2006年4月30日

更新日:4/30 22:58

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

トップ公式戦で初ゴールを挙げたFWは、こんなにも変わるものなのか…と驚くばかりの李忠成選手でした。東京Vとの練習試合、スタジアムでご覧になった方には納得してもらえますよね。私がレイソルとかかわるようになって数年、練習試合で選手のコールが自然発生的に起こるなんて初めて見ました。それほど、今日の李忠成選手のプレーが観る者の感情に訴えかけていたということでしょう。
何しろ突破力、決定力、オフザボールの動き、どれもが素晴らしい。DF3人に囲まれてもドリブルで突破したシーンは圧巻。私は前半ピッチサイドで写真を撮り、後半はメインスタンドの記者席で竹本GM、小見スカウトと並んで観戦していました。小見さんが「チュンソン、自信持っちゃったね」(ちゃった、っていうのはいい意味ですよ)と呟けば、小見さんの隣で観戦していた東京Vの都並コーチも「あの20番、どんな選手ですか」と驚いた口調で聞いていたほど。ちょっと誇らしく思えたりして。
がしかし、1点目が忠成のゴールかどうかは微妙です。永井俊太選手のFKが直接入ったようにも見える。得点後、忠成が人差し指をブンブン振りながら自陣に戻り、他の選手からも祝福されていたので、「触ってたんだ」と思い、途中経過に李忠成選手のゴールと書いたのですが。試合後に聞いてみると、「髪にかすったかどうか」というところだったようです。「でも俺のゴールってことにしといて!」という茶目っ気に免じてそのままにします。非公式ですから。俊太くんの名誉のために言えば、あのFKは素晴らしかった。目の前に曲がってきた(ちょうどゴールの後ろで観ていました)弾道は鳥肌ものでした。

今日は練習試合以外にもイベントが多く、休日ながら結構慌しい一日でした。
まず柏高島屋ステーションモールで行われたトークショー。南選手、北嶋選手、中澤選手のキャプテン・副キャプテントリオが参加しました。広報は帯同できなかったのですが、同行したH川氏によれば大変な盛況だったとか。駆けつけてくださった皆さん、ありがとうございます。
また同時間には、さわやか福祉財団主催の「サッカーさわやか広場」に、小林亮選手と鈴木達也選手が参加。流山市の介護老人保健施設「サンライズ流山」を訪問しました。礼儀正しく、人を思いやれる心の持ち主の二人。入所者の方々と積極的に交流し、記念写真に1枚1枚、自発的にメッセージを書き込んでいたとか。同行した種蔵嬢によれば「さわやか福祉財団の方が、どうしたらこんな(立派な)人になれるのか、と涙ぐんでいた」というから相当です。

そして午前練習に、コートジボワールからやってきたドゥンビア・セイドゥ選手が参加しました。今日からレイソルの練習に参加します。彼はまだ18歳、同じコートジボワール出身のドログバ選手のように、身体能力に優れるFWとか(今日は走っただけで、プレーは見ていないのです。われわれスタッフも楽しみにしています)。まだ契約に至るかは確定していませんが、契約する場合はC契約となるため、ブラジル人選手3人と同時所属が可能です。
コートジボワールの公用語はフランス語。彼はフランス語しか話せないんです。でも今日、午後に事務所に入ってきたときには「ドゥンビアデーッス」と叫んでいました。マネージャーのタクちゃんが教えたみたいです。メルシーボクー。

2006年4月29日

更新日:4/29 21:43

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

リカが戻ってきました!!
今日は人生で初めて、3歳になる愛娘・ルアーナちゃんを連れて入場。昨年7月6日以来の日立台のピッチに、誰よりも気持ちが入っているように見えました。1点目を決めたあと、しばらくしてからも何度も十字を切り、小さくガッツポーズするリカを見てジーンと来てしまいました。
リカが来日してこの夏で4年。日本語もリスニングはほぼ問題がなく、奥様も片言で日本語が話せるほどです。今季はここまでキャンプ中の練習試合でケガをしてリハビリに取り組んできました。レイソルの力にならなければ、という責任感はフランサ選手に負けず劣らず、といったところです。試合後は、試合勘、運動量、周りとの連携など反省点を口にしていました。リカが本調子になれば・・・とこれからが非常に楽しみです。

そして新人の石舘靖樹選手がプロ入り初ベンチ、公式戦初出場!日立台でのデビュー戦は、かなりインパクトがあったようです。
前日の段階でメンバー入りしていた鈴木将太選手が体調を崩したことによって巡ってきたチャンス。「朝ごはんを食べていたら呼ばれました。正直、嬉しかったですね」と。目指していた「第一歩」を踏み出し、これからまた新たなモチベーションをもって練習に取り組んでいきます。

ケガから選手たちが復帰してきたこともあり、前線のポジション争いは一気に激しくなりました。
今日の試合後の谷澤選手の表情が物語っています。今季4枚目のイエローカードをもらった谷澤選手は次回の草津戦は出場停止。
「ケガ人が戻ってきてるし、このタイミングで出られないのはきつい。出場停止があけて戻ってきたら、もうポジションがないかもしれない」。
危機感いっぱいの険しい表情で帰っていきました。
でも、そんな気持ちがチームをまた向上させていくのです。明日は今日出場のなかったメンバーが東京Vとの練習試合を行います。互いの刺激がチームをレベルアップさせていきます。

これで第1クールは12試合をすべて消化。来週6日(土)からは第2クールに入ります。次節までは一週間あきますので、いい調整をして草津戦に臨みたいところです。ちなみに、いまの「勝利ダンス」は今日で見納め。第2クールからは別バージョンをお届けするべく、振付を考えているそうです。個人的には、今日フランサ選手が得点後に披露し、早速ゴール裏でも取り入れられたダンス(?)を振付に入れてほしいのですが。

さて、なんとか雨に降られることなく行うことができたファミリーJOINデイズのイベントはいかがでしたでしょうか。レイソルカルトクイズが12問で終わってしまったのは予想外でしたが、どのイベント会場も賑わい、皆さんの笑顔が多く見られたことが非常に嬉しかったです。来週6日(土)も引き続き、ファミリーJOINデイズを開催します。ユニフォームを着て撮影ができる「コスプレフォト」、好評だった「折り紙コーナー」はもちろんのこと、ピッチ上では親子で挑戦できるシュート対決にご参加いただけます。また本日展示した似顔絵の賞もハーフタイムに大型ビジョンで発表します!お楽しみに。
来週も元気にご来場いただけるよう、雨に濡れたみなさんはどうか風邪などひかれませんよう、早めに休んでください。雨のなかご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

2006年4月28日

更新日:4/28 23:56

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

フォトギャラ見ていただけました? 大河原選手の一発芸。キャプションでは「オーディエンス脱力」と書いたものの(まあ流れと言いますか空気感と言いますか)、実際には爆笑でしたよ。シャイな大河原選手、自分も札付きのシャイだから、あの状況のつらさはよーくわかる。何も助けてやれなくてごめんね。しかもホームページに載っけてしまってホントにごめんね。
写真をご覧いただけばおわかりのように、今日はレクリエーションとコンディション調整を兼ねたメニューが中心。GKもフィールドプレーヤーとして入ったミニゲーム、選手たちはじつに楽しそうにプレーしていました。今節は1週間あいたため、実戦的なメニューは既に消化してきたということでしょう。果たして明日のスタメンはどんな顔ぶれになるのか、私自身も楽しみです。
というのも、フォトギャラでも少し触れたように、石崎監督も「ブラジル人選手3人が入る“かも”ね」と強調しているから。組み合わせはいろいろ試しているようです。スタメンは蓋を開けてみなければわかりません。
対戦相手の徳島は、レイソルにとって初顔合わせ(大塚製薬時代はのぞきます)。石さんが話していました。「これまで連勝も連敗もあったけど、どれもギリギリで勝ち、ギリギリで負けた。内容的には大差なかった。そんな紙一重の試合をどう勝利に持っていくか。負けているときに顕著だったのは、相手のファーストチャンスで点を入れられて、追いつけないという展開。前半を抑えられれば、1?0とかで勝ってるんだな。だから何としても前半は抑えたい」徳島は前半の得点が多いチーム。前半を無失点で切り抜けられるかは、明日の勝敗を分けるポイントとなりそうです。
そして明日でレイソルの第1クールは終了。ぜひ勝利を収め、勝ち点25まで伸ばしたいところです。札幌戦を控えたミーティングで、石さんが檄を飛ばしていました。
「ワンクールで勝ち点25を取れれば、シーズン通して100になる。それが達成できればまず間違いなく自動昇格できる。あと二つ、何としても勝とう」と。明日勝てば石さんのプラン通りになり、チームの士気も大いに上がるはず。余計に負けられないのです。

そしてわれわれスタッフにとっても、明日は重要な試合。担当者の会議でアイディアを出し合った「ファミリーJOINデイズ」のイベントが行われるためです。レイくんダンス担当の職員に至っては、前日の今日から踊り始めています。職員全員の願いが通じたのか、何とか天気は持ちそうな予報。楽しいイベントが目白押しの明日の試合、行こうかどうしようか迷っているならぜひスタジアムへ!! 当日券もあります!

2006年4月27日

更新日:4/27 23:40

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

どうにかして晴れないでしょうか、ファミリーJOINデイズとなる29日の徳島戦!
注目の「レイくんとダンス」も「レイソルカルトクイズ」も雨天だと中止になってしまうんです。せめて試合が終わって皆さんが帰路につく16時半くらいまでは・・・降り出すのを待っていてほしいものです。
今回の盛りだくさんなイベント、もしかしたら一番楽しみにしているのは我々スタッフかもしれません。今週は各自天気予報とにらめっこしながら、準備に追われています。
今日も、みなさんから寄せられた似顔絵をきれいに展示するため、企画部Nさんが丁寧に作品を整理していました。似顔絵はどれも特徴があって、びっくりするほど似ていたり、小さなお子さんが一生懸命描いてくれたのがものすごく伝わってきたりと見ているだけで楽しめます。来週には選手会、南キャプテン、石崎監督、レイくんにそれぞれ賞を決めてもらおうと考えているのですが、きっとかなり悩むでしょうね、どれも力作です。
そういえば。静かだなぁ・・・と思ったら、先ほど、横井広報がパソコンの前でせっせと似顔絵を描いていました。みなさんの作品に刺激を受けたのでしょうか。それも昼間にピアノであの癒し系スタッフをアップで撮影し、その笑顔を見ながら描いておりました。実際に展示されるのかは、ぜひテニスコート(雨天時はメインスタンドコンコース)でご確認ください。ちなみに締切を過ぎているので賞の対象にはなりません。

さて、冷たい雨が降りしきるなか、チームは午前9時半よりスタジアムで練習を行いました。今日も引き続き紅白戦形式で連携をチェック。練習終了後には、リハビリ中の藏川選手が外に出てきて速いペースでピッチ周囲をランニングしていました。
あさっては第1クール最終節の区切りの試合。なんとしてでも勝って勝ち点を25まで伸ばしたい。どんな布陣になるにせよ、やはり前節と同じように気持ちを前面に出した戦いになります。

午後1時からは、第2回目となるフロントスタッフと選手数名とのミーティングが行われました。毎回いろんな選手が参加して互いに話し合えるようにという大谷選手会長の発案により、今回は新人選手を含めて前回とは異なる4名が参加しました。フロント側にしても同じメンバーではなく、数名が入れ替わりました。普段はそれぞれの持ち場で仕事をしていて、こうしてじっくりと一つのテーマについて互いに意見を言い合うことはなかなかないので、有意義な場であると感じました。今日話し合った、イベント案や改善点などは、早速出来るものから反映していくつもりです。日頃のコミュニケーションも大事にしながら、こうしたミーティングを継続して行っていきます。

2006年4月26日

更新日:4/26 23:38

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

午前と午後の二部練習が日立台で行われました――そのはずなのですが、じつは今日、一度も練習を見ていないのです。別件の業務で事務所内にこもりきりになっており…。ネタがありません。どうしましょう。
そういえば一度だけ外に出たのでした。そのときはちょうど、リハビリ組がトレーニング中。中澤選手と岡山選手がピッチに出ており、なんと両選手ともランニングしていました! 全力疾走とまではいきませんが、結構速めのペースで。中澤選手は3月末に負傷して全治6週間、岡山選手は先週負傷して全治2?3週間と診断されたので、それを考えると順調に回復しているようです。

午後のトレーニングでは紅白戦などを行いました(と聞いています)。注目のメンバーは、昨日の練習試合からも変更があったようです。土曜日に試合が行われる場合、水曜日にマッチデープログラム『Vitoria』の原稿を作成しています。このとき、対戦相手ととレイソルのスタメン予想を立てるのですが、今回は徳島はともかく、レイソルの布陣がまったく予測できません。たいてい前日には判明するものの、それでは印刷が間に合わない。困ったものです。明日の夜校了ですので、最新情報を反映させたいと思っていますが…。
というわけで、『Vitoria』、今回も皆様のサポーターズボイスを募集しております。ホームページの「お問合せ・ご意見」メールフォームの広報宛からお送りください。ペンネーム可です。ご掲載できなかった分は、試合当日の「バモス・レイソル」で、ナラヨシタカさんに読み上げていただきます。

さて、昨日の練習試合をご観戦された方から「背番号39と40の選手は誰?」とのご質問をいただきましたので、ご紹介します。二人は昨日から明日27日まで練習参加している練習生。順天堂大の中村英之選手(CB)と村上祐介選手(右SB)です。
中村選手はレイソルジュニア出身。中2で引っ越すまでレイソルに所属しており、大谷選手とは元チームメイトになります。村上選手は、李忠成選手と国体チームなどで一緒にやったことがあるそうです。短い期間ですが、どうぞお見知りおきください。

2006年4月25日

更新日:4/25 20:48

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

通常であれば、午前中は前節のスタメン組が練習を、午後はそれ以外の選手たちが練習試合を、というパターンが多かった火曜日。
今日は全員が午後一本の練習に切り替わり、練習試合に出場しました。(新人選手のみ、午前中にも練習を行いました)
ご存知の通り、ここ数試合は出場停止やケガ人が出たことにより、試合出場メンバーが都度、入れ替わっています。
昨日に引き続きフォーメーションやコンビネーションを試す場とするため、トップチームも練習試合を行いました。相手がいるからこそ見えることは多く、「またいろいろな組み合わせ、かたちを見ていく」と監督も試合後に語っていました。今日の練習試合はいわば紅白戦の延長。よって、今回はメンバーをすべてお知らせするのではなく、結果、得点者のみを掲載させていただきました。
ちなみに3得点のうち2得点は、前節の札幌戦でロスタイムに逆転ゴールを決めた鈴木将太選手のサイドからのアシストによるもの。今日も積極的に前線に走りこんでいました。またクロスにヘディングであわせ3点目を決めた長谷川選手は練習試合後も、グランドで最後まで田村コーチとシュート練習に励んでいました。汗びっしょりで上がってきた長谷川選手がアスファルトの上でストレッチをしたあと、背番号「29」が地面にきれいにプリントされていました。別布で出来ている背番号の部分は汗が染み込まず、地面にもうつらなかったんですね。
レポートを楽しみにされていた方々には申し訳ありませんが、今週末の試合に出てくるメンバーをあれこれと想像しながら、楽しみにお待ちいただければと思います。

練習試合後、ほかの選手たちが引きあげてもなお、「子どもたちを乗せて帰らなきゃ」とじっと待っていた大谷選手が印象的でした。プロ4年目、まだ21歳なのですが、「シマ(大島選手)とか、10代の子達と話すとなんかギャップを感じるんだけど(笑)」とすっかり面倒見のいいお兄さんです。柏の葉やあけぼの山で練習がある際、選手たちは各自、車での移動となるため、今日は免許のない新人2人&大島選手を乗せて柏の葉までやってきました。引き続き、新人たちのお世話&教育をお願いしたいところです。

2006年4月24日

更新日:4/24 23:42

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

横井連投させていただきます。
ご意見・お問合せメールなどでも何度かご指摘いただいております。「広報日記のアップ時間を早くしてほしい」と。返す言葉もございません。早くせねばせねばと焦りつつ、今日も気づけばこんな時間。仕事が遅い我が身を呪い、憂えています。大変申し訳ございません。

さて、遅い時間になりましたが今日の話題を。午後には今季初めて、あけぼの山でのトレーニングが行われました。何しろ選手・スタッフともに新加入者が多く、ゆえに「初めてのあけぼの山」という人も多いわけです。お昼過ぎにクラブハウスをのぞくと、マネージャーの拓ちゃんが告知用ホワイトボードに、念入りに地図と道順を書いておりました(にもかかわらず一人迷ったらしいです。誰とは言いませんが)。
本日が28回目の誕生日だった岡山選手は、お昼時、皆と一緒に札幌戦の録画を見ていました。全治は2?3週間とのことで、それほど重症ではなかったのが不幸中の幸いです。

久しぶりのあけぼの山は、2面あるコートのうち利根川に近いほうのフィールドでトレーニング。芝の状態はかなり良好。石さんも合格点を与えたそうです。「これならここまで来る甲斐がある」と。拓ちゃんが「ピッチがいいと練習も活気付きますね」と呟いていましたが、その通り、じつに活発なトレーニングが行われました。札幌に勝ったいい雰囲気の余韻もあるのかも。
あけぼの山で困るのは、周囲に何もさえぎる物がないため、風が強いこと。今日も利根川方向からの強風が吹き荒れておりました。練習開始の頃は暖かかったのですが、次第に雲に覆われ、風も冷たくなって函館なみの寒さ(それは言い過ぎかも)に。あの天候の中での練習見学は、苦行以外の何ものでもなかったでしょう。ご見学いただいた方々、ありがとうございました。車にはお気をつけください。
今日は紅白戦形式のメニューもあったのですが、おぉ、面白い布陣。最近は対戦相手の関係者もこの日記をご愛読いただいているようですので詳細は避けますが、興味深いメンバーでした。明日の練習試合でもテストされるかもしれません(…練習試合のレポートを載せたら広報日記で伏せる意味がありませんね。ジレンマだ…)。

最後におまけ。あけぼの山から帰ってきて、日立台公園にある練習スケジュールボードを貼り替えていたとき、「ヨコちゃん」との声に振り返ると、ジャージの上着の裾をパンツにたくし入れた石さんが。
「ワシ宛にメールが届いとると思うのよ。確認しといて」
「はいわかりました……って、もしかして、走ってこられたんですか?」
「うん。45分ぐらいじゃったよ」
はっきり言ってビビりました。まったく息が上がっていなかったから余計に。いやはや尊敬します。

2006年4月22日

更新日:4/22 17:53

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

シーズン終了後、今年一年の戦いを振り返ったとき、今日の札幌戦は大きなポイントになるのではないか。そんな予感がしています。いろんな意味で、忘れられない一日になりました。
前半が始まり、「魔の」4分を過ぎて、展開は互角。今日は行けるかなと思った矢先に、最も警戒していたフッキ選手の左足ゴールを許して失点。正直、「今日もダメか…」と思ったことを白状しなければなりません。しかし、選手たちは強い気持ちを持ってくれた。勝ちたいという気持ちを前面に出して戦ってくれた。そしてはるばる駆けつけてくださったサポーターの皆さんも、「またか」なんてそぶりは微塵も見せずに、選手たちを鼓舞する声援を送り続けてくれた。みんなで掴んだ逆転勝利です。山根選手は試合後、「ディエゴもいないし、キタジもいない。出るメンバーで何とかしなきゃいけない。絶対に勝とうと話し合っていた」と。試合の内容は「覚えていない。とにかく疲れた」そうです。
李忠成選手のうれしいプロ初ゴールで同点に追いつき、流れはレイソルに。瀬戸選手が振り返ってくれました。「ドローでいいなんて、誰も思ってなかった。何が何でも勝つんだとみんなで声を掛け合った」。そして、終盤にフッキ選手が退場。速報を打つ私の隣で観戦していた竹本GMがボソッと「この試合、貰おうぜ」と呟いたのです。鳥肌が立ちました。行ける、とレイソルの人間誰もが思った瞬間ではなかったでしょうか。
そして鈴木将太選手の、やはりプロ入り初となるゴールで逆転。自慢のスピード全開で走りぬいてくれました。縦への突破力はさすがだね、と試合後に聞くと「スペースを突けと監督から言われたし、それしか出来ないですからね(笑)」と飄々と答えてくれました。期待されていながらなかなか結果が出せずにいた2人が決めてくれたこと、本当にうれしく思います。

さて、気になる岡山選手の具合ですが、試合後は患部の右ひざをテーピングして、松葉杖で空港へ向かいました。明日検査を行うとのこと。恐らく内側側副じん帯と思われます。「前にもやったところなんやけど、感覚的に前よりは軽い気がする」と本人は語っていました。大事にならないことを願っています。

最も苦しい時期、苦しみながらも掴んだ勝利。「また連勝街道まっしぐらで行こうよ!!」と瀬戸選手。そう、顔を上げて、次節徳島戦も絶対に勝ちましょう!!

2006年4月21日

更新日:4/21 20:14

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

ほんとに、ひとりひとりに声をかけていました。チームを見送る北嶋選手。
小林祐三選手には背中をパンパンと叩き、石崎監督と握手をし、谷澤選手に「がんばれよ」と声をかけ。
「勝ちたいよね」と言うその表情を見ていて、04年の入れ替え戦で福岡に出発する選手たちひとりひとりと、クラブハウスの玄関で握手をしていた下さん(下平元キャプテン/現スカウト担当)を思い出しました。
愛情深いキタジの思い、仲間もちゃんと受け止めてくれたはず。

ディエゴ選手を出場停止により、北嶋選手を太もも裏肉離れによる離脱で欠くこととなる今節。
「たしかに苦しい。だけれど、これが10月に来ていたら壊滅状態になっていたかもしれない。いいときに、乗り越えてチームを大きくする、いいチャンスが来たと思ってがんばっていこう。強い気持ちを持って戦っていこう」と石崎監督は選手たちに語り掛けました。
第1クールもあと2試合。今日は戦術的なものも含めて約1時間強のトレーニングを積みました。キャンプを経て築き上げてきたものを忘れてはいなかったか、きちんと出来ていたのか。ミスが重なって失点してしまった前節の反省を活かし、レイソルの基本、ポジションをもう一度確認しあいました。

さて最後にお知らせです。今週日曜に第2回目を迎える千葉テレビ応援番組「ライジングレイソル」で、ディエゴ選手のインタビューを放送いたします。
まったくの余談ですがディエゴ選手、昨年神戸に在籍していたころ、街に出てみようと電車に乗って出掛けたら自分がどこにいるかわからなくなり、住所を書いた紙をタクシー運転手に「お願いします!」とあの甲高い声でお願いして帰ってきたところ8万円もかかったことがあるそう。いまだにどこまで行ったのかわからないようですが、その恐れを知らない積極性には感心しました。
今回のインタビューではチーム内で仲のいい選手を明かしていました。二人の会話がとても気になります。インタビューもぜひご覧ください。

2006年4月20日

更新日:4/20 22:54

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

山形戦で負傷した北嶋選手は、想像以上の重傷でした。本日検査を行い、全治6?8週間と診断されました。順調に行っても1ヵ月半以上かかる見込みです。残念というほか言葉がありません。
昨日はチーム、そして会社もオフだったのですが、北嶋選手から携帯に何度も着信が残っていました(ごめん、昼まで寝てた)。連絡すると、「クラブからのリリースがまだだけど、ホームページのメッセージでケガに触れてもいいだろうか」という相談でした。ファンの方々には早く伝えたいから、と。彼はこういう非常に濃やかな配慮ができる人で、私なんかよりずいぶん年下ですが、人間的にとても尊敬しています。
自身のホームページでも書いている通り、離脱中でもチームのためにいい影響を与えてくれると思います。それにしても、つくづく残念です。

負傷した選手の情報を、と皆さんからご要望をいただいています。中には、「広報日記ではなく一般のページで、負傷者リストを掲載して欲しい」とのご要望をお送りいただいた方も。これは非常に難しいのですが(シーズン中は選手皆どこかしら不調を抱えていますし、日々状態は推移します。また、負傷者情報と復帰時期を詳細に掲載すると、チーム内外で問題が発生することもあるのです…大変申し訳ございませんが、ご理解ください)、支障のない範囲でお知らせしていきたいと思っています。現時点の負傷者と状況を以下にまとめます。

中澤選手、根引選手、近藤選手は以前お知らせしたとおりです。3選手とも経過は順調です。中谷選手、落合選手は長引いています。中谷選手は右足甲の関節を傷め、落合選手は左ひざ痛を抱えています。フランサ選手は5日の愛媛戦で左内転筋を傷めましたが、回復傾向にあります。リカルジーニョ選手は中澤選手と同様、左ひざのじん帯を傷めて別メニュー調整中。藏川選手は左足首の捻挫です。一度は回復して大宮との練習試合にも出場したのですが、その後患部の状態が思わしくなく、別メニューです。石川選手はグロインペインで別メニューですが、ランニングを再開しています。鈴木達也選手は左でん部を傷め、大谷選手は腰を打撲し、ともに前節を回避しました。山下選手は長かったリハビリも終わり、全体練習に合流しました(!)。石舘選手、大河原選手も全体練習に参加しています。

負傷の原因はさまざまですが、環境面での改善を図るべく、日立台の野球場の芝張替え工事がスタートしました。さしあたってサッカーコート1面分を、夏ごろまでに、スタジアムのピッチと同様の洋芝に張り替えます。その関係もあり、来週から一部、あけぼの山でのトレーニングも行われます。ご見学の際にはご注意ください。

2006年4月19日

更新日:4/19 1:22

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

「J2はそんなに甘くない。厳しさを痛感している」
試合後、記者さんに囲まれた小林亮選手。いつもよりも早口で、畳み掛けるように次から次へと言葉が出てきました。
「連敗したことはよくない。だけど逆に切り替えるチャンス。まだ始動して3ヶ月。いいときもあったけれど、いまは悪い部分が出てきている。だからそこをもう一度修正する。もう一度修正して、もう一度確認して。このまま下を向いていたら成長できない」

うーん…という声が聞こえてきそうな神戸戦終了後の選手たちと比べ、今日クラブハウスに戻ってきた彼らからは「この正念場を乗り切る覚悟」が伝わってきました。「どうしちゃったんだろう」と首を捻るわけでも、下を向くわけでもない。そのぶんコメントは語気が強まって、もうとにかくやっていくんだぞ、と。
新しくチームが生まれ変わり、みんなでひとつになってここまでやってきました。まだレイソルは完成されたチームではない。向かっている方向が正しいことをみんなが信じているのだから、やり続けることで、また何かを変えていこう、と。

モンテディオ山形の樋口監督が、試合後に勝利を噛み締めるように一人で何度も何度も小さくガッツポーズをしていた姿が忘れられません。結果が出ないなかでも信じてチームを作り上げてきて、そして前節のリーグ戦初勝利。内容ともに手応えを掴んだと、こちらに気持ちが伝わってくるガッツポーズでした。我々も、何度でも何度でもガッツポーズがしたくなるような、手応えを掴んだぞ、という試合を作り上げていきたい。

南キャプテンの言葉を借ります。
「こういう状況は運で切り抜けられるものではない。レイソルは若いチーム。チームとしての力が試されているし、いい意味でチームが大きくなる時期。信じてまとまってやっていきたい」
苦しいときこそ明るい気持ちを持って、家族みんなで乗り越えていきましょう!

さて、これまでほぼ同じメンバーでスタメンを組んできましたが、今日は大谷選手が背中の打撲により、鈴木達也選手が臀部を痛めていることにより出場を回避しました(幸いにして二人とも重症ではありません)。新しい選手が入ってくることにより生まれたコンビネーション、連動性への微妙なズレを修正するとともに、立ち上がりの失点を克服するために確認を重ねて、中3日での札幌戦に向かいます。
明日はオフです。頭と体を一度、ゆっくりと休ませる一日です。

最後にお知らせを。本日負傷した北嶋選手ですが、試合後病院へ検査に向かいました。詳細はまだ入ってきていませんが、右太もも裏を痛めています。木曜日にはケガの程度をお知らせできるかと思います。軽度であることを祈っています。

2006年4月17日

更新日:4/17 22:08

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

突然ですが私、個人的にモンテディオ山形のオフィシャルサイト「クラブハウスより…」のファンです。レイソルのフォトギャラにも、あんな風にユーモアあふれるキャプションを付けたいなと常々思っています。ですが、全然ダメ。かなわない。山形の広報、N野さんのセンスには。この仇(?)は選手たちにとってもらいましょう。

中2日で、明日はもう山形戦です。まさにタフネス。タフじゃなければ乗り切れない過酷なJ2リーグ。今日は午前9時半からのミーティングの後、スタジアムのピッチで、山形戦を想定した紅白戦を行いました。
クールダウンの終了後、センターサークルの上で、明日のメンバーに入った選手たちがミーティングを開いていました。20分、いや30分近くだったでしょうか。真剣な話し合いが続きます。しかしそのうち笑い声が聞こえ始め、終いには全員が立ち上がって踊り始めました。何やってんの? そして円陣を組んで解散となりました。
ピッチから上がってきた岡山選手と北嶋選手をつかまえて聞いてみました。
――何話してたの?
北「もっと楽しまなきゃってね」
岡「ほんまは俺ら、挑戦者やのに、ちょっと首位に立ってるからって、受身になってしもてた。挑戦を受けて立つ、みたいな」
北「以前なら勝負して前に出て、後ろからオーバーラップしてワッと人数かけていく、みたいな局面で、安全な選択をしたりね」
岡「第一クールはとにかく石さんのサッカーをやること、それでええやんって話してたのに、いつのまにか首位の座を守ろうって考えたんやな」
北「サッカーを楽しむことを忘れてたね」
――横浜に負けたときはそんな風に考えなかった?
岡「あのときはまだ高をくくってる雰囲気があった。日程でハンデあるからしょうがないやん、って。甘えてたんやな」
北「でも神戸に負けて気づかされた。俺たちはまだまだなんだと」
ちなみに、ミーティングの招集をかけたのは南選手だったそうです。さすがキャプテン。
聞いていてうれしくなると同時に、気づかされました。そう、私たちはチャンピオンでもなんでもない。何も達成していない。なのに、ちょっと勝利が続いたからといって、思い上がりはなかったか。「J2はチョロいね」なんて思っていなかったか。心の片隅に、そんな感情があったような。
石さんは多分気づいていました。でも、選手たちに直接言うことはしなかった。おそらく、選手の自主性に任せたのでしょう。自ら気づいてほしいと。それを選手自ら乗り越えたとき、チームとしてワンステップ上に行けるはずです。
岡山選手が続けます。「このチームのいいところは、ミーティングやるぞって言っても嫌な顔する奴が一人もいないところ」と。最後に踊っていたのは、みんなの意見がまとまったところで、また「勝利のダンス」の練習に入ったからだそうです。

山形は前々節まで、内容のいい試合をしながら勝てなかった。それが前節、ようやく1勝をあげることができた。チームとして今、乗りに乗っているはずです(なぜレイソルと対戦する相手は押しなべて調子を上げてくるのか。研究に値するテーマだと思いません?)。おそらく明日も一筋縄ではいかないゲームになるでしょう。でもこの結束力があるなら、きっと大丈夫。キタジとオカの力強い口ぶりが、そう思わせてくれました。
だから、私たち選手を支える立場の人間も、もう一度原点に返りましょう。「J2ってどんなところなんだろ」と震えていた開幕前のあのころに。レイソルはチャレンジャーなのです。そして戦いは始まったばかりです。

2006年4月16日

更新日:4/16 21:14

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

昨日の神戸戦で負傷し、なおかつ本日の練習も回避したため、大谷選手をご心配いただいている方も多いかと思います。検査をしたところ骨に異常はなく、背中の打撲であると判明しました。「痛いよぉー」と言っていましたが、笑顔で北嶋選手とサッカーゲームをしていたようなのでまずは一安心、そして丈夫だった骨に感謝です。今日は3時間ほどオアシスマシーン(通称ベッカムマシーン)に入ってフィジカルの回復に努めました。
昨日試合に出場した残りのメンバーたちは30分くらい野球場でリカバーを行い、明日の練習に備えるため午後はレストとなりました。

午後1時半からは、柏市が主催するチューリップフェスティバル(あけぼの山公園)で新人選手5人のサイン会を行ってきました。
クラブハウスを出るときは小雨がぱらついていたのですが、サイン会を開始するときには雨も上がり、柳澤選手が心配していた「僕らはテントの中なのにお客さんは傘を差してくるんですか?」という事態を免れることができてよかったです。
サイン会途中、「こんにちはー」と10メートルくらい先の人に届くくらいの大きな声で各選手に挨拶をしてくれた小学生のお子さんがいました。その存在感に影響された桐畑選手、その後、負けじとご来場者ひとりひとりに声をかけ、ひとしきりお話をし、ケイスケくんという小さなお子さんに元気よく話しかけるあまりにびっくりされて泣かれたりしながら…サイン会を盛り上げておりました。
昨日、日立台でのトップ公式戦初出場を果たした柳澤選手は、「鹿島戦(昨年12月のリーグ戦、トップ初出場)よりもずっと緊張しました。やばかったです。でも全然だめだった。ミスが多かったし、後半から入ったのでもっとチームを勢い付けるプレーをすべきでした」と試合を振り返っていました。今日のサイン会では終始笑顔でしたが、試合に関しては反省しきりといった表情でした。
うるさいくらい元気な新人たちですが、毎年どの新人選手も、焦ったり落ち込んだり壁にぶつかったりしながらチャンスを得たり、掴めなかったりと進んでいきます。柳澤選手の出場により、ほかの新人選手たちもあらたな刺激を受けているはず。練習、練習、そして大きな向上心を持ってチームを元気づける存在であってほしいと思います。

さて、すでにトップページでもお知らせしていますが、GW企画「似顔絵コンテスト」の作品を大募集中です!似ていなくても結構です。テニスコートのフェンスを埋めるくらいのたくさんの作品をお待ちしています!
作品のサイズはA3から自由なサイズに変更しましたので、ハガキサイズから大きなものまでどしどしお送りください。送るのめんどくさいなぁ、という方はレイソリスタにお預けください。田中店長がレイソルカーで事務所まで届けてくれます。

2006年4月15日

更新日:4/15 22:13

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

連敗だけは避けたいと、全員が意識を統一して臨んだ今日の神戸戦。しかし結果はご存じの通り、0-1で敗戦。悔しい…。
試合後のロッカールーム、私は通り過ぎただけでしたが、静まり返っていました。選手たちの表情には、悔しさと不甲斐なさがあふれているように見受けられました。しかし、中2日でもう次の試合が待っています。しょぼくれていては戦う前から負けたも同然。悔しいけれども、反省すべき点は多いけれども、自らの闘志をもう一度奮い立たせて、気持ちを強く持って欲しい。われわれスタッフも同様です。負け犬根性って間違いなく伝播するんですよ。選手の前で落ち込んだ顔を見せるのだけは避けなくてはなりません。
リーグ戦開幕から10試合近くを消化し、レイソルのサッカーもだいぶ研究されてきたようです。もちろんレイソルも相手を研究していますが、こちらのストロングポイントを消されているシーンが目に付きます。レイソルは首位に立っていますから、首位のチームを倒して一気に波に乗ろう、と躍起になって掛かってくるという面もあるでしょう。今は、開幕後最初の試練の時なのかもしれません。
しかしこんな今だからこそ、選手、サポーター、スタッフ、皆が持てる力を合わせて、一丸となって戦っていきましょう。どうか選手たちを、石崎監督はじめスタッフたちを、信じ続けてやってください。皆さんの信じる力が、選手たちに力を与えてくれるはずです。
石さんが目指すサッカー、選手たちが考えていること、負傷者の情報、クラブの方針などは、この日記をはじめHPなどでお伝えしていきます。皆さんにレイソルを信じていただくための材料はご提示します。だからどうか、信じてください。私たちの共通の目標、1年でのJ1復帰を実現するために。お願いします!!

そこで早速。本日の試合で、大谷選手が負傷しました。ケガの部位、程度はまだ情報が入ってきておりません。明日またお知らせいたします。軽度であることを願っています。
また、次節山形戦で販売するマッチデープログラム『Vitoria』のサポーターズボイスを募集しております。本サイトの「ご意見・お問合せメールフォーム」から広報宛を選択し、お送りください。匿名もOKです。ぜひ、皆さんのメッセージで選手たちに力を与えてやってください。
また、明日はあけぼの山農業公園「チューリップフェスティバル」に新人5選手が参加します。こちらもどうぞ、よろしくお願いいたします。

2006年4月14日

更新日:4/14 18:45

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

集中することとは、常に考え続けること。
愛することとは、「大切に思う」こと。

キャンプ期間中に石崎監督に「『愛すること』へのわしの答えは、キタジが知ってるから聞いてね」と言われ、聞かなきゃ聞かなきゃと思っているうちにもう4月。2ヶ月経過してしまいました。どうしても北嶋選手の顔を見ると「あ、取材の依頼」「鼻骨は?調子はどう?」ということが先にきてしまっていました。
で、石さんに聞いてきました。
「わかりやすいじゃろ。『集中』って試合で声をかけてもなかなかどうすればいいかわからんじゃろうし。(常に考えて動かなければいけない石崎サッカーをよくあらわしている言葉だと思います)
『愛すること』もこう言えば、わかりやすいと思うんだよ。相手を大切に思えば、どう行動するかもわかる。レイソルを大切に思う、家族を大切に思う。選手たちも同じだと思うしね」
石さんがチームを大切に思う気持ち、毎日伝わってきます。山根選手や岡山選手が「愛情深い人」というのも本当によくわかります。

愛のムチ(?)を与えることも忘れてはいません。
今週の初め、ヴィッセル神戸戦に向けて練習をスタートさせたとき、監督は選手たちにこう語りかけました。
「横浜FC戦、中2日でああいうゲーム内容になってしまった。我々はもっともっとやらなければいけないということ。だからもっと練習しよう、もっと走ろう」
レイソルの練習はきつい、と言われているさなか、選手たちがどんな表情をしたのか、想像つきますよね。
でも、レベルアップしなくてはいけないことは選手たち自身もよくわかっています。ケガ人の回復を待って選手層を厚くするとともに、チームのレベルアップを図っていくつもりです。

昨日の広報日記にもありましたが、走れなくなりそうなとき、悔しいとき、サポーターの声援が大きくチームを支えてくれています。
巌選手も言っていました。
「横浜FC戦、ああ負けたって思って挨拶に行ったら拍手と励ましの声をもらった。試合に負けて選手たちは落ち込むこともあるし、『次がんばろう』とも当然思う。それを支えてもらって嬉しかった。だから俺らも喜ばせたいなって思うし。勝つのが一番だけど、あの踊りもね、いろいろ変化加えていきたいしね」
レイソルは若いチームであるだけに、横浜FCに負けたことはどちらの方向にも向く可能性がある。「いまこそ俺らがしっかりとね」とも言っていました。日本人選手最年長として、チーム内のいろんなことに目を配る様子が伺えます。
ちなみに、もうすっかりレイソルの応援が大好きになってしまった巌さんがいま一番ほしいのは、「自分の応援歌(笑)」だそうです。

2006年4月13日

更新日:4/13 23:24

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

昼ごはんを食べにピアノへ行こうとクラブハウスに差し掛かったら、曲がり角の向こうから「春色の汽車に乗?って♪」と鼻歌が近づいてきました。石さんでした。
あまりに気持ち良さそうに歌っているので、特にツッコミもせず通り過ぎようとすると、「♪連れて行ぃってよ?♪ なんで話しかけんのじゃ!!」とすれ違いざまに手にしていたジャージで叩かれました。「すみません、松任谷由美ですね」と素で間違えると、「アホ!松田聖子じゃ!」とまた怒られ。「あ、すみません、呉田軽穂でした」とどこまでも噛み合わないフォローをした次第。ご存じの方も多いかと思いますが、呉田軽穂は松任谷由美のペンネーム、『赤いスイートピー』は松本隆作詞、呉田軽穂作曲ですよ。覚えておくと便利ですよ。鼻歌中の石さんとすれ違ったときなどに。

本日は午前9時半から戦術ミーティング、その後はスタジアムのピッチに場所を移してトレーニング。週末の神戸戦を想定した紅白戦などを行いました。
午後は「レスト」、すなわち「身体を休めること」。オフとは言わずレスト、そんなところに石さんはじめスタッフの意図が表れていると思うのです。
そんな意図に背いてしまうのですが、この時間を利用して北嶋選手の取材を行いました。『サンケイリビング』新聞の企画、「選手とデート」の取材です。読者レポーターの方とお茶をしながら語り合う、というこの企画。北嶋選手と2人、柏市内のケーキ屋さんへ黄色いレイソルカーで出かけました。
車中いろいろな話をしたのですが、印象的だったのが「ホント、今年はサポーターに勝たせてもらってるよ」という言葉。「レイソルのサポーターはすごい。あの声援は本当に選手の力になる。前よりもずっと雰囲気も良くなってるよね」としみじみと語るのです。
何が言いたいかと申しますと、昨日アップした選手日記で南選手が書いていたように、またチバテレビ「Risingレイソル」のインタビューで岡山選手が語っていたように、レイソルの選手たちは、皆さんの応援に心から感謝しているということ。今季のゲームでは、選手、サポーター、スタッフも含めた「全員の力」で戦っているという実感があります。それを選手も感じているのです。皆さんも、かつてない一体感を感じませんか?
土曜日の神戸戦は、第一クールのひとつの山場になるのは間違いありません。連敗だけは避けたい、それはレイソルもヴィッセルも同様。両チームのプライドがぶつかり合う、死力を尽くした戦いになるでしょう。お時間のある方はぜひ、スタジアムで一緒に戦ってください。スタンドの皆さんの声援(たとえ声に出さなくとも)は、間違いなく選手たちに届いています。だからぜひ、ご一緒に!

話は変わってランドセルカバーについて。フォトギャラにアップした柏市のランドセルカバー、ご覧いただけたでしょうか。今年から、市内の小学生に配布されるランドセルカバーに、レイくんがプリントされるようになりました。これは弊社企画部・小田切マネージャー(元広報。CanDoレイソル最終回で礒さんに花束を渡した男)の発案と尽力により実現したもの。写真では見えませんが、上部に「気をつけよう! きゅうなとびだし イエローカード」という標語がございます。サッカークラブらしいベタな標語ですが、一応私が考えたことになっております。市内の小学生が背負うランドセルカバーに自分の作品(?)が載るとは! レイソルで仕事をしていて良かった!と感じた瞬間でした。

2006年4月13日

更新日:4/13 00:25

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

本日は、珍しく午後のトレーニングがオフとなりました。当日に練習が中止となるのは、今季これが初めてではないでしょうか。
チームは午前練習の一本のみ。昨日の練習後、クラブハウスで北嶋選手が「いやぁ、練習きついよ」と。「ほんとうちの選手は頑張ってると思うよ…」という言葉を受け、疲労が相当にたまっているからだろうな、と推測していたのですが、実際の理由は雨で思うようなトレーニングが積めないことが原因だったようです。昨日も午後から降り出す雨を考慮し、普段はフィジカルがメインの午前練習をボールを使ったものに変更しました。
横浜FC戦で見えた課題を、出来るだけいい状態で実戦を積んで消化し、体に覚えこませたい意図もあったことと思います。

またそれだけ、今週末の神戸戦を重要視していることのあらわれでもあります。連戦が続くなかで、この神戸戦の結果次第で、どちらの方向にもチームが進みうる可能性があるだけに、どの選手も言葉の端々で15日の神戸戦を重要な戦いと位置づけていることをアピールしています。


さて、今週発売のサッカーマガジンはお読みになられましたでしょうか。
この公式HPでもおなじみのジェレミー・ウォーカー氏が自身のコラムのなかでレイソルを取り上げて下さっています。ジェレミーさんからも「Yellow Monkeys(レイソルサポーター)は1円引きになるはずだから、ぜひ読むように!」とご連絡がありました。
日立台の雰囲気が大好きで、時間を見つけては観戦にいらしてくださるジェレミーさん。昨季の結果には「サッカーにはこんなこともあるよ」と言い、ときおり厳しい意見を言いながらもレイソルのことを心配してくれていました。今年は、スタメン表を見ながら「この選手はどこから来たの?この選手は昨年出ていた?」とその都度心配そうに聞きながらも、1?2試合観戦したらすっかり選手たちの顔を覚えていました。
広報としての現在の私の目標は、要所要所でジェレミーさんを含めてメディアの方々に「レイソル注目!」と各方面でその都度書いていただくこと。そのためにも、今週末の神戸戦はなんとしてでも結果を出したい一戦です。

2006年4月12日

更新日:4/12 0:0

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

先ほど一気にニュースを4本アップしました。
まずは毎年恒例の「ファミリーJOINデイズ」。今年は盛りだくさんの内容で皆様のお越しをお待ちしております。先月、社内会議で「ファイミリーJOINデイズで何をやろうか?」と話し合い、アイディアを持ち寄ったのですが、「この際全部やっちゃおう」ということになりまして。予算もなく人手も少ない中で何ができるか? そんな条件でも皆さんに楽しんでもらえるイベントは開催できるはず。その結果が、ニュースページでお知らせしたイベント群というわけです。
日立柏サッカー場の最大のウリは、間近にプロのゲームを見られるこの上ない臨場感。したがって一番のコンテンツはサッカーそのもの。それは譲れないポイントです。しかし一見のお客様には、何かフックとなるアトラクションがあってもいいのではないかと。
この間北嶋選手とも話をしました。試合当日は野球場が空いているから、そこで家族連れが思いっきり走ったりボールを蹴れたりする環境を提供するのもいいよね、それだけでもうれしいんじゃないかなあ、と。ファミリーJOINデイズの当日は、野球場が芝張替え工事などの影響で開放できないため、人工芝になりましたが、ぜひ親子でボールを蹴りあっていただきたいものです。ご近所、ご友人お誘い合わせのうえ、ぜひ。
…とつらつら書いていたらもう12時じゃないですか! すみません、終電の時間なので失礼します。まだまだ書きたいネタがあったんですけど、それは明日、種蔵広報に書いてもらいます!
最後に一つだけ。「テイスティミックステン」はとても美味しいので、神戸戦の折にはぜひご賞味ください! あ、もうひとつ、神戸戦の「サポーターズボイス」を募集しています! 採用分にはプレゼントとして「テイスティミックステン」をお送りします! お送り先をお書き添えください。それでは失礼致します!

2006年4月10日

更新日:4/10 1:2

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

午前練習後のレストラン「ピアノ」。
昨日の試合を振り返りながら、石崎監督、北嶋選手、谷澤選手がミーティングをしていました。今年はこういったコミュニケーションが本当に活発。クラブハウスでも試合前や試合後、練習の合間によく「こういうときはさぁ」「ああしてほしい」「こうしてほしい」という細かい話し合いをざっくばらんにしている姿を見かけます。
谷澤選手の姿もまたよく見ます。年齢的にも出場試合数でも、いまは周囲の選手たちの話や要求を自らのプレーに生かしていくことのほうが多いかもしれません。でも、スタメンで出続けていることがいい自信を生み、またあらたな向上心につながっているのが表情から見てとれます。今年は本当に楽しそう。イキイキしてます。
ということで、来週11日(火)のレイソルオーレには、生出演で登場してもらうことにしました。実に1年半ぶりくらいのスタジオです。監督からも「ヒーローインタビューではちゃんとしゃべっとったやないの」とお墨付き(?)をいただきましたので、ちゃんとトークをアピールしてくれるはず。お時間のある方は、柏高島屋ステーションモール8階の公開収録に遊びにきてください。

今日は「ライジングレイソル」(千葉テレビ、第2・第4日曜放送)初回日でもありました。木村雅子新キャスターと、新たに解説に就任した佐藤大さんとともにスタートです。
03年までレイソルのGKだった大さんは相変わらず大きくて、木村さんや私との身長差は30?40cm。大さんの隣りで椅子の座り位置を目一杯上げて調節し、なんとかバランスを保ちました。まだ顔を覚えていない方も多くいらっしゃると思いますので、15日の神戸戦の試合前にスタジアムでお二人を紹介させていただく機会を設ける予定です。
さてリニューアルされた「ライジングレイソル」、試合映像を振り返りながらいまのレイソルを的確に伝えるのに変わりはありませんが、いままでよりも「監督・選手の直の声」を増やしていきます。短くても選手のインタビューを入れ、試合後も監督・選手の声とともにお伝えしていくつもりです。
千葉テレビさんのほうでは、レイソルのクラブコンセプトそのままに、サポーターであるみなさんの声もどんどん紹介していきたいとのこと。練習場、試合会場でカメラが近づいてきたら、逃げずに、自己PRでもクラブへの意見でも質問でもどんどんアピールしてくださると助かります。

2006年4月 8日

更新日:4/8 22:37

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

久しぶりに敗戦の悔しさを味わってます…。試合後、山根選手もコメントしていたように、決して負ける試合ではなかった。結果的に0-2の完敗でしたが、立ち上がりはいいプレスがかかり、レイソルのリズムがつくれていた。あの時間帯で点が取れていれば………タラレバは止めときます。
三ツ沢に着いた時点では晴れていたのに、にわかに空が暗くなって、大粒の雨と雷。去年の三ツ沢は地震、今回は雷、次回は火事? そんなわけはないと思いますが、通り雨が上がって陽が差してきたとき、いけると思ったんですけどね…。ほら、太陽王ですから。
試合が終わって、監督会見にアテンドするとき、石さんが「ごめんなー」と言うんですよ、頭を下げて。ちょっとうろたえて、咄嗟に「全試合負けないなんてありえないですよ」と答えてしまいました。「うーん、ほぉじゃけどな…」と石さん。言った後で、しまった、と思ったのです。記者会見で「残念な試合」と話していたように、石さんは勝てる試合だったと思っていたのではないか。だから謝ったのでは、と。会話の瞬発力がないんですよ、私は。

この敗戦を生かすも殺すも、来週をいかに過ごすかにかかっていると思います。「敗戦から得るものはない」というのが北嶋選手の持論。それは個々人の考えなので、彼の性格からそう感じるのは全面的に肯定します。しかし人によっては、負けたことが教訓となるのもまた事実。
前節まで負け無しで来られたのは、開幕前の山形との練習試合にやぶれたおかげだと、私はにらんでいます。あのトレーニングマッチの終了後、選手たちは一様にショックを受けていました。キャンプ中の練習試合に勝ち続け、ちばぎんではジェフにやぶれたものの「J1相手にあれだけいいサッカーができた」と満足げだった、その慢心(とは言いたくないのですが、あえて)を打ち砕いてくれた。実際、選手の口から「あれ(山形戦)でJ2を肌で知った」とか「山形とやっておいて、本当に良かった」という言葉を聞きました。
今日の対戦相手、横浜FCは強かった。カズ選手も城選手も、やはりうまかったし、アウグスト選手に至ってはちょっとショックなほど。今日の敗戦がチームを引き締めて、また次節から連勝街道をひた走れることを願いつつ…今日はやけ酒です。やっぱり悔しい。

2006年4月 7日

更新日:4/7 18:23

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

とても真面目に横浜FCのスカウティングビデオを視聴しながら、選手たちは真剣な表情で平川テクニカルスタッフの話を聞いていたんです。横浜FCは得点こそ少ないけれど失点は2、高木監督に代わってからまだ負けがありません。前節はお休みで休養たっぷり、チームの特徴は、ポイントは、と。
そんなとき、後ろのほうから「パタン」とかわいらしい音が…。
えっっ・・・。
後ろを振り返った選手たちの視線の先に、パイプ椅子とともに床に転がる石さん。
集中してビデオを観ていた石さんが、ふんぞり返って(?)そのままパイプ椅子が倒れ、床に落ちてしまったのでした。
「すみません」と言う石さんにどう反応してよいか一瞬ではわからなかった選手たち、「ええっ」の表情のまま前に向き直っていました。
何事もなかったかのように続くミーティング。石さんは、背筋をぴんと伸ばして、もう倒れないように、しっかり見入っておられました。

そんなハプニングものりこえ、チームは午後3時半にレイソルバスでクラブハウスを出発しました。
本日の映画は「Mr&Mrsスミス」です。
もうお気づきですね。石崎監督の「運命の映画」。レイソル監督就任要請の電話がかかってきたときに、ちょうど映画館で石さんが奥様と観賞していた映画です。電話に出たあとに席に戻ったら、肝心のクライマックスが終わってしまっていた、と就任早々からずっと悔んでいました。コンビニでビデオを発見し、「思わず買っちゃった」その映画を観て、横浜に乗り込みました。
明日は横浜FC戦。昨日、横浜FCの広報さんとお話をしたのですが、レイソルとの初対戦を祝して、「柏餅」をご来場のお客様先着1000名様に配布するとのこと。
「食べちゃおう、というわけではないんですよ」とおっしゃっておられました。明日もスタジアムをジャックする勢いで、連勝記録を伸ばしていきましょう!
みなさんもパイプ椅子には気をつけてくださいね。

2006年4月 7日

更新日:4/7 0:3

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

ご心配いただいた皆様のお気持ちと鼻うがいのおかげで、風邪はすっかりよくなりました。5日の愛媛戦では、会う方会う方に「風邪大丈夫ですか?」とご心配いただき、恐縮至極でした。
皆様、広報日記をご愛読いただきまして、まことにありがとうございます。

回復したと言えば山下芳輝ゲットゴール!!選手が紅白戦に参加しました。ついに復活のカウントダウンが始まりました。愛媛戦の「ふれあいタイム」では豚汁屋さん体験をしたりして、プレーヤーとしての幅を広げつつある(?)山下選手。早くあの華麗な「胸トラップ→反転→ボレーシュート!!」が観たい。本当に、唸らされるぐらい上手いんですよ。
また今日根引選手に会ったときに、術後の経過を聞いてみました。「経過は悪くないけど、いつボールを使った練習が出来るようになるかとか、先行きは不透明だね」とのこと。焦りや不安もあるはずなのに、それを表に出さず穏やかに振舞う根引選手。さすが酸いも甘いもかみ分けた経験を持つベテラン(と言っては語弊がありますが)だと感じ入りました。
一方、新たなケガ人も発生しています。愛媛戦を前半のみで退いたフランサ選手は、軽い肉離れのようです。現時点で全治は判然としませんが(メディカルスタッフへの確認が済んでいないのです)、次節は無理そう。それは昨日の会見で石さんも明言していました。自身のコンディションも他選手とのコンビネーションも上り調子だった矢先の離脱、非常に残念です。東京V戦でのディエゴ選手の逆転弾を生んだバックスピンパス、あれこそワールドクラスのプレーですよね。
負傷者が多く、メディカルスタッフの心労もかさんでいるのが気がかりです。幸いにして、今チームの状態は絶好調ですから、焦らず完治させてほしいと願っています。

次節横浜FC戦は、えー(時計を見る)、日付の上ではもう明日! 早いものです。これがJ2の過密日程なのか。三ツ沢は昨年のマリノス戦以来。キックオフ前の地震が思い出されます。相手は休養十分でコンディションはレイソルを凌駕していると思われますが、レイソルの全員サッカーで、失点合計「2」の厚い壁を崩してほしい。皆さんの応援があれば、選手たちはきっと応えてくれると信じています。

2006年4月 6日

更新日:4/6 0:07

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

今日も勝つことができました。
一試合終わるごとに、ものすごい疲労感が押し寄せてきませんか?それだけ力を入れて試合を戦っているからなのですが。この雨のなか日立台にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。あと41試合。この調子で頑張っていきましょう!
愛媛FCはいいチームでした。「予想はしていたけれど、相手の中盤の戻り、守りへの引きが早かった(鈴木達)」、「カウンターも早かったし、危ないシーンもあった(大谷)」、「全員で守ってくる組織的なサッカーで、レイソルとしてはどこかで早く点を取らなければと思っていた(谷澤)」と、選手たちはそれぞれこの試合の難しさを振り返っていました。
愛媛にレンタル移籍している菅沼選手も光っていましたね。中盤の右サイドとして、幾度もボールを奪っていましたし、前線へもいいボールを供給していました。ユースの先輩である大谷・宇野沢にサイドを固められさぞかしやりづらかっただろうと思いますが、気合のこもったプレーを見せていました。試合前には、クラブ事務所にも広庭輝選手と一緒に挨拶に来てくれ、久しぶりにあの元気で甲高い声を聞けたのが嬉しかったです。

引いて守られるなか、今後もっと攻撃の精度を上げ、勝っていきたいですね。「勝っていくことが一番の自信になる。開幕戦(湘南戦)では下がってしまったけど、今日は1点を取ったあとでも意識的にラインを上げることができた」と大谷選手も語っていました。

今日は勝利のほかに嬉しいことがもう一つ。
鈴木達也選手が、A契約に辿りつきました!
プロA契約になるにはJ1で450分の出場、J2になると900分の出場が条件となります。昨季J1で記録した169分の公式戦出場分数は倍にして計算され、それにプラスして今季出場した分数を足し合わせると、本日の試合前の段階であと「88分」出場すれば達成でした。交代したのは、後半43分前後。試合後のロッカールームでは「1分足りなかった」説が叫ばれ、岡山選手が「石さん、気使ってあげてくださいよ」と懇願するシーンも(知らなかった石さんは困っていましたが)。ミックスゾーンでも引き続き「結局、達也足りなかったの?」「達成したの?おめでとう?」とわからないまま時間が過ぎていったのでした。
公式記録上、本日の出場時間は88分。ちょうど900分で、その後、めでたくA契約の締結条件を満たしたことがわかりました。
若手選手が一つの目標とするこのA契約。契約の条件等も変わってくるのですが、ロッカーが変わったり、退寮することができたりします。でも一番大きいのは練習着を自分で洗濯する必要がなくなること。レイソルの場合、A契約になって初めて練習着をホペイロが洗濯・管理してくれることになるのです。鈴木選手もこのポイントをあげ、「明日から洗濯しなくていいのかなぁ。ちょうど洗剤がなくなっていたんですよね」と少しほっとしていました。
それと同時に、「でも、いつA契約になるかということよりも、これからのほうがずっと大事。試合に出続けることが一番大事です」と気を引き締めることも忘れていませんでした。
正式にA契約となるのは、クラブとプロA契約を締結する明日以降となります。締結後、正式にお知らせも出します。
なので鈴木選手、あと数日は練習着の洗濯がんばってくださいね。

2006年4月 4日

更新日:4/4 23:17

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

風邪気味です。喉が腫れてます。飯田キャプテンから教わった鼻うがい(ぬるい塩水を鼻から吸って口から出す)を実行しています。猛烈に鼻が痛いです。
ゆえにここ数日チームに近づいていません。スタッフとして、選手に風邪をうつすなんて失態だけは避けなければ。普段から気をつかっていたつもりなのに、まったく情けない限りです。

明日は愛媛FC戦。皆さんご存じの通り、相手はJリーグ1年生。楽勝でしょー! 「……なんて思ってたら、足もとをすくわれますよ」と平川雅之コーチが怖い顔をして言うのです。
先乗りスカウティング担当として、レイソルが次節対戦する相手の試合を観続けている平川コーチ。日本全国を股にかけ、ビデオ片手に日帰り出張(泣)。当然、先週の土曜日は愛媛で四国ダービーを観て来ました。
「僕が観た限り、愛媛はJ2で一番いいサッカーをしています。素晴らしいチームです」
怖い顔のまま続ける平川コーチ。もちろん油断はしてないけど、どんなサッカーをするの?
「レイソルと同じく、前線からのプレスが利いてます。組織力が優れています」とのこと。今日のミーティングはいつもより長かったそうなので(風邪をうつさないように参加を自粛)、きっと選手たちに口すっぱく愛媛の危険さと攻略法を話していたのでしょう。石さんも、「愛媛は手ごわいぞ」と話していたそうです。
明日はプレッシングサッカーを旨とするチーム同士が激突するわけで、観る立場にとってはきっと面白くなるはず。ぜひスタジアムにご来場いただき、レイソルにご声援をお送りください。レイソルが愛媛に絶対に負けないもの、それは皆さんの応援。キャンプ中にアップした「レイソルカフェ」で中澤選手が話していたように、愛媛の選手たちが「うわ、日立台って物凄いな…」と飲み込まれてしまうほどの応援をお願いします!

愛媛に期限付移籍中の菅沼実選手は、右サイドとしての出場が濃厚。対峙することになる大谷選手は、「実には負けない!」と闘志を燃やしていました。また、明日の試合にフル出場すれば晴れてA契約条件を達成する鈴木達也選手は、全体練習終了後も1時間あまり、シュート練習を繰り返していたそうです。ぜひ、待望の今季初ゴールで、自らのA契約を祝って欲しいものです。

2006年4月 3日

更新日:4/3 17:31

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

昨日より、5月から6月10日までの4試合のチケット後援会先行販売が始まりました。やはり、6月10日(土)の東京V戦がダントツで売れ行きがいいようです。一般販売は4月9日(日)から。ぜひお早めにお買い求めください。

桜舞い散る♪…というよりも小さな枝ごと桜がワイルドに降ってくる、今日は強風が吹く日立台でした。この風で、せっかくの桜が散ってしまうことが心配です。
昨日のオフを経て、本日チームは午前練習一本のみ。試合2日前ですが、試合に向けての軽めの調整ではなく、コートの縦の幅を狭くしてのミニゲームなど、野球場で2時間を超えるトレーニングをたっぷりと積みました。「きついよぉ」(谷澤選手)と言いながらも、どの選手も表情は明るいです。
野球場も気温の上昇とともに芝がだいぶ緑色になってきました。真っ青な空に満開の桜、芽が出てきた芝の上で練習に励む選手たち、その向こうの人工芝でボールを追いかけるユースの選手たち、と強風さえなければとても絵になる一日でした。
野球場周囲では平山選手と大河原選手がランニングを、ピッチ上では落合選手がボールを使ってのトレーニングを。山下選手も古邊コーチとキックや1対1のトレーニングをしていました。また本日4時間を超えるトレーニングを地道に行った近藤選手も外で20分ほどウォーキングをしたようです。
クラブハウスには、中澤選手の姿もありました。まだケガをした箇所に痛みがあるよう。膝をアイシングで固めていました。

練習が終わって1時間ほど経ったころ、上着の裾をパンツのなかに入れ、外から走って帰ってくる石さんの姿が・・・。練習後によく野球場の周囲を走ったり、筋トレルームでエアロバイクをこいだりしているのですが、今日は増尾城のほうまで出てランニングをしてきたそう。「増尾城のなかをぐるぐる走ってきたよ」ととても楽しそうな石さんでした。

さてあさっては愛媛FC戦、レンタル移籍中の実選手、広庭選手がやってきます。愛媛とはキャンプ中に一度練習試合で対戦しています(○4?1)が、組織的に戦って守ってくる愛媛に対して苦戦したイメージがあります。監督は「まずは失点をしないこと、うちのチャンスできちんと決めきること」と抱負を述べていました。今季初めての平日開催。お仕事の都合上、どうしても観戦できない方も多いかもしれませんが、千葉テレビでもスカイパーフェクTV!でも生放送がありますし、もちろん当サイト上での横井広報速報もあります。お見逃しのないよう、よろしくお願いします。

2006年4月 1日

更新日:4/1 23:46

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

レイソルの興亡この一戦にあり、ってほどに重要な試合、東京ヴェルディ戦。何が何でも勝ちたかったこの試合に逆転勝利!! いやー最高です!! いい気分なのでレイくんを貼ってみましたよ。←
今季初めてリードを、そして2ゴールを許しての折り返し。しかし後半、見事に立て直してくれました。試合終了直後の総括コメントでは、興奮して「ノブリンマジック」なんて書いてしまいましたけど、よくよく話を聞いてみるとマジックでもなんでもない。石さんは本当に理詰めです。前半は谷澤選手とディエゴ選手のポジショニングがよろしくなく、サイドから攻められてしまった。確かに思い返すと、前半は両選手とも中でプレーすることが多かったような気がします。ゆえに後半はサイドに張らせたと。
試合後の会見で、石さんは「ハーフタイムにしか修正できない」と課題を挙げていました。試合中に自分たちで直せるようになってほしいと。つまり選手たちに、石崎さん並みの状況把握能力と、選手間のコミュニケーションを密にすることを求めているわけですね。それが出来るようになればさらに強くなりそうなものですが、今の選手たちには強い向上心がありますから、早晩実現してくれそうな気もします。好結果に慢心することなく、さらなる高みを目指して、このまま突っ走って行きましょう!!

さて、ここで皆様に恒例のお願いを。4月5日の愛媛戦で販売するマッチデープログラム『Vitoria』のサポーターズボイスをお寄せください!! HPのご意見・お問合せメールからお送りください(先日仕様を変えまして、ファンサービス課宛と広報課宛を選べるようになりました。サポーターズボイスは広報宛にお送りください)。締切は4月2日日曜日の午後6時までとさせていただきます。それ以降にお送りいただいたメール、またスペースの関係で掲載できなかったメールは、試合当日の「バモス!レイソル」にて読み上げさせていただきます(全てとは限りませんので、ご了承ください)。
サポーターズボイスをお送りくださる方に、今回はビッグなプレゼントがございます。前回のホームゲーム、鳥栖戦のハーフタイムライブで美声を披露してくださった松本英子さんのCD『喝采?この道の先に?』を、抽選で3名様にプレゼントします!!! サイン入りです!!! ご希望の方は、お送りいただくメールにご住所と本名をお書き添えください。

最後になりましたが、ご報告です。皆様もご存じの通り、茂原岳人選手の川崎フロンターレとの期限付移籍契約が解除されることになりました。当クラブとしては、近日中にフロンターレさん、そして本人から事情を聞いて事実確認を行い、処分を決定することになります。決定後は速やかに当サイト等でお知らせいたします。