2007年4月30日

レイソル後援会に入ると・・・◎

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担当:大重 正人

まず、忘れないうちに。。。新潟戦のマッチデープログラム、サポーターズボイス再募集です!今季最初の「柏の葉」戦。連敗を抜け出し、再発進したレイソルにメッセージをお寄せ下さい!
koho@reysol.co.jp

嵐のグランパス戦が、遠い記憶の彼方に飛んでいくような、今日の青空と陽気。アルセウ、谷澤の両選手はイエローの練習ウェアを脱ぎ捨て、ノースリーブのシャツ一枚でプレー。午後からグランドに出た復帰を目指す鈴木選手も、脱ぐとすごかったたくましい二の腕を披露していました。4月最終日は、気温25.8℃と初夏のような一日でした。

今日の午後は、レイソル後援会として初の試みとなる「読者インタビュー」が行われました。後援会会員様向け6月ごろにお届けする会報誌「doce」誌上で取り上げる4選手のインタビューの第1弾。ホームページ上で募集したインタビュアーの中から、女性とご夫婦の2組が、大久保選手インタビューに同席されました。

普段にも増して密集状態のインタビュールームに招きいれられた大久保選手。一瞬戸惑ったようにも見えましたが、後援会担当スタッフの説明で和やかムードで始まりました。最初は、通常どおりのライターさんによるインタビューを見学。横浜FCで一緒にプレーした城彰二さんから受けた大きな影響、日立台で受けた合同トライアウトの思い出、佐川急便時代「Jに絶対戻る!」という強い気持ちでJFL得点王に上り詰めたこと、肋骨を折りながらも痛みをこらえてレイソルの練習に参加したこと。間違いなく人よりも秀でた才能を持ちながら、厳しい世界で苦労を重ね、ようやくチャンスを掴んだ今を語ってくれました。見た目は無骨な感じのジャンボ選手ですが、時には読者の方に向けて語りかけ、小さなボケを入れながら「オレ、いま滑りました??」と笑いも誘うシーンも。最後はその大きな手で自ら握手し、彼の人柄がよーく出た1時間でした。

後援会では、おととい締め切られましたが「一日体験記者」のイベントを5月12日の大分戦で実施します。ふだんのTV中継でも目にすることができない石崎監督の共同会見に同席できるなど、またとない企画。好評をいただければ、今後も定期的に実施する話もありますので、次号の「doce」をごらんいただく後援会会員の皆様、もし募集があればふるってご応募ください。

最後に宮本マネージャー、日々お疲れ様でございます。いつも日記、興味深く拝見しております。ネタはかぶっていないと思うので大丈夫です。ひとつ、広報のほうで写真に手をいれておきました(桜林)。無断で申し訳ありませんが。。。それでは、明日もがんばっていきましょう!!!

2007年4月28日

嵐のち、チュンソン&ミノル祭り

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本日の担当:桜林 舞

「やはりやってくれた!」と誰もが口にしたことでしょう。決めてくれました、U-22コンビ、チュンソン&ミノル!!!!3試合ぶりのスタメン出場ですばらしい活躍をしてくれました!!!

『因縁月間』と言われた4月のリーグ戦。7日の横浜FM、15日の浦和、21日の甲府、そして本日の名古屋戦。どの相手も強く手ごわく挑戦者レイソルは気を抜くことができませんでした。浦和、甲府と続いた2連敗は、6連勝後3連敗した昨季の4月再来か、と揶揄され、7節終了時2位の名古屋を、2連敗で5位となった柏レイソルが、フランサ選手、山根選手、古賀選手というセンターラインを欠きながら臨んだ本日の試合。

しかし結果は、フランサ選手がいない前線を、ワントップチュンソンとトップ下谷澤選手できっちりフォロー。チュンソンの先制点後の「モネールダンス」も息の合った二人でした。左サイドの平山選手は正確なコーナーキックでチュンソンの先制点を演出。右サイドは本日の主役の片割れ菅沼選手。互いに見えていたと両者が語るミノルゴールは、チュンソンのアシストをみごとなファーストタッチで受けとり、相手2人に囲まれながらもスピードに乗りながら放ったものでした。2枚のイエローカードをもらってしまったとはいえ、アルセウ選手はピンチの芽を摘み取り、永井選手は安定したプレイで中盤を支えていました。2得点をあげたチュンソン&ミノルの活躍はもちろんですが、古賀選手が欠場した穴を無失点で抑え切ったディフェンス陣(南選手、大谷選手、近藤選手、小林祐選手、蔵川選手、岡山選手)も称えられるべきでしょう。控えの選手も含め、まさに誰が欠けても成立しない石崎サッカーが再び花開いたといっても過言ではありません。

一時は前代未聞の開催中止かと危ぶまれた本日の天候。結果的には予定より50分遅れのキックオフで始まりました。50分後という大幅に遅れた試合開始にも関わらず、ほとんどのサポーターの皆様がレイソルの勝利を信じて残ってくださいました。お待ちいただいた分なのでしょうか、今日の応援はバックスタンドもメインスタンドもいつも以上に盛り上がっているように感じました。「日立台はやはりやりやすいです」と大谷選手。「ゴールできたのは日立台パワーです」と菅沼選手。ゴール裏の声援を受けた後半は、本当に負ける気がしませんでした。「やっぱ日立台じゃよ」と石崎監督。12番目の選手こそが連敗を止める原動力です!

そして、本日のふれあいタイムはこの機会限りだと思われる古賀選手&鈴木選手。スタメン組の2人だけあって長い列ができましたが、フォトパネルでの撮影会途中で激しい雷雨に見舞われ、後半は握手のみに変更させていただきました。写真撮影を楽しみにされていた皆様大変申し訳ありませんでした。

しかし、すがすがしい夜ですね。
試合前の嵐のような雷雨が嘘のようです。
今日は祝杯に酔いしれ黄色の夢をみましょう!

最後に、次節新潟戦5月3日発行号のヴィットーリアへのサポーターズヴォイスを募集します!!!下記よりメッセージをお送りください。(タイトルは「サポーターズヴォイス」でお願いします。ペンネームでもOKです。)

koho@reysol.co.jp

2007年4月28日

いつも変わらない

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担当:大重 正人
昨日(木曜日)の話になりますが、鈴木達也選手と船橋までドライブしました。とはいっても、タクシー車中。しかも取材の同行でした。。。5月6日の千葉ダービーを控えて、雑誌の企画で、ジェフの羽生選手との対談が企画されたのでした。渋滞を心配して約束の1時間半前に柏を出発したところ、思いのほか30分も早く到着。しかし羽生選手もその10分後に到着し、お互いに律儀な性格が現れたのか、20分も早く対談が始まりました。

私にとっても、他チームの選手の取材に立ち会うのは初めて。たいへん興味深いものでした。鈴木選手と羽生選手は、筑波大学サッカー部の先輩後輩で、鈴木選手が1年生のとき、羽生選手が4年生という間柄。対談中、羽生選手がジョークを言い、達也選手が思いっきり笑うという流れで話が進んでいきました。「大学時代からよく笑ってくれた」と羽生選手。「ハニュさんは憧れでした」という鈴木選手。千葉ダービーを熱く煽りたかった編集者さんの意図に反し、「オレら、大きいこと言う人間じゃないもんね」と笑う2人がいました。

ブログのことを気にしてか、会食のときに写真を撮ってくれたというタツヤくん。今日の昼食時に「文章苦手だから、メールで送るんで、直してください」と言ってくれましたが、細かいことは気にせず、思いのままを自然に書いてくれれば大丈夫です!!行きのタクシー内で「ホント練習終わったあと、眠いんですよ」と厳しいリハビリメニューでお疲れの様子でしたが、気持ちと身体に余裕があるときでいいので、一筆待ってます?!

今日は、試合前ということで、恒例のミニゲーム。オカのスーパー決勝ゴール、古賀&吉朗の一発芸、公文&アルセウの子連れ狼……ホームページでご覧の方はフォトギャラリーで、モバイルで読んでくださっている方には一部デイリーレイソルで、ご覧ください(auの方すみません)。連敗中で次の相手はリーグ2位の名古屋と苦しい状況ではありますが、いつもどおりの変わらない雰囲気。リラックスして笑いが起こるチームに悲壮感はありません。4月4日以来となる日立柏サッカー場のホームゲーム。レイソルには日立台のサポーターが付いています。さあ一緒に戦おう、キックオフは16時!!

2007年4月26日

言霊

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本日の担当:桜林 舞

取材三昧。としか最近書いていない気がしますね。
クラブハウスに広報ボードという選手の取材予定を書き込むホワイトボートがあります。終わったものは消し、追加されるものを書き加え毎日更新していくのですが、取材予定を書き込むスペースがないくらいみっちりしてまいりました。

そんな取材の日々の中で、やはり「サポーターへのメッセージ」や「今季の個人目標」を問われることが多いわけです。

鈴木達也選手が応援番組で「近いうちにゴールを決めます」と宣言した2試合後には、見事J1初ゴールを決めてくれました。(4月7日vs横浜FM)ちなみにこのとき同時に「近いうちにブログを更新します」とも宣言。その日か次の日にブログを更新してくれたと記憶しています。

李選手も取材の中で「次はゴールを決めます」と力強く言い切って旅立ったマレーシアでは代表初ゴール(3月15日)を決め、その後合流したリーグ戦ではJ1初ゴール(3月17日vs清水)を放ったというのが印象に残っていて。

蔵川選手も今季の目標を問われて「DFだけど、J1でゴール決めてみたいですね」と語った週末には先日の芸術的ボレーシュート(4月21日vs甲府)。

「サッカー選手はみんなゴール決めたいと思っているわけだから、たまたま取材のタイミングとゴールを決めたタイミングが重なっただけでしょ!?」という言葉も聞こえてきそうですが、漠然と「ゴールを決めたいなぁー」と頭の中で思っているのと、「ゴールを決めます」と言葉に出すのとでは大きな開きがあるように思うんですよね。『言葉』にすることでより明確に心がそこに向かう、というか。李選手も「得点をあげた試合はいつも『絶対決めてやる』と気持ちがゴールに集中している時でした」と今までの試合を振り返っていましたし。

石崎監督は「まずは今年の目標は『勝点45』。2、3年後には優勝争いに絡めるチームに」と繰り返し言葉にしています。J2から昇格したばかりのチームに『優勝』の言葉はまだ早いといぶかしげに思う人もいるのかもしれませんが、まずは言葉にして、目標を、自分達が向かうべき方向を、自分にも他の人にも指し示す。その姿勢こそが実現させるための第一歩になるのだと思います。
近藤選手の「全試合出場!」という言葉や、李選手の「10得点」、菅沼選手の「15GOAL」も言葉として落とし込んだその日から、目標と現実が、確実に近づいていると思うのです。

ちなみに、李選手。なんで「10得点」なのかというと「2桁だから。切り良くまずは10得点」なのだそうです。対して菅沼選手。このあいだまでは「10GOAL」とサインの脇に書いていたのですが、先日の取材では「15GOAL」になっていました!「いつのまにか5ゴール増えてるね」と聞くと「サポーターの方に『10』じゃなくて、背番号と同じ『15』にしたらと言われて。あくまで「15GOAL」できたらいいなー、ってことですけど『15』にしてみました」と照れながらもゴールへの強い姿勢を見せてくれました。それでいうと李選手が「20得点」で鈴木選手は「22得点」、3人分だけで57得点。昨年でいうと勝点45以上いっちゃって、順位は6位か7位くらいで、個人の得点ランキングも上位だし、広報大忙しだなー、なんて。あ、ごめんなさい、後半は私の勝手な妄想です。

とりとめなくなってしまいましたが、「言霊(ことだま)」って本当にあるんだなという話でした。目標実現への推進力はまずは言葉にすることから。「名古屋戦、絶対勝つ!!!」と選手もサポーターも柏レイソルに関わるすべての人が宣言しましょう!

2007年4月26日

原点回帰

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担当:大重正人

サッカーは11人で戦うもの。特にレイソルは「ひとりがサボれば機能しない」というプレッシングサッカーを追求しているだけに、ひとりひとりが球際でファイトしないと戦えません。先日の甲府戦、「試合前に審判の人にきちんと挨拶したんだけどなぁ(笑)」と振り返った古賀選手。警告をもらって退場の悪夢に見舞われましたが、彼のような守備の要を欠いたら、なおさらそうです。

今日のサテライトvsユースの練習試合。サテライトチームは、練習生&ユース選手と4人の新しい選手が入った急造チーム。対するユースチームは、下のカテゴリーであるジュニアユース時代からから同じ釜の飯を食べてきた選手もいます。連携度という意味では、当然ユースチームに軍配があがるでしょう。サテライトにはプロとしての経験や技術、プライドがあり、当然それを勝利という形にしてくれると思っていました。

しかし、結果は3-1でユースチームの逆転勝利に終わりました。ユースのチームとしての習熟度には目を見張るものがありました。ワンタッチツータッチで早くボールを預け、タテやヨコへすばやくボールを散らすポゼッションサッカー。そして絶好のタイミングでサイドの選手が走り始めている第三の動き。高校時代の中村俊輔選手をコーチングした経歴を持つ、芳賀敦U-18監督も「めざしているサッカーができた」と振り返っていました。イメージとしては、下平スカウトの言葉をお借りすれば「この前の甲府のようだった」。

サテライトの方は、やはり連携がとれていないこともあって、ディフェンスラインからボランチへ、ボランチからサイドや前線へ、というパスの流れが築けません。雨で滑るピッチや思い通りにボールを配給できないフラストレーションをタメながらプレーしているように見えました。味方を信用できなければ、通るはずのパスも通りません。

個人の力に頼るのではなく、組織としてどう力を合わせて戦うか。リーグ5試合負けなしからの2連敗。故障者が続出し「ピンチ」にも近い状況下です。ユースチームの戦いぶりには、「残り勝点32」を目指す、レイソルトップチームにとって、ひとつのヒントになるはずです。いま一度、開幕戦のころのように、挑戦者であることを再認識して。

そして最後に、名古屋グランパス戦に向けての、マッチデープログラム「Vitoria」の応援メッセージを募集します。相手は好調の2位チーム、4/4以来の日立台ホームゲームに多くのご声援をお寄せください!!
koho@reysol.co.jp

2007年4月25日

Be natural!

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本日の担当:桜林 舞

オフ明けの本日。チームは週末の名古屋戦に向けて気分一新のスタートです。
浦和、甲府と2連敗を喫して空気の重いチームレイソル…、と思いきや、そういうわけでもありません。悲観するでもなく、達観するでもなく。なんといいましょうか、連敗も負傷者の発生も、冷静に、でも淡々としすぎるでもなく、自然に受け止めているとでもいいましょうか。

たぶん、失っているものなどなにもない、という現実がそこにはあるのだと思います。「TO THE 45 WITH SUPPORTERS!!」という公式トップのメッセージに偽りはなく、「積み重ねてきた勝ち点13」も消えたりはしません。

「われわれはJ1に上がったばかりのチーム。昨年も連敗した時というのはあるけれども、そういう時こそ全員が力をあわせて頑張ってきた。良くないときこそ踏ん張れるかどうか。そこでチーム力が試される。逆境の時にこそよい状態で試合ができるように、それぞれが強い気持ちを持って次節に臨んで行こう」と石崎監督。

とはいえ負傷者続出のこの数週間。水谷選手、鈴木選手、山根選手の負傷リリースに続いて、本日は石川選手の負傷リリースをしました。一昨日の広報日記で大重広報からもお伝えさせていただきましたが、頭部打撲および脳震盪という診断結果で、特に出血などもなく基本的には問題ないようです。が、頭を強打したことに変わりはなく、大事をとって全治6週間となっております。負傷した選手に対してわれわれは、しっかりと治して一刻も早い合流を、と見守るほかありません。

そんな中、本日取材2本をこなしてくれた近藤選手。2005年10月に右膝前十字靭帯を損傷し、1年以上におよぶリハビリを経て今季完全復活を果たしたことは周知の通り。「リハビリの辛さを知っているので、試合に出られる喜びはやはり大きいです」と述べながら、「ケガを防ぐにはトレーニングの前後が大事。ケガをしたところは筋肉が落ちやすいので、トレーニングの30分前に筋トレをしています。終わった後もストレッチを長めにするようにしています。」と意識の高さを披露してくれました。それと同時に「とはいえ、あまり考え込まない方がいいかもしれませんね。ケガをしちゃったらどうしようと考えちゃうと、思い切ったプレイもできないし、考えた通りになっちゃうかもしれないから」とも。気負いすぎず、しかし志を高く臨むことがさまざまな局面で必要なようです。

明日(といっても今日ですが)の17:30にはユースVSサテライトの試合が行なわれます。現在の天気予報では、明日は弱雨とはいえ一日雨模様。雨天時には中止ということで、14時に開催の可否が決定されます。HPにてお知らせいたしますので開催の可否をご確認の上ご来場いただければと存じます。

2007年4月23日

石川直樹選手へ…そしてあの人が復活

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甲府戦の前々日でしたか。
練習が終わったあと、石川直樹選手が「グッズってどうやって頼めばいいですか?」と声をかけてきました。
おそらく応援してくれる方へプレゼントするのでしょう。
「キーホルダー、3つお願いできますか?」。
紅白戦でもレギュラー組に入り、左サイドバックとして先発が有力視される状況でした。
「先発のチャンスだね」とこちらも聞いてみました。
「明日の練習でヘマしないように気をつけます(笑)」「自信もってやれば大丈夫だよ!」「頑張ります!!!と屈託のない笑顔を返してくれました。

土曜日の小瀬。リーグ戦初先発のチャンスに燃えていました。豊富な運動量でディフェンスラインの左を抑え、攻撃にも積極的に参加。ロスタイムのセットプレー、フランサ選手のオーバーヘッドの折り返しを、打点の高いヘッドで惜しいシュート!!!しかし、ピッチに倒れこみ、一度は起き上がろうとしますが、崩れ落ちました。

記者席にいると、はっきり言って状況はまったくわかりませんでした。何もすることはできないけど、ピッチまで下りていきたい衝動にもかられました。でも、速報を伝えるのが仕事です。双眼鏡をのぞきながら、いろんなことを考えないようにして、冷静に落ち着いて、文章を打ち込むよう努めました。

でも、もしかして今後プレーできないような事態になったらと思うと、気が気でなりません。でも後半の途中、桜林広報から「大事には至っていません。意識も戻りました」と電話が入り、全身の力が抜けそうになりました。昨日の敗戦は確かに痛すぎます。でも石川選手の無事が何よりでした。

昨日はお母様が付き添われて、甲府市内の病院に大事をとって入院。今日は千葉県内に帰ってくるという予定でしたが、頭部を打ちつけたということもあり、今後も病院で経過を観察するそうです。まずは安静に体調を戻して、また元気にピッチに戻ってくる日をみんな待っています!!

そして、フランサ選手。試合後の挨拶にも加われず、ピッチをあとにしましたが、今日打撲と診断されました。こちらも大怪我ではなく、ひとまずは安心ですよ!!

そして、今日はサテライトリーグの一戦が、仙台ユアスタで行われました。試合は0-2からジャンボ大久保、ドゥンビア、またもジャンボのゴールで大逆転勝利!!試合速報をご覧になった方はご存知かもしれませんが、横井さんがWEB速報部隊として出陣しました。ここからは、横井特派員からのレポートです。速報に一部訂正があるそうです。

まず1点目。阿部嵩選手の右からのクロスをクリアされ、逆サイドから池元選手が折り返し。ここで阿部吉選手がヘディングシュートを放ち、ポストに跳ね返ったところを佐藤選手が競り合って、最後は大久保選手が押し込みました。
そして大久保選手の決勝点。クロスを相手GKが弾いてこぼれたところを、大久保選手と仙台DFがもみあいながらなだれこんでボールはゴールネットに。味方からも「オウンゴールじゃない?」と冷やかしの声が上がったそうですが、記録はジャンボゴール!復活の2得点で、けが人が出たトップチームに向けて大きなアピールを果たしましたね☆

昨日アメリカから帰ってきたばかりの横井さん。翌日には仙台に飛んで、サテライトレポート。私は今日千葉テレビでのライジングレイソル収録があったため、お願いすることとなりました。やっぱり、スゴイ仕事ぶりでした。横井さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

明日はチームもオフ!英気を養って、週末の大事な名古屋戦へもう一度切り替えです!!

2007年4月21日

ジェットコースターゲーム

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担当:大重正人

今日の日中、上着がいらない初夏のような陽気。青い空の下、緑の山々が周りを取り囲み、澄み切った空気。普段の首都圏では感じられないような非日常の世界が、甲府の小瀬スポーツ公園に広がっていました。

ただいま、22時半。昼間のリラックスした雰囲気がうそのような試合後です。これまでのリーグ戦6試合とは、まったく違ったスクランブルなゲームになってしまいました。これまた、非日常のゲームでした。

これまで鈴木達也選手が努めていた攻撃的右ハーフに入った藏川選手。中に絞って、思い切ったロングシュート!ドライブ回転でネットに叩き込んだスーパーゴールでした。
左サイドに入った石川直樹選手。セットプレーで惜しいヘディングシュートを放った直後、ピッチに倒れこみました。前半終了から、ハーフタイム、そして後半キックオフ。まったく変化のない状況に、スタンドから双眼鏡をのぞきながら、不安で不安でなりませんでした。担架で運ばれたあとのキックオフ、なんとも集中しがたい場面でした。
古賀選手。名実ともにレイソル守備陣の要となった変えがたい存在。難しい判定に泣いて、2枚イエローカード→痛恨のレッドカード。あまりにも悔しがる大谷選手の姿が遠くからでもはっきり確認できました。
李忠成選手。10人となった後半戦。数的不利の中、菅沼→フランサとつないだボールを、最後ゴールに押し込んだ、気持ちのゴール!!シリアから帰って24時間経つか経たないうちに、大きな仕事をやってのけました。

そして、アンビリーバブルな残り10分での連続失点。ヴァンフォーレのパスサッカーは、機能的で見るものを楽しみませるものでした。3ゴールとも完全に崩された美しいものでした。いろいろな不利な状況もありましたが、今日は脱帽の結果でした。

心ここにあらずという気持ちです。昼間と夜がこんなに違う一日は、あまり経験したことがありません。

最後に石川直樹選手。意識がもうろうとしながら病院に運ばれました。検査の結果は、脳しんとう。今日は大事をとって、甲府市内の病院に入院しますが、大事には至らなかったそうです。良かった。本当に良かった。今日は、楽しくて喜んで心配して悔しくて…喜怒哀楽の激しい一日でした。みなさま、お疲れ様でした。

2007年4月20日

弱肉強食、下克上

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担当:大重正人

全体練習のあと、懸命に居残り練習に励む、センターフォワード2人の姿がありました。大久保選手と長谷川選手が、右から左からのクロスボールに対してシュートを放ちます。そのまえ、ミニゲームでの罰ゲーム一発芸で「あらあら阿藤さん♪」とぶらり途中下車の旅のナレーションのマネを披露したジャンボ。そしてイマイチ反響の薄かった大久保選手のフォローで「桃から生まれた桃太郎?」とまたも新ネタを繰り出したハセ。そんな笑いを誘ったさきほどの様子は微塵もありません。遠く離れたところから見ていた私にも、真剣な表情と息遣いが届くようでした。

私の隣には、下平スカウト。「センターフォワードの2人がこれから成長してくれるといいね」と2人に鋭い視線を送っていました。しかし長年プロ生活を務めたシモさんが含蓄のあるお言葉を。「いろんな選手を見てきてるからね。自分より先輩だった人が、ひとりまたひとり辞めていって。そうするうちに自分の同期の人がクビになって。その次は、自分より若い人が辞めて…。才能はあったのに、芽が出なかった人もいるよ。。。」。プロ選手になるということは、それだけで選ばれしフットボーラーであることは間違いないのですが、そこからまたひとつ大きな壁があり、シモさんのようにプロ生活を15年も続けることは大変な偉業です。2人の大型ストライカー、いつか大きな花を咲かせてください!!

そのシモさんからある依頼が…「今度の水曜日、サテライトとユースで試合やるんだよ。スタジアムでやるからお客さんが一杯来てくれるように告知をよろしく」とのことでした。ユース選手にとっては、ジュニア時代から培ってきたチームワークとパスワークがどれだけ通用するか。そしてトップチームにアピールできる絶好の機会です。対するサテライトチームも、トッププロ選手の誇りと意地があります。高校生年代の選手にやすやすとやられるわけにいきません。

来週の水曜日、夕方17時30分、日立柏サッカー場でキックオフの予定です。この珍しいマッチメイク、お近くの方はぜひスタジアムで応援をよろしくお願いいたします!明日は、小瀬へ出陣。ヴァンフォーレ甲府戦です!!

2007年4月19日

褒め殺し対談

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本日の担当:桜林 舞

今日も午前練習が行なわれ、という書き出しも飽きましたね。今日もありがたいことに取材の多い日でした。

鉄壁のセンターバックコンビ、古賀選手×近藤選手の対談が行なわれました。今季の取材としては初の組み合わせです。意外じゃありませんか???
ここからは立ち会った大重広報に聞いたお話。
「古賀さんは、タックル、パスカット、ヘディング、キック、状況判断、などすべてが優れている」と近藤選手が褒めると、「ドゥー、それ嘘っぽいよー。オマエがいうと嫌味に聞こえるー」と古賀選手。一方、古賀選手は「自分の経験を若い選手が見て、盗んで、学んでいくと思われているようですが、そんなことはなくて。実際は逆に、自分が見習うべき部分も多くて、毎日勉強させてもらっています」と謙虚な姿勢を崩しません。以前のインタビューでも「ドゥーは才能のある選手。センスもあるし、一緒にやっていてすごくやりやすい。若いからまだまだ伸びるだろうしね」と近藤選手に一目を置いていました。

ん???こんな感じ、以前もあったような。。。そういえば「右サイド対談」鈴木選手×蔵川選手のときも、「高校サッカースター同級生対談」北嶋選手×古賀選手のときも、「こんなに褒めあって記事になるのかなぁー」と選手がいうほど笑いの耐えないインタビューでした。かようレイソルの対談はお互いがお互いを称えあう「褒め殺し対談」になることが多いようです。どの選手も本心なのでしょう。お互いがお互いを信用しているからこそ成り立つのが、プレッシングサッカーこと石崎サッカーです。

一方「(こういう大きいメディアでの)単独インタビューは初めてですよ」と少々戸惑い気味の蔵川選手。無理もありません。蔵川選手の隣には、なぜか小見ディレクターの姿が。小見ディレクターはFCホリコシ(現・アルテ高崎)監督時代に「Jリーグでも通用する逸材だ」と蔵川選手を見初め、柏レイソルへの加入を促した方です。取材が立て込むと、クラブハウスの1階のプレスルームと、2階の強化部前のラウンジがフル稼働。すると強化部前のラウンジ取材時には竹本GMや小見ディレクター、下平スカウト、鈴木スカウトなどがいったりきたり。いや、選手は非常にやりにくいと思います。でも物理的にしょうがないんです、ごめんなさい。。。そんな中でも10歳からサッカーを始めたことから始まり、「サッカーをやめたいと思ったことはなかった」という小・中・高時代、愛知学院大学1年生の時には「ラインズマンをやるために入ったんじゃない」と啖呵をきった話、1年で0円提示を受けたマリノス時代も「あの時があるから今の自分がある」と続きます。「柏のサポーターはサイコーですね。日立台でやると負ける気がしない。(FCホリコシ時代は)200名の観客の前のプレーする日もあったから、いまは例えどんなにブーイングを受けても、ありがたさを感じます」とサポーターへの思いを語ってくれました。

古賀選手×近藤選手の対談は来週のエルゴラッソに、蔵川選手のインタビューは5月2日(水)発売のサッカーマガジン「蹴球浪漫」に掲載予定です。お楽しみに。

2007年4月18日

話がいろいろ飛んでますが…

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担当:大重 正人
遠くシリアの地で戦う、チュンソン&ミノルの出場を待ちながら、キーボードを叩いております。今日は、午後の練習が急きょ中止となり、午前中のみとなりました。朝一番で行われたビデオミーティング。次なる相手ヴァンフォーレ甲府といえば、2005年の入れ替え戦はサポーターの皆様にとっても忘れられない、そして忘れたい記憶かもしれません。バレーはガンバに移りましたが、リベンジの一戦となることは間違いない。

そのミーティングでは、以前レイソルに所属した茂原選手の名前も当然挙がりました。この2試合で4得点、菅沼選手から日本人得点王を奪った絶好調男。この茂原選手は、石崎監督にとって印象深い選手のようです。2002年から03年にかけて、フロンターレを率いていた監督のもとに、茂原選手がいました。最初は指示したことを守ってくれず、手を焼いたそうですが、徐々に対話する中で良い関係に。そして監督は茂原選手をボランチにコンバートしたところ、それまであまりディフェンスをする選手ではなかったのに「監督、ディフェンスを教えてください」と言うまでになったそうです。

このエピソードは、以前の石崎監督のインタビューの中で「監督をしてきた中で、すごく成長した選手」という質問に対して挙げた二人のうちの一人です。そしてもう一人は、、、李忠成選手でした。チュンソン選手の持ち味でもある「強いハート」。その方向をうまく導いたのが石崎監督ではないでしょうか。22時37分、まだチュンソン&ミノルの出場はありません。。。

マリノス、レッズ、ヴァンフォーレ、グランパス…4月は本当にレイソルにとって因縁の一戦が続きます。そして、水谷選手、鈴木選手、山根選手と相次ぐ不運なケガ。マークも厳しくなり、チームのまとまりや総合力が問われる状況です。今日の練習でも、鈴木選手の右ウイング、山根選手のボランチには、いろいろな組み合わせが試されていました。さあ、週末の石崎マジックが、小瀬スポーツ公園で炸裂するか。

22時47分、見慣れない背番号13のミノル登場です!!!ファーストタッチはヘディングで。ハーフウェイラインまで懸命に戻ってディフェンスをするなど、少ない出場時間でできることの全てをぶつけてくれたと思います。でも、もう少し、見たかったなぁ。チュンソンくんも。小瀬まで無事帰って来てくれることを祈りながら、このあたりで。。。

2007年4月17日

チームの萌芽

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本日の担当:桜林 舞

今日は四月に入って始めての2部練習でした。ひさびさにナビスコ杯の試合がない1週間です。午前練習のみのサイクルに慣れていたため、2部練習時の勝手を忘れていて一人で右往左往しておりました。今日、明日、明後日、そして来週まで取材ラッシュは続きます。U-22代表で李選手と菅沼選手が不在のため取材ラッシュも落ち着くのかなと思いきや、DF陣にスポットが当たっております。特に古賀選手は、甲府戦の次に名古屋戦が控えていることもあり依頼が多く、本日も急遽インタビュー時間をとらせていただいたほど。

午後の練習前にはチームミーティング。浦和レッズ戦のビデオ復習です。編集されたこのビデオ、どのように作られるかご存知でしょうか?試合が終わった日にスカウティングテープと呼ばれる映像(TV中継の映像のようにボールの動きを追うものではなく、戦術が分かるように引きの映像で撮ったもの)を監督が持ち帰り、気になった部分を時系列で書き出し、平川テクニカルスタッフに渡します。細かくでも簡潔に書かれているそのメモを元に、平川テクニカルが必要に応じて付け加えたりしながら編集し、チームミーティングで選手に説明する、という流れです。「ミスしたところを絶対見逃さないんですよ」と以前蔵川選手が述べていました。「これ絶対ミーティングで流れるー、と試合中にミスすると思うんですよね」とも。チームミーティングでは各選手にプレイの説明を求めるシーンもあり、各選手とも集中力をと切らすことはありません。

さて、本日は2選手の負傷リリースを出せていただきました。レッズ戦前日のミニゲームで右膝を傷めた鈴木選手、レッズ戦の前半に左膝を傷めた山根選手です。医師の診断を受けて正確な情報をお届けするために、このタイミングでの公表となりましたことをご理解いただければと存じます。主力の二人が負傷したことは、レイソルにとって痛手であることはもちろんですが、「長いシーズンを戦っていく上でアクシデントは避けられない。このチャンスに出場機会を得る選手が経験を積み、チーム全体がより強くなっていくことは悪いことじゃない」と石崎監督の切り替えはすばやく行なわれていました。ピンチはチャンス、とはよくいわれることです。今までの主力の陰で芽吹いていたチームの萌芽にいままでと変わらぬご声援をお送りください!

2007年4月16日

今日の聖地はいつもと違った

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担当:大重正人

「球際で戦っていない。気持ちで負けないで、自信を持って積極的にいこう」

0-2で終えた、今日のレッズ戦の石崎監督ハーフタイムコメントです。いつもは戦術的な対応策が最初に来ることが多いのですが、こんなふうに戦うための心構えを諭すことは今季に入って初めてではないでしょうか。試合を迎えるにあたって、身体的な準備とともに精神的な準備ができていないと、いい戦いはできません。そういう意味では、日本サッカーの聖地・国立戦は、やはり一種異様な状況下で行われていたということでしょう。

私はいつものように、試合中は報道記者席でテキスト速報を入力していました。国立競技場の記者席は、メインから向かって右側に少しずれていました。もう一面の赤世界。そして、あまりにも強烈な応援&ブーイング。スタンドにいるだけで恐怖感すら覚えるほどの応援を感じたのですから、ピッチに立った選手が、普段とは違うメンタルコンディションになっても仕方のないことでしょう。

改めてサポーターのパワーを思い知りました。普段のホームゲーム、レイソルサポーターの皆さんに聖地・日立台で応援していただいていることが、どれだけ選手の力になっていたかを。そして敵ながら、相手に強烈なプレッシャーを与えてしまうレッズサポーター。ともに「12番目の選手」としてチームとともに戦っていました。

試合後のロッカーでも、南選手、古賀選手、近藤選手らが試合について話し込む様子も見られました。前向きで建設的な話し合いができていました。前半で負傷交代した山根選手。今日はすばらしい輝きで反撃の一翼を担った谷澤選手の肩を借りながら、帰りのバスへ向かっていました。多くの報道陣を見て「さすが代表そろいのレッズは違うね?」と口ではいつもの軽快な調子でしたが、悔しい思いを隠していたはずです。今朝に欠場が決まった鈴木達也選手とともに大事に至らなければ…と切に願うばかりです。

後半は自信を取り戻したかのような戦いを見せてくれました。ゴールこそなりませんでしたが、積極的に戦う姿勢はいつものレイソルイレブンのまま。後半の戦いは、今日の試合だけでなく、まだまだ30試合残るリーグ戦につながる45分間になりました。すばらしい切り替えができたように思えました。1位も2位も関係ありません。目標はあと勝ち点32!

2007年4月14日

国立劇場

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本日の担当:桜林 舞

土曜日で快晴だったこともあり、今日はいつも以上に練習見学に来られた方が多い日でした。公式戦前日恒例のミニゲーム、と敗者チームから一人選ばれる罰ゲーム。今日の一発芸は大河原選手と、監督の命を受けて勝利チームなのに一発芸を披露した長谷川選手。ダブルの罰ゲームにギャラリーも沸いていました。

上位チームの名古屋とG大阪が、本日のゲームで敗戦を喫したため、柏レイソルは第6節1日目にしてもいまだ1位。明日の浦和戦への注目度は最高潮と言ってもよいでしょう。

取材陣に囲まれる監督も選手もコメントすることは一緒です。「うちは挑戦者だから。J2から昇格したばかりの下から2番目のチームだから、失うものはなにもありません。」驕る姿勢はどの選手からも垣間見えません。

昨日のチームミーティングでは石崎監督が「雑草魂を試合にぶつけよう。恐れることは何も無い。やられてもやられても喰らいついていこう。恐れる選手は試合に出る必要はない。浦和に勝つためにいままでずっとやってきたという強い気持ちを持とう。日本のサッカーを担っていくチームであることを晴れの舞台で証明しよう。」と選手を鼓舞します。

誰も手を抜けない。誰も手を抜かない。

全体練習を終えた後、シュート練習にランニング。自主的に居残り練習をする選手の数は日に日に増えています。「こんなに多くの選手が居残り練習をしているなんて、ちょっと他のチームでは考えられませんね」と担当記者さんがつぶやくほど。

「ほんとうに手を抜けませんし、抜きませんよ」と昨日のインタビューで述べていた藏川選手。「走れなくなったら試合にはでれませんから」と鈴木選手。「石さんの目指すサッカーを選手みんなが共有している。だから結果がついてきている。方向は絶対に間違っていない」と山根選手。「誰かが手を抜いたらすぐにダメになってしまう。レイソルは全員サッカーだから」と南選手。

U-22代表に選抜された李選手と菅沼選手が浦和戦に出場できないことはうれしくも残念なことではありますが、それを補ってあまりあるチームの力を明日、お見せできることと思います。現在首位とはいえ、明日はリーグ戦全34戦のまだ6戦目。この先大きく飛躍するレイソルの序章にすぎません。興奮と感動を、ホーム国立でお届けすることをお約束いたします。明日の「国立劇場」にご期待ください!

2007年4月13日

ベテラン×若手、サッカーの未来を語る

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本日の担当:桜林 舞

今日は、取材三昧。いえ、今日も取材三昧でした。今季初となるスポーツ紙6紙の記者さんが揃い踏み。エルゴラッソとサッカーダイジェストの番記者さんに加え、サンデースポーツ(NHK)、やべっちFC(テレビ朝日)、Jリーグプレビューショー(ジェイ・スポーツ)とテレビクルーも3組。王者浦和戦に向けて、マスコミ陣の熱い戦いが繰り広げられていました。

のちほどフォトギャラにアップしますが、午後は山根選手×鈴木選手の対談、近藤選手、阿部嵩選手のインタビューと3本連続。

山根選手×鈴木選手の対談ってすごくないですか!?「練習を一番早くあがる人と一番遅くあがる人と組み合わせるなんてありえない!もーこれで最後だからね」とぶつぶつと呟きながらもちゃんと応じてくれる山根選手。「山根さんに迷惑をかけないように頑張って早くあがります!」と申し訳なさそうにしつつも全体練習後のランニングをきっちりとこなす鈴木選手。両選手とも「この2人で何を語れというのだろう」と疑問を抱いていたようですが、なんとお題は「サッカーの未来について」。またもや両選手「人選間違ってるよ」の声。そんな粋な取材を敢行したのはJリーグ選手会(JPFA)。JPFAさんはJリーグ31クラブの選手会を束ねている組織です。選手の自治を司るところ、とでも申しましょうか。さてそんな「ベテラン×若手サッカーの未来を語る対談」はJPFAならではの掘り下げた話題やきわどい話や本音の話が飛び交います、と言いたい所なのですが、やはり流れは終始山根選手ペース。山根選手とぼける、鈴木選手まじめに答える、山根選手かわす、鈴木選手丁寧に対応。インタビューでも堅守をみせてくれた鈴木選手でした!!!

近藤選手はcheck&checkという私服姿+シュートムービーで選手紹介するコーナーのインタビュー。一問一答の取材に即答で答える近藤選手。最後に今季の目標をビデオカメラに向かって一言、という段になって「目標かぁー。。。」とシンキングタイム。と、ちょうどその時、次にインタビューを受ける阿部嵩選手が。近藤選手、しばし考えたのち「決めました。でも、ちょと待って。シュー、恥ずかしいから外にいて」と笑いながらリクエスト。カメラに向かって堂々の宣言、でした!

そして、いつもフラットなテンションながらウィットに富む語りをしてくれる阿部嵩選手。Player’s Historyという自分のサッカー史を振り返るコーナー。横浜の中学校から、よりよくサッカーが出来る環境を求めて習志野高校へ、高校2年からは流経大柏高校に転校し、流経大に進学、のちレイソル加入という数奇な経歴を披露してくれました。高校生の時から寮暮らしで1部屋に10人で住んでいたとか、自分の時代と流経大柏高校の後輩にあたる長谷川選手の時代を比べて「(サッカーの環境が)天国と地獄ですよ!」という爆笑エピソードで盛り上がりました!流経大のプロサッカー選手第1号となる阿部吉朗選手から始まり、サッカーの強い流経大、流経大柏高校が形づくられてきた歴史が垣間見えるインタビューとなりました。

今日のインタビューはJPFAサイトに近日アップ予定です。JPFAならではの視点満載のJPFAサイト、是非お訪ねください!

2007年4月12日

雨男か勝利の女神か

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担当:大重正人

昨晩の清水エスパルス戦から、もう24時間以上経ちました。今日もあっという間に一日が過ぎようとしています。日本平スタジアムで試合後の作業(監督&選手コメント、公式記録入力、デイリーレイソル、広報日記など)を桜林広報の協力のもと、エスパルススタッフ様が退出する間際にようやくタクシーに乗り込めた状態でした。でも本当は、ひとりでやらなければならない仕事…。速報を含め、アウェイのナビスコカップはテレビ中継がない分、サポーター皆様の公式WEBに対する期待をひしひしと感じながら仕事にあたっています。少しは現場の雰囲気は伝わったでしょうか??

それにしても、今季のレイソル戦は本当に雨が多い!!!ちばぎんカップに始まり、昨日の日本平でもわずかですが小雨がパラパラと。試合前にやんだ試合もありますが、それでも濡れたピッチ上で戦う日がとても多いです。今年レイソルにやってきた人のなかに、誰か雨男雨女がいるのでは!? でも、ひょっとしたらその人は勝利の神様、勝利の女神だったりするのかもしれません。週末の国立、天気予報はあまり芳しくないようですが…結果はいかに。。。

選手たちはバスに乗って、そのまま深夜に帰柏。私たちは静岡に一泊して、朝7時ごろの新幹線で柏に9時過ぎに戻ってきました。そして12時から練習という午前中の流れ。それにしても取材ラッシュです。まさに首位効果でしょうか。桜林広報はマスコミ各社から毎日のように送られてくるFAXと練習予定表を見比べて、スケジュール調整に頭を悩ませています。正直パンパンに埋まっていますが、それでも対応できるところから埋めておかないと、その翌週になって、火の車となってしまいますからね。

今日一日でメディアの取材を受けたのは、藏川選手×鈴木選手の対談に、鈴木選手テレビ取材、長谷川選手、池元選手、大久保選手の雑誌取材と、5選手のべ6回。私は、JFLを経験した選手を取り上げる取材に立ち会いました。長谷川選手と池元選手が入れ替わる際に、FC岐阜時代の同僚コンビが席を並べて思い出話に。池元選手が長谷川選手を車に乗せて、練習へ向かった際になんとビックリあんなことに…!?そのエピソードが載るかどうかは後日お楽しみに。

週末に大一番レッズ戦を控え、新聞各社だけでなく、テレビ関係の取材も入るようになっています。柏レイソルvs浦和レッズは、間違いなく今節最大のビッグマッチ。当然、日本中のサッカーメディアが関心を寄せています。試合はもちろん楽しみですが、金曜日&土曜日&日曜朝までのレイソル露出度にも注目。Jの主役を張る今週末のレイソルです。国立でのホーム戦に向けて、広報も前倒しの準備中です。これからもうひと踏ん張りです!!!

2007年4月11日

新チャント誕生!!

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本日の担当:桜林 舞

やって来ました日本平。聞いていましたがすばらしいピッチです!!!芝生の密集度が高いというのでしょうか。なんだかモフモフしています。そして両サポーターの応援も上から降り注いでくるようです。ピッチもビジター控え室から同じレベルになっており声援はもちろんですが、監督が叫ぶ指示もよく聞こえました。日立台は半地下とまではいわないもののピッチのレベルより控え室が下がっていることや、音が拡散しやすいからか、監督の指示は(少なくとも私には)聞こえないのです。「オカ!」「クラ!」「ナオキ!」「ミノル!」次々と指示が飛びます。対してエスパルスの長谷川監督。ときどき立ち上がり手を振るものの、本日は基本的には静観されているように見受けられました。

フジテレビアナウンサーの青島さんが本日実況でこられておりまして、「DFラインのユウゾーくんとジャンボちゃんがさー」というのです。DFのジャンボちゃん???ジャンボさんこと大久保選手はFWのはず、はて?と思ってお訊ねするとジャンボちゃん=岡山選手のことなのだそうです。「いや僕は昔っから岡山選手のことをジャンボちゃんって呼んでいるものだから。じゃあ今レイソルにはジャンボちゃんとジャンボさんがいるってことだね」と言われまして、レイソルにはじゃんぼさん(=チケット課の藤井さんのこと)もいるんですよ、とは言えなかった私でした。

また、今回加藤選手のチャント(=応援歌)を初めて聞きました!毎試合フィールドプレーヤーに先立って、GKのウォーミングアップが行われるのですが、その際応援歌が歌われます。「カトーマジック!カトーマジック!」と往年のヒットソング、ゴダイゴのモンキーマジックのリズムに載せて。非常に印象に残るチャントでした。「この間ベンチ入りしたときにチャントがなかったので、どんなのがいい?とサポーターの方に聞かれて。僕は『じゃあロックで』とリクエストしたんですが。」と本人も初めて耳にした様子。「まだ、どういう風にのったらいいのかわからないけど、でも、すごくうれしいです!」と笑顔で答えてくれました!

さて試合のことも少しばかり。前半は清水ペースでしたが、後半は柏ペースに。攻守激しい入れ代わりがあり、両チームとも決定的チャンスをものにすることが出来ませんでした。しかし、チーム全体に浸透している守備意識の高さがみえ、90分間最後まで集中力が途切れることはありませんでした。

もう少し書きたいことはあるのですが、門が閉まってしまうのでスタジアムをそろそろ後にしたいと思います。では!

2007年4月11日

出遅れてフライング?

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担当:大重正人
広報部隊は、明日のエスパルス(@日本平)に遠征し、週末には国立でのレッズを控え、時間に追われています。明日一日が試合帯同でほとんど忙殺されるため、WEBページの更新に全力を注ぎました。そのため今日はチームミーティングにも参加できず、練習グラウンドに行けば、すでに選手たちが上がり始めている様子…明らかに出遅れました。

今朝の一番の仕事は、やはり菅沼実選手のU-22日本代表選出でした。協会発表の11時に合わせて、桜林広報がミノル&チュンソンのコメントを取り、それをHPにアップしました。とにかく11時には発表しようと頑張り、スピードはかなり速かったと思います。「他の媒体で出ていないし、フライングじゃないの?」という問い合わせがあり、けっこう焦ってしまいました。。。

でも、レッズ戦を控えているということもあり、過去最高ともいえる記者さんに囲まれている菅沼選手を見て、やっぱり間違いでも夢でもなかったんだと実感しました。いつも写真に写る菅沼選手の笑顔は豊かな表情をしていますが、今日の笑顔はいつにも増して輝いていたように感じました。チュンソンくんに続きミノルくんまで代表に……レイソルだけのことを思えば複雑ではありますが、2人にとって最高のステージへ一歩ずつ進んでいるんですから、これほど喜ばしいことはありません。心から応援したいと思います。

そして、最後にマッチデープログラム「ヴィトーリア」のサポーターズボイスの募集です。現在首位の柏レイソルが、昨季王者のレッズに挑む一戦。前半戦の天王山ともいえるビッグマッチに多くの応援メッセージをお寄せください!
koho@reysol.co.jp

2007年4月 9日

花を愛でる姿勢

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本日の担当:桜林 舞

オフが明けて、今週もトレーニングがスタートです。長く目を楽しませてくれた日立台の桜も吹雪いて練習場への道は花びらの絨毯でした。首位になったとはいえ、報道陣が特段増えることもなく、ギャラリーはいつものレイソル担当記者さんたちと申請取材を行うメディアの方々です。

ダブルボランチの1人、アルセウ選手。「(リーグ戦で全試合出場して)疲れはもちろんあるけれども、結果がそれを補ってくれる。ボランチは、レイソルに限らずどのチームでも、重要なポジション。危ないプレーは潰していかなくてはいけないし、集中してムラなくやっていかなければいけない。日本語はそんなに話せないけれども、ピッチの中では言葉は必要ない。コミュニケーションを積極的にとるようにしているし、うまくとれるようになってきたと思う」とチームにもかなり馴染んできた様子。

石崎監督も「山根とアルセウのところでボールをうまく散らしてくれている。攻守のバランスが非常にうまくいっている」と二人のコンビネーションを大絶賛。ナ杯清水戦に関しては、「メンバーの決定は、目先の1勝をとるというよりも長い目線で考えている。でもやるからにはもちろん勝ちたいし、勝つためにどうしようかなぁと毎日悩んでいるよ」と。

そんな石崎監督。河西新社長の就任祝いに届いた胡蝶蘭を譲り受けてフロント事務所をお訪ねに。「こういうの好きなんよ、ワシ。昇格した時の胡蝶蘭ももらってかえったんじゃよ」と3鉢ある胡蝶蘭を前に真剣な表情。これが一番いいのではないですかと私が指差すと、「形はそれが一番いいけれど、先端のつぼみが剪定されて無くなっているじゃろ。それだと長く楽しめんのよ」と、花の数は少ないもののつぼみが多く残っている鉢を「これに決めた」といって持ち帰られました。花を愛でる姿勢にも一貫性のある石崎監督でした。

さて、昨日は私にとって、第二回目のライジングレイソル出演でした。時間変更のお知らせを告知できなくて大変申し訳ありませんでした。通常は20:30からの放送が、昨日は選挙速報番組との関係で18:30の放送でした。この放送時間の変更を出演者も当日まで知らず! 時間が差し迫る中、どきどきしながら、放送開始10分前にばたばたと事前収録を終えたのでした。耳まで真っ赤になっていましたけれど、1回目よりはまだましだったと思います。もっとアドリブが利くように精進いたします!

なお、来週のライジングレイソル(4月22日放送分、大重広報出演予定)も選挙速報番組との関係で、18:30からの放映となります。お見逃し無く、ご承知おきいただければと存じます。

2007年4月 8日

リーグ首位に思う

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担当:大重 正人

ただいま、夜のスポーツニュースをはしごして、悦に入っている皆様。私もおんなじです。結果は素直にウレシイものです。しかし、マリノス戦の内容は、押されっぱなしの厳しい展開でした。「これまでで一番良くない内容だった」という南キャプテン。マリノスは前線の大島と坂田に早めにボールを入れて、2列目から山瀬兄と吉田らが前向きでボールを持ってセカンドチャンスを狙うという作戦。ポゼッション(ボール支配率)は、2:8で負けていたかのような印象さえ受けるほどの、苦しい試合でした。

そのなか、地元神奈川に凱旋の鈴木達也選手が、フランサ選手シュートのこぼれ球を丁寧に押し込んでのJ1初ゴール。そして佐藤由紀彦選手。思わぬキャンプ中の怪我からようやく復帰を果たし、この日は途中出場から貴重なダメ押しゴールを挙げてくれました。しかし、試合後の記者会見では、みんなそろって反省する言葉が口をついて出てきます。勝って兜の緒を締めよ。石崎監督も含めて、チームがこの一勝、そして現状リーグ1位という結果に一喜一憂していないのは間違いありません。

目標は勝ち点45。あと32点。これに尽きます。

今日は、横井さんが退任されてから始めてのアウェイ戦。地上に現れた巨大地上要塞、日産スタジアムの広大さに驚く私と桜林広報。マリノスの広報さんにスタジアム内部をご案内いただいているときに、見慣れた顔が……横井さん、ヘアスタイルこそさっぱりとスタイリッシュにカットされていましたが、広報魂は退任前となんら変わりありませんよ。普通に控え室で談笑し、お弁当を食べ、パソコンを開いてメンバーを打ち込む手際さ。でも、やはり私たちの仕事振りが心配でならないのだと思います。

「チームは好調なのに、広報はまだまだだね」と試合後の控え室で桜林広報と話しました。レイソルのことをすべて把握してお答えしなければならない立場。的確かつ失礼のないような言動が求められる仕事にあって、行き届いていないことを痛感しています。日々反省、日々成長。来週はアウェイの清水戦と、リーグ戦の大一番である浦和戦@国立競技場です。日曜日は英気を養い、また来週!

追伸:横井広報のバインダープレゼントは、明日日曜日をもって応募受付終了とさせていただきますので、ご応募されていない方はお早めに!!

2007年4月 6日

臆することなく

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本日の担当:桜林 舞

明日はマリノス戦。
今日は9時半からチームミーティング。
「マリノスは強い。特に先日の清水戦ではお手本にしたいような試合をしていた。J1の強いチームに対して、自分たちのサッカーをどう貫けるか。すばらしいチームだからこそやりがいがある。楽しんでいこう。自分たちがどこまでできるか、すごく楽しみだ。ワールドカップ決勝の舞台で、臆することなくチャレンジしよう」と石崎監督。

のち午前練習、セットプレーに紅白戦。試合前日恒例の罰ゲームは、、、見逃してしまいました。申し訳ありません。うららかに桜の花びら舞い散るクラブハウスまでの道で選手とサポーターとふれあう姿も見慣れた風景。出場メンバーも15時半の出発のためか、やはりチームに結果がついてきているからなのか、監督も選手もゆったりのんびりと語らっていました。

4月4日の大宮戦で、今季初スタメンだった加藤選手。日々、ホブソンGKコーチ(←ロビンソンGKコーチはなぜか「ホブソンさん」と呼ばれています)の厳しい練習をこなすキーパー四兄弟の3男。昨年11月4日の天皇杯4回戦(11順目までいった壮絶なPK戦!)以来の公式戦スタメンでした。「出たからには勝ちたかったですね。テクニックの向上?ホブソンさんの練習成果ということもあるかもしれないけど、最終的に大切なのはここ。」といって胸に手をあてる加藤選手。「今季は3番目のキーパーということで、やっぱりいろいろ考えることはある。出場機会が保障されていない、そんな中でも腐らずにいかに前向きに日々の練習に取り組めるかということが大事。前を向いて、しっかりと手を抜かずに練習をしてきたから、大丈夫。緊張しなかったよ。」と目の奥に闘志を宿らせて、レイソルバスに乗り込んでいきました。

チーム内での熱い戦いがあるからこそ、レイソルに結果がついてきているのでしょう。自分たちのサッカーをどう貫けるか、臆することなくチャレンジです。明日の新横浜、16時キックオフ。

2007年4月 6日

セルフコントロール

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担当:大重 正人

今日の日立台練習グラウンドは、本当ににぎやかでした。アルセウ選手と李忠成選手へのテレビ取材クルーが二組。新聞記者さんも初めてお会いする方がいましたし、ふだんは記者さん自らがデジカメ片手に撮影することが多いようですが、今日はカメラマン帯同でいらした新聞社もいました。あしたのスポーツ紙は、どの選手の姿が踊るのでしょうか。

今日の練習は、ナビスコカップの翌日ということもあり、試合出場組は軽くボールに触れて、最後はランニングでの軽めの調整で終了。出場しなかった組は、土曜のFマリノス戦に向けて、紅白戦に臨みました。そして練習後。アルセウ選手がテレビインタビューに臨むことになっていたのですが、練習が終わる頃には、少し風も出てきて、肌寒さを感じるほど。練習中はいつも薄着で今日も半袖シャツだったアルセウ選手も、グラウンド脇にベンチにやってきた時はさすがに「メッチャ、サムイ…」。。。

ここで登場、横井コート!私が来ていたグラウンドコートをアルセウ選手に着てもらって、取材がスタートしました。そして私は、番組のプレゼント用に作った集合写真パネルにサインをもらうため、選手が上がってくるのを待ち構えます。フランサ選手に「May I have your autograph?」と伝わったどうかわからない英語でサインをお願い。菅沼選手には「これ、オレ写ってないよー」と言われ、よく見てみると確かに写っていない…チーム始動日にカタール遠征に出かけた彼の姿はなく、「きちんとオレの写真もつけてね」ということでサインを書いてもらいました。(ミノルくん、大変失礼しました)

そして、報道対応などで、事務所にいる桜林広報にヘルプの電話をかけようとしたら、電話がどこにもない!慌ててポケットを探っても感触はなく、ひとり焦っていたら、アルセウ選手に付き添っていた公文通訳が「2回電話のバイブ鳴ってたよ」。そう、アルセウ選手に貸したコートの中にケータイが。。。着信は桜林広報からでした。

今日は、なんだか一人で焦っている自分がいて、なかなか思い通りにいかない日でした。プロの広報として当然一人立ちはしなければなりませんが、それでもどうにもならない時は、ひとりで抱え込まず、周りに助けを求めることも必要だと思い知らされました。個人の頑張りとチームプレー。サッカーも同じですね。また明日も頑張ります!!

2007年4月 5日

強い気持ち

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本日の担当:桜林 舞

ナビスコカップ第3節。午後から冷たい雨が降り出し、手足がかじかむような寒い日でした。大重広報も何度も手をさすりながら速報を打ち、「寒かった?」と振り返っていました。

ナビスコキッズイレブンやサラリーマンレイ君との撮影会など、本日行なう予定となっていたイベントは悪天候のため、残念ながら急遽中止に。楽しみにされていたサポーターの皆様、申し訳ありませんでした。

ふれあいタイムも、テニスコートで予定されていた撮影会から2階売店前でのサイン会に変更させていただきました。本日は柳澤選手と池元選手のさわやかコンビ。春休み中なのでお子様の姿が多く見受けられました。「マジ寒いですっっっ!」と柳澤選手。「あ、大丈夫ですから」と池元選手。サインに握手、写真撮影。にこやかに、寒い中頑張ってくれました!

「新戦力を見出す試合にする」と石崎監督が述べていたように、今回のゲームでは久しぶりにスタメン出場する選手や、ケガから復帰した選手、初出場した選手など多彩な顔ぶれが並びました。DFラインの4人を除けば、新しい組み合わせということもあり、試合の行方が注目を集めましたが、結果は0-0のスコアレスドロー。大宮の守備を崩し切れませんでした。「2プレー目ぐらいで落ち着きましたけど、序盤はDFラインの方が浮き足立っていてびっくりした。(阿部)嵩に『緊張するなよ』と声をかけておきながら自分の方が緊張していたかも。ホームで負けるということはチームとしてよくないこと。負けなかったのはよかったけど、勝ちたかったですね」と今季初スタメンの岡山選手。李忠成選手も「ホームでの引き分けは負けに等しいです」と共同記者会見で述べていました。各選手の強い気持ちと、レイソルがさらに強い集団になれる道筋が垣間見える試合となりました。

明日は午前練習のみとなります。ひきつづき寒い日になることが想定されます。本日冷えた身体を温めて(特に、裸のサポーターのみなさん!)、今週末のアウェイ、横浜Fマリノス戦に備えていただければと思います。

2007年4月 4日

受け継ぐもの

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担当:大重正人

さきほど、最後まで残っていたチケット担当のじゃんぼさん。明日のナビスコカップ大宮戦のイベント、「同僚誘って観戦しナイト」用のチケット価格表(ハーフタイム以降の入場ならチケットがほぼ半額!!)を作り上げ、そして私に残していってくれたカップうどん。エネルギー補給してから、今日一日を振り返るところです。

今日は4月1日より着任された河西晋二郎新社長が、4月始業日である今日初出社されました。スタッフと選手を前にあいさつ。「明るく、厳しく、オープンに」。いまJ1に旋風を起こしている柏レイソルをそのまま表しているような言葉でした。大変厳しい練習のなかでも、明るく笑顔を忘れず、ファンに開かれたグラウンド。2、3年後には優勝争いに加われるようなチームを目指し、新社長のもと、新たに気持ちをひとつにした朝でした。

私のデスクの前にはポッカリとスペースが。横井広報のいない初めての朝です。「横井さん!」「横井ちゃん!」「横井氏!」「オニギリ!」。いろんなスタッフからいろんな呼ばれ方をされて、そしていろんな仕事をこなしていた横井さんはもういません。しっかりと一人立ちして、そして桜林広報と力を合わせて、広報というチームの窓口を全うしなければなりません。

その横井さんから受け継いだモノが二つ。ひとつは、スーツの襟につける社章です。レイソルロゴの「R」マークの色は少々うすくなっていますが、それが歴史を物語っている気がします。そしてもうひとつは、グラウンドコート。これまでは自分のコートを着て練習場に行っていましたが、レイソルのエンブレムが入った紺色のコートが、今日の激しい雨から身体を守ってくれました。

しかし横井さんから一番引き継がなければならないのは、気持ちです。レイソルを愛する心です。その思いがあったからこそ、身を粉にして働き、選手の話に耳をかたむけ、サポーターの方のためにすべてを捧げることができた。胸につけたエンブレムには横井さんの魂が宿っています。大切にしなければならないものが、またひとつひとつ増えました。

あすのナビスコカップは、どんなメンバーが出場するでしょうか。スタジアムで販売されるマッチデープログラムの予想スタメンはほとんど当たっていると思いますが(!?)、ひとり、累積警告で出場停止だったあの選手を誤ってスタメンにいれてしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。レギュラー奪還をかける選手、新しいポジションに挑戦する選手、復活をかける選手……それぞれの思いがあるでしょうが、誰が出ても同じ石崎サッカーを実践できるのが、レイソルの強み。前回、駒場で今季初黒星を喫したアルディージャに逆襲です!

2007年4月 2日

ぜんぜんわからないよー

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本日の担当:桜林 舞

まずは、お礼から。
サポーターズヴォイスを送っていただいた皆様、ありがとうございます!
おかげさまで、ヴィトーリア4月4日号が下版(印刷工程にまわすこと)することができました。いただいたサポヴォイはすべて掲載させていただきたいところなのですが、スペース的に掲載できない方がでてしまいました。大変申し訳ありません。ヴィトーリアに掲載されなかったサポーターズヴォイスはスタジアムDJにお渡しいたしますので、場内アナウンスで読み上げられる可能性がございます。ご了承いただければと思います。

今回改めて広報日記の影響力を思い知らされております。横井広報のバインダーにもゆうに100通を超える応募がありまして、サポーターズヴォイスにも「広報日記をみて、今回初めてサポーターズヴォイスを送信します」と書いてくださる方もおりました。本当にありがとうございます。

本日は桜の花びら舞い散る中での午前練習。二人一組になってのヘディング30回、リフティングで30回、落とすことなく足で受けてパスして30回…と何セットも続きます。1セットごとに、ノルマ達成が一番遅いペアには、その場でジャンプ10回もしくは腹筋のミニ罰ゲームが課されます。「あぁ!!!」とか「もう一回」とか「俺じゃない!」などと楽しそうな叫び声がそこここで発せられていました。

紅白戦に移るまでの間、グラウンドの真ん中で選手みんなでまったりモード。春というよりも、初夏という感じです。

紅白戦は、メンバーをこまめに変更しながら、数回行われました。「(4月4日の大宮戦は)前回よりもっとメンバーを変更して試してみたい」と、石崎監督。予想スタメンを決める際、大重広報も「今回は、ぜんぜんわからないよー」と嘆いておりました。ほとんどのメンバーがスタメン入りの可能性があるという状況下、ポジション争いは熾烈です。和やかながらもそれぞれ熱が入った紅白戦となりました。ずっと練習を見ている神田トレーナーも「これは明日にならないと分からないなぁ」と呟くほど。実際のところ、選手も前日の午前練習後の発表まで、知らされていないのだそうです。その分、各々が慢心することなく、より気を引き締めて練習に臨むことができるのでしょう。

平日ナイターのナビスコ戦が入ることによって中2日、中3日の試合日程が続きます。選手たちも肉体的にきついのかなと思っていましたら、「こんなことをいったら怒られるかもしれないけど、試合より練習の方がキツイと思いますよ」と古賀選手。納得してしまいました。選手はもちろんですが、サポーターの皆様も鋭気を養って、過密なリーグ戦、カップ戦に備えていただければと思います。

2007年4月 1日

花見日和

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夜桜見物

本日の担当:桜林 舞

今日はチームオフ日。
なので広報日記もお休みなのですが、4月4日発行のマッチデープログラムヴィットーリアの原稿を取りまとめておりましたところ、サポーターズボイスが足りないことに遅まきながら気づいてしまったのです。

なので、サポータズボイスを募集します!
昨日の日立台での興奮を声にしてお寄せください!!

koho@reysol.co.jp

その際、タイトルを「サポーターズボイス」にしていただけるとうれしいです。
というのも、横井広報のバインダー募集にメールが殺到しておりまして、、、そのメールとタイトルで区別できるとありがたいのです。募集期日は明日の正午までとなります。
よろしくお願いします!!!

上記の写真は、サポヴォイ募集のお知らせのみエントリー立てするのもしのびない、ということで、ピアノ前の夜桜を撮影してきたものです。

今日は絶好の花見日和でしたね?。
暖かく風もなく、日立台の桜も全開でした。
昨日は黄色く染まった日立台もしばしの静寂を楽しんでいるようです。

事務所もひっそりとしている、といいたいところなのですが、休日出勤のフロント陣がそこかしこに(苦笑)
私の左隣には横井広報の姿も。(笑)
いわく「荷物の整理がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」とのこと。
正面の大重広報もウェブのメンテナンス作業に邁進しています。

最後に、本日アップした4月のカレンダー壁紙に一部試合日が抜け落ちておりました。大変失礼いたしました。。。現在は修正をしたものがアップされておりますので、本日の20時前にダウンロードした方は再度ダウンロードをお願いいたします。

では、レイソル愛あふれるメッセージをお待ちしております!!!

2007年4月 1日

ありがとうございました

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本日の担当:横井孝佳

「目標を上方修正? いやいや、変えんよ。レイソルは挑戦者じゃから」
FC東京に完勝した後も、石さんのチャレンジスピリットはまったくぶれず。記者さんからの質問を、さらりと受け流していました。
それは他のスタッフ、選手たちも同様です。2対0での勝利に浮かれるそぶりは微塵もなく、「もっともっと内容を良くしていきたい」と口をそろえていました。

幸いにして結果が出ている今、最も怖いのは慢心、過信の類。しかし今のレイソルにとっては、杞憂であるようです。今日の午前中、メンバー外選手たちのトレーニングを見ていたのですが、全力を出し切っている。キャンプ中に負ったふくらはぎ痛のケガが癒え、全体練習に合流した平山選手など、比喩ではなく本当に吐いていたほどです(体調がすぐれない中、ふれあいタイムに参加してくれてありがとう)。

メンバー外選手たちがそれほどまでに頑張っているのですから、現在試合に出ている選手たちもまったく手を抜けない。石さんは練習で頑張る選手を起用する、という認識はチーム内に浸透していますから。選手同士が切磋琢磨し、刺激を受け合っている今のチーム、最高にいい状態だと思います。

本日を最後に、レイソルを去ります。

私がレイソルにやってきたのは、2004年の7月1日。翌日、池谷監督が辞任なさったのです。今にして思えば、その後の激動を暗示する出来事でした。
2年と9ヶ月の間、さまざまなことがありました。いいことも悪いこともありましたが、クラブの状態が最悪な時期から、他のスタッフや選手、サポーターの皆さんと力を合わせ、レイソルを再生させる仕事に取り組めたことは、かけがえのない経験となりました。

たまさか広報日記を実名で書き、千葉テレビやJ:COMで顔をさらして認知度が上がっているがために、皆さん誤解なさってますけど、私が果たした仕事など、ほんのわずかです。石さんを筆頭とする現場のスタッフ、選手たち、そしてフロントスタッフ。皆で一丸となって取り組んできたことです。だから今日の試合後、あんな風に胴上げされたりマイクでご挨拶したことが、面映くて仕方ありません。最後まで裏方として、仕事をまっとうしたかったのですけど。
とはいえ、一生の思い出となりました。オカはじめ選手たちには感謝してます。

レイソルの歴史は来年も再来年も、何十年先までも続きます。願わくばこの先もずっと、レイソルの名の下に「一心同体」で。明日からはレイソルの広報業務を外部でサポートしていきます。私が広報の仕事を経て確信したこと、「信頼できるだけの情報を伝えて初めて、サポーターの皆さんは心からクラブを応援してくださる」という考えを、大重と桜林に伝えていきたいと思います。

長い間お世話になりました。石崎監督、コーチの皆さん、スタッフの皆さん、私がかかわったすべての選手の皆さん、フロントスタッフの皆さん、関係者の皆さん、小野寺社長、そしてレイソルを愛するすべての皆様。本当に本当に、ありがとうございました。

最後に。昨年からホーム、アウェイのすべての試合に持って行き、練習や取材の際にも一日も欠かさず抱えていたアンブロ製のバインダーを、ご希望の方1名様にプレゼントいたします。これを持つだけでクラブ広報っぽく見える魔法のアイテム。ボロボロになってガムテープで補修して、そのテープもさらにボロボロになってますけど、喜びも悲しみもすべて知っている相棒です。もらってやってください。HPトップの広報宛メールから、「横井のバインダー希望」と書いてご応募ください。じゃ大重くん、抽選と発送作業お願いします。

皆様、重ね重ねありがとうございました! また日立台でお会いしましょう!!