2020年8月 9日

マリノス戦

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担当:大重正人

レイソルとマリノス、双方交代枠5人をすべて使い、ピッチに立った16人が余力を残さず、最後の最後まで死力を尽くした良いゲームだったと思います。両チームのサポーターではない方から見ても、そのように感じられる人も多いのではないでしょうか。しかし我々からすれば勝ってこそ「良いゲーム」として喜べるわけで、そうした意味であと一歩踏んばり切れずの惜しいドローでした。

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大谷選手は「いったんはリードしたわけだから勝ちたかったけど、トータルでみれば、勝ち点1をポジティブにとらえたい。マリノスはチームとしての完成度がとても高かった」と、ここまでの4連勝の期間とは一味違う、ディフェンディングチャンピオンの力を強く感じ取ったようでした。

立ち上がりから、マリノスは昨季優勝へと駆け上った攻撃的なサッカーを展開。人数をかけ、ポジションを前へ取り、ボールを運んで、また前のポジションへ。セオリーとは異なるポジショニングでディフェンス陣にプレッシャーをかけ、ゲームを支配しました。GKパク選手のポジションはやはりとても勇敢な位置で、横からみれば、こんなにもスペースがある。この写真には見えずらいですがパク選手ひとりだけ、これだけの広大なスペースに一人で構えています。でもその分、前に人数をかけてアドバンテージに変えるようなサッカーを成熟させていました。

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レイソルは立ち上がりの15分から20分ほど、マリノスのサッカーに順応し、無失点で踏ん張れたら、という思いで見守っていましたが、守備の意識を高く保ち、しっかりと防いでいました。ただ、奪ったボールを攻撃に繋げるというところで、ミカへのフィードはパク選手に処理され、攻撃に繋げることができない時間が続きました。

後半に入り、両監督が積極的に新しい選手を送り込み、試合は徐々に動きます。後半17分、リスクをかけて高い位置をとるマリノスDFのバックパスをミカがカットして、ぐんぐんとゴール前へ進むと、利き足ではない右足で豪快な一発。5試合連続、スコアランクを独走する早くも10ゴール目を決めて、レイソルが先制に成功します。

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少ないチャンスを仕留めて逃げ切る。今日の試合展開なら、それしかないという流れに持ち込みましたが、王者は簡単にはそれを許してはくれませんでした。そこからの20分弱、本当に厳しい時間が最後まで続きました。それでも「今日のアップの前に監督から「もしセンターバックにアクシデントがあった時には準備しておいてくれと言われていた」という監督からのミッションを川口選手が堂々と果たしました。戸嶋選手や高橋峻希選手も本来のポジションではない役割でしたが、必死にチームのために走りました。大南選手の負傷で10人となってからも、相手ゴールへあと一歩のところまで迫った戦いぶりに、今日は拍手を贈りたいと思います。最後、ペナルティのホイッスルが鳴るかとみな期待しましたが叶わず。そのまま勝ち点1を分け合う結果になりました。

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「今日はナオキがスクランブルでセンターバックをやって良いプレーをしてくれたし、この夏場は全員で闘うしかない、本当に総力戦です」。大谷選手や監督の言うように、足を痛めて試合途中で交代を余儀なくされたり、一方でそのピンチを救う働きを見せる選手たちもいて、そうした全員の力で、4連勝、王者マリノスとのドローなど、今日時点で暫定5位の位置で戦えています。まだ10試合、まだまだ24試合を残すなかで、今日のような苦しい試合に何度も直面することでしょう。ただ、今日見せた気迫や粘り、10人になってもゴールをめざす気概を見せることができれば、これからも勝ち点を積んでいけるはずです。

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続く水曜のルヴァン大分戦、土曜のセレッソ戦を引き続きの後押しをよろしくお願いいたします!

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2020年8月 7日

明日はマリノス戦

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担当:笹原麻央

梅雨明けから連日猛烈な暑さが続いていますが、今年はこの暑い8月に8試合という超過密日程をこなさなければいけません。8月に入り既に2試合を終えましたが、7月後半からの良い流れそのままに、公式戦5連勝を遂げています。おととい行われたルヴァンカップでは、ここまでリーグ戦への出場機会がほとんどなかったメンバーも先発に名を連ねました。

ゴールを決めた呉屋選手も試合後、「なかなか試合に絡めていなくて普段の練習でも悔しい気持ちを持って練習していたので、こういったチャンスをしっかりと活かせるように」と話していましたし、今ではリーグ戦に先発出場を続ける大南選手も、初先発となったリーグ湘南戦を振り返り「なかなか紅白戦にも絡めないことが多かったですが、自分の中ではここ(リーグ湘南戦)で結果を残せばまた試合に出られるはずと思っていた」と話していました。
そんな選手たちの言葉通り、それぞれの思いを抱えてピッチに立つ選手たちの姿はとても力強く、今のレイソルは誰が出てもやってくれるんじゃないか、そう思わせてくれるようなチームになっていると感じます。

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さて、明日はJ1リーグ第9節。アウェイで昨年の王者横浜F・マリノスと対戦します。マリノスは現在11位と順位こそ中位に位置していますが、ここまで5得点を挙げ、得点ランクトップをミカを追う昨季の得点王マルコスジュニオール選手らを擁する攻撃陣は強力で、得点数ではリーグ5位につけています。
更に何といっても、この夏には小池龍太選手が加入しました。小池選手の推進力、クロスの高い精度は言うまでもなく、もし出場となれば脅威になるに違いありません。とはいえ小池選手とレイソルが対戦するのは初めてのことにもなるので、楽しみでもありますね。
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レイソルは4連勝で順位は4位に浮上。上位陣で見ると名古屋が1試合未消化ではありますが、この勢いのままマリノスを破り、さらに上位に食い込んでいきたいところです。
まだまだコロナウイルスの感染者は増えており、ビジターサポーターはスタジアムで観戦することができませんが、明日と明後日はクラブスポンサーのセブンパークアリオ柏にて、スマイル・パークにて「遊ぼう!食べよう!もらおう!レイソルDAY~スマイル・パークで柏レイソルを感じる2日間!~」が開催されます。
レイくんも遊びに行くほか、試合時のスタグル、日立台カリーぶさん、E.S.A&Laboさん、侍さん、エフェケバブさんが出張出店いたします。マリノス戦のおうち観戦の前の腹ごしらえにいかがでしょうか。
楽しいイベントも盛り沢山ですので、是非足をお運びください。
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http://www.sevenpark-ario-kashiwa.jp/web/event/1e858ab4-3f66-414b-a865-bc8946726561.html

さらに、こちらも明日から、オフィシャルサプライヤーのコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社様のご協力で「イエローチャージプロジェクト2020」を実施いたします。柏レイソル公式オンラインショップ上にてコカ・コーラ社製品とレイソルグッズをセットとしてご購入いただき、柏レイソルを応援いただく企画です。ドリンクを飲んで、ひとときのリフレッシュや元気をチャージしてほしい!スタジアムやご自宅での観戦時にはチームの勝利を願い、レイソルグッズを手にして応援してほしい!このプロジェクトを通じて、クラブも皆様と一緒に元気と笑顔をチャージしていけるように、「イエローチャージ」というネーミングといたしました。このプロジェクトの売上の一部は、クラブ運営費用に充てさせていただきます。詳しくはHPをご確認ください。
https://www.reysol.co.jp/news/sponsor/033401.html
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明日も30度越えの予報ですが、熱中症には気を付けてお過ごしください。そして19:00からは、密を避けて涼しい場所で、DAZNからレイソルの熱い試合をご観戦ください!5連勝へ!応援よろしくお願いいたします。

『Jリーグ戦視聴はDAZNのクラブ応援プランで!』
https://prf.hn/click/camref:1101l39gTから加入すると、月額使用料の一部がチームに還元されます。また、7/1から8/30の期間に新加入いただいた方から抽選で30名様にレイソルレプリカユニフォームをプレゼント!ぜひこの機会にご加入ください!

2020年8月 6日

ルヴァンカップ、グループ突破!

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担当:大重正人

ルヴァンカップのグループステージ第2節、ベルマーレに1-0で勝利し、第1節のガンバ戦と合わせて2連勝で勝ち点6。そして同組のもう一試合、トリニータvsガンバが引き分けに終わりました。レイソルは次節のトリニータ戦に敗れ、勝ち点6でベルマーレに並ばれたとしても、今日のこの直接対決に勝利したことで1位が確定し、グループステージ突破一番乗りを決めました!

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立ち上がりはベルマーレの猛攻に遭い、自陣で跳ね返す時間が長く続きました。レイソルの4バックに対し、3バック+ウイングバックのベルマーレ。どうしてもサイドの選手がフリーになり、そこへのフィードから起点を作られました。ただ、レイソルはコンパクトに保って素早く横にスライドし、中央へのクロスはしっかり跳ね返します。またシュートに対して身体を寄せてブロックしたり、今季初先発のGK滝本選手が、ユースの先輩である指宿選手のシュートを防いだりと、ゴールは割らせないという粘り強い守備でゲームを壊されることはありませんでした。

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前半20分過ぎ、飲水タイムでベンチに戻ってきた選手たちに、ネルシーニョ監督が修正を加えます。記者会見でもそこが大きなポイントとなったとして質問がありました。「三原には、ボランチの位置が下がってしまうと相手の攻撃になったときにスペースを与えてそこを突かれて相手が優位な攻撃を仕掛けてくる、前半序盤はそういったシーンが目立ったので、右サイドの(戸嶋)祥郎も左サイドの瀬川もそうだが、組織的に守備をすること、2列目のところでギャップができてしまうとそこを突かれて相手に攻め込まれる、

祥郎と瀬川も、相手がボールを握ったときに受け身になるのではなく前からハメに行けるときは行こう、中盤でボールを奪ってからのショートカウンター、相手の最終ラインの背後を取りに行くと声を掛けた。飲水タイムで選手にそれを伝えて修正してから、うまくチームが機能し出した。ラインを下げるのではなく意識を前に向けることで、セカンドボールの回収も効率よくできるようになった。飲水タイム後はわれわれが落ち着いてボールを握ることができるようになった」。

監督の的確な指示を選手たちが理解し、そしてピッチで表現する。守備が安定すると、相手の前線からのプレッシングに対しても勇気を持って最終ラインからつなぎ、そして前進。敵陣でのプレータイムは、前半の途中から格段に増えました。先の質問をされたライターさんが「流れが変わったね」と、前半40分ごろにお話しされていたとおりでした。

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良い流れのところで、決めきるか逃すか。勝負を分けるポイントで、今日はレイソルがセットプレーから先制します。今日キッカーを務めた山崎選手からのクロス。「ボールが良かったので、しっかりと合わせるだけだった」という呉屋選手のヘディングが相手GKの手をはじいてゴールネットを揺らしました。「(自分が出た試合は)悔しい気持ちで終わるゲームが続いていたので、今日に全てぶつけようという気持ちで押し込むことができて良かった。なかなか試合に絡めていなくて普段の練習でも悔しい気持ちを持って練習していたので、こういったチャンスをしっかりと活かせるようにこれからもしっかりと準備を続けて、チーム全員でもっと勝っていけるように頑張りたい」。最後は両足をつらせるほどまでに、よくぞ走り抜きました。

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呉屋選手自体は、出れば決める、結果を残してはいたものの、オルンガ選手の好調もあって、出場時間は限られていました。先日の受けたJ:COM「レイソルゾーン」でも悔しい胸の内を話してくれましたが、ミカといい、ヒロトといい、決めるべきストライカーが仕事をする。良い競争と良いサイクルが生まれています。

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この日キャプテンマークを巻いた山下選手と大南選手は、土曜日からの連続先発出場。指宿選手との激しい競り合いで一歩も引かず、タフな連戦で連続完封を果たしました。そのほかの選手たちも、出場機会が限られていた分、この試合にかける思いも強かったでしょうし、その気持ちをプレーで存分に見せてくれたと思います。途中出場の山田、鵜木選手もそうでした。球際の争い、チームの守備のために走る、ボールを持てば積極的に仕掛ける。何とかこの機会で、トレーニングから積んできたことを少しでも発揮して、何よりチームの勝利に貢献したいという気持ちが伝わってきました。

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GK滝本選手は、これまで5試合に先発してきましたが、4分1敗(ひとつはPK負け)。スケールの大きなセーブを見せたシーンも多くありましたが、それがわずか勝利に届きませんでした。今日は前半途中まで続いた劣勢を凌ぐと、1点リードの後半にも受けた反撃に対し、危ない!と思ったシーンもしっかりセーブし、今日は簡単にはやられそうな雰囲気が感じられないほどに、堂々とした90分間だったと思います。この初勝利に嬉しそうな様子を見せてくれた一方で「自分が出場しての勝利は嬉しいが、今日はあくまでも通過点。一喜一憂せず、リーグもルヴァンカップも連戦なので先に目を向けてやっていきたい」と地に足を着けた会見でのコメントもありました。

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これで公式戦は5連勝。試合に出た選手が結果を出す。いいサイクルが続いています。次は昨年王者のマリノス戦、大分とのルヴァンカップを挟み、セレッソ、ヴィッセルとタレントの揃った関西の2チームとの対戦。まだまだ強敵との対戦が続く夏は始まったばかりです。一歩ずつ、着実に、進んでいきましょう!今日も平日ナイトゲームにもかかわらず、三協フロンテア柏スタジアムでの応援、スカパー!での応援、誠にありがとうございました!!

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2020年8月 4日

明日はルヴァン湘南戦

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担当:大重正人

SNSでJリーグ各チームがアップしていたように、今日8月4日は、元日本代表でマリノスや松本山雅で活躍されているなかで急逝された松田直樹選手の命日です。当時、この突然のことにサッカー界全体が悲しみに暮れるなか、一方でその後ご家族や周りの方々の活動などによりAEDの啓発や普及が進んでいきました。その活動や理解を持って深めようと、各チームが一斉に力を合わせ、レイソルも松田さんと最終ラインを組んだ井原ヘッドコーチが協力しました。

練習の際には、トップチームもアカデミーも有事の際にすぐに使用できるように常にAEDが準備されています。また三協フロンテア柏スタジアムでも、各所設置されました。地図上、少し見えづらいですが、オレンジ色のマークです。柏熱地帯の救護室、スタジアム一階の医務室、バックスタンドAL下の売店、またクラブハウスやトレーニングジムにもあります。またレイソル所有ではありませんが、隣接の体育館にもおかれています。通常だと一般の方が入れないエリアもありますので、何か起こった際にはすぐにスタッフや係員にお伝えください。

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チームは、ここまでリーグ戦4連勝。順位を暫定4位にまでジャンプアップさせましたが、ネルシーニョ監督は「シーズンが再開して連敗していた時も、今勝っている時も、我々は大きくやり方は変えていない。今シーズンを戦い抜くうえでチーム一丸となってやるべきことを日々やり続けるだけ」とその姿勢に変わりありません。

明日のルヴァンカップも、リーグ戦とは異なる戦いではありますが、「我々にとって大切な公式戦であるという位置付けはまったく変わりない」とこの試合に向けて準備を進めてきました。名古屋戦から中3日で湘南、中2日でマリノス、中3日で大分、中2日でセレッソ、中3日で神戸、中3日で大分、そして中5日で鹿島。8月のこのスケジュールを乗り越えるためには、まさに監督が唱える「総力戦」の精神が必要です。これまで試合に出続けていた選手が仮に出られなくても、トレーニングでの成果を監督が認め、また新たな選手が試合で活躍する。こういうチームこそが今年を勝ち抜いていくはずです。明日の90分間で最良の結果を得るために選ばれ、チームを代表して戦う18人に明日も大きなご声援をお願いします。

グループステージは1回戦制に変わり、初戦のガンバ戦に勝利、残りの2試合はホーム日立台で闘うことができます。このアドバンテージを活かしたいところ。今回のルールでは、勝ち点が並んだ場合は、直接対決の結果が優先されます。この試合で勝ったチームは、もうひとつの大分vsガンバが引き分けに終われば、その時点でグループ突破が決まるなど、リーグ戦を決定づける大一番です。タイトルへと続く道を、一歩ずつ進みたいところです。

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2020年8月 2日

名古屋戦

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担当:大重正人

まずこの試合開催に際して、グランパスの皆様には細部に渡るまでいろいろな対策を準備して、運営くださいました。広報としてご相談、協議させていただいたこともご丁寧に対応くださいましたことも合わせて、誠にありがとうございました。

互いに厳しいディフェンスが徹底されている両チームの戦い。特にボランチから奥、DFラインにかけてのところで、そこより奥への進入機会を許さず、0−0の我慢の時間が長く続きました。グランパスの1トップ、金崎選手がサイドの裏へ走り込んでボールを収めたり、またゴール正面で持てば、臆することなくシュートを放ってくるところ、またクロスに飛び込んで際どいヘディングを放ったシーンを思い返せば、特に前半はなかなか主導権を握れない時間が続きました。ただ、今日CBコンビを組んだ山下&大南コンビが空中戦の強さ、また簡単には振り向かせないタイトなマークで、ゲームをイーブンのまま進めます。

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0−0のままタイムアップになるような試合内容だったかもしれません。ただこの拮抗した試合、勝敗の差を分けたポイントは攻撃から守備へ、守備から攻撃への意識だったと思います。後半26分、右サイドで相手を背にしてボールを受けた戸嶋選手が相手の激しいマークを受け、ボールを失いかけます。しかしそこからの切り替えが素晴らしかった。身を投げ出して相手の逆襲を防ぎます。相手はボールを奪い返して前に出ようとした所での再奪取。映像を見返すと、ミカをマークしていた中谷選手も数歩前に進んだ所でのネガティブトランジション。ピッチ脇で写真を撮りながら、これはチャンスになる、と確信しました。

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ヒシャルジソン選手がダイレクトで江坂選手へ。「ターン、ターン」という大谷選手の声がDAZN中継でもはっきり聞き取れました。その声を受けながら振り向いた江坂選手は、常に探しているオルンガ選手の元へ、相手DFの背後へアーリークロスを蹴り込みます。これ以上ないボールでしたがショートバウンドになった簡単ではないボールでもありました。それでもオルンガ選手が足裏でボールを捉えて、ゴールへとボールを蹴り込みました。「得点シーンはチームでも裏のスペースが空いているということを話していて、江坂から素晴らしいボールが来た。ボールが飛んでいる間にGKの位置を確認して、瞬時の判断で足の裏でシュートを放った」

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ネルシーニョ監督は、この中断明けから常々「今年は総力戦になる」という話を何度も繰り返してきました。最近の連勝の立役者でもある、高橋祐治選手と神谷選手を欠きながらも、この機を得た実績十分の山下選手と瀬川選手がいつもと変わらぬインテンシティでハードに戦ってくれました。瀬川選手からのバトンを受けた戸嶋選手は、名古屋のサイドバックの攻撃参加を食い止め、また決勝点の起点にもなりました。「必ずしも5人の交代枠全てを使う必要はない」と話してきたネルシーニョ監督ですが、今日は選手たちのコンディションを見極めながらベンチの5人を起用しました。

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山崎選手は今季初のメンバー入り、そしてすぐさま起用されました。1点をリードし、アディショナルを加えて15分ほどの時間をどう凌ぐのか。相手のビルドアップにプレスをかけ、またレイソルが跳ね返したクリアボールを巧みなトラップやドリブルでキープ。最後の猛攻で前に出たいグランパスの攻撃回数を減らし、最終ラインへの負担を軽減しました。アディショナルタイムには、疲労の見える選手に代えて、一気の3枚替え。今日の監督は5人の交代枠全てを使い、古賀選手をセンターバックに回したり、それぞれの個性や特色を全て生かす総力戦で、虎の子の1点を守り切って、4連勝を飾りました。

ネルシーニョ監督です。「両者ともに戦術的にもしっかり分析した中で準備をしてきたという内容だった。攻撃のチャンスをなかなかうまく作れず非常に拮抗していた分、カウンターのシーンもそれほど見られなかった。忍耐強く固く守備から入って攻撃のチャンスをうかがうという前半だった。忍耐強く選手たちがプレーしれくれた分、終盤にミカの得点のシーンがあった。こういったゲームをできたというのは我々としては大きな成果だったと思う」

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チームはその日のうちに帰路について、柏へ戻りました。水曜日にはルヴァンカップの再開です。また新たに出場のチャンスを掴む選手もいるかもしれません。今のチームは出た選手が活躍するという良いサイクルが続いています。この良い流れを、さらに加速させる8月に!

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2020年7月31日

明日は名古屋戦

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担当:大重正人

3連勝で星を4勝3敗と白星先行に戻し、8月を迎えることができます。ここまで関東のチームとの近距離対戦となりましたが、ここから長距離の移動を伴うロングアウェイも増えてくることになります。

ネルシーニョ監督は「我々のメディカルスタッフが中心となって考案したプロトコルに従い、今までどおり細心の注意をし続けることに尽きます。これからは地方にも遠征に出なければいけない中で、ここまでレイソルは感染者ゼロでやってこられていますので、今までやってきたことのベースを変えることなく、さらに必要に応じて新たな注意が必要になってくると思います。一歩も家から出ずに自宅で状況をすぎることをただ待っていればいいのかといえば、そういうわけにもいきません。リーグが再開されて、我々は戦いの真っ只中にいるわけですから、戦わないわけにはいきません。その中で我々としては、これまでの感染予防対策に付け加えて、遠征でのプロトコルで何か制限や制約を付け加えて、臨機応変に対応できればいいと思っています」

明日は名古屋グランパスとのアウェイゲームに挑みます。グランパスは先週、広島とのアウェイゲームが新型コロナウイルスの影響で延期となったものの、それまでの7試合は無敗で勝ち点14。1試合少ないながら目下3位と好調ですフィッカデンティ監督がこれまで作ってきたチームと同じように堅守が光り、4失点はリーグ最小。この3連勝中はクリーンシート、270分無失点です。また今日、ガンバから加入のオジェソク選手が登録され、また守備の層が厚くなりました。

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その中心の一人が中谷進之介選手です。ご承知の通り、レイソルアカデミー出身のセンターバック。彼のJデビューはネルシーニョ監督時代の2014年でしたね。あれから6年経ち、大きな決断をして、今や名古屋の主力として大きな飛躍を遂げました。今週はグランパスのチーム代表として取材報道がありました。レイソルへの思いはありながらも、チーム内での感染に正直な思いを吐露し、今のグランパスの中心としての自負に満ちたコメントをしていましたね。

ネルシーニョ監督にとっても古巣との対戦です。「名古屋は守備からしっかり入るチーム。昨年はジョーが前線にいて空中戦に持ち込む特徴だったが、今年に入ってからは前線が変わり、スピードがあり、ボールを動かせる技術を持った選手が揃っている。コンパクトな守備から前線のスピードの速い選手を起点にカウンターに出ていくという特徴があります。非常に拮抗した試合、タフなゲームになると思っています」

レイソルの取材対応したのは大谷キャプテンでした。「シンとはLINEで連絡を取り合ってますよ」。さらに「名古屋は負けなしで好調ですし、すごく組織だった守備をしながら点を奪える選手もいる。各ポジションに質の高い選手が揃っていると思いますし、シンとのやりとりからチームの調子が良さそうなのも伝わってきます。自分たちも今良い状態で連勝できていますし、そういう相手に良い戦い、良い結果を残すことで、自分たちも8月に向けて弾みをさらにつけたい」

Jリーグからの発表がありましたが、8月いっぱいも超厳戒態勢試合として、ビジターサポーター席が設けられません。アウェイゲームは引き続きDAZNでのご観戦、応援をお願いいたします。8月末までに新規加入された方には引き続きレプリカユニフォーム30名様に当たるチャンスもあります!
https://www.reysol.co.jp/news/event/033295.html

最後にU-18大会についてお知らせです。例年「プレミアリーグ」として行われていたリーグ戦がコロナウイルスの影響で中止となっていましたが、地域ごとに再編され「スーパープリンスリーグ」として開催されることになりました。レイソルは「関東プレミア」で、関東のプレミア出場8チームと戦うことになりました。Jリーグ同様、ユース選手たちも夏まで試合をまちわびていましたから、この決定は本当に嬉しいことです。特に最後の1年となる3年生にとっては吉報となったことでしょう。あと5ヶ月ほどですが、最後まで悔いのない時間を過ごしてほしいと思います!大会日程は決定次第、またお知らせいたします。
http://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_super2020/news/00025164/

2020年7月27日

仙台戦

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担当:大重正人

これまで3バックの時代が長かったベガルタが、新しい監督のもとで4-3-3のシステムとなり、後ろから繋いでくるというスタイルを徹底していました。そこをレイソルの守備がいかに対応するか。前から追う場面と、自陣でコンパクトにして待ち構える場面と、今日も守備意識は非常に高かったように思います。そして奪ったボールをいかに効果的に前線へ運び、カウンターにつなげるか。ここが前節レッズ戦の前半と比べて、良い攻撃に繋げる場面が多くみられました。

先制点は、高橋選手が鋭い出足で跳ね返したボールを、オルンガ選手がタイトなマークを背に、身体を張ってキープ。江坂選手のサポートの距離感はきょうもすばらしく、一気にカウンターに出ていきます。それに反応した3枚目の連動した動きがあってこそカウンターが実ります。仲間選手が江坂選手を追い越していきます。江坂選手がドリブルからタメを作り、2人のDFを引き付けると、その背後へ飛び出した仲間選手へ見事なスルーパス。スライディングで落ち着いてゴールマウスへ流し込み、3試合連続ゴール。

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「アタルは本当にどのタイミングでもボールが出せて、両足でも出せるし相手にとって読みづらいタイミングでパスを出せる選手だと思っていて、自分のランニングにアタルが合わせてくれた。相手にとっては本当に嫌なパスをくれて、自分はGKに当たらないようにシュートを打つだけだった」。良い時間帯、チャンスを逃さない、勝負強さの光る先制点でもありました。

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神谷選手のアクシデントのあと、瀬川選手がいきなりゴールに絡みました。右サイド、ゴールラインを割ろうかというボールを諦めず、飛び込んで懸命に折り返したクロスは絶好で、ミカの頭にぴったりと合いました。ミカにクシャクシャにされてましたね!ここのところベンチからの出場が続き、何とかここで!というファイトがイエローカードにつながってしまう試合が続きました。ダメ押しとなるチーム5点目、去年のJ2ホーム開幕・町田戦の決勝ゴールを思い出すような、ドリブルからのきれいなゴール。何より欲しかった結果を得ました。「まけねーぞ!」と同じアタッカーとの競争意識が、間違いなく相乗効果になっています。

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オルンガ選手の決定力、J1でもこれだけゴールを量産し続けるのは本当に凄いことです。後半開始早々に1点差とされて、少し不穏な空気になりそう試合を、もう一度自分たちの手にぐっと引き寄せた価値あるチーム3点目。得意の左足からの切り返し、右足で流し込むゴールは昨年や札幌戦に続き、今日も技術の高さを見せました。PKを逃したのは本当に悔しそうでしたが、でも自ら取り返すハットトリック。見事な三原選手の左足のスルーパスを引き出し、左足で流し込みました。今季8得点目、堂々のJ1トップスコアラーです。

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「我々にとって非常に良いゲームだった。立ち上がりから全員で、全力で戦えていたので、結果としてこういう大きな勝利を手にすることができたと思う。私の調子のおかげでチームの調子が良くなっているわけではなく、選手全員のコンディションが上がってきたおかげで今の結果が得られていると思う。再開後3連敗を喫し、やはり自分たちがもっとハードワークをしなければいけないと思った。今のレイソルは再開初戦とは違った顔になってきていると思うし、みんなで同じ目標を持っているからこそチームの統一感も出ている」

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守るべき人が守り、決めるべき人が決める。チーム全員がしっかりと任務を全うし、役割を果たさなければ5-1というスコアにはならないはずです。チーム全員の勝利。再開後の3連敗を、3連勝で星を取り戻しました。ただ、順位は変わりませんでした。周りのライバルたちも強さを発揮しています。

さあ8月へ、というところですが、名古屋グランパスからコロナウイルス陽性反応が数名判明しました。まず、グランパスの方々に感染が広がらないようにということと、一日も早い回復をお祈りしています。今日の広島vs名古屋が延期され、次節8月1日のアウェイ名古屋戦がどうなるんだろう、とご心配の声もいただいています。今日のグランパスの会見では、PCR検査を数回実施し、試合に向けて準備をされるというお話でした。その検査結果や専門家のご意見をもとに、リーグを中心にして開催決定がされると思います。また何か決定事項などありましたら、ニュースなどでお伝えさせていただきます。今日もスタジアムへ駆けつけて下さった皆様、拍手の後押しが今日も勝利につながりました。ありがとうございました。体調にはくれぐれもお気をつけて、お過ごしください。