2012年8月31日

もう一度あの場所へ

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担当:大重正人

名古屋へやってきました。関東よりも暑いというイメージがありましたが、今日は多少雲もあってか、思ったよりも普通の暑さでした。新幹線を下りて、まずはきしめんで腹ごしらえ!そして練習グラウンドへ電車で向かいました。その道すがら、駅構内の案内版にみおぼえのある言葉にふと気づきました。

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「出口」の表示です。最近はアジアの方がたくさんお越しですので、韓国語、中国語の併記が当たり前になっていますが、ここ愛知では「Saida」という言葉も。実はクラブハウスの中でよく見る言葉なんです。これはポルトガル語なんですが、出口という意味のほかに「出発」という意味もあります。クラブハウスのスケジュールボードには、多くのブラジル人スタッフ&選手のために、「13:00 Saida」などど宮本主務が必ずポルトガル語を書き添えてあるから、自然と私の頭にインプットされていたようですね?。ここ東海地方は日系含めてブラジル人が非常に多く住まわれているそうで、ポルトガル語併記が当たり前なんだそうです。

余談になってしまいましたが、ただこの愛知県は、レイソルのブラジル人たちにとっても思い出深い地です。昨年12月、日本と世界が熱狂したあのクラブワールドカップ。濃密だった日々。疲労のピークにありながら、精神が肉体を凌駕するようなゲーム。「去年の12月、我々はすばらしい時をこの名古屋で迎えられた。Jリーグチャンピオンになり、クラブワールドカップに出場し、今でもすばらしい記憶のフィルムが蘇ってくる」とネルシーニョ監督も特別な感情を表現してくれました。ただし「もう一度その場に戻ってくるためには、Jリーグ残り11試合で、33ポイントのうちどれだけ獲れるかということに懸かっている」と、厳しい現実にあることを思い出させます。

今日は2タッチゲームの最終調整。日立台でもここ愛知でも、あのストライカーの定位置は変わりません。澤選手から「マイコン!」と、ブラジル代表やインテルで活躍する世界有数の右サイドバックになぞらえられる工藤選手でした。先日のジュビロ戦で目を疑った方も多かったと思いますが、工藤選手はリラックスゲームではありますが、ほぼ右サイドバックでプレーしています。そのプレー、戦術理解の様子をネルシーニョ監督は注視し、評価していたのです。

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今日も右サイドで守備をしながらも、タイミングよいオーバーラップ、そして橋本選手のスルーパスからゴールを決めるなど、今日もマイコン工藤は大活躍でした!そして明日天皇杯に挑戦するU-18の後輩たちに「勝ちあがって来いよ!って書いといてください」と熱いエールです。

その天皇杯1回戦、レイソルU-18vsヴェルフェたかはら那須は、栃木市総合運動公園陸上競技場で13時キックオフです。そしてトップチームは19時から瑞穂で名古屋グランパス戦。スタジアムで、インターネットやツイッターで、そしてスカパー!で。皆さんの応援がピッチで戦うレイソル戦士たちに届きますように。すばらしい9月スタートになることを祈るばかりです。

2012年8月30日

いざ名古屋へ

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担当:大重正人

この名古屋戦から、試合によってチームは試合2日前に現地入りすることになりました。最良のコンディション、最高の結果を得るために、できうる準備をしっかりやる。昨年はたしか10月22日の広島戦からの前々泊だったと思います。去年より1か月半以上早いです。ここまで4試合連続勝ちなし、得た勝ち点はわずか3点。そういう状況に追い込まれているということでもあります。ただネガティブになる必要はまったくありませんし、流れを変えるために良い結果と兆しを感じられる名古屋遠征にしなければいけません。

攻守ともに個性的な選手がそろい、強さとスピードとうまさを備えているのがグランパスです。去年から相性がそれほど悪いというイメージはありませんが、7月の国立でのゲームはやはりその強さを痛感した方も多いでしょう。そのひとつがセットプレー。あの試合も右サイドから藤本選手の左足からのきれいなクロスがオウンゴールになってしまいました。清水戦でも同じようなクロスでやられています。ただこの日のトレーニングのキッカーはジョルジ選手でした。グランパス戦に出場停止なのは大変痛いところですが、でもこの日はサブメンバーに入って恰好のフリーキッカーに。鋭いクロスをどうはね返すか、キーパーとDF陣がしっかり連携し、綿密に守備の確認。いい予行演習になったと思います!

全体練習のあと。工藤選手、田中選手、水野選手が前線でのボールをいかに引き出し、受けるか。パサーの布部コーチ、そしてDFの井原コーチを相手に居残り練習です。DFを背負ってがっちり受け止めたり、動きでマークをかわしてからボールを受けたり、また一気にDFの背後を狙ったり。やっぱりプレーは三者三様に個性があり、それにしっかり対応している井原コーチの読みの鋭さもあって、見ごたえのある充実の練習でした。名古屋の屈強なDFラインを相手に、どんなプレーを見せてくれるでしょうか!

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明日は、私も名古屋へ一日早く行ってきます。選手たちの表情、ネルシーニョ監督の前日コメントなどお伝えしたいと思います。みなさんも9月1日のご準備を。瑞穂か、U-18の天皇杯1回戦か。御声援をよろしくお願いいたします。

2012年8月29日

すべての力を

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担当:河原 正明

 先日、工藤壮人選手がJリーグ公式サイト「J's GOAL」で7月のJ1月間MIPに選出されました。そして今日の午後、ようやく受賞インタビューが行われました。7月は公式戦3戦6発と大活躍だった工藤選手。アウェイでの清水戦では2点ビハインドから1点差に詰め寄る狼煙を上げ、さらにナビスコカップ準々決勝・ガンバ大阪戦では相手の出鼻をくじくヒールシュートで先制点を挙げ勝利に貢献しました。
 圧巻はセレッソ大阪戦。前半に2ゴールを上げると、51分にゴール前で相手DFのミスをついてボールを奪うと強引にシュート!これが決まり自身初のハットトリックを達成しました。これで今季リーグ戦10得点となり、初の月間MIP受賞となりました。
 「リーグ戦の半ばで2桁得点をクリアしたことのは気持ちがいいペースでした。でも、まだまだ物足りない。」と、喜びより課題があるというのは。いかにも工藤らしい強気なコメントでした。
なお、このインタビューの全容は近日中に「J's GOAL」に掲載予定です。お楽しみに!
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 さて、トップチームは名古屋戦に向けてのトレーニングを行いました。8月のリーグ戦は4戦勝ちなしで、順位を5位まで下げてしまいました。ご存知の通り、次節は近藤・ワグネルと攻守の要を欠いての戦いとなります。しかしまだ首位との勝ち点差は7、巻き返しの9月にすることで十分優勝争いに加わり続けることができます。もちろん選手は誰一人として連覇をあきらめてはいません。そしてもちろん監督も。炎天下の中で細かい指示を出して「次こそは勝つんだ」という気持ちを体中から噴き出していました。
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 その隣では同時刻にU18が練習を行っていました。同じく土曜日には天皇杯1回戦を戦います。史上初の兄弟対決へ。しかし、その前に立ちはだかるのは関東リーグのチーム。まずは社会人相手に勝利を挙げることが目標達成への大前提になります。
 今週もトップもアカデミーも大事な一戦が同日に行われます。レイソルにとってはすべての力を注ぎ備える負けられない戦いが続きます。
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 さて、9月15日(土)コンサドーレ札幌戦当日、柏市内で「まちコン」イベント『コイノミカシワ』が開催されます。今回はレイソルもタイアップ、試合前にはパーティーに参加して、夜はサッカーで盛り上がろう!という企画です。
 詳細はこちらのサイトhttp://www.koinomikashiwa.com/ でご確認・お申し込みとなります。締め切りがあさって31日(金)までとなります!サッカーで素敵な恋、いいじゃないですか?!ぜひご参加ください

2012年8月28日

逆境から

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担当:大重正人

ネルシーニョレイソルになって、○連勝!とか、○試合負けなし!とか、連敗しないレイソル!など、その強さを表す言葉を、マスコミの方からよく聞いてきました。だからこそ、今の「4試合勝ちなし」という状況は、とても稀で、なおかつ非常に困難な状況に直面しているという今があります。いつぶりだろうか?と思って、HPの試合結果をさかのぼってみました(リーグ戦のみでACLは除きます)

まず直近で今年の春に一回ありました(4月14日仙台戦?5/6広島戦)。
そして2010年の夏にもう一回ありました(7月17日横浜FC戦?8/8東京V戦)。
(2009年終盤には5試合勝ちなしもありましたが、直後清水戦で5-0でした)

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ジュビロ戦後、栗澤選手のコメントが非常に印象的で、多くのマスコミが取り上げていました。「甘さが出ているから、こんな結果になっている」と。さらに今日は「負けを味わって、悔しい思いでいっぱいです。皆も勝ちに飢えていると思う」と続けました。危機感を持っていない選手などいないはずですが、どれだけ強く深く感じているか、そのレベルが大切です。今日の午前のフィジカルトレーニングは、先週までの予定から変わって、全選手が参加しました。「すべてを100%でやろう!「一本も無駄にしないようにしよう」「最後の一本、本当に大切にしよう!これが勝ち点3につながる」。ピメンテウコーチや公文通訳の言葉を力に変え、選手たちは言葉すら出てこなくなるほど、力のすべてを出し切って走りきりました。

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ちなみに、今春は広島戦にショッキングな大敗を喫するも、しかしそこから6勝1分とハイスパートをかけました。そして2010年はヴェルディに19試合無敗を止められながらも、続く7試合を同じく6勝1分で勝ち抜き、見事巻き返しました。2012年最大の窮地、ここをどう乗り切っていくのか。これぞ4年間積み上げてきたんだというネルシーニョレイソルの心技体、底力を見せる時です。

まだまだ夕方の日差しが厳しいです。29日水曜のトレーニングは16時30分スタートに変更となりました。また30日木曜は非公開で、午後には一日早く遠征に出発し、31日金曜は現地で最終調整をおこないます(会場は非公表とさせていただきます)。先週までとはスケジュールが変わっていますのでご注意ください。

2012年8月26日

WOWな体験!

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担当:河原 正明

 今日の午後、マクドナルド柏の葉キャンパス駅前店にて「WOWパーティー」?Jリーグプレイヤーがマクドナルドにやってくる?が開催されました。今回登場したのは栗澤選手と大谷選手のボランチコンビ。16時過ぎ、幸運にも抽選で選ばれた10組20名のサポーターの方たちの大きな拍手に出迎えられてイベントがスタート。
 このイベント、店内の客席で行うので、おそらくどのトークイベントよりもお客様との距離が一番近い!です。それもあってややおとなしめな挨拶からスタート。
 マクドナルドの思い出は?との質問に栗澤選手は「学生時代は助けられました。今の自分があるのはマックのおかげです!」とややリップサービス気味(笑)。ちなみに大谷選手は「最近沖縄に旅行したときに、なぜかすごく食べたくなって3日間連続で通った(笑)」そうです。
 ちなみに司会はおなじみのアッキーでしたので、だんだんとイジリいじられてトークも次第にエスカレート。「WOW TALK」の質問コーナーでは「どうしたらミドルシュートが上手くなりますか?」と絶妙な問いに「これ、俺らに聞くの?ジョルジに聞かないと?」とクリもタニも思わず苦笑い。「1点はミドルシュートでとりたいので練習します!」さすがの栗澤選手「毒舌キャラ」封印?と思いきやそんなことはありませんでした(笑)。
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 このイベントのもう一つの特長は小さなお子さんが多いこと。「フェイントを教えてください」との質問には栗澤選手が自らボールを使って質問者に直接指導を。「アウトサイドを使ってターンをするプレーをよくするね」と、皆さんもよくご存知の「ルーレット」を実演。やさしく指導する様子に「クリさん、セカンドキャリアが見えてきましたね?」とイジル大谷選手。栗澤選手も「コーチになれるかも。気づかせくれてアリガトウ!」といつもながら絶妙なコンビトークで会場は和みました。
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 思わずWOW!と言いたくなる楽しい時間はあっという間。最後は憧れの選手と記念撮影でWOW!二人も楽しかったようで「またお呼びがかかれば参加します!」。今年のイベントは終了しましたが、次回はぜひ皆さんも応募してみてください!

 トップチームは明日はオフ。火曜日から再び名古屋戦に向けてのトレーニング再開です。また同じく土曜日に開催される天皇杯1回戦に出場する柏レイソルU18の対戦相手は栃木県代表のヴェルフェたかはら那須に決定しました。栃木で初戦を迎えるU18にもご注目ください!
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2012年8月26日

完敗でも

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担当:大重正人

完敗でした。相手のオフサイドゴールが一旦認められながら、ノーゴールに判定が変わったりするハプニングもありましたし、レフェリングのあやのせいにするのは簡単なことです。でも、人のせいにして、何もこの状況が変わるわけではありません。ピッチ上でフラストレーションをためて、イエローカードをもらった選手も多かったですが、試合後のミックスゾーンでそんな発言をする選手はいませんでした。相手の力を認め、そして自分たちの力が足らなかったことを重く受け止めています。この悔しさをどう晴らすのか。近藤選手とワグネル選手が出場停止になる来週のグランパス戦、この状況をどう乗り越えていくのか、しっかり見守っていきたいと思います。

今日の選手たちは、本当にサポーターに支えられていることを実感していたと思います。前半で10人となり、しかも2点ビハインド。席を立ってしまっても何も言えないような状況でした。それでも応援歌が鳴りやむことはありませんでした。

さあ行くぞ、カシワ。
俺たちとともに。
最後まで熱く、激しく闘え。

俺たちがついてる。
恐れることなかれ。
最後まで戦え、
柏の戦士たち。

今日の試合。そして残り11試合。そして柏レイソルがある限り。
「最後まで戦え!」と皆さんは選手たちをサポートし続けてくれるでしょう。今日のようにどんなにうまくいかない試合があっても。だからこそ、どんな状況になっても、選手たちは闘う姿勢を忘れてはいけません。みんながこんなにやるせない気持ちになる試合は、もう見たくありません。選手たちの闘志と、サポーターの応援がひとつになって、最高の勝利を!次こそつかみ取りましょう。

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そして最後に。U-18チームが、今日16時からの天皇杯千葉県代表決定戦で、成人チームを相手に、2試合連続してPK戦までもつれこんだ死闘を制し、見事2年連続の本大会出場を決めました。来週9月1日、栃木市で行われる1回戦を勝つと、翌週8日の2回戦でレイソルトップチームと夢の対戦が実現。1回戦の相手となる栃木県代表は、明日午前11時からの「栃木ウーヴァFCvsヴェルフェたかはら那須」の試合で決定します。

2012年8月24日

今夏最大の一戦へ

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担当:河原 正明

 明日の磐田戦を前に、トップチームの練習は試合前日恒例のリラックスゲームでした。中でも一際注目を集めていたのはレアンドロ選手。今日は29回目の誕生日でした。多くのサポーターからお祝いのメッセージとプレゼントをいただき、満足そうな表情でした。

 日本で3シーズン目、すっかり柏での生活にも慣れたニーヤン、先月のセレッソ戦翌日には柏駅前で「柏まつり」を楽しんでいました。出店をしていた商店会の方が「レアンドロ!」と声をかけると笑顔で記念撮影に応じてくれたそう。「でも、その後みんなが集まっちゃってね・・・悪いことしたかな?」とその方が話していましたが、さすがに昨季JリーグMVP、お祭りに来たみんなも放っておかなかったようです。
 今日、その時の写真を渡しましたが「家族と出かけたらオマツリをやっていたんだ!写真?全然気にしていないよ。こっちこそいっぱいごちそうになったからね?(笑)」と試合中とは違うフランクな一面も見せてくれました。

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 そのレアンドロ選手を前節・仙台戦は累積警告で出場停止で欠き、チームはリーグ戦3試合連続ドローとなりました。優勝戦線で生き残るには明日の磐田戦は必勝となります。「J1の優勝争いは最後の直線に入った」とネルシーニョ監督。「ここから先はタイトルを狙うチームの責任は大きくなってくる。われわれもジュビロも、明日の戦いに勝たないといけない責任を負っている」。
 2009年に監督が就任以来ジュビロ戦での勝利はありませんが「リーグ戦はある1チームとの相性だけにこだわってはいない。それに去年は勝てなくても優勝しただろう?記録はいつか終わるもの。ただ勝つための準備をするだけ」とこれも就任以来変わらぬ姿勢です。
 「明日の試合を見てくれ」。指揮官の言葉に宿る力を信じて。明日19時キックオフです。

 
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 さて、練習前には工藤選手が招待事業「BtoJシート」の寄贈に柏市立風早中学校を訪問しました。今季は北嶋選手に桐畑選手、田中選手、そして酒井選手と工藤選手の5選手が共同で購入していますが、2006年のスタート時から出来る限り選手たちが直接手渡しをするように心がけています。
 サッカー部員たちから熱烈な歓迎を受けた工藤選手。「明日の試合は絶対に勝ってください!」と激励を受けました。この企画、試合終了後にピッチで選手たちと記念撮影できるのも大きな特典です。明日の試合後に笑顔で撮影に応じる風早中イレブンの姿が見られるように、工藤選手のゴールで願いを叶えてもらいましょう!
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 明日は夏休み最後のホームゲームになります。イベントも盛りだくさん、恒例の「カードフェスタ」もスタジアムで開催されます。「スピードくじ」では選手提供のグッズが当たるかも??こちらも楽しんでください
 チケットはおかげさまでレイソル側の指定席はすべて売り切れました。まだ、ゴール裏の「柏熱地帯」は前売り・当日券とも若干残っています。明日も残暑が厳しいようですが、暑さ対策を万全にして、熱い一戦を応援しにぜひスタジアムへお越しください!

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2012年8月23日

魔法使い

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担当:大重正人

昨日の取材のお話です。
チバテレビ「ライジングレイソル」の一丁目蹴球団インタビューに安英学選手が出演しました。MCのあや吉こと西谷綾子さんとヨンハ選手の衝撃的な出会い、みなさんも笑いとともにご記憶が蘇ってくるはずです。

昨年1月の新体制発表会、恒例の公開質問でのこと。
『実は...あや吉は魔法使いです!あなたの願いことを一つだけ叶えます。何をお願いしますか?(^-^)/』
思わず苦笑し、答えに窮する新加入選手の中で、ヨンハ選手はさらりと言い放ちました。
『早く人間に戻ってください!』
この日も「早く人間に戻ってください級」の返しがありましたよ笑。

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彼の誠実で気さくな人柄は加入前から伝え聞いていましたが、こんなユーモアを持ち合わせ、場を和ませることができるなんて、本当にすごい人だ!!と感動したことを思い出しました。あの衝撃の出会いを振り返るところからトークがスタートしたのですが、昨日も「でも、たしか『優勝したい』って言ったジョルジの願いを叶えてくれましたよね!」。本当に心が澄んでいるからこそ、相手の心をおもんぱかりながら、最高に温かい言葉を自然とかけられるのでしょう。

先日の仙台戦でもすばらしいファイトで、チームを盛り立てました!「僕も清水戦のコウキのような劇的なゴールを決めて、ゴール裏に飛び込みたいです」。守備だけでなく攻撃でも。仙台戦後もこの日もそんな思いを口にしていました。彼の日々の取り組み、振る舞いをそばで見ているからこそ、その夢が叶うよう、祈らずにいられません。あや吉の魔法がまた効きますように。

チバテレビさんの編成変更のため、今月26日の放送は通常より1時間早い19時30分スタートです。ヨンハ選手のインタビューをぜひご覧ください!!そして来月9月23日は2時間早い18時30分スタートとなりますので、合わせてご注意ください。

2012年8月22日

最高の教材

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担当:河原 正明

 夏休みももう残りわずか。そんな小・中学生を中心に練習見学に来られる方が増えてきています。夕日がまぶしすぎる!のですが手をかざしながらも一生懸命に見ていだくのはありがたいものです。

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 その中、夕日を背にした特等席で練習を見ていたのはレイソルU14。隣接するグラウンドでサイドからのクロスボールに合わせるシュート練習をしていたそうですが「ちょうどトップチームが同じのをやっていたので、見る方が刺激になるでしょう」と松原コーチ。「レアンドロのキック、早いし正確!」「澤のシュート上手い!」。目の前ではワグネル選手が左足でビシビシとクロスを上げ、鋭いシュートを連発しています。超一流の教材がすぐそばにあることは本当に恵まれた環境です。U14は週末から秋田遠征に。多くの試合を経験してきた夏もあと少しです。

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 さて、お待たせしました!今年も「2012Jリーグオフィシャルトレーディングカード チームエディション メモラビリア 柏レイソル」が8月25日(土)より全国一斉発売となります。今年から箱には「サッカートレカ」とのネーミングされていますね。今日は選手にもお披露目。
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 まず澤選手が開けます「袋を開ける瞬間が楽しみですね?」。

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 そして大谷キャプテンは「こんなの出ちゃった(笑)」
※ネタばれ防止のために画像は一部加工してあります

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 近藤選手は引きの強さを見せて「あ、俺!」。納得の笑顔でした!

 そして25日(土)ジュビロ磐田戦では恒例のカードフェスタが開催されます!3パックまとめてご購入いただいたお客様を対象に、選手直筆サイン入りカードなどが当たるスピードくじを実施します。またこの日だけは、通常1パック315円(税込)のところ、8月25日(土)試合会場に限り1パック300円(税込)、3パック900円(税込)でご購入いただけます。毎年大人気のこのイベント、大変混雑が予想されますので暑さ対策万全でお越しください!

2012年8月21日

強敵相手に

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担当:大重正人

強烈な日中の暑さは変わりませんが、夕方の陽の沈む時間が少しずつ早くなっています。16時30分スタートのトレーニングが終わる18時頃からどんどん影に覆われて、今日は最後までランニングを続けていた菅野選手が19時前に戻ってくると、もう真っ暗でした。一日一日と秋が近付いているようです。

今日は6対6のゲーム形式のトレーニング。ピッチが狭いですから、すぐに攻守が入れ替わって、集中力と体力がなければ、いいプレーは続けられません。「キリカエ」こそ、レイソルサッカーの生命線です。澤選手がすばらしい切り返しでシュート体勢に。しかし守備に回った安選手と菅野選手の表情を見てください。最後まで諦めず、なんとかボールに食い下がろうという姿勢。一球一球への集中力は、チームみんなが見習わなければいけない、すばらしいものでした。

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ここまで3試合連続の引き分け。悪くはないけど、勝ちきれない。もうシーズンは残り11試合。11試合しかないと言った方が良いでしょう。1試合1試合が本当に落とせないゲームばかりになってきます。ここでホームに迎えるのが、ジュビロ磐田です。そのマッチデープログラムのインタビューに、ネットバイアーノ選手に登場してもらいました。09年から10年にジェフに在籍したとき、「Jリーグで印象に残っているチームは?」という質問で、「レッズ。オリヴェイラ監督のアントラーズ。そしてマエダのいるジュビロ」と、今週末の対戦チーム、そのエースの名前がすっと出てきました。さらに「マエダがゴールを多く決められるチームの構成力がすばらしい」と加えました。

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当時とはメンバー構成が少し入れ替わっています。その点は那須選手が「仁志さん(森下監督)に代わって、みんながハードワークを怠らず、強い信念があって、若手とベテランが融合したすばらしいチームになっています。そして個の力もある。特にあの2人、コマ(駒野選手)がリョウイチ(前田選手)を生かし、逆にリョウイチがコマを生かしている」と元チームメイトだからこそわかる、相手の強みや長所が言葉に表れます。それでも「もう残り11試合しかありません。優勝するためにも、ひとつひとつ勝っていくしかない」と決意を口にします。今週は月曜始動で、明日はまだ水曜日。あと3日間、まだまだみっちりと準備を整えていく時間があります。

最後に、練習終りのピッチ。その時を待っていたかのように、ジョルジとレアンドロの愛息3人がボールを持って駆け出しました。その相手を務めていたのが、菅野選手。シュートモーションに入ったレアンドリーニョに、容赦ないスライディングタックル!でも笑顔がこぼれて本当に楽しそうな2人。ちなみにレアンドリーニョが着ている青のシャツは、菅野選手が先日の誕生日でプレゼントした日本代表のジャージです。とても微笑ましい風景になごませてもらいました?

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2012年8月20日

再追撃へ

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担当:河原 正明

 昨日は仙台より帰柏しそのままオフとなったトップチーム。今日は試合出場メンバーはリカバリー、それ以外の選手は2部練習となりました。

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 8月も残り10日ですが、なかなか気温が下がりません。酷暑は確実に選手に疲労という目に見えない形でダメージを与えています。今日も午前中にしっかりと練習を行ったこともあり、午後は軽めのトレーニングで回復に努めました。

 週末にはジュビロ磐田との一戦が待っています。3月のアウェイでの試合は、敵のエース・前田選手の一発に沈んだレイソル。前田選手は土曜日のセレッソ戦で2得点と好調のようです。試合後に古巣との対戦になった那須選手が、自身にもセットプレーで得点のチャンスもあっただけに「守備陣は踏ん張っていたから、あの1点だけがもったいなかった」と話していたのが印象的でした。そのような試合を「繰り返してはいけない」とワグネル選手も話していますが、上位争いをするチームとの直接対決では相手に勝ち点を与えないと同時に勝ち点3を奪うことが大事です。常に監督が話す「勝ち点6に相当する」試合がこれからも続きます。
 3試合連続の引き分けですが、ホーム・日立台での試合を再追撃の足がかりにしたい。ぜひ夏休み最後のホームゲームは、満員のスタンドで選手をサポートしてください!

2012年8月19日

悔しいドローに

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担当:河原 正明

 「相手より良いサッカーをしていたが、負けに等しいドロー(工藤選手)」「今の順位なら勝ち点3を取って首位に話されてはいけない(増嶋選手)」「ライバルとの対決で勝ち点3を取らないといけない。が、今日の内容を考えれば負けなかったことも悪くはない(ワグネル選手)」試合後の選手のコメントはさまざまでした。2位ベガルタ仙台との直接対決は0−0のドロー。昨年もそうでしたが、またしてもユアスタで勝利を挙げることはできませんでした。

 大黒柱のレアンドロ選手を出場停止で欠いた一戦、先発に名を連ねたのは水野選手にネット選手。サポーターもアップに登場した水野選手に続けてネット選手のチャントで鼓舞してくれました。前半、2人にそれぞれチャンスが訪れたものの決めきれず。ネット選手は早い時間に頭部に裂傷を負いながらも懸命のプレーをし続けました。

 この試合で目立ったのは守備陣でした。「ドゥさんとのコンビでうまく相手をつぶせた(増嶋選手)」GK菅野選手含めて、ピンチには体を張った守備で無失点に抑えてくれました。それだけに「勝てなかったのが悔しい」と何度も繰り返した増嶋選手の言葉が印象に強く残りました。

 それだけに後半に訪れたチャンスに「決定機に決められなかったことは修正点」と監督も話していましたが、あと一歩のところまで詰め寄っただけに悔しさが残る一戦になってしまいました。今日は相手に勝ち点を与えませんでしたが差を詰められず。4位浦和が勝利したために順位も入れ替わりの4位となりました。しかし、まだまだ上位との直接対決を残しています。次のホーム磐田戦に向けて「この勝ち点1を大事に受け止めて、次はホームで勝ち点3を取る準備をしなくてはいけない(ワグネル選手)」と上位生き残りをかけます。

 明日柏に帰りオフ、一週間でジュビロとの戦いに挑みます。今日もご声援ありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いいたします。

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2012年8月17日

ユアスタへ

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担当:大重正人

今日も2タッチゲームで最終調整でした。ゴール前のチャンス、絶好調工藤選手の強烈左足シュート!
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中央で倒れ込んでいるのは、澤選手!「思い切り、おでこの真ん中でした。」思わず周りも笑ってしまうほどのクリーンヒット。ちょっと心配になるほどの衝突音でしたが、何事もなく、ほっと一安心。「ダイジョウブですよ?」と今日もサワスマイルは全開でした。

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やはり、どうしても注目してしまうのが、ネットバイアーノ選手です。チームメイトからも大きな期待を集めています。大谷選手は「前線であんなふうにボールを追ってくれると、チームに勢いが出る」。工藤選手は「ネットが頑張って収めてくれるから、自分が前を狙うチャンスも増える」。またネルシーニョ監督も「とても士気が高い。Jリーグのサッカーのリズムに少しでも早く適応しようとする努力、理解しようとする気持ちを感じる」とこの1週間のトレーニングで、彼の取り組み、意識の高さをチームメイトたちは間近にしています。

そのネット選手です。「レイソルは本当に質の高いチーム。だから周りが自分をうまくサポートしてくれるし、チームにフィットできてきた。相手の守備が厳しいようだが、自分のゴールへの意欲は変わらず高いし、何とかミスやほころびを見つけて、チャンスを決め、ピッチを出る時には、勝利を手にして帰りたい」。レアンドロ不在のピンチを、チーム全体で埋めるため、集中高く1週間のトレーニングを積んできた成果を、明日ユアスタで見せてほしいところです!

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遠く北海道・帯広でも、レイソル戦士が健闘しています。U-15クラブユース選手権で、レイソルU-15がグループリーグを首位で突破しました。初戦黒星スタートでした、その後きっちり2連勝で、ベスト16に進出しました。明日は休養日、あさって日曜日14時にアルビレックス新潟と対戦です。この夏、トップ、U-18、U-12とすべてのカテゴリーでアルビと戦う不思議な縁。トップは惜しくも引き分けでしたが、アカデミー2チームはしっかり勝ち上がっただけに、中学生たちも思う存分力を発揮し、優勝目指して続いてくれることでしょう!こちらへの御声援もどうぞよろしくお願いいたします。

2012年8月16日

暮れなずむ空に

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担当:河原 正明

 夕暮れの日立台は吹く風も幾分穏やかになってきました。時折混じるヒグラシの鳴き声に少しずつ秋が近づく気配を感じます。しかし、ピッチの上は灼熱のごとき熱さを保っています。週末には2位仙台との直接対決です。

 思えば去年は夏場にひと月に3試合!という激闘を繰り広げた相手でもあります。レイソルも今季序盤の出遅れを挽回し、徐々に順位を上げてきました。そしてようやく捉えたトップ3の背中。
 「こういう試合には勝ち点3以上の価値がある」と就任直後からネルシーニョ監督も口すっぱく選手に言い聞かせていました。そしてそういう試合に勝ちきれたことが一昨年、昨年のタイトル奪取につながりました。特に仙台には今季初戦はホームで悔しい敗戦を喫しただけに「次は負けられない(茨田選手)」。しかし「血が出るまで全力でプレーするだけ。でもこれがいつもと変わらない、ということですね(澤選手)」と意気込みが空回りする選手はいないでしょう。今日も日が暮れるまでトレーニングに励んでいた選手たちの努力が報われんことを夕日に願います。

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 さて、練習後にスカパー!の柏レイソルオリジナルCM撮影を行いました。出演は増嶋選手と工藤選手。意外と?普段から良いコンビのマスとクドー。セレッソ戦で工藤選手がハットトリックとなる3点目をあげた後、祝福に出向いた増嶋選手と両手に「3」と指を突き出して抱き合ったシーンも記憶に新しいところです。
 今日は先に後輩の工藤選手からコメント録り。そして二人そろってのコメント収録でも工藤選手のリードに増嶋選手が合わせる「さすがの対応力!(工藤選手)」と息のあったプレーでほぼNG無しであっという間に収録が終了しました。
 こちらは25日(土)磐田戦からスカパー!試合中継、さらにはスタジアムなどで放映予定です。ぜひこちらもチェックして、そしてぜひスカパー!に加入してください!

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2012年8月15日

大学からJへ

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担当:大重正人

まず、移籍のお知らせからです。三浦雄也選手が松本山雅FCに期限付き移籍することになりました。三浦選手は昨日の午後に、すでに松本に向けて出発しています。移籍が正式に決まったのは日曜日の夜遅くで、選手たちも翌朝に初めて知って、十分にお別れを言う間もないほど。稲田選手も「ほんとに急でしたね。自分の時はまだ1週間ありましたから」とあわただしい旅立ちになってしまいました。

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特にさみしそうにしていたのは、同じ寮で寝食を共にしていた、山中選手とハンジン選手でした。お昼のピアノで居合わせた3人。移籍することを知らされていなかった2人。ハンジンは「ミウラ?、ナンデダヨ?!」。ヤマナカも「ミウラ?、さみしいよ?!」。先日のマッチデープログラムの選手日記にもあったように、3人は食事を食べに行くことも多く、同じ寮生として思いを共にすることもあったと思います。三浦選手は3月の末に筑波大学から加入し、4か月超のレイソル生活で大きな骨折もあって、もっとチームのために貢献したかったという気持ちがコメントにも表れていました。まずは残りシーズン、怪我も癒えたこともありますし、シジマールコーチの強烈なトレーニングで鍛えられた力を新天地でも発揮できるよう、心から応援しています!!

昼食後、田中順也選手がインタビューを受けました。フリーペーパーの「footies!」と「サカママ」です。footies!は部活を頑張っている中高サッカー少年向けの雑誌、そしてサカママは、そんなサッカー少年をサポートするお母さんを対象に、栄養管理や接し方など健やかな成長に役立つ情報をお届けするものです。

Footiesでは、大学サッカーを目指す高校生プレーヤーたちに向けて、順天堂大学時代の経験や学んだこと、人との出会いなど、大学サッカーでしか得られない財産について語りました。「みんながプロになりたいという強い思いを持っている中で、夢を諦めざるをえない仲間をいっぱい見てきました。自分はそういう人たちの代表でもありますし、プロとしてやれていることを本当に幸せに思います」。

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またサカママでは、小さなころからサポートして来てくれた両親とのかかわりについて、昔の記憶をたどりました。「新しいスパイクをたった一日で穴をあけてしまったリ、ボールもいっぱい蹴りすぎて、すぐに黒色の部分がはげて真っ白になってしまったり。それでもすぐに新しいものを用意してくれました」。またご両親の振る舞いや言動のおかげで、田中選手は素直にサッカーだけに打ち込める少年として育つことができたそうです。サカママについては全国のゆうちょ銀行で配布中です。(しかし品薄状態だそうです)。両誌の詳細は下記ホームページからご確認ください。
http://www.spo-mane.com/footies/
http://soccermama.jp/

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明日は非公開練習ですので、金曜日の午後、また練習場へお越し下さい。今日も大変暑い中、ご来場いただいてありがとうございました。

2012年8月14日

エース不在でも

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担当:大重正人

また新しい1週間のはじまり。朝から、しとしと。日立台には雨が降ってきました。気温も幾分低かったとは思いますが、蒸し暑さという意味では、そこにいるだけで汗が噴き出してくるような、不快指数マックスの朝でした。それでも、厳しい厳しいフィジカルトレーニングに挑む選手たちにとっては「恵みの雨でしたね(ヨンハ選手)」になったようです。

室内トレから、グラウンドへ。ターンやダッシュを繰り返すフィジカル練習。いつもは4種目からなる「4ステーション」ですが、今日はキックやヘディングなどを交えながらの「7ステーション」。これを選手のコンディションに応じて、2セット、3セット、そして4セットもやり抜いた選手たちも!ミッドウィークに試合がないときだからこそ、しっかり追いこむ。「ヒャクパーセント!!」全力ダッシュをうながすピメンテウコーチの言葉のムチに、選手たちの頑張りがさらに増します。

ただ、午後はすっかり晴れ上がり、真夏がすぐに戻ってきました。お盆ということで、多くのご家族連れが見学されるなか、6対6の実戦的なトレーニングをおこないました。

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週末にはアウェイで、勝ち点3差で追う、2位のベガルタ戦。レアンドロ選手を出場停止で欠く戦いとなります。言葉で説明する必要のない大エースの欠場。しかし、これをマイナスにしてしまうのか、プラスに好転させられるのか。代わりを務めるのは、誰なのか。FC東京戦で強烈な印象を残したネット選手がフォワードで先発するかもしれませんし、そうすれば、これまでのレアンドロ不在のゲームで存在感を出した澤選手の可能性もあるし、得意の右サイドでのチャンスを待ちわびていた水野選手も有力候補のひとり。ジュビロ、グランパスと続く優勝への正念場、レイソルの強さが問われる連戦です。

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先日のFC東京戦の試合前に、U-18チームとU-12チームの全国大会報告会が開かれましたが、次はU-15チームの番です。明日から、北海道帯広市で、クラブユース選手権の全国大会が開幕します。1次ラウンドは3チームのリーグ戦で上位2チームがベスト16による決勝トーナメントに進みます。レイソルU-15は、伊丹FC、横浜FC、長岡ジュニアユースFCと同組。特に横浜FCは関東U-15リーグでJ1の有力チームを抑えて、首位を走る強豪チームです。去年は惜しくも準々決勝敗退だっただけに、今年こその期待がかかります。こちらのサイトから試合速報も見られますので、どうぞ御声援ください!
http://jcy-result.info/jcy/index.php

2012年8月12日

Long Hot Summer

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担当:河原 正明

 昨日の熱戦から一夜明けても、朝から多くの方が練習見学に訪れました。世間はお盆休み・・・ですね。今日のトップチームは昨日の試合のスタメン選手とネット選手はリカバリー、それ以外の選手+GK菅野選手(!)は通常練習でした。

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 練習中も常に水分補給が欠かせない暑い日が続きます。練習後に水野選手がハンジン選手の顔に水をかけます。涼しげでうらやましい・・・。日立台には多少の日陰はありますが、練習見学にお越しの際は皆さんも熱中症対策には十分に気をつけください。
 なお、試合翌日のトレーニングメニューによっては、試合出場メンバーがファンサービスに対応できない場合がございます。現場で広報担当よりご案内しますが、予めご了承願います。

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 さて、本日からリーグ後半戦6試合のチケットをアソシエイツ会員先行で販売開始しました。なお、ナビスコカップ準決勝は後日発売となります。ちなみにホーム最終戦になる11月27日(土)の神戸戦は動きが早いようです。
 その前に8月25日(土)には磐田との上位対決があります。今季アウェイでは0?1で惜敗しただけに、雪辱の一戦になります。AL席とゴール裏の柏熱地帯を残すのみとなっていますが、昨日のようなまっ黄色で迫力ある満員のスタジアムで後押しいただければと思います。暑さは続きますが、レイソルの反撃の暑い夏もまだまだ続きます!夏休み最後のホームゲーム、まだチケットをご購入されていない方はぜひともお買い求めください!

 トップチームは明日はオフ。火曜日からのトレーニングとなります。広報日記もお休みします。では。

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2012年8月11日

勝ち点1

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担当:大重正人

自然とエキサイティングしてしまう、思わず声が出るようなそんなゲームでした。レイソルもFC東京も、攻撃ばかりでなく守備でも常にアグレッシブで、球際の激しさ、ゴール前の攻防、チャンスもピンチもあって、第3者として点数をつけるなら、1-1というスコア数以上に評価の高い試合だったと思います。もちろんレイソルからすれば、完全に勝ちゲームの流れでした。後半からのサポーター皆さんが発する日立台の圧力は間違いなく相手を飲み込んでいたでしょうし、ワグネル選手のゴール、そして一人退場になってからの時間帯。勝てた試合、勝たなければいけなかった試合。でも選手たちに対して、厳しい言葉なんて、ひとつも出てきません。

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ネルシーニョ監督も「後半の最後の雰囲気では、勝点1はもったいない、足りないという気持ちもこみ上げてくるのですが、経験上この勝点1が(シーズン終盤に)ものを言ってくるということは何度もありましたので、今日のこの勝点1も大事に捉えたいと思います」と受け止めています。事実、この勝ち点1で、浦和に並ぶ勝ち点で3位に順位を上げたのですから、価値のあるポイントに間違いありません。

今日のメンバー表を見て、驚かれた方も多いでしょう。出場停止だった橋本選手の代わりに入った渡部選手。試合が始まるとそのまま左サイドバックのポジションに入りました。「昨日、左サイドバックだと言われました」と本当にサプライズな大抜擢でした。対面の相手は石川直宏選手。日本屈指のスピードドリブラーに対し「とにかく1対1で石川直さんのカットインにはやられないように集中していた」という言葉通り、走りあいでも食い下がります。

自慢のフィジカルコンタクトでは大きな身体でブラジル選手も何度も潰し、左サイドをがっちり守り抜きました。今季序盤は試合出場もありましたが、このところベンチメンバーから漏れることもあり、いろんな思いがあったと思います。このチャンスを絶対に逃さない!気迫のこもったプレーで、やわらかな左足のキック、そして左サイドバックという新境地を見出した大きな試合になりました。

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そして試合の流れを大きく変えたのは、ネットバイアーノ選手でした。187cmの大きな肉体。ハイボールへの競り合いは求められて当然の役割でしょうが、それ以外のところが本当にすごかった。相手のビルドアップを懸命に追いかけるチェイシング、態勢がくずれながらも長い足を延ばして何とかマイボールにしたいという執念。厳しいパスでもやわらかなトラップでボールを収め、そしてチャンスには利き足の左足はもちろん、右でも強烈なシュートを放ちました。「とにかくゴールを狙い、チームのリズムを変えて、汗をかいて走るところは頑張って、チームの勝利のためにという気持ちだった」

チームメイトも口をそろえて彼のプレーを称えました。ワグネル選手は「身体を張って、ボールを奪って、キープする。力強さはもちろん、チャンスメイクやフィニッシュの形も持っている。ポジショニングも良かった」。藤田選手も「前線のまん中に構えて、守備もしてくれる。放り込んでも勝ってくれるし、チームにとって苦しい時に新しい大きなオプションになると思う」。チームメイト、そしてサポーター皆さんの心をつかんだのは、諦めず頑張り続ける執念と闘志でしょう。あとはゴール!皆と喜べる日は近いのではないでしょうか。

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さあラストスパートを懸ける後半戦。明日10時から、アソシエイツ先行のチケット販売がスタートします。9月15日の札幌戦から、ホーム最終戦の11月24日の神戸戦まで、6試合の発売となります。一般発売は19日からです。シーズンが終わる頃、いったいどんな展開が待ち受けているのか、お好みの席でのご観戦はいまからゲットしてください!今日は本当に熱く激しく一体感のあるすばらしい応援をありがとうございました。後半戦もどうぞよろしくお願いいたします。

2012年8月10日

今季3度目の戦いへ

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担当:河原 正明

 明日は真夏の3連戦の最終戦となるFC東京戦です。FC東京を日立台で迎え撃つのは2009年6月以来、3年2ヶ月ぶりとなります。
 アウェイでの新潟戦は1?1のドローでしたが、おととい日立台でのナビスコカップ 準々決勝第2戦ガンバ大阪戦は2?1で勝ち。前節のドローを引きずらずにしっかりと勝ちきる戦いができました。
 今季3度目の対戦となるFC東京も水曜日にリーグ首位の仙台相手にしたたかに2?0で勝利してともにベスト4進出と勢いづいていることは間違いないでしょう。また両チームともに現所属や元所属選手が日本代表としてロンドンで戦っていることに、刺激を受けているとも言えるでしょう。
 そのロンドン五輪に相手チームのGK権田、DF徳永と主軸選手が出場のため明日の試合には出られません。また高橋秀人選手も累積警告で出場停止となります。一方、レイソルでも橋本和選手が同じく累積警告で出場停止となります。互いに攻守のキーマンを欠きますが、代わりに出場する選手たちのモチベーションは極めて高いはず。中でも今年2度の対戦時に不在だった石川(直)選手は「経験豊富でスピードを活かした飛び出しには要注意」とネルシーニョ監督が話すように過去の2戦とは違う様相の試合になるはずです。
 また新加入のネット・バイアーノ選手については「非常にコンディションは良い。今年もブラジルで多くの得点を挙げてきている。その力をうちでも出して欲しい」と監督も期待大のコメントを。最後に8月の5試合については「順位を落とすことはできないし、(直接対決では)順位を上げるチャンスでもある。選手にも今のリズムを崩さずに勝利を重ねることが大事と話している」と自らの目標を達成するために、明日も変わらぬ勝利の哲学で挑むことには変わりないことを訴えていました。

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 明日の試合前に『J.LEAGUE BEST GOAL AWARD』のレアンドロ選手表彰式が行われます。これはスカパー!Jリーグ関連番組「マッチデーJリーグplus」内にて、6月度の月間ベストゴールに6月16日の大宮戦でのレアンドロ選手のゴールが選ばれたものです。後方からの浮き玉を相手GKを見てダイレクトに打ち込んだコントロールショットです。今、思い出しても難しい、今年一番じゃないかと贔屓目にみても思えるゴールです。来日以来、多くの賞を受賞してきたレアンドロ選手にまた新たな勲章が加わりました。ぜひ大きな拍手で祝福ください。

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 さて、今日クラブから菅野孝憲選手に記念品を贈呈しました。Jリーグ通算100完封勝利を記念したシルバープレートです。その100試合目の完封勝利は、6月27日のFC東京との前回対戦でした。残念ながらその試合以来リーグでは完封勝利はありませんが、レイソルで200試合、300試合完封勝利のお祝いが出来るように、ますは明日の試合で101勝目に挑んでほしいものです。

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 一方、明日の16時からレイソルU18は市原臨海競技場で千葉県選手権大会の準決勝、対千葉教員戦を戦います。2年連続の天皇杯県代表目指すU18、トップチームの試合開始前に朗報が届くことを期待しています。

 チケットもビジター応援席はすでに完売。レイソル側もゴール裏の柏熱地帯をわずかに残すのみとなっております。満員のスタジアムで真夏の夜の熱戦にふさわしい両チームサポーターの応援が繰り広げられることでしょう。ホームで負けるわけにはいきません。まだチケットをご購入されていない方は急いでお買い求めください!では明日もご声援よろしくお願いします!!

2012年8月 9日

さあ次はリーグ戦!

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担当:大重正人

昨日のガンバ戦。苦しみながらも、決定的なチャンスをしっかりものにして、2-1と快勝!万が一にでもレイソルが敗れることを想定して、アウェイゴールとか、得失点差とか、スコアの計算をしていたことを反省しています。文句なしの2戦2勝、あらためて選手たちのタフさ、試合運びやゲームコントロールの巧みさを改めて感じさせてくれました。

しかし、その真価が問われるのは、これからです。わずか中2日でリーグ戦のFC東京戦。そして翌週から仙台、磐田、名古屋と、リーグ連覇を果たすには、絶対に勝ち点を譲ってはいけない相手との連戦を迎えます。FC東京には今季2戦2勝ですが、国立での2試合は見事な攻撃力に翻弄された時間も長かった。そして続く3チームとは、前半戦で惜敗。現状の順位ですべて6位以内にいるチーム。その強さを十二分にリスペクトしながらも、でもここでの連敗は、間違いなく優勝争いからの後退を意味します。一戦一戦を大切に、そして全力で戦う。去年我々が得たVITORIAの精神、今一度呼び起こして戦っていきましょう。

昨日の激闘を制した先発メンバーはランニングなどで回復に努めます。その他のメンバーは4対4のゲーム。新加入のネットバイアーノ選手も徐々にピッチが上がっています。大きな身体を生かしたパワフルな左足のシュート!

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そして右足でも強振!
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前線からキーパーにもプレッシャーをかけに行くなど、守備の意識もしっかり持っているようです。明日、Jリーグから出場登録が認められれば、FC東京戦からの出場が可能になります。メンバーに入るかどうかは、ネルシーニョ監督が状況をしっかり見極めて、判断することになります。いずれにしても、デビュー戦が待ち遠しいところです!

FC東京戦のチケットは、あと柏熱地帯を残すのみです。完売間近、まだお買い求めでない方は、ぜひローソンでお早めに!

2012年8月 8日

ベスト4進出!

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担当:河原 正明

 13年ぶりのベスト4入り。Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝第2戦、ガンバ大阪戦は2?1で勝利。これで対戦成績2勝で進むことになりました。
試合は前半立ち上がりにレイソルが前線のすばやいチェックからショートカウンターで何度もチャンスを掴みます。17分、コーナーキックのチャンスにワグネル選手の左足から放たれたボールをレアンドロ選手が頭で合わせて先制します。アウェイでの第1戦を3?1で勝利しているので大きなアドバンテージになりました。
 しかし、「安易に優位だと考えてはいけない」と監督が警告していたように、徐々に相手もペースを上げてきます。すると30分に、カウンターからDFラインを崩されて失点してしまいます。
 ハーフタイムに「相手が自由にプレーできるスペースを与えすぎないように」と修正をしてコンパクトな陣形を取り戻したレイソル。すると60分に相手のスキをついて前線に飛び出た工藤選手が相手DFともつれながらも体でボールを押し込み2点目を奪います。その後もカウンターからレアンドロ選手にも追加点チャンスも生まれましたが、守備陣も体を張って良く守り、相手に追加点を許さず逃げ切りました。
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 決勝点を挙げた工藤選手。ナビスコカップには「ニューヒーロー賞」という賞があります。レイソルではハンジン、工藤、茨田、山中、川浪、三浦の6選手が対象選手になります。これでリーグ戦と合わせてシーズン12点目です。試合後には「背番号くらいは取りたい」とまだまだ貪欲にゴールを狙っていくと鼻息が荒かったです。2試合連続ゴールの活躍ですから投票数が増えていればいいのですが。こちらの行方にもご注目ください。

 準決勝は昨季のカップウィナー、鹿島アントラーズが相手です。初戦9月5日(水)はアウェイでの戦いになります。そして第2戦は10月13日(土)、会場は日立台、キックオフは19時です。カップウィナーまであと3戦。引き続きご声援よろしくお願いします。
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 試合前には日本クラブユース選手権で初優勝を果たした柏レイソルU18と全日本少年サッカー大会で準優勝となった柏レイソルU12の報告会を行いました。多くのサポーターの皆様より祝福をいただきありがとうございました!
 U12の森キャプテンは「準優勝はとても悔しいです!」、そしてU18秋野キャプテンは「サポーターの皆さんの応援が力になりました。この結果に満足することなく自分たちのサッカーを貫きたい」と挨拶を。
 そしてU18の下平監督は開口一番「やりましたー!」。これには会場からも大きな拍手が。毎年確実に成果を残しているアカデミー、「これからもトップチームで活躍できる選手を送り込みます!」と力強く宣言してくれました。レイソルの魂を持つ指導陣たちの下、先日2種登録されたU18 の3人に続いてトップチーム入りする選手が、きっと続々と登場してくれることでしょう。
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 さて、最後になりますが、本日午前に中島崇典選手の横浜FCへの期限付き移籍を発表しました。昨季アビスパ福岡より加入、現役時代にともにプレーした布部コーチも「ナカジの左足はすごい」とお墨付きの威力抜群かつ正確なキックでJ1優勝に貢献してくれました。中でも国立での鹿島戦でレアンドロ選手の決勝ゴールのアシストパスに、カシマスタジアムでは1人少ない戦況下で初のボランチとして出場、虎の子の1点を守りきった2試合での活躍で「カシマキラー」として皆さんにも印象深いのではないでしょうか?
 一方、ピッチを離れるとひょうきんなキャラクターでチームを常に盛り上げてくれました。J1優勝報告会に先日の酒井選手のセレモニー、ファン感謝デー...ここでは言えないような一発芸(汗)をやり切る度胸も満点でした。
 新チームの山口素弘監督とは横浜FCで共にプレーした仲、「たぶんモトさんにいじられると思うけど(笑)」その実力を買われての移籍です。新天地でも必ずや活躍することでしょう。ありがとう、そして頑張れナカジ!

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2012年8月 7日

久々のナビスコカップ!

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担当:河原 正明

 明日はJリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝第2戦です。日立台での開催は昨年6月以来となります。チームはガンバ戦に向けてトレーニングを行いました。アウェイでの第1戦を3?1で勝利、決勝トーナメント以降は「アウェイゴール」が適用されます。
 しかしネルシーニョ監督は「あくまでも第1戦の結果。これがアドバンテージになるかどうかは明日90分戦ったあとに判ること。安易に優位だと考えてはいけない」と油断はありません。特に先週末のリーグ戦で2ゴールと復帰後から調子を上げてきているガンバFW レアンドロ選手については「日本で実績を残している選手。プレーの引き出しも多く、スピードとシュートには特に警戒しないといけない」と初戦でもあわや、というシーンもあっただけに注意を促します。
 一方、レイソルではワグネル選手に「レイソルのキング」レアンドロ選手が好調。同じバイーア出身のネット選手が加入したこともあり、すでにいい雰囲気なチームに新たなコンビネーションも期待できます。前節リーグ戦でゴールをあげたジョルジに、前回対戦でキレキレの2ゴール1アシストを決めたニーやんの活躍に明日も期待大です!

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 そしてトップチームの試合前に、先日4日に見事、日本クラブユース選手権で初優勝を果たした柏レイソルU18に、検討したものの惜しくも全日本少年サッカー大会で準優勝となった柏レイソルU12の報告会を行います。18時ごろからとなります。お時間のある方はぜひスタジアムで労いと祝福をしてください!

 そして、すでにお知らせの通り、ナビスコカップで恒例の「ナビスコキッズイレブン 柏レイソルといっしょにファイナルを目指そう!!」が開催されます。スタジアム改修後は初となる芝生エリアでのイベントになります。多くの年齢層の方を対象にしたいベントが行われます。ふるってご参加ください!

 またSNS"Facebook"と連動した新企画「JOIN!CUP UP!キャンペーン」も決勝トーナメントよりスタートしました。前節、アウェイのガンバ戦ではチェックインする方がまだまだ少なかったようです。Facebookのアカウントをお持ちの方で2試合チェックインすると参加権利が発生します。選手と同じカップを掲げられるチャンスです!こちらもぜひご参加ください。
 なお、明日の試合にはJリーグ 特命PR部 女子マネージャーの「あだっちー」こと足立梨花さんも久々に来場、会場を盛り上げてくれます!当日券もありますので、ぜひスタジアムにお越しください!

 最後に今日は福井選手の25歳の誕生日でした。落ち着いた雰囲気とワイルドな風貌から年上に見られがちですが、実はかなりシャイ。サポーターの方から即興のアカペラで「ハッピーバースデー♪」とお祝いされるも笑顔で聞いているだけでした...。まだプロ3年目、ようやく復調してここから出番を増やしてほしいものです。おめでとうフクイ!

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2012年8月 6日

異国の地で

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担当:大重正人

久々の大雨と雷!朝から轟々と降り続ける雷雨に、柏地方のみなさんもビックリされたことでしょう。ただ午後を過ぎると、雲が明けて、夏らしい太陽が降り注いできました。午後4時過ぎからのトレーニングも無事に行われました。新加入のネットバイアーノ選手は、今日からトレーニング初日。ワグネル選手とボールを使ったアップ、そしてレアンドロ選手とのランニングでは、時折笑顔を交えるなど、少しずつ日立台に慣れてくれているでしょうか。

練習後に少し取材をお願いすると「ダイジョブ!」と限られた時間でしたが、快く受けてくれました。「レイソルはとても雰囲気のいいチームですね。ジェフ時代に対戦していいチームだと感じましたが、去年はJリーグを優勝し、今も首位とは勝ち点4差で十分に優勝を狙えるところにいる。別の国からもオファーがありましたが、日本のことが好きだし、また日本でプレーできるチャンスをもらえたので、できる限りの力を出し、結果を残したいです」と意気込みを話してくれました。来日直後ですので、徐々にコンディションを上げ、一日も早い公式戦デビューをめざします!

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日本経済新聞夕刊のスポーツ連載「懸ける魂」の取材。イヤーブックにも執筆いただいている記者の吉田誠一さんから白羽の矢が立ったのは、澤昌克選手でした!レイソルからはネルシーニョ監督、レアンドロ選手、そして以前には北嶋選手と、チームの顔役たちが登場しています。今まで何度かメディアで取り上げられてきた、澤選手の遠く長くサッカーの道のり、吉田さんのインタビューでまた新しい一面、逸話が飛び出すかもしれません。

「言葉も何もわからない土地で、女の子が僕の方を見て笑っている。何を言われているんだろう?悪口かな......最初はそんな不安や疑心暗鬼でいっぱいでした」。日本人でありながら外国人選手でもあった経験で、新しく加入してくる選手の不安な気持ちを理解し、心を解きほぐす術を知っています。ネット選手にとっても、心強い架け橋になってくれるのではないでしょうか。

そして試合後には、ガンバ戦についての取材を受けました。その中で「僕は、仲間が蹴ったボール(苦しくてクリアしたボール)を追いかけるって決めてるんです。自分が追うことで(無意味なクリアボールではなく)意図のある展開にもできるんです。そういうボールを相手に簡単に渡せば、相手がチャンスにつなげる可能性を高めてしまう。それを見過ごさず、やるべきことをやって、自分たちの可能性を少しでも上げたい。そういうちっちゃな積み重ねが、ハットトリックしたガンバ戦の1点目や、セレッソ戦のクドーの2点目につながるんです。まあ、ちょっとでもテレビに映りたいだけなんですけどね」と最後は大いに笑わせてくれましたが、そういう境地や献身的なプレースタイルに達したのは、彼だけが経験した南米や日本復帰後の苦しかった日々があったからこそ。彼の源流をひもとく連載を心待ちにしたいと思います。8月27日から3日連続の連載予定です。

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2012年8月 5日

祝!初制覇に大健闘、そして・・・

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担当:河原 正明

今日はクラブ史上最も数多くのタイトルにせまった日でした。U12、U18が全国少年サッカー大会、そして日本クラブユース選手権の決勝戦に進出しました。

午前9時30分から行われた全国少年サッカー大会決勝、埼玉県代表の新座片山に3−1で敗戦しました。しかし、2年連続決勝進出は立派な成績です。胸を張って柏に帰ってきてください。

そして18時から行われた日本クラブユース選手権決勝、横浜F・マリノスユース戦。我々はトップチームの試合のために午後に新潟入りしていましたが、アウェイながらもフロントスタッフ全員でネット中継を食い入るようにみている様は不思議な感じでした。ネット文化の利便を享受して時間の許す限り見ていましたが、19時過ぎにはトップチームの試合アルビレックス新潟戦もキックオフ。

トップチームは相手のレアンドロ選手への執拗なマークに粘りの守りに手を焼きます。それでもリスタートから大谷選手が「前半唯一仕掛けた場面(ネルシーニョ監督)」で前線にボールを運び、ワグネル選手が難しいゴールを決め先制します
「相手は固く守ってうちのミスを待っている。自分たちで相手の調子を上げさせている」とネルシーニョ監督。ハーフタイムにも「レイソルの力はこんなものではない」と奮起を促します。

後半も「相手に自分たちから仕掛けるも、慌てずにオーガナイズをしていこう」と監督が選手を送り出します。しかし、セットプレーから同点弾を許すも、相手選手が1名退場となり追い風となるかと思いましたが、最後まで追加点を奪えず勝ち点1を分け合いました。残念ながら同点に追いつかれましたが、ここ5試合負けなし絶好調の新潟相手によくしのいだと思います。

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一方、ハーフタイムに喜びの一報が。U18が逆転で勝利、初タイトルを獲得。もちろんトップチームの選手は知る由もなく、我々も選手に伝えることはありませんでした。しかし、試合後にはアカデミー出身の先輩たちから喜びの声が。「いつもシルバーコレクターだったのでようやく返上ですね。嬉しいです」(工藤選手)、大谷選手もツイッターで「ユース出身としては本当にうれしい」、そして新潟の石川直樹選手も「本当ですか?!あのシモさんの下で優勝はスゴイですね!」と後輩たちに祝福のコメントを贈ってくれました。

下平監督の試合後のコメントも届きました。「常に先手を取られる厳しい試合だったが選手たちのがんばりに感謝している。前半にミスから1点先制されたが『後半の45分で1点返そう』と送りだした」。その言葉通りにすぐに同点に追いつきましたがリードを許してしまいます。それでも後半最後に投入されたFW木村選手が大仕事を。アディショナルタイムに逆転弾を決め、そのまま逃げ切りました。
 「今年は4つの目標がある。クラブユース選手権で優勝、プリンスプレミアリーグに昇格すること、天皇杯でトップチームと戦うこと、そしてJユースカップに優勝すること」。まずは第一の目標を果たしました。次の目標である天皇杯出場は11日(土)に行われる準決勝に勝つことが条件です。U12とU18の活躍にトップチームも十分に刺激を受けた一週間でした。

さてすぐに水曜日にはナビスコカップ準々決勝第2戦・ガンバ大阪戦が控えています。今日の試合ではガンバに復帰したレアンドロ選手が2得点と復調傾向にあります。「アドバンテージはあるが先制点が必要。全員が意識して臨みたい(栗澤選手)」。明日は柏に帰りオフ、そして2日間で準決勝進出をかけた戦いに挑みます。今日もご声援ありがとうございました。トップ、アカデミーともに引き続き応援よろしくお願いいたします。

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2012年8月 3日

U18下平監督のクラブユース試合後コメント

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ゲーム前にレイソルらしくボールをつないで主導権を取ろうと話した。
ピッチの状態や気温が下がったこともあり、やっとうちらしいサッカーができた。
立ち上がりから相手のプレッシャーが少なくフリーになる場面が多かったが、あそこまでキレイに点が取れるとは思わなかった。

明日はU12も決勝戦で、本当にすごいこと。両方勝ちたいです。

2012年8月 3日

輝く若き星たち

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担当:大重正人

いよいよ明日、敵地新潟でアルビレックス戦を迎えます。まずは恒例のアウェイバスツアーのビデオ撮影です。

クドー&バラのもとへ
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ハンジンが呼ばれて?
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最後は賑々しくゴローが乱入!!どんなやりとりがあったかは、バスツアー参加者のみなさんだけのお楽しみです?
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5月の試合もそうでしたが、レイソルゆかりの選手たちが多く在籍するチームです。工藤選手は「ムラさん(村上選手)とはいつもアップを組んでいましたよ。イシくん(石川選手)にはよくご飯に連れて行ってもらいましたし」。橋本選手は「ムラさんとは、これまでどちらかが出られなくて、初めての対戦ですね。ヘディングも強いし、対面することも多くなる。いい選手だということもわかってるし、だからこそやられないようにしないと」。

アルビレックスは、この4試合で2勝2分と負けなし。「全員が最後まで頑張れるチーム」と選手たちは口をそろえます。前線には大きくて速い選手がそろっています。茨田選手は「先週は札幌が名古屋に勝ちましたし、順位が上とか下とかは全然関係ありません」とこの1試合1試合にぶつける力、思いはいつもと変わりありません。

ただ明日の試合は、ちょっと特別なものになるかもしれません。新潟戦キックオフから遅れること1時間後の20時から、遠くロンドン、あのマンチェスターユナイテッドのビッグスタジアム、オールドトラフォードで、日本代表がエジプト代表とベスト4を懸けて戦います。この新潟戦のあと、21時10分ごろからビッグスワンでパブリックビューイングされることになりました。
http://www.tohokuden-bigswan.com/detail.php?id=166

レイソルからは大津祐樹、酒井宏樹、アルビレックスからは鈴木大輔、酒井高徳と、クラブゆかりの4選手が出場します。Jリーグの結果次第にはなるでしょうが、久々に「大津祐樹を止めないで?」とか「サ?カイ、サカイ、やってやれ!」の応援歌が聞けるかもしれないし、もしかしたら両サポーターが一緒になって応援するという珍しい光景も見られるかもしれませんね。ただ私たちは、監督会見や試合後の報道対応で試合を見られそうにありません(涙)。その分、スタジアムやテレビで日本代表を大きく後押しいただければと思います。

そして、今日の午後にネット バイアーノ選手が無事来日し、さっそく日立台にあいさつに来てくれました。長い移動でちょっとお疲れの表情でしたが、笑顔で初めましてとあいさつしてくれました。握手すると、やはり力強い大きな手。171cmの私がカメラを構えると、やはり見上げるような187cmの長身でした!週末はしっかり疲れをとり、来週からメディカルチェックなど本格的に活動スタートです。練習場でお見かけしたら、ぜひ歓迎してくださいね?

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そして今、U-18クラブユース選手権準決勝が終わりました。強豪サンフレッチェを上回る圧倒的なボールポゼッションから前半で4ゴール。後半もしっかりゲームを進め、2年ぶりの決勝戦進出を決めました。明日18時、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜F・マリノスユースと、レイソルU-18悲願の初タイトルを懸けての大一番です。今日同様にJFA-TVでのライブ配信もあります。新潟戦へ行けない方は、ぜひ三ツ沢へ参戦をお願いします。

またU-12チームも全日本少年サッカー大会準決勝で6-0と快勝し、こちらも決勝進出です。連覇を懸けて午前9時半から新座片山FCとのファイナル、午前10時30分から日本テレビでの中継もあります!明日もまた、レイソルにとって歴史的な一日になりそうです。朝から目が離せません!!

2012年8月 2日

熱い週末へ

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担当:河原 正明

 明日8月3日(金)、レイソルアカデミーの大事な一戦が日本各地で行われます。まずはアディダスカップ2012・第36回日本クラブユースサッカー選手権大会の準決勝。柏レイソルU18がサンフレッチェ広島ユースと対決します。3年連続でベスト4入りするも、2010年は2位、昨年は3位といずれも東京ヴェルディ(東京V)ユースに敗れたレイソルU18。今大会も予選組み合わせ抽選会の結果、またしてもその東京Vにセレッソ大阪、名古屋グランパスと今年のJクラブユースの強豪ばかりが揃った「死のグループ」に入りました。

 今年は群馬県前橋市で予選リーグと決勝トーナメントが開催されました。ピッチ上の気温はおそらく40度を越えたであろう灼熱の中で戦った3試合。レイソルは1勝1分1敗の成績で、なんと東京Vと得失点差、総得点もすべて同じ。2チームの運命は「抽選」に委ねられました。「セレッソに負けて抽選、となったときはさすがに気分が落ちました」とFWの木村裕選手。「でもシモさん(下平U18監督)なら大丈夫と信じていました」。そして結果は・・・残りくじが「当たり」でレイソルがグループ2位となり予選通過。ライバルは大会を去ることになりました。
 決勝トーナメントでは、アルビレックス新潟、鹿島アントラーズにそれぞれ1?0の辛勝で勝ち上がりました。柏に戻ってきた今日は軽くリカバリートレーニングを行い、明日に備えました。
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 「予選で苦しんだ分だけチームがまとまってきている」と下平監督。準決勝戦については「広島は(ユース年代で最上位の大会である)プレミアリーグ・ウエストで首位のチーム。東京Vと同じく力のあるチーム。すごく良い試合になるだろう。勝てば日本一が見えてくる。もちろん選手の力を信じている」。下平監督にとっても3年連続でのベスト4進出。今年こそ悲願の初タイトルへの思いは強いはずです。

 U19日本代表でもありチームの中心選手でもある秋野央樹選手(DF)。この大会には高校1年生時からメンバー入りしていた数少ない選手。「おととし、去年と自分は試合に出場していたので、悔しい思いはメンバーの中でも一番強い。もう2位や3位はいらないです。今年は絶対に優勝したい」。先輩たち、そして後輩たち、さらには怪我で戦列を離れている仲間の分まで。その言葉には大きな責任感も伴っていました。

 明日の19時から神奈川県三ツ沢陸上競技場でキックオフです。なお16時から準決勝のもう1試合、京都サンガFC.U18対横浜F・マリノスユース戦が行われます。また先着2,000名さまには「ガリガリ君」もプレゼントされるそうです。レイソルサポーターの皆様も時間がありましたらぜひ足をお運びください。
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 U12も全国少年サッカー大会で2次リーグを突破しベスト8入り。明日はベスト4進出をかけて京都紫光FCと対戦、勝ち上がると午後に準決勝となります。こちらも2年連続優勝目指して熱い戦いが続きます!

 トップチームでは新加入選手のお知らせをしました。ネット・バイアーノ選手です。ブラジル・バイーア州のECヴィトーリアからの移籍です。日本でもジェフ千葉でプレー、2010シーズンには日立台でも対戦し、際どいプレーで菅野選手にレッドカードが出された、ということもありました。
 そのネット選手と「ボン・アミーゴだよ」というのはレアンドロ選手。ヴィトーリア時代もコンビを組んでいた二人ですが、再び日本でもハーモニーを奏でてくれることを期待しています。
 明日は午前中に練習を行い、午後には新潟に向かいます。静岡で、横浜で、新潟で。週末はすべてのカテゴリーですばらしい結果となりますように。皆様ご注目ください。

2012年8月 1日

8月!

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担当:大重正人

今日から8月がスタート!幸先のよいニュースが飛び込んできました。全国の大舞台で戦っている若きレイソル戦士たち。まずU-12チームが参加している全日本少年サッカー大会2日目。1次リーグは4チームのリーグ戦、2位以上になれば2次リーグ進出です。昨日は1勝1敗、今日の3試合目に勝ち抜けを懸けましたが、滋賀県代表のFC.SETAを5-0で破り、見事2次リーグ進出を決めました。今度は明日行われる3チームによるリーグ戦で1位になれば、準々決勝進出です。ディフェンディングチャンピオンとして、昨日は敗れたことがニュースになってしまうほどですが、余計な肩の力を抜いて、持てる力を全部出し尽くして、レイソルらしい戦いを期待しています!

そして長男のU-18チーム。こちらはクラブユース選手権の準々決勝で鹿島ユースと対戦しました。35度を超える酷暑での連戦、両軍ともに疲労のピークにあることでしょう。しかし最後の最後、90?3分に吉川選手が決勝ゴールを奪いました。今日も練習を終えた工藤選手をはじめU-18出身の選手たちは、結果が気になって仕方ないようす。「練習が始まるギリギリの90+1分まで携帯で見てたんです!」という直後、劇的な結末を迎えました。「トップの練習に来ていた子たちに、優勝したらごちそうするって約束したんですよ」。そんな微笑ましいやりとりが叶いますように。1日空いて3日の金曜日19時から、三ツ沢陸上競技場で西の雄、サンフレッチェ広島と対戦します。

さあトップチームも負けていられません。夕方になっても灼熱の太陽が注ぐなか、ゲーム形式のトレーニングでした。その後のシュート練習、右サイドからかわるがわるクロスを上げていたのが、この2人。

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那須選手とレアンドロ選手です。試合を重ねるごとにコンビネーションが深まり、酒井選手の移籍を感じさせないほどの質の高いプレーで勝利に貢献しています。大谷選手はこう分析します。「那須さんはまずサカイより守備ができる。それからサカイよりしゃべれる」。しゃべれるとは?という質問に続き「うまく声を出して、前にいるレアンドロを動かして守備をしている。後ろの選手は『声』でうまく守れるんです。それに攻撃でも上がるタイミングがいいですよね」。今日も笑顔を交えて、コミュニケーション。これから夏の戦いも間違いなく頼りになるコンビです。

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しかし対戦相手は、このホットラインを無警戒にするわけはないでしょう。去年も酒井→レアンドロの右サイドをマークされて、この夏場に苦戦することがありました。そんななか、8/6マリノス戦や8/28フロンターレ戦のように、反対側の左サイドが輝いたからこそ、レイソルの初優勝があったと言っても過言ではないでしょう。
8/11FC東京戦のマッチデープログラム取材に登場してもらいました。「ここまでケガが治ったと思ったら、またケガの繰り返しでした。ここに来て、試合に続けて出ていることでだいぶコンディションが上がってきたと感じています」と持ち味のスピードを生かした攻撃参加が目立ってきました。今年のリーグ開幕前に入籍し、元なでしこリーグ選手の奥様の心強い支えもあります。

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「ケガをするとイライラしてしまいがちですけど、(元選手だから)気持ちをわかってくれるし、『オフだけど今日は家で休んだ方がいいんじゃない?』とか『疲れてるだろうからケーキとか甘いものを摂ったほうがいいよ』とか、本当に自分のこと(橋本選手)を第一に考えてくれています」。これから、新潟、ガンバ、FC東京と3連戦。そしてリーグ戦で首位を争う仙台、磐田、名古屋とのリーグ戦も控えています。右だけじゃなく、左も。レイソルのストロングポイントのひとつとして、この夏もワタルの左足に期待をこめたいと思います!