2018年12月 1日

ガンバ戦

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今日も、岩瀬健監督と選手たちはセレッソ戦と同じくすばらしい戦いを見せてくれました。ガンバ大阪の9連勝を止め、4得点の快勝。「残り2試合を勝つ」。岩瀬監督は選手やサポーターの皆さんと交わした約束を果たしてくれました。立ち上がり早々はビルドアップで優位に立ち、セットプレーから「最終戦で点を取りたかった、気持ちが乗り移ったゴールだった」という鈴木選手のヘッドで先制。その後、整備されたガンバのプレッシングで少し主導権を失いかけましたが、その状況でも次の手が準備されていて、全員で共有していたからこそ不穏な雰囲気にはなりませんでした。前半終了間際の瀬川選手のゴール、後半開始早々の中山選手のゴールで3-1とし、そしてクリスの超ロングシュートが美しく決まると、勝負の大勢を早々と決めました。

「この前も、今日も、レイソルは本当に強かった」。メディアの方も今季初の連勝を果たしたレイソルのチームを大きく称えてくださいました。残留を懸けた試合、残留の可能性がなくなった試合、こんな状況でこれだけの闘志や連帯感を出せた選手たちが、どうしてJ2降格しなければならなかったのか。結果的に、16位や15位のチームと勝ち点2差です。選手たちは迷い、まるできっちり武装している相手に対して戦う気持ちはあっても素手で戦うしかないような、試合を迎える準備ができていなかったと感じる試合もありました。今日、これだけすばらしい試合をしたのに、岩瀬監督や大谷選手、そして引退する栗澤選手がサポーターの皆さんに謝罪することになったのか。サポーターの皆さんがブーイングしたり、涙するような状況にしたことは、いったいクラブは何をやっていたんだ、辞めろ、と言われるのも当然です。いつからどこから進むべき道をそれてしまったのか、まずきちんと受け止めること、猛省すること。まずそこからなのです。今の柏レイソルは。本当に申し訳ありません。

【岩瀬監督】
ファン・サポーターの皆様、スポンサー、パートナーの皆様、柏レイソルを支えてくださる全ての皆様、1年間ご支援ご声援を本当にありがとうございました。ACL、Jリーグ、天皇杯、ルヴァンカップと目の前にある全ての試合を勝つために選手・スタッフ取り組んで参りましたが、皆様の期待に沿うような結果を残せず、大変悔しく思っております。しかし、最後の2試合で選手たちがピッチで見せたものは必ず今後の柏レイソルにつながると信じています。どうか引き続き今後とも柏レイソルへご支援ご声援をよろしくお願いいたします。1年間本当にありがとうございました。

【大谷選手】
今シーズンも柏レイソルを応援していただき、本当にありがとうございました。結果は皆さんの声援や期待を裏切るようなことになってしまい、本当に申し訳なく大きな責任を感じています。昨年のリーグ戦4位以上、そしてACLでは獲ったことのないタイトルを取ろうと戦ってきましたが、なかなかチームとしてここまで連勝がなかったように波に乗れず厳しい戦いになってしまいました。2度の監督交代がありましたが、なかなかチームとしてかみ合わずにこのような結果になってしまったのは全てにおいて足りないことがあったからだと思います。来シーズンはJ2での戦いになりますが、非常に厳しく難しい戦いだと思いますが、必ず1年で昇格できるよう戦いたいと思います。そのためにサポーターのみなさんが一緒に戦ってくれたら心強いです。今シーズン本当に苦しい試合ばかりだったと思いますが、最後まで応援していただき本当にありがとうございました。

【栗澤選手】
まずは引退のご挨拶の前に、今シーズンJ2降格してしまい申し訳ありませんでした。いつもどんな時も一緒に戦ってくれたにもかかわらず、このようなことになってしまい、すみませんでした。私も責任を感じています、本当に申し訳ありませんでした。今シーズンのレイソルの戦いを見て呆れてしまったという人もいると思います。レイソルのことが嫌いになってしまった人もいると思います。しかし、来年1年でJ1へ上がるためには、みなさんの力が必要なんです。皆さんの力を貸してください。一緒に戦ってください。よろしくお願いします。

私としましては今年で引退しますが、レイソルでの10年半、苦しい時もありましたが、それよりも皆さんと一緒に多くのタイトルを獲り、スタジアムで一緒に喜びを分かち合えたことが何よりも思い出として残っています。いつも応援していただきありがとうございました。感謝しかありません。素晴らしい経験と素晴らしい思い出をありがとうございました。今思えば2009年のJ2降格の時も、みなさんがチームを見捨てずに最後まで一緒に戦ってくれたおかげで、ついてきてくれたおかげで、1年でJ1復帰を果たすことができたと思っています。そして、その後のタイトル獲得にもつながったと思っています。残念ながら今回同じ状況になってしまいましたが、クラブ、選手、そしてファンの皆さんが一緒になれば必ずこの苦しい状況を乗り越えていけると信じています。今後とも柏レイソルのことをよろしくお願いいたします。

普段はなかなか言えないので、タニに感謝の言葉を伝えさせてください。レイソルに来て10年半、ボランチとして一番やりやすく安心感があったのはタニでした。いつも隣で助けてくれて本当に一緒にいて心強かったです。そんなタニの練習での振る舞いや姿勢、試合で活躍する度に俺ももっと頑張らなくちゃいけないんじゃないか、もっとできるんじゃないかと、そうさせてくれたのもタニでした。レイソルに来て、選手として成長できたのもタニの存在が大きかったと思います。本当にありがとう。これからもキャプテンとしてレイソルをよろしく。

最後になりますが、大学を卒業して強化指定も入れて、4年半お世話になったFC東京のスポンサー、関係者、ファン・サポーターの皆様、10年半お世話になった柏レイソルのスポンサー、関係者、ファン・サポーターの皆様、一緒に戦ってくれた選手、スタッフ、家族、両親、そして私を支えてくださったすべての方に感謝したいと思います。本当に15年間ありがとうございました」

柏レイソルの一員として勝ちたい、頑張りたい、そう思ってすべてをささげてくれた選手やスタッフ、サポーターの皆さんに対して、柏レイソルというクラブに価値を感じていただけるのか。クリが最後に残してくれた言葉に恥じないクラブでなければと痛感しています。今シーズンのご声援に感謝を申し上げるとともに、お詫びしてもしきれないとはわかっていますが、それでも本当に申し訳ございませんでした。

2018年11月30日

明日最終戦

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担当:大重正人

1月30日に始まったレイソルの2018シーズンが明日終わります。このガンバとの最終戦、チケットは早い段階で完売となっていました。ここが最後の大一番になる、最後の最後まで後押ししたいという思いでチケットをお買い求めいただいたかと思います。この試合を待たずしてJ2降格が決まってしまい、皆様にはお詫びをするよりほかありません。

岩瀬健監督がチームを率いて約3週間。あとがなくなった状況でしたが、選手もスタッフも「残り2試合を勝つ」という最大の目標を達成するために、もう一度仲間同士奮い立たせ、下を向かずポジティブに、サッカーに打ち込んできた姿を見てきました。セレッソ戦の勝利は偶然でなく、勝つために準備してきて、その成果が表れたと言いたいです。だからこそ、このガンバ戦では、先週以上の試合を期待したいですし、大事なものが懸かった試合を戦いたかったという悔いでいっぱいです。

栗澤僚一選手の引退をお知らせしました。2008年の加入前、当時の石崎監督が「栗澤はいい選手よ」と絶賛していたことを思い出します。そのラブコールが実り、夏に柏に来てくれました。加入前は今よりもう一列前の攻撃センスの光るMFの印象でしたが、レイソルではボランチ起用されることが増え、守備的なポジションに適応するセンスも持っていました。ポジショニング、危機察知能力、そして体は大きくなくとも球際や競り合いの局面での激しさもあり、そして周りを動かすコーチング、リーダーシップも備え、ボランチというポジションに最も輝ける場所を自ら見いだしました。

このチームは明日のガンバ戦を終えると、解団になります。今日が、日立台のグラウンドでの、このメンバーでの最後のトレーニングになりました。「まだ明日勝って、みんなで終わりたい。明日勝ちましょう」。クリのあいさつで、チームはまた締まり、一つとなって、いい準備を整えて明日の試合を迎えることができます。先週のような戦いを、今度こそホーム日立台で。岩瀬監督、選手たちへのご声援をどうかよろしくお願いいたします。

2018年11月24日

セレッソ戦

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担当:大重正人

このセレッソ戦を迎える前、あるメディアの方が、練習後にこう話されました。「選手たちから悲壮感みたいなものが感じられないんですが、、、」と不思議そうに聞いてこられました。私も同じように感じていました。現実から逃げているとか、緊張感がないというのとは全く違います。本当にギリギリのところまで追い込まれたことでさらに覚悟が強まったこともあるでしょう。岩瀬健監督が熱く丁寧にシンプルに示したサッカーで、霧のようなものが晴れたようにも感じました。深く迷いこみ、どうすれば勝てるんだろうかと自問し苦闘していた選手たちの姿はもうありませんでした。まっすぐに前を向いて、自分たちのサッカーを信じ、力強いコメントを残す選手たちばかりでした。だから今日、このセレッソ戦の日が来るのがとても待ち遠しかったです。

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「岩瀬監督になって2週間しかなかったが、サッカーを整理して迷いなく思い切りプレーできる状況をトレーニングから作ってくれていた。全員が自信をもってピッチに立てていたので、結果が出せると思っていた」。大谷選手の試合後の言葉通り、今季ベストと言っても過言でないゲームが、この生きるか死ぬか瀬戸際で窮地で発揮できたのは本当に嬉しかったし、一方でこれだけのサッカーができる選手たちがこの順位に沈み、3-0という勝利をまったく喜べない試合後になったこと、これ以上ない悔いでしかありません。

来季からJ2リーグを戦うことが決まりました。残留のライバル3チームすべてが勝つというのは正直想像するのが難しかったですが、我々と同じように相手達も選手としてプロとして人生を懸けて日々戦っているのですから、きょうの結果は不思議なことではないし、受け入れなければいけません。それはJ1でもJ2でもJ3でも同じです。去年残したJ1リーグ4位の成績は真の力によって得られたものでないことを示す今年の結果で、甘い気持ちは絶対に持ってはなりません。

今日J2に降格することが決まったとしても、来シーズンはまたやってきます。新しいステージを勝ち抜くためにやらなければならないこと。人生を懸けて戦っている選手たちに、これからも柏レイソルでプレーしたい、そう思い続けてもらえるようなクラブでなければいけません。そのためには、財政的には他には届かないかもしれないけど、ならばサッカーの質や独創性、選手や人間としての力を互いに高め合う情熱や連帯感、そうしたところで勝負できる柏レイソルでなければいけないと感じています。そこが欠けたチームに何の魅力も価値も感じてもらえないでしょう。サポーターの皆さんも同じかと思います。そうした選手たちの姿を応援したいと思っていただけるようなクラブになれるよう、もう一度出直してまいります。

ただ、今シーズンはもう1試合残っています。「残り2試合を勝つためにやる」。そう言い続け戦っている岩瀬監督と選手・スタッフをどうか最後までご支援ください。

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そして最後になりましたが、柏レイソルの草創期を支え、クラブ初タイトル獲得など、大きな大きなご尽力をいただき、昨日ご逝去された久米一正氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

※明日25日のトレーニングは11時開始に変更になりましたのでご注意ください

2018年11月23日

明日はセレッソ戦

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担当:大重正人

J1残留をかけて、我々に残されたのは2試合だけとなりました。

14位 湘南 37点 -6
15位 鳥栖 37点 -6
16位 名古屋 37点 -8
17位 柏 33点 -12

明日の第33節。残留を争っている湘南、鳥栖、名古屋の3チームすべてが勝てば、レイソルの勝敗に関わらずJ2降格が決まります。ただ、いずれかに勝ち点を落とせば、レイソルが2連勝できれば残留のチャンスは残っています。1勝1分だった場合は得失点差の大きなビバインドがあるので、勝ち点で並んでも難しい状況にあります。

前節の11月6日の鹿島戦に敗れ、10日から岩瀬健監督のチームに変わりました。17日のJ2リーグの結果で、17位以下の自動降格が確定し、さらに厳しい状況になりました。それでもこの2週間、監督もコーチも選手たちも、もう一度自分たちのやるべきサッカーを見つめ直し、岩瀬監督が選手たちを導く太い矢印を示し、選手たちはそこに光を見出したかのようにして、まっすぐに、一心不乱に日々のトレーニング、そして練習試合に取り組んできました。「とにかく勝つこと。勝ちたいです」。岩瀬監督は、ピッチで大きな声を張り上げ、選手たちを鼓舞し、時には厳しく要求し、勝利へのこだわりとそれぞれが果たすべき役割、チームの戦い方を全身で伝えてきました。その熱い思いは確実に選手たちに伝播しています。

「僕がやったことは、チームの戦い方の大枠を決めて、少し整理すること。その目的は選手が持っているパワーやスピード、アイデアがより早く出せるように、明確にしたり整理したりすることを2週間やりました。これまでは迷いながらプレーしているようなところがあったので、そこを整理して、選手たちが思い切りパワーを出せるようにしたかった。そして常に自分たちからアクションをおこして、先手先手を取れるように。そして戦術だけでなく、球際や切り替えが大事だと思っています」

シュートを打たせてしまったなら、一歩でもボール一個でももっと寄せる。抜かれないように足を閉じろ! 味方を助けよう、良いポジションを取る、奪われたら戻る、サポートに行く。助けて、助けて、それを続けていこう。

シンプルで当たり前のことだけど、これを何度も繰り返し、90分やり続けることを熱く激しく伝える姿がありました。この2週間、限られた時間のなかで、勝利のためだけに時間を費やしてきました。泥臭くても、どんな形でも結果として残さなければなりません。苦しい中でも必死にやってきて、改めてここで戦うチームになった選手たちを何とか勝たせてあげたい。そして周りの我々や、サポーターの皆さんの勝ちたいという思いを長居のピッチに送り続けてほしいと思います。明日14時、勝利を信じ、勝利をつかむべく、ご声援をお願いいたします。

2018年11月10日

監督交代に際しまして

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今朝、監督交代のお知らせを発表しました。今日から加藤望監督に替わり、岩瀬健コーチがチームを指揮することになりました。さっそく午前10時からのトレーニングをおこない、今季の残りの公式戦の采配をとります。

瀧川龍一郎社長がメディアからの取材に応え、経緯や状況をご説明しました。
「加藤監督にはシーズン途中からチームの立て直しをお願いして、アカデミー路線にプラスアルファを加えるといった面や、成績の立て直しも含めて、託しました。攻撃面など良くなった面もありチームの雰囲気も悪くはなかったので、このまま期待してきたことをやっていただけると思っていたが、一方でなかなか連勝がなく継続性という面で難しい状況もあった。そして名古屋戦以降の大事な局面での3連敗、特に川崎戦以降で迷いのようなものも感じられて、チームの雰囲気、状況も下降していたこともあり、ここで監督を変えるべきだと決断しました。

監督交代の時期については、早いからやらない、遅いからやる、というわけではなく、その時期、そのタイミングでどうすべきかを判断すべきだと考えており、一番はチームの状況、雰囲気で、残りの試合を勝つためにどうするかを考え、特に川崎戦以降の現況を鑑みて、監督交代することが勝つ可能性を少しでも高めることだと決断しました。

後任として岩瀬を選んだのは、今のチームの選手や現状、どういう経緯でこうなっているのかも含めて、状況を理解していて、任せられるのは岩瀬だという判断です。岩瀬には今シーズンいっぱい、とにかく全力でやってくれと伝えました。今のこの状態、窮状に落ち込んでしまっていることについて、ファン、サポーターをはじめ、スポンサーを含めて、支えてくださっている方に本当に申し訳ないと思っています。今は可能性が残り、まだやれることがあるので、そこに全力を尽くすことが我々のやるべきことだと認識しています」

その後、チームを率いて初めてのトレーニングを終えた岩瀬監督も取材を受け、今季残りゲームへの意気込みを語りました。
「今はとにかく残り試合で勝てるように。それだけです。覚悟を持って、勝てるように、勝つように、選手、スタッフ、サポーターの皆様も含めて勝つことだけを考えてやっていきます。コーチとして関わってきた僕自身にも責任はあると思っていますし、ただこの状況で、残りの試合を考えたときに、クラブがこの決断をしたのであれば、僕も覚悟を持ってやらなければいけないと思いました

まずは、攻撃と守備の大枠を少し整理して、僕らが目指すもの、どう攻めてどう守るのかということを示したり、整理したりすることが必要だと思い、今日もそのような練習をしました。一つの方向性を示すことが必要じゃないかと思っています。攻撃と守備を分けて考えられないのはみなさんご存知だと思いますが、いろんな状況があるなかで、シンプルなやり方を共有したいと思っています。勝つためにやるものなので、攻撃も守備も相手が嫌がるものを作る、攻守において相手が嫌がるものをやり続けていきたい。そこをどうすれば相手が嫌がるのかということをはっきりさせていきたい。相手の出たものに対して、相手がこう反応したら自分たちはこう攻略するよ、常に相手の嫌なものをこっちが先手先手で出せるようにしたいです。そして試合前に、選手の自信というか、自分たちがこうやってやるんだ、闘うんだというはっきりとしたものを持って試合に挑むことができていけば、残り2試合、選手の力が発揮されるのではと思っています。

ただ、残り2ゲームなので、そこを勝つためにどう攻めるのかどう守るのか、現実的に考えてやっていかなければいけない。選手それぞれみんなの思いがあるだろうし、クラブの思いもサポーターの思いもあるし、そういう思いを力に変えて、残りの試合を勝つために選手の力を合わせて全員で勝っていこうと話しました」

このシーズン終盤、厳しい状況に変わりはありませんが、今日のJリーグの試合結果も受けてJ1残留の可能性が残っており、その限りはこの2試合を勝つためにできること、今やらなければいけないことをクラブとして決断しました。まずは24日のセレッソ戦までの一日一日で、選手たちが改めて前向きにサッカーに取り組み、自分たちがやるべきサッカーを少しでも形にして共有していけるように、岩瀬監督以下、毎日を大切にして戦ってまいります。

2018年11月 6日

鹿島戦

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担当:大重正人

川崎戦とは違い、選手たちは自分たちの持てるものを、この90分で出そうと必死でしたし、今の力は出し切ったと感じられる試合でした。鹿島はACLファイナルを控え主力選手がそちらに備えているなかで、出場機会が多くはない選手たちによるメンバーでした。ただ大岩監督が称えたように、非常に走り、激しく戦い、鹿島のユニフォームを着てピッチに立つ使命や意志を発揮しようと懸命でした。そのメンバーに我々は勝てなかった。力が及ばなかった。今の柏レイソルの力として受け入れなければいけません。これが今の実力です。

ボランチに中山選手と手塚選手が入り、U-18から同じ画を描きながらプレーできる2人によって、非常にボールの流れがスムーズでした。引いて戦うのではなく、自分たちが主導権を握ろうという意志がチーム全体から感じられました。2人がボールを持てば、それに合わせて動いたところにパスが来る。前線の選手、サイドバックの選手とも、細かな動きで密集のスペースを使い、時には大胆にダイナミックに背後へ飛び出す。セットプレーで先制点を許した後でも、下を向かずボールを走らせ、そして瀬川選手の本当に落ち着いた、枠をとらえる正確なシュートで試合をひっくり返しました。

ただ、すぐに追いつかれ、そして後半にはカウンターで失点。鹿島はどんな選手が出ても、ここぞという仕留めどころを逃さず、そして試合を落ち着かせ、きっちりクローズする。鹿島らしさはまったく変わりませんでした。そこに今のチームとしての差があるように思います。

これで我々に残されたのは2試合だけです。11月24日のセレッソ大阪戦、12月1日のガンバ大阪戦。この間、他のJ1チームの第32節があり、そしてJ2リーグは残り2節を終えて最終順位が決まっています。レイソルを取り巻く状況が、今よりももっと明確になっています。連勝すれば16位以内になれる可能性が残るか。連勝したとしても16位以内にも入れない状況、J2の結果により17位をめざし何としても入れ替え戦に可能性をつなぐか。それとも降格が避けられない状況になっているか。

どんな状況であれ、招いたのは自分たちの責任です。その責任は最後まで果たさなければなりません。セレッソ戦までの17日間ででき得る限りの準備をして、残り2試合で今日よりも良いサッカーができるように、相手より走り、ゴールを奪い、必死でゴールを守り、何より勝利できるように。これまで、そして今日も最後まで続いたサポーターのみなさんの応援に応えるためにも、J1に生き残る可能性を信じ、石にかじりついてでも勝とうとする姿勢を監督、スタッフ、選手、そしてチーム全体から出し続けなければなりません。

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2018年11月 5日

明日火曜は鹿島戦

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担当:大重正人

明日の鹿島戦を前に、柏市のみなさんが日立台までお越しくださいました。柏市役所さんによる「応援メッセージボード贈呈式」に、大谷秀和選手とともに出席しました。J1残留にむけて終盤の戦いに挑んでいるレイソルに対し、市民のみなさま、サポーターのみなさま、秋山浩保柏市長、女子バスケット強豪で柏市に本拠を置くJX-ENEOSサンフラワーズのみなさんなど、総勢400名によるメッセージボード。11月1日から昨日4日まで、市役所やかしわインフォメーションセンターでお寄せいただいたものです。

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そして日立台にほど近い柏第三小学校からも5人の児童さんが来て下さって、その場でそれぞれメッセージを書き込んでくれました。「残りの試合、絶対に勝って!最高の勝利を」「明日に向かってガンバレ」「柏の市民として応援しています、ガンバレ!」「来シーズンは勝ち点50」「いつも応援しています。ガンバレ柏レイソル」

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大谷選手は「このようなメッセージをありがとうございます。今みんながここで書いてくれたメッセージを胸に、残り3試合、苦しい状況ではありますが、すべて勝って、来年もJ1で戦えるように一丸となって頑張ります。ここに書いてあるように、心をひとつにして、頑張って行きます」と、本当に多くの応援、願い、思いの数々を目にして、改めて我々も最後の最後まで勝利のため、残留のために戦わなければならないという思いを強くしています。

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状況は厳しいです。周りのライバルが勝ち点を伸ばすなか、残されたチャンスは3試合、いまできること、めざすことは最大の勝ち点9を獲ることだけです。明日対戦する鹿島アントラーズはACLファイナルとこのリーグ戦を並行して戦い、過密日程が続いていますが、前節のセレッソ戦ではそれまでベンチに控えていた選手、経験の浅い若手選手たちが躍動し、強豪のセレッソを1-0で撃破。チームとしての地力と勢いを感じさせる充実ぶりです。

我々も川崎戦から中2日。2週間の時間がありながら、0-3で敗れ、しかも闘うにも闘いきれなかったような不完全燃焼感が残る敗戦でした。明日は、攻めるにせよ守るにせよ、常に先手を、自分たちからアクションを起こすような積極性を見せてほしい。ボールが転がってくるのを待つのではなく、奪いに行く姿勢。待っているだけでは相手が楽をするだけです。相手を困らせる、嫌だと思わせる、戦いにくいと思わせること。そして失敗を恐れないこと。ボールを奪われたらすぐに戻る、カバーしてくれるチームメイトもそばにいます。個人で戦うことはもちろん、一人でダメなら束になる。そして大谷選手の34歳バースデーマッチ、出場すればJ1通算350試合出場のメモリアルマッチとなります。どうか選手たちへの後押しをお願いします。この状況を選手たちとチームと共に乗り越えられるよう、ご声援をお願いいたします。

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明日はヨネックスサンクスデーです。2011年からサポートいただいているYONEXさんによるマッチデーイベントは今回で6回目です。毎回サポーターの皆さんにグッズのプレゼントをご用意頂いており、誠にありがとうございます。今回は「ユニフォームキーホルダー」が先着5000名様にホームゲームで配布されます。
https://www.reysol.co.jp/news/event/001451.html

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また集合写真パネルで記念撮影いただき、Facebook、instagram、twitterのいずれかにハッシュタグ「#reysol、#yonex」をつけて投稿すると、プレゼント抽選会にご参加いただけます。また選手たちがACLやキャンプなどへ移動する際に着用していたウォームアップジャケット、ロングTシャツの販売もあります。鮮やかなレイソルイエローカラーですので、応援時にも着用できます。枚数限定となっておりますので、スタジアムでお早目にお買い求めください。

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