2021年1月 4日

ルヴァンファイナル

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担当:大重正人

11月7日に行われるはずだった、ルヴァンカップ決勝戦が、レイソルでの新型コロナウイルス集団感染により、この日に延期となりました。対戦クラブのFC東京やその関係皆様、リーグや中継局、スポンサー、そして何よりファンサポーターの方にご心配とご迷惑をおかけしました。この決勝戦を開催するために多くの方々のお力をいただき、この日を迎えられたことに大きな大きな感謝を申し上げます。

両チームとも堅守速攻が持ち味。きのうの前夜祭でも、出演選手たちが「先取点がカギになる」と話していた通りの展開になりました。レアンドロ選手のカットインからのシュートは相手を褒めるべきすばらしいゴールでした。その後、なかなかボールを繋げられず、効果的な攻めが見せられなかったレイソルでしたが、前半終了間際のセットプレーからのゴール。ゴール前の混戦から押し込むという泥臭いゴールではありましたが、瀬川選手のプッシュと笑顔が、選手たちとサポーターに大きな力を与えてくれました。

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「後半の開始からすごくいいリズムで攻撃できていたので、あそこで畳み掛けないといけなかった」。その瀬川選手が試合後に振り返ったように、後半開始から15分ぐらいまでの間、江坂選手のヘッドやCKからの川口選手のボレーシュートなど、相手ゴールに迫り、クリアを拾って二次攻撃三次攻撃を繰り出していたあの時間帯が、結果的に分水嶺となりました。

その後も決して悪い時間帯ではなく、終盤にどちらが先行するか、というところで、レイソルのクリアを跳ね返され、アダイウトン選手のシュートを止めきれませんでした。その前からなかなかセカンドボールを拾えず、リードを許してからはさらにそれが顕著でした。予測や球際の強さ、FC東京は90分を通して、その強さが目立っていて、レイソルが後手を踏んでしまったまま、無念のタイムアップの笛を聞くことになってしまいました。

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歓喜に沸く青赤の奥で、悔しさを噛み殺しながら見守るしかなかったレイソル。スコアを見れば1点差の拮抗した試合でしたが、このタイトルを懸けたファイナルでは、勝者と敗者の差はこれほどまでに厳しく残酷だと、改めて思い知らされました。決勝戦で負ける悔しさは、決勝に来られた者にしか体験できません。「あの時、決勝で負けたからこそ今があると言えるように、次のシーズンをまた戦っていきたい」。この日の光景と、これまでタイトルを勝ち得てきた大谷キャプテンの言葉を、決して忘れてはいけません。

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コロナ禍のなか、24219人の方が国立にお越しで、その半数かそれ以上にも感じられたレイソルイエローのサポーターの皆さんでした。大きな手拍子が試合前から反響して、つい馴染みの歌を口ずさんでしまいそうなリズムで、でもそれを我慢して最後のタイムアップまでの応援、本当にありがとうございました。この試合を最後に、レイソルを離れる桐畑選手には大きな弾幕が用意されました。優勝してキリを送り出したかったという望みは叶いませんでしたが、その思いと長年の貢献への感謝は、キリにも深く伝わったことと思います。

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今日を最後に、2020シーズンのチーム活動は終了となりました。1か月のオフを挟んで、2月上旬から新チームがまたスタートします。チームや選手の動きについては、また順次リリースさせていただきます。本当に厳しく、辛く、非日常となってしまったシーズンを支えて下さった皆様、誠にありがとうございました。

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2021年1月 3日

明日はルヴァンファイナル

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担当:大重正人

いよいよルヴァンファイナルへ。その当日を想像すると、新国立の大舞台を目指して駆けつけてくれる黄色サポーターの列が並び、キックオフまでの時間を期待に胸膨らませて待っている姿が浮かんできます。そしてその前日、今日もファイナリストになれたからこその味わえる特別な一日でした。

国立競技場で15時からの前日公式練習に先駆け、両チームキャプテンによる優勝カップフォトセッションに臨みました。左袖には、ファイナリストだけが着けられる「FINALエンブレム」。ヨネックスさんのご厚意もいただき、このファイナルのために準備いただいたユニフォームに一番早く袖を通したのはタニでした。

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15時からは公式トレーニング。「戦術などについてはこれまでしっかりと時間をかけて準備をしてきました。今日は技術的な部分の確認とピッチコンディションの確認だったので」と、ネルシーニョ監督は今日の60分のトレーニングをメディアに公開しました。選手たちは初めて立つ新国立のピッチを確かめ、そしてファイナルへの高揚感が溢れ出して止まらないサッカー少年のように、この晴れ舞台でサッカーができる喜びを存分に味わっていました。中継局のフジテレビTwitterで配信されていましたので、こちらもご覧ください。

練習後にはネルシーニョ監督がメディア対応に。監督はこの大一番を前に、選手たちにこう語りかけたそうです。「昨日、クラブハウスのトレーニングに入る前、選手たちに『ファイナル、一発勝負というものはこれまで我々はシーズンを戦ってきて試合と何か違いがあるのか』と問題提起をしました。結論として何もやることは変わらない、これまでやってきた姿勢というものは変えるべきではないし、変えるものではない。個々がしっかりとチームのために献身的に戦う」。ここまで来られたのは、今年のルヴァンの試合だけが良かったわけでなく、日々の練習から真摯に取り組み、自分たちのスタイルを追い求め、積み重ねてきたからこそです。その自信を胸に柏レイソルを一つになって戦います。

大谷選手「ルヴァンカップは予選から本当に多くの選手がピッチに立って、全員で勝ち上がってきたという自負もある。予選に出てケガをしてしまった選手もいますし、そういう選手たちの思いをチーム全員が理解していると思う。このカップ戦のタイトルを取るというのは2020シーズン、レイソルで戦ってきた選手たちにとってはすごく大きいと思います。今シーズンはサポーターの方々もなかなか声を出せず、新たな応援スタイルでストレスもあったと思います。そういう中でいろいろな方に支えられてきた恩返しがタイトルというものでできればと思います」

江坂選手「国立のピッチ、芝はすごく良かったと思いますし、雰囲気もワクワクする感じがありました。やっぱり国立は聖地だと思うし、そういうタイトルを懸けた試合でしかプレーできないところ。この決勝は誰しもが立てる舞台ではないし、こういうチャンスはなかなかないので、これをものにしたい。スタジアムに来られない方も気持ちは一緒に戦っていると思うので、一緒に優勝したいと思います」

その後ホテルへ戻り、夕食後には前夜祭に大谷選手と江坂選手が出演。今年はコロナ禍で例年の華やかなレセプションパーティーは休止となってしまいましたが、オンラインでのイベントで試合への意気込みを語りました。途中、フランスで活躍する酒井宏樹選手からのサプライズメッセージもあり「タニくんが優勝カップを掲げて欲しい」と心強いエールを贈ってくれました。

この決勝戦が多くの方々のご尽力により開催されることに深く感謝し、最高のプレーを最初から最後まで見せること。高揚感と平常心。その良いバランスを保ち、自分たちを信じて戦うこと。それができれば、自ずと結果が出る。そう信じて明日を迎えたいと思います。スタジアムで、フジテレビの中継で、インターネットで、14時40分のキックオフから共に戦ってください!

そして最後に、このファイナルに向けて、特別版のマッチデープログラムを作りました。
https://www.reysol.co.jp/fileg/Vitoria_Levain_402.pdf
これまでのレイソルを支え、作り上げてきた人たちがあっての、このファイナルです。今の選手たちにもぜひ読んで、見て欲しい。優勝するということの重みを感じ取って欲しい。そして明日、最高の経験を得て、自分のさらなる成長につなげて、それをまた下の世代に伝えて欲しいと願っています。

2020年12月30日

今年もありがとうございました

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担当:大重正人

2020年は今日を入れて、残り2日になりました。いつもなら、選手たちの移籍のお知らせがニュースページに一杯になるところですが、ルヴァン決勝を控えていることもあり、今日のトップ昇格2名の発表が初めての加入リリースになりました。

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まず、大嶽拓馬選手、9月にはトップチーム登録されていたように期待を集めていた左サイドバックです。172cmと大柄ではありませんが、左足での正確なキック、また前へボールを運ぶ推進力も備えた攻撃的な選手です。そしてもうひとりがGK佐々木雅士選手。数々のJリーガーを生み出してきたレイソルアカデミーから、また期待の新人がプロとなります。年代別の日本代表に選ばれ続けるなど早くから将来の飛躍が待たれていた素材です。ツイッターにはユース時代を一緒に過ごした仲間や先輩からもたくさん祝福のコメントが寄せられています。2人はこの秋から、時折トップチームでの練習にも参加しており、プロになる準備を一早くスタートさせています。コメントは下記のとおり寄せてくれましたが、またお披露目の機会には肉声をお届けできればと思います。
https://www.reysol.co.jp/news/topteam/033790.html
https://www.reysol.co.jp/news/topteam/033789.html

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ただ幸いなことに、ルヴァンカップファイナルが1月4日に残っていることもあり、いい意味で年の瀬を過ごしている感覚がまったくありません。チームは、19日の川崎戦のあと3連休でリフレッシュし、そのあとの日月オフを挟んで、ずっと日立台でトレーニングを続けています。

連戦に次ぐ連戦のシーズン。ネルシーニョ監督も「今年は試合に向けた回復がほとんどで、なかなか試合に向けてのトレーニングが積めなかった」と振り返っています。ただ、ここにきての2週間は、久しぶりに当たり前のトレーニングがようやくできている、という感覚です。監督も「技術的な部分、戦術的な部分、やること自体はそれほど変わらないが、より足りなかったものにフォーカスしたトレーニングを積めています。非常に良いトレーニングができている」と、FC東京戦に向けた準備が日々整ってきました。

選手たちの表情も明るく、声もよく出て、充実しているように映ります。ほとんどの選手が初めて迎える「ファイナル」。自然と気持ちも高まり、一日も早く国立で戦いたい、そんな気持ちが溢れています。きのうメディア対応に臨んだクリスティアーノ選手も「私は2015年からレイソルに加入して、ずっとタイトルを取りたいと言い続けてきた。これまでも準決勝と惜しいところまでいったが、今回はあと1試合勝てばタイトルに手が届く。すごく気持ちが高まっています。絶対にこのチャンスを逃したくないです。全選手が決勝でプレーをしたいと思っているので、その気持ちをぶつけてタイトルを取りたいと思います」

あす大晦日、そして正月三が日も返上して、もちろんトレーニングです。3日には新しい国立競技場での前日トレーニングがあります。10月末にスタジアムの下見をさせていただきましたが、東京オリンピックのために作られた最高の施設、大舞台です。バス到着からロッカールームへの導線はシンプルで、ロッカーはとても広く、真新しさで光って見えます。また前日トレーニングの模様、前日会見の様子はお伝えさせていただきます。

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皆様におかれましては、コロナ禍のさなかではありますが、まずは健康で無事に、そして年末年始の楽しい雰囲気をお過ごしください。そのあと、最高の瞬間がやってくると信じて、1月4日をお待ちください。レイソルはあと5日間、最後まで走り続けます。それではよいお年を~

2020年12月19日

最終戦とキリ

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担当:大重正人

まず、開幕戦を除いて、観客数制限試合が続いた今シーズンで最多となる5137人の皆様にご来場をいただきまして誠にありがとうございました。今季のホーム最終戦、そしてチャンピオンチームのフロンターレを迎えての一戦に多くの期待を込めて、スタンドの座席が等間隔にきれいに埋まりました。結果的に2-0から逆転されたという悔しい試合をこう評すべきではないかもしれませんが、それでも川崎を相手にして特に前半からの戦いぶりにはとても高揚感がありました。

一部休養を挟んでいた選手もいましたが、極寒のアウェイ広島戦から移動日込みの中2日にもかかわらず、フロンターレのパスワークに前線からのプレッシングがはまり、「何回か良い形で前向きにボールを奪うシーンを作れていたので、試合の入りは悪くなかった(古賀選手)」という言葉通りでした。そこで生まれたオルンガ選手の先制点、自陣北爪選手からのフィードをクリスがワンタッチで流すと、フィフティフィフティのボールを相手と1対1で競り合うというミカにとってはあつらえ向きのシチュエーションに。強靭なコンタクトで相手を跳ね飛ばし、飛び出してきたGKも軽やかにかわし、あとは流しこむだけでした。99%確定していたといっても過言ではなかった得点王、さらに1点を積み重ねる28得点目をマークし、堂々のタイトル獲得となりました。おめでとう、ミカ!!!

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1点リードで迎えた後半開始早々には、北爪選手の前への推進力がゴールにつながりました。あの場面は、ケンゴやミカなど前から奪いに行くという姿勢がセカンドチャンスにつながり、最後蹴りこんだのは瀬川選手が豪快にネットを揺らしました。写真を見て思いましたが、セガちゃんのゴールはここまで味方を嬉しくさせるのかと。

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だからこそ、このリードした時間帯を少しでも長く運びたかったという思いです。セットプレーとビルドアップの乱れからの連続失点。9分間で振り出しに戻したところに、好機を見逃さない今年のフロンターレの強さを見たような気がします。このクラブを負かさないと上には行けない、タイトルは獲れない。その大きな指標として、立ち向っていかなければならない相手です。

試合後には最終戦セレモニーがありました。秋山浩保柏市長からは大きなエールをいただき、瀧川社長、ネルシーニョ監督、大谷選手からは皆様の応援への感謝がありました。そして最後に壇上に立ったのは桐畑和繁選手でした。ユースから数えて18年間、柏一筋で進んできた道にここで一区切りをつけることになりました。

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「みなさん、こんにちは、桐畑です。
突然の発表になってしまうんですが、ユースから含めて18年間お世話になった柏レイソルとお別れすることになりました。あと2年やれたら20周年でキリがいいなと思っていたんですが、そんなに甘くありません、、、、」

神妙に耳を傾け、静まるスタンドに向けて「笑ってください!」と言えるのが、一番のキリらしさです。基本は明るくて、ムードメーカーで、でもナイーブなところもあって、声をかけづらいという時もありました。でも、それは大好きなサッカーに真剣に取り組んできたからこそで、選手だからちょっとうまく行かないときもあるだろうし、そんな時に険しくなるのは仕方ないことだと思って見守ってきました。と思っていたら、急に超絶天才的なイジリを浴びせてきたりもします。

「今年コロナウイルスが流行り、皆さんにとっても本当に大変な1年だったと思います。大好きなレイソルを大きな声で応援できなかったり、スタジアムに気軽に来られないなか、こういう状況でもスタジアムに来て柏レイソルを支えてくれた皆さん、本当にありがとうございました。

柏レイソルの選手になって15年間という長い時間を考えると、僕の出場した試合数は本当にさみしい数字です。それでも試合に出たい、負けたくない、そう思いながら毎日を過ごしてきました。数としては決して誇れる数字を残せたわけではありませんが、少ない試合数だからこそすべての試合、自分の中で、大切な宝物になって、ずっと心の中に残っていくと思います。

そんな試合にも多く出なかった僕にも日立台のサポーターの皆さんは大きな声援と、大きな愛を僕にたくさんくれました。今年はいまゴール裏には人がいませんが、いつもだったら熱いゴール裏のサポーター、そして同じぐらい熱い気持ちを胸に秘めながらメインスタンド、バックスタンドで応援してくれるサポーターに囲まれてプレーできるこの日立台が大好きでした。

もうここでプレーできないというのはさみしいですが、ここでプレーできたことを僕の人生の宝物として、ずっと持って生きていたいと思います。伝えたいことがいっぱいあるのに、うまく言えませんが、本当に皆さんに感謝しています。

2021年1月4日、柏レイソルは絶対にタイトルを獲ります。みんながこの苦しんだ1年、そして来年がもっといい方向に行けるように、ここにいる最高のチームメイト、スタッフ、会社のみなさんと1月4日まで全力で戦うので、会場に来る来ない関係なく、テレビの前で柏レイソルを応援してください。

これだけは言いたかったんですけど、2018年、たくさんのチャンスをもらい、サポートをしてもらったのに、自分のプレーのふがいなさで大好きな柏レイソルを降格させてしまってすみませんでした。これだけは言いたかったんです。ずっと大好きな柏レイソルだったからあの2018年、自分がレイソルの力になれなかったことをみんなに謝りたくて。でも、今言えたんで、ちょっとすっきりしました。

最後になりますが、自分の私事で、ちょっと一言しゃべってもいいですか?あ、その前にあったんです。ほんとは手紙を用意してたんですけど、航輔が読むなって言うから、自分を見失ってました。選手のみんなにここであいさつしたいんですが、まだ終わりじゃないんで、ここではあいさつしません。1月4日までよろしくお願いします

それと家族のみんなにレイソルのユニフォームを着てかっこいい姿を見せられないのが悔しいけど、これからもかっこいい父として生きていくのを約束します。そしてこんなにでっかく健康でプロサッカー選手になれるように育ててくれた両親、小さいころから支えてくれた兄弟、本当にありがとう!

みんなとお別れするのは悲しいんですが、本当に15年間、18年間だ、ありがとうございました!1月4日ルヴァンカップ獲るぞ、柏レイソル、ありがとう!」

DAZNの下田アナウンサーが触れて下さったのがとても嬉しかったです。「降格した時の話をしていましたが、2011年、レイソルがJ1即優勝した時、菅野がケガをしていたときには、彼が頑張って優勝してますから」と。今日はフロンターレにやられ返されましたが、2011年8月の日立台川崎戦、0-2から3得点挙げて逆転した試合が、私個人的に最も思い入れの深いレイソルのベストゲームです。そのゴールを守り、勝たせてくれたのがキリでした。

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「まじめやつが...苦手」と言いながら、悩んで一生懸命しっかり考えてくれたんだろうなという公式サイト向けのコメントです。「本来ならこの日でシーズン終了ですが、幸せなことにルヴァンカップ決勝まで柏レイソルの一員としてみんなと一緒にサッカーできる時間があります」。キリと私たちレイソルにはまだアディショナルタイムがあります!

2020年12月18日

明日はリーグ最終川崎戦

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担当:大重正人

あす、今季のリーグ戦最終戦、34節を迎えます。短かったような、長かったような、そんな今シーズンだと振り返って感じます。短いという点では、実質7月から12月のわずか6か月間で1シーズンの試合を消化したということ。長かったという意味では、2月に始まり、この12月19日、20日の週までリーグ戦が組まれているということ。我々も新型コロナウイルス感染があり、多くの方にご心配とご迷惑をおかけしてきた中ですが、医療関係の方のサポートなど、何とかゴールが見えるところまでやってこられました。サポーターの皆様にも、ご不便の中にもかかわらず、感染対策へのご理解ご協力をいただいておかげで試合を続けることができました。

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その最後に迎えるのは、川崎フロンターレ。早々と今季J1優勝を決めた、文句なしの実力を示してきたチャンピオンチームです。引退を表明している中村憲剛選手にとっては、リーグ戦の最後の試合となります。今節に向けてマッチデープログラムのインタビューを受けたオルンガ選手も「彼らがすばらしいチームであることは間違いないです。いろいろな選手が特徴を発揮して、チャンピオンにふさわしいサッカーをしていた」と称えました。

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ただレイソルとしても、そうした強敵をいかにして打ち破るか、今季このチームで戦ってきた集大成、培ってきた力を図るにはこれ以上ない相手です。7月のアウェイ戦、フロンターレの力や完成度の高さを見せつけられたのは事実ですが、レイソルも再開3試合目で一番苦しかった時期だったとも思います。そのあとの湘南戦から4連勝と調子をぐっと上げました。

あれから半年たって、もちろんフロンターレの強さは変わらず際立っていましたが、我々も成長してきたはずです。27得点のオルンガ選手というスーパースコアラーがいて、そのミカを活かし活かされる周りのアタッカーたちがいて、一方でボランチから最終ライン、GKキム選手と体を張ったディフェンスで、J1昇格1年目で7位以上を確定させています。最後勝って、ひとつでも上の順位へ。

リーグ戦では10月10日の神戸戦以来勝利のない日立台で、この1年支えて下さったサポーターの皆さんに恩返ししたい、そういう思いをつないでチームは戦います。試合後には、最終戦セレモニーでネルシーニョ監督や大谷キャプテンがお礼の言葉やご挨拶をさせていただく予定です。また柏ホームタウンサンクスデーでご来場の秋山浩保市長にもお言葉をいただける予定です。チケットは完売となり、誠にありがとうございます。明日はDAZNに加え、NHK総合での生放送もあります。スタジアムに来られない方は、ぜひ画面越しにご声援下さい。

明日は「セブンパーク アリオ柏 エキサイトマッチ」。今季も試合日だけでなく、ショッピングモールで長い期間キャンペーンをいただき、アリオ柏でレイソル選手たちの写真やイエローを見る機会がいっぱい増えました。この最終戦でも、先着1500名様に対して、ハズれなしのプレゼント抽選会を実施くださいます。10名様に当たる「超BIGタオル」は今年の始動日に撮った全身写真がズラリと並んだ壮観の非売品グッズです。そのほかにもオリジナルのレジャーシートやエコバッグ、缶バッジが当たるチャンスです。ぜひ日立台のアリオブースへお越しください。
https://www.reysol.co.jp/news/event/033753.html

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2020年12月17日

広島戦

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広島に到着した試合当日の日中、スタジアムへ向かうところでチラチラと白い雪が舞い始めました。降ったり止んだりの状況が続くなか、18時すぎのウォームアップの頃にはさらに雪が強まり、ピッチもかなり白くなって、雪の日用のカラーボールを用意されました。エディオンスタジアムでは、2018年の強烈な暴風の中での試合も思い出されますが、この日も選手たちにとっては非常にタフなコンディションになりました。平日のナイトゲーム、気温0.7℃と12月の厳しい寒さの中でも100人以上の黄色いレイソルサポーターの手拍子がピッチに届き、選手たちを後押ししてくださいました。

立ち上がりから相手がボールを保持し、レイソルが跳ね返す展開の中、最初の決定機を見事仕留めました。自陣からの呉屋選手の長いスルーパス、スペースにオルンガ選手を走らせます。数的同数、五分五分の球際はミカがもっとも得意とするところでした。コンタクトプレーで相手を競り落とし、ゴールに向かって右斜めという、レフティーのミカにとって一番のゴールシチュエーションに持ち込むと、GKとの1対1を制します。「ヒロトの素晴らしいプレーから、私がスプリントして抜け出して、相手がタックルしてきたけれどそれを上手く交わすことができた。良いところでボールを持てて、左足で決めることができた。しかしあれはやはりチームプレーの結晶のゴールだった」。チームとしての狙いが最大限発揮された先制ゴール、ミカにとっては今季27ゴール目でさらに得点王へと近づく一発でした。

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CKのボールをセットした三原選手が、その場でジャンプするシーンがありました。高橋峻希選手も「雪の試合は去年のアウェイでのルヴァン仙台戦以来でしたが、あの日よりも難しかったですね。スパイクに雪が挟まって、やっぱり滑りますし、ボールが止まるというよりは雨の日のようなピッチでした」。守勢に回る時間も長くありましたが、ここ数試合と同じように5枚で最終ラインをカバーし、体を張ったプレーで相手の侵入を防ぎました。また時折、思い切ったドリブルで敵陣深くまで攻め込み、カウンターの起点となるなど攻守の奮闘が光りました。「川崎フロンターレさんを見ていると、あまり試合に出ていない選手が、試合に出た時に結果を出していた。僕らも出ていない選手が良い準備をすることがチームの力に繋がってくると思う。僕自身トレーニングから良い準備はできていたので、それが少しは勝利に繋がったのかなと思います」

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「雪の試合は、自分自身初めてでした。吹雪いてる時は、空中にあるボールが本当に見えなかったよ」。長年プレーしている大谷選手にとっても、この日の状況は未体験のことで、戸惑いもあったようです。それでも天候やピッチの状況を判断し、勝つために最適のプレーをする。ここ数試合欠場していましたが、タニがいることでピッチ上で起こる変化に適応して戦うことができる。「雪での試合は初めてだったので疲れました(笑)。少し怪我があったけれど、リーグ戦のこの最後の週になんとか戻ってきて試合勘であったりゲーム体力であったりを戻せればという話をしてやってきたので、その通りに戻ってこれたのはよかった」。ルヴァンカップファイナルの前の公式戦で復帰できたことは、今後に向けても大きなプラスになります。

そして、タニがクラブ記録を塗り替えました。リーグ戦の最年長出場です。これまでは、レイソル創世記のレジェンド、カレカ選手の36歳1ヶ月4日でしたが、それを6日更新しました。足掛け18年目。今年はともに戦った仲間たちの引退発表が相次いでいますが、タニにはまだまだレイソルの顔として主将として、あり続けてほしいと思います。

明後日土曜は、今季のリーグ戦、ホームでの最終戦、川崎フロンターレ戦です。チケットは残り少なく、ほぼ完売になっております。中2日でチームは大変ですが、我々も柏に戻って、DAZNとNHK総合のW中継の準備に入りたいと思います。

2020年12月15日

明日はアウェイ広島戦

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担当:笹原麻央

リーグ戦も残すところ2試合となりました。コロナウイルスの影響により延期されていた試合の代替開催がありましたので、レイソルは12月に入り最終節まで6連戦。ここまで1勝1敗2分けとなかなか勝ち切れない難しい試合が続いていますが、何とか残り2試合を連勝で締めくくりたいところです。

しかしレイソルの2020シーズンはこの2試合で終わりではなく、その先にはルヴァンカップファイナルという大きな舞台が待っています。ネルシーニョ監督もこの残された2試合を「我々はこの2試合で実戦的な準備ができる。練習試合、対外試合とはわけが違うので、この2試合で活用できるものは活用させてもらい、チームとしての準備をしっかりとしていきたい」と、1月4日のファイナルを見据えます。
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明日の対戦相手は広島。ホームでの対戦では前半早々にドウグラスヴィエイラ選手のゴールで失点。前半終了間際、北爪選手の鮮やかなJ1初ゴールが決まり同点に追いつきますが、後半は1点が遠く、悔しい引き分けに終わった試合でした。
また、現在レイソルの勝点は49。ひとつでも上の順位で終えたいレイソルにとって、勝点48の広島との試合は何としても負けられない一戦となります。
広島はホーム最終戦。勝てば順位が入れ替わるとあって、同じように強い思いで挑んでくることでしょう。気持ちでもプレーでも上回り、4試合ぶりの勝点3を掴みたいところです。
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アウェイにいかれるお客様へ、ホームクラブのサンフレッチェ広島からのお知らせがあります。下記をご確認いただき、ルールをお守りいただいてのご観戦をお願い申し上げます。
https://www.sanfrecce.co.jp/news/other/3403

12月13日(日)には、日立柏総合グラウンドにて高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2020 関東の最終戦が行われました。
試合は2点を先制され苦しい展開となりますが、38分に12番清水勇貴選手のゴールで1点を返すと、その後は徐々にレイソルペースに。東京ゴールに迫る場面も増え、良い流れで前半を終えます。
後半、まずは同点に追いつきたいレイソルでしたが、64分に痛恨の失点。試合は1-3の悔しい敗戦となりました。
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この試合で3年生は卒団となります。試合前、山中真監督が選手たちを集めた時の第一声は、「俺はこのチームが大好きだ」でした。その言葉に胸が熱くなりました。レイソルで過ごした日々を締めくくるこの試合、きっとそれぞれが色々な思いを抱えていたことと思います。いつもならばスタジアムで、家族や友達を呼んで開催できるこの最後の試合も、今年は無観客。この難しいシーズン、いつも通りではない最後の試合、そんないつもとは違った環境でも、スタッフやいつも練習を共にしてきた仲間たちだけは変わらずそばにいて、そんな仲間たちといられる最後の90分間。そんな素敵な時間を近くで見させてもらいました。
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結果こそ残念でしたが、そんなことよりも大事なものが見えた、そんな試合でした。それぞれの道へ進む3年生へ、エールを送りたいと思います。
画面越しに応援いただいた皆様も、本当にありがとうございました!
明日は引き続き、トップチームへのご声援をよろしくお願いいたします。