2008年4月29日

真実

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担当:桜林 舞

「勝つという気持ちが見えなかった」
と、メディアの方が試合後に言った。

「結果がついて来ていないので、どういわれてもしょうがない」
と、タニが囲み取材で言った。

完敗。
今日の試合について、それ以上の言葉は、残念ながら、ない。

続けてタニは言った。
「落ち込んでいる暇はない、状況を変えられるのは自分たちだけ」

石さんが監督会見で言った。
「今いる選手でやるしかない」

その、
どれもが、
ひとつの、
真実。

ホームゲーム時の、
朝のフロントスタッフミーティング。
常務のテラさんが言った。
「こういう状況だからこそ、フロントが下を向くことのないように。元気にやっていこう」


連敗直後に不謹慎だと揶揄されても、
フロントスタッフの一員として、
レイソルの光の部分に焦点を当てていきたいと思う。


今日はうれしいことが2つ。

オオツ、
プロA契約条件クリア。

プロC契約からプロA契約への変更条件とは、Jリーグ公式試合にJ1で450分出場すること、です。本日79分出場したことによって、J1での出場時間が451分となりました。
「今はなにより得点を挙げたいです。次の千葉ダービーに出場できるなら、結果を残したい」

FWとしてのポテンシャルだけに甘んじることなく、
「チームに勝利をもたらす!」という高いモチベーションと、
「絶対ゴールを決めてやる!」というパッションをピッチ上で見せてくれるはずです。


そして、
「オマエがやらなきゃ、誰がやる」

キタジ、復活。

今季初出場にして、2007年12月1日、ホーム最終戦のジュビロ磐田戦以来のリーグ戦出場。

「(過去に在籍した)清水戦で復帰できたのはよかった。どういう展開でも試合に出場できることは嬉しい。いつもと変らない日立台と、いつもと変らない応援だった。1点取れば流れが変わるからと言われて出たが、もう少しチャンスを作れれば良かった。今日の負けは(先日の)フロンターレ戦より悔しい。試合をこなさないと試合の体力は上がっていかないが、少しづつやっていけるようにしたい」

試合に出たくても、
出ることが出来ない選手がいます。


4試合の出場停止となった、
チュンソン。

ピッチの脇で静観しながら、
ホイッスルが鳴ったその瞬間、
視線を落とすことなく、
スタジアムを後にしました。
その胸のうちは、
「今に見てろよ」と
ふつふつと情熱が燃えたぎっていることでしょう。


1試合の出場停止となった、
パンゾー。

今節よりトーク&写真撮影会となった、
試合前イベント「ふれあいタイム」に出演し、
「サポーターの熱い応援は、本当に選手の力になります。次節も熱い応援をよろしくお願いします!」

川崎戦で掲げられたゴール裏の横断幕。
「いまこそ一心同体!」

今日行われたジャンボカルタの読み札のひとつ。
「ノブリンに ついていきます どこまでも」

その、
どれもが、
ひとつの、
真実。


「落ち込んでいる暇はない、状況を変えられるのは自分たちだけ」


状況を変えられるのは、
自分たちだけ。

その言葉を信じて、
逃げることなく、
前を見据えよう。

最後に、5月6日に行われる神戸戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを募集いたします。ゴールデンウィークにかかる関係上、5月1日までのデータを掲載することになりますことをご了承下さい。5月1日の正午まで熱い応援を募集しています!「今こそ一心同体!」で、「サポーターズボイス」から件名を変えずに、メールでご応募下さい!!ハンドルネームも忘れずに記載をお願いいたします。

2008年4月28日

2頭の黄色い虎

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担当:大重正人

さあ切り換えて、明日火曜日は清水エスパルス戦です。川崎戦から中2日で迎えるなか、疲労回復と戦術練習のバランスをコントロールしながらの紅白戦とセットプレーの確認。今日は施設休館日のため、練習見学のサポーターの方がいなくて、少しもの静かな感じではありましたが、いつもとは違った緊張感に包まれて、集中した短めのトレーニングでした。

ひっそりとした日立台、だからなのか、選手たちの大きな声が今日は特に響いていました。それとも元気を出していこう!とそれぞれの選手が人一倍に声を出していたのかもしれません。そのひとりが小林祐三選手でした。攻撃側のセットプレーのとき、スピードのある祐三選手はいつも相手のカウンターに備えて、センターサークル付近に構えます。その時間、実際にボールに触れることはほとんどないのですが集中を切らすことなく、大きな声で仲間を鼓舞し続けていました。

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そしてもう一人、李忠成選手です。とてもとても残念ながら、前節川崎戦のあと、清水戦の欠場が決まっていました。でも、チームのためにできることがあります。仮想フェルナンジーニョ、時には仮想西澤や岡崎となって、ピッチを駆け回り、ボールにも激しくチャージ。いつもの試合出場の前日は練習の虫であるチュンソン選手もさすがに調整のため早めに切り上げますが、今日はいつも以上にシュート練習を繰り返し、さらに…。

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石崎監督がにこやかに見守るなか、時間をかけて腹筋など筋トレを繰り返していました。「何試合っすか??」処分の内容を午前中に何回も聞いていました。すこしでも早く、次の目標が欲しがるように。いつ試合に出られるのか。だから、午後に届いた4試合出場停止の処分は、迷惑をかけてしまった分、少しでもチームに早く復帰して借りを返したいと強く願っていた彼にとって、心が締め付けられるように痛かったはずです。今は悔やんで、反省して、仲間を信じるのみです。

でも、2頭の黄色い虎が等々力で燃やした勝利への執念を、今度こそ勝利につなげられるように、仲間たちは団結を深めています。選手たちと同じぐらいに悔しさを味わったサポーターも一緒になって明日も戦ってくれます。今こそ、レイソルの力を見せよう!柏にこんなに熱く激しく、一致団結して戦うチームがあることを全国に知らしめよう!!

2008年4月27日

熱く冷静に

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担当:河原 正明

昨晩までの冷たい雨が上がり、晴天の日立台。今日も大勢のサポーターの皆さんが練習見学に訪れて下さいました。

チームは、昨日の試合のビデオミーティングの後、グラウンドへ。昨日試合出場した選手はリカバー組、それ以外の選手と、リハビリ組に別れてのトレーニングを行いました。
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ポポ選手と話しながらランニングする古邊コーチ。何語で会話しているのでしょうか?

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こちらは手をつないでリフティングをするゲーム。30回連続でつながれば成功です。

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2回連続で黄ビブスチーム勝利で迎えた、3回目。やっと赤ビブス組が勝ったと思いきや…「赤組は20回しかしとらんじゃろ」としっかり見ていた石崎監督に突っ込まれて、なんと赤ビブス組はストレート負け。
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罰ゲームのバービーです。

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練習後、藏川、古賀、大谷、鎌田選手の4人は、「山手線ゲームリフティング」を。聞こえてきたお題は「某TV局の番組名」でした。

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昨日パパになったポポ選手と、2試合連続得点のアレックス選手。ポポ選手は帰柏後、やっと赤ちゃんと面会できたそうで「可愛かったよ」と話す目じりは下がりっぱなしでした。おめでとうポポ!


昨日の悔しい敗戦の後、夜半に帰社するとクラブハウス入口に面した道路になにやら人影が…そこにいたのは「ドンマイ!」と大きく書かれたゲーフラを携えたお二人連れでした。「ゲームを見た後、選手を励ますには何かできないか。帰ってくる選手に見て欲しくて、たまらずここに来てしまった」とのこと。もう、選手は皆帰宅したことを伝えて、お帰りいただきましたが、それ以外にも昨日は本当に多くの方に励ましの声をかけていただきました。
特に等々力での皆さんの応援、声援は胸に響き、脳裏に焼きついて離れません。恥ずかしながら試合前から、涙腺が壊れてしまいました。本当にご声援ありがとうございました。
でも、明後日はもう清水戦です。前回ホームゲームの東京V戦も中2日で臨みましたが、「今回も中2日、メンバーも変わるが、自分たちのできることをしっかりと準備をして臨もう。ホーム日立台で負ける訳にはいかない。90分間熱く、冷静に闘っていこう」とは石崎監督。われわれスタッフもいい準備をして、明後日の試合に備えたいと思います。
最後に明日は、施設休館日ですので練習見学はできません。では火曜日に、また日立台で。

2008年4月27日

等々力から

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担当:大重正人

試合前。いつもならスタンドに上がって、記者席から速報を打ち始めます。ですが、今日は時間ギリギリまでピッチ脇にいました。今日は、少しの時間でも選手たちと同じピッチの上で、そして身体のすべてからエネルギーを発して声援を送るサポーターと、一緒に戦いたいと思ったからです。互いが一緒になって醸し出すパワーに、こみあげてくるものがありました。

今日ほど私自身が勇気をもらった日はありません。
今日ほどレイソルの一員であることに誇りを感じたことはありません。
その黄色は、本当に誇らしかった。
そして、ピッチの上で戦った選手も。

結果は残せませんでした。悔しすぎる逆転負けです。
勝てた試合だし、勝たなければいけなかった。
自分のためにも、チームのためにも、サポーターのためにも。

これが今のレイソルの力で、現実から目をそむけてはいけないでしょう。
ただ、古賀選手は言いました。
「前半のようなサッカーができれば、どんな相手とだって戦える」
その通りだと思います。
自分たちは強くはない。でも、決して弱くもない。
胸を張って柏に帰ろう。家族の待つ柏へ。

今日、レイソルにまた一人、新しい家族が増えました。
ポポ選手に、第1子が誕生しました。3160グラムの男の子です。

火曜日。日立台にみなさんのすべての力を結集してください。
ただ勝つために、勝利を信じて。

最後にエスパルス戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを募集いたします!「サポーターズボイス」から件名を変えずに、メールでご応募下さい!!

2008年4月25日

選ばれしもの達

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担当:河原 正明

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今日は、時折小雨がぱらつく中、明日の川崎戦に向けた調整を行いました。ウォーミングアップの後は、ミニゲーム。石崎監督は「シンプルにボールを動かして行こう」と、また選手間でも盛んに声を掛け合いながら、戦術の確認をしていました。

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今日はコーチ陣抜きでのミニゲームが出来るまでに。ケガ明けの選手が徐々に戻りつつあります。
中でも菅野選手は久々の合流。GK陣もまた4人でにぎやかになります。

チームは、明日の川崎戦に向けて午後出発しました。同じ相手に続けて負ける訳には行かないはず!先週の大勝は既に過去のこと。それぞれが川崎戦後に、胸に誓った雪辱への思いを、ピッチに思い切ってぶつけて欲しい。それができるのはピッチに立つ選ばれし選手だけだから。
そして明日等々力に駆けつけて下さる方、あるいはテレビの前で観戦される方も、試合を闘う選手たちへ勇気と力を送ってください!
今日は短めの日記で失礼させていただきます。

2008年4月24日

ピッチで戦うのは選手たち

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担当:桜林 舞

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代表組の3人が日立台に戻ってきました。A代表合宿からは茂原選手、U-23代表合宿からは李選手と小林選手。昨日の練習試合に、シゲは筑波大学戦に45分出場、チュンソン&パンゾーは浦和戦に80分(40分×2本)出場したとあって、さすがに3人とも体は疲労していたようです。

普段であらば試合後のクールダウンで終わるところですが、なにぶん2日後にはリーグ戦。しかもナビスコでこてんぱんにされてしまった川崎が相手です。

折りしも、本日川崎の関塚監督辞任のニュースが飛び込んできました。監督5年目(2004?2008年4月)となる指揮官の辞任とあって、チームやサポーターへの影響は少なくないと思われます。選手たちは「関さんのために!」と一致団結して26日の試合に臨んでくることでしょう。

メンバー入りすると思われるアレックス選手(2002年)や茂原選手(2002?2003、2006年)、そして負傷中の山根選手(2003?2005年)も川崎に在籍していました。

昨日も川崎戦のビデオミーティングが行われましたが、今日も「3人が合宿でいなかったから」と川崎戦のビデオミーティングが再度行われました。「川崎とその次の清水、強い相手に勝ってこそ本当の自分たちの力ということができる。連勝しよう!同じ相手に2度負けたくない。この悔しさをバネに次の試合に臨もう!」と石さんの檄が飛びます。

関塚監督の前に川崎の監督を務めた石崎監督(2001年7月?2003年)にとっても、気合が入るニュースだったと思います。「ワシがいろいろと言っても、ピッチで戦うのは選手たちなんじゃから」と石さんは続けます。

負けられない戦いが2日後に控えています。また、川崎戦の後も、中2日で清水戦、中3日で千葉戦、中2日で神戸戦、中3日でF東京戦。15日間で5試合の過酷な過密日程、連戦に継ぐ連戦に突入します。

ありがたいことに、レイソルの指揮官は今日も元気!そして、身体的な疲労が蓄積されている選手もいるとは思いますが、前節の大勝で気持ちは上にしか向かっていません。心と体のバランスを保ちながら、勝ち点を積み上げて参りましょう。

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また、少し早いですが清水戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを募集いたします!こちらの締め切りは、川崎戦翌日の27日昼までです。「サポーターズボイス」から件名を変えずに、メールでご応募下さい。よろしくお願いします!

2008年4月23日

将軍

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担当:大重正人

大勝にも浮かれることはありません。ヴェルディ戦の前後に組まれたフロンターレ戦が、キリッとチームを引き締める要因です。今日のビデオミーティング。平川テクニカルスタッフは、チームが勝てるように、いいイメージを植えつけるように、相手のプレー映像を編集するそうです。相手のクセやウィークポイントを印象付けて、先週のリベンジを果たすため。0-3で完敗した試合の失点シーンはありませんでした。それは、あえてビデオで見るまでもなく、選手たちの脳裏に焼きついているはず。あの震えるような悔しさだけが残った試合を忘れてはいません。

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その川崎にゆかりのある2人の話。まずは鎌田次郎選手です。プロフィールを見ると、そのサッカー歴のスタートに「下丸子シューターズFC」とあります。下丸子は東京都大田区に位置しますが、多摩川を渡るとほどなく等々力競技場。故郷に錦を飾るではありませんが、先日の川崎戦は出場停止だっただけに、今度こその思いもあるでしょう。石崎プレッシングサッカーの肝であるボランチを1人でこなすことを要求されています。ボールを奪いに飛び出したり、逆にバイタルエリアのスペースを埋めることもあり、非常に頭脳と体力が問われる過酷な役回りですが、堂々とプレーしているルーキーイヤーです。

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「でもルーキーじゃないです。2年目みたいなもんです」。午後のサッカーマガジンのインタビュー。2006年にJ2で特別指定選手として15試合に出場した経験はとても大きな財産です。監督の信頼も厚く、それだけに要求も高い。ゲーム形式のトレーニングでは「ジロー!」と指示を受ける回数も多い。本職はセンターバックですから、プレイヤーとしての幅を広げるボランチ挑戦にも意欲的で、だからこそ「イワオさんはやっぱりスゴイです。あのボールのとり方」という言葉が口をついて出てきます。

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その大先輩は、肉離れからの復帰をめざしてトレーニング中です。今日も暖かい陽気でほかの選手たちがイエローの薄い練習着を着ている中、汗をしっかり出すために黒い厚手のピステを着てのランニング。「オレのこと、撮ってくれてんの?!?」とたまに絡んできます。「いいこと書いといてよ?」とも…。試合に出られないなかでも大谷選手とゲーム後に話をしたり、鎌田選手も「試合前に『○○、しっかり潰せよ』とアドバイスしてくれて助かります」と、若手選手からも一目も二目もおかれる存在! と希望通りに持ち上げておきます。

しっかりランニングのあと、入念にストレッチをこなして……暖かい陽気のなか芝生の上でこんな姿勢に。

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「プラティニだよ、プラティニ」。

意味が???の方はネットで検索してみてください。レイソルの将軍が激闘の果てに骨を休めている間、若き先鋒がその代役を懸命に務めています。チームはこうやって強くなっていく。川崎戦、雪辱の日まであと3日です!

2008年4月22日

骨折り得

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担当:桜林 舞

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「ま、しょうがないです。本厄だし」と今年の誕生日に24歳になる大谷キャプテンが、こともなげに言ったのが4月5日。

4月2日に行われたJ1リーグ第4節アウェイ京都戦にて負傷
4月3日、帰柏後すぐに病院に検査へ、左手4指中節骨骨折と診断
4月4日、手術
4月5日、全体練習合流
4月6日、J1リーグ第5節ホーム新潟戦に出場


そして、4月2日から、さかのぼること10日。

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3月23日に行われたナビスコカップ予選リーグ第2節アウェイ千葉戦、
試合終了後、病院に検査へ、左頬骨骨折と診断
3月24日、フェイスガードを作りに病院へ
3月26日、フェイスガード到着
装着して練習後の感想は「鼻の左穴が押さえつけられて、息ができないっす」
3月28日、鼻周りがくり貫かれた修正版フェイスガード到着。
「息は楽になりましたけど、視野の狭さは変わらないですね」
3月29日、上記写真の通り、試合前日練習を終え、笑顔とピースで写真に納まってくれたタニ。
3月30日、J1リーグ第3節ホーム札幌戦に出場

連戦重なるこの時期に、10日をおいて、2ヶ所を骨折。
「両方とも、前半で負傷していたんじゃってな。試合中はまったく気づかんかったよ」と石崎監督。

「試合中は、そんなに痛くなかったんですが。アドレナリンが出ているからかな」とタニ。
付け加えた言葉は、「でも、足じゃないから、いいです」。

そして、勝てない、得点が入らない試合が続いた後、
4月18日、選手たちだけのミーティングが行われました。

「重苦しくならないように、時間も短く、『前からプレスにいく』という自分たちの原点を確認しました。呼びかけは、僕がという、他の選手から声があがるタイミングが一緒だったので、持ちました」。

そして、4月19日の結果は、皆様ご存知の通り。
5-1の大勝でした。

この日は、
2得点を決めた太田選手と、
日立台初スタメン&初ゴールのアレックス選手が、
ヒーローインタビューの「お立ち台」に立ちましたが、
できれば全員に「お立ち台」に上がってもらいたかった。

五輪合宿前の前哨戦を4得点に絡む動きで演出し、1ゴールを挙げた李選手も、
キャプテンという重責を背負い、心身ともに骨を折ってきた、大谷選手も。
また、「得点者」として記録されることのない、守備陣の選手も、ベンチの選手も。

2005年11月26日(vs東京ヴェルディ1969、○5-1)から2年4ヶ月ぶりとなるJ1ゴールを決め、3試合ぶりの勝利を力強く引き寄せた大谷選手。ゴールの瞬間、喜びを分かち合おうと真っ先に駆け寄った先は、ベンチ脇に控えていた選手のもとでした。

「ピッチ上の11人だけで、戦っているんじゃない。18人の力で、そして30人のチーム全員で戦っているんだ」というキャプテンとしての心意気が伝わってくる、印象的なシーンでした。

連戦が続く、4月後半。
本厄男の骨折り得にこれからも、あやからせて、いただきましょう!

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2008年4月20日

はじめましてとただいま

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担当:河原 正明
「眠いっす」今朝の大谷キャプテンの第一声です。「ナイトゲームの後はなかなか寝付けないです。いつもそうです」確かに昨晩は左サイドで先発し1得点、後半途中からはボランチにと攻守に渡って走り回れば、きっとアドレナリンが出まくりなのでしょう。皆さんも昨日は眠れましたか?
さて、ヴェルディ戦に出場した選手は、ランニングとストレッチなど軽めの調整でした。


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李選手と小林選手のU?23代表組。明日から3日間、合宿に参加します。

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昨日は試合に出場しなかった茂原選手は、他の選手と同じメニューをこなした後、明日からの自身初の日本代表候補合宿に向け、一人スパイクを履いてボールの感触を確かめるように居残り練習をしていました。

そして午後2時からは今季初のサテライトJリーグ 対横浜F・マリノス戦が開催されました。ケガ人が多く、ユースから計5人(正確には2種登録である酒井選手を含めると6人)の選手が出場するフレッシュなメンバーで臨みました。結果は3-4の敗戦でしたが、随所に見所のある試合でした。

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中でも注目は、日立台に初お目見えした杉山浩太選手。ボランチで先発、限定30分の出場予定でしたが「背番号と同じだけにした(高橋コーチ談)」と結局約34分間出場を果たしました。試合後には「チームに完全合流して間もないこと、そしてフルサイズのコートでサッカーをするのが今季初めてで、非常に疲れました」とコメントを。試合では守備面では鋭いボール奪取に冴えを見せ、攻撃では両サイドへの大きな展開など持ち味を見せてくれました。
また、後半途中からは村上選手も登場。約1ヶ月ぶりの実戦でしたが、しっかりと回復ぶりをアピールしていました。
 
 そしてもう一人、背番号9、北嶋秀朗選手。後半残り約15分、2?4のビハインドの場面で出場、そして出場後2分で1点差に詰め寄る今季初ゴール!!酒井選手のシュートがこぼれたところを、頭で押し込むキタジらしい得点で、スタンドもこの日一番の盛り上がりでした。その後も前線からのチェイシングや正確なポストプレーで、チームに再び反撃のムードを高めました。
その後勢いに乗ったチームは終了間際のコーナーキックのチャンスにはGK桐畑選手も相手ゴール前へ上がるなど、最後まで攻め続けましたが、残念ながら試合はそのままのスコアで終了しました。

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「キタジが戻り、浩太が戻り、村上も戻って来た。ここからだよ」とは古邊コーチ。メンバーが少しずつ戻ってきて、これからがレイソルの反攻です!明日は、チームはお休みです。リフレッシュをして火曜日から、今週はきっちりとフィジカルを鍛えなおし、次節川崎戦に向けての厳しいトレーニングが待っています。
最後に昨日・今日とスタジアムでご声援いただきありがとうございました。川崎、清水、千葉、神戸と11日間で4試合とハードな連戦が続きますが、引き続きご声援よろしくお願いいたします。

2008年4月20日

今日をステップに

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担当:大重正人

「疲れたけど、本当に良かったよ」
大谷キャプテンの安堵した、そして最高の笑顔が、苦しみ抜いた日々と、待ちに待った今日の勝利をあらわしていました。

マリノス戦、フロンターレ戦と連敗、ノーゴールでしかも内容的にも圧倒されての完敗。この苦境を乗り越えるために何ができるだろう。キャプテンとして責任感もあったでしょう。

川崎戦を終え、帰柏した日の深夜。前キャプテンと現キャプテンが、深夜のデニーズで、2人だけで話をしたそうです。チームの現状、これからの戦いについて。南選手も大谷選手も話し合いの必要性を考えていました。

宮本マネが金曜日の朝、スタッフに伝えました。
「大谷がチームミーティングのあとに、選手だけで話し合いたいと言ってます」

果たして、ヴェルディ戦。
前からガンガンにプレスをかけていく。自分たちのプレスをもう一回やっていこう。
「重苦しくならないように」と心がけながら、キャプテンが仲間たちに短い時間で気持ちを伝える。南選手や菅野選手も続いたそうです。菅野選手は「去年、敵として戦って、レイソルのプレスは本当に凄かった」。だから、自分たちのプレスに自信をもって戦おう、と。

「でも、ゴールはおまけだから」
大谷選手のゴールについて桜林広報が教えてくれました。昨年はノーゴールだった大谷選手。さかのぼること、J1でのゴールは2005年11月26日以来でした。場所は日立柏サッカー場、相手はヴェルディ。そして、スコアは奇しくも5-1。この試合の先制ゴールを挙げたのが、大谷選手でした。何かの縁があったとしか思えません。

でも、ここまでです。喜ぶのは。明日はサテライトのマリノス戦、そして来週には「チンチンにやられた(李選手)」フロンターレとの雪辱戦が待っています。今日の勝利を意味あるものにするには、これを継続していかなければなりません。「ピッチがキラキラ光って見えたんです。本当に気持ちが良かった。こんな気持ちをもっともっと味わえるようにがんばりたい」とJ1初出場を果たした大島選手のような、サッカーに対する純粋な気持ちと向上心を持っていれば、レイソルはまだまだ強くなれる。

サポーターのみなさま、選手たちと同じ苦しみを感じて、我慢を重ね、そして同じように勝利を欲し、拳を突き上げてともに戦ってくださいまして、本当にありがとうございました。また明日から、前へ進んでいきましょう。

2008年4月18日

試される

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担当:河原 正明

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昨日の茂原選手に引続き、今日も代表選出の話題から。U‐23日本代表候補合宿に李選手と小林選手が召集されました。小林選手は昨年11月の北京オリンピック2008アジア最終予選以来、久々の召集となりましたが、コメントを求めると「ヴェルディ戦のことしか考えていない」と一言。李選手も「リーグ戦で結果を出さないと、(今後は代表に)呼ばれなくなる」と強い危機感を示していました。ヴェルディを日立台で迎え撃つのは2006年6月以来になります。元レイソル選手も多く、ディエゴ、大野、土屋、萩村、土肥選手・・・懐かしい顔とも再会します。だが、ホーム日立台で連敗はできない我々は、ヴェルディを叩かなくてはいけない。今が踏ん張り時です。苦しいのは選手もスタッフも、そしてサポーターのみなさんも同じ、この苦しみを乗り越えることを試されています。「UNIAO」です。どうぞ明日も選手を奮い立たせる声援をお願いします。

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残念なお知らせも。今日、フランサ選手帰国の件をリリースいたしました。一時帰国し、再検査をするという形になりますが、あくまでも経過観察ということです。先週はスパイクを履いての調整まで回復していただけに、本人が一番もどかしいはず。本当に早くの復帰が待たれます。

 さて、明日の試合前、日立台が再びお祭り広場になります! 札幌戦でも大好評でした「ボールで遊ぼう!芝広場」は、前回よりも広いエリアを開放します。柏レイソル普及部コーチと1対1のドリブル勝負に挑む「コーチに挑戦!ドリブルゲーム」。根引コーチは先週のあけぼの山でのイベントでも、現役時代よりも華麗(?)かつ大人気ないガチンコで子供にドリブル勝負を挑んでいましたが、さあ明日はどうなるか?本人はヤル気満々ですので、挑戦される方も気合いを入れて来て下さい。

そして「レイソルウルトラクイズ!」。レイソルの歴代選手のこと、ゲームに関することはもちろん、レイソルサポーターでも頭を抱えるようなマニアックな珍問・難問に「○」か「×」でお答えいただきます。噂では選手本人しかわからない(!)プライベートに関する超難問も用意しているようですので、お楽しみに。見事正解を続け、勝ち残った方には『レイソルクイズ王 認定証』を差し上げます。われこそはレイソルクイズ王だ!という方、是非ホームゴール裏奥のテニスコート(前回ゲーフラコンテストを行った会場です)にお集まりください。その他多彩なイベントをご用意していますが、残念ながら雨天中止となります。その場合は当HPおよびモバイルレイソルにてお知らせする予定です。

最後に明日の試合ですが、当日券も販売いたします。現ベガルタの某選手の言葉を借りるならば「入らんかったら恥ずかしいんちゃいますか」という試合です。行こうかどうか迷っている方も是非、明日は日立台へ。ご来場お待ちしています。

2008年4月17日

心開いて

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担当:桜林 舞

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本日の16時に日本サッカー協会から日本代表候補合宿メンバーが発表されました。

昨日の川崎戦がナイトゲームだったことから、本日の練習は14時スタートでした。13時半からスタッフミーティング、14時から30分ほど川崎戦のビデオミーティングを終えて、スタメン組はクールダウン。雨脚の強くなった日立台を30分強ランニングです。その他の選手は石崎監督と松原フィジコの下、ミニコートでのボール回し。雨が降ってはいるもののだいぶ暖かくなってきた昨今では、深緑が目に沁みる日立台に、霧雨状に降るシャワーが心地よいほどでした。

選手がほぼ引き上げて、監督の囲み取材を開始しようと待っていたその頃がちょうど16時頃。「柏からA代表でるの?」と問うていた記者さんの顔が「おっ!」という表情になり「茂原選手どこにいますか?」とウロウロ。という私も、スタッフミーティングでA代表の話は出ていなかったので「たぶんないと思いますよ」と伝えていた手前、オタオタ。プレスリリース用のコメントを貰わなくてはと、茂原選手の車があるのを確認し、クラブハウスを覗いてきますねと足を踏み出したところに、茂原選手がクラブハウスから丁度出てきたところでした。車に乗り込む前に囲み取材が始まり「どうしたんですか?」と不審がるシゲ。「日本代表候補メンバーに選ばれたからコメントもらえるかな」と尋ねる報道陣。「え、なに、いや、無理ですよ。まだまだですよ、僕」とオロオロするシゲ。「いや、だけど選ばれているから」と水を向ける報道陣。世代の代表歴を問われ「ときどき代表には入っていましたが(※U-22まで)、ひさしぶりです。代表の試合は今までそんなにみていないほうだと思いますが、大木さん(元甲府監督)が日本代表コーチを務めるようになってから見るようになりましたね。僕は、本当にまだまだ、リーグ戦でも結果を出していかなければと思っていますが、声をかけていただいたからには頑張ります。ポジション?ポジションまで考える余裕はありませんよ!」とその後は落ち着いて取材に応じてくれました。


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その後、石崎監督を直撃。報道陣に囲まれる石さん。「ナビスコで退場して、次節のヴェルディ戦が出場停止なので、ちょっと休ませようと思っていたとこなんじゃけど。レイソルでは昨年のドゥー(近藤直也選手、2007年5月13日選出)以来だよね。A代表候補が出るのは、レイソルにとっても良いことだし、シゲにとっても刺激になっていいことでしょう。選出されたからには、行ってからどれだけアピールできるからにかかっているじゃろ」とチームから代表候補が選出されたことに相好を崩す石さんでした。

と、ここで話は変わりますが、2007年2月9日に日本国籍を取得した李忠成選手。U-22日本代表候補合宿に初選抜で追加召集されたのが、同2月15日。「一番最後に選ばれた24番目の選手としての気持ちをいつも持っている」と臨んだ、合宿同2月18日の20分ハーフ紅白戦では、ヘディングとDFの裏に抜ける動きで2発の「日本人初ゴール」、鮮烈デビューを飾りました(と、当時の新聞スクラップで報道されております)。その後の活躍は皆さんがご承知の通り。U-23日本代表のエース核と呼ばれ、日の丸の期待を一身に背負って日々切磋琢磨している日々です。

2008年4月1日にはU-19日本代表候補として初選抜された大津祐樹選手(2006年東京都国体選抜と2006年関東ナショナルトレセンに選抜)。4月6日から9日に行われたトレーニングキャンプではJ1との練習試合に臨み、精いっぱいアピールして、貴重な経験を得て帰ってきました。

茂原選手の日本代表候補選抜に、「ACLに行く鹿島とG大阪が、今回の日本代表候補から除外されたからなんでしょ?」という声も聞こえてきそうですが、それでも選抜されたという事実に変わりはありません。与えられたチャンスをものにできるかできないかを決めるのは、チームでも、サポーターでもなく、本人と日本代表スタッフだけです。それまで、我々は精いっぱいの応援をし、そして本人も最善の努力を尽くすのみです。

人事を尽くして、天命を待つ。
それだけです。

ここ3試合、レイソルは零封試合を喫しています。それは事実。でも、だからといって、これからも零封試合を続けるかどうかを決めつけるのは、あまたある可能性を最初から否定してしまうのは、誰にもできないことです。サポーターしかり、フロントしかり、チームスタッフしかり。ピッチで戦う選手の可能性を奪うことは、神様ですら、できません。

行う前から、可能性を封じ込めること。
それは、誰のためにもならないこと。

選手のために、
チームために、
サポーターのために、
サッカーを愛するすべてのひとのために、
あらゆる可能性に心を開いて、
祈りましょう。

これからも、
心をときめかせるサッカーが繰り広げられることに。

より一層の真価を問われる、
スタートラインに立ったシゲに、
心からのエールを。

2008年4月17日

Nothing To Lose

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担当者:河原 正明

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日記が遅くなり申し訳ございません。 なかなか筆が進まず、気がつくとこんな時間でした。

久々に再開のナビスコカップ、柏、川崎とも互いに未勝利まま迎えた第3節は、大変悔しい結果になってしまいました。思いもかけない3失点、ジュニーニョ選手に今季初のハットトリックを喫しての敗戦でした。平日のナイターにも関わらず、大勢川崎まで駆けつけてくれた、あるいはパソコンで携帯で速報を見ながら思いを送っていただいたサポーターの皆さんの期待に、残念ながら応えることが出来ませんでした。そんな中、今季初スタメンでの出場を果たしたアレックス選手。前半はトップ下で後半はサイドで何度も攻撃の起点となっていました。「石崎監督の求める戦術の中で自分の出来ることをやっていくこと」と結果の出ない歯がゆさも、前を見据えている眼には確かな力が宿っていました。

思い起こせば昨年も、一昨年も、苦しくて結果が出ない時期がありました。でも我々には立ち返る原点があります。決して後ろを振り返らない、前へ進む。まだ何も成し得ていないが、何も失うものはない。サポーターのみなさんが繰り返し「恐れることなかれ」と歌うことへの答えは、前に進むことでしか得られないものです。川崎とはまたすぐに再戦が待っています。「次はこの悔しい気持ちをぶつけてみせる!それだけです」とは李選手。短い言葉に敗戦の悔しさをにじませながらも、力強いリベンジ宣言。まずは土曜日の東京V戦、そして続く川崎との戦いに「挑戦」の気持ちを忘れずに、闘う姿を見せ付けたい。サポーターのみなさんも日立台で応援よろしくお願いいたします。


さて、ヴェルディ戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを引き続き募集しています。
締め切りは、明日17日昼までです。「サポーターズボイス」から
件名を変えずに、メールでご応募下さい。選手への熱い応援メッセージをお願いいたします!

2008年4月15日

戦うための土台

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担当:大重正人

ナビスコカップの第3節を明日に控えています。グループリーグの状況は、千葉と札幌が勝ち点4で同率首位。レイソルが勝ち点2で続き、川崎が勝ち点0。今節の千葉×札幌で勝ったほうが勝ち点7になることを考えると、レイソル×フロンターレで敗れた方は、決勝トーナメント進出に黄色信号が点ることになります。

ただそういった星勘定は、いまのレイソルには不要かもしれません。目の前の相手に集中し、自分たちのサッカーを取り戻すこと。川崎もけっして好調とはいえないチーム状況だけに、お互いになりふり構わず激しく争う試合になるでしょう。

ミーティングで川崎のスカウティングを終えた後、石崎監督が熱弁をふるいました。

サッカーで勝つためには「技術」「戦術」「体力」の3つの要素が必要。でも「心」があって、初めて「戦・技・体」が活きて来る。それがないと、絶対に戦えない。「心」がないとウチのチームの力は半減してしまう。戦う気持ちをサポーターに見せないと自分たちの価値はない。相手を恐れてはいけない。相手を打ちのめす気持ちで戦おう。

精神論だけを説いているのではなく、心という土台があって初めてサッカーの本質部分である戦術とか技術で争うことができるということ。これまでの試合を思い返してみましょう。勝利したジュビロ戦、サンガ戦。勝てなかったトリニータ戦、コンサドーレ戦、ジェフ戦、アルビレックス戦、マリノス戦。相手を上回れた要因、相手に劣っていたところ。監督もスタッフも選手たちも、それは分かっているはず。なんで負けたんだろう?と首をひねるようなことはないと思います。原因があって、起こるべくして起こった結果。自分たちのストロングポイントはなにか、今一度立ち返って戦ってくれるはずです。レイソルバスに乗り込んで、等々力へ向かっていきました。

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さて、話はがらりと変わりますが…
週末のヴェルディ戦では、先着1万名にこんなプレゼントが!!

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鮮やかレイソルイエローにレイくんがプリントされた、レイソルバスペーパークラフトです!スポンサーボードなど細部にもこだわった一品。しかも、おまけまで!

時計を見て選手を待つ宮本マネ。
笑顔でキャリーバックを引く石崎監督。
オフィシャルスーツでビシッと決める李選手。
時間ギリギリに慌てながらバスへ駆け込むクラ………

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試合はスカッと勝利で飾って、「今日のチュンソンゴール、すごかったね?」「やっぱりユータのセーブは神だね?」とか試合の余韻に浸りながら、家族で一緒になって、おうちで工作というのもいかがでしょうか。各ゲートで配布いたします!!

そして次もイベント関連です。今度は29日の清水戦で「レイソルかるた」というイベントを企画しています。そこでレイソルや選手にちなんだユニーク読み札を募集いたします!
たとえば…
「イシさんの サッカー(&)お好み プレスが命」
なんていかがでしょうか。形式は問いませんが、五七五などリズムやテンポが出る言葉をお待ちしています。
「かるた係」から件名を変えずにご応募下さい!独断と偏見で選んだ優秀作品にはスペシャルプレゼントがあるかも!? 締め切りは4月23日です。多くのご応募、お待ちしております!

ヴェルディ戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを募集いたします!下部組織を含めて、何かと縁の深い選手・関係者が多いヴェルディが相手、負けられない一戦です。こちらの締め切りは、川崎戦翌日の17日昼までです。「サポーターズボイス」から件名を変えずに、メールでご応募下さい。

そして最後に。フロンターレ戦翌日、木曜日の練習スタートが15時から14時に変更となりましたのでご注意下さい。ではあした、勝利の報告ができるよう、等々力に参戦します!

2008年4月14日

頼れる先輩

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担当:桜林 舞

静かな日立台。月曜日の本日は施設休館日につき、練習見学の方の姿が見えません。午後から止むという雨も午前練習が始まる頃にはまだ、しとしとと降り注いでいました。オフ明けの本日は、ウォーミングアップ、ボール回し、フォーメーション、シュートゲーム。明後日にナビスコカップの川崎戦が控えていることもあり、午前練習のみで終了です。

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2対2、4対4、6対2などさまざまな組み合わせで行われたボール回しは、「2回でしょう」「ファールだ!」「出てたよ!」と、いつも以上の白熱振り。厳しさの中に笑顔のこぼれるレイソルのトレーニングです。

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フォーメーション練習後のシュートゲームも大盛況。北嶋選手、杉山選手も参戦。北嶋選手は今季初シュートゲームで、1回目のトライでみごとにゴールネットを揺らし「ナイス、キタジ、初ゴール!」の歓声が沸き起こりました。

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そして最後まで残ってしまったのは、この3選手。
左から、頭を抱える茂原選手、シュートを打たんとする小林選手、参ったなと左目に手を置く石川選手です。結果は、パンゾーくんが決めて、イシくんがはずし、シゲさんが入れて、ゲームセット。「あぁー!」とその場に大の字に倒れこむイシくんの姿がありました。

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練習終了後の大谷選手と菅沼選手対談。意外にも初めての組みあわせです。最初聞いたとき「え、俺とミノル?」とびっくりしていたタニ。「タニくんの都合に合わせます!是非!!」と即答していたミノル。インタビュー前から「タニくん大好き!オーラ」が出ていて、なんだかハイテンションです。

2人の出会いは今を遡ること10年前。タニが中2で、ミノルが中1の頃、中3の試合にそれぞれ呼ばれて出場したのが最初だとのことです。「ユースに入っていきなりですよ!しかもその試合がちょっと荒れ気味だったので、先輩たち怖くって、レイソルってすごいところだなぁーって思って、びっくりしましたよ!その頃、たぶん清川さん(現柏レイソル育成グループチーフ)が監督だったと思うんですが、今でもなんで呼ばれたのか分からないんです」とミノル。「10年間、タニくんはミノルくんの面倒を見てきたってことですか?」と記者さん。「いや、面倒を見た覚えはないんですが、くっついてくるんですよ」と本気か冗談かタニ。「タニくん!そんなこといっててもうれしいんでしょ?」と懇願するミノル。10年間の四方山話が尽きることのないインタビューとなりました。この模様はサッカーai5月号(5月3日発売号)に掲載予定です。お楽しみに。

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「背中がポイントなんですよ」というファッションでインタビューに臨んでくれた菅沼選手。「それ、前からじゃ見えないジャン」と突っ込まれていました。いつまでもほっておけない弟キャラのミノルーニー。タニくんに負けないように、ユースの後輩たちから「ミノルくんとの対談を是非!」と言われるような先輩になってくださいね。

2008年4月12日

戦い終えて

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担当:大重正人

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昨春のこの試合。2-0の完封で雨上がりの新横浜を気持ちよく帰ったことを思い出しました。今日見た夕焼けは、鮮やかな色として目に捉えることは残念ながらできませんでした。

マリノスの強さは、レイソルの選手・スタッフも去年からひしひしと感じていました。だからこそ、綿密な準備をして臨んだ。0-2というスコアは、現状の力の差といえるかもしれません。前線からの激しいプレッシング、シンプルなパスからの速攻。お互いがめざしているサッカーは似通っている部分がありますが、それをやり遂げたのはマリノスの方でした。

「……戦えなかったです」。大谷キャプテンの第一声でした。無念さ、悔しさをありありと感じさせる表情でした。そのあとに続いた言葉は「とても能力の高いマリノスの選手たちが、あれだけ厳しく戦っている中、自分たちは120%の力を出して初めて戦える相手なのに、それができなかった」。古賀選手は「自分たちには頑張ろうという気持ちはあったけど、チームとしてかみ合ってなかった」と振り返りました。

サッカーを精神論で語ることを是としない人もいるかもしれません。でも個の力で及ばないチームに対して、いい勝負をするには藏川選手が「マリノスとは個の力の差を感じたけど、レイソルは11人に戦うチームだから」と言ったように、チームとして気持ちをともにして戦うことが、最低限の心構えです。

今日も1人少なくなってから、2点目をとられて絶望的になりそうな中でも、選手たちは最後までファイティングスピリットを失うことはなかったと思います。大谷選手の「戦えなかった」というのも、その気持ちがないはずもなく、それをプレーの中で、チームとして表現できなかったというジレンマだったと思います。

「戦う気持ち」を言葉で表すことは陳腐でナンセンスかもしれませんが、「頑張る」では足らないのであれば、獰猛、相手に襲いかかるようなファイティングスピリットで、自分たちが絶対に勝つ!ボールは絶対に渡さない!勝利への荒々しい渇望をむき出しにして闘う。すぐ次の水曜にフロンターレ戦が控えています。ポポ選手が見せたゴールへの気迫、執念。これを勝利につなげるべく、月曜から新しい闘いへ。

2008年4月11日

強い気持ち

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担当:河原 正明

今日は昨日までの天候と一転、午後は汗ばむくらいの陽気となりました。午前中はミニゲーム。杉山選手も本格的に復帰し、ゲームに参加。「今日はコータが一発芸デビューじゃのう」と石崎監督がかけるも、「それだけは絶対にイヤだ!」と奮闘した杉山選手の赤ビブス組が勝利。残念ながら日立台での初の一発芸は次回に持ち越しとなりました。

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横浜F・マリノス戦に向けて選手・スタッフたちを乗せたバスは午後3時30分にクラブハウスを出発しました。「強い気持ち」とは石崎監督が今週繰り返し発していた言葉。明日は失敗を恐れて消極的になってしまうことなく、まずは点を取られないように守りを整え、攻撃時には恐れず積極的に攻めるという「強い気持ち」で闘って欲しい。明日スタジアムで、あるいは自宅で応援する皆さんも、選手への強い気持ちで後押し願います!

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さて、桜の次はチューリップ ということで日曜日は普及グループのコーチ達とレイソル後援会ボランティアスタッフの皆さんとであけぼの山農業公園で行われる「2008チューリップフェスティバル」に参加します。昨年までは同フェスティバルには「選手サイン会」として参加していました。本年は芝生広場を開放していただくという話をいただき、「レイソルと遊ぼう」と銘打って参加型のイベントとして実施させていただきます。

サッカーに興味がある方はもとより普段運動をしていない方も、天然芝で遊べるいい機会です。もちろんサッカーボールも用意していますので、手ぶらでお越し下さい(運動のできる格好でどうぞ)。レイソルコーチの指導のもと、たのしい一時を過ごしていただきたく、たくさんの皆さんのご参加お待ちしております。なお、整理券を先着200名様に午前11時よりイベント本部にて配布しますので、忘れずにお受け取りください。また、ヒールのある靴での入場はできませんのでご了承願います。
しかし、問題は・・・天気予報が『曇のち雨』ということです・・・残念ながら雨天中止となりますが、その場合は午前10時すぎに当HPおよびモバイルレイソルにてお知らせする予定です。なんとかもってほしいものです。皆様も太陽と太陽王にエールをお願いします!

2008年4月10日

練習で競争、試合で協力

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担当:桜林 舞

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昨日同様、冷たい雨が降り注ぐ一日でした。さすがにこの天候なのでいつもよりは見学者は少なかったのですが、この天候でも日立台に足を運んでくださるサポーターの方へのちょっとしたプレゼントなのでしょうか、ファンサービスゾーンで選手を迎えるころには、不思議なことに図ったようにひと時雨が降り止みました。日頃の行いを雨雲が見てくれていたのでしょう。

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今日から大津選手も合流です。U-19の合宿から帰柏し、「楽しかったですよ」といつも以上のオオツスマイル。練習試合に関しては「FWは6人のいますからね。90分を三分割して2人×30分づつ出場しました。短かったのであっという間で」と、自分でもよくわかりませんと続ける正直な大津選手でした。プレーそのものだけでなく、レイソルとは違う環境で、同じ年代と交流することも意味ある経験だと思います。レイソルでは大津選手と同年代の選手はいませんからね(大津選手は90年3月生まれなので、学年としては89年世代。今季新加入の鎌田選手と村上選手も年齢的には年上ですし。88年世代の大島選手が学年では1つ上、比嘉選手と酒井選手は90年世代で学年は1つ下です)同世代と話をすることで、精神的にも吸収するものが多かったのではないでしょうか。

明後日に控えたアウェイ・マリノス戦。

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「マリノスには昨季3勝1敗ですが、どれも圧勝したとはいえません。劣勢の中で耐え抜いた戦いでした。強い相手にもやり方を変えずに臨むのがうちのサッカーですからね。真っ向勝負ですよ。非常に楽しみです。ひとつ結果がつけば、それも強い相手に打ち勝てば、精神的にも余裕がでる。マリノス戦はそういう意味で非常に重要な試合だと認識しています」と頼もしすぎる古賀選手。

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「現在リーグ戦は2勝2敗1分で、イーブンです。チームとしても、このところ勝利には足踏みしているけれども、内容そのものが悪いとは思いません。自分でも得点はもちろん決めたいけれど、パスやアシスト、裏へ飛び出す動きなど得点に絡むように全力を尽くします。まずはチームの勝利を最優先して臨みます」と意気込みを述べる李選手。

そして、マリノスといえば、このお方でしょう!

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「古巣対決?マリノスには4年お世話になったからね。気合? 気合なんて、どことやっても入っているよ」と穏やかに語る「シンさん」こと高橋真一郎ヘッドコーチ。「コウジ(山瀬功治選手)とロペスが調子いいね。大島(秀夫)も怖いしね。マリノスにいるときはレイソルのことを『攻守の切り替えが早くて、一体感のあるチーム』だと思っていたよ。そのレイソルのサッカーをどこまでできるかにかかっているよね」。「『練習で競争して、試合で協力する』という結束力・団結力を試合でも発揮して欲しい」と続ける高橋コーチにとっても、負けられない試合。まさに今季のスローガン、UNIAO!です。レイソルの真髄をめいいっぱい見せつけてしまいましょう!

2008年4月 9日

青を撃つ

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担当:大重正人

今朝のチームミーティング。スクリーンに映るのは、とにかく前へ前へスピードに乗ってゴールへ突き進む青いユニフォームばかり。週末にはアウェイでマリノス戦が控えています。ロニー、大島の2トップ、トップ下のロペスに第3列から山瀬が飛び出し、サイドからは田中隼と小宮山がこれでもとばかりにクロスを入れてくる。きわめてタフな相手です。

昨季はリーグ戦とナビスコカップあわせて4試合を戦いました。ホームのナビスコカップ、3-0で惜しくも予選突破を逃した試合以外は、どれも押し込まれる苦しい試合ばかりでした。そのなか3勝1敗という成績を収めたのは、「サイドのクロスや、シュートに対して、みんなが集中して身体を張っていた。すばらしい守備だった」と石崎監督が手放しで褒めた守備があったからです。ニッサンスタジアム、そして国立でのレイソルイレブンはまさに闘っていました。「ワシはマリノスという強い相手と戦えるのが楽しみ。100%いや120%の力を出して、気持ちをこめてプレーしよう」。

ここまで2勝2敗1分。勝ち点は7。5試合を消化して7点です。全34節を5×6+4の、おおまかに7つに割って概算すると、7点ずつ取っていけば47?49点ぐらいでしょうか。目標の「55点」に到達するには、最低でも8?9点以上は必要になります。ここから続くリーグ戦は、マリノス、ヴェルディ、フロンターレ、エスパルス、ジェフ。ホームは2試合。宮本マネのいうとおり危機感を持って取り組まないといけないでしょう!!

失点4は「1試合平均1点以下!」という目標をクリアしています。得点は「1試合平均2点以上!」という目標にはおよばない4得点。しかしJリーグから毎節届く対戦分析レポートによれば、昨年数値が低かったクロス数とシュート数は平均を上回っているのです。昨年に比べればバイタルエリアやペナルティエリア内でいい形でボールを入れて飛び込めてはいるのです。あとはフィニッシュの精度。これが一番難しいことではありますが、今日もシュート練習、そして攻守の連携を幾度も繰り返していました。

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クロス練習で「ナイス、コータ!」と声をかけられていたのは、杉山浩太選手でした。右足でニアやファーに蹴り分ける技術はすばらしく、本職の太田&藏川選手に勝るとも劣らないほどの精度がありました。何日か前に見たフットバレーでも両足ともに正確で、姿勢がほとんど乱れない。背筋がまっすぐに伸びて周囲を見渡す、まさにボランチといったプレー振りでした。コンディションを見ながら、松原フィジコとのボールを使ったトレーニングを続けています。

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またフランサ選手は、今日新しいスパイクを試していました。伝説の赤い穴あきスパイクは、監督が嬉々として履いていたようでしたので卒業でしょうか……今日のは真っ白にブルーのラインが入ったもの。足の小指の骨折で、やはり先の細いスパイクを履くにあたって、慎重にフィット感を試しているようでした。「早くフルベとトレーニングしたい」。意欲は十分です。一気にコンディションを上げることはリスクを伴いますから、そこは選手自身とスタッフがしっかりとコミュニケーションを図り、一日でも早くチームに戻れるように。

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明日からはU-19代表合宿から大津選手も戻って、マリノス戦に向けた総仕上げです。また雲行きが怪しいですが、雨に負けず、危機感を持って、なおかつポジティブに、闘うのみです。

2008年4月 9日

フランサ選手の記事について

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先月、日本経済新聞社様によるフランサ選手の取材が行われた件について、記事掲載の日程についてお知らせしておりませんでした。

今週の月曜日の夕刊から3日連続で掲載されております。ご連絡が間に合わず、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。深くお詫びいたします。なお、一部内容が掲載されておりますのでこちらよりご確認下さい。

2008年4月 8日

花散らし

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担当:河原正明

今日は朝から突風を伴う激しい雨が降っていました。皆さんも通勤・通学は大丈夫でしたか?一時は傘が全く役に立たないほどの風雨で、午前練習は、室内筋トレの後スタジアムでのランニング、そしてスタジアム室内でのストレッチに変更になりました。


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午後は、新潟戦のビデオミーティングからスタート。試合を振り返り石崎監督は「失点ゼロは素晴らしかった。攻守の切り替えも早かった」とまずは守備陣の奮闘を賛えました。そして攻撃についてはここまでいい形が出来ていることを取り上げ、決定的なチャンスを決めて行こうとVTRを確認し、反省と共通理解を促します。そしてさらに得点を挙げるには「決定機が2?3回しかないのであれば、それを7?8回にすればいいだけじゃよ」と繰り返し説いていました。これから横浜、川崎、東京Vと強力な攻撃陣を擁するチームとの連戦が続きますが、「ここで崩れることなく今までと同じ通りに全員で闘おう!ここからの苦しいことを乗り越えればもっと強いチームになれる!!」と締めくくり、選手は練習場へと向かっていきました。

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その後フィジテクと8vs8のミニゲームを。この頃になると風雨でパントボールも押し戻される悪コンディションの中、公文通訳が攻守に大活躍!鈴木選手の決定的なシュートを身を呈して防ぎ、

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そしてなんと決勝ゴールも!僅差の勝利をつかんだ黄ビブスチーム全員による手荒い祝福を受けていました。

本日は、多くの取材がありました。J:com東関東局「レイソルタイム」は大谷選手と鎌田選手がそれぞれリフティング対決とインタビューを。あいにくの天候で室内での収録になりましたが、プレー同様、クレーバーな回答??を見せる大谷選手。収録後、番組アシスタントのタカさんに、リフティングの秘儀を伝授していました。この模様は、4月末日からの「レイソルタイム」で随時放映予定されますのでお楽しみに!

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さて、今日の強風ですっかり桜は散ってしまいました。しかし、昔の歌人も「待てと言ふに 散らでしとまる ものならば」と詠んだように、待てと言っても桜の花はいつか散るもの。でもその後に桜は、毎日ぐんぐんと新葉をひろげていき、まもなく日立台にも美しい緑色であふれる季節がやってきます。今年のチームもこれからが伸び盛り本番。まだまだお楽しみはこれからです!では

2008年4月 6日

追求

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担当:桜林 舞

負けなかった試合。
でも、勝ちきれなかった試合。
「ホームでの引き分けは、負けに等しい」という厳しい意見が聞こえてきそうです。

「連勝しないと意味がない。連勝してこそ意味がある」。
京都戦を勝利で納めた直後から、石さんの語調に緩みはありませんでした。

選手もその意味を痛いほど、理解していました。
だからこそ、終了のホイッスルが鳴ったあと選手の表情は、決して明るいものではありませんでした。

「攻撃のところ、よくなかったです。もっと練習するしかないですね」と茂原選手。
試合終了と同時に悔しさからか、ピッチ脇で身動きができないほどでした。

「相手の裏をつくということをチームとして意識していたのですが、ボールがいい形で入りませんでした。自分自身の決定機もあったのですが・・・」と太田選手。

「日立台で勝ちきれなかったのは残念です。チャンスが何回かあって、南さんもいいセーブを連発してくれたので、勝ちたかったです。」と鎌田選手。

悔しさを噛み殺しながら、言葉を繋ぎました。

「決められるところで決めていれば、こういう試合にはならなかった。茂原だけでなく真ん中で組み立てができれば、もう少し違う展開になっていたと思います」と石崎監督も険しい表情を崩しませんでした。

得点を入れらなかったことは事実です。
しかし、得点を許したわけではありません。
危ないシーンを押さえきった、安定したディフェンスは、誇るべきことでしょう。

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「前半の終わりの頃から、バイタルエリア(ディフェンスと中盤の間)が開く時間帯がで始めて、後半にかけて、上手く相手に使われることが多くなっていました。失点をゼロに抑えるのは簡単な事ではないので、1点決めたあとに追加点を決めて、2-1以上で勝てるようなチームにならないと。(コーナーキックからヘディングで決められそうになったシーンについて)マークが外れてフリーで打たれてしまいましたが、運良く取れるところにボールがきたので、入らなくて良かったです」と最後尾を担う南選手は控えめながらも冷静に分析します。

今、必要なことは、引きずらないこと。
負けなかった。
勝ち点1を得た。

その事実を持って、
反省すべき点は反省し、
修正すべき点は修正し、
改善すべき点は改善していく。

攻撃の迫力がある、
守備も安定した、
強いチームになっていく。

自分達のペースで。

停滞感を覚えるには、まだ、早すぎる。
柏レイソルは、まだまだ、すべきことがあるチーム。
閉塞感を感じるのは、やるべきことをやり尽くした後に感じればいい。


試合開始前のゴール裏からは、「ウー、アチョー、アチョー、アチョー」という響き。
燃えよブルースリーの「燃えよドラゴン」の主題歌(であってますか?)をBGMに紹介されたスターティングメンバー。
ゴール裏からは「俺たちもブルースリーになるぜー」の声。
毎回、毎回、どんな応援がされるのだろうという期待を裏切らないレパートリーの豊富さ。
いつも驚かせられます。
サポーターの応援に負けない試合内容を、レイソルも追求しつづけて参ります。
今日も熱い応援をありがとうございました。

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2008年4月 5日

勝利を意味あるものに

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担当:大重正人

水曜の京都戦から中3日での新潟戦。1週間で3試合をこなすハードスケジュールのなか、チームミーティングも変則日程です。昨日は新潟戦のプレビューで、今日が京都戦のレビューと入れ替わりました。再三のピンチにも身体を張ったディフェンス陣、とくに「ナイスキーパーじゃな」と賛辞を連呼された南選手、また攻撃を跳ね返し続けた古賀選手は、あらためて存在感の大きさを見せ付けるプレーでした。

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「キックオフからチュンソンとタツがプレスに行って、みんなの気持ちが入っていた。スタートから出足良くいけたのが良かった」と石崎監督は全員守備の意識と、戦う気持ちについてよかったところを挙げました。ただその後、「明日の新潟戦を勝たないと意味がない。せっかく苦しんで勝ち点3をとったんだから。これを続けていくことが大事。上位に行くためにも」。明日の新潟戦、上昇気流に乗れるかどうか、真価の問われる一戦です。

チームミーティングはアウェイアップルーム兼記者会見場で行われますが、今日は終わってすぐに模様替え......

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実は、先日募集していたイベントレポーターにご応募いただいた方の面接が行われました。いろいろな個性をお持ちのみなさんが、アピールやレイソルに対する強い気持ちを熱く話されたそうです。私は面接に立ち会うことはできませんでしたが、どんな方がレポーターとして採用されるのか、皆様同様にとても楽しみです。厳正な審査の結果、採用された方々につきましては、時期を見てできるだけ早くお披露目できればと思っています。

さてグラウンドでは、新潟戦に向けての紅白戦、そしてセットプレーの確認です。そのかたわら、真っ白な目新しい純白のスパイクを履いた北嶋選手が!昨日は200mのインターバル走を12本こなし、心拍数もかなり戻ってきたところ。徳弘トレーナーとともに、今日はコーンなどを使ってのターンや切り返しの動きを入れながらのフィジカルトレ。かなりハードな練習で息を切らしていましたが、ヒザの様子を見ながらここまでステップアップしています。こうして懸命にリハビリを続ける姿を見て若手絵選手は心に感じるものがあるだろうし、悩みを打ち明けられる良きアニキとしても、やはりキタジはなくてはならない存在です。

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ピッチをぐるりと回って、練習見学にお越しいただいたサポーターの皆様の後ろを歩いていると、アンブロのジャージを着た2人組の姿。良く見ると髪が長くて、女性です。脇には白いエナメルバック。赤い文字で「SEIRITZ」(?)と書いてあります。

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そして練習後......やっぱりそうでした!成立学園高校の生徒さん、つまり大津選手の後輩です。バックにはFOOTBALL CLUBと書いていましたし、同じくサッカーをプレーされているのでしょう。「今日は練習サボってないよね?写真掲載してもいいですか?」と声をかけると快くファインダーに収まってくれました。かわいい後輩からいつまでも憧れられる存在、そして夢を与えるJリーガーに!

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そして最後に...練習グラウンドで公文通訳の愛娘と假谷エクイップメントスタッフの愛息のあいくるしい姿にスタッフみんなで微笑ましくしていたところ。まぶしそうに、ピッチを歩く近藤直也選手の姿が。3月20日の札幌戦、思わぬ負傷に見舞われるアクシデント。その後は高圧酸素治療、通称ベッカムカプセルなどで治療を続け、グラウンドの外には2週間ぶりの登場。まぶしそうに空を見上げながら「2週間ですっかり白くなっちゃったよ」。大丈夫です。4月の紫外線量は、意外にも9月と同じだそうです。いや、肌の色だけでなく......さあ、これから。まだ4月が始まったばかりですから。ドゥーの今シーズンも、レイソルの2008年もまだまだ残っています。今がどんなに苦しくても、一歩ずつ進んでいくのみ!

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2008年4月 4日

はじめまして

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担当:河原 正明

本日より、広報日記のデビューとなりました、広報・ホームタウン部の河原 正明(かわはらまさあき)と申します。以前は、「ファンサービス課通信」にも寄稿をしておりましたが、3月より広報・ホームタウン部に異動になりました。今後は大重・桜林と3人で広報日記を書いていきますのでどうぞお見知り置き願います。

チームは、朝9時半より新潟戦に向けてのミーティングを行いました。冒頭「勝ちつづけることが重要、連勝して波に乗りたい」と石崎監督。中3日での連戦となりますが、ハードなスケジュールはどのチームも同じ、「京都サンガ戦を闘った気持ちを持って次も勝とう」と手綱を引き締めていました。

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今日の日立台はまさに春本番でしたが、青い空に緑の芝生、そして桜吹雪が舞うなか選手は厳しい練習を行っていました。

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京都戦で待望の今季初ゴールの李選手と菅沼選手のマッチアップ。2試合連続ゴールへ期待がかかります!

さて、私は広報業務ともう一つ「ホームタウン活動」の業務を担当しています。いささか旧聞ですが、さる3月30日(日)に我孫子市の「利根川ゆうゆう広場」オープン記念式典に普及グループコーチとともに出席して来ました。式典の後、普及グループコーチによるサッカースクールが行われました。広さ約72.5haの敷地内に新たに総天然芝の大人用コート1面と子供用コートが2面完成しました。

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この日のスクールには我孫子市内サッカークラブ所属の新小学6年生 約100名が参加しました。

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足、もも、ヘディングと連続してのリフティングに挑戦中!あいにく肌寒い日でしたが、天然芝でプレーができるとどの子も張り切っていました。「芝生の維持は大変ですが、早く緑濃い芝で、子供達がプレー出来る日が楽しみです」とは関係者の方のコメントでした。今後もホームタウンエリアにこのような芝のサッカー場がたくさん出来、そこでたくさんの人々が交わる中に、レイソルが参加できればと思います。今後はこのようなホームタウン活動も皆さんにお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2008年4月 3日

アシスト王、新加入!!!

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担当:桜林 舞

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「勝点3」をお土産に、京都から凱旋帰柏の選手たち。13時に日立台に到着し、13:30から練習を行いました。試合に出た選手は古邊コーチのもとでクールダウン。ウォーミングアップにランニング、ストレッチ。出場しなかった選手、出場が短かった選手は、日立台で待っていた選手たちと合流し、石崎監督のもとで、通常練習です。

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みごとなアクロバティック・ストレッチを披露してくれたのは、左から、イシ、オータ、クラ、カマジです☆

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「リーグ戦の札幌との試合のあと、石さんに(Jリーグ初ゴールを決めた)昨年の札幌戦の話をされて、気合が入っていました」と、今季初ゴールで先制点&決勝点を決めた李選手。

私はスカパーで京都戦をみていたのですが、李選手がヒーローインタビューで「試合の前に、石さんが涙ぐみながら熱い思いを語ってくれて、自分たち選手も『絶対勝つぞ』という気持ちになっていました」と語っていました。

というわけで石さんに真相を直撃してみると「泣いてはおらんぞ、泣いては」と涙は流していないと否定。「でもちょっと言葉と言葉の間を開けて、タメをつくって話してたかもしれんな」と否定とも肯定ともつかないお答え。「ま、フリじゃよ、フリ」と照れ隠しの一言。「「勝ててよかったよ!」と相好を崩しながらも、「でも次が勝負じゃな。連勝しないと本当の流れに乗ったとはいえんじゃろ」と中3日で迎える次なる戦い、新潟戦に向けて気持ちを引き締めていました。

スタメンで90分出場した鈴木達也選手についても「タツヤ、すごいよかったよ。2列目からの飛び出しが彼の良さだしね。守備面でも良く頑張ってくれた」と賛辞を惜しみませんでした。

疲れた身体を鞭打って、クールダウンを終えて引き上げる選手たち。今日も春休みの暖かな1日とあって、多くの家族連れが練習見学に訪れてくれていました。いつもありがとうございます。

と、その脇で、地面を耕す人影が。

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桜林「家庭菜園ですか?」
酒井メディカル「そう。ニンジン植えるの」
桜林「ミニトマトがいいな」
酒井メディカル「千葉だからピーナッツがいいかも」
という会話は50%くらいは創作です。

本当は、

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フランサ特製トレーニング場の整備でした。「キツイよ」と、ちょっとふらふらな酒井メディカル。酒井さんにとってもハードなトレーニングメニューになったようです。

そして、最後はこちらのお2人。

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左はお馴染みの下平スカウトですが、右は誰でしょう。

長年レイソルファンの方ならすぐにお分かりのことでしょう。渡辺光輝(わたなべ みつてる)さんです。元柏レイソル選手で、1997-2003に在籍。西野監督時代に3-5-2の右サイドを務めていた選手です。その後は04-05とガンバ大阪に加入されました。

手元にある『柏レイソル10年史』の全選手名鑑(158P)を覗くと「早稲田大学から鳴り物入りでレイソルに加入した右ウィングバック。スピードを生かした突破で西野監督時代にレギュラーとして君臨した。攻撃的な平山の動きを見ながら、バランス良く攻撃に参加。数々のゴールシーンを演出した。練習は熱心に取り組むが、無言で黙々とこなす職人肌。移動中のバスや電車内でも読書にふける姿が見受けられた。それでいて、サポーターにはしっかりと対応」と書かれています。

現役を引退されてからは母校の早稲田大学で勉学に勤しみ、この4月から柏レイソルに入社され、強化部に配属されました。長年一緒にレイソルで過ごした、下さんをはじめ、吉田達磨コーチ、渡辺毅コーチ、根引謙介コーチとも思い出話(?)に花を咲かせていました。ガンバ大阪時代にはロビンソンGKコーチとも一緒に過ごしていたようで、懐かしそうに挨拶をする姿も見受けられました。

「選手時代の経験を活かして、今度はフロントとしてチームの貢献していきたいと思います」と最初のご挨拶。1996年 関東大学サッカーリーグ アシスト王でもある渡辺光輝さん。今度はフロントとしてナイスアシストをよろしくお願いします!

そして広報日記を読んでくださっている皆様も、新潟戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを投稿して、ナイスアシストをお願いします!koho@reysol.co.jpまでメールにてご投稿してください。チームに勝利を呼び込む、熱い声援をお待ちしております!!!

2008年4月 3日

京都行脚

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担当:大重正人

午後7時からの京都戦。その前に……京都と言えば寺社。不運としか言いようのない負傷に見舞われ続けていることもあって、自分として何かできることはないかと思い立ち、ネットで検索して、あるひとつの神社へ参拝に行ってみました。

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「護王神社」は別名「いのしし神社」と呼ばれる有名な神社だそうで、なんと足腰の健康、回復、安全に御利益があるというではないですか。これは行くしかありません。大きな神社ではありませんでしたが、こまいぬの代わりにいのししが2体並んでいて、写真のようにサッカーボールの絵も描かれていました。ケガを予防したり、治したりするのはスタッフのみなさんやドクターの先生で、私には何もできません。でも、願い、信じ、祈ることはできます。まずは思うことが大切ではないでしょうか。諦めたら、そこで終わりですから。

今日は、「絶対に負けられない」という気持ちがスタンドまで伝わってくるような選手たちの頑張りと、サポーター皆様の声援でした。この日ゲームに復帰し、相手のハイボールをことどとく跳ね返し続け、何ものにも代えがたい存在を改めて感じさせた古賀選手は「今日は、ある意味追い詰められた試合でした」と並々ならぬ決意で試合に臨んだ気持ちを話してくれました。李忠成選手もそうでしょう。ここまで4試合でノーゴール。FWとしてゴールのない日々が徐々に重圧を与えていたかもしれませんが、今日は思い切った飛び出しで相手の裏を突き、神業のようなトラップからシュートをたたき込みました。

今日の勝利は、安堵と自信を思い返させるものでしょう。だからこそ、次の試合なんです。次こそが大切なんです。鎌田選手はルーキーとは思えない口ぶりで次節に向けての決意を述べ、また自分たちのおかれた状況を認識しています。今日の勝利が意味深きものとできるかどうかは、日曜の新潟戦にかかっています。明日は、午後1時ごろに柏着で、到着次第リカバリーの予定です。

また京都に移籍した水谷選手がハーフタイムに声をかけてくれました。「レイソルの試合はよく見てますよ。モバイルレイソルもまだ入ってるし。この前はあんまり調子良くないみたいだけど、今日は調子いいすね!」。開幕戦2日前の練習で残念ながら負傷してしまったそうで、今日の対戦が実現できなかったのはとても残念です。でも京都も昇格組ながら堂々の戦いで好調を維持しています。日立台で待っているよと声をかけると、「日立台は怖いですよ」。味方になればこれほどまで勇気づけられる存在ですが、敵にしたらこれほどプレッシャーを与えられるものはないでしょう。とにかく元気そうな姿で、試合後にもレイソルの選手たちと旧交を温めていました!

最後に新潟戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを募集いたします。koho@reysol.co.jpまでメールにてご投稿してください。おまちしております!それにしても勝利がもたらすものって本当に大きいです。こんな笑顔が見られる幸せ。日曜日も感じたいものですね!

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2008年4月 1日

誰かが見ている

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担当:桜林 舞

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雨は止んだものの、冷たい風が強く吹く一日です。「花冷え」というのでしょうか、4月とは思えない寒さです。そう、今日は4月1日!3月9日のレイソル開幕戦から、気づけばあっという間に4月です。

新社会人の皆様にとっては記念すべき新しい一歩を踏み出す日となったことでしょう。私自身の社会人初日を振り返ると、集合時間と式の開始時間を間違えてしまって、しょっぱなから遅刻してしまったことを今でも申し訳ない気持ちとともに思い出します。

小林祐三選手は自身のプロデビュー戦を「鮮明に覚えていますね。誰が出たかとかも覚えていますよ」とこう語っています。「試合前に増田さん(増田忠俊/元鹿島、現HOYAtletico ELAN監督)に「誰にだってデビュー戦はあるから」って言われたんですよ。その一言で、肩の荷が下りましたね。そりゃそうだなって。何百試合出ている人でも最初はデビュー戦なわけですから」(現在発売中のJリーグサッカーキング5月号のインタビューより引用)

1年目の人も、3年目の人も、10年目の人も、30年目の人も、誰もが通るデビュー戦。皆さんのデビュー戦はいかがでしたか?私のように、初日からやってしまった人も、これから挽回する機会はいくらでもあります。後から思えば、デビュー戦は、これから先の真価を問われ続けるための、スタートラインに立っただけのことですから。(と私がいうのもおこがましいですが。。。)

レイソルも毎年、いや毎試合、真価を問われています。昇格2年目、3月の5戦は1勝2分2敗。

正直、厳しい意見、辛辣な意見も寄せられています。と同時に「まだまだ」「諦めるな」「前向け」「これからだから!」とチームを鼓舞する声援もそれ以上に寄せられています。勇気付けられます。ありがとうございます。

3月のシーズンインから12月の最終戦までの9ヶ月間で結果を出さないといけないという事実は、プロスポーツの宿命として致し方ないことだと思います。でもあと8ヶ月。リーグ戦でいうと、あと29試合。諦めるには、まだ、早い。ですよね?早すぎますよね?

今までがダメでも、これから挽回していけばいいだけのこと。

社会人1年目の人も。
昇格2年目のチームも。

絶対、誰かが見てくれている。

まだ気づいていないどこかの上司や、
自分は知らない先輩など。

少し雲隠れしてしまった勝利の女神も、
いつ微笑もうかと機会を伺っているはず。

いまは、少しでも早く見つけてもらえるように、
気持ちを切り換えて。

寒さを超えて、
咲き誇る桜の花々のように、
期待を胸に、
じっとその時を待ちましょう。

明日の京都戦は19時キックオフです!

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