2021年4月17日

大分戦

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担当:大重正人

まず今週、新型コロナウイルスの陽性者が複数名発生したことにより、レイソルやJリーグのファン・サポーターの皆様、各クラブの皆様、地域の皆様、そして今回対戦した大分トリニータのクラブの皆様やファン・サポーターの皆様には大きなご心配をおかけしました。特にトリニータさんには今日の開催に向けて、色々なご調整や準備をいただき、今日の試合が行えたことをクラブ一同、深く御礼申し上げます。

先週のガンバ大阪戦で、クラブ一丸となり、1点を守り抜いて久々の勝利をあげ、さあここからというところでの感染。少なからず動揺も生まれましたし、これまでとは異なる臨戦過程となり、心身ともに非常に難しい状況だったことと思います。そんな中で、この遠征のメンバーに選ばれ、そして1-0という厳しい試合を勝ち抜いた選手たちの精神力を讃えたいと思います。

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今日は立ち上がりから、しっかり守備が機能している、そんな印象を受けました。大分は最終ラインからしっかりビルドアップしつつ、中盤へのくさび、そして前線の裏を狙う飛び出しとロングフィードを使い分け、守る側にとっては非常に難しいチームです。レイソルは5-3-2の3ラインによるコンパクトなラインを作り、大分が前進してくるところでプレスに行く。深追いするときとステイする時、守備に動くエリアとタイミング、そしてアプローチの速さが整っていて、また選手間の連動もよく、とても組織的で献身的なチームでした。ネルシーニョ監督は「守備では、相手の攻撃をニュートラルにしながら、効率よくカウンターに出ていき決定機をいくつか作ることができていた」と評しました。

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大分も非常にハードワークできるチームで、終始拮抗した試合でした。その試合の結果を分けたのは、それぞれに与えられたPKでした。後半立ち上がり、神谷選手が放ったシュートが相手DFのハンドを誘いました。自ら放ったPKはGK高木選手の好セーブに遭うも、敵味方誰よりもいち早く反応した江坂選手が落ち着いてプッシュ。選手たちの献身さと忍耐が実り、より勇気づける大きな先制点を奪いました。

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その後、押し込まれて守備一辺倒にならなければいいなという心配を払拭するように、ビルドアップやカウンターでしっかり応戦し、そして迎えた最終盤。攻勢を強めたトリニータの侵入を受け、90分間際で無情のPKに。ただ、ここでレイソルの選手たちが素晴らしい集中力を発揮しました。GKキムスンギュ選手が相手シュートを読み切りビッグセーブ!そのボールがゴールマウスに当たってリバウンドになるところ、いち早く反応したのはレイソルの白いユニフォームでした。懸命にボールをかき出してクリア。試合の流れを見ても非常に拮抗していたなかで、チームに同じようなチャンスとピンチが1回ずつあり、それを決めるか防ぐか、今日の分水嶺で勝負強さで優ったのがレイソルでした。

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今日もゲームキャプテンを務め、勝利に導く決勝点を決めた江坂選手です。「コロナの影響もありメンバーは変わったが、その中でチャンスを与えられた選手が与えられた役割を果たせた。チームとしてまとまって戦えたのでそこは収穫だと思う。自分が自分が、というよりはチームのためにという気持ちがみんなあっての今日のゲームだったので、それが良い方向に向いてくれたと思う」。そして本職のサイドバックではなく3センターバックで奮闘した川口選手も「しっかり声をかけ合いながら、助け合いながら、チームのやるべき仕事をしっかりとこなせた分、完璧に崩されるようなシーンはなかったと思う。そこはチームとしてしっかり守り切れたと思う」と試合を振り返りました。

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この2試合、1-0という際どい試合で粘り強く、そしてチャンスを仕留めて連勝。大きな勝ち点6を手にして、順位表も少し上に行くことができました。ただ、まだコロナ禍の影響は続きますし、ここで満足することなく、一戦一戦を大事に必死に戦っていきます。

試合後にお知らせしましたが、柏市にも発令された「まん延防止等重点措置」の影響により、次の4/21ルヴァンカップ湘南戦が19時キックオフから1時間早まり18時キックオフに。また明日からチケット発売となる4/24徳島戦はビジター席なし&5000人上限試合に変更となりました。
https://www.reysol.co.jp/news/event/034074.html
コロナ禍は続いておりますので、我々もしっかり収束できるようより一層の注意を払いながらチーム活動を行い、またみなさまにおかれましても引き続き感染にご注意ください。

2021年4月11日

ガンバ大阪戦

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担当:大重正人

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やっぱりこの写真にすべてが凝縮されていますね。これまでの長い苦しみや悔しさがあって、このホーム日立台の柏熱地帯側でゴールが決まって、そしてキャプテンがベンチメンバーの方へ駆け寄ってくる。厳しい状況でも、このレイソルの一体感はタニを中心にして失われてはいませんでした。

試合後の会見、大谷選手の第一声です。「本当にここまで苦しい時間が長かったし、今日はガンバのサポーターもたくさん入ってくれていて、これまでよりも日立台の良い雰囲気が出ていたと思う。出ている選手とベンチにいる選手も含めて何とかここで連敗を止めようという思いが強かった。それが本当に選手たちのプレーに表れていた」。

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今日はガンバもレイソルも、シンプルに縦への速い攻撃が多く、FWとDFがハイボールを争い、また中盤ではセカンドボール、球際の争いが常に続く、ハードな試合になりました。その争いで一歩も引かず、献身的に戦い続けました。この日先発起用された北爪選手の「今までのゲームより、相手に対してしつこく球際もより厳しく闘えたことや姿勢、勝利に対する執念などは要所に出せていた」という言葉通り、ひとりだけでなく、全員からのその強い意志が伝わってくる90分でした。ボランチという新たなポジションで起用された仲間選手の戦術理解力、そしてファイトもすばらしいものでした。

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北爪選手においては「求められているのは、前への推進と(攻撃の)スイッチを入れること」と、最終ラインからの何本も繰り返したスプリントに、彼の良さが存分に表れていました。前半34分、自陣のセットプレーの守備からのカウンター。守備をしたあと、右サイドで起点を作ったチームメイトを中央から猛然と追い越して、江坂選手のクロスに飛び込んで行った。ケンゴの真骨頂を見せてもらいました。

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一進一退の攻防が続く中、後半からの宇佐美選手の投入に対しても、しっかりとゴール前を固めて決定機を許しません。そして24分に大谷選手が投入されると「ボールを落ち着かせながら、自分たちの時間を作ってくれと監督から言われていた」と、ビルドアップにからみ、一本一本丁寧につなぎながら前進していきます。そして得点につながったCKのチャンスを生み出したのも、北爪選手の思い切ったスプリントからのボレーシュートでした。

決勝点の場面をDAZNで見直すと、解説の福田正博さんから「常に先にレイソルが反応していた」という言葉がありました。最初のシュートのあと、セカンドチャンス、サードチャンスにつながったのは、ただのラッキーではなく、ボールへの集中や執念があったからこそです。大谷選手のシュートは身体をひねりながらの難しいシュートでしたが、「みんなの気持ちが乗り移ったようなゴールでした」と、日本代表GKの東口選手でも届かない、右ポストに跳ね返って飛び込んだ執念の1点。36歳5か月5日、レイソル最年長ゴールをまた更新しました!

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そして最終盤。ガンバの猛攻をうけて、ピンチを防ぐ展開になるかと思いましたが、1点のリードで勝ち急ぐというより、相手の足を止めるように、より落ち着いてパスを回し、試合をコントロールしておさめた1-0の勝利でした。大谷選手は「自分は鳥栖戦で痛めたところがあって今日は久しぶりにベンチに入ったけれど、ここまでチームとしてやろうとしていたことが間違っていたかというとそういうわけではないと思っていた。勝てないことでどうしても自信を失ったり選手たちのプレーが後ろ向きになったりということがあったので、なんとか勇気を持った戦い、積極的な戦いができればと思っていた。」最小得点差の接戦でしたが、久々に勝ち得た成果は、選手たちにまた新たな力を与えてくれるはずです。次節は土曜日、アウェイ大分戦です。しっかりと休養をとり、トレーニングを積んで挑みます。

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なお新加入のブラジル人選手4人、そしてファビアーノ・メディカルスタッフは無事に日本に到着し、所定の待機期間に入っております。日立台で会える日を楽しみに待ちたいと思います!

2021年4月10日

明日はホームでガンバ戦

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担当:大重正人

今週はミッドウィークの鹿島戦もあり、リーグ戦の公式戦はあす日曜日に組まれています。今日はU-18プレミアリーグの第2戦、マリノス戦が日立台で行われました。トップチームの練習にも参加しているGK近野勝大選手、トップチーム登録されている大型DFの田中隼人選手、今週U-17日本代表候補に選出された右サイドのDF足立凱選手らが先発しました。

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前半30分、升掛友護選手が左サイドからのカットインからシュート、これは惜しくもクロスバーに阻まれるも、セカンドボールを狙ったところでPKのホイッスル。これを山本桜大選手がしっかり決めて先制します。同点に追いつかれた後半にはCKのチャンスに田制裕作選手がプッシュして勝ち越し。しかし直後に追いつかれ、さらに逆転を許し、そのまま2-3での惜敗となりました。ただ、ボールを素早く動かすレイソルU-18らしいポゼッションに加え、スピード感やテンポがあって、攻撃的なサッカーを存分に見せてもらいました。もちろん勝てなかった悔しさはあるでしょうし、VITORIA、勝負へのこだわりはアカデミーにも根付いていってほしい精神です。

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今季、日体大柏高校からレイソルに復帰した酒井直樹U-18監督には、ファンクラブ会報誌のインタビューで話を聞かせてもらいました。非常にレベルの高い千葉県において5年間の高体連での戦いで学び、感じ取ったこと。そしていまレイソルの高校生たちを「強くたくましくする。球際やデュエル、走る強度や競り合いの強度もすべてです。うまいだけでなく、うまくて強い選手でなければ上にいけません」という思いで指導にあたっています。そして「トップに昇格させるだけでなく、中心選手として10年以上試合に出続ける選手、大谷選手のような選手を育成することが、僕たちの意義です」と語っています。ファンクラブ会員の方に後日お送りする「日立台通信」、ぜひ読んでいただきたいインタビューになりました。楽しみにお待ちください。

そうしたアカデミーの選手たちがめざす場所、あこがれの場所がトップチームです。現在、勝利から遠ざかり非常に厳しい状況が続いていますが、自分たちを目標としてくれる若い選手たちのためにも、下を向くことなく、ここを乗り越えようとする姿勢を示し続けなければいけません。ガンバは新型コロナウイルス感染による活動休止から復調を懸けて戦っているさなかです。古巣対戦となる呉屋選手は「もちろん思い入れのある対戦で勝ちたい気持ちも強いですが、いまは相手どうこうではなく、とにかく結果を残さないといけない」と危機感を口にしました。苦しいときこそ真価が問われるときです。明日こそ勝利をサポーターに届けてほしいと思います。マッチデープログラムのインタビューはこちらです
https://www.reysol.co.jp/fileg/Vitoria407.pdf
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明日から、柏熱地帯の1階席を立見指定席として開放いたします。8割から9割近く販売されている状況で、ご購入ありがとうございます。観戦ルールとしましては、これまでと変わりなく拍手での応援や、隣の方との間隔ととっていただく、マスク着用など、引き続きの皆様のご協力をよろしくお願いいたします。またアソシエイツ会員向けイベントとしまして、これまでのピッチサイドウォーク、レイくんと写真撮影会に加え、フェアプレイフラッグベアラーとスタメンキッズ撮影会を実施します。事前応募制となっており、現在は4/21湘南戦と4/24徳島戦の受付をスタートしましたので、会員の皆様におかれましてはぜひご応募ご参加いただければと思います。

■ガンバ戦当日券販売やイベントのご案内はこちら
https://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0411

【4/21湘南戦・4/24徳島戦】アソシエイツ対象イベント開催のお知らせ
https://www.reysol.co.jp/news/event/034055.html
■ファンクラブのご案内はこちら
https://www.reysol.co.jp/fan/supporters/associates.php

2021年4月 7日

鹿島戦

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担当:大重正人

両チームともタイトル獲得経験がありながら、今季ここまで勝利から遠ざかっている中で、なんとかこの状況を打開しようという気持ちがぶつかり合っているような前半の拮抗した戦いでした。ゴール前までボールを運ぼうとするも、すぐに守備に切り替えて、またボールを奪い返そうとする争いが続き、大きな決定機にまでなかなか至らない時間が続きました。

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「前半は守備が安定していたが、ビルドアップの改善と、より守備を安定させるために」とネルシーニョ監督は仲間選手とイッペイ選手を投入し、システムを4バックから3バックに変更し、状況の打開をはかります。後半8分に背後を突かれ、痛い先制点を献上。気落ちしそうな状況でしたが、途中出場の仲間選手の気迫が一変させました。「アタルがいいボールをくれたので決めるだけでしたが、その前のプレーで全員が連動した守備ができていたので、相手のミスを誘発できた。その形からゴールを決めることができたのでチームの意識としては良い得点シーンだった」。前線からの守備で高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを狙うというのは、ネルシーニョ監督が植え付けてきた理想的な形の一つ。染谷選手が負傷退場し先制される苦しい状況の中、すぐに試合を振り出しに戻し、まだまだ戦えるという勇気を与えた1点でした。

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そこからのゲーム展開はより激しくなり、レイソルはサイドを起点に何度もチャンスを作り出しました。右からはイッペイ選手、左からは三丸選手が仕掛け、また2トップのクリス&江坂コンビもチャンスメイクにフィニッシュにと、鹿島ゴールに迫りました。後半30分以降は、3回のビッグチャンスがありました。江坂選手の左足のシュートとダイビングヘッド、また江坂選手のクロスがイッペイ選手にあっていればという場面もありました。上島選手のCKからのヘッドもありました。特に江坂選手の立て続けのシュートは決まったと思いましたが、最後の局面で身を投げ出したレオシルバ選手のブロック、GK沖選手の右足でのブロックも素晴らしく、逆転ゴールを決めることはできませんでした。最後まで死力を尽くして選手たちは戦い抜いてくれたと思います。ですが最後踏ん張りきれず、力及びませんでした。

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今いる選手たちの特徴と、相手を分析した上で、変化や微調整を加えながら、ネルシーニョ監督以下チームは懸命に戦っています。攻撃も守備も形となってきている部分も見られますが、勝利という結果には届かない試合が続いています。「ここで下を向いても仕方がないし、ひとつになって戦っていくしかない。ここでバラバラにならず戦っていきたいです」。ゲームキャプテンを務める江坂選手もピッチやロッカーでも声をかけ、勝利という結果を出すためにやれることを続けています。苦しい今だからこそ、我々チームが前を向いて、最後の最後まで戦う姿勢を応援してくれるサポーターの皆さんに見せなければなりません。次は日曜日、3月21日以来のホーム日立台でのガンバ戦です。

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2021年4月 6日

明日はアウェイ鹿島戦

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担当:笹原麻央

先制を許しながらも、なんとか後半45分にセットプレーのこぼれ球を押し込み勝点1を手にした前節の横浜FC戦。もちろん勝点3を取りに行った中で勝点1という結果は厳しいものではありますが、0を1にできたことを前向きに考えながら、日々できることをやっていくしかありません。

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明日はふたたびアウェイゲーム、鹿島アントラーズと対戦します。鹿島は現在レイソルより1試合少ない状況ですが、ここまで1勝1分4敗。レイソルと同じ勝点4で下位に沈む厳しいスタートを切っています。
この試合に勝てば順位が入れ替わる、調子が上がらないチーム同士の対決、そんな風にも見られるかもしれませんが、選手たちの意識は相手どうこうではなく、常に自分たちに向いています。

昨日取材に応じた古賀太陽選手のコメントです。
「これまで取りこぼした分を取り返さなければいけないので、前回の勝点1を絶対につなげなければいけないと思いますし、勝点3はマストだと思います。鹿島もあまり良い状況ではないですが、関係ないと思うので、自分たちがどれだけのパフォーマンスをして結果に対して向き合えるかが一番だと思います。とにかく勝点3を取って帰ってこれるようにしたい」

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代表活動から帰ってきて、「自分が率先して引っ張っていけるように」というコメントを残した古賀選手。前節の大南選手の得点後も、ボールを持った横浜FCのGK南選手からすぐにボールを奪い、センターサークルまでダッシュで戻る姿がとても印象的でした。
本当に頼もしく、90分を過ぎたあの時間からも絶対に勝利を目指すんだという強い意志が伝わってくるプレーでした。

前節の勝点1が、2019年6月のアウェイ福岡戦での勝点1のように、その後に繋がる価値のある勝点になるように願います。

ホームガンバ大阪戦のチケットも販売を開始いたしました。この試合からゴール裏も立見指定席として販売を開始。アウェイゴール裏にもお客さんが入り、まだまだ多くの制限はありますが、少しずつ元のスタジアムの風景に近づいてきました。
レイソルの魅力の一つは何といってもサポーターの熱い応援です。声は出せずとも、スタンドからの熱いエールを、どうぞよろしくお願いいたします。
リーグはまだまだ続きます。ここからひとつひとつ、強いレイソルを取り戻していきましょう。
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2021年4月 3日

横浜FC戦

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担当:大重正人

0-1のビハインドで、このまま負けるわけにはいかない、という監督の采配と選手たちの気迫、そして久々にアウェイに駆けつけて最後の最後まで後押しを続けてくれたサポーター皆さんの執念が届いて、ついにゴールネットを揺らし、なんとか勝ち点1を手にしました。

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対する横浜FCは今季リーグ戦未勝利で、レイソルと同じく本来の試合がなかなかできていない状況で、今日は守備の意識が高く、GK南雄太選手からのビルドアップを目指すものの、レイソルがプレスに来る裏を狙うような動きだしやロングボールも絡めて戦ってきました。レイソルは横浜FCのビルドアップに対して「前からのプレッシングはうまくハマっていた」と監督が振り返る通り、パスコースを限定しながらのチェイシング、また縦への楔を受ける選手に対して、守備陣が激しくあたり、なかなか前進させない前半戦でした。

ただ30分すぎだったでしょうか、辛抱強くビルドアップを続けていた横浜FCに対し、少し剥がされ、そしてカバーにいかざるを得なくなった右サイドを突かれ、サイドバックのオーバーラップを許してから、相手に押し込まれる時間となりました。そしてセットプレーから押し込まれて失点。手塚選手らしい素晴らしいプレイスキックからでした。

「前半なかなか守備から攻撃にいい形で攻め上がることができなかった」。監督は前半の内容を踏まえ、サヴィオ選手を一列下げてボランチに据えました。これまでの試合ではなかったと思いますし、正直驚きの起用でした。「相手も後半に入って相当引いて守備を固めてきていたし、その中でクオリティがあって前線にボールを運べる選手を投入する必要があると思った」とその意図を明かし、そして明らかにボールの回りや支配率が高まって主導権を握りました。さらにヒシャに変えて仲間選手、本職のボランチがいないということにすぐに気づきましたが「ヒシャのところでボールを奪って攻撃を仕掛けることができていなかった。もともと攻撃的な選手である隼斗が入ってからは、サイド、中央から良い形で攻撃の崩しができていたし、しっかりボールを握れていた。二人が、守備を安定させてから攻撃につなげる役割を果たしてくれた」

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そこからは、もちろん相手のどこを狙うとか、自分たちはこうやって攻めようという戦術は当然あったうえで、それを超越するような「このまま終われない」という意地や気迫、必死さがあったように見えました。上島選手のダイビングヘッド、サヴィオ選手の左足のミドル、決まったと思ったシュートはことごとくGK南雄太選手がファインセーブ。間合いの作り方、時間のコントロールを含めて、キーパーとして勝利のためにできることはやり尽くした、今日のマンオブザマッチにふさわしい仕事だったと思います。ただ、そのすばらしかった南選手の守るゴールを、最後の最後、ついにこじ開けたのは混戦から蹴りこんだ大南選手でした。

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「いま自分たちは厳しい状況が続いていて、セットプレーでやられてはいけないといった注意をしていたにもかかわらず、自分のところからやられてしまったので、責任を感じていた」。新しい右サイドバックのポジションにチャレンジし、攻守にスケールの大きさを感じさせる新たな一面を見せてくれていましたが、この苦しい状況で、チームに貴重な勝ち点1をもたらした、プロ初ゴールでした。次は、勝って喜べるゴールになりますように。

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「選手たちにも伝えたが、今日の試合はこの状況を抜ける兆しが見えた試合だった。負け試合ではなく勝てた試合だと見ているし、相手と分かち合った勝ち点1は、今後勝ち点を積み上げていく一歩として非常に意味のある勝ち点1であることは間違いないし、こういった拮抗した試合を取りこぼしのないように、この先私たちがやるべきことをもう一度見直して引き続き戦いを続けていきたいと思う」。簡単ではない難しい試合が続いていますが、監督の言葉や自分たちを信じ、辛抱しながらも前向きにやり抜くこと、その先に勝利があります。次は水曜、アウェイでの鹿島戦に今季2勝目を懸けます。

2021年4月 2日

明日はU-18プレミア初戦&TOP横浜FC戦

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担当:笹原麻央

まずは今週、代表活動を終えたキムスンギュ選手、江坂任選手、古賀太陽選手がチームに合流しました。帰ってきた3選手に話を伺うと、「この経験をチームに還元できれば」という声が揃って聞かれました。

それぞれが代表の舞台で様々な刺激を受けてきたことと思いますが、それはきっと3選手の活躍を見ていたレイソルの選手たちも同じで、普段共に戦っている仲間が代表という舞台で闘う姿は、とても刺激になったのではないかと思います。
江坂選手の口からは「これからさらに成長したいと思った」という言葉もありましたが、この3選手の代表選出が、レイソル全体へ与えるプラスの影響というのは大きいのではないかなと、今週の選手たちの姿を見てそう思いました。

3選手へのインタビューはTwitterにて公開しております。是非ご覧ください。

そして今週から、再びリーグ戦が始まります。先週のルヴァンカップでの勝利で公式戦の連敗はストップ。スンギュも「自分がいない間のルヴァンカップでは、選手たちがしっかりと準備をして勝ってくれた」と話す通り、プロ初出場となった佐々木雅士選手らの活躍で今季初のクリーンシートも達成し、チームにとって大きな一勝となりました。
もちろん勝利は嬉しいことですが、今週取材対応をしてくれた選手たちが口をそろえて言うのが、次が大事だということ。この勝利をリーグ戦に繋げたいし、繋げなければいけない。そんな危機感と強い意志が、選手たちからは感じ取れました。
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今節対戦する横浜FCはリーグ戦ここまで全敗と苦しい戦いを強いられています。今季公式戦で唯一勝利した試合がルヴァンカップでのレイソル戦。良いイメージを持って臨んでくることでしょう。
レイソルにとっては、ここから巻き返しを図るうえで、同じく降格圏に沈む横浜FCにここで負けるわけにはいきません。ルヴァンのリベンジを果たすためにも、何としても明日は勝点3を持ち帰りたいところです。

さらに明日、いよいよ高校年代のトップリーグ、高円宮杯U-18プレミアリーグが開幕します。昨年はコロナウイルスの影響により残念ながら縮小開催となってしまいましたが、今年は通常通りの日程を予定しております。
そして初戦はなんとTOPチームと同じアウェイ横浜FC戦。今年から指揮を執る酒井直樹監督、そして藤田優人コーチのもと、優勝候補ともいわれる横浜FCに挑みます。
こちらはTOPより4時間早い13:00キックオフ。残念ながら観戦はできませんが、勝利でTOPチームにつないでくれることを願っています!
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今週末には、4/11ガンバ大阪戦のチケット販売、そしてアソシエイツ会員限定4/21ルヴァン湘南戦&4/24徳島戦のセットチケットの販売も予定しております。

ガンバ戦からはビジター席の解禁のほか、柏熱地帯1階指定(ホーム側ゴール裏立見)とビジターゴール裏指定(立見)も販売を開始致します。少しずつコロナ以前のスタジアムに戻りつつありますが、まだまだたくさんの制限がございますので、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/034030.html
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また、当初ガンバ戦を含めた3試合の販売で予定しておりましたセットチケットは、ACLの日程変更に伴うリーグ戦の日程変更の可能性がありましたため、販売を一度取り止めとしておりました。しかしレイソルの試合の日程は変更が無いということが確定しましたので、2試合にはなってしまいましたが、再度販売を決定いたしました!
こちらは一度のご購入手続きで2試合をご観戦いただけ、通常の会員価格より割安となるお得なチケットです!是非、このチケットをお買い求めいただき、スタジアムへご来場ください。
https://www.reysol.co.jp/news/ticket/034033.html