2010年7月31日

受け継いでゆくもの

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担当:河原 正明

 今日で7月も終わり、明日からはいよいよ8月です。J2リーグも折り返しを回り、いよいよ残り18試合となりました。チームは午後に徳島へ乗り込みました。徳島のホームスタジアム鳴門・大塚では未だリーグ戦未勝利のレイソル。相手は今季ホームゲームでは好調、3節ではジェフ千葉に3?1で土をつけています。また明日1日にレイソル、続く8日にヴァンフォーレと上位2チームとの対決を連続してホームゲームで迎えるスケジュールの妙もあり、一気に上位進出を狙って挑んでくることは間違いなさそうです。「前回対戦時は大差で勝ったが、今度は相手がやり返そうとホームで待ち構えているはず」ネルシーニョ監督も警戒を高めます。それでも前節アクシデントを乗り越え、勝ち点を手にした選手たちを「ここで負けるわけにはいかない」今節も自信を持ってピッチに送り込みます。明日は18時30分キックオフです。

 さてその30分前、18時キックオフで大事な一戦を迎えるのはU?18。ニッパツ三ツ沢球技場でいよいよ日本クラブユースサッカー選手権・アディダスカップの決勝戦です。「全員で掴んだ勝利」と主将のGK増川選手もコメントしていましたが、「今日はサポーターの声援が、きつい時間でも背中を押してくれた。決勝戦でもサポーターの方々とも一致団結して、初優勝を掴みたい!」とお願いもされています。お時間のある方はぜひスタジアムに。茨田選手も「本当に観にいきたです!」と話すこの一戦、一昨年も準優勝で涙を飲んだこの大会で初タイトルを狙う一戦をぜひサポート願います!

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 さて、ここに一枚のポスターがあります。2003シーズンのクラブステートメントポスターです。懐かしいというサポーターの方もいることでしょう。モデルとなっているのは明神 智和選手(現:ガンバ大阪)とある少年。実はこの少年は現在U?18の熊谷 達也選手なのです。
 昨日の三ツ沢、ピッチで撮影していると隣になった某カメラマンさんから声をかけられました。「いやー7年ぶりですよ、彼を撮影するのは。いい選手になりましたねー!」。そう、この方がポスターを撮影したのでした。

 「あの日は寒くてねー」と話すように、撮影されたのは2003年の冬、1月か2月(だったはず)。夕暮れが迫る中、当時の種蔵広報が奮闘していたことをかすかに覚えています。明神選手は長袖のユニフォームですが、レイソルジュニア所属で当時10歳の熊谷少年は半袖、さすがに顔が寒そうですが、それだけではなさそうです。当時、明神選手は育成組織出身で日本代表、正にクラブを代表する選手でした。そんなヒーローともいえる選手と肩を並べて写真に写るというのは相当の緊張もあったことでしょう。

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 あれから7年、少年は高校生となりチームの「No.10」を背負う選手へと育ちました。顔つきもすっかりとたくましくなって、あの頃の面影はわずかです。撮影時にどんな思いを感じたのかは本人に話を聞かないとわかりませんが、しかし、先輩たちから引き継がれたレイソルイズムは、熊谷選手だけでなく多くのユースっ子たちの心の中にしっかりと根付き、より大きくなっているはずです。これこそがクラブの財産です。「先輩から後輩へ受け継いでゆくもの」をポスターという形にした当時の広報スタッフの思いは現実になったという検証結果を提出してもいいと思います。トップからユースへ、いい財産をさら強固に。トップもユースも明日はいい結果を柏に持ち帰りたいですね。ぜひ両チームへのご声援よろしくお願いいたします。

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2010年7月30日

初タイトルへあとひとつ!

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担当:河原 正明

 2週間ぶりの三ツ沢でした。本日16時よりニッパツ三ツ沢球技場で行われた日本クラブユースサッカー選手権・アディダスカップ準決勝に行ってきました。相手は予選リーグでも対戦した名古屋グランパス。同じ相手に二度負けるわけにはと、相当の気合を持って臨んできました。今朝方から降り続いていた雨も開始時にはあがり晴天の中キックオフ。前半よりレイソルがやや押し気味に展開し、クロスバー直撃のシュートは惜しくもゴールならず。接戦のまま前半を終えます。
 後半も互角の戦いで、ゴール前まで何度も攻め込むも相手GKも好セーブで得点を許しません。一方のレイソルも全員が体を張った守備でこちらもゴールを割らせません。
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 結局、前後半90分を戦って0?0。10分ハーフの延長戦となりました。延長戦の前には「全員で戦おう!」と円陣を組んで残り20分の戦いに挑みます。
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 延長戦、徐々に両チームに疲労の色が見え始めてきたなか、カウンターからレイソルが何度もチャンスを掴みますがいずれも決めきれません。このままPK戦か・・・といやな考えが頭を過ぎった延長後半残り0分、右サイド斉藤選手からのクロスを山嵜選手がつなぎ、最後は中央に上がっていた相馬選手が値千金の決勝ゴール!本来ボランチの相馬選手を延長後半から前線に上げた策が見事に的中、残りわずかで勝利を手にしました。
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 試合後、記者団に囲まれる下平監督も「選手たちが本当に良くやってくれた。PK戦だけはイヤだったので・・・」とあまり得意でないPK戦にならずホッとした表情を浮かべていました。「なかなか得点を取れなかったが、まずは守備だけはしっかりしようと話した。選手は緊張でみんな少し堅かった。けど、指示通りにボールを良く動かしてチャンスを狙ってくれた」と賞賛していました。これでU?18は9月に開催の高円宮杯全日本ユースサッカー選手権への出場権を手にしました。「これ(決勝進出)しか方法がなかったので・・・」と下平監督が話すように、プリンスリーグに参加できていないレイソルが同大会に出場するには、本大会で決勝に進み優勝または準優勝するしかなかったのです。
 「レイソルはこういう高いレベルでがっぷり四つに組んで戦う機会は少ない。だから大会を通じて成長を感じられた」と指導者として手応えも掴んだ下平監督、決勝戦はS級ライセンスの研修で共に学んだ楠瀬監督が率いる東京ヴェルディ。タイトル目指してあと一つ勝って柏に帰ろう!
 私は残念ながらトップチームの徳島戦に帯同するためその戦いを見届けることは出来ません。しかし、もし三ツ沢なら行ける・・・というサポーターの方、ぜひ8月1日(日)18時キックオフの決勝戦、黄色いウェアで応援ください!東京Vユースはナイターということもありかなりの数のサポーターが来ていました。ユースっ子はレイソルのDNAを受け継ぐクラブの宝です。初タイトルを狙う一戦、ぜひサポート願います!

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最後に、太鼓とコールで選手たちを応援し続けてくれましたサポーターおよび保護者の皆さん、そしてマリノスカップ後に会場に駆けつけたレイソルU-15メンバー、お疲れ様でした。最後まで応援の声がスタンド中に響いていました!ありがとうございました。
そしてレイソルU-15メンバーたち、8月のU-15日本クラブユースサッカー選手権は君たちの番。今日の試合を忘れずに、先輩たちに続こう!

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2010年7月29日

徳と得

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担当:大重正人

今朝方、ものすごい雨音に起こされて、「早起きは三文の徳」と思い、少々早めに家を出ましたが、今頃になって少々まぶたが重くなってきました......それでも今日の雨と、雨がもたらした涼しさは、選手たちにとって「徳」になりましたね!午後のトレーニング、横殴りの風雨が時折襲いましたが、暑さによる過分な疲労はなくなったことでしょう。それにしても「早起きは三文の徳」なのか「早起きは三文の得」なのか。どちらの言い回しもあるようなのですが、どちらが正しいのでしょうか??

週末の相手は、その徳島ヴォルティスです。アウェイの鳴門では2006年以来に2回対戦して以来となります。1試合はPKで0-1、2試合目は20本ものシュートを浴びせながら0-0のドロー。4年ぶりの対戦となった日立台での一戦は6-0と思わぬ大差が付きましたが、それだけに徳島サイドのこの試合に懸ける意気込みはすさまじいものがあるでしょう。レイソルは鳴門での初得点を決めて、中断明け、そして2クール目の初勝利をしっかりつかんでほしいですね!

チームを離れ、遠くヨーロッパで戦っている仲間もいます。GK川浪選手が参加中のU-19日本代表遠征のニュースも届いています。「NORTHERN IRELAND MILK CUP 2010」の第2戦に先発フル出場。メキシコ代表を相手に、ヴェルディ高木選手のゴールで先制もその後3失点で悔しい逆転負け。3チームのリーグ戦で連敗となり、明日中国代表との5・6位決定戦に回ることになりました。菅野選手の出場停止で、「キーパー足らないよ、どうするの?...ゴローを戻すしかないじゃないの??」と心配された方も多いと思いますが、熊本から稲田選手が加入してくれたこともあり、川浪選手はヨーロッパ遠征に最後まで帯同し、また大きくなって帰ってきます。

その前に、明日にも大一番が控えています。U-18チームが出場しているクラブユース選手権です。予選リーグを突破したU-18は、昨日の準々決勝で浦和を倒し、明日の準決勝では名古屋と対戦します。Jヴィレッジから横浜の宿舎へ直行した下平監督。午前中に丸井テクニカルスタッフへ「何か選手たちのモチベーションを高めるサッカーの映像はないかなぁ」と電話で相談。決戦前夜、編集されたビデオが根引コーチによって横浜へ届けられていると思います。試合に臨むため、少しでも選手たちの力になるよう、小さなことでもできることはやることが大切です。

明日夕方16時のキックオフ。準決勝からは入場チケットが必要で、大人1,000円(大学生以上)、小人500円(高校生以下)。ローソンチケット(Lコード:30280)などで販売されます。観戦にはむずかしい時間ではありますが、一人でも多くのサポーターの応援が彼らの力になりますので、どうぞ三ツ沢へ参戦ください!

2010年7月28日

1,000km飛び越えてようこそ

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担当:河原 正明

 今日の午後、ロアッソ熊本よりGK 稲田 康志選手の新加入を発表しました。今朝熊本を立ち、約1,000kmの旅。午後2時にクラブハウスに到着。その後契約をしてコメント取り・・・そして落ち着く間もなく夕方から早速練習に合流を。

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 まずはウォーミングアップ、そしてミニコートでの8vs8の練習に。ここでは本人も「まさか」のフィールドプレイヤーからのスタート。これは3チームがローテーションしてのトレーニング。毎回GKは1人外れるだけのためでしたが、黄色ビブスのチームメイトと握手をして、GKグローブを付けてフィールドに飛び出したのは少々面白かったです。それでも「ビックリしたけど、いい感じだったでしょ?」と自画自賛のボールさばきを見せてくれました。もちろん本職に戻れば果敢なセーブにコーチングと持ち味を発揮しようと懸命のプレーが目に付きました。
 
 実は稲田選手、シジマールGKコーチとは浅からぬ縁が。大阪学院大4年(関西流で言えば4回生)時にGKコーチとして指導を受けたことがあります。「4ヶ月だけだったんですが、その後は初めて関西リーグを制覇できたんですよ」。稲田選手は守護神としてまた主将として、大阪学院大に史上初となるタイトルをもたらしたのでした。

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 4年ぶりの再会となったシジマールGKコーチも「イナダはハートが強いし、練習もダイスキね!人間も良いGK」と話してくれました。稲田選手も「楽しかったです。シジマールの練習もそうですが、まわりの選手のレベルが高いのでね。明日からまた一生懸命練習します!」と初日の感想を話してクラブハウスの中へと消えて行きました。

 突然の吉原選手の引退。川浪選手はU-19日本代表で留守がち。そんな状況下でまさかの前節の退場劇。いろいろありますが、またGK陣は4人となりました。もちろんどの選手にとってもライバルが加入してきたことには変りありません。が、「すぐにファミリーになるから」とシジマールGKコーチが話すように、切磋琢磨していける間柄でありかつ強い絆を持った仲間として良い関係を築いてほしいものです。サポーターの皆さんも応援よろしくお願いします!

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 最後に、日本クラブユースサッカー選手権 アディダスカップ2010で、レイソルU-18が決勝トーナメントで浦和レッズU-18を破り準々決勝を突破、30日(金)に行われる準決勝に駒を進めました。OBの茨田選手も「昼に勝ったのは聞きました。山嵜(FW)がスゴイですね。自分たちの代は勝てなかったのでタイトル目指して欲しい」とエールを。次の相手は予選リーグでも戦った名古屋グランパス。予選では2?1と勝利しましたが、リベンジに燃えるであろう相手は難敵です。会場はニッパツ三ツ沢球技場で、16時キックオフです。お時間のある方は再び三ツ沢へ。ちなみにバラは「決勝は観にいこうかな?え、徳島戦と同じ日?だめじゃないですか・・・」トップもしっかり勝って帰りましょう!では。

2010年7月26日

一夜あけて

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昨日の激闘から一夜たちましたが、いろんなことがありすぎて、選手たちは本当にすごい試合を見せてくれました。勝てればこれ以上いうことありませんでしたが、それでもサポーターを感動させるには十分すぎる戦い。胸を打たれる試合でした。

思わぬ初出場を果たした桐畑選手。試合直後彼らしいユニークなコメントがありました。「菅野くんのファールの時に、審判がポケットに手を入れていたので「赤だ!」と思いすぐに準備しました。PKの前は、みんなにヒーローになれと言われたが、すぐにヒーローは消えてしまいました(笑)。」

しかし一夜あけてモバイルレイソルのブログで率直な思いをつづってくれました。
やっとプロになれた気がしました、と。いつもは独特の感性と話術、ペンセンスで爆笑を提供してくれる彼が、まだ唐突すぎたデビュー戦のさなかにいるようで、戸惑いや興奮や感動を必死で伝えようとしてくれています。

スクランブルの千葉戦とは違い、次の徳島戦まで一週間の準備期間があります。「公式戦に先発する」という気概を持って過ごす一週間。そして迎えるアウェイ公式戦。ここに懸ける切実な思いも伝え聞きました。間違いなく大きな成長と経験を得られるときです。

今日のトレーニングマッチ。東京農業大学戦。山崎選手が結果を出しました。先制点は山崎選手が裏へ抜け出す素晴らしい動きだしから。二点目はルーズボールの競り合いでガラ空きになったゴールへ落ち着いたループシュート。仙石選手はコーナーキックから2アシスト。ゴールを決めた比嘉選手など今日出場した選手の日々の頑張り、努力が報われるチャンスは必ずくるはずです。桐畑選手や酒井選手に続いてほしいですね!明日はオフ、水曜の二部練習は先週までと時間が異なりますのでご注意ください。特に夕方、虫除けスプレーは必携ですよ〜

2010年7月26日

記録と記憶の一夜

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担当:河原 正明

 「まさにクラシコだった」。試合後に語ったネルシーニョ監督。ほぼ90分間1人少ない状況で闘った今日の試合を「体力・走力とも使った試合を乗り越えたことで、選手も自信が付いたろう」と評していましたが、やはり表情には悔しさが溢れていました。もう一歩まで追い詰めたのに、と。今日は私だけでなく、みなさんにとってもいろんな意味で忘れられないゲーム、一日となったことでしょう。

 ハーフタイム、監督はアップ中の選手、スタッフも全員ロッカールームに集まるように指示を出しました。監督が就任してから約1年、こういうシチュエーションは初めてでした。「この試合で一番大事な45分を本当に頑張ってくれた!ここにいる全員が聞いて欲しい。この後試合に出る選手も、途中から出場する選手もみんな役割は同じ。ベンチも、スタッフも全員で残り45分闘って絶対に勝つぞ!!」この試合は絶対に勝つ。不利な状況下だからこそ全員が力を合わせて勝つ。それを徹底する。監督の勝利への執念を感じて、思わず身震いがしました。

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 ロッカールームでさらに強く団結した選手たちは、結果を残してくれました。ハンターの目をした順也が一発の機会を逃さずゴールをゲット!記録上ではシュート1本だったもののチームは2得点の記録を。前半の同点弾を誘ったFKに、「幻の3点目のFK弾」と全得点に絡む活躍でチームを救ってくれました。残念ながら勝利こそ逃したものの、ライバルチームとの直接対決で差を詰められなかったこと。最低条件は達成したのではないでしょうか。この結果、Jリーグ記録となる18試合連続負けなしとなりました。スッキリと勝って記録更新をしたかったという思いはサポーターの方も一緒でしょう。

 それでもこの大事な試合が、記念すべき試合になった選手がいます。まずは桐畑選手。開始早々に菅野選手が退場という緊急事態の中、スクランブル発進がプロデビュー戦に。PKこそ決められましたが、突如として迎えた出場機会にあわてることなく、前半残り44分を凌ぎ切ります。後半も6本のシュートを浴びるも好セーブで得点を許しません。残念ながら89分にセットプレーからの後半7本目のシュートは防ぎきれず失点してしまいましたが、追加点を許さず勝ち点1をもたらしてくれました。
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 「90分間はあっという間に終わった。自分に来たボールは体を張って止めようと思っていた。デビュー戦でやっとプロになれた気がした。サポーターの皆さんの声援には本当に励まされました!」と感謝の気持ちを。ホッとする間もなく、次節も菅野選手が出場できません。キリの双肩にチームの命運がかかります。

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 そしてもう一人は水野選手。後半残り6分での交代出場でしたが、移籍後レイソルでの初戦、そして2年半ぶりのJリーグ公式戦を日立台で迎えました。「(ジェフサポーターからの)ブーイングはね、あって当たり前だし、ある方が燃えるから」と意に介していませんでしたが、それよりも「こういう大事な試合に起用してくれた監督の期待がうれしいし、出場してから同点に追いつかれてしまったことが残念」と悔しさをあらわにしていました。「徐々にコンディションを上げて、次はもっとできるところをサポーターに見せたい」次戦に期待です。

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 今日はスポンサーデー「AFLACデー」でした。まねきねこダックくんも一年ぶりに日立台に登場!また試合前にはゴールドリボン活動への協力として小児ガンと闘う子どもたちとの交流会も行われました。選手たちに直接サッカーを教えてもらい、最後はミニゲームと暑い中最後まで楽しんでくれたようでした!その他もイベントたくさんの1日でした。皆様楽しんでいただけましたか?

 最後に慎也、本当にお疲れ様でした。今日でユニフォームを脱ぐというプロサッカー人生で一番大事な時を日立台で迎えるとは14年前には想像もしていなかったことでしょう。先日のファン感謝デー後に「実は・・・」と打ち明けられた時のショックといったら無かったです。ケガに苦しむ慎也でしたが、いつもどこか人生を達観している風に感じていたので7月での決断には驚きました。「自分がユニフォームを着てプレーする姿が想像できないんだ」ポツリと話す中にも、この決意は揺るぎないんだろうなと感じました。
 ささやかながらビデオメッセージも用意できました(川崎F、横浜M広報の皆様ご協力ありがとうございました!)。送別の時間だけ雨が降っていたのも、忘れられない時間です。本音を言えば、次節に出る可能性もあったのに・・・とも思いましたがこれは失礼な話ですね。でも、入団会見で話した「熱いサポーター」をバックにGKマウスに立つ姿を見たかった。短い間でしたがレイソルでプレーをしてくれてありがとう。14年間のプロ生活お疲れ様でした。第二の人生も幸せでありますように。そしてこれからもレイソル家族としてよろしく!

 
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2010年7月24日

クラシコ

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担当:大重正人

「明日は、クラシコですね!」
ネルシーニョ監督が、夕陽を浴びながら囲み取材で答えました。同地域でのライバル対決を「ダービー」とか「クラシコ」などと呼びますが、「ちょっと乱発しすぎじゃない?」「軽く使ってほしくないよね」という世間の声もちらほら耳に入ってきます。どこか使いづらいなぁ......と思ってしまうところでしたが、これまで何十年とサッカー王国ブラジルの頂点を争ってきた監督が言うんだから、堂々とアピールしましょう!!

というわけで明日は「クラシコ」なんです!!

どんな試合も全身全霊をかけて挑む闘将が、この試合を同じ千葉同士の大事な大事な一戦を位置付け、このクラシコに懸けるサポーターの思いも受け止めて、「クラシコ」と呼んでくれたことをすごく嬉しく思います。今日はミニゲームでの最終調整。夕方4時半からのトレーニングに変更となり、だいぶ暑さが和らいではいました。夕陽のなか見学に来られたサポーターの皆様には、ボールを追い続け、ゴールに喜び、ミスをイジり、一喜一憂する選手・スタッフの雰囲気の良さを感じ取っていただけたと思います。

「やっぱり千葉戦は自然と力が入ります」とは工藤選手。明日はチバテレビで生中継があるのですが、解説を務めるのは、レイソルの吉田達磨アカデミーダイレクターです。「自分は達磨さんに育ててもらった。プロの試合で結果を出したところを見てもらって、喜ばせたいです!」田中選手は、順天堂大学で4年間チームメイトだった伊藤大介選手と初対戦するチャンスがあるかもしれません。「電話で話もしましたし、楽しみですよ」。ダービーマッチに加えて、それぞれ大きなモチベーションをもって試合に挑みます。

明日のアフラックデーではいろいろなイベントが行われます。先着10000名様に配られるうちわプレゼントでは、毎年恒例の選手似顔絵が。

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スペシャルグッズ販売も。まずは2010レイソルベアー、かわいい白くまバージョンです。イベントレポーターのこみぃさんがモデルになってくれました。持っているのは試合当日にスタジアムで300個限定販売されるユニフォームバージョン。試合翌日の26日からはTシャツバージョンの通常版がサッカーショップKAMOとネット通販「e-Reysolista」で販売されます。

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そして柏の街で話題沸騰中の「2010柏の夏T」。毎年、柏市内に個人経営店舗を構えるオーナーの方たちにより企画・制作されているTシャツです。レイソルカラーに合わせた鮮やかな黄色のTシャツ。お気に入りの選手たちもさっそく購入して、クラブハウスは夏Tだらけです!各店舗のロゴの中には、北嶋選手オフィシャルブログ「KITAJIMAX」のロゴも!スタジアムでは200枚の限定販売となりますので、お早めにどうぞ!

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そして今日明日と、柏の夏最大のイベント、柏まつりが開催されています。毎年選手たちがイベントに参加させていただいていますが、明日14時から15時ごろ、柏駅ダブルデッキ下の売店販売のお手伝いに選手数名が参加します!またお祭り開催に伴い、柏駅周辺が13時から22時まで交通規制され車両通行ができなくなり、バスやタクシーの発着場所も変更となりますのでご注意ください。

また開場が、通常よりも30分早い、15時となります。15時ごろからはU-13チーム同士によるプレ千葉ダービーも開催されますので、早くご来場された方は、トップチームに負けないほどの熱い応援をどうぞよろしくお願いいたします。あと、夕方以降、残念ですが雨の予報となっておりますので、ポンチョのご準備もお忘れなく。それでは、明日7月25日。柏まつりに千葉ダービー、柏が日本一熱い街になるよう、盛り上がっていきましょう!!!

2010年7月23日

夏の風物詩が始まりました

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担当:河原 正明

 夏休み3日目。本日より人工芝Gでは「U-14レイソルカップ」がスタート。浦和、千葉、横浜マ、清水、名古屋、神戸、福岡に柏の8チームでの対抗戦です。すっかり日立台・夏の風物詩となったこの大会、今日も炎天下の中で熱戦が繰り広げられていました。練習前には前・アビスパの布部コーチも旧知の方と談笑していましたが、グラウンドには懐かしい顔もちらほら。名古屋には元・ユースGKコーチだった佐々木理コーチが。そしてジェフ千葉を率いるのは2006年にレイソルトップチームのコーチだった高 勝竜U-14コーチ。リーグ戦の結果次第ですが、順位決定戦では一足早い千葉ダービーとなる可能性もあります。
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 このU-14交流戦は2000年にスタート。途中1回のブランクがあるものの今回で10回目となります。過去の出場選手からは多くのJリーガーを輩出しています。
 私の手元に2004年のパンフレットがあります。レイソルでは9名のプロ選手に育った、現在入団2年目の選手たちが多く出場した年です。この年はなかなかスゴイメンバーがいました。レイソル以外にも高橋 峻希、原口 元気、山田 直輝、永田 拓也(浦和)端戸 仁、斉藤 学(横浜)、菅沼 駿哉、大塚 翔平(G大阪)、新井 涼平(大宮)磯村 良太(名古屋)・・・また、先日横浜FC戦で前半ロスタイムにJデビュー弾を決められた阿部 巧選手もFC東京U-15深川の選手として参加、Jクラブの将来を担う若手選手がこんなに日立台に来ていたことに驚きました。ロッカールームに当時のパンフレットを持っていくと「おおー○○、懐かしい」とU-18出身者と2003年の同大会に出場した大津選手(当時は鹿島アントラーズノルテ所属)ら選手が集まって廻し読みを。
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 実は各チームの選手ごとに選手紹介欄があるのですが、今見返すとこれが面白いんです。例を挙げますと「悪がき!ちょっと目を離した隙に・・・!ゴール前も同じです(工藤選手)」「ちびっこギャング。チョロチョロしていたと思ったら・・・。要注意人物(武富選手)」など。昔からそうなんだーと納得してみたり。でも意外なギャップの持ち主も。

 では問題です。「見た目はお坊ちゃま。でも口は悪い!やさしくしてくれなきゃいやよ」と書かれたのは誰でしょうか・・・正解は仙石選手。「うーん、確かにあの当時は主審に文句ばっかり言っていました」「それで退場したりな!2試合に1回ぐらい!!」と比嘉選手もツッコミます。今のレンからは想像つかないのですが、実は昔からファイターだったそうです。ちなみに大津選手は「サッカー虫 Mr.No.10」でした。本人曰く「あの頃は背が小さかった(155cm)から虫です」だそうです。
 最後におまけ。みんなに一番うけていたのは「柱谷哲二似のイケメンFW。今日も頼むぜ邦生!」と書かれていた人物。さあ誰でしょう???皆さんもお考えください!

 明日も猛暑が予想されますが、「あの年代はね、暑い中でもなぜかプレーできるんですよ」と比嘉選手。本当にみんな大汗流しながらのプレーには見ていて頑張れ!と声をかけたくなります。レイソルU-14の今日の成績は1勝1敗。「成績や結果よりいろんなチームと力を比べられる経験が大事です」とは仙石選手。この大会で交流やいろんな経験を積んで欲しいものです。大会は明後日まであと2日日立台他で行われます。ガンバレ!未来のJリーガーたち!!
 
 今日19歳の誕生日を迎えたのはエフライン リンタロウ選手。家族と離れての誕生日ですが、ブラジル流のお祝いはお預け。ちなみに練習前にお母様には電話でお祝いされたそうです。ただ今今季2試合目となるメンバー入りに向けて猛アピール中です!!1日遅れですが明日の練習後にみなさんおめでとうと声掛けしてくださいね!

 小林選手もJリーグ再開に併せて再開の選手招待事業「BtoJシート」で、柏市立田中中学校を田中ホームタウン担当と訪問。ちなみに事務所のホワイトボードに書かれた行き先はこんなことに・・・。
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 日曜日の千葉戦のチケットを手渡した小林選手、その後の質疑応答にも「Q、無敗が続いている秘訣は?」「A、チームがすごくまとまっていることです」。「Q、J1に昇格できますか?」「A、絶対に昇格しなきゃいけないことだと思っています!」と力強く答えていました。
最後の質問はもはや定番ですかね?「Q、ガンダムの好きなモビルスーツは?」「A、シャアズゴックです」と答えさせられた小林選手。ちなみにこの質問した子とはその後もガンダムトークをしていたとのことです。なお、先日取材を受けた『月刊ガンダムエース』は角川書店より26日(月)に発売です!こちらもお忘れなく。

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 明日も16時30分からの練習となります。夕方とは言え厳しい暑さ、ご見学に来られます方は熱中症予防をお忘れなく!なお、お問い合わせいただいておりますフランサ選手の練習参加は、明日以降も予定はありません。何卒ご了承願います。

2010年7月22日

夏が来た

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担当:大重正人

ジェフ戦が迫ってきました。チームは今日から非公開トレーニング。ここのところは週1回ペースでしたが、ここにきて今日明日と、久々の2日連続となります。それだけ、このジェフ戦が非常に大事な一戦であるということ、そして十分な準備で臨もうというチームの意気込みとも言えるでしょう!炎天下の中、試合を想定した実戦練習が続いていました。練習後の選手たちは毎日ウェアがびしょ濡れ。絞ればボタボタと水滴が滴り落ちるほどの汗の量なんです!

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今日も人工芝グラウンドでは、レディースサッカースクールが行われました。昨日一昨日の学生対象スクールは夕方で陽も沈んでいましたが、今日は朝からの強烈な日差しを浴びながら。コーチたちは何度もこまめに休憩の時間を入れながら、2時間のメニューをこなしました。暑さに負けず、最後まで元気いっぱいの女性たちに、コーチングスタッフも逆にパワーももらったことでしょう!秋にも全6回のスクールがありますし、多くのご参加をお待ちしております。

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今日はさらに女性のお客様が......柏市と友好都市関係にあるグアムから、ミスグアムのお二人が来日し、日立台を訪問くださいました!

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左側の女性は、2010年度ミス・アース・グアムの、ナイオミ・ジーン・ペレズ・サントスさんです。なんと高校を卒業したばかりの17歳の若さ。現在はグアムのダンスグループに所属されているスポーツウーマンです。右側は、ミス・インターナショナル・グアムの、ラレイン・メルカドさん。5日後の7月27日に22歳の誕生日を迎えられます。現在はアメリカ本土のメリーランド大学に通う大学生です。毎年、柏まつりに合わせてミスグアムが来日し、まつりを華やかに彩ってくれます。週末のおまつりでお見かけした方は、どうぞ温かくお迎えください!

さて練習後、今日はファンクラブ会報誌「日立台通信」の取材が3連発。橋本選手によるお悩み解決コーナー「ワタル先生のなんでもQ&A」。渡部選手がこれまでのキャリアを写真持参で振り返る「選手履歴書」。そして昨日収録した「ニューパワーインタビュー」には水野選手が登場します。

そして対談コーナー「DoublePass」。キタジ×パンゾー、クリ×ミノル、パク×ワタルとマッチメイクしてきましたが、今回のコンビはこの2人!!

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ムラ×ジュンヤは、ご存じのとおり、順天堂大学の先輩後輩です。「今日はムラさんのイメージを覆します!」と後輩からの先制口撃、大学時代の秘話をいろいろ披露してくれます。しかし先輩ムラも負けていません。長男誕生を祝うゆりかごダンスをスルーしてしまった後輩に逆襲!しかしその後は対談のパターン、互いのいいところを褒め合う流れになり「ちょっと持ちあげすぎでしょ」とお互いに苦笑する場面も。

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そして最後の表紙写真撮影。前号のパク選手と橋本選手の仲むつまじすぎる「おんぶピース」に対抗しようと、いろんなポージングで奮闘する先輩後輩コンビ。いったいどんな仕上がりになるのか、そこにもご注目ください!8月中旬からの発送予定となります。すこし先となりますが、お楽しみにお待ちください。

2010年7月21日

Everything is Possible

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担当:河原 正明

毎日暑い日が続きますね。今朝午前9時の気温はすでに30度超え。どの選手も練習中に給水を欠かせません。アルセウ選手も練習後は放心状態で日陰に座っている有様でした。なお、暑さ対策もあり、チームは明後日より午後4時30分からの練習が基本時間に変更となりました。練習見学をされる皆さんも時間変更と熱中症には充分にご注意願います。

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 こんな暑い日はビールがおいしい!という方も多いかと思います。昨日、柏駅で唯一の柏高島屋屋上ビアガーデンで「新作ゆかたファッションショー」が行われました。このイベントにゲストとして大谷選手と橋本選手が登場、サプライズ出演をしました。この出演には会場のお客様も大盛り上がりでした。同行したスタッフも驚く良い男振り、両選手とも浴衣がとても似合っていました!この浴衣は柏高島屋限定販売となっております。まだ少し在庫もあるようですので、お早めにご購入をどうぞ!

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 さて、本日の午後フランサ選手退団のお知らせをいたしました。外国籍選手で約5年、足掛け6シーズンも在籍したのはもちろんクラブ史上最長歴です。昨季10月の磐田戦から今季開幕の大分戦まで出場したリーグ7試合連続・9ゴールを挙げる暴れぶり。今年もシーズン初めからフランサ選手がかける魔法に皆さんが魅了されていたと思います。でも、続く第2節栃木戦で負傷。その後は懸命のリハビリを行い、第8節の熊本戦で再合流。途中出場からダメ押し弾を、元同僚の雄太が守るゴールに決めたのがレイソルでの最後の魔法弾でした。もちろん何度彼のゴールで、プレーでチームが救われたかは枚挙にいとまがないほどです。Jリーグでも数少ない「魅せてくれる」プレーヤーであったことは間違いないでしょう。

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また彼は、常に紳士でした。何か頼みごとをしても"No Problem, It's Easy!"と返事が返ってきますし、こちらが頼まれたことには「アリガトウ」と必ず笑顔で、こちらが恐縮するくらいお礼を言ってくれるのです。もちろんファンサービスも。一度でも彼に会った方、特に女性と子どものサポーターの方は、いつもフレンドリーに対応していたことを覚えているはずです。
レイソルでの魔法の時間は解けてしまいました。いつまでも共に、というのはなかなかこの世界では常ならぬことは頭では理解しています。吉原選手の引退もそうですが、別れは突然やってくるもの。フランサ選手がいないことに慣れるのは時間がかかるかもしれません。でも"EverytHing is Possible,Beleave in Yourself"(※原文まま)この言葉と共にあり続けたいと思います。オブリガード、フランサ!


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2010年7月20日

ダービーウィーク

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担当:大重正人

今週から、本格的な夏のスタートです。梅雨明け早々、35度にもなろうかという猛暑に見舞われる日立台。こんな炎天下のなかで走って走って走りまくる選手たちには、本当に頭が下がります。昨日のトレーニングマッチに出場したメンバーは、午前中はリカバリー。室内トレやゆっくりとしたランニングなど疲労をとりのぞくメニュー。そんな彼らに神の恵みが。練習場のピッチで散水作業が始まり、冷たいシャワーがピッチのいたるところに降り注ぎます。

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「いやぁ、キモチイイ」とばかりに、水を豪快に浴びる2人。気づけばウェアも身体もビショビショに。水野選手はピッチでクロールまで始め、サービスショットを提供してくれました☆ 少しは暑さもやわらいだことでしょう?

今週はダービーウィークです。前節のジェフ×コンサドーレ戦をテレビで見ました。結果は0-3と点差が開いて、予想以上にビックリされた方も多いでしょう。しかしおなじみアレックス選手の左足のパスはやっぱり正確でまた抜きを連発。ゴールこそ生まれなかったものの、パスワークと前線からのプレッシング、攻守の切り替えの早さは変わりません。大敗直後ということもあり、並々ならぬ思いで乗り込んでくるのは間違いないでしょう。だからこそレイソルは受け身に立たず、自分達から仕掛けるような強い気持ちが必要でしょう。

前節は栗澤選手が、今節はパク選手が出場停止です。不動のレギュラーを欠くところでこそ、チームの総合力が問われます。千葉戦のセンターバックのポジションを誰が埋めるのか。今週1週間はセンターバック選手にとっては大きなチャンスです。渡部選手もそのうちのひとりです。「昨日の筑波大学戦はいいところも悪いところもありましたが、あと一歩二歩直さなければいけないところもわかっています。周りの選手のことは気にせず、自分の持ち味であるポゼッションやヘディングのところで自分らしいプレーでアピールしたい。」千葉にはネット選手という大柄のストライカーがいますが「自分は大きな選手と戦う方がいいです。自分の体格も生かせますから」と闘志を燃やしています。

トップチームの練習のすぐそばでは、かわいらしい女の子によるサッカースクールが開催されました。女子小学生対象の『夏休みガールズサッカースクール』です。千葉・東京・埼玉から3年生から6年生まで約30人が参加。ボールを使いながらのレクリエーションから、パス&ムーブといった基本的プレー、そしてゲームなど。最初は相当にみんなおとなしく、「みんな元気ないよ?」と永井コーチが心配していましたが、徐々に慣れてきたころには元気な声が響き、無事に2時間の長いスクールが終了しました。現在は夏休み中学生スクール、秋季GENTLEMEN,LADIESの3クラスを募集していますので、今度はお父さんもお母さんも参加されてはいかがでしょうか!!

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この千葉ダービーは、メディアの皆さんからも注目を浴びています。サッカー専門紙エルゴラッソは、明日水曜発売号で「千葉ダービー特集」が組まれます。ちばぎんカップの時も大きく紙面を割いていただきましたが、今回も「3ページはある予定です!」と田中記者も鼻息が荒いです。大谷選手とジェフ工藤選手の同級生インタビュー。2人はユース時代から名をはせ、高校時代に千葉県選抜で共に戦った仲の良い関係でもあります。千葉県内からエルゴラがなくなってしまうかもしれませんから、明日は朝から駅・コンビニへお急ぎを! スカパーの中継レポーターも2人体制、アフターゲームショーの試合後中継も予定されていて、大いに盛り上げてくれるそうですよ!

2010年7月19日

まだまだこれからです

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担当:河原 正明

 今日の午後は練習試合 対筑波大学戦でした。結果・得点者などはこちらの記録 をチェックしてください。
北嶋選手も後半立ち上がりに山崎選手がPAエリアで倒されたPKを確実に決めます。2点目のオウンゴールも水野選手からの際どいクロスをキタジが競って、相手DFのミスを誘ったもの。酷暑の中での試合でしたが、ベテラン健在をPRした試合でした。

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 横浜FC戦に出場した選手はリカバリーを。ランニング中も試合が気になります。
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 試合は同点で迎えた終了間際、比嘉選手からのスルーパスに鋭く反応した武富選手がゴールを挙げ、3?2で勝利しました。
 
 さて、昨日はオフのトップチームでしたが、南柏駅で行われた「第30回 南柏まつり」に選手3名(村上選手、武富選手、川浪選手)が急遽参加しました。元々はお祭りの来場者に向けてチラシ配りをサポーターの方たちと行うだけの予定でした。選手とともに19時前に現場に到着。するとなんと急遽主催者の方のご好意でステージに上がれることに!誰がこの場を仕切るんだ?と思っていたら「アッキーがいるから大丈夫」と、そこにはユニフォーム姿の岡田亜紀さんが。前日の横浜戦に続き今日もレイソルのためにと駆けつけてくれました!

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 おかげさまでステージは安心して観ていられました。それにしても選手が壇上に上がった時の歓声と拍手はすごかったです!!それまで沿道の屋台にいた人たちもみな集まってきて、選手の一言ひとことに大きな反応をしてくれまして。チームが好調ということもあり、いつになく注目度が高かったように感じました。村上選手も「すごい熱気でした」と感動していました。その後選手はサポーターの方とチラシなどを配布に。するとチラシも次から次へとなくなっていきました。
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 主催者の皆様、ありがとうございました。この南柏の人と熱気をそのまま日立台に持っていきたい!そう願った夜でした。またの機会がございましたらよろしくお願いします!

2010年7月18日

J2リーグ再開!

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担当:河原 正明

 さきほど三ツ沢より帰社しました。関東地方は梅雨明けとなった今日、夏の暑さが容赦無く包み込んだスタジアムでご声援いただきましたサポーターの皆様、ありがとうございました。
 大事な中断明けの初戦。今日の試合は、誰もが手にしていたと思っていたものが、目の前で湯気のごとく消えてしまったよう。試合後はいつまでも空虚感だけがベンチも支配していました。
「未熟さが出た」とは菅野選手。後半も片手で、体全体で相手のシュートをことごとくブロック。気迫漲るプレーが続いていましたが、最後の最後での相手のシュートはコースを突かれたもの。残念ながら名手でもノーチャンスに見えました。

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 悔しさをあらわにしながらも、それでも選手たちは前向きです。「負けていないので悲観的になる必要はない。流れの中で相手を崩して得点も奪えた。(工藤選手)」、「アウェイでの勝ち点1は価値ある1ポイント(澤選手)」とは今日得点をあげた両選手。
 ネルシーニョ監督も「お互いのいいプレーが出た試合。横浜FCも勝つという強い気持ちを持って挑んできた」と話していたとおり、最後まであきらめないプレーが前後半のアディショナルタイムでの同点弾となったと賞賛していました。それでも「我々は決して守備的にはならずに、最後まで攻めの姿勢を示した」と話すように、今季ここまでのやり方は変えずにいくことが大事。すでに次の一戦へと視線は切り換えられています。

 なお、明後日19日は祝日ですが月曜日のため施設休館日となります。練習見学および練習試合のご見学はできませんのでご了承願います。選手たちも明日しっかりと休んで、次週のダービーに備えます。ではまた月曜日に。

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2010年7月16日

Are You Ready?

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担当:河原 正明

 「もう梅雨明けだよ」と思わず決め付けたくなるほど暑かった日立台。雨雲と夏の青空に入道雲が入り混じった、梅雨の終わりらしい空でした。
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 多くのレイソルサポーターの皆さんが待ちかねていたリーグ戦がいよいよ明日再開されます。皆さん準備はOKですか?待ちかねた初戦は難敵・横浜FC戦。ネルシーニョ監督も「FWにも中盤にも良い選手が多く、経験値の高い選手も要所にいる。全体的に強いチーム」と警戒をするように、リーグ得点王の大黒選手がFC東京に移籍したものの、カイオ選手が加わり前線の選手は手ごわい選手が揃います。
 それでも「韓国キャンプを経て、今日まで良い準備が出来た。選手たちは中断前と同じく闘う顔つきになってきている。(マークされ)厳しい戦いばかりだろうが、後半戦も良い結果を得ていける自信がある」と指揮官は現在のチーム状態について手応えを感じています。
 また、公式サイトのトップページでもあるように菅野選手にとっては古巣との直接対決でもあります。再開初戦、負けられない一戦となります。明日のチケットはまだ会場でも購入可能です。今夏の関東圏でのアウェイ戦は明日1試合だけです。お時間のある方はぜひニッパツ三ツ沢球技場まで選手を後押しにお越しください!

 お知らせです。試合翌日の18日(日)、JR南柏駅周辺で毎年恒例の「南柏まつり」が開催されます。会場でホームゲーム日程告知チラシ配布をサポーター有志の方と共同で行います。時間は18時より20時までの予定です。すでに25日(日)千葉戦のチケットは完売となっていますが、8月のホームゲーム2試合はまだチケットに余裕があります。夏休みはぜひ日立台へ!と活動をいたします。飛び入り参加OKです!お時間のある方は黄色いウェア持参でご参加ください!

 最後にお知らせです。ファンクラブ会報誌「日立台通信」の「橋本和先生のなんでもQ&A」の質問を募集しています。koho@reysol.co.jp まで件名を「ワタル先生」として、どしどし送ってください。ペンネームもお忘れなく!どんな重―い悩みや質問もOK!今回も皆様の質問をお待ちしています!では明日、横浜でお会いしましょう!

2010年7月15日

7月15日は

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担当:大重正人

週間天気予報を見ると、これまで毎日だったカサマークがひとつもなくなって、J2再開とともに、関東地方はいよいよ梅雨明けとなりそうです!選手たちはもちろん、応援されるサポーターの皆さんにとっても、厳しい暑さと戦う日々が始まります。。。練習見学、試合観戦のときはくれぐれも熱射病対策をお忘れなく。土曜の横浜三ツ沢球技場も予報では30度近くなりそうです!

今日は非公開練習ということで、チームは試合に向けて実戦トレーニング。中断明け初戦。初戦というのは、どんなチームにとっても難しいものです。この1か月の成果を出せるのか、自分たちのサッカーを変わらず発揮できるのか。この横浜FCとジェフ戦。「ここは大きな山場。ここをどうやってうまく切り抜けられるか」と言うスタッフもいます。あの痺れるような公式戦が帰ってくると思うと、本当に緊張してきます。

さあ、J1復帰に向けた戦いが始まる後半戦。ファンクラブアソシエイツ会員限定で「7試合パッケージチケット」を販売しています。9月11日の富山戦から11月27日の岡山戦まで、J1リターンロードを戦うレイソルを1分たりとも見逃したくない!という方、J1復帰を決める瞬間をホーム日立台で見届けたい!という方などなど。通常購入より割安になっておりますし、抽選でユニホーム型ナップサックが50名様に当たる特典もあります。7月25日(日)までの締め切りまであと1週間ほど!お早めにお買い求めください!!

またまたお知らせです。先日のファン感謝デーで「エスコートパーソン」としてイベントを盛り上げていただいたサポーターの皆様、本当にありがとうございました。その舞台袖で撮らせていただいた選手との写真をお手元に届けなければ!と思い、この場を借りてご連絡いたします。
koho@reysol.co.jp まで、メールでご連絡ください。氏名、年齢、撮影した選手、アソシエイツ会員の方は会員番号、パソコンのメールアドレス、をご記入の上、件名を「エスコートパーソン」としてお送りください。

最後は、今日7月15日は田中順也選手、23歳の誕生日でした!!正式入団したのは今年からですが、昨年7月23日に特別指定選手としてレイソルにやってきてからほぼ1年が経ちます。色黒の精悍な顔つきは変わりませんが、力強さがみるみる増して、プロのストライカーとして一段と成長してきたように映ります。記念すべきプロ最初の誕生日は、残念ながら非公開練習でサポーターの方からお祝いいただけず、ちょっと寂しかったかもしれませんが、、、明日は午前9時半から公開練習ですので、レイソルの未来を背負うルーキーの誕生日をお祝いしてくださいね! ハッピーバースデー、ジュンヤ!!

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2010年7月14日

引退

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担当:大重正人

吉原慎也選手が14年間の現役生活を終えることになりました。突然のお知らせに、チーム内も驚いていますし、サポーターの皆様はそれ以上だと思います。先日、引退の決断をチームに伝え、チームメイトには昨日の午後練習前にあいさつがありました。

「一年一年の勝負という気持ちでプレーしてきましたが、ケガも重なり、思い通りのパフォーマンスが出せなくなり、いろいろ悩み、考えた上で決心しました。いろいろなチームでプレーさせてもらいましたが、最後にレイソルというすばらしいチームで、仲間と一緒にサッカーできたことを幸せに思います。

僕の思いは、菅野、桐畑、川浪と一緒にプレーしてきた三人のゴールキーパーが引き継いで頑張ってくれると信じています。サポーターの皆さんには、ずっと支えて応援してもらい、苦しい時にも『頑張って下さい!』という励ましの言葉のおかげで、ここまでやってこれました。関係者の皆さん、サポーターの皆さん、14年間本当にありがとうございました」

オフィシャルでのコメントは上の通りですが、あいさつのあと、突然のニュースに驚くばかりの記者さんに、現役生活を振り返る話をしてくれました。

「14年間で印象深い思い出は、フロンターレのとき、勝ち点1足らずにJ1昇格できなかったこと。ものすごく悔しくて、それを忘れず、何が何でもという気持ちで、翌年J1に昇格できたことです。あと、ジュビロで中山さんに会えたこと。「この人、凄い!」と思える人、あれだけストイックにやれる人は見たことがなかったです。40歳を超えてもなお全力で現役を続けている姿に、今も心を打たれます」

「100パーセントの状態じゃなければ、ピッチにいる資格がない」
この言葉が一番印象的でした。今年は3月に左手親指を骨折し、全治6週間の重傷を負いました。ケガが絶えないゴールキーパーというポジション。ほかにも抱えているケガがあったと聞いています。ベストパフォーマンスが出せてこそのプロ、という堅い信念が、このタイミングでの難しい選択を決意させたのでしょう。

「サッカーを通して成長してこれたし、サッカーを通していろんな人と出会うことができました。ワールドカップをみてもわかるように、あれだけ多くの人を巻き込めるサッカーって、本当にすばらしいと思うんです」

これからもレイソルの試合を見に行くこともあると思うし、サポーターとしてレイソルをずっと応援しています。このあとはまだわかりませんが、一度しかない人生だから、いろんな世界を見てみたいんです」

32歳での新しい船出。新しい一歩を踏み出す吉原慎也選手のこれからの活躍を心から祈っています。14年間本当にお疲れ様でした。

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2010年7月13日

横浜戦まであと4日

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担当:河原 正明

喧騒の土曜日はすでに過去。ピッチには週末のJリーグ再開に向けて必死の選手たちがトレーニングを行っていました。練習後にエルゴラッソ紙の取材に応じた大谷キャプテンも「(6月13日の北九州戦後)時間が開いたことでチーム内で競争が激しくなった」と話すように、この中断期に巻き返しを図る選手、その座を奪われんとする選手がピッチ上で激しくしのぎを削っています。「横浜戦はゼロからのスタート。ここからが厳しい戦いになる(大谷選手)」と緊迫した気持ちが選手一人ひとりから伝わってきます。

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その横浜戦ですが、レイくんと横浜FCのマスコット フリ丸くんが twitter でコラボ開始!すでにフリ丸くんもつぶやいてくれていますのでサポーターの方、要チェックですよ!

さて、今日は工藤カメラマンが撮影したショットを公開します。モデルはご存知タムケンことゴローです。「サッカーa○風になるように狙いました!」

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「????」

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「草原でお昼寝気分」

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「ミーティングする若手です」 すみません、・・・完全にネタ切れです・・・。でも工藤にゴロー、ありがとう!!

最後にまたまたお知らせです。ファンクラブ会報誌「日立台通信」、先日皆様にはvol.3が届いたかと思いますが、すぐにvol.4の制作が近づいています。皆様にお願いは「橋本和先生のなんでもQ&A」の質問を募集しています。koho@reysol.co.jp まで件名を「ワタル先生」として、どしどし送ってください。どんな重―い悩みや質問もOK!今回もご応募よろしくお願いします!!では。

2010年7月12日

リスタート

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担当:大重正人

土曜日。あの楽しくて、ちょっと別れがつらく、それでも最後まで笑顔にあふれていたファン感謝デーの時間が嘘のように、今日の日立台は静かに朝を迎えました。施設休館日でフロントスタッフもサポーターもいない日立台で、選手たちは来るJ2再開の日に向けて、1週間をスタートさせました。午前は筋トレや走り込みなどフィジカル。午後はボールを使ったゲーム形式のトレーニング。みっちり2部練習でした。

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6月13日の北九州戦からほぼ1か月は、7月17日横浜FC戦での先発の座を争う競争の期間。特に栗澤選手が累積警告で欠場となるボランチのポジション、いったい誰が先発イレブンに名を連ねるのか。常に緊張感を保った毎日となるのは間違いありません。

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ワールドカップでの日本代表の大活躍で、日本国中のサッカーに対する関心はまちがいなく高まっています。週末のJ再開に向けて、Jリーグも趣向をこらした告知を行っています。ファンサイト「J's GOAL」では、各チームの選手1人が登場しリーグ再開をアピールする「再開だよ!J員(ジェイイン)集合」。レイソルからは、ファン感謝デー直前の水野選手に登場してもらいました。後半戦に向けての意気込みは、http://www.jsgoal.jp/photo/00063700/00063786.html からご覧ください!

またJリーグは『2010Jリーグ特命PR部』の部員を募集しています。
Jリーグ特命PR部とは、一人でも多くの方々がJリーグやサッカーに興味を持っていただくことを目的に、「2010Jリーグ特命PR部 部長」であるタレントの木下優樹菜さん、「2010Jリーグ特命PR部 女子マネージャー」であるタレントの足立 梨花さんと共にJリーグとサッカーの魅力を広めるためにつくられた部です。

応募資格は、原則として、Twitterやブログなどのを使って積極的に意見や情報を発信しているアクティブなネットユーザー。Jリーグより任命された特命PR部員は、部長や足立女子マネからのさまざまなミッションをクリアしていくことで、特典や活動に応じたインセンティブなどを受けることができ、楽しみながらJリーグのPR活動をしていただきます。
募集期間は2010年7月2日から2010年12月上旬まで。
すでの活動中の部員の方もいらっしゃると思いますが、まだ未入部の方も、下記アドレスから、ふるってレイソルやJリーグをアピールしてください!!どうぞよろしくお願いいたします。

http://www.tokumei-pr.jp
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2010年7月10日

門出

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担当:大重正人

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柏レイソルの選手一同、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、そして企画立案から運営までご協力いただいたサポーター有志の方、そしてものすごい暑さのなかにもかかわらずお越しいただいたサポーターのみなさま。今日7月10日を最高の日にしようと日立台に集まった皆さんのおかげで、一生忘れられないファン感謝デーになりました。

特に村上選手会長を中心に、選手たちみずからが、とにかく「サポーターの皆様に楽しんでもらおう!」という思いをひとつにして、形にした数々のイベント。思いっきりバカをやりきってくれた彼らのパフォーマンス、でも言葉で語ると何を書いても感動をおもしろさを伝えきれない気がしまして、、、特に盛り上がった、美しい女性美を競う「Reyコレ5 BATTLE」の舞台裏写真を。

「かわいいよ、オレ」
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父子。
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すべてをゆだねるキャプテン。
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鏡をみつめる18番
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34番の美脚。
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そして、7月10日。彼にとっては長い長い一日となりました。
朝一番に事務所を訪れて、出発のあいさつ。

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移籍が決まり、ケガなくベストコンディションで臨むため、ここ数日は孤独な練習を繰り返してきました。今日は全体練習が終わった後、ひとり遅れてシュート練習。布部コーチとのマンツーマン、サイドからは井原コーチと平川テクニカルがクロスでサポート。トラップからシュートまでの動きを繰り返します。

「菅沼実のシュートがいちばんうまいです」。菅野GKから最高の賛辞をもらったシュートは、きょうもゴールの隅々にビシビシ決まります。布部コーチから「ラスト10本!!」と声がかかると、桐畑選手がGK役を買って出て、工藤選手は「ミノルくん、10本決めますよね?」。スタッフは「きっちり決めないとジュビロの力になれないよ!」と、厳しめのゲキを込めた仲間らしい声援が飛びます。

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正直言って、本来笑って楽しんでいただくファン感謝デーを、区切りの一日として応援いただいた皆さんと接することに、心中いろいろ複雑な思いがあったと思います。それでも持ち前の明るさで笑顔を振りまき、ポジティブな出発の記念日にした菅沼選手は、本当に立派でした。ジュビロ磐田では、ガンバに移籍したストライカー、イ・グノ選手に代わる得点源として期待されています。「柏魂を持って、チャレンジしてきます!」。仲間からもサポーターからも、誰より愛された彼を、柏レイソル一同、これからも変わらず応援しています!やっぱりかわいい女装よりも、ユニフォームがイチバン!!ガンバレ、ミノル!!

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2010年7月 9日

明日は晴れますように

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担当:河原 正明

 今日の午後は練習試合 対早稲田大学戦でした。結果・得点者などはこちらの記録 をチェックしてください。
この試合、雨にも関わらず多くのサポーターの方や取材陣が見学に訪れました。お目当ては、やはり中断期に新加入した水野選手。レイソルのユニフォームを着て初の対外試合、今日は先発出場で約65分間プレーをしました。本人曰く「約7?8ヶ月ぶりのゲーム」。試合後多くの取材陣に囲まれて自身の口を出たのは、反省の弁ばかりでした。「(合流直後で)反省点がないわけがない。まだまだ足りない部分が多い。今日は100点中3点」と自身のプレーを厳しく振り返った水野選手。100%のコンディションではない中、それでも何度か持ち味の鋭いクロスを入れるシーンもありました。これからさらに調子を整えてもらい、特長であるキレキレのドリブルとクロスに期待しましょう!

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 試合後半には比嘉、村上と今季ケガに悩まされていた両選手にゴールが生またのも朗報。村上選手はダイナミックな動きで何度も良質なボールを配給していました。また、試合終盤に惜しいシーンを作ったのはリンタロウ選手。得意のドリブルで持ち込んでシュートを放つもクロスバー直撃!韓国遠征・昌原戦からの2試合連続ゴールはならず。試合後には悔しさをにじませていましたが、左足で緩急を付けたドリブルを相手は止められず。依然、好調のようです。
 
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 さて、本日 菅沼選手のジュビロ磐田への期限付き移籍をお知らせしました。急なお知らせとなりましたが、本人の強い希望もあり、明日のファン感謝デーにも参加いたします。
 2007年にレイソルへ復帰して以来、いつも明るい彼がチームにいるのは当たり前の風景でした。広報としても、何かに付けて企画に協力してもらいました。しばらくいなくなるのは寂しい限りです。が、新天地ではミノルらしい思いっきりの良いプレーで再びサポーターを沸かせて欲しいと思います。応援しています!

 今は雨の日立台ですが、天気予報も明日の午後は「晴れ」となりました。選手たちに我々スタッフ、企画に参画されたサポーターにインターン生一同、皆様に楽しんで帰っていただけるよう準備してきました。特に選手たち・・・いつも以上に気合が入っています!天気だけが心配です。
 なお、明日はイベント準備のため、西ゲートの門扉を閉鎖、終日バックスタンド下の通路は通行できません。午前中の練習を見学をされる方は野球場を迂回するルートとなります。ご注意願います。なお、たいへん多くの皆様のご来場が予想されます。事前に並ばれる方は、係員の指示に従ってお並びいただきますようご協力願います。
 年に1度のファン感謝デー、お時間のある方はぜ日立柏サッカー場までお越しください。お待ちしています!!

追記です。明日会場内で7月17日(土) アウェイ・横浜FC戦のチケットを特別販売いたします。再開初戦の大事なゲーム、まだお買い求めでないかたはこのチャンスにお買い求めください!なお、販売場所は体育館側イベントスペース、フードコート並びです。

2010年7月 8日

練習後の練習

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担当:大重正人

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毎日どこかで雨が降っている今日この頃。しかし今日は「洗濯、布団干しは今日だけ!」という天気予報通り、雨の気配がこれっぽちもない、まさに「夏日」。梅雨が明けると、こんな暑さが待っているのか......と思いたくなるような日差しに襲われました。チームは、昨日は2部練習。今日はコーン通しと、攻守の切り替えをやり続けるパスゲームの2本立て。常にボールを追いかけ続けるダブルトレーニングは、暑さも加わって、相当キツイ内容だったと思います。後半戦開幕の横浜FC戦まで、あと9日。まだまだ厳しいトレーニングが続いています。

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しかし、選手たちには、午後にも取り組むべき課題がたくさんありました。まずは、学校訪問活動「レイソルしま専科」に澤選手と田中選手が参加しました。午前中のトレーニングを終えてまもなく、濡れた髪を乾かすのも早々に田中選手は出発前ギリギリまで、エピソードを詰め込んだ原稿を読み返し、リハーサルを繰り返します。いざ、車で我孫子市内へ移動!今日は麗澤大学インターン生の酒井さんが同行して、写真撮影やリポートしてくれましたので、どうぞ?

担当:酒井麗子

今日は小学校訪問!ということで我孫子市の湖北小学校へお邪魔させていただきました。今回は澤選手と田中選手、平山コーチと永井コーチの4人で臨みました。まずは、体育館で澤選手、田中選手から各10分ほどのトークがありました。

澤選手は、アルゼンチン、ペルー、そして日本と数々のチームを渡り歩いてきた自伝を、冗談を交えながら話していました。ペルーで出会った奥様との馴れ初めなど、会場の笑いを誘うトークは澤選手ならではだな、と私も写真を撮りながら笑いをこらえきれず思わずニヤニヤ。「サッカーは僕の人生の全てです」と言い切る澤選手の眼差しに熱いものを感じました。
田中選手は、何度も訪れた挫折を乗り越えたから今がある、夢を諦めないで!と子ども達に訴えかけていました。田中選手、女の子にとても人気があるようで、最後の写真撮影では、隣に女の子がびっしり。笑顔にやられてしまったのかな?

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トークの後、校庭に移動しリフティングショーやミニゲームなどを行いました。プロの選手と接する機会は滅多にないですから、子ども達は大はしゃぎでした。ギャラリーからは選手のチャントも聞こえ、大盛り上がりでした。
「8月に試合見に行くから頑張ってください!」と声をかける子の姿を見て、こういった地域に根付いた活動こそ、レイソルが愛される秘訣なんだろうなと思いました。
今週末の10日にはファン感謝祭が控えていますが、ファンとの交流って本当に大切だなと思います。私も微力ながらお手伝いさせてもらいますが、成功しますように・・・。(了)

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今日のほほえましい光景がよみがえってくるようなレポート、ありがとうございました!さらにファン感謝デーの告知まで、いい流れを作ってくれました!!

日立台のスタジアムアップルームには、昼食を終えた選手たちが集結。何事が始まるのかと思いきや、、、ファン感謝デーでの「選手全員パフォーマンス」のトレーニング!!村上選手会長や栗澤選手が中心となり、若手からベテラン、外国人選手まで、、、試合でも見たことがないような異様なまでの団結感(笑)。トレーニング最後まで見届けたかったのですが、学校訪問の時間の出発ぎりぎりまで、先取りしちゃいました?さあ、あさって土曜日。どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

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明日のトレーニング時間が変更になりました。午後3時半から早稲田大学とのトレーニングマッチは予定通り行われます。若手選手が中心のメンバーです。そして試合に出場しないメンバーのトレーニングを、午前9時半からおこないますので、見学予定の方はご注意ください。

2010年7月 7日

天の川に願いを

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担当:河原 正明

 アニョハセヨ。韓国キャンプから帰ってきたチームは、久々の日立台での練習でした。グラウンドの緑はさらに濃くなって選手を迎えていました。梅雨らしい変りやすい天候の中、多くのサポーターの方が練習場に訪れていました。今日は七夕。去年は近藤選手と杉山浩太選手(現:清水)のW入籍とおめでたラッシュの七夕でしたが、今年からはこの選手の誕生日でもあります。

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渡部 博文選手は今日で23歳に。午前練習終了後、手には大きな袋を抱えてクラブハウスへ。バースデープレゼントをゲットしてこの笑顔です。「23歳になったからといって、大きくは変らないです。今まで以上に試合に絡めるよう、いい準備をしたいです」。トレードマークとなった「ヒゲ」と精悍な風貌で実年齢より少し上に見えるのですが、まだ大卒の新人選手、謙虚に抱負を述べてくれました。

新人と言えば、昨日北嶋選手が柏市からの要請で、同市の新規採用職員の方に講演を行ってきました。依頼を受けるにあたっては「社会人経験の無いオレでいいの??」と相当悩んでいました。が、いざ本番前にはしっかりと原稿を書き上げてくるあたりは、さすがはチームキャプテンです。

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 会場は4月に市内にオープンしたばかりの柏市総合保健医療福祉施設「ウェルネス柏」会議室。中には123名の新人職員で満員、熱気と人いきれがすごかったです。
 実は、今回の講演はあくまでも新人研修の一環。2日間の研修の最後を締めるプログラムなのでした。そうと知ったキタジ、さらに緊張と熱気におされて汗が止まらない。話も止まらない。
自身がプロ選手になるまでの道のりだけでなく、今も続くケガとの戦いの日々に立ち向かっている話を披露。アクシデントで立ち止まるたびに気付くのは「自分は本当にサッカーが好き」ということ。良い時も、悪い時もあったがいつも周りに支えられていたこと。トレーナー、チームメイト、ボランティアスタッフ・・・「いろんな人のおかげでサッカーができる喜び」そこで得たもの、気付いたこと。キタジは常に感謝の気持ちが大事と話していました。
 講演の最後には「レイソルもまちのみなさんのために頑張ります。だから(職員の皆さんが)偉くなったらレイソルをいっぱい使ってください(笑)」とお願いして終了しました。
 続く質疑応答の時間には「北嶋選手の夢を教えてください」「子育てのモットーは?」などキタジもおもわず「おっ」となる質問も。キタジもあなたの夢は?と返すと「私の夢は・・・」と即座に語れる女性職員の方に刺激を受けていたようでした。中には「サインをください」という人もいましたが(笑)、最後は拍手で見送られて会場を後にしたのでした。

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 さて、7月25日(日)の千葉ダービー、おかげさまで全てのチケットが完売となりました。皆様、ご購入ありがとうございました!チケットが買えなかったという方、この試合はスカパー!だけでなく、チバテレでも放映されます。さらにスカパー!ではこのダービーを盛り上げようと今回だけの企画も進行中。まだここではお知らせ出来ませんが、お楽しみに!ぜひ、この機会にご加入をご検討ください!

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 最後にまたまた素敵な贈り物が届きました。先日のとうもろこしに引き続き、5月のアウェー・ヴァンフォーレ甲府戦で、マッチデータウンの市川三郷町 久保眞一町長様より贈呈されました桃が、昨日クラブハウスに届きました。厚く御礼申し上げます。昼食に提供したのですが、選手たちが群がりあっという間になくなってしまいました。柏レイソル選手会よりも「美味しかったです!」との御礼の言葉を預かりました。ごちそうさまでした!

 今夜は七夕、あいにくの空模様ですがみなさんも素敵な願い事を!
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2010年7月 3日

韓国キャンプ6日目

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担当:大重正人

「ここまで厳しいトレーニングが続いてきましたが、監督は疲れがたまったところで少しメニューを軽めにして、練習試合に100パーセントの状態で臨めるように考えてくれています」昨日の練習後、田中選手が話してくれました。今日はこの韓国キャンプの総仕上げとなるトレーニングマッチ2試合が行われました。

今日は心配された雨こそなかったものの、このキャンプで一番の蒸し暑さ。近藤選手は「U-18 のアジア遠征にいったとき、気温40度だったからね。昼間暑すぎるから、朝ごはんを食べる前にトレーニングになったんだけど、それでも暑すぎて気持悪くなるやつがいっぱいで(苦笑)。それに比べればマシだけど、でも今日はキツかったね」と90分フル出場のあと、昔を思い出していました。

まず1試合目は昌原(チャンウォン)FCとの一戦。トレーニングマッチではありましたが、地元中学生によるボールボーイやフラッグベアラー、そしてワールドカップ入場の際使用されていたおなじみの入場テーマが鳴り響き、試合を盛り上げる演出に驚くばかり。後半10分過ぎに続けて失点し、リンタロウ選手が一矢報いるゴールを決めたものの、惜しくも追いつけず敗戦。

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その借りは、2試合目で十二分に返してくれました。対戦相手の慶南FCはKリーグで現在5位のチーム。しかし主力選手が欠場したこともあり、前半からレイソルが終始ペースを握ります。特に山崎選手と田中選手が2列目で動き回りながらパスを受けたりスペースを作ったり、立て続けにチャンスメイク。先制点は山崎選手が起点となり、工藤選手がDFと1対1に。ここで相手の股の間を抜くドリブルで抜き去ると、右足で落ち着いてゴールゲット。「ああいう場面で落ち着いてプレーするのが自分の仕事ですから。シーズンからいい流れてキャンプに入れて、最後にゴールという結果を残せて、またいい流れで後半戦に迎えます」と充実の韓国キャンプを振り返りました。

2点目を決めた田中選手。「今日は相手があまりガツガツこなかったので、すごく満足できるものでもないですが。シュートは右サイドからのパスをうまくトラップして、左足で打てました。プレッシャーがきつくなかったのもあって、うまくプレーできました」とこちらも後半戦に向けてしっかりアピールしました。

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ネルシーニョ監督も「ハードな1週間トレーニングしてきた中で、最後にいいリズムで試合ができた。サブメンバーが少ない中で選手たちは90分戦うのは厳しかったが、みんないいプレーをしてくれた。キャンプ最終日にこのようなゲームができて、Jリーグ再開に向けていい締めくくりができたと思う」と選手たちの頑張りを称えました。

さあ明日は最終日ですが、試合出場メンバーの午前練習はなしに。お昼前に昌原スポーツセンターを発ち、釜山・金海国際空港から帰国の途につきます。

2010年7月 2日

韓国キャンプ5日目

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担当;河原 正明

今日の昌原は雨模様でした。今朝柏を発ち、午後に釜山を経由して昌原へ。練習場で監督に「雨も連れてきてしまいました」と挨拶してから練習見学を。昌原のグラウンドに初めて降り立ちましたが、そこにはきれいな緑色のじゅうたんが。芝も長めながらもコンディションは良好です。「芝がすぐに伸びるんだよね」とスタッフも話すように、生育も早いようです。大重広報も触れていましたが、ここ昌原サッカーセンターにはスタジアムに天然芝の練習場が2面、さらには人工芝1面に雨天でも使用できるハーフドームの人工芝Gが一面。これらが宿泊施設に併設されているのですから、本当にすばらしい環境です。

今日から隣ではサッカー協会のレフリー研修会も行われていました。さらに驚くのはここが公営施設ということ。まちの規模はそれほど大きくはなくともスポーツを取り巻く環境や行政の考え方は日本のそれより進んでいるように感じます。とはいえ、ここ昌原市も近隣の市町と合併し、120万人の大都市へと変わったそうです。実は、明日の試合はその合併記念試合も兼ねています。おそらく多くの昌原市民の方が訪れてくれることでしょう。

チームは、昨日までかなり追い込んだトレーニングをしていたので、選手たちもいくぶん疲れ気味の様子でした。いつも笑顔の茨田選手に元気?と声をかけるも「いやー、キツイです」と真顔で返事が。今日はコンディションも考え、また明日の試合前ということで、ここ韓国でもやっぱり恒例のミニゲームに(笑)。昨日イラン遠征から合流した川浪選手も張り切ってFWに。ナイスプレーには「いいぞクラウチ!」と仲間からの声が飛びます。今日は珍しくCKも蹴っていました。

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試合の詳細はフォトギャラリーを見ていただくとしますが、結果は最後に水野選手が今日2点目のゴールを決めて勝負あり。黄色ビブスチームが勝利をおさめました。

最後に昨日、本日発売のサッカー専門紙「エルゴラッソ」に澤選手と水野選手のダブルインタビューが掲載とお伝えしましたが、紙面の都合で澤選手の記事は次号以降になりました。私も今朝購入して「あれ?」と思い韓国に着くや昨日韓国入りした担当記者の田中さんを捕まえて「澤選手の記事、載っていないんだけど」。すると「えーーーーつ??」と絶句したまま、いままで見たことのない表情になったので(笑)これ以上は彼を責めるのはよそうと思いとどまりました。なにせここ韓国まで来ていただいている取材陣は彼だけなのですから。なお、澤選手のインタビューは掲載日が決まりましたら再度お知らせします。楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございませんでした。

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明日は16時からと19時に昌原サッカーセンターのメインスタジアムでダブルヘッダーです。その前にまたワールドカップですね!ブラジル人選手やスタッフたちも今夜はテレビにかじりつくでしょう。ではまた明日!

2010年7月 1日

韓国キャンプ4日目

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担当:大重正人

「今日の広報日記の主役はオレでしょう??」
そのとおりです、よくわかってますね?川浪吾郎君。6月15日から30日まで、U-19 日本代表のイラン・中国遠征に参加し、30日夜に韓国に到着。今日1日からさっそくトレーニングに合流しました。「イランは36度ぐらいあって、暑さがヤバかったです。それにトレーニングがキツかったですね。試合は4試合中2試合に出られて、2試合とも勝ちましたよ!内容は満足できないですけど......秋にはワールドユース(U-20のワールドカップ)のアジア最終予選があるんで楽しみです?」。

今回の遠征とキャンプで貴重なオフが潰れてしまいましたが、A代表のGK川島選手のように突然訪れたチャンスをしっかりつかめるよう、日々の努力の積み重ねが大切。移動の疲れは当然あるでしょうが、今日からはシジマールコーチの強烈シュートを久々に受け、レベルアップを図っていく超大型GKです。

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チームは、土曜日に向けたゲームモードに。午前はフィジカルと軽めのランニング。そして午後は昌原サッカーセンターのスタジアムを使って紅白戦をおこないました。今日は紅白戦の最中、いろんな場所を写真で撮ってみました。くわしい写真は明日アップするHPのフォトギャラリーもご覧いただければと思いますが、一言でいえば、大宮のNACK5スタジアムのような作りで、急角度のバックスタンドはヤマハスタジアムのようにも見えます。15000人ほどのサッカー専用スタジアムで、コンパクトな感じがより一層臨場感を引き立てています。日立台もこんな感じになるといいなぁと憧れてしまいます。

セットプレーからスタートし、30分ほどの紅白戦。久々のフルコートゲームや厳しいトレーニングを積んできた疲労のピークでもありますし、多少思うようにボールが回らないところも見られましたが、じっくり調整して、土曜日には最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待しましょう。試合は無料開放するようで、海外でアウェイを経験できることも大きな財産となります。

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そして、今日はトレーニングマッチとは別の、ビッグマッチが行われました。レイソルスタッフと、昌原SSスタッフによる「日韓戦」です。現地スタッフのよびかけにネルシーニョ監督も快諾し、全体練習が終わったあとの、午後6時すぎキックオフとなりました。
わがレイソルのメンバーです。前半はたしかこんな感じの布陣で...
GK:宮本主務
DF:ネルシーニョ、井原コーチ、古邊フィジコ、渡辺光輝強化部ダイレクター
MF:エドワルドフィジコ、公文通訳、布部コーチ
FW:シジマールGKコーチ、平川テクニカル、假谷エキップ

キックオフから互いの意地と意地がぶつかりあった(?)楽しくも激しいゲームが続く中、ふと気付くと、聞き覚えのある声が、、、「バモ、エドゥー!!」。夕食を終えた同部屋の仲良しコンビ「キリ&タケ」が応援に。こうなるとキリハタ実況が止まりません。「さあ右サイドネルシーニョが受ける、どこに当てる?平川、布部にはとおりません!!」「さあFCコリア、フリーキックのチャンス。キッカーは、、、パクチソン??。キーパー宮本が壁を3枚作らせる。さあシュート!!!しかし枠をとらえきれません」「サイドバックのミツさんはねぇ、上がりっぱなしのところがありますから、その裏のスペースは危ないですよぉ」。さらに「BOOOO?」とワールドカップで有名になったブブゼラの音マネなど、やりたい放題(笑)のキリ。

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すると、気づけば、どこから聞きつけたのか、選手たち10人以上が応援に。こうなると普段のたまったウップンを晴らそうと(?)、容赦ないゲキというかヤジが飛び交います。「井原さ?ん、いまカブったでしょ!!」「エイジ、フルベ、切り替えだよ、切り替え!!」「負けたら、あした1000メートル6本だよ!!」

思わぬ先制点を許し、ここまで言われたら、コーチたちも黙ってはいられません。布部コーチ、平川コーチ、公文通訳らのゴールで逆転すると、布部&エドゥーの見事なゲームメイク、鉄壁をほこった井原&布部のCBコンビの活躍などでみごと勝利をおさめました!私が独断で選ぶMOMは、PKストップなどスーパーセーブ連発のGK宮本拓巳ですね? 今回は、このような交流の機会を設けていただき、誠にありがとうございました。スタッフはもちろん、選手たちも心からこの試合を楽しんでいました。チーム一同お礼を申し上げます!

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ここからはお知らせです。
まずファン感謝デーの事前応募イベント受付を3日までお待ちしております。ただいま「フィジカルトレ体験」にまだ若干余裕があります。熱血アニキ古邊コーチのトレーニングには現役選手も数名参加しますよ!エスコートパーソン、サッカー教室ともに、ご応募お待ちしております。

高島屋柏店で販売がスタートした「レイソルゆかた」のペア購入特典応募もスタート。抽選で2組の方に8月8日「柏レイソルvs東京ヴェルディ」戦・キックオフ直前選手集合写真撮影にお入り頂けます。写真は後日、試合当日出場したスターティングイレブンのサインを入れてお渡しいたしますので、20日までふるってご応募ください!!

最後にサッカー専門紙「エルゴラッソ」の7月2日発売号は、澤選手と水野選手のダブルインタビューです。どうぞお楽しみに?