前節の神戸戦で、ついに2桁ゴール(10得点目)を達成した木下選手。シーズン前から今季の自身の目標にも掲げていた数字でした。さらには「全試合に出場できているのもキャリアで初めて」と本人が話す通り、ここまでのリーグ戦全37試合に出場しています。全試合出場はチーム内でサヴィオ選手と木下選手の2人だけ。on the wayインタビューでも語られたように、長年怪我で悩まされながらもリハビリやケアを重ねて少しずつ改善し、レイソル加入1年目の今、チームトップスコアラーとなって実を結んでいます。今季のレイソルを何度も救ってくれているコウスケですが、前節は「自分にももう一つ決定機があったし、さらに精度を高めていかなくては」とFWとしての責任を述べました。明日は残留を決めるゴール、そして勝利に導くゴールに期待が高まります。
昨年までレイソルに在籍していた三原雅俊選手も現役引退となりました。ちょうど昨日、日立台に挨拶に来てくれて、全く変わらないマーくんのままでした。ヒザの痛みとの戦いだったと明かしてくれましたが、「最後までやり切りました」と完全燃焼の様子でした。「僕のJリーグデビューは日立台ですからね」と、高校生で特別指定選手登録され、サガン鳥栖の一員として立ったこのピッチを懐かしんでいました。SHIBUYA CITY FCに移籍してからも、引き続きレイソルのホームタウンに家を構えて「この前、瑛ちゃんと偶然会って、ご飯食べましたよ」。近くに住む大谷コーチとは、この日も足を止めて話し込んでいて、レイソルとのつながりが続いていることを嬉しく思います。また新たな道で、マーくんらしい明るさと優しさで周りの人たちを楽しませてくれることでしょう。18年間本当にお疲れ様でした。