクがブログの題材にするくらいですから、今日は格別だったのでしょう。いいときに初体験ができました。

ひとことで言えば、今日は「種ちゃんがいない初めてのホームゲーム」だったんです。昨年末の退社以来、種蔵さんの存在の大きさを日々実感しているわたくしですが、今日はことさら深く感じ入りました。いや、いつまでも引きずっていちゃいけないな。

チームにとっても、今日は今年初めてホーム日立柏サッカー場でのゲーム。試合後のクラブハウスで、古賀選手が興奮気味に話すのです。
「いやー、ホームでプレーする日立台は最高ですね!」
思わず「でしょ、そうでしょ!」と相づちを打った次第。やはりこのスタジアムのパワーは計り知れないものがあります。
正直、キャンプ中の練習試合では「まだまだ途上だな」と思わせる出来だったのです。タクも書いていたことですけど、これまで行ったどの練習試合よりも、今日のレイソルは良かった。連携が深まってきたことに加え、日立台で、直接届くサポーターの皆さんの声援に乗せられた効果は間違いなくあります。J2だろうがJ1だろうが、カテゴリーに関係なく、日立台は「サポーターが力を与えられる」度合いが日本で最も高いスタジアムです。

そして初めてその日立台でゴールをあげた菅沼選手、嬉しそうでした。中学の頃から憧れていたピッチに立ち、愛するレイソルのユニフォームを身にまとい、専用のコールで応援してもらって、ゴールを決めて。ブラジルと愛媛の武者修行で確実にふた回り以上大きくなったミノルーニー、今年は大暴れしてくれそうですね。

菅沼選手に限らず、近藤選手もフランサ選手も大谷選手も、今日出場した選手はみんなみんな、現時点における最高のパフォーマンスを発揮してくれたと思います。開幕が楽しみですね。

楽しみといえば、U-22代表合宿に参加している李忠成選手。先ほど記者さんからの電話で教えてもらったのですが、今日行われた練習試合で2ゴールを決めたそうです。素晴らしい! ぜひこの調子で、21日に行われるアメリカ戦、スタメンに入ってほしいですね。初めてのブルーのユニフォーム。期待しています。

2007年2月17日

ちばぎんカップ前夜

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担当:大重正人

鹿児島キャンプ以来、ひさびさの登場となります。みなさま、明日のちばぎんカップを前に気持ちが高ぶっていることでしょう。それは、わたしも同様であります。1月16日から日立台に通うようになって、なにしろ初めてのホームゲーム。事務所から見えるピッチも、造園業者さんの養生のおかげで、グリーン一面に刈りそろえられました。そして衝撃のLED(発光ダイオード)広告電光板! レイソルのロゴマークもあざやかな発色で再現され、ゲームの盛り上げに一役買ってくれます。

その主役となる選手たちは、今日から日立台のグラウンドでさっそく練習を開始しました。そこに合流したのが、新加入のマルシオ・アラウージョ選手です。少年のようなあどけない表情で「22歳だけど、本当に若く見えますね」と声をかけたら、「18歳でもいけるかな」と軽いジョークで返してくれました。細身の身体つきで、スピードとテクニックに優れた印象。ブラジルでは、あのディエゴ選手よりも高い評価を得ていたそうです。来日間もなくで時差ボケもあるでしょうが、家族愛あふれるレイソルにすぐに馴染んで、大きな力となってくれるでしょう。

今日は午前練習で終了。午後からは、わたくしたち広報課もちばぎんカップにむけての準備を始めました。横井広報のもと、同僚桜林とともに、取材者リストの作成、テレビ中継用のプレスカードとビブスの準備、報道用資料の作成など、初めてとなる仕事でした。普段は静まり返っている本部室には、スタジアムビジョン用のテレビ機材が組まれ、そのなかで運営担当の辻上&境原両氏が、各担当者と最後の打ち合わせ。スタジアムの外には、早くもテントが並び、明日のキックオフを今か今かと待つサポーターの方々(冷たい雨で風邪などひきませんように)。選手、スタッフ、フロント、サポーターそれぞれの2007年シーズンが始まろうとしています。その中で、私も胸が高まる思いです。

ひとつ告知です。先日、キャンプ情報でもお伝えしていた通り、日曜日の深夜23時30分から、テレビ朝日系列「やべっちFC」にて鹿児島キャンプの模様が放映されます。その取材にいらした前田有紀アナから横井広報のもとに電話が。キャンプ中はいつも「電話口でいつもの元気がない」とフロントスタッフから心配されていた横井広報でしたが、アナウンサーの美声に表情が一変! あまり聞いたことのないようなハイトーンの返事。あんなに顔の緩んだ横井さんは初めて見た気がします。休みなく働き続ける広報に、ありえないほどのパワーを与えた女神。明日のオンエアでは、キャンプのVTRと共に、ちばぎんカップ勝利の報が流れることを祈るばかりです。

日曜日は、天候に恵まれますように。それでは。

2007年2月17日

久しぶりの日立台

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本日の担当:桜林 舞

本日は春季鹿児島キャンプ最終日。
柏に帰って参りました。わたくしは3日ぶりでしたが、選手および全日程帯同のスタッフにとっては18日ぶりの日立台。日立柏サッカー場の前にある「くるまやラーメン」が見えたあたりでは「久しぶり。懐かしいなぁー」の声があがっていました。

午前練習は明後日に控えたちばぎんカップを視野にいれた紅白戦が行われました。選手たちは最終日でお疲れの様子、と思いきや打ち上げ間近の開放感からか終始和やかなムード。「最後なので無理しないで。このキャンプで行ってきたことを本番ににつなげられるようにケガのないように」と何度も繰り返していた石崎監督。その甲斐あってか、大きなケガをする選手も出ず、無事に帰ってくることができました。

昨日よりも少し気温が下がったこともあり、選手の手袋、ネックウォーマー率が高かったです。ネックウォーマーは黒色、灰色、エンジ色などカラーバリエーションがあるなかでエンジ色を選んでいたのは池元選手、岡山選手、フランサ選手、柳澤選手などでした。特にフランサ選手は好んでエンジ色を選んでいる印象があります。トレードマークの黒色ヘアバンドとエンジ色ネックウォーマーのコントラストがばっちりキマッていました。

紅白戦の模様はフォトギャラリーでお楽しみください。ちばぎんカップに向けた戦術の確認もあったためすべてをお見せすることができませんことをご容赦ください。

11時には練習を終え、昼食のち、13時にホテルを出発。羽田には16時前に到着。専用バスで日立台に向かい、ほどよい渋滞に巻き込まれ当初の予定を1時間ほど過ぎた19時ごろの散開となりました。今頃選手たちもそれぞれのご家庭でくつろぎのひと時を過ごしていることでしょう。

さて、最後に広報日記を借りて皆さまに謝らなければならないことがございます。昨日のキメクルの1枚目の説明文にて「石川直樹選手と近藤選手」とお書きすべきところを「菅沼実選手と近藤選手」と記述してしまいました。大変申し訳ございません。

明日はちばぎんカップ前日。準備をしなければならないことがたくさんあります。大重広報とわたくしにとっては初めての日立台での試合になります。いろんな意味で楽しみです。

2007年2月16日

bonjour!

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本日の担当:桜林 舞

鹿児島キャンプ、本日を含め残すところ2日となりました。
風は冷たかったものの、桜島の噴煙がたなびいているのが見えるほどの快晴、青空が広がっていました。今年は天候に恵まれたキャンプだったようです。昨年、一昨年は雪が降る日もあったとのこと。

本日は、ロッソ熊本との練習試合が14時からあり、出場組と非出場組(のほとんどは一昨日の鳥栖戦にフル出場したメンバー)に分かれ、非出場組のみ午前練習が行われました。フォトギャラに書かせていただいた通りですが、鳥栖戦が行われた日と同様のトレーニングメニュー。屋内での筋トレのち屋外へ。ランニング、ストレッチ、ラダー、小さなハードル(のようなもの)や垂直に立てられたパイプやパイロン、マーカー(と呼ばれる穴の空いたフリスビーのような目印)を使用してのフィジカルトレーニングと続きます。古邊コーチのもとでメインの練習は手際よく行われていくのですが、1種目2本行うと必ず「水分補給とストレッチ」を入れて筋肉に負荷をかけながらも無理はしない指導が徹底しています。それと平行して、田村コーチ、徳弘トレーナー、大津トレーナーなどによって別メニューや個別指導が木目細やかに行われていきます。田村コーチは「一つ一つは悪くないけどつながりが良くないよ。サッカーは流れの中でやるスポーツだから」などと具体的な表現をしながら気になる選手に個々に声をかけておいででした。わたくしも田村コーチに「ボンジュール」と声をかけていただき、一瞬怯んでいると、「ダメだよー、広報はインターナショナルじゃなきゃ?」とたしなめられた次第です(笑)

さて午後からの熊本戦ですが、ざっと50人を超える一般の方と、スポーツ紙はもちろん一般紙の記者の方も多数お見えになりました。公式戦さながら、試合前には監督と選手が屋内に集まりミーティングが行われ、石崎監督より「ケガをしないように、集中して、プレスとサイドチェンジを意識して」とキャンプで行ってきたことを再確認する言葉をかけていました。前半は熊本に勢いがある展開、ハーフタイムで仕切りなおして後半はレイソルに流れがくるように思われましたが、後半4分ドゥンビア選手が先制するもも、同24分ロッソ熊本の山口選手に1点を返され結果はドロー。多くの課題を前に、石崎監督の表情も渋くなっておりました。

試合内容とは関係がないのですが、この練習試合の前半、わたくしはピッチに下りてフォトギャラリーやモバイルアップ用の画像撮影をしていたのですが、球の素早い動きに手も足もついていかず、いやいや大変苦労しました。。。ピントがボケていたり、決定的瞬間にシャッターが間に合わなかったり。。。こちらの使用しているカメラスペックの限界はあるにしても、いかんせん技術がついていきません。横井広報によると球の流れを先読みして押すなど上手く撮影するためのコツがあるようなので、頑張って修得してまいります。フォトギャラにアップされている写真は上手に撮れないながらもその中から何とか選んだ3枚となっています。

その点レイソルオフィシャルカメラマンの飯村さんに撮影していただいた写真はさすがプロ!、素晴らしいです。昨日に引き続きイヤーブックの話で恐縮ですが、選手紹介ページに使用する選手プレイ写真は、昨シーズン飯村さんに取り下ろしていただいたプレイ写真(新加入選手は今季春季キャンプ写真)の中から広報で数枚セレクトし、その中から選手に決定してもらっています。2005年版で広報サイドでセレクトしたものを使用したところ、「自分達で選びたい」という声があがったため、2006年版より選手自身に選んでもらうようになったと聞いています。セレクトされた写真は、意外なものもあり、意外でないものもあり、おもしろいですよ。静的なもの、動的なもの、一生懸命なもの、笑顔のもの。サポーターに思われたい自分か、はたまた自分自身がこうありたいと思う自分像か。選手のキャラクターを少し垣間見ることが出来ると思います。

最後に、やはり皆さんの注目を集めたのは李忠成選手のU-22日本代表選出なのではないでしょうか。といっても、皆さん想定の範囲内であったようで、記者の方による取材も特に混乱することもありませんでした。李選手自身も「(選抜されたのは)素直にうれしい。けれども本当の勝負はこれから」というスタンスが立ち居振る舞いから色濃くでており、横井広報が述べていたとおり「スターシステム」に踊らされるのではないかという懸念は心配するにおよばないようです。

明日はキャンプ最終日。本日夕食後には荷造りが各所で行われ、選手の身の回りのもの、トレーニング用具やメディカルケアを行う機材など、スタッフの手によって運び出されておりました。明日は午前練習を国分運動公園で行い、午後には柏に移動する予定となっています。気を緩めず、でも張り詰めすぎることのないように、ラスト1日を過ごして参ります。

2007年2月15日

シンドイを超えた段階

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本日の担当:桜林 舞

遅まきながら、キャンプ16日目の広報日記です。
大重広報→横井広報ときてラスト3日間はわたくし桜林が担当させていただきます。

このタイミングでの鹿児島入りとなったのは、横井広報の広報日記で触れていただいておりますが、「柏レイソルオフィシャルイヤーブック2007」の編纂に携わっていたからです。イヤーブック2006は横井広報を「死の淵の一歩手前」まで至らしめたと伺っておりましたが、イヤーブック2007によりわたくしも「死の淵の十歩手前」まで参りました。。。九歩分後退しているのは八歩分を横井広報が、一歩分を大重広報にフォローいただいたためです。内内の話で大変恐縮ですが、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

以前のものを踏まえながら改善すべき点は取り入れ、レイソルカラーを失わないように、しかしより一層サポーターの方々に楽しんでいただけるように心がけて進行させていただきました。具体的には、例えば表紙。2005年がその年リニューアルされたユニフォーム、2006年がレイソルフラッグと、無機質なものが続きましたので、2007年は有機的なものを、ということで、とある選手にご協力をいただきまして、2004年のイヤーブックぶりに人物で構成させていただいております。特定の選手に特化した表紙というのはクラブの公式冊子としていかがなものか、という懸念もありましたが、公式冊子の表紙に選手ではなくモデルを使用するという案も誠実ではないのではないかという話もあり、現在の表紙とさせていただきました。どの選手にご協力いただいたかは、3月上旬に発売されるイヤーブック2007をお手にとってお楽しみいただければと存じます。

その他にも一例を挙げるとすれば、選手紹介ページ。2005年までは1ページに2選手の掲載だったのですが、2006年に1ページ1選手で構成したところ大変好評だった(と伺っております)ことから、2007年は1ページ1選手はもちろんですが、選手プレイ写真をA4全面引きにしてよりダイナミックな仕上がりとなっております。イヤーブックの各選手のページにサインをしてもらうサポーターの方も多いという話からインスパイアーされた構成でもあります。全選手のサインをイヤーブックにもらうというコンプリートイヤーブックというのはサポーター垂涎の一品となることでしょう。

イヤーブックはその制作スケジュールのタイトさもさることながら、今回携わってみて一番大変だったことは、掲載する内容が日々刻々と変化していくことにあります。スタジアム名称の変更しかり、新外国籍選手の加入しかり、細かくはその他もろもろ。。。サテライトの日程もお載せしたかったのですが、決定日から逆算すると物理的に難しいという結論になり、イヤーブック2007への掲載は見合わさせていただきました。大変申し訳ありません。また、新外国籍選手マルシオ・アラウージョ選手については校了日直前の加入決定であったため、他の選手と同じフォーマットでというわけにはいきませんでしたが、掲載させていただいております。

イヤーブックに関してお伝えさせていただきたいことはいろいろあるのですが、そろそろ鹿児島キャンプのご報告を。

午前練習は、昨日の鳥栖戦に出場したメンバーはクールダウン、その他の選手はフィジカル+テクニカルのハード目なトレーニングを行いました(横井広報談:フォトギャラリーに詳細掲載)。午後練習は、変則的に16時から2時間弱行われました。ランニングから始まり、ボールを使用してのテクニカルな練習が何種類か、のち紅白戦。大重広報が以前の広報日記に書かれていた通り、小気味良いほどテンポよくトレーニングが進んでいく様子は圧巻です。

今日はバレンタインデーであったこともあり、見学にきていただいた地元の方や柏からきてくださったと思しきサポーターの方から、選手やスタッフの方へチョコレートが手渡されておりました。甘いものを通常控えている選手たちも今日ばかりは解禁と頂き物をほおばっていることでしょう。

話が前後してしまいますが、本日の午後練習で国分運動公園への移動車にて。「キャンプのどの段階が一番シンドイのですか」と尋ねたところ、山根選手が即答。「初日からシンドイ」とのことでした。「でもこの時期(=終盤)はもう(キャンプの)終わりが見えているから精神的にはシンドイを超えた段階」ともおしゃっておいででした。なるほど。

キャンプも残すところ後2日。
明日はロッソ熊本との練習試合が14時から行われます。ちばぎんカップ、開幕戦を控えたキャンプ終盤、メンバーが非常に気になるところですね。明日は今日とはうって変わり快晴のようです。お時間のある方はぜひ国分運動公園まで足をお運びいただければと存じます。

2007年2月14日

鳥栖戦雑感

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本日の担当:横井孝佳

鹿児島キャンプ5試合目の練習試合、対サガン鳥栖戦が行われました。サガン鳥栖といえば、昨年のJ2での対戦で1勝1分2敗と苦しめられた相手。特に、10月1日の佐賀市での対戦はかなりヘコみましたね…。今日はあの忌まわしい記憶がよみがえりました。

メンバーはニュースのページにアップした「練習試合対サガン鳥栖戦」をご参照ください。特筆すべきは、これまでの練習試合では45分で選手を入れ替えていたのが、今日の試合では90分間プレーするのが前提となっていたこと。フランサ選手は90分間精力的に動き回り、コンディションの良さを十分に感じさせてくれました。また、椎間板ヘルニアで離脱を余儀なくされていた大谷選手が90分プレーしたことは、個人的に大変うれしいこと。キャンプでは全体練習のメニューをこなしていた大谷選手ですが、どこかおっかなびっくりプレーしているような気がしていたもので(私がケガの再発を心配しているあまり、変な見方をしているせいかもしれません)。
そろそろ開幕に向けて、石崎監督の構想が固まってきたとも言えそうです。しかし、昨年もちばぎんカップと開幕戦のメンバー、布陣は異なる点が多々ありました。それを考えると、やはり開幕までにはさらなるテスト、入れ替えが行われそうです。何しろ、新外国人のマルシオ・アラウージョ選手がまだ合流していませんし。
マルシオ・アラウージョ選手は15日に来日するそうです(これまで16日と申し上げてきましたが、15日だそうです)。16日は柏で個人練習をするとか。そのため、松原フィジコと木村通訳が15日の最終便で一足先に帰柏することになりました。チームへの合流は17日となります。

話がそれましたが、鳥栖戦について。ニュースのダイジェストでもご紹介したとおり、開始早々に菅沼選手のドリブル突破からCKのチャンスを掴み、佐藤由紀彦選手が素晴らしいボールをファーに送って、古賀選手がズドン。これで幸先よく先制。また20分過ぎには、またもCKからアルセウ選手がゴール。今度はニアでしたが、佐藤選手のこれまた素晴らしいボールが目を引きました。結果的に2アシストを記録した佐藤選手ですが、終了後には「課題が見えたね。個人的な課題とチームの課題と両方。チームの課題は、今後話し合いやトレーニングで解決していけると思う。個人的な課題は、改善できるようにトレーニングの中で取り組んでいきます」と話していました。

佐藤選手と平山選手は、京都戦で負傷していました。この2人が元気にプレーしたこともうれしいニュース。反面、近藤選手が試合中の相手との接触で脳震盪をおこし、途中交代しました。近藤選手は試合後も「フラフラする」とのことで、念のため病院で検査を受けましたが、問題なかったようです。一安心。
余談ですが、ホテルに戻るクルマの中で、脳震盪の話題になりました。阿部吉朗選手、「オレも脳震盪、起こしたことありますよ、エスパルス戦で。起き上がってまたプレーしたけど、ナオ(石川直宏選手)に『オレのポジションどこだっけ!? ポジションどこだっけ!!!?』とずっと聞いてた」との体験談を披露、車内爆笑でした。

また話がそれた。近藤選手に代わってピッチに入った小林祐三選手、しかしまたも負傷交代。相手選手との接触で、古傷の右内側じん帯を痛めました。もっとも、「あの接触で傷んだのか、古傷がまた痛み出したのかわかりません。ただ、接触の瞬間は痛かった」とのこと。しばらく様子をみることになります。

後半途中から出場した李忠成選手は、2回決定的なシュートがあったものの、惜しくもゴールならず。石崎監督は「短い時間で2回決定機をつくるんだから、大したもの。決めて欲しかったけどな」と話していました。本人は「ここまでケガもなく、思い通りに動けているからそれはうれしい。焦りはないけど、早くゴールを決めたいとは思います」と居並ぶ報道陣に話していました。やはり注目度は高いです。

またこの試合で感じたことに、アルセウ選手が徐々にフィットしてきているかな、と。最初は日本のサッカーにもレイソルのプレースタイルにも、全く馴染んでいませんでした。初めてブラジル国外でプレーするのですから、長い目で見る必要があります。ここのところ、一生懸命レイソルのサッカーに合わせようとしていますし、試合中にも改善しようと努力しているのが伝わってきます。頑張って欲しいです。オニギリ仲間として(私の顔を見るたびに『オニギリオニギリ』うるさいので、私は『丸オニギリ』と言い返しているのです)。

さて、明日からはようやく、新人の桜林広報が合流します。…って言っても、キャンプはあと3日しかない! 早くチームに馴染むため、最低でも1週間はいて欲しかったのですが、イヤーブックの絡みで仕方なくこのようなスケジュールになりました。
明日からの3日間は、桜林が日記を担当します。これまでお付き合いいただきありがとうございました。

2007年2月12日

イヤーブック校了間近

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本日の担当:横井孝佳

新任の桜林広報が頑張ってくれた今年のイヤーブック、おかげさまでまもなく校了です。こちら鹿児島の地にも、色校(試し刷りみたいなもの)が送られてきました。今日、選手たちに見せたところ非常に好評を得ました。先ほどまで、広報部屋で長谷川悠選手が熱心に読みふけっておりました。長谷川選手、感想を一言。

「けっこう興味深い、いい作品になっていると思います」

だそうです。ありがとうございます。発売された暁には、ぜひ自腹でご購入ください(ウソです。選手には配布します)。
イヤーブックは3月上旬の発売予定。オフィシャルショップ「レイソリスタ」、レイソルチームショップ、その他全国書店などでお買い求めいただけます。レイソルサポーターなら一家に一冊、いやお一人様一冊!

さて、昨日の半日お休みも終わり、今日からまた二部練習。ちなみに昨日の半休、ほとんどの選手はホテル内で寝てるか、近所のショッピングモールに顔を出した程度だったみたいですよ。石さんは「夕方まで寝ちゃってよ。結局晩飯も食わんかった」そうです。選手たちも疲れが溜まって、とにかくゆっくり寝ていたいという心境だったのでしょう。
ちなみにわたくし、日記に書いたとおり温泉に行ってきました。広報のもろもろ業務を終えたら既に日も沈んでおり、一人クルマ(チームで借りてるレンタカー)を運転して、霧島温泉郷のとある露天風呂に。他には誰もおらず広い湯船を独り占め、見上げれば降るような星空。おかげさまでリフレッシュできました。ホント、いいところですからぜひお越しください、鹿児島。

今日から再び二部練習です。午前中は軽めのフィジカルトレーニング。フォトギャラでご紹介したとおり、選手たちが「ピラミッド」と呼ぶランニングメニューをこなしました。“軽め”なんて言ったら選手に怒られますね。距離にすれば、数キロを結構なペースで走っているんですから。
しかしトレーニング時間がいつもより短かったことは確かです。今日は11時には終了していました。

午後は攻撃系のトレーニングをメインに。GKを含めて8対8のゲーム形式で、ビルドアップの連携を確認しました。とはいえわたくし、今日の午後練習は一部しか見られなかったのです。なんとなれば、イシケンさんバースデーを祝うため、買出しに出掛けていたから。卵と小麦粉、ケーキなどを、宮本タク主務とキャンプのもろもろを取り仕切ってくださっている日立トラベルの八木さんと、準備していました。
たぶんこの後、タクちゃんが自身のブログで書くと思うんですけど、誕生日の「卵と小麦粉」に代わるいいアイデアないですかね? ブラジルではポピュラーなやり方とはいえ、やはり日本では「食べ物は粗末にしない」というモッタイナイ精神が浸透していますから。どこか良心の呵責を覚えてしまうんですよね。

さあ、キャンプも残すところわずか。明日はサガン鳥栖とのトレーニングマッチです。最近は攻撃系の練習も増えていますから、ぜひゴールが見たいですね。

ちなみに加藤選手、私は運動苦手ですから。選手と同じメニューなんかやったら、確実に死にます。いやホントに。ここ10年体を動かしてないんで。見るのは大好きですけどね、スポーツ。

2007年2月11日

今日は半日オフ!

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本日の担当:横井孝佳

今日は待ちに待った半日オフでございます。早めに広報日記を上げて、温泉にでも行こう。言い訳がましくて恐縮ですが、ホント、ホテルとグラウンドの往復だけで何日も過ごすと、メンタルが相当にヘタってきますよ。たまには気分転換も必要です。

というわけで午前中のみのトレーニング。国分運動公園には二つのグラウンドがあるのですが、今日は上の多目的広場で選手たちがフィジカルトレーニング、そして下の陸上競技場では、地元霧島市の高校生選抜チームを石さんはじめコーチ陣が指導する、という催しが行われました。キャンプでお世話になっている霧島市の皆さんとの交流イベントです。

フォトギャラでも書いたとおり、石さんの指導はふだんレイソルの選手に対して行っているものとなんら変わりない、超ハードなメニューでした。高校生たちはビックリしたのではないでしょうか。心の準備ができていないといいますか。
「ボールに行け!!!! (プレーを止めて)おい、10番の君。なんでボールに行かんの!!! それじゃディフェンスにならんじゃろ!!」
今にも殴るんじゃないかと見ているこっちがハラハラするほど、指導は熾烈を極めました。高校生選手たちの額からは玉のような汗が。
見ているだけの私なんかが言うのも申し訳ないのですが、非常にいい経験をしたのではないでしょうか。それにしても、何事にも手抜きなしで真剣に取り組む石さんの本領発揮といった感じでした。

その後は親善試合。これも異例中の異例のことです。
レイソルのメンバーは、GKが桐畑選手、DFラインは右から大河原選手、大島選手、鎌田選手(練習生)、輪湖選手(U-18)、中盤はダイヤモンドでボランチに柳澤選手、右に酒井選手(U-18)、左に阿部嵩選手、トップ下に太田選手(U-18)、2トップは長谷川選手と岡山選手のツインタワー。「FWやりたい」と自ら立候補した岡山選手を除くと、皆ルーキーか10代の非常に若いメンバーです。
初めてのメンバーとはいえ、そこはさすがプロ。30分の試合は、レイソルが4?0で圧勝しました。得点は阿部嵩選手と長谷川選手のハットトリック。FWやりたいと言っていた岡山選手は、華麗なテクニックに走りすぎて無得点でした。

宿舎のホテルに戻り、12時半から特設会場でバーベキューです。石さんはひたすらお好み焼きを焼き(これが本当に旨いんです)、古邊コーチや田村コーチはひたすらに肉を焼く。選手たちはひたすらに食べ、飲み、語り合って、2時間近くを過ごしました。皆、さらに打ち解けあった気がします。新加入選手の一発芸大会は爆笑の渦、見応え十分でした(放送禁止のシーンが多発したため、モバイルレイソルの動画でご紹介する企画は涙を飲んで断念しました。こないだクラちゃんの一発芸を本人に無断で載せたら怒ってたし)。

そしてこの席では、今年のキャプテン・副キャプテンが発表されました!

まずキャプテンは、昨年に引き続き南雄太選手が務めます!
厳しい戦いが続いたJ2リーグ、チームの状態が悪くなったときには率先して話し合い、強いキャプテンシーを発揮してくれました。その実績が、石さんの信頼を得たのだと思います。

そして副キャプテンは……北嶋秀朗選手と近藤直也選手です!
北嶋選手は昨年から留任。彼の人間性を考えれば自然にうなずけるところです。そして近藤選手は、トップチームでははじめてのリーダー役。サッカーに対する真摯な姿勢、彼のストイックさは皆が認めるところ。生え抜きとして、チームを引っ張る役割も期待されている、ということでしょう。期待しています!

南、北嶋、近藤のトライアングルで引っ張る2007年のレイソル。いよいよ今年のチームが、一つにまとまってきました。昨年のチームを上回る、いいチームになって欲しいと思います。

2007年2月11日

練習試合対愛媛戦

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本日の担当:横井孝佳

レイソル鹿児島キャンプ、2度目の週末です。昨日までのポカポカ陽気から一転、冷たい風が吹く肌寒い一日となった土曜日、愛媛FCとの練習試合が行われました。
週末だけあって、会場には推定200名を超える方々がご見学にお越しくださいました。プレスの数も多く、特に愛媛の地元松山からはテレビ局4社、新聞1社など、たかが(とあえて言いますが)練習試合とは思えないほどの大取材陣が。チュンソン選手の日本国籍取得に絡みスポーツ紙の記者の方々も多数お見えになりましたから、十分な枚数を用意してきたつもりだったプレスパスが、今日は足りなくなりました。

この試合、当初は菅沼選手の出場予定はありませんでした。しかし愛媛からテレビの取材が多数入っていることを石さんに伝えると、「そりゃ申し訳ないな。ミノル目当てなんじゃろ。じゃあ時間限定で出場さすか」となりまして。
「ミノル、今日出るぞ」と試合前に言い渡された菅沼選手は「えぇー!!?」と驚いていましたが、結局後半の残り5分、「顔見世興行」的にプレーしました。「松山から鹿児島への直行便は午後にしかなくて」と、伊丹経由で鹿児島入りしている愛媛のプレスの方々は、大変喜んでらっしゃいました。うん、いいことしたな。菅沼選手には申し訳なかったけど。

試合は前半無得点、後半、コーナーキックから長谷川選手のゴールで先制、そして石舘選手のゴールで追加点。ここで皆様に訂正です。私、この石舘選手の得点をゴールの裏から見ていたのですが、練習試合速報のダイジェストに
「長谷川選手が前線で相手DFを引き付けるフリーランニング、これによって生まれたスペースに石舘が走り込み、柳澤のパスを受けてGKと1対1に。最後はGKの動きを冷静に見て、左足で流し込んだ」
と書いております。しかしあとで長谷川選手に確認したところ、
「フリーランニングじゃないですよ。ヤナギのパスを受けて、ヒールで落としたんですよ。それをダテくんが決めてくれたんです。ワンゴール・ワンアシストですよ」
だそうです。そりゃ悪かった。カメラのファインダー越しに見ていたもので、気がつきませんでした。

しかし、ペナルティアークの右から左へ長谷川選手が横切る動きを見せ、それに相手CBがつられてスペースが生まれたからこそ、石舘選手が入るスペースが生まれたのはまぎれもない事実。長谷川選手、このキャンプで石さんからアドバイスを受けたそうで、「石さんから、去年の初めの頃のような思い切りの良さがなくなっていると言われて、今日は思い切ってプレーしてみました。結果が出てよかったです」と淡々と話していました。そのコメント、モバイルレイソル用にちょうだい、と言うと「こないだオレ、出たばっかだからいいです」と謙虚に辞退していました。毎日キャンプ動画をチェックしている「モバイルレイソルファン」の長谷川選手ならではのバランス感覚でございました。

明日はキャンプ中唯一の午後半休。今回初めてフル日程帯同してみてわかったのですが、ホテルとグラウンドをひたすら往復する毎日では、生活が単調すぎてメンタル面でかなり疲れます。心がささくれ立ってきます。明日はちょっとリフレッシュしたい、選手もスタッフも心待ちにしています。

今日は全く頭が働かず、筆が進みません。短いながらもこれにて失礼いたします。わたくしも明日、半日休養をとって、キャンプのラストスパートに備えます。それでは皆様、お休みなさい。

2007年2月 9日

ニックネーム考

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本日の担当:横井孝佳

昨日は眠り落ちてしまい、大変申し訳ございませんでした。なぜか広報日記は、一日の最後に書くという習慣が根付いていまして。今日は仕事の順番を変えて、広報日記を早めにアップすることにいたします。

さて、唐突ですが、どんな組織にもニックネームはあるものです。レイソルでも同様、といいますか、サッカーチームだからこそニックネームは重要なのです。プレー中、年下の選手が佐藤由紀彦選手にパスを出すとき、「ユキヒコさん!」なんて長ったらしくて呼べませんからね。年齢の上下関係なく、ニックネームで「ユキ!」と呼びます。
また同じ名字、同じ名前の選手がいますから、混乱を避けるためにやはりニックネームが必要となります。「リョウ!」と呼んだら、小林亮選手と大河原亮選手が振り向いた、なんてこともあり得ますからね。

現在、レイソルで定着しているニックネームをつらつら挙げてみますと、「ドゥー(近藤選手)」、「パンゾー(小林祐三選手)」、「ジャンボ(大久保選手)」、「シューシャ(平山選手)」、「ダテ(石舘選手)」、「カトゥー(加藤選手)」、「ぐんりょう(大河原選手)」、「バネ(ドゥンビア選手)」などでしょうか。単に名前を短縮したものを除きますと(「ダテ」も短縮しただけですが、何といいますかそれ以上にあだ名的要素が強い気がします)。
複数のニックネームを持つ選手もいます。長谷川悠選手がその代表。「モンゴル(某横綱に似ているから)」、「タロウ(新加入当初、レイソルで長谷川と言えば太郎だったから)」、そして「ハセ」。「ユー」と呼ぶ人もいますね。

新加入選手や移籍選手が入ってきたとき、真っ先にニックネームを考えるのは、タムさんこと田村コーチです。「ぐんりょう(群馬の亮=大河原選手)」は完全に定着していますね。しかしハズレも多く、「ヨコスカ(鈴木達也選手/出身地から)」は考案された当初からビミョウでした。今ではタムさん自身も使っていません。
そのタムさん、新入りの大重(おおちょう)広報を「ペルシャ」と呼んでます。「王朝といえばペルシャだろう」というのがその由来。素晴らしい発想力ですが、本人とのイメージのギャップが著しいため、早くもお蔵入りの予感が漂っています。

また最近、藏川選手を「ヤマグチ」と呼んだり(出身地が山口県だから)、トップのキャンプに参加しているU-18の太田徹郎選手を「市長」(由来はあえて書きません…)と呼ぶ動きもありますが、どれも定着には遠そうです。

前置きが長くなりましたが(前置きだったんだ!とセルフ突っ込み)、本日新しいニックネームが誕生しました。「チュンソン」です!

既にリリースしたとおり、本日李忠成選手の帰化申請が通り、日本国籍を取得することとなりました。新しい名前は「李忠成」。漢字はこれまでと同様ですが、「り・ただなり」と読みます。しかし本人は、「今までどおりチュンソンと呼んでください」と希望しています。
じつは、登録名を「チュンソン」にしたいという話もあったのですが、Jリーグでは漢字文化圏出身選手のニックネーム登録を認めていないのです。ブラジル人選手ではよくありますけど(“カレカ”なんて「ハゲ」という意味ですからね)。最近、新聞紙上で三浦知良選手が「KAZU」、大久保嘉人選手が「YOSHITO」にするという報道がありましたが、これらはユニフォームの名前表記に限られるそうです。レイソルのユニフォームには名前が入りませんので、「チュンソン」はあくまでもニックネームということになります。

そのチュンソン選手に、マスコミやサッカー関係者の方々が熱視線を送っております。問い合わせや取材依頼が殺到し、今日は私の携帯の「最も古い着暦が数時間前」という宮本タク状態に。ちょっとしたチュンソンフィーバーの様相を呈しています。

周囲からちやほやされて勘違いしてしまわないか、という心配にはおよびません。昨年来、彼のしっかりさんぶりには感嘆しています。取材の受け答えや言葉の選び方もじつに丁寧かつ的確。仮に「スターシステム」に乗せられても、今の彼ならば自らの立ち位置を見失うことなく、サッカー選手として着実に成長してくれるような気がします。期待しています。

また本日、皆様お待ち兼ねの3人目のブラジル人選手、マルシオ・アラウージョ選手の期限付移籍加入が決定。合流は若干遅れ、キャンプ終了後になってしまいそうです。彼にはどんなニックネームがつくのでしょうか。

2007年2月 9日

折り返し点を過ぎて

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本日の担当:横井孝佳

申し訳ございません。イヤーブックの校正してたら、いつの間にか寝てました…。
広報日記がアップされるまで、と起きていた方、大変申し訳ございませんでした。

長い鹿児島キャンプもようやく折り返し点。8日から後半戦のスタートです。毎日厳しいトレーニングを重ねて、選手たちの疲労もピークに達しています。朝食後に行われるスタッフミーティングで古邊フィジカルコーチが「今日は軽めにしようと思います。午前中はサッカーバレーで」と発言したとき、その場に「そうだよねそうだよね」という空気が流れた、ような気がしました。

国分運動公園に見学にいらっしゃった方ならおわかりかと思いますが、グラウンドは山の中腹といいますか、小高い丘の上にあります。ゆえに、麓からちょっとした坂道を上ってアクセスすることになります。選手たちは毎朝バスで、ドキドキしながらこの道を通っているのです。
「今日はどんなトレーニングなんだろう」
と。坂を上りきってグラウンドが目に入った瞬間、マーカーやコーンがどんな形で置かれているかによって、選手たちにはある程度トレーニングメニューがわかってしまうんですね。大きな楕円のトラックが出来上がっていたら、「うわー今日も走るのかよ。オレたち陸上部かよ!」となります。
ところが今日は、小さなサッカーバレーのコートが2面あるのみ。選手たちはかなりうれしかったはずです。

サッカーバレーは3人ないし4人の組にわかれて行われました。トーナメント制で、最下位のチームの一人が罰ゲームの一発芸。結局、藏川選手が一発芸をやることに。その模様はモバイルレイソルにアップしましたが…。藏川選手、「もうネタがないよ!」となかなか踏み切れない。5分以上待たせて、ようやく「ドラゴンスクリューから足四の字でギブアップを奪おうとする武藤敬司」を見せてくれたわけです。いやー、その間カメラ回しっぱなしで、DVDの残量がなくなっちゃうんじゃないかとハラハラしましたよ。(今回の合宿では、日立のDVDカムWOOOが大活躍しております!)
藏川選手の一発芸、私的にはむちゃくちゃ面白かったんですが、なぜかオーディエンスは失笑気味。上着を脱ぎ捨てキレ気味に立ち去る藏川選手の姿のほうが、笑いを呼んでおりました。

サッカーバレーと同時並行で、別組は筋トレを行っていました。フォトギャラでご紹介した大島選手の写真、「一人が壁に両手をついて屈み、もう一人が腰の上に馬乗りになった状態で、下の人がかかとを上げ下げする」筋トレメニューは、徳弘トレーナーによると「ドンキーカーフレイズ」というらしいです。その名を聞いて、「いやー惜しかったな。ウノがいたら、思いっきりいじれたのに」と南選手。
大島選手に乗っかってもらって、私もチャレンジしてみました。「やめたほうがいいよ。明日ふくらはぎが張って歩けなくなるよ」と親切な忠告をしてくれた大谷選手。うん、君の言うとおりだった。ふくらはぎがパンパンです…。

午後は石さんが指導するゲーム形式のトレーニング。ペナルティエリアの端から端、通称「ペナペナ」のエリア内で、11対11のゲームを行いました。
「ペナペナでやると、縦が短くなるから選手が密集する。するとプレスがよくかかるじゃろ。その中で、シンプルにはたいてボールをつないで、いかにボールを前へ持って行くか、という攻撃のトレーニングじゃよ」と石さんが解説してくれました。
最初はワンタッチ。そしてツータッチと制限をかけ、最後はフリータッチとなります。ワンタッチ、ツータッチではシンプルにパスを回さざるを得ませんから、ボールを前に運ぶためには、より「サポートの動き」や「スペースに走る動き」が必要となる。石さんが目指す「ボールも人もよく動き、人数をかけてシンプルに相手ゴールを目指す」攻撃、次の練習試合では、もっと成熟した形が見られるかな。楽しみです。

じつに激しかったこのゲーム、山根選手が右足を軽く捻挫しましたが、大事無いようです。疲労も溜まっていますから、ケガには気をつけて。あと8日、頑張りましょう。

2007年2月 8日

指宿訪問記

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本日の担当:横井孝佳

皆様お久しぶりでございます。初めてのキャンプ帯同を経験した大重が鹿児島を離れ、しばしわたくしが広報日記を務めさせていただきます。なお、もう一人の新人広報桜林は、イヤーブックの校了を済ませ、14日から3日間という短期間こちらへ参る予定です。
というわけで、しばらく一人でキャンプのもろもろを担当するわけですが…仕事が終わりません。取材対応は当然として、フォトギャラ、キメクル、広報日記、モバイルレイソルのキャンプフラッシュに動画……誰だ!? こんなに仕事を増やしたのは!!!! あ、自分だ。
「せっかくだからさ、キャンプ中は毎日動画更新しようよ」
などと後先考えず軽いノリでオーチョ広報に語った自分を呪っております。

さて、本日はキャンプ中唯一のアウェイ練習試合、対名古屋戦が指宿で行われました。片道2時間のバスの旅。コンディションを考慮し、フランサ選手、アルセウ選手、岡山選手は霧島に居残り。「古賀にも“残るか?”言うたんじゃけど、“行かせてください”って言いよるんじゃよ。じゃったらイワオも連れて行こうかと」と石さん。いつも元気な藏川選手は別として、当初の石さんは若手中心のメンバーで臨もうと考えていたようですが、そんなわけでほぼベストに近いメンバーが組まれました。

先週、雪が舞ったのがウソのように、ここ数日暖かい鹿児島。今日も20℃を超える(体感)ポカポカ陽気です。試合会場へ向かう道すがら、菜の花が咲き誇っていました。指宿のシンボル開聞岳も、春霞で全く見えず。試合会場となったグラウンドは、周辺に椰子の木が植えられ南国ムード満点で、気分転換になります。暖かい陽気もあって、「こういう所だったら、わざわざ来る価値があるな」と石さんも頷いていました。

会場にはプレス関係者があふれ、ちょっとしたプレシーズンマッチの趣き。もともと名古屋は地元メディアが多く、グランパス番の記者さんが大勢いらっしゃる上に、今日はU-22の反町監督が視察に訪れたためです。小林祐三選手、石川選手、菅沼選手、そして帰化申請中の李忠成選手、さらにはU-20の吉田監督も同行していましたから、柳澤選手や長谷川選手にとってもアピールの場になりました。

レイソルは前半と後半で、選手全員を入れ替えました。前半は李忠成選手が1トップ、谷澤選手、鈴木達也選手、菅沼選手らが攻撃陣を構成。積極的なプレスでボールを奪い、すばやく相手ゴールを目指す石崎サッカーを展開します。しかし、守備面ではプレスも効いており目を見張るものがありましたが、決定的なシュートは打てず。
「攻撃は課題じゃな。まあ、まだ攻撃系の練習をしとらんけどな。中盤でサイドチェンジがもっとあったら、展開も変わっとったんじゃけど。今日は1本だけじゃろ」と石さんは渋い顔でした。
収穫は、古賀選手と小林祐三選手のコンビネーション。古賀選手+岡山選手、古賀選手+近藤選手、そして今日の古賀選手+祐三選手と、石さんはここまでの3試合、全て組み合わせを変えています。今日の組み合わせも問題なく機能していました。

しかし石さんの表情がさらに曇ったのは、後半に話が及んだとき。
「攻撃も守備もできてなかったな」と怒りの表情に。藏川選手のゴールこそあったものの、ほとんどの時間帯で名古屋に攻め込まれていました。「45分間限定なんじゃから。向こうは90分やっとる選手のほうが多いのに(名古屋は後半途中に3人交代したのみ)。『45分やって疲れた顔してなかったら、霧島まで走って帰れ』言うたんじゃけど」と眉をしかめていました。
しかし、藏川選手のゴール以外にも見所がありました。ドゥンビア選手が前線へのルーズボールに猛然とダッシュし、ボールを奪ってドリブル、最後は楢崎選手をもかわし、シュートを放ったシーン。惜しくもポストをかすめるように外れましたけど、思わず「行った!!!」と声を上げてしまったほど。「あそこはもう一つドリブルで切り込めば、流し込むだけじゃっただろ」と石さんも話してました。ドゥンビアはDFラインの裏にスペースがあるJ1でこそ活躍するのでは、という(わたくしの)個人的な推論は、確信に変わりつつあります。

総じて言えば、ほぼフルメンバーの名古屋を相手に頑張ったと思います。しかし、名古屋の選手はやはり上手くて強い。長いサイドチェンジパスが正確に足下へ収まり、しかも受け手がトラップ一発でコントロールするシーンなど、やはりJ2との違いを感じます。来月から、彼らのような上手い選手と戦っていくんだなあ、と期待と不安が入り混じった気持ちを覚えました。でも大丈夫。レイソルの選手たちはどこにも負けないチーム力で挑み、互角以上に戦ってくれるはずです。

試合終了後、選手たちはホテルのお風呂に入って、バスで霧島へ帰りました。
そうそう、久しぶりに玉田選手にも会いましたが、試合が終わってファンサービスする彼にトコトコ付いて行きながら、やけに懐かしい気持ちになりました。懐かしさを覚えながら、この1年でのレイソルの変化に思いを馳せていました。あの頃と今との違いに。もう戻ることはない場所の記憶に。

皆さん、今年もいいシーズンにしましょうね。

2007年2月 6日

スタッフの努力でより良い練習

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担当:大重正人

これまででもっとも暖かく、天候に恵まれたキャンプ8日目。寒々しい風もなく、これまでピッチの外で震えていたのがウソのようです。午前中の練習ですが、やはりハードなフィジカルトレーニングが続いています。最初にグラウンドに飛び出したグループは、ウォーミングアップの後、パス、リフティング、腰にゴムひもをつけて負荷をかけながらのダッシュなど、一様のメニューをこなしていきます。

そして途中から、選手が二組となり、コーンの配置が違う別のエリアに分かれていきました。小林亮、谷、阿部吉、菅沼、永井ら8選手らは、20m間隔のコーンをターンしながら前後に行ったり来たり。
そして、近藤、岡山、小林祐、ドゥンビアの4選手は、5m間隔のダイヤモンド型のコーンへ向かい、すぐに方向転換してダッシュを繰り返していました。
このグループの分け方、どんな意味があるかおわかりでしょうか。。。

実は、前者のグループは中盤やサイド系の選手。ピッチ上で前のスペースに飛び出したり、後ろにすばやく戻って守るという上下動の求められるポジションです。
逆に後者は、センターバックとセンターフォワード。向きを変えて斜めにターンしたり、オフサイドライン上で駆け引きする動きを必要とされ、すこしバスケットボールのトレーニングにも似ていました。

このように練習はすべて、監督やコーチ、イクイップメントスタッフによって、目的意識と綿密な準備をもって行われています。毎日、スタッフさんたちは選手より早く宿舎を出て、コーンを並べたりゴールを動かしたり、広いグラウンドを時間と空間両面で効率よく使えるよう、工夫しています。たとえば四角形をABCDの4ブロックに分けたとすると、Aが終わればB、Bが終わればすぐにCと、練習開始のときからブロックごとにすべてのコーンやボールが、用意されているのです。すばらしき計画性。整然とトレーニングが進む様子は、たいへん美しいものです。それゆえに、選手たちの休息の時間はきわめて少ないですが…。

午前の終わりになると、なにやら小さな子供たちの大集団が。近所の国分幼稚園の園児さんたちがスタンドにやってきて、恒例の交流イベントが行われました。園児と選手が一緒に記念撮影。そのあとは、グラウンドに元気いっぱいに飛び出していきます。永井選手、大谷選手は女子園児に「たかいたかい」してあげて、その順番待ちが並ぶほど。柳澤選手と加藤選手はレイソルカラーのユニフォームを着たサッカー園児と楽しくボールの奪い合い。園児たちのあまりのエネルギーに、ハードトレでお疲れ気味の選手は圧倒されていましたが、私はビデオ撮影していて、将来みんな良いパパになるんだろうなぁと微笑ましく感じておりました。

私事ですが、明日の午前中でキャンプを離れ、柏に戻ることとなりました。明日からは、皆様お待ちかねの横井広報日記となる予定です。右も左もわからないままキャンプに来て、親切に声をかけてくださった監督、スタッフ、選手、そしてサポーターのみなさま。この場を借りて、お礼を言わせてください。本当にありがとうございました。なにやら最終回みたくなってしまいましたが、広報としてもこれからが本当の正念場です。日々努力を続けていく所存です。では、大重のキャンプ日記はこれにて終了。また近いうちにお会いましょう!

2007年2月 5日

身体を動かしてみました

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担当:大重正人

1月30日のキャンプインから1週間が経ちました。昨日から今日までライジングレイソルの取材班が国分運動公園にいらして、選手が激しい練習に臨む姿をカメラでおさえていました。ここ数日のインタビューでは、どの選手も一様に「つらいッス」と本音を吐露。しかし監督が「たぶんJリーグでもウチが一番厳しい練習よ」というだけのメニューをこなしているからで、けっして弱音とかではないはずです。その頑張りが形となり、ぜひ試合で発揮されることを祈るばかりです。

今日のグラウンドでは1周333mのコースを規定タイム内に2周するトレーニングが繰り返し行われました。そのうちのひとつのグループ。谷澤選手が最後の一本に挑みますが、あまりのつらさからかほんの数秒フライングスタート。集団の先頭を切りますが、1コーナーを回る頃には他の選手に抜かれ、これを見た古邊フィジカルコーチから「ヤ・ザ・ワ、一番で行けぇぇぇコラーーーーー!!!!」と響き渡る怒声。結局順位を落としたままゴールとなりました。

これに「谷澤、もう一本」と罰走の指令が出るのですが、谷澤選手は「えぇー!?」と言葉で言いながらも自然とスタートラインに立ったのです。これにはまわりの選手・スタッフもビックリ。古邊コーチの合図で、たったひとり、スタートを切ったのです。感動にも似た気持ちを周囲に与えながら、スピードに乗って小さくなるその背中。しかし、その刹那。1コーナーを回ったところで急にUターンして終了……選手もこれには大爆笑で、やはりそのキャラクターは遺憾なく発揮されました。「だって、ほんとツライんだもん」と泣きそうな表情、本当につらそうでした。

またGK練習も熾烈を極めます。この日は、ラグビーのゴールポストに、ながーく伸びるゴムをくくりつけ、反対側はキーパーの腰ベルトにつなげます。ロビンソンGKコーチが投げたり蹴ったりするボールを、ゴムの反発に抗いながらキャッチするわけです(その様子はフォトギャラもご覧下さい)。南・水谷・加藤・桐畑の4選手がかわるがわる、サイド、クロス、バックなど異なるステップを踏んで、最後はジャンプしてキャッチ。大リーグ養成ギブスのように、筋肉に通常の何倍もの負荷を与えながらのプレーが繰り返されます。そのゴムの威力はすさまじく、練習前に装着した木村通訳が、反動で派手に転んでしまったほど。何十回とステップ&ダッシュが繰り返され、挙句の果てに最後はそのゴムが2本に増やされました…。ほんとうに御疲れ様でした。

午後には、別メニュー組も、暖かな陽光に誘われるように、グラウンドへ。緑の芝生の上で、ゆっくりとストレッチなどトレーニングメニューをこなすなか、その脇で下平スカウトや横井広報も並んで、なにやらエアロビクスのような光景が。ひじをついて寝っころがり、脚を垂直になるぐらいまで高く上げるという、よく見かける運動です。それを片足50回×3セット。見ている分には男ばかり7・8人がエアロビクスをしているようで少々滑稽。ですが、下平さんに誘われて私も1セットだけですが、挑戦してみました。これが見るとやるとでは全く大違い。30回近くを超えると脚の外側が張ってきて、乳酸が溜まっていく感じがわかります。池元選手も「これが一番ラクそうだったけど、逆に一番キツかった」と、酒井トレーナーのメニューに感服の様子でした。

時制が前後しますが、この日の午前練習のあと、横井広報がグラウンドから宿舎のホテルまでウォーキングするというので、お供いたしました。約40分の道程、ここちよい暖かさで少し汗もかいて、すがすがしい気分でした。やはり、身体を動かすのは気持ちいい。スポーツから遠ざかっていたので、これからは少しでも身体を動かそうと思いました。では、また明日。

2007年2月 4日

サンガ戦で速報に挑戦

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担当:大重正人

もう昨夜のことになりますが、告知のとおり、TBS系スーパーサッカープラスにて、キャンプの模様が放映されました(前回日記でもう一度お知らせするべきでしたm(_ _)m)。私も作業のかたわら、横井広報の部屋兼編集ルームにて楽しく拝見しました。新人キャスターの加藤未央さんが一日ホペイロとして、練習のお手伝いをしてくださったVTRを、選手たちも見たそうです。そのなか、過剰なまでのエスコートとテンションの高さがひときわ目立っていた岡山選手は「オレと未央ちゃんとツーショットのラブトーク、ばっさりカットされてたわ…」。名前のテロップも入って一番目立っていたはずなのに…納得のいかない様子。「未央ちゃんばっかり誉めてたからな。パンゾウ(小林祐三選手)みたいに、スーパーサッカーを誉めといたら良かった」と反省しておりました。

この日は、新人研修に参加していた新人の阿部嵩選手、大島嵩弘選手、そして柳澤隼選手が霧島キャンプの練習に合流。モバイルレイソル内のムービーでもご紹介していますが、「テストは140人中20番台でしたよ☆」と優秀な成績。ただスポーツ紙などに載っていた「美人局」という漢字読みはできなかったそうです(正解者はわずか2人)。あえてこの漢字を問題にしたJリーグの意図もおもしろいですよね。みなさん、読めますか?? 柳澤選手は「新人研修は座り疲れました…勉強はもうイイです」と、久々のグラウンドがよほど恋しかったのか、嬉しそうにピッチへ飛び出していきました。

午後は、京都パープルサンガ改め京都サンガさんとトレーニングマッチを行いました。その名の通り、紫色のユニフォームがリニューアルされて、真っ赤のそれに様変わり。一瞬どこのチームかわからなくなりそうです。私は運動公園の事務所の一室をお借りして、初めての試合速報に挑戦しました。1日の鹿屋体育大学戦でも練習してみたのですが、やはり刻一刻と状況が変わるサッカーをテキスト実況するのは大変な作業です。正直、まだそのスピードにはついていけません。野球とは違うサッカーのスピード感。これがサッカーの魅力のひとつなのだと強く感じます。

結果はドゥンビア選手のゴールで、1-0と勝利!! 得点シーン以外でスタンドを沸かせたのは、菅沼選手と阿部吉朗選手です。監督は「サッカーはドリブルゲームじゃない。パスゲームなんよ」と格言めいたことを話していましたが、もちろんここで抜けばというタイミングでは当然ドリブル勝負すべきだとも。菅沼選手は左サイドで3人をぶち抜き、阿部選手はゴール前で果敢に勝負を挑んで2人をかわしてシュートを放ちました。サイドアタックを仕掛けられるドリブラーは、今シーズン貴重な存在となってくれるでしょう。

試合の詳細については、レイソルホームページのトップページからでご覧いただければと思いますが、ひとつミスをやってしまいました。後半始まって15分までの、それまで入力していた速報を間違って消してしまったのです。空白の15分間…。左サイドに流れたドゥンビア選手から、走りこむ谷澤選手へパスが通り、惜しいシュートを放つなど重要なシーンもありました。遠く鹿児島の地の熱戦をお楽しみにされていた皆様のご期待に完璧な形でお応えできませんでした。昨日に続いてお詫びになってしまいました。申し訳ありませんでした。今後このようなことのないよう細心の注意で臨みたいと思います。選手と同じく、18日のちばぎんカップに照準を合わせて、私もスキルアップを図ります!!

2007年2月 3日

真剣勝負はジャンケンで

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担当:大重正人

今日はキャンプ初のウィークエンド。これまでで最も多いファンの方がお越しくださいました。柏から来られた方もいらっしゃいましたし、用意していたパンフレットがすぐになくなるほど。お渡しできなかった方には、この場を借りてお詫び申し上げます。

午前中はこれまで同様に、1000m走が行われました。いつものようにピッチ一周333mの周回コースを3周+1mで1000m。選手全体を筋トレ組とランニング組の二組に分けて、そのランニング組をまた5人前後の3つのグループに分けます。最初のメニューは8本が設定されていましたが、5本目を終えた時点で、石崎監督とのジャンケン3本勝負に勝てば、勝った分だけ本数を減らせることになったのです。

急遽ジャンケン大会がグラウンド中央で始まりました。まず最初のランニング組。各グループの代表ひとりが石崎監督のジャンケンに挑みます。結果は…
平山選手○-×石崎監督
永井選手○-×石崎監督
近藤選手×-○石崎監督
選手チームが2勝を挙げて、2本減って8本から6本に変更され、選手はその勝負の行方に一喜一憂していました。

そして前半に筋トレを終えた組が、入れ替わってランニング。そして同じように5本目を終え、いざ決戦の地へ。
鈴木選手○-×石崎監督
大河原選手○-×石崎監督
3連勝に闘志を燃やす選手たちは、最後の刺客にフランサ選手を呼び寄せます。そして……
フランサ選手はチョキ。監督はパー。
鮮やか過ぎる3タテに、選手たちは狂喜乱舞でグラウンドを駆け回り、フランサ選手とハイタッチ、そして抱擁を交わし、「さあ上がろう☆」と引き揚げていきました。この模様は、モバイルレイソルにて動画をご覧になれますよ!!

監督は古邊フィジカルコーチに「ゴメン、負けてしもうた」と、練習メニューが軽くなってしまったことを詫びていました。練習後、監督に聞いてみると「まあ、2本ぐらいは減らしてもいいかなと思って。2本目まで選手が『グー出せ』って言うのに乗って。3本目は本気じゃったけど。グンリョー(大河原選手)があそこでチョキを出すとは思わんかった」と敗戦の弁。「でも、苦しい練習におもしろみを持たせて楽しくやろうというのもあるしね」と、その真意を教えてくれました。

ファンの方には「もっと走って鍛えればいいのに」と思う方もいるかもしれませんが、あの速いペースで5本走るだけでもどんなに苦しいか。息を荒げ、顔を歪ませながら、歯を食いしばって限界に挑む様子を一度見てください。私など完走できるかどうかもわからないような状態で、その苦しさは体感することすらできません。この数日のトレーニングで身体能力のベースは確実に上がっていることでしょう。

夕食後には宿舎のホテルで「歓迎の夕べ」が行われました。霧島市内の少年少女300人を招いて、選手全員が20分近くサインや写真撮影に応えたり、サイン入りの試合球やユニフォームをプレゼントしました。この日の交流が、少年たちの心に感動的な思い出として残ってくれるとうれしいですね。

この中から、明日の京都サンガ戦にひとりでも多くのチビッコが応援に来てくれることを願って、今日は休みたいと思います。

2007年2月 2日

食事もしっかり自己管理

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担当:大重正人

キャンプ帯同4日目。横井広報が予約満載御礼DVDの打ち合わせで、都内へ逆日帰り出張。今日は新人広報ひとりでの1日となり少々不安でしたが…。Jリーグ映像さんの取材があり、石崎監督ほか南・岡山・古賀・阿部吉選手の計5人のインタビューも無事時間内に終わりました(日比野レポーター様ありがとうございました)。今日の模様はJ's GOALのフォトニュースでも紹介されていました。インタビュー動画は随時公開予定のようなので、そちらもお楽しみに。

今日は晴れ間がのぞいたと思えば、冷たい風が雲を運んできて暗くなり、一時は小雪も舞い落ちる、目まぐるしい空模様でした。スタンドに来ていただいたファンの方も、さぞかし寒かったと思います。午前中には、なんとはるばる大阪からいらしたという母娘様にごあいさつ。こちらが名乗る前に大阪弁で「オオチョウさんですよね?」と言われてビックリしました! 広報日記を読んでくださったそうで、激励のお言葉まで頂戴しました。こうやって初めてお会いする人にも存在が伝わっているということで、使命感をもって仕事にあたらなければならないという、引き締まる思いを感じました。お目当ての柳沢隼選手は、2月3日まで福島・Jヴィレッジでの新人研修会に参加中ですが、4日には合流予定ですので、いましばらくお待ちくださいませ。。。

毎日、宿舎から国分運動公園まで、選手たちはバスで、スタッフはレンタカーのボックスカーに分乗して移動しています。今朝はその車中で、栄養士の菅(かん)さんとお話させていただきました。昨年の8月からレイソル選手の食生活、栄養指導にあたっているそうで、このキャンプでは選手やわたしたちがおいしく頂いている最中に、菅さんがメモをとったり、写真を撮ったり、選手にアドバイスしたりと、自分の食事は後回しにして働かれている姿が目に映ります。

やはり選手個々の体重、体脂肪率などによって、勧める食事も違ってきます。例えば李忠成選手は筋肉がよくつくようにたんぱく質を多めに、、リハビリ中の北嶋選手は、体重がオーバーしないように炭水化物を少なめにして、その分野菜を多くしてお腹を満たすなど。バイキング形式の食事で、好きなものを好きなだけ食べられる状況だけに、そこは選手個人に自制を促し、みずから考えて配膳するように指導しているそうです。

「じゃあ、栄養のバランスをよく考えている選手は?」と質問してみると、菅さんから「ドゥー(近藤選手)かな」と返事がありました。普通の選手はごはんや肉類などの主食をとったあと、最後にフルーツやヨーグルトなどのデザートを取りに行くけれど、近藤選手は最初からデザートもお皿に盛ったうえで、全体的によく考えられたバランスのよいメニューを選んでいるとのことでした。

選手たちは毎朝の食事前に体重測定が義務付けられていて、オーバーウェイトの選手には、やはり菅さんも注意しているそうです。「ボクサーのように一気に落としては毎日の練習ができなくなるし、1日300gぐらいの世界で減らすのが理想です。サッカー選手は1試合で使う体力が大きいので、しっかりと1年間戦える身体をつくらないといけないし、そこは難しいところ。でも多くの選手が自分の身体のことを考えて、栄養摂取への意識も高まってきました」と話してくれました。

しっかり練習して、しっかり食べる。体力作りの基本ですね。今日のディナーには、鹿児島名産の豚肉をつかった、豚しゃぶが登場。選手たちも待望のメニューだったらしく、目の色を変えていました。私も太らないように、過剰な食事は避けようと努力していますが、、、明日のメニューに好物が出たとしたら、きちんと食欲を抑えられるか、自分との戦いです。それでは。。。

2007年2月 2日

2007年初ゲーム!

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担当:大重正人

今日は、レイソル2007年シーズン初の対外試合。さわやかな青空の下、すがすがしい船出といきたいところでしたが、、、シベリアから呼んでもいないのにやってきた寒気団のおかげで、鹿児島は朝から不安定な天気でした。地元鹿児島放送のカメラマンさんは「同じ鹿児島でも雪が降ってるところもありますよ」と身も凍る情報を。結局、雪こそ降りませんでしたが、筋トレ&フィジカルの午前練習が終わる頃、午前11時前には大粒の雨が降り出し、せっかくの初ゲームが悪コンディションで行われそうな情勢でした。

ところがランチを終えると、雨はほぼやんで、時間によっては晴れ間ものぞいた午後、鹿屋体育大学との練習試合が行われました。
試合形式は30分ゲームの3本勝負で、ケガ人を除くすべての選手が出場。今日は、両ウイングをおいた3トップ(気味)のシステム、4-2-1-3が試されました。先日お伝えした監督の理想形バルセロナに近い布陣です(バルサは4-1-2-3のワンボランチ)。

1本目は3トップ左から、平山、フランサ、阿部吉。トップ下に佐藤。ボランチは山根とアルセウ。4バックは小林亮、古賀、岡山、蔵川。キーパー水谷。新加入選手が4人入り、どの位置からボールを奪いにいくかの判断や連携など、これからすりあわせていく段階です。石崎監督のプレッシングサッカーの根幹を担うであろう、山根&アルセウのボランチコンビに期待が集まります。結果、両チーム無得点でした。

2本目は一転若い選手が並びました。
FWは菅沼、李、鈴木。
トップ下に谷澤、ボランチは大谷と練習生の武井。
4バックは石川、近藤、鎌田(練習生)、小林祐。
キーパーは加藤の布陣でした。
円熟のベテランが並んだ1組目とはまた一味違うサッカーを見せてくれました。全員がよく走り、縦へクサビのパスが入ると、それに第2、第3の動きが続いて、連動的なパス攻撃が見られました。しかし、ここまで無得点。

得点が強く期待された3本目。
2本目のメンバーから、センターフォワードに長谷川、ボランチ大谷に代わり永井、ディフェンスは近藤が抜けて、大河原が右サイドに入りました。
試合が動いたのは9分。永井から左サイド裏の菅沼へナイスパス。菅沼がドリブル突破から中央へ折り返し、最後は鈴木が流し込んで、レイソル2007年初ゴール!!!
さらに終了直前、右サイド大河原からの低いクロスに長谷川がニアで競り合い、最後は途中からトップ下に入った李が押し込んでレイソル2点目!
とくに2本目から右サイドで自慢のスピードで1対1をしかけ、次々と突破を決めた鈴木達也選手の動きは目立っていました。3本目の先制ゴールについて「ナイスゴール!」と声をかけると、「ありがとうございます」と満面の笑顔をみせてくれました。

相手が学生でもありますし、2点しか取れなかったことを不安に思う方もいるかもしれません。しかし今日は今季初めての実戦。雨が降ったり厳しい寒さもあり、コンディションは当然100%ではないでしょう。これまでの練習はプレスなどディフェンス中心のメニューで、まずは90分無失点で終えたことはよかったのではないでしょうか。

試合後の夕食には、ジャンボこと大久保哲哉選手が合流。痛めた右足には手術が施され、白いギプスが巻かれていました。全治は2ヶ月の予定。J1の舞台に早く立ちたいと思う気持ちはあると思いますが、今はまだ寒い時期ですし、あせらずケガを治していただいて、日立台の舞台に立ってほしいものです。

2007年2月 1日

若いってスバラシイ!

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本日の担当:大重正人

今日の鹿児島は、関東地方よりも低い気温。せっかく南の地まで遠路はるばるやってきたというのに…おてんと様の心変わりが少々恨めしいところです。
キャンプ会場となる国分運動公園は、少し切り立ったところにあり、太陽が当たれば心地よい暖かさを感じることができますが、ひとたび日が当たらず、風が吹こうものなら、かなりの寒さに襲われます。

今日からは午前・午後の二部練習。午前は、ウォーミングアップのあと、20mのポール間を決められた時間内で往復するシャトル走が行われました。
新人研修組、故障者組を除く29人の選手が横一列に並ぶさまは壮観です。自動音声の合図によって選手は行ったりきたりするのですが、その音声が「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド、ド・シ・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ド」と音階をふみながら、リズムをとります。少々ポップ(?)な感じの音調で、歯を食いしばって走る選手とのギャップを感じたりもしますが、少しずつテンポが早くなっていくなかで、カメラを構えている私も見ているのがつらくなるほど、選手の顔がゆがんでいきます。
早くなったテンポについていけなくなった選手が徐々に抜け、最後は5人に。佐藤由紀彦選手と近藤選手が140回、小林亮選手が141回、鈴木達也選手が152回。そして最後まで残ったのが、練習生としてキャンプに参加している武井択也選手(流通経済大)の158回でした。
武井選手に聞くと、「1番を目指してがんばりました。自分にはこれ(スタミナ)しかないですから」と謙虚なお返事。ですが、彼の走りは首脳陣にむけて大きなアピールとなったことでしょう。おなじみの鎌田次郎選手とともに12日までキャンプに参加します。

そのころ、一人の女神が国分の地に…。TBS系スーパーサッカーの新人女性キャスター、加藤未央さんが、一日体験ホペイロとして東京からお越しくださいました。23歳のかわいらしい女性の登場に、あれほど苦悶に満ちていた選手たちの顔にスマイルが復活。少しの笑顔で空気を一瞬で変えるパワー、やっぱりテレビに出るタレントさんは存在感が一味違います☆

そのままフィールダー陣が未央さんとともにレイソルバスで宿舎へ向かうかたわら、同じくハードなシャトルランをこなしたゴールキーパー陣4人は、ロビンソンコーチの指導を受けていました。これまた、頭の下がる思いです。

午後は2人組でのリフティング、プレッシングの戦術練習、8対8のゲームで終了。ホペイロ未央さんは、ランチの間に選手にお話をきいたあと、休憩もそこそこにスタッフウェアに着替えて、ふたたびグラウンドへ移動。選手に水を渡したり、ボールを拾ったり、ゴール運びの力仕事まで手伝って、無事大役を務め終えました。その模様は、今週土曜深夜のスーパーサッカーでオンエア予定だそうです。どうぞ、お楽しみに。

今日は、モバイルのキャンプコーナー新設で、広報日記が遅くなってしまいました。またキャンプのモバイル動画配信も予定より一日遅れてしまい、申し訳ありませんでした。前日分とあわせてアップいたしましたので、あわせてご覧ください。それでは、またあした。というか今日ですね。鹿屋体育大との練習試合が楽しみです。